「魔王ゼラビロスよ、あのキモいオッサンのチ〇コ、もぎとってこい! 魔王パリピーニャ、お前は最強だからダンジョン探索に協力してくれ、あと、いったん、オッパイさわらせ――いや、なんでもない!」
「「仰せのままに、マイマスター」」
「あと、ヤクザ
の事務所に殴り込みして金とマジックアイテム盗ってきて! あと、あの偉そうな貴族をぶんなぐれ! それと、闘技場で、バレないように、コソっと協力してくれ! ギャンブルでも手を貸してくれ! それと、あれと、これと、あれも、これも!! ――ああ、くそっ、時間が足りないよ! 5分、短いって! 足りないって! バレないように注意深く、欲望を満たしていくの難しいって! でも、エグいぐらい楽しいぃいい!」
――『女神の結界によって守られた巨大都市』の外は、『魔王の称号を持つ怪物』がうじゃうじゃはびこっている。唯一『人間の生存』が許された巨大都市内部は『激しい階級制度』がはびこる超格差社会。
そんな世界に、何の力もなく転生した元日本人高校生『月光寺(げっこうじ) 時一(ときいち)』は『奴隷(どれい)』として虐げられる日々を送っていた。
ある日、そんな時一の身体に、『記憶をなくした幽霊』が取り憑(つ)く。
『力も記憶も体もなくしているが……どうやら、一日に5分だけ、お前の体を使えるっぽい』
時一の身体を使っている時だけ、その幽霊は、『召喚能力』が使える。
5分間限定だが、『街の外を跋扈(ばっこ)しているあの恐ろしい魔王たち』を、『どこでも召喚することができ、完全にコントロールできる』というチート。
巨大都市は、女神の結界によって守られているため、外敵は絶対に入れないが、幽霊の召喚能力を使えば、この巨大都市内部で暴れさせることも可能。
『時一。お前の役にたってやるから、お前も俺の役にたて。――俺はお前を利用して、なくした全てを取り戻す。お前は俺を利用して成り上がるなりなんなり好きにしろ』
こうして始まる、『地獄に転生した奴隷』と『記憶を亡くした幽霊』の、
痛快クライム成り上がりサスペンス!!
※とことん出世して大団円を向かえるハッピーエンドとなっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 16:33:22
177905文字
会話率:25%
過保護の兄に守られて育った主人公・葉月は高校生になっても彼氏ができない。漫画やドラマ、それでしか恋愛に触れることのできない葉月は重症なメルヘンチック思考の持ち主となってしまっていた。
そんな葉月を面白がり、親友の柚子は妖精にでもお願いすれば
? と、冗談を言う。だが、それを間に受けた葉月は妖精を呼び出すことを決意する。
葉月は妖精を呼び出すことに成功!!
だがしかし、目の前に現れたのは絵本に出てくるような可愛らしい妖精ではなく、おじさんの姿をした見習い妖精・アモールだった。
葉月はそれでも妖精であることには変わりはないと恋のお手伝いをお願いするのだが、アモールが葉月の恋の相手として選んだのは学校一番の不良と噂される恭太。恋の矢の力によって恭太は葉月に好意全開! 今すぐに取り消しをお願いしたのだが、アモールはとんでもない勘違いを発動し、今度は恭太と葉月の兄・理人の中身を入れ替えてしまった。
こうしてダメダメな見習い妖精の少しの(?)ドジから葉月の恋は大きく動き出すのだった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 14:47:56
8249文字
会話率:57%
この世界には23の神器が存在するという。
これらは神話における『剣魔大戦』の最終局面において、剣神と魔神が相打ちの形で滅び、砕け散った欠片が姿を変えたものだと信じられているのであった。
神格一 ・神剣『カリバーン』
神格二 ・
神樹『ユグドラシル』
神格三 ・神機『クロノス』
神格四 ・魔空『ウラヌス』
神格五 ・神火『アグニ』
神格六 ・神剣『フランベルジュ』
神格七 ・神剣『インドラ』
神格八 ・神剣『水姫』
神格九 ・魔剣『血業』
神格十 ・神剣『シャルウル』
神格十一 ・神土『ガイアー』
神格十二 ・神水『ダイダル』
神格十三 ・神雷『ソー』
神格十四 ・疑剣『サナトゥス』
神格十五 ・魔龍『九頭竜布』
神格十六 ・魔竜『ブラッドドラゴン』
神格十七 ・神馬『ザンザス』
神格十八 ・魔珠『鳳玉』
神格十九 ・神風『エルウィン』
神格二十 ・神槍『ゲイボルグ』
神格二十一・神光『アフラ』
神格二十二・神剣『ハルペリア』
神格二十三・神氷『スカージズ』
神格に所有者と認められた者は大いなる加護を受け、超人と化す。
であるがゆえに誰もがその力を求めていた。
しかし、23の神器は帝国が分裂と闘争、統合を繰り返す中で多くが行方知らずとなっている。
これから始まるのは、神格を巡る物語。
あるいは真実と愛を探す、そんな話――
シント少年は【才能】がなかった。居場所をなくし、一人過ごす日々。
シント少年はある時、本を見つける。その本は不思議で、【才能】を持たなくとも、力が使えるものだった。
シント少年はそのうち、おとなたちの思惑で外へ放り出される。追い出されたのでなく、自分から家出をしたのだと、己に言い聞かせた。
シント少年は外が危険でいっぱいであり、【才能】が作り出した格差のある世界を目の当たりにする。
シント少年は自分が持つ術――魔法を活かすため、『冒険者』と呼ばれる稼業を始めた。人の役に立ちたいと思ったからだ。
シント少年はたくさんの夢ができて、大都市に行き、ギルドを作り、仲間たちを集め、事件に挑み、窮地を、そして【神格】をも覆していく。
シント少年は多くの出会いの中で、たくさんの感情を知り、自分がほんとうに欲しいものがわかって、大きな戦いに身を投じるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 13:35:42
743862文字
会話率:47%
舞台は「操言(そうげん)の力」によって万物に干渉できる「操言士」が人々を守り支える国、オリジーア。ごく普通の町娘だった紀更は先天的にしか持てないはずの操言の力をなぜか後天的に宿し、急遽見習い操言士となった。師匠の王黎(ワンリー)と共に修行の
旅に出た紀更は、旅に同行する傭兵のユルゲンにゆっくりと恋をしつつも一人前の操言士になっていく。しかしそんな紀更たちの前に、世界を脅かす謎の組織が現れる。二人の愛が謎の組織に対抗する時、人間と神様の物語にようやく終止符が打たれる――。「17歳少女×28歳傭兵」の年齢差恋愛を軸にしつつ、「旅をしてやがて世界を救う」というRPGっぽいテイストで展開するオリジナルファンタジー恋愛小説(ハッピーエンド)です。戦闘や流血、人が死ぬ描写が予告なくあるのでR15指定しています。全20話(約178万文字)で2026年4月に完結予定(他サイトにも掲載あり)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 09:22:30
949656文字
会話率:49%
【完成投稿型/完結まで毎日 朝・晩2回更新予約済み】
幼い頃から他人の『天命の糸』が見えるリセラは、他人の死期を次々に予言してしまったことで家族から死神と呼ばれ忌み嫌われていた。奴隷のような日々が続く中、ある日、辺境伯から婚約の申し入れが
来る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 08:09:03
18258文字
会話率:51%
『卑しい娘』であるティルテは、庶子であることを理由に家族から虐げられていた。そんなある日、姉の婚約者である筆頭魔術師から余命3ヶ月の宣告を受けてしまう。残された時間で見返してやれと発破をかけられたティルテは……。
最終更新:2024-11-23 21:06:37
8912文字
会話率:51%
【!】ドアマット要素は(あんまり)ないです。
(あらすじ)庶子の為、下僕同然に継母と腹違いの姉から虐げられる伯爵令嬢エムリーゼ。今日も理不尽な暴力に耐える彼女には、ある秘密があった…。
出オチ気味のコメディです。冒頭の警告文とタグをご理解
の上お読み頂けると助かります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-14 20:36:19
14598文字
会話率:58%
身分の格差、陰湿な策略、そして転生者として巻き込まれたくなかったはずの世界で、彼女は気づいていく。
本当に望んでいたのは、ただの“平穏”ではなく“自分の意志で選んだ未来”だったことに。
これは、悪役令嬢でもヒロインでもない令嬢が、
自
分の足で、穏やかに、それでも確かに歩いていく物語。
*カクヨム様でも掲載してます*
*B-novel様でも掲載してます*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 07:40:00
100983文字
会話率:34%
endangered species(絶滅危惧種)。
平和と安寧が約束された格差がなくなった世界で「噂」される地下にあるもの。
人間の世界は「誰か」に管理されているのかもしれない。
(オカルトなホラーではありません)
最終更新:2024-07-30 00:48:13
6702文字
会話率:45%
2055年、国家主導で大阪湾に建設された人工島〈シンフォニア〉が襲撃を受ける。
首謀者は、「アダルトレジスタンス」を名乗る子どもたちだった。
かつて大人たちに虐げられてきた彼らは、武器と未知の技術を手に国家に宣戦布告。
国家も本気で応戦し、
警察・公安・自衛隊が動き出す。
少年少女による武装蜂起 × ディストピアSF。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 06:50:00
181311文字
会話率:28%
エンヴィの家は弟をなにより優先。
わがままで最悪な身内は常に自分で遊ぶために目を爛々と光らせるようなクズ。
折角婚約者として仲良くなったが、弟がそれを壊そうと手をわきわきさせてくる。
そもそも、この婚約も弟を満足させるためのお金を補充するた
めだけのもの。
これからそうやってめちゃくちゃにされると婚約者に相談してみたが、きっと落胆されるのだろうな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 06:00:00
3121文字
会話率:25%
お見合い一回目、お見合い四回目。
全て姉が途中で入ってきて、相手が姉に夢中になって終わり。
全て彼女の手のひらの上。
本性は妹を雑に扱う義理の身内。
あまりにも酷い環境に、最後の一回だと五回目のお見合いに挑む。
相手はまるで芸能人のように容
姿が整っていた。
また姉は勝手にその場に現れて……え?
ナーロッパ世界観。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 06:00:00
6565文字
会話率:23%
双子の片割れは黒い色素で生まれた、呪われた子。
城に幽閉され、孤独に生きてきた。
死にかけて、本来起こされることはなかったはずの防衛本能で元々眠っていた魂が代わりに出てくる。
ブラデアは原因を知っていたので、復讐のために城を飛び出し、なんや
かんやと城も撃破。
王族達に知らされるは数々の醜態。
双子の光姫はその後。
「届けに来たわ」
バルコニーに現れたのは。
朝は柔らかく、夜は恐ろしかったのに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 06:20:00
5517文字
会話率:23%
「跡を継いで生贄になりなさい」
奴隷市で育った少年、エディス。
自活する為に軍に入隊すると、国民の信頼を失って神様への生贄になった王女と自分の顔が瓜二つだと知る。
平穏な暮らしを願うエディスだったが、自分の息子を王にしたい叔母の所業を知っ
て王太子に立候補することを決意した。
負ければ生贄、勝てば国王。
嫌われ者の二世が集まればバッドエンドだって回避できる!? ヒロイック・ファンタジー。
<世界観>
・一度隕石の追突により滅びかけたが、文明を取り戻した地球が舞台
・剣と魔法のファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 06:00:00
198289文字
会話率:49%
※サイトでも公開しています。
◆魔物を討伐する軍の准将を主人公とした話です。
<世界観>
・ヴァンパイアがいたり、狼男の呪いがかかった人がいたりします。
・魔法で戦う人がいれば、剣や銃で戦う人もいます。ファンタジー要素強し。
<雰囲
気>
・基本はシリアス。鬱々しい話が続きますが、たまーにほのぼのとした話も出てきます。
<注意>
※15歳未満の方は閲覧しないで下さい。多少性的描写等があります。
※CPは基本的にはBLです。ですが、稀にNLっぽいシーンも出てきます。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-30 00:58:43
441670文字
会話率:57%
テイスト·アイランド――。
この人工島は、貧困と犯罪が渦巻く無法地帯。
そこに生きる16歳のバニラは、自我が薄く、物乞いとして過ごしていた。
彼の唯一の希望は、謎めいた男装の麗人――ジェラート。
ジェラートは行き場のない少年少女たち
を集め、スラムを浄化し、島を管理するスパイシー・インクに立ち向かっている人物だ。
バニラはジェラートに拾われ、彼女が経営するスイーツ&バー「ホワイト·リキッド」で働くことになる。
何も考えずにジェラートの指示に従い、犯罪に手を染めるバニラ。
しかし、絶え間なく続く困難な状況や予期せぬ出来事の中で、彼の中に徐々に自我が芽生え始める。
果たして、バニラは自らの道を見つけ、島と自分の未来を変えることができるのだろうか?
これは、まともな教育を受けられなかった少年が、様々な出会いや問題を通じて人格を形成していく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 04:38:03
109586文字
会話率:29%
後宮で虐待されていたリュシエンヌは頭を打った衝撃で前世を思い出す。……嘘でしょ?! リュシエンヌ=ラ・ヴェリエといえば、好きだった乙女ゲームの悪役王女の名前である。でも待って、今、わたしって何歳? リュシエンヌの人生初っ端からハードモード過
ぎない? 王族なのに虐げられ続けた幼い王女(意外と気にしてない)とそんな憐れな王女が段々可愛く思えてきちゃう暗殺者(ヤンデレ)が原作十年前から仲良くなっていくお話。※1話は闇鍋にあるものとほぼ同じです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 00:03:28
1992652文字
会話率:27%
性暴力でしか愛を感じないイルと、彼を更生させようとするレイラのお話。
最終更新:2025-07-03 22:30:00
55206文字
会話率:55%
【毎週だいたい火・木・土の更新です】
土地神の力を借りて、地元に降りかかる災厄を予知している巫女の鈴緒(すずお)。
彼女はある日、自分が近い将来とある男性とイチャイチャバカップル化する未来を視てしまった。
その男性こと銀之介(ぎんのすけ)
は兄の友人であり、鈴緒にとって天敵でもあった。
とにかくこの男、威圧感がすごいし小言も多いのだ。
どうにか未来を変えようともがく鈴緒は、無表情小姑な銀之介とのゆるふわ攻防戦を繰り広げる羽目に。
果たして彼女は、割と重めの感情を抱え持っている彼から逃げおおせることが出来るのだろうか。
――たぶん無理ですね、はい。
(ネオページにて商業連載中の作品です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 21:32:17
35430文字
会話率:35%
様々な種族の「人間」が、肩をぶつけ合いながら生きている世界。
そんな世界でとある少女が、両親を一気に失った。彼らから、ダブル不倫&ダブルデートをぶちかまされた挙句に。
両親を失って(経済面で)にっちもさっちもいかなくなった彼女へ、ある男
性がこんな話を持ち掛けた。
「自分の戸籍を使ってください」
つまりは結婚してみないか、ということだった。
婚姻によって生活の保障を約束された彼女は、二つ返事で結婚に応じる。
これは、そんな打算まみれで結婚した少女と、目的がよく見えない異種族の男性の、甘いんだか甘くないんだかな新婚生活コメディである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-13 15:36:32
78624文字
会話率:38%
高校生のルツは森羅が大好き。2人で横浜にいるとき警察に追われ、偶然、1000年後の南アフリカにタイムワープした。そこで、日本人は西暦2200年ごろに突如歴史から消滅したと知る。未来では日本人消滅の謎を究明しようとしていた。ルツは、どさくさに
紛れて1000年前の森羅の闇アプリを処分しようとする。大震災、世界大戦不参加、長寿、経済格差、国債。日本人は世界の最先端を独走して滅んだと分かる。1000年後は遺伝子操作によって生まれた人間が大半。世界の大部分に国境はない。能力差から生まれる経済格差が深刻となり、貨幣経済はすでに無い。ルツは、美しくなく雑然とした横浜を恋しく思いながら、森羅のそばを選ぶ。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-03 20:58:04
118734文字
会話率:56%
王国史上最年少で近衛騎士団副団長に就任していたレンドルフ・クロヴァス。
辺境伯の三男で、剣の才能も体格にも恵まれ、王太子の覚えもめでたいというまさに順風満帆を絵に描いたような人物。その彼が、理由も分からず近衛騎士団を解任される事態に巻き込
まれてから、少しずつ彼の周辺も彼自身も変化して行く。
強引に取らされた休暇中に、たまたま困っていたところを助けたユリと名乗る薬師見習いの女性と知り合ってから、レンドルフの狭かった世界が広がって行く。ユリと薬草採取をしたり、冒険者達と共に魔獣討伐に出掛けたり、騎士以外の世界の楽しさを知る。
大柄な体格故に女性に遠巻きにされていたレンドルフに、臆せず接するユリ。
厄介な男性ばかりに絡まれてきたユリに、紳士的な距離感で接するレンドルフ。
お互い過去や身分を隠しながらも少しずつ距離を縮めて親しくなって行く。恵まれていると周囲には思われながらも内側に色々抱えた二人が、それぞれ救い、救われながら手を取り合う物語。
世界観として、同性婚や異類婚なども普通に存在しているので、メインではありませんが脇役でそういった話題も出て来ることもあります。脇役に異世界転生している登場人物あり。
物語はゆったりのんびり進んで行く予定。過去に書いたシリーズで登場した人物も話に絡んで来たり、名前だけ出て来たりします。単独で分かるようにしているつもりです。
5/20
更新を 火、木、土、日曜 の週4回 20時 に変更します。よろしくお願いします。
内容の修正、変更等ありましたら活動報告にてお知らせ致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 20:00:00
3769645文字
会話率:57%
食べることが大好きなまんまる聖女と、心優しい大盾の騎士とのほのぼの恋愛譚。【全7話・最終話まで毎日19時更新】
ちょっと不穏もありますが、ハッピーエンドです。ものすごく薄ーいざまぁもあり。
現在連載中の「縁遠い護衛騎士と悪縁寄せ令嬢の幸
運なご縁」の元祖プロットを少し変更して別のお話で生まれ変わりました。ゆるゆる設定ファンタジーですので、気楽にお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 19:00:00
32989文字
会話率:48%
栄華を極めた砂漠の大国が滅びるとき、「最後の女神」と呼ばれる異能を授かった女性の神託が告げられる。
反乱軍の先鋒に立つジュリアス第三王子と、かつての婚約者であった最後の女王ライラ。
彼らの「最後の女神」を救う為の思惑が動き出す。
も
ともと中編予定のものを削りに削って短編にしたものです。結果的に恋愛パートが激しく削られてうっすい要素になってしまいました。
世界観が共通のシリーズには入っていますが、単体でも読める内容です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-16 15:00:00
7989文字
会話率:62%
蒼は小さな箱を運ぶ仕事をしていた。仕事のことは誰にも言うなと言われたから、きっとよくない仕事に違いない。そう思っていたけど、お金がないからやるしかない。ところがその仕事のせいで怖い人たちがいる事務所に連れて行かれてしまった。きっと風俗店で働
かされるか臓器売買で売られるに違いない。そう覚悟した蒼だったが、なぜか怖い顔をした藤也という男に引き取られることになった。
てっきりどこかに売られるとばかり思っていた蒼だったが、なぜか藤也はここにいろと言う。それどころか掃除や洗濯などいろんなことを教えてくれる。不思議に思いながらも、少しずつ藤也の役に立ちたいと思うようになる蒼。そんな穏やかな日常を送り始めたある日、箱を運ぶ仕事を紹介した男を見かける。藤也が探していた男だと気づいた蒼は、居場所を突き止めようと男を追いかけるが逆に捕まってしまい……。不憫な青年が強面の男に拾われて溺愛されていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 18:43:21
107404文字
会話率:51%
主国アンダリアズ王国に人質としてやって来た隷属国タータイヤ王国のメイリヤ姫は、王族らしからぬ貧相な見た目と人形のように何事にも反応しない奇妙な姫だった。王の前にいるものの、名前を名乗っただけで後は棒のように突っ立っている。
広間に集まっ
た貴族たちは侮られたに違いないと憤慨し、兵を出すべきだと騒ぎ始めた。ところが末王子のミティアスは「予定どおり姫は僕の伴侶でかまいませんか?」と口にする。ミティアスがそう言ったのは、ベールに隠れた姫の瞳が世にも珍しい左が紫色で右が淡い碧色だったからだ。
最初は珍しい瞳にしか興味がなかったミティアスだったが、次第に生き人形のような姫に惹かれ始める。そして姫の秘密を知り……。初恋を知らない恋多き末王子と、姫として嫁いできた心を閉ざした王子の恋のお話。※他サイトにも掲載
[苦労知らずの末王子×隷属国の人質王子 / BL]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 10:00:00
92039文字
会話率:39%
「お前の聖女の力は偽物だった。エリン・アズナヴェールは【幻光の樹海】へ追放する!」
妹に居場所を奪われ、追放されたエリン。
彼女は追放先の【幻光の樹海】で、不思議な魔法使い・クラトスと出会う。
人嫌いを自称する彼は、エリンに冷たい態度をと
るが、一方で幻獣には優しかった。
エリンは傷付いた幻獣を、聖女による力で治療する。すると、冷たかったクラトスの態度が氷解してきて――。
エリンはクラトスや彼の仲間たちと共に、幻獣の保護活動を始める。
そして、エリンには治癒能力の他に、不思議な力があった。
エリンが追放されたのも、その不思議な力に秘密があるらしく……?
聖女の力で傷付いた幻獣を癒し、もふもふに懐かれる――!
人嫌いのツンツン魔法使いからいつの間にか大切にされている(?)、もふもふ&ツンデレ&ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 18:26:41
177333文字
会話率:34%
魔王を討ち、世界を救った――そのはずだった。
異世界で英雄と称えられた勇者アルムと仲間たちは、戦いの終焉と共に元の世界へと帰還。
だが待っていたのは、栄光の報酬ではなく、社会という名の巨大な迷宮だった。
コンビニの深夜バイトで叱られる元
勇者。
資格試験に落ち続ける元賢者。
腰痛に悩む日雇い労働者となった元戦士。
医療資格の壁に阻まれる元僧侶。
年金は未加入、職歴は「ボランティア活動」扱い。
異世界での功績は、この国では「何の価値もない」と言い渡される。
しかし、かつての敵――魔王軍の元幹部たちは、それぞれ社会保険労務士や税理士、人事部長へと転職し、社会制度という“魔王以上の強敵”に順応していた。
「真に強いのは、制度を理解した者だ。」
希望を失いかけた英雄たちは今、再び立ち上がる。
次に彼らが戦うのは、年金制度、雇用格差、そして社会の構造そのもの。
“英雄”とは、社会の不条理と戦い、人々に希望を灯す者である――
魔王を倒した英雄たちの、その後の人生を描く異色の社会派ファンタジー、ここに開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 18:00:00
25572文字
会話率:52%
生まれつき足が動かず、病室で一生を終えた少女ティナ。
「一度でいいから、自分の足で走ってみたかった」
その願いを胸に目を閉じたはずが、
次に目を覚ました場所は、見たことのない街だった。
そこは、人間に似た “耳としっぽ” を持つ不思議
な種族
《センティエンツ》たちが暮らす世界。
高層都市がそびえ、みんなが個性を活かして走り抜けるスポーツ《ワイルドラン》が大人気!
ティナは灰色の毛並みを持つ少女として転生し、
初めて「自分の足」で走ることができるようになった。
けれどこの世界はただ楽しいだけじゃない。
下層に捨てられた子どもたち
閉ざされた上層との格差
そして「自分は何者なのか」を問いかけてくる謎の黒猫
これは、 “走る” ことを夢見た少女が、
もう一度、生きなおす物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 09:22:37
9968文字
会話率:19%
侯爵令嬢のリゼットは、妹に聖女の力と婚約者を奪われ、更には身に覚えのない罪で身分も奪われダンジョンに捨てられる。
事実上の死刑宣告だったが初期スキル【貴族の血脈】で獲得スキルポイントが3倍になり、スキル【全体攻撃魔法】と【先制行動】でソ
ロでさくさくとダンジョンを攻略していく。
そんなリゼットの前に立ちはだかったのは食料問題。
「……モンスターって食べられるのかしら?……――な、な、なんておいしいの! よし、私はダンジョンの恵みをおいしくいただくことにしますわ!」
モンスター料理の効果もあって探索は絶好調。リゼットは出会う冒険者たちにモンスター料理を振る舞いながら、ダンジョン生活をエンジョイする。
一方そのころ聖女になった妹は、力の謎の弱体化に苦しんでいた。
【最終話まで執筆済】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 07:04:45
530549文字
会話率:43%
侯爵令嬢であるセシリアは、婚約者レオナルドが実の妹エリカと抱き合っている姿を目撃してしまう。
「お姉様、本当に申し訳ありません……わたし、レオナルド様と愛し合ってしまいましたの。真実の愛で結ばれたのです」
エリカは微笑んで言う。
「だ
からね、お姉様。醜い第三王子との政略結婚は、どうかお姉さまが引き受けてください。姉妹のどちらが相手かだなんて、誰も気にしないでしょうから」
「ええ、わかったわ」
エリカの元へ王家から来ていた結婚の打診は、呪いのせいで醜いとの噂の第三王子ダリウスとのものだった。
――セシリアはすべて受け入れ、婚約式に挑む。ダリウスがたとえどんな姿でも愛する覚悟を決めて。
(わたくし、美醜の基準がおかしいのかしら……?)
婚約式の日、そこにいたのは予想を裏切る美しい王子だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-27 19:07:49
7262文字
会話率:43%