栄華を極めた砂漠の大国が滅びるとき、「最後の女神」と呼ばれる異能を授かった女性の神託が告げられる。
反乱軍の先鋒に立つジュリアス第三王子と、かつての婚約者であった最後の女王ライラ。
彼らの「最後の女神」を救う為の思惑が動き出す。
も
ともと中編予定のものを削りに削って短編にしたものです。結果的に恋愛パートが激しく削られてうっすい要素になってしまいました。
世界観が共通のシリーズには入っていますが、単体でも読める内容です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-16 15:00:00
7989文字
会話率:62%
物心ついた頃から色が見分けられない高校1年生の糸巻彩葉は、その影響が無さそうな音楽科でフルートを専攻している。2年に進級間近の3月、雪が積もった横断歩道で足を滑らせた彩葉は、東京から来た音大生・貝原朱雀に助け起こされる。外見も言葉も軽い朱雀
にうんざり気味の彩葉だったが、学校での副科・ピアノ実習に朱雀が講師として現れる。
朱雀は彩葉の中学時代からの親友で同じ高校の看護科に通う高倉翠と「彩葉に色を見せたい」と意気投合、「音の色」を教え始め、期末演奏会では声楽で彩葉の伴奏をしたいと申し出る。最初は反発していた彩葉だが、朱雀の才能と気持ちを認め、練習を重ねる。しかし朱雀の持病を見抜いた翠が演奏に反対し、彩葉と気まずくなる。
その期末演奏会で、翠の予想通り、朱雀にアクシデントが発生し、同時に彩葉は赤色を認識できるようになる。しかしそれを朱雀に告げられないまま、朱雀は東京へ去り、代わりの講師として朱雀の姉・瑠璃がやって来る。
瑠璃は彩葉の色覚状態を見抜き、やがて彩葉が思い込む色覚障害の「先天性」に疑問を抱く。瑠璃は朱雀に作曲を勧め、彩葉の色覚復活を目論むが、それによって彩葉と翠を巻き込んだ予想外の家族の関係が暴露された。
朱雀が作り上げた「彩葉主題」は効果があるのか。そして瑠璃が思い描く家族のためのポリフォニーを彩葉は演奏できるのか。北都・金沢で、J.Sバッハの調べに隠された思いを汲みながら進んでゆく、音楽とハートの物語です。彩葉と瑠璃が奏でる七つの音色を感じて頂けたら幸いです。
なお、本編はエブリスタサイトにて先行公開しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-18 08:00:00
92176文字
会話率:68%
「あなたをペアで、あの惑星にご招待しましょう」
ある日の下校途中で突然出会った少女、真理からそう言われて一枚のチケットを手渡された中学二年生の少女、咲川章子はそれから一週間が経った現在、大気圏の中を落下していた。
そこは真理と出会った
同じ日に、地球の公転軌道上の内側で突如として出現した謎の巨大惑星「転星」の上空だった。
一週間前、地球で巻き起こった謎の世界同時発生皆既日蝕と、その後の空に突然、現われた未曾有の巨大惑星。
そして人類だけがいなくなった本当の地球と、その反対側の位置に人類以外の全ての地球的性質をコピーし、人類だけが本当の地球からそちらへ転移させられて造り上げられたもう一つの地球、反地球とでも呼ぶべき自分たち「七番目の人類」が住む第二番目の地球型惑星。
さらに明かされる太古より仕組まれていたという現代人類への進化と、超巨大地球型惑星に集められたとされる過去に地球で栄えていた六つの古代世界の存在。
神が二つ目の地球の傍に用意した古くも新しい広大で壮大な舞台の中で、招かれた少年少女たちは、この現実世界に隠された思いもかけない真実を見つけだす旅を始めることになるのだった…。
※この科学はフィクションです※
この物語はフィクションです。
この物語中に記述される全ての数理、法則、現象、事柄、存在などは全て完全にフィクション、虚構、架空であり、
現実世界に実在する全ての法則、全ての現象、全ての事実、全ての存在とは完全に無関係であり、完全に一切、関係はございません。
☆この物語は途中である第三章までを一先ずの連載を終了する目標、区切としております。
(注意一.この物語は同作者が途中で挫折してしまった「神の創りし新世界より A」と「神の創りし新世界より B」のストーリー展開を足して二で割ったような展開内容にする予定を更に挫折したものを更々に再度挑戦してみました。
注意二.0話より以前の物語は、概ねもう一つの挫折作品である「神の創りし新世界より C」の物語展開と「神創 A」の第一部の部分に近い感じになります。この部分を「地球転星」で新たに投稿する予定は今の所ありません)
◇キーワードにあるFS小説のFSとはファンタジーサイエンス、またはフィクションサイエンスの略です。
「カクヨム」様でも「仮刹」名義で、同じ内容を第二章まで投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-31 18:00:00
915908文字
会話率:12%
幽霊をまったく信じない少年、ナオが深夜の美術室で出会ったのは、まぎれもなく本物の、少女の霊だった。
その少女の霊から、あるお願いをされる。
『ねえ、私たちの絵を描いてくれない?』
ナオが巻き込まれたのは偶然か必然か。
そうしてこの霊に関わ
っていくうちに、ナオは絵に隠された秘密と、その絵に込められた思いを知っていくことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-28 00:48:14
4826文字
会話率:37%
日常の会話。ありふれた会話。何のオチもない会話。
でも、隠された思いの会話。
最終更新:2017-08-30 22:23:35
520文字
会話率:100%
暗殺者の孫とは知らずに生きてきた高校2年生の朔間 月(さくま るな)と恋人の白城 璃生(しらぎ りお)。
2人が住む世界は普通ではなかった。
暗殺者として目覚める月。
暗殺者に狙われる璃生。
お互いの思いが交差しかけた時、赤い月の秘密、そし
て、璃生の隠された思いを知る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-09 16:24:14
2385文字
会話率:20%
都会と田舎を結ぶ一本のローカル線。この沿線に、都会でも評判の良いコーヒーや紅茶、クッキーを作っている修道院がある。
由緒あるこの修道院がそうした茶菓を作り出す様になったのは、まだほんの10年程前なのだが、修道院の最寄り駅に喫茶室が出来てから
、その評判はあっと言う間に広がり、この駅にわざわざ茶菓を求めて訪れる客も出てきた。
しかしこの修道院が、かつて悪名高い場所であった事も、まだ人々の記憶には古くはない。主人公はこの修道院の駅に、木陰の向こうに隠された思い出を探しに来ているのだが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-30 01:34:21
11147文字
会話率:26%
――初めて彼岸花の咲いたその日、鬼が死んだ。
公園にいて、幼い頃よく遊んでもらっていた「鬼」が死んだと聞いたユカ。ショックを受けながらも、ユカは彼岸花を手に鬼の居た公園に行く。
そこでユカは、二人の少女と出会い、鬼の隠された思いを知る。
大
昔、「作家でごはん!」や「FC2小説」に別名で投稿していたものを改稿しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-09 17:14:33
3671文字
会話率:33%
とある有名画家のアシスタントをしている主人公。ある日、先生が特別な一枚の絵を見せてくれた。その絵に隠された思い出とは……。
最終更新:2007-05-11 02:48:39
2973文字
会話率:58%