ここはムラミック星、人が暮らしあまり地球と変わらない星である。
ミニック村で暮らしていたハルマとレイナ。
ひょんな事で街へと向かおうとしていたのだが向かう途中で光る物を見つけた。
その方角の方へと行くとそこはもう誰も住んでいない廃村だ
った。
そこでハルマはその光る何かを探しそして見つけた。
それは地面に埋められた金属の何か。
ハルマは興味津々、レイナは呆れながらも掘り進めた。
そして見つけた………ロボだ。
2人の運命はロボによって変わっていく。
これはひょんな事から見つけてしまったロボと2人の運命のお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 08:08:18
7389文字
会話率:46%
CE2118年 月面の天文観測施設 [ 嫦娥天眼 ] において、はちぶんぎ座 方角より太陽系に接近する恒星間天体 [ 8I/2118 OH ] が発見される。
その後実施された S-VLBI観測によって判明した その天体の形象実体は、直
径4.1km、延長3.95光年(37.4兆km) の 極超長柱状剛体 という 現状科学では説明が不可能な超常的物体であった。
ウーシア(Oυσία) と名付けられたその天体は、物理学的にあり得ない恣意的な軌道を描き、しかし 明確に「地球」に向かい進行していた。
膨大な観測データを基に 人工知性「伏犧( Fuxi )」が出した予智推計は、3,120日後の地球到達と南極点付近への超遅速衝突、それにより引き起こされる 地殻崩壊 と上部マントル層の地表露出。
そして 最終的には、人類を含めた既存生物種の99.78%の死滅 であった。
日常社会の 世界規模での崩壊に直結する これらの情報は、巧妙に歪められ、膨大なフェイク情報と混在する形で 計画的に 公表-拡散され、かろうじて 世界の 平穏な日常を保っていた。
この 明確な意図に基づく 状況歪曲の陰謀の裏で、意図を計りかねる 不可解な状況が 密かに進行していた。
・ 2031年に その存在が正式に認証され「 オブザーバー (観測者) 」との名称で分類されている 不可触飛翔体 との接近遭遇事例の急増。
・ 国際機関により 1920年代より監視が続けられている 特異人類「永存者」の目撃地域の極端な広域化。
・都市伝説と云われていた 幻の拡張空間ゲーム「 匿神回生 ( Reclaim Deity ) 」データによる 空間情報汚染の拡散と、データ接触者の 不可解な死亡・失踪事件の多発。
・ 思想観念体系の違いにより、今まで一切 関係性を持つことが無かった 四つの 信仰系 ”有意超常技能保有” 組織による 不可解な共同プロジェクトの胎動。
( その裏で動く “ホルダ” と呼ばれる 謎の人物 )折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 12:02:17
3493文字
会話率:22%
「貴方が、私を私と認識していないこと。それに毎日、我慢をしていた私の気持ちがわかりますか?」
各方角、東西南北の巫女が世界の生命力・霊力と対話することによって世界の均衡を保っている、こことは違う異世界。現東の巫女・ニケの弟子の幼い少女・シ
ノと、東を治めニケと契約している代々続く名門のイースト家の三男坊・レオンは腐れ縁だった。初恋の美女・ニケを目当てに巫女の勤め先に通うレオンと、それが気に喰わないシノ。そして、シノに親のような愛情を注ぐニケ。そんな穏やかな日常は、ニケの死によって瓦解する。兄のように、一人残されたシノを一人にはしないと誓うレオンだったが、時の流れは二人の関係性の不変を許さなかった――! 純愛ラブストーリー!
pixivにも投稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-16 21:50:36
22640文字
会話率:48%
春から京大生の蓮は、アルバイト先のゴミ捨て場で1匹のハムスターを拾う。それはアンビエント国が日本に送り込んだスパイのハムーニャだった。昔飼っていたハムスターが懐かしくなった蓮は面倒を見ることに。ハムーニャは京大の研究室で潜入調査をしていたが
ある日、自国の陰謀を知り、自分が洗脳されていたことに気づく。衝撃を受けたハムーニャは蓮の元を去り、鴨川で身投げしてしまう。何者かに助けられたハムーニャが行き着いた寺では、京都の守り神たちが茶会をしていた。彼らは不安げに話すのだった。この頃京都に不穏な空気が漂っており、北の方角から魔物が入り込んだと。ハムーニャは魔物を倒すべく守り神の仕事を任されることになったが...
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 23:47:10
28271文字
会話率:24%
日本に1匹のスパイが送り込まれた。彼の名はハムタコスキー。アンビエント連邦が開発に成功した国家のスパイ動物だ。
ひょんなことで京都にやって来たハムタコスキーは京大で実験動物と間違えられ、捕えられてしまう。何とか命拾いしたものの、理性と知性
を持ったハムタコスキーは自分も人間の都合で改造された動物であることを悟り、生きる気力を失なっていた。
ちょうどその頃、千年の都、京都に異様な邪気が流れ込む。事の発端は京都の守護神である北の玄武の逃亡。護り神のいなくなった北の方角から魔物が入り込んだのだ。コロモダコという魔物は人間の自尊心を吸い尽くして生きのびていた。それゆえに京都の人々の自尊心は少しずつ枯れ始めていく。やがて京都の地下水は枯れ果て、高瀬川の水は濁り、鴨川に花は咲かなくなった。
ハムタコスキーもまた自尊心を失い、鴨川に身投げするが、一羽のカモに救われる。カモは大徳寺、而今庵にハムタコスキーを連れて行き、和尚様に匿ってもらうよう頼む。そこにいたのは京都の守護神、四神と呼ばれる霊獣たち。完璧な神のイメージとは裏腹に、神たちはどこか抜けていて、おっとりのんびりしている。だが、数ヶ月前、北の神である玄武が仲間割れし、行方をくらましたという。事の始まりは青龍がメルカリで誤って出品したお寺の宝、井戸茶碗。これは古くから呪いの井戸茶碗とも言われ、所有した者は皆呪われてきた。そのため個人が所有できないようお寺で保管されていた。玄武はこの茶碗の流出に激怒して出ていったという。玄武の捜索は難航。一刻も早く代わりを見つけ、邪気を退治する必要があると判断した和尚様は、ハムタコスキーに北の神の仕事を任せた。
果たして、よそ者ハムに京都の街を救うことは出来るのか。呪われた井戸茶碗を取り戻すことはできるのか。玄武は戻ってくるのか。神の代理を務めようと奮闘する脱スパイハムの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-24 16:47:05
24142文字
会話率:33%
岩と砂ばかりが彼の瞳に映る。荒廃した世界を彼は一人で歩き続けていた。戦争と環境破壊の末に人類が滅びた……などと彼は思いたくなかった。だから探し続けている。仲間を、亡骸ではなく生きた人間を。まったく手がかりないわけではなかった。吹き荒れる砂
嵐から逃れ、入ったビルの残骸。そこの壁に文字が書かれていたのだ。
『我々はここを離れ、カデシュという町を――』
「『コランという町を目指すことにする。まだ緑が残っていると噂だ。方角は西。座標は』……か」
彼はそう呟いた。カデシュという寂れた町(もっとも、そのほとんどが残骸だが)にたどり着いた彼は、まだ形を保っている家を何軒か調べた。そのうちの一軒で、壁に『コランという町を目指すことにする』と書かれているのを見つけた。
あの瓦礫の地からここへ移り住んだ人々は、また移動したらしい。名もなき瓦礫の地からカデシュへ。そして今度はコランへ。
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最終更新:2024-08-04 11:00:00
2204文字
会話率:44%
ある日、鎌倉に友達と来ていた辻堂和音(つじどうわおん)。
そんな中、鶴岡八幡宮の方角から光が出ていた。
体が光のある方へ向かい、光の中に飛び込むと...
なんと、1335年の鎌倉に転移していた!
未来の知識を使って、足利直義公の力になるべく
奮闘している和音の物語。
ぜひ最終回まで見ていってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 20:41:32
6226文字
会話率:41%
ユーラシア。
かつて、そんなふうに呼ばれていた広大な大陸があったことを、人々は掘り出した遺跡から知った。
そこに棲んでいた者達が強大な騎馬軍団を持ち、広大な大陸をあまねく征服し、支配したことも知った。
だが、いつしか彼らが消え去り、
悠久の時が流れた。
人々は、彼らの先祖たちが「ヨーロッパ」と呼ばれる土地に現れ、そこに棲み始め、天のあまねく星々にまで舟を出せるほどの高度な技を持っていたことも、知った。
だが、ある日、天地が鳴き、震え、太陽がそれまでとは別の方角から上り、それまでとは別の方角に沈むようになり、強大な力を持ちながらいつしか消え去ったいにしえの騎馬軍団のように、多くの先祖たちとその技もまた、滅び去ったことも、知った。
今、先祖たちの故郷の土地は、はるか北の、冷たい雪と厚い氷に閉ざされてしまったのも、知った。
酷寒の故郷から逃れた、わずかな先祖たちが、馬や羊を追ってこの草原の地に移り住んだことも知ったし、先祖たちがその草原の七つの丘のある地に自分たちの国を作ったことも、それから千年近い時が流れたことも、知った。
人々は、帝国を作った。周辺のまつろわぬ国や民と対峙し、日々戦っていた。
そんな帝国に、ある日、軍神の娘が舞い降りた。
娘の任務はただ一つ。それは、帝国に仇なす者を葬ることだった。
ノベルアッププラス、アルファポリスにてシリーズ連載中。すでに完結した第一作目を大幅に改変してお届けします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 19:10:00
184036文字
会話率:36%
御伽噺は囁かれる。
村の外れにある、沼の上に連なる、顔より大きな蓮の橋。その線の先に続く針葉樹が空を覆う森の一本道。
なだらかな山から流れる幅の小さな川底まで透き通るせせらぎに沿って、木々が幾重にも重なって、射す光さえ通さない薄暗い、ぐね
ぐねと弧を描き、向かう方角を惑わすその道の先には、底の見えない黒く深い穴があるのさ。
その穴をどうにか下った先、色とりどりの鍾乳洞の洞窟をも超えて、歩き続けた森の奥の奥。
そびえ立つ、青々とした蔦(つた)が絡まるよう張り付く大木の下、底まで透き通った青い湖の中心に、魔女が住んでいたその城はそこあるんだ。
誰も住んでいないはずの城は、今でも綺麗で。
苔一つ無いままに光を帯びて、どんな王都の城と比べてもそれでもなおに美しい。
……ならば何故、誰もが羨む古城を使う人間がいないのか?
実は一度だけ、身ばかり綺麗に装飾した、いけ好かない貴族様が件(くだん)の城の噂を聞きつけて。我が物にせんと後ろにぞろぞろ家来を引き連れ、魔女の話を語る村長の話も聞かずに意気揚々とその道を辿っていった。
一日経ち、二日経ち。
歩いて半日もかかる訳がない程度の距離のはずなのに、城へと行くことを止めた村長の元に貴族は帰って来ない。
気になった村長が幾人と共に見に行った城は記憶に変わらずに綺麗なまま、静かな湖畔の上に佇(たたず)んでいたんだ。大きな扉は閉じたままに。
…城は入ることは出来るのかもしれない。
けれど、入ったら二度と出ることは出来ないのさ。
ずっと、永遠にお城の中で。
――――どうなるのかは、お楽しみ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 22:30:55
68630文字
会話率:38%
第1話「レイアスギアス。」
レイアスギアス、5つの大陸があり、レオンハルト大陸、ロンドベルク大陸、ラーカイム大陸、アナハイム大陸、ベリエル大陸、其々の大陸には、レオンハルト一族、ロンドベルク一族、ラーカイム一族、アナハイム一族、ベリエル一族
が、住んで、守っていた、レオンハルト大陸は、山と海に囲まれた、とても綺麗な場所で、レオンハルト大陸の海で獲れる魚は、とても美味しいて、とても美味しい魚は、世界各地で食べられている、季節は、春、夏、秋、冬で、年中、とても過ごしやすい気候だ。
ロンドベルクは、レオンハルト大陸の、北の方角にあり、広い山に囲まれた大陸で、年中、季節は冬で、とても寒くて、とても過酷な環境の中、沢山の人達が住んでいる。
ラーカイム大陸は、レオンハルト大陸から、西の方角にあり、夏になると、とても暑くて、1部の大陸は、広い砂漠が広がっていて、砂漠が余りにも広い為、1度、砂漠に足を踏み入れると、2度と帰って来れないと言われていて、ラーカイム大陸に住んでいる、沢山の人達は、とても恐れていた。
アナハイム大陸は、レオンハルト大陸から、東の方角にあり、とても綺麗な、沢山の、紅葉の木と、海に囲まれた大陸だ、とても綺麗な紅葉の木を見に、世界各地から、沢山の人達が、毎日の様に、足を運んで来ていた。
ベリエル大陸は、レオンハルト大陸から、南東の方角にあり、広い山と、広い森に囲まれた大陸で、1部の大陸は、黒い霧に覆われていて、黒い霧に覆われている、大陸に、1度、足を踏み入れると、生きて戻って帰れないと、言われていて、ベリエル大陸に、沢山住んでいる人達からも、世界各地に住んでいる、沢山の人達に、とても恐れられていた。
そして、5つの一族は、お互い長い間、戦争して、争っていたが、戦争は終わり、お互い助け合っていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 12:24:15
96156文字
会話率:31%
女子学生の鈴木優美は沿岸道路を北に向かって愛車のカローラで一人旅。だが、道の駅で同席してきたバイクでやはり一人旅の男子学生が、目指す方角が同じだから一生に走ろうと提案。最初はうざいと思っていたけれど、彼はフェリーで海を渡るという。彼とつるん
で走っているうちに、いつしか旅の道連れになっていた。
(この作品は「カクヨム」にも投稿しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 20:00:00
21100文字
会話率:41%
第一幕
刀根田村。
古来より。独自の神、八千矛神(やちほこのかみ)を祀るその村は、毎年神事に供物を捧げていた。
だが、十年に一度。
八千矛神に生きた贄を捧げていた。
そして今年、選ばれたのは『椿』という名の妙齢の女。
咲いたばかりの百合
の花の様に美しく、今にも散ってしまいそうなまでに儚げだ。目線は虚で視線は定まらない。
されど、椿は己が生贄の花嫁である事を知っていても尚、逃げる意思はなく、手を引かれるままに歩く。
その先にあるのは、八千矛神がいるとされる大きな蔵。
椿は七日、そこで花嫁としての勤めを果たす事になる。
日の光も届かぬ蔵の中にいる、神の花嫁として。
蔵の中。蠢く暗闇の存在と出会う――
第二幕
蔵から出た二人は、互いに人とは違う存在でありながらも、決して手放せない存在に寄り添って生きる。
春。
とある宿場町。
そこは山桜が有名で、特に丘の上から見る水鏡に映った山桜が絶景と有名だった。
二人もまた、その名所へと足を運んでいた。
だが、絶景と言われた山は枯れ野の様相。
何が起こったかは知らないが、旅籠で椿は山の方角を眺めるだけ。
そんな時、椿はしとしとした声を聴く。
今も、椿の耳は不可思議な声を拾うままだ。
その声に気取られて耳をすまそうとするも、朧が阻害する。
同調しすぎてはいけない。
二人は早々に街を出ようとするも、想いもよらぬ人物に足止めを喰らう。
春を嘆く女。その正体とは――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-19 20:48:36
90990文字
会話率:31%
あらすじ
関羽「我が軍は停滞の危機に瀕しております。」
劉備「それはどういことかな?五虎将がうちにはいるじゃあないか。」
関羽「私は欲しい魏の武将も、呉の武将も、なりよりあの呂布が欲しい!五虎将軍ではなくてカラフルパーティがしたんじゃ
あ!」
関羽はそう言い残すと、意味ありげに髭を撫でながら、荒野に騎馬に乗って去っていった。
劉備「これはいったい、我が軍では物足りぬというのか・・・。」
劉備は蜀を統合して、何不都合なく進んでいたこの歴史を初めて憂うことになった。
――――――――――――――――――――――――
「それは、いつものことでございます。」
そう口火を切ったのは我が軍の軍師、諸葛亮だった。
「関羽はこの安定しすぎた蜀に疑問を持っておられる。魏も呉もこの世で安定しすぎていて、呂布については新たな国を建国する文武兼備なところがございます。」
新たな世の在り方を鋭く捉える諸葛亮。
「それに対抗したいというのが関羽のいい分でしょう。」
劉備「なるほど、全くわからん。」
劉備は長いようで短い髭をを撫でながら、ほんとうにわからない素ぶりをみせた。
劉備「三国安定のこの世に、新たな国王・・・。これは今まで安泰だったこの世界に火種を蒔くということなのだろうか、、」
諸葛亮「そういうことでございます。薫卓死後、その恩寵を賜った呂布はこの安定しすぎる世界を恨んでいることでしょう。」
諸葛亮は一口、お茶を飲んで言い放った。
諸葛亮「呂布は『英才教育などいらぬっ!屯田ばかりさせられるのはもう飽きた、乱世こそが我宿命よっ!戦をよこせっ!』とそう体現しているのかと。」
武もさることながら、智も私以上に備わっている呂布。
諸葛亮「関羽は仲間を集めるつもりでしょう。大敵を破るためにワクワクしておられるのでしょう。」
関羽が一人、出奔した方角を眺めていた。
関羽「最初のカラフル部は君に決めたっ!楽進っ!」
安定しすぎた世界・・・、その怒りを買うように現れた呂布。新たな敵にワクワクを抑えきれない関羽。一色兼備、一味徒党を思い描く関羽の運命を変える戦いが今始まる・・・。
第一話「楽進、お前被る必要なくね?大将呼んでこいよ」
お楽しみに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-21 23:20:09
903文字
会話率:60%
神暦1016年 4月7日
ここはピースアイランド。人類と異種族が共存する島であり、世界地図の中心から5分の1ほどを占領する巨大な丸形の列島である。その中を方角に沿って分割し、生まれた都市、北火(きたび)の二階建てボロアパート渡鳥荘101号室
。そこには左こめかみ辺りから背後に向かってカーブした角を上にして眠っている一人の少年がいた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-13 23:14:03
32070文字
会話率:64%
恐るべき村ぐるみの陰謀! 略奪! 殺人! そして証拠隠滅!
これこそが、貧困にあえいだ時代、日本沿岸部で頻繁に行われていた『瀬取り』の実態だった!
まさか廻船・福徳丸が、その罠に嵌ろうとは……!
時は江戸時代初期、寛永20(1643)年、
大飢饉が日本各地に暗い影を落としていた晩秋のこと。
大坂を発ち、江戸へ生活物資を届ける福徳丸での船旅だった。ぶじ積み荷をおろし終え、その帰り道。
船旅は途中まで穏やかだったのに、突如としてイナサ(東南からの悪風)が吹き荒れ、大時化に揉まれる。
命からがら嵐を乗り切ったと思ったら、今度は一転ベタ凪となり、靄に包まれた。
ましてやどこからともなく琵琶の弾き語りが聞こえ出し、船頭である彦兵衛は心奪われ、船はあらぬ方角へと導かれる始末。
福徳丸が進むがまま身をゆだねていると、靄の向こうに救いの火を発見する。いくつもの炎が彼方に揺らいでいるのだ。
あれこそ人家がある陸にちがいない。そう信じて舳先を向けたのだが……。
そしてついに、船乗りたちは驚愕の真実を目撃する――伊良湖岬に広がる浜辺の光景を。そこはまさに地獄の漁場だったのだ。
さながら餓鬼じみた村人たちが、容赦なく難破船に群がり、積み荷を奪おうとする……。
※本作は夏のホラー2023企画作です。テーマは『帰り道』。
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
※本作には現代の社会通念および人権問題に鑑みても、差別的、不適切な表現や語句が含まれております。
※参考文献 『日本残酷物語1 貧しき人々のむれ』宮本常一 平凡社ライブラリーその他折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-11 19:00:00
46066文字
会話率:19%
伊豆七島の新島に、父親の葬儀のため帰ってきた葦原 麻衣。
奇しくも葬儀を終えた1月24日――声を出すのさえ慎み、夜は外出を控え、早く寝る『親だまり』の風習に従わなくてはならなかった。ましてや海の方角を見るのはもってのほかとされている。
そ
の晩は、かつて寛永5(1628)年の江戸時代、圧政を強いた悪代官、豊島 忠松が海で溺れ死に、海難法師となって帰ってくる日だと恐れられているのだ。
万が一ソレを見てしまうと、災いがふりかかり、最悪の場合、命を落とすという……。
麻衣は父が死んだ真相を探るべくタブーを犯す。
そして本当に、死のストーカーに追われる羽目になってしまったのだ!
夜の新島を町からはずれ、逃げ惑う麻衣。
恐怖から逃げてばかりいては物事は解決しない。真っ向からぶつかって対決すべきだ。
まいやんは知恵をふり絞り、海難法師を撃退しようと試みるのだった……。
※本作は家紋 武範さま主催「知略企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-24 05:00:00
30552文字
会話率:16%
幼い頃から虐待を受け、義姉と比べられ続けた公爵令嬢は、戦後処理の人質として敵国フリージアの王子と結婚するよう命じられてしまう。
結婚後は毒薬で自殺するよう言い含められた10歳の令嬢が思うのは、かつて自分を助けてくれた優しい魔法使いのことだ
った。
「どうか、どうか神様」
「わたしの願いを聞いてください」
「わたしの心を凍らせてくれた、あの魔法使いにひと目会わせてください」
「顔も名前も知らないけれど、最後に一言お礼が言いたいのです」
切なる願いが通じたのか、夜空に一筋の流れ星が輝く。
星が落ちた方角、フリージアの居城にはかつて魔法使いとして生きたフリージアの王子の姿があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-02 10:03:59
134633文字
会話率:17%
エリュンポスに存在する、とあるダンジョンにお宝が眠っているという情報が町で広まっていた。
ヒューマーの上級の魔法の達人・レオン、ダークエリファの回復、蘇生が難なくこなせるリズベット、エリファの問題なく乱射できる魔法矢使いのピエール、キャ
シュマンットの探知、鑑定、分析の天才・シャリス、ヒューマーの聖剣チャリオスに認められた存在・レオニダスの5人は共に情報通りのダンジョン、“竜の避難所”を見つけて攻略していた。
5人は無事に最深部に到着すると、まるで何かを守っているかのように、セイントリザードラが部屋の中に佇んでいた。
レオンたちはセイントリザードラと戦闘を開始する。
しかし5人の力の前ではセイントリザードラは歯が立たず、その場から姿を消し撤退した。
部屋の隅には先に攻略していたであろう探検者の亡骸が転がっていて、レオニダスは近づいていく。
そして金で出来たロケットを持っていたので、いただいていくことにした。
中を開けると男女が映った映し画があり、そのことをみんなに報告する。
部屋の奥には宝箱が置かれてあり、開けると“エデンのしずく”という宝玉が入っていた。
5人で分けたら一人2千万ブレッドになると分析され、歓喜の声を響かせていく。
帰還のため地下4階を移動中、レオニダスは突然催す。
ダンジョン内の敵は全部倒してあるので、安心して4人から離れていった。
少しした後、シャリスも同じく催し、レオニダスとは別の方角に離れていく。
しばらくした後、シャリスがレオン達の元に戻るが、レオニダスはまだ帰ってこない。
帰りが遅いので4人は迎え行くことに。
シャリスの探知能力を使い、レオニダスの場所を特定したら移動を開始する。
通路を歩いていき、角を曲がると、床に倒れているレオニダスを発見した。
レオン達は彼に駆け寄っていく。
リズベットはレオニダスを回復しようと試みるが、回復する様子が見られない。
いつものように助けてあげてと3人はリズベットを叱咤するが、彼女も必死に助けようとしていると声を荒げる。
そして、レオニダスは「逃げろ」と言い残して息を引き取った。
4人はリズベットを責め立てるが、ピエールがレオニダスの死体を担ぎながらダンジョン脱出を優先しようと促す。
4人は不穏な雰囲気を漂わせながら地下3階に移動するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-16 12:21:51
18687文字
会話率:40%
恵方巻き。
二月三日に歳徳神がいるという方角、恵方を向きながら黙って食べることにより願いが叶うという代物だ。
その構造上、恵方巻きは片面から一方通行に食すことが推奨される。
そんな中、彼女は恵方巻きの片面を友人に向けながらこう言った。
「一
緒に食べよ」
これはそんな、罰当たりな二人の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-04 21:54:14
3547文字
会話率:54%
目立たなくても、それは輝いている。
輝きを見失えば、周りは暗くなる。
最終更新:2023-01-27 21:01:15
522文字
会話率:0%
千とひとつの夜明けと夜更けをむかえて。
最終更新:2023-01-18 07:00:00
299文字
会話率:0%
閉じ込められた独房にも、無口な同居人が。
四枚の彼らに囲まれて、月日を送る。
最終更新:2022-08-17 07:00:00
627文字
会話率:0%
各方角にある、スチームパンクという巨大な原動力を生む装置と、叔父の秘密を探る。
主人公と愉快な仲間が荒廃した閉鎖的な世界で織りなすサスペンス。
最終更新:2023-01-08 21:54:32
4501文字
会話率:40%