僕、桃瀬(ももせ)翼(つばさ)は記憶を失いながら彷徨っていた。
そんな中、突如男性のエネルギー「GODMS(ゴドムス)」を吸い取る「闇乙女族」が現れて、僕は魔法少女「オトメリッサ・ウィング」として戦う羽目になってしまう。
「オトメリッサ・フ
ァング」こと黄金井(こがねい)爪(そう)くん、
「オトメリッサ・マリン」こと蒼条(そうじょう)海(かい)さん、
「オトメリッサ・リーフ」こと緑山(みどりやま)葉(よう)くん、
「オトメリッサ・インセクト」こと黒塚(くろつか)兜(かぶと)さんと共に、
魔法少女オトメリッサとして、正義のため、漢気のために日夜戦います!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 22:40:59
321195文字
会話率:49%
長期の休み、産休中の妻が実家へ帰ったのをきっかけに、
小さな娘とふたり、軽バン一台の“車中泊旅”に出ることにした。
目的地は、災害の爪痕が残る街。
娘にとっては「冒険」、でも父にとっては、少しだけ迷いもある。
道すがらの駄菓子屋、眠るだ
けの道の駅、気ままな寄り道と小さな失敗。
なにげない時間の中で、親子の距離が、すこしずつ近づいていく。
これは、たった数日だけの、
父と娘の、小さくて大切な旅の記録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 22:30:00
14119文字
会話率:11%
幼い頃母と平和に暮らしていたウルフェンだったが、突如町は吸血鬼たちの襲撃に遭い母を目の前で亡くしてしまう。奴らがウルフェンまでも手に掛けようとしたとき、ひとりの男が現れた。それは三年前に行方不明になっていた父だった。父は『俺を探せ』という言
葉と共に『首飾りのロケット』を託してウルフェンを逃がす。それから数十年後、ウルフェンは自分を守り逃がしてくれた父、そして母を殺した『伯爵』と呼ばれていた男を探す旅に出ていた。伯爵は必ずこの手で葬る。そして奴らは根絶やしにしてやる。父に託されたロケットの謎、ウルフェンに流れる血の秘密、旅の中で増える仲間たち、そして吸血鬼に対する心の変化。今、復讐の爪を奴らに突き立てる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 20:11:35
9686文字
会話率:33%
王都の司書を志し、王立魔法学術院の門を叩いた田舎娘・アイラ。だが、始業三日目にして彼女は早くも留年の危機に瀕していた。突然の休講、消えた魔導書、割れ続ける眼鏡――日々、しょうもない呪いに侵されながら、アイラは司書免許に必要な単位を無事に修得
できるのか?
* * * * *
登場人物
〈眼鏡割り〉のアイラ…上京したての眼鏡の女の子。司書になるために勉強するみたい。
〈放蕩〉シャルロッテ…アイラの寮の先輩だけど、留年したから同級生。卒業はしたいみたい。
〈爪弾き〉のジャスパー…同級生。魔法の扱いには自信があるみたい。
〈跋扈する〉サイサリス…同級生。首席としての威厳を示したいみたい。
〈根腐れ〉パルマージ…同級生。サイサリスといつもいがみ合っているみたい。
トルネオ・ウェイリー…レブストルの教授。基礎魔法演習Ⅰを担当するみたい。
バートン・ダズリン…レブストルの講師。魔法書取扱基礎Ⅰを休講にしたみたい。
◆エピソード0◆
四級受呪者の前日譚
https://ncode.syosetu.com/n9087jv/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 20:10:00
12915文字
会話率:34%
勇者が魔王を倒して二年、世界は平和を享受する前に、戦後復興に追われていた。
魔王軍の残した爪痕は深く、国々に余力はなく、故郷を失った戦災難民への支援は十分とは言えない。
そんな中、橋の国“呪われた王女”ローレンティアは国をまたぐ一大部隊、銀
の団団長に任命される。
彼ら銀の団の目的は、戦災難民のために魔王城を居住区へと改築することだった。
―――これは厄介払いの計画だ。
そう評する彼女の元に、探検家、泥棒、傭兵、狩人、商人、鍛冶師、農家……様々な専門家達が集う。
彼らは互いの技術と構想を持ち寄り、未だ魔物達が棲む巨大ダンジョン・魔王城へと挑んでいく。
魔王城攻略、モンスター生物学、資源利用の模索、政治の駆け引き、集団生活…………。
これは、勇者と魔王のその後の話。
戦後の時代の最前線、彼らは、魔王城で生きた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 20:06:39
2621857文字
会話率:28%
想像してみて。あなたの父親がドラゴンの卵をくれる。でも、かわいらしい小さなドラゴンではなく、危険なモンスターが孵化する。
目の前に現れたのは、氷のドラゴン。鋭い爪、尖った牙、そして人類最後の拠点を破壊する力を持つその青く輝く目に見つめられ
る。
あなたはどうする?
死をもたらす氷の時代のファンタジー冒険、10通りのエンディングが待っています。
あなたが選んだ決断で物語は進み、5つの選択肢が10のエンディングを導きます。
あなたは人類の希望となるのか、それとも滅亡をもたらすのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 18:03:17
272027文字
会話率:22%
アードレン男爵家長男、リュウ・アードレン。
彼のプライベートは謎に包まれている。
領民A「たまに森に行くのを見かける。よく知らない」
執事B「勉強ができない無能。長男失格」
家族C「いつもどこかで遊んでいる愚鈍。廃嫡予定」
そんなリュウの
正体とは一体……?
無能と罵られる彼は本当の家族を救うため、ついにその重い腰を上げた。リュウは群雄割拠のこの時代に名乗りを上げるのか、それとも上手く爪を隠し続けるのか。
全ては本人の気分次第。
これは誰にもわからない……いや、わかるはずのない、最強にして最高の物語。
「さて、そろそろ抗ってみるか───運命ってやつに」
【追記】
この度、双葉社様より、書籍化とコミカライズ化が決定いたしました。
いつも応援ありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 18:00:00
6684文字
会話率:56%
冒険者パーティ「鷹の爪」の新入りアロンは、才能を妬まれゴブリンの巣穴に置き去りにされた。
奇跡的に生還するも右目を失い、「ゴブリンに負けた負け犬」としてギルドの嘲笑の的に。
何度も這い上がろうと必死にもがくが、パーティの連中は冷酷そのもの。
負傷した右目を理由に前線から遠ざけ、まともな戦闘のチャンスすら与えず、無給で雑用や後方支援ばかり押しつけてきた。
挙句、借金の肩代わりを強いられ、殺し屋に命を狙われるが、アロンは刺客を返り討ちにする。
その姿を見た闇ギルドのボス「カジマ」が目をつけ、裏社会への扉が開く。
最初の依頼は、裏切り者たちの粛清。
殺しでチャンスを掴んだ若き冒険者が“狂犬”として闇の世界を駆け上がる――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 17:00:00
8020文字
会話率:29%
刃渡2cm!取り違え異世界召喚の地を生き抜け!
陰キャ大学生の海老津颯真、香椎翔太、古賀樹の三人組は、取り違え召喚で異世界へと召喚された。 召喚者特典として、自分の得意なことや他人からの印象がジョブとして設定される世界で、俺に与えられたジョ
ブは「爪切り」 こんなジョブで俺はやっていけるのだろうか…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 17:00:00
182944文字
会話率:49%
気づけば森の中、俺は――パンダになっていた。
元50代サラリーマン。
どうやら事故で命を落とした俺は、異世界でまさかの転生を果たす。
しかもその姿は、もふもふ&重量感ばっちりのジャイアントパンダ。牙も爪もない、戦闘向きとは言いがたいボディ
。でも、なぜか妙に強いし、やたらモテる……?
森で出会ったのは天真爛漫な少女リオナ。彼女をきっかけに、のどかな村で第二の人生(?)が始まった……と思いきや、魔獣の襲来、騎士団との緊張対立、そして“喋るパンダ”にみんなの反応は騒然!
「……人間の言葉が分からんと思ったか?」
そう、俺は喋れる。渋くて、ちょっとダンディに。
食っちゃ寝しながら、村を守り、子どもたちに慕われ、時々バトルで本気を出す。
自分でもよく分からないが、前世より人間関係が円滑だ。ていうか、前より明らかにモテてないか?
これは、世界の理不尽さにちょっとだけ文句を言いながらも、もふもふボディで優雅に生きる、“男前”なパンダの異世界スローライフ。
今日も肩にカワウソを乗せて、俺は言う――「昼寝の邪魔だけはするなよ?」
ゆるっと癒され、時々熱くなる、もふもふ系ダンディファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 08:30:28
33598文字
会話率:43%
暴帝とともに都が焼け落ちた『天業の乱』から八年。都は復興が進んでいたが、大乱の爪痕は深く人々の心に影を落としていた。
宮廷退魔組織・泉仙省の下っ端退魔師である黄季(おうき)は、妖怪に追われて逃げ惑っている間に不思議な屋敷に迷い込む。桃源郷
のような大邸宅で独り無聊を託っていたのは、貴仙のような美貌を持つ男。男は不機嫌に黄季を屋敷の外に叩き出すが、黄季は意図せず連日男の屋敷に迷い込むことになり……
大志を抱く雛鳥と、片翼を失ったかつての頂点の出会いが世界を変える!
中華退魔ファンタジー、ここに開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 23:59:04
460901文字
会話率:37%
月・水・金の戌の刻(午後20時)更新。
『爪紅庵』は、純和風の茶室を使ったネイルサロン。
お迎えするのは、爪紅師のいろはと色造師のサイ。
いろいろな香りに誘われて選ばれた各章の主人公たちが、
時間の狭間から爪紅庵を訪れます。
主人公たちの願
いが1つ叶う『つまべに』をいろはが施します。
お代は主人公たちの持つ『欲の色』。
主人公たちがどんな結末を迎えるのか。
そして、『欲を集めること』にはどんな意味があるのか——
『爪紅庵の色しごと』でお楽しみください。
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『爪紅庵の色しごと』ーWEB小説Ver.ー
❇️主な登場人物❇️
✴️爪紅庵
いろは……爪紅師
サイ ……色造師
✴️1章のお客様
???
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195076文字
会話率:43%
あらゆる生物が角、牙、爪、尾、そして翼といった竜の身体的特徴を後天的に発現し得る世界、ドラグリア。
草食動物は肉食性と凶暴性を、肉食動物は更なる凶暴性を獲得し、まだ〝竜化〟していない生物を餌とするべく獰猛かつ貪欲に襲いかかる。
そんな〝
竜化生物〟を狩猟する事を生業とする竜狩人のユニは、ある日突然ユニ自身がリーダーを務めるパーティーから抜けてほしいと宣告される。
だが、ユニは全く焦っても怒っても悲しんでもいなかった。
何故なら、それこそがユニの──……?
これは、どこまでも己の夢を叶える為だけに世界を渡り歩いて竜を狩る、1人の竜狩人と。
その竜狩人に連れられて現世を往く、3柱の人外たちが織り成す冒険譚である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 19:00:00
599593文字
会話率:35%
小指の長さくらいしかなかった小さなトカゲの「チビ」が、ある日、巨大な竜に大変身。鋭い爪のある前脚にガッチリと捕獲され、私を相棒にすると言い、鋭い牙だらけの口の中に半身を咥えられるようにして、ぎゃぁー!食われるー!助けてくれー!と思ったら、ベ
ロンベロンに舐められ、涎だらけにされた。
ところで竜ってティラノサウルスみたいな姿なんだね?
ん? ちょっと待て? 待って?
ティラノサウルスってなんじゃらほい?
私「ねぇ、チビ、私の中に私の知らない記憶があるけど、これなんだろう?」
チビ「なんだってー?」
私「きょうりゅうって言うらしい」
チビ「ちょーっ?調べる調べる調べる!」
私「ところでお風呂入りたい。涎だらけ~」
こうして始まったチビと私の生活。
平和が一番。平穏が一番。
同僚以上恋人未満な彼氏にどう接するのが正しいのか日々迷子。
掃除をしろと言ってくるスライムに困ってます。しつけ方を教えて下さい(切実)。
:::::
こんな一人と一匹の日々の物語(になるはずです)。
諸々きちんと設定しないまま、書き綴り始め。
これぞ見切り発進。
完結できるか全く不明。見守ってくださる読者様を募集中。
*「R15」または「残酷な描写」にあたる描写に該当するか、該当しないか判断に迷う場面があり、保険で付けました。
*異世界転生モノ、異世界転移モノとして書いておりませんが、運営等より指摘があったら、改めることを考えます。
*更新不定期。感想すべてにご返答はできないと思います。ごめんなさい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 13:55:27
467842文字
会話率:35%
普通に生きたかった。
ただ、それだけだった──。
砂場隣(すなば となり)は、表向きはごく普通の高校生。
だがその正体は、生まれつき「異能」と呼ばれる特異な力を宿す、少数種族の末裔だった。
幼い頃から、力を隠して生きることが隣の日常だっ
た。
異能を持つ者は、社会から恐れられ、疎まれ、排除される。
それが、この世界の暗黙のルールだったからだ。
自分を抑え、誰にも迷惑をかけず、波風を立てず──
そんな静かな日々を守ろうとしていた隣だったが、
ある日、仲間の少女「アオ」が不良たちに絡まれる事件をきっかけに、
抑えていた異能が暴走し、ついに【白化】を起こしてしまう。
白く染まる髪。高まる身体能力。失われる冷静な理性。
──そして、異能の必殺「黒爪(くろつめ)」の力。
隣は知ることになる。
この力はただの武器ではない。
それは、「檻」だ。
自分を縛り、苦しめ、時に、大切なものを傷つけるかもしれない呪いなのだと。
隣は誓う。
この檻に囚われたままでは終わらない。
己の力を、己の意志で制御できるようになるために。
そして、守りたいものを守るために。
これは、
力に囚われた少年が、
己の檻を壊し、
「本当の自分」を掴み取るまでの物語──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 06:00:00
57955文字
会話率:30%
新星歴12,345年、6月7日、9:10。
世は第弐拾参神祖「|新星《ノヴァ》」の治世。全世界を総べる至高の存在たる『天上神祖』の地位を第弐拾参神祖「|新星《ノヴァ》」が賜り、約一万年程前に、歴史上最も偉大なる英雄「アルテナ=サーガ」の
手によって史上初の世界征服が成し遂げられた激動と波乱の治世。
そんな治世における数字の羅列が美しい、記念すべき日の記念すべき時間。このひと時が記念すべき時となったのは他でもない、『天啓』の拠る所に起因する。
この『天啓』は万人に届いたものではない。総数は単位にして京を超える有象無象の中で見ればほんの僅か、1%にも満たない僅かな面々にのみ届いたそれは世界全体に甚大な影響を及ぼした。
『天啓である。これより五年後の1月1日、神代が開かれる。新たな神話が語られる事となろう。
故に選ばれし勇志に告ぐ、星より賜りし職務を実行し、神話を創造せよ、神代の礎を築き上げよ』
この前置きの後に語られた衝撃の内容は、数多の有力者達を強制的に任地に駆り立てた。そうして世界各地に散った選ばれし有志達…通称「|星職者《スターシード》」達は、それぞれの場所で深い爪痕を残していく事となる。この物語は、そんな時代の荒波に巻き込まれた「選ばれし者達」の非日常と憂鬱を描く事となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 00:00:00
201360文字
会話率:34%
「可愛いぬいぐるみを作れ」
大国ロックミア共和国の首都、オックストンに店を構える高級服飾工房ハーディプール。
そこで働く若手服職人のネイトの元に、ある日突然思いがけない仕事が舞い込んだ。
事の発端は冗談のような話だった。
ロックミ
ア共和国は隣国ヘザーリン帝国と長きに渡って衝突してきた歴史を持つ。
両国の外交関係が悪化の一途を辿っていく中、ヘザーリン帝国は嫌がらせの一環として、国産の高級ぬいぐるみ「ベアトリス」を輸出禁止にした。
そして、この嫌がらせが思いもよらぬ波紋を起こす。
ロックミア共和国の権力者たちが、ベアトリスを欲しがる家族から非難され始めたのだ。
権力者たちからの輸入再開の訴えに耐えきれなくなった共和国の大臣は、ハーディプールに国産の高級ぬいぐるみを開発するよう命令を下し、その任務がネイトの元へと転がり込んで来る。
与えられた仕事は誰もが嫌がるものだった。
政府が絡む注文など、失敗した時のリスクを考えれば絶対に受けたくない。
そもそも彼らは服職人であって、ぬいぐるみ作りは完全な素人。
ネイトは礼儀知らずでたびたび客を怒らせ、短気で喧嘩っ早く他の職人と折り合いが悪い。
相方のラッセルは経験豊富な服職人だがハーディプールに来たばかりで、しかもネイトと同じく周囲に馴染めていない。
そんな爪弾き者2人が外れくじを引かされた。
ネイトとラッセルは当初、適当に仕事をこなしてさっさと解放されようと企てる。
しかし、事態は更に悪化する。
ロックミア共和国のモーリス元帥とヘザーリン帝国のドルフ元帥が、ぬいぐるみをきっかけに衝突。
激昂したモーリス元帥はネイトらに向かって、「このぬいぐるみ作りは共和国と軍の威信を賭けた争いだ」と叫んだ。
そして、「失敗は許さない。首を刎ねられたくなければ、最高のぬいぐるみを作れ!」と命令を下した。
ただのぬいぐるみ作りが、気がつけば命のかかった仕事に変わっていた。
ネイトとラッセルは慌てて本腰を入れだすが、彼らの前に多くの壁が立ちはだかる。
「俺にはもう、可愛いってのが何なのか分からねえ!」
こうして、2人の職人が悩み、苦しみ、ぬいぐるみに振り回される日々が始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 19:28:53
95019文字
会話率:20%
異能……それは人の進化の形、或いは破滅への道。
触れずとも物を動かせる念力、物理法則を無視し目的地に到達する瞬間移動、常人よりはるかに優れた肉体を持つ強化身体、その他多くの特殊な能力を異能と称し、異能を持つものを異能者と呼び蔑んだ。
そんな世の中において一人の少年が居た。異能を持たない、比較的何処にでもいる普通の少年が。
名前を雨宮翔。彼はケーキを買った帰り道に助けを求める呻き声を聞いた。
その出会いが、彼の人生を大きく狂わせる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 22:44:30
466652文字
会話率:49%
2020/11/22
・1話~3話:サツキ自身の描写を加筆。その他修正。
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村の幼馴染で組んだパーティ。SSランクまで上り詰めた冒険者の少年サツキは、女の子のような容姿にコンプレックスを抱いていた。それでも、サツキは仲間の僧侶に想い
を告げる。
翌日、突然の解雇(パーティ追放)を言い渡された。
――おまえはパーティの秩序を乱す。
さらに、僧侶はすでに同じパーティの魔法使いに想いを寄せていた。自分はノンケだと言いつつサツキを襲う魔法使い。リーダーの剣士に炸裂する僧侶のアイアンクロー。多すぎる肌色成分。謎の布切れ。謎の光。
口論の末、醜い人間関係に嫌気がさしたサツキは、自らパーティを去った。
いつかどえらい漢になってやる。もう女の子みたいだなんて言わせない。
よし、まずは手始めに魔王の首だ。
だが、そんなサツキに刺客と元同僚の魔の手が伸びる……はずだったが、おかしな連中ばかりが絡んできた。
裏切り。
幼馴染たちの隠された一面。
強敵、四騎士の目的とは。
王国の闇と魔王の正体。
猫、めっちゃ爪立てる。
様々な想いが入り混じるなか、巻き込まれ体質のサツキの旅が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 12:37:44
1109526文字
会話率:46%
爪弾きにあっている元平民の男爵令嬢に入れあげた公爵令息と、その婚約者である侯爵令嬢と、貴族マナーのお話。
キーワード:
最終更新:2025-05-14 12:30:00
5907文字
会話率:46%