*あかのとばりとやくそくのつづき*
十数年ぶりに故郷に戻ってきた中山シンペイ。36歳、未婚、無職。目的もなくフラフラとギャンブルに勤しむ日々。そんなある日のパチンコ帰り、高校生以来に久しぶりに踏み込んだ道で迷ってしまったシンペイはある空き地
を見つける。
空き地の中には楓の木と祠。色づきかけた楓の葉を眺めているとその色が濃くなり、次第に包まれて……気づいたら二十年前の高校生に戻っていた。そこには居なくなったはずの幼馴染・平野アサミの姿もあった。
高校生になったことに戸惑いつつも家族、幼馴染、友人やクラスメイト達との交流の中で悩みや問題を解決したり、救われたり。そして元の世界へと帰る方法を模索していくのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 21:31:44
33180文字
会話率:46%
*この小説は Wizardryを リスペクトして 書かれているようだ*
(注意事項もちゃんと読んでね)
竜骸迷宮――それは、かつて古代文明を完膚なきまでに破壊した巨竜の亡骸が元になっていることから、そう呼ばれている。
その最奥には『神の
秘宝』が眠るといわれ、それを求める王宮より認められた「探索者」たちは、数百年もの間、竜骸迷宮へ挑み続けていた――
齢十八になる青年エルスウェンは、無限の魔力を持ち、若き天才魔法使いと称される。
まだ探索者となって数ヶ月と新米ではあるが、失われた古代魔法を使いこなすなどして、すでにその頭角を現していた。
そんな彼の所属するパーティが、竜骸迷宮内で、漆黒の剣士の姿をした魔物と遭遇することで、物語が動き始める……
竜骸迷宮へ挑む、常に死と隣り合わせの探索者たち。それぞれの想い、戦う理由、生き様を目に焼きつけよ。
*業務連絡*
『カクヨム』でも連載しています。そちらのほうが進んでいるので、一気読みしたい方はぜひカクヨムまでいらしてください!
*この物語を 読むにあたっての 注意事項*
・迷宮ものを標榜しておりますが、この序章においては迷宮探索、迷宮内の描写は全体の一割以下となっております。あらかじめご了承ください。
・一部残酷な描写が含まれます。残酷なものを書くことが主題、目的ではないのでさらりと書くようにしていますが、流血したり臓物がこぼれたりします。苦手な方は、ご注意ください。
・この小説はWizardryをリスペクトしつつ、それを着想元として書かれた独自の小説です。中身はWizardryそのものとは全然関係ありませんので、ご了承ください。あくまで、オリジナルのファンタジー小説として読んで頂ければ幸いです。
・一般的なWEB小説の体裁、いわゆるテンプレからは外れた小説です。あらかじめご了承ください。(例 ステータスやレベルなどは出てきません)
・人と人のドラマが紡がれる本格ファンタジーとして書きましたが、一気読みのライトノベルとしても楽しめるよう心がけて書きました。Wiz好きも知らない人も、ファンタジー初心者でも、どなたでも楽しめるはずなので、どうか肩の力を抜いてお楽しみください!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 21:30:00
22934文字
会話率:37%
サスペンス×活劇×恋愛(ひと匙)
最下層のルームシェアに集った5人。
地位も名誉もない彼らが国のトップに抗う手段は、
5人で1人の怪盗を演じる事だった。
天才ハッカー
機械操縦のプロフェッショナル
元特殊メイク担当の変装の達人
インター
ハイ記録を持つ俊足の少年
……そしてこの4人をまとめる司令塔の青年は、情に絆されず己の目的の為に彼等を利用しようと考えていた。
強大な敵に立ち向かう為には、5人が一丸となって怪盗を演じる絆が試される。
彼等はどのように抗うのか。刮目あれ。
___________
※本作は「エブリスタ」にも掲載&9割執筆済です。
もし続きが気になった方はそちらもどうぞ(同名タイトルです)。
大筋は変わりませんが、部分的に大幅加筆&修正予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 21:12:24
468164文字
会話率:44%
水の国・アクアンキューテの片隅で、平凡な日々を送っていた少女・ニコラ。彼女の日常はある日、突然崩れ去った。
世界の創造者とされる『始祖の乙女』の後継者として、ニコラは『水の乙女候補』に選ばれ、全てを捨てて王都へ修行に向かうことになった。し
かし、その道中で空賊に攫われ、彼らと共に予期せぬ冒険の旅へと引きずり込まれる。
居場所も目的も失った幼いニコラが進む先には、数々の試練と驚くべき世界の真実が待ち受けていた。
これは一人の少女が、多くの事件や思惑に巻き込まれながらも成長し、その魂に刻まれた使命を果たしていく壮大な物語。
全ての、古き良き王道ファンタジー好きの皆様に捧げる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 21:10:00
47138文字
会話率:25%
水の国・アクアンキューテの外れの貧しい村で平々凡々な生活を送っていたニコラの日常は、ある日突然崩れ去った。
およそ五千年前に、この世界を作ったとされる『始祖の乙女』。
『始祖の乙女』の後継者であり、今では国の象徴である『乙女』の候補に選ば
れ、全てを捨てて修行のために王都へと向かったニコラだったが、途中で空賊に攫われ、彼らとともに世界を旅することになる。
居場所も目的も失った幼いニコラが進む先にあるものは。
これは一人の少女が様々な事件や思惑に巻き込まれながらも成長し、その魂に刻まれた使命を果たしていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-27 21:05:21
125392文字
会話率:19%
家族旅行で事故に遭ったミユキは、見た目そのまま異世界転生してしまう。
恋愛的なパワーを手に入れられれば大聖女。なければしょぼい四級聖女程度の能力しかない美幸は、地道に生きていこうと思うが、同じ世界に転生してきた義弟に溺愛されていることで状況
が変わってしまい……?
気持ちを受け入れるのか、受け入れないのかの前に、大聖女にはある目的が課されていて、幸せな人生は送れなさそうだ。
誰を選ぶのか。どういう道を選ぶのか。
ぜひご確認ください。
★★ 毎日更新中です ★★
イチャイチャはしますが、性行為自体は書きません(書くなら別で書きます)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 21:05:49
147082文字
会話率:43%
夢見の世界―『幻夢境』の都市国家『イリス』。そこに住む(美)少女『花崎海咲』は、イリスへの不法な入国や就労を取り締まる、入国管理局に所属している。
そして別の星の神様、言葉の通じないエイリアン、「うわん」と絶叫するだけの謎妖怪が跳梁跋扈
するイリスは、民族のサラダボウルどころか異種族のラーメン二郎全マシ。一筋縄では行かないのが入国管理局の仕事である。
そして今日も、癖のある客がイリスに現れる。ネコ科の獣人『ウルタール人」の彼には、ある目的があって...?
幻夢境を舞台にしたクトゥルフ神話ファンタジー、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 21:01:35
5734文字
会話率:38%
「誓いの言葉も口づけも必要ない。どうせこの婚姻は愛の欠片もないものだからな」
悪女と評判の相手と結婚を強いられた辺境の領主は、花嫁を教会に置き去りにした。すぐにでも離婚できるようにと素顔を仮面で隠し酷い態度をとる。しかし彼女は事情があって悪
女になりすましているだけの別人だった。
不本意な結婚を強いられることになった二人が、互いに偽りの姿と本当の姿の両方で交流を重ねていく、嫌われから始まるちょっぴり切ないラブストーリーとなります。ヒーローはわりとすぐ反省しますが、最初のやらかしで距離が縮められないヘタレっぷり。ヒロインはヒーローが気になるけど目的の為に自分を犠牲にしようとする健気ちゃん。でも最後はハッピーエンドです!
本編68話。番外編も書く予定。自筆のキャラ絵も入る……かもしれないw
どうぞよろしくお願いいたします!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 21:00:00
47365文字
会話率:45%
神々に捧げられるかのように争いを繰り返す世界。
多くの国が滅んでは興り、多くの人が傷付いては立ち上がり戦場に向かう。
大争乱の時代と呼ばれる世界の片隅で、一人の男と一匹の猫が運命とも呼べる出会いを果たす。
そして、記憶と共に多くを失ったその
男は、黒猫と共に歩き出す。
自身の記憶を取り戻すためなのか、それとも別の目的があるのだろうか?
それはきっと、長い旅路の中で語られていく事だろう……。
※この作品は異世界転生物ではなく、R15については念のためです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 20:30:00
20108文字
会話率:63%
西暦2225年。
地球はまだ滅んでいなかった。
この200年間でAIは劇的な進化を遂げ、人々の暮らしにも大きな影響を与えた。
お金という概念はこの世界から消滅し、貨幣経済社会は崩壊した。
AIもロボットも人間の代わりに働いてくれ、人々は義
務的な労働から解放された。
そんな時代に、何を目的に生きればいいのだろうか?
これは、僕が生きる目的を探す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 20:18:07
94922文字
会話率:42%
――2✕✕✕年 △月 ◯日
地球は滅亡を迎えようとしていた。
メンダプラという組織は、組織職員と抽選された地球人1万人と、1万3千年前へと遡り秘密裏に研究と研鑽を行う計画を立てて実行した。
帰港が許されない船旅は、順調であった。
目的地ま
で残り半分の道のりとなる時まではーー。
メンダプラの職員の1人であるエイドは、船内で大学生生活を送りながらもメンダプラの一員としての職務を全うしながら過ごしていた。
そこで、彼はふと考える。「“異世界”とは何だろうか」と。暇潰しに現れるどうでもいいこと。
退屈な日々が続いていたある日のこと。エイドは船内で巻き起こる事故に巻き込まれることになる。
果たしてこの先で見る景色は、“異世界”なのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 20:14:39
6617文字
会話率:51%
人が死に、骨となった身で動く物だろうか?
答えは否。
もしいるとすれば、それはモンスターと呼称されるものに成り果てる。
人では無くなってしまう。
なら、自我を持った元人間の骸骨は、どうだろうか?
答えはない、持ち合わ
せていない。
これは、かつて滅んだ国の騎士が目覚める物語。
彼の王を探す冒険譚。
既に死した肉体で、彼は何を成すのか?
既に朽ちた肉体で、彼は何を思うのか?
王を見つける。
ただそれだけが、彼の目的。
王の魂、王の気配だけを探って旅を続ける。
やがて見つけた王は、少女になっていた。
記憶はない、威厳もない。
ただただ心優しい少女へと。
それでも、騎士は傅く。
姿形は変われど、王への忠誠は揺るがない。
当作品は
https://ncode.syosetu.com/n0040in/
の連載版となります。
一話目は短編に多少加筆修正したものになりますので、読んだことがある方は二話目からでも問題ないと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 20:08:13
481101文字
会話率:37%
かつて社会現象ともなった超人気VRMMO、「キングダム・ルール」。その世界では拳王・剣王・銃王・導王・械王・暗王という六つの王が暗黒大陸・レヴォの統一という目的の元、日々争いを繰り広げており、主人公である皆川譲二もまた大学時代にそのゲーム
にどっぷりハマり、ゲーム内で最強の『刀王』・ジョージとして名を馳せ、当時のプレイヤーから恐れられていた。
――それから十年という年月がたち、社会人ともなった皆川は、普通の会社員として毎日残業を繰り返すというつまらない人生を送っていた。当時恐れられていた人間も、今となってはただの社畜という現実にため息をつく皆川だったが、ある日突然飛び込んできたニュースが彼を再びVRMMOの世界へと誘う。
「キングダム・ルール」の正当的な続編となるVRMMO、「リベリオンワールド」の発売が発表され、皆川は一度は引退した身でありながら、再び混沌渦巻く暗黒大陸へと飛び込んでいく。
引き継いだ武装を再び身に纏い、かつて使役していた戦術魔物を引き連れて、皆川譲二の新たなる戦いが始まる――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 20:01:31
370038文字
会話率:63%
力こそが全てという一風変わった都市「ヴァルハラ」。ここでは腕力、能力、魔力、科学力、権力、どんな力であれ持っている者こそが上だというルールの街である。
その街にある目的を持って住んでいる主人公、穂村正太郎(ほむらしょうたろう)の力の強さ
を示すランクはB。都市の示す計りにおいては中堅であるものの、それでも市民の暴動を止められるレベルの力の持ち主である。そして穂村は一つ上のランクAへ進むため、長年のライバルでもある時田(ときた)マキナと日々戦い続けていた。
そんな彼の元に一人の小さな少女が現れる。少女は自分の事をイノと名乗り、『究極の力』を手に入れるための研究所から脱走して来たのだという。
少女の話に疑心暗鬼になりながらも、いずれは最強を目指す少年にとっては興味を引く話。穂村は少女の言葉を信じ、少女を守ることを決意する。
そしてその時から、この都市に渦巻く力の渦へと巻き込まれていくこととなる。そして穂村自身の内に潜む力が、徐々に徐々に日常を蝕んでいく――
(異能力バトルの妄想が好きな方に、おすすめの小説かもしれません……)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-23 00:01:43
513717文字
会話率:60%
強大な二大国家間の戦争――ヴァシュヌデア連合国とエーニア帝国による百年にも及ぶ戦争は、各地に甚大な爪痕を残しながらも今も続いている。少数民族や小さな国が巻き込まれ、滅ぼされたという話も、酒場では酒の肴としてよく語り継がれている。そして巨大
な国家が巻き起こす戦乱は、戦争に参加することで日銭を稼ぐ戦争屋を多く生み出していった。
その中でとある戦争屋の一団に所属する主人公のトリスタン・セーヴァーは、所属する団員の魔法を強化したり、逆に敵対勢力の能力を下げたりというサポート役を担っていた。しかしその待遇はお世辞にもいいとはいえず、報酬も他の者に比べればたかが知れているというもの。そしてあろうことか同業者ですら彼のサポートのおかげで一個小隊を壊滅できる魔法を撃てているにも関わらず、自分の実力と勘違いするばかり。
そんな中である日の夜、この日も局所戦での祝勝会に無理矢理酒場に引っ張り出されていた彼の元に、敵対国であるエーニア帝国の内通者が接触を図ってきた。目的はトリスタンの戦場把握能力の高さ、そして何よりも魔法によるバフ・デバフの凄まじさから、ヘッドハンティングをしに来たのだという。
今の処遇を不服に思っていたトリスタンは、自らを高く評価してくれている帝国側に、その日のうちに戦争屋として雇い主を鞍替えする。そしてその日を皮切りとして、ヴァヌシュデア連合国にとって厳しい戦局が続いていくことになっていく――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-27 22:06:59
37561文字
会話率:63%
───理想の嫁が欲しい。
理想の嫁を貰う事。それが彼の目標であり、願いであり、全てであった。
たった一つの目的の為に、彼は人生の大半を捧げた。まだ見ぬ嫁の為に自分磨きを怠らず、理想の嫁を探すべく世界中を回った。
その末に彼は……志半ば
で倒れて、異世界に転生した。
ファンタジー全開な世界に転生し、女の子として生まれた彼は、徒労に終わった前世に何を思うか?
……何も思わない。否、何も変わらない。例え世界が変わろうと、性別が変わろうと、彼のやる事はただ一つ。
理想の嫁を求めて、その為に努力するだけだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 20:00:00
101191文字
会話率:47%
【毎週木曜日の20時頃に更新予定!】
『最後の竜騎士と黄昏の王国』の外伝的続編。ファランティア王国のその後を描きます。中心人物ごとのパートに分かれていますがだいたい時系列になっています。
敗戦の将となった旧ファランティア王国軍のハイマン・
ストラディス将軍は帝国首都に移送され、死刑を宣告される。刑の執行を待つ将軍のもとへ、交易商と名乗る謎の人物が訪れ、将軍が王国を離れてからの出来事を語り始める。交易商人の目的とは。竜と竜騎士と共に神話が去って、宵闇の時代。彼は誰時の光が見えるまで。
(カクヨム様でも投稿中です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 20:00:00
31658文字
会話率:53%
狭間と呼ばれる世界のある一角。
そこは世界同士の境界が曖昧で、他の世界のものが流れ着く。
狭間は常に不安定で、様々なものをひずりこんで、狭間に落とす。人も物も関係なく。
狭間に引き込まれたまま、生活する人々もおり、そこでの生活は
狭間に落ちてきたものを利用しながら生活している。
狭間は村一つ分のような狭さではなく、集落がいくつがあるくらいには広く、そこではそれぞれが日々、苦労と幸福を感じながら生活を送っている。
その狭間を舞台に、6人がそれぞれの目的のために旅をする。生まれも育ちも全く異なる6人は出会い、別れ、そしてまた出会う。6人が辿る道の先にあるものとは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 20:00:00
83187文字
会話率:37%
かつてこの星を救った勇者の娘、ディーナとシャルルの姉妹は、再びこの世界の平和を維持する為の冒険の旅に出た。
幾多の困難と試練と、出会いと別れを通じて、最後にはかけがえのない人との出会いを果たす。
長く辛い旅の先には何が待っているんだろうか。
二人は旅の目的を果たすことができるんだろうか。
そして、二人にとっての幸せを掴むことができるんだろうか。
これは、新たな勇者の物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 19:25:52
746735文字
会話率:54%
終業式が終わったあと、気がつけば異世界に転移していた。
ドラゴン、魔方陣、不思議な生物。
唯一知ったものがあるとするならば、お互い苦手であり、特別な同級生。
苦手と特別は両立する。けれど互いに向ける特別という感情の名前はわからないけど
……。
何も知らない人たちからすれば大なり小なり異質と思われてしまうような二人。
二人が互いの目的のために手を組み、元の世界に帰ることを目標に協力する。
本当に、利害だけで手を組んだのかは二人にすらわからない。
お互いに抱えるものを吐露する日はくるのか?
弱音を吐けるようになるのか?
苦手以外の、特別な感情とは?
凹凸コンビの異世界ファンタジー。はじまります。
タグに恋愛とはあるものの、恋愛要素が出てくるのはもう少し後だと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 19:23:37
416826文字
会話率:47%
神聖国家ハイラルディン。
そこは争いが絶えなかったこの世界を平定し、人々に恒久の平和をもたらした男、神帝フォルグが住まう街。
しかし、そこが男のためだけの理想郷(ディストピア)なのだと、私は知っている。
他人を自分にとって使え
るか否かだけで判断し、使えなければ問答無用で切り捨てるという、男のエゴの集積所なのだと私は――いや、私たちは知ってしまったのだった。
だからこそ、私とその先輩は決意する。
この手であの男の支配を絶つと!
事実を知らず食い物にされている同胞たちの尊厳を守ると!
とはいえ、相手は信仰の名のもとに事実を隠し、過去の功績によって未だ多くの尊敬を集めている相手。おかげで真実を公表したところで、糾弾されるのは私たちの方だ。
だから仲間集めにも時間がかかり、ハイラルディンに居られなくなってしまった先輩と打倒すると約束してから3年も月日が経ってしまったが、私はとうとう見つけることができたのだ。
「な~んかあいつ、胡散臭いんだよな~」
それはとある少女が発した言葉。
その信仰心の無さに周囲はざわめき、なんと不遜なと憤る気持ちが溢れる中で、それを諫めた私であったが……そんな彼女こそ、私が待ち望んでいた相手。
だからと私は彼女に賭けて、私の胸の内を、『私にはお前が必要なのだ』という想いを伝えると、「いいですよ。先輩なら」と言ってくれ、私たちは運命共同体となったのだった。
そうして、まずは何をするべきかと話し合おうとした最中……
何で服を脱ぎ始めたんだ? お前は。
「だって、先輩はあたしが欲しいんでしょ?」
違う。
そうじゃない。
私が変えたいのは女同士で結婚できない制度ではない。
打ち壊したいのは同性愛への差別ではない。
頼む、聞いてくれ!
こう見えて私は真剣なんだぁぁぁ!!
そうして始まる世界を変えようという暗躍は……心配の種しかありませんでした(-_-;)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 19:01:29
98934文字
会話率:55%
地(ち)龍(りゅう)の歴史は古く謎に満ちている。
時は平城とも平安とも言われ、日本には人と人ならざるものが共に暮らしていたという。今では人がそれらを見ることも稀になったが、当時は誰もがそれを普通に目にすることが出来たという。それらと人とはそ
の種の違い故か無秩序で混沌とした世を生きていた。そんな世を憂いた一匹の龍が、初代の地龍当主に特別な力を与えた。その力によって当主は人の世とそれらの世とが共に平和に暮らせるようにしていったという。
そんな言い伝えの真偽はどうあれ、時を経て地龍は大きな組織になっていき、表だって知られる事はないが日本を支える無くてはならないものとなった。
そして現代。時は平成も終わりを迎えようという頃である。
地龍のあり様は変わらず、『昼』と『夜』のバランスを守ることだ。
『昼』とは人の世を『夜』とは人ならざるものたちの世を指した。地龍は『昼』『夜』の共存と平和のために、双方に等しいバランスを守ることを目的としている。
バランスを犯す事象を『揺らぎ』と呼び、『揺らぎ』を討つことで治め、世を守ってきた。
地龍は人の身にありて人にあらず。その特別な力は『夜』を視て、屠ることができるのだ。長い時を経て尚、地龍の武士たちは刀を携え、『揺らぎ』を斬り続けている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 19:00:00
5681359文字
会話率:49%
夢も希望もない1匹狼の大学生、天池達海(天池達海)はある夏の日にトラックに轢かれてしまう。病院に搬送されたものの、大きな外傷はなく、すぐに退院することになる。しかし、日常には大きな変化が。幽霊を視認、接触することが出来るようになった達海は
死装束の幽霊、レイと出会う。
「俺がお前の成仏を見届けてやる。」
生きる目的を見つけた達海は、様々な幽霊、陰陽師、ゴーストハンターと出会い、争いに巻き込まれていく。
達海は無事にレイの成仏を見届けることが出来るのか。壮絶なダークホラーファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 19:00:00
181644文字
会話率:59%