聖女の娘として生まれたメリル・クラインは、幼少期から「聖女の後継者」「次代の世界最強」として持て囃されてきた
そんなチヤホヤ環境で育ち、傲慢かつ自惚れきった性格に育ったメリルだが、初任務で人喰いの悪魔と対峙した際に「私って何の力もないので
は?」と自覚する
悪魔と睨み合う絶望的な状況の中、悪魔が発した「我は誰も殺していない」という言葉にメリルは活路を見出す
「――ならば、私があなたの無実を証明してみせましょう!」
悪魔が罪を犯していないなら、戦う理由はなくなる。
ただ戦うのを先延ばしにするためだけの方便だったが、やがてメリルは事件の真相に辿り着き――
これは無能無才な少女が、やがて『不戦の聖女』と呼ばれるまでの物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 11:23:11
203855文字
会話率:38%
長い長い夜が明けて、夕暮れでも青空が広がるこの時期に、彼女は言った。
『悪いことしているみたい』と。
昨日と同じ毎日から一歩でもはみ出ると、そう言った。
そんな事はない。だから何処へでも。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思
われたら申し訳御座いません。
注意事項2
書き手には旬があるんですよ。
それを逃すともう書けないんです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-27 18:10:09
810文字
会話率:47%
王宮で侍女として働くジェルマナは、自分の婚約者が大嫌い。結婚を先延ばしにする為に、父親に頼み込んで侍女を続けている。とはいえ甘やかされた上位貴族のご令嬢に大した事が出来るでもなく、華やかな事を好む妃殿下と周りの侍女達と遊んで暮らしているよ
うなもの。
彼女が密かに恋い慕うのは近衛兵の男性。でもその彼は親友の婚約者。叶う望みの無い気持ちを隠して過ごして来た。
そんな時に親友が「私たちの婚約者を交換しましょう」と言い出す。話を聞いていた王子が協力を申し出る。しかし、その王子にはジェルマナと親友を諜報に使おうという魂胆が。尻込みするジェルマナは、恋心に負けて貴族社会の政争に飛び込んでしまう。
※完結まで毎日更新予定
※カクヨムにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 08:00:00
109611文字
会話率:55%
異世界は最高だ。
極東の島国の『和を貴ぶ』文化なんかクソくらえ。
勇者という職業は最高だ。
くだらないマニュアルも煩雑な事務仕事も存在しない。
魔王を倒す旅に出ろと言われたけど、
そのまえにこないだ街で噂になってたアレが気になってしょう
がない。
やれといわれるとやりたくない。
やろうとしても気付いたらなんか別のことやってる。
「とりあえず世界が平和になればそれでいいんでしょ?」
ADHD勇者の先延ばし冒険譚、ここに開幕――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-27 22:24:18
73580文字
会話率:35%
上級侍女のシンシア・ハート伯爵令嬢は、婿入り予定の婚約者が就職浪人を続けている為に婚姻を先延ばしにしていた。
「彼にもプライドというものがあるから」物わかりのいい顔をして三年。すっかり職場では次代のお局様扱いを受けるようになってしまった。
この春、ついに婚約者が王城内で仕事を得ることができたので、これで結婚が本格的に進むと思ったが、本人が話し合いの席に来ない。
仕方がなしに婚約者のいる区画へと足を運んだシンシアは、途中の廊下の隅で婚約者が愛らしい令嬢とくちづけを交わしている所に出くわしてしまったのだった。
そんな窮地から救ってくれたのは、王弟で王国最強と謳われる白竜騎士団の騎士団長だった。
「私の名を、貴女への求婚者名簿の一番上へ記す栄誉を与えて欲しい」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-25 07:33:47
23546文字
会話率:30%
カトレーヌと婚約者である王太子テオドールの結婚式の一週間前、大司教が聖女降臨のお告げを受けた。
数百年に一度現れる聖女は、その時の独身王族の好みの女性で二人は会った瞬間に必ず恋に落ちる。
ちょっと待って、それじゃ、私はどうなるの?結婚を先
延ばしにされた挙句の聖女の登場。王族の血を引く独身男性はテオドール様だけ。
しかも私の伯爵家は代々聖女のお世話係。これから先、イチャイチャする二人を見るのは耐えられない!と家出をしたのだけれど。
※夜中のテンションで書いたので、細かなことは気にせず読んでください。※誤字脱字あれば皆様の想像力を遺憾なく発揮してください※誤字脱字報告、大変助かります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-15 13:19:15
8544文字
会話率:47%
重複投稿しています。Pixivにも掲載しています
発達障害の生きづらさをなんとなく感じていたところ
「図解よくわかる大人のADHD」を読み
「どこまでこの本の内容と合っているんだろう」と疑問を感じ
自分にとって合ってる部分と合ってない部分
を本にしてみたというものです
ちなみに自分ADHDとASDという診断は受けました。
服薬の影響もあるのかあまりあてはまらなくなりました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-24 17:24:55
4440文字
会話率:25%
高校二年生である主人公の葉月《はづき》亮《りょう》は、幼馴染の結香《ゆいか》の小指から伸びる運命の赤い糸が見えていた。だが、ツンツンしていて素直じゃない結香を見ているのが楽しくて、自分の赤い糸も見えているのに、告白することを先延ばしにして
いた。そんなある日、とあることがキッカケで二人の関係は進展していく──。
重複投稿
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-21 15:00:00
19289文字
会話率:57%
2024年秋に健康保険証の廃止、26年には運転免許証と結び付けることが予定されるなど“事実上のマイナンバーカードへの強制紐づけ”が行われようとしています。
しかし、様々な問題が浮上しており、少なくとも24年健康保険証廃止は中止または先延
ばしにしなくてはいけない筈です。
ですが政府からそう言った声は聞こえてきません。
この異常な流れについて脱炭素やNWO(ニューワールドオーダー)などと関係していると僕は睨んでいます。こういったこととも含めて解説していこうと思いますので是非とも最後までご覧ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-22 18:00:00
17115文字
会話率:6%
ベアトリーチェは基本的に令嬢が嫌いだ。ドレスなんて着ているから動きは遅いし、話題はお菓子か花か、人形遊びだ。ベアトリーチェはどれも好きではないから、公爵夫妻と共に訪れた貴族屋敷で、子供同士遊んできなさいなどと言われるのが何よりも嫌いだった。
まだ令息がいれば一緒に走り回って遊べるが、令嬢がいたら最悪だ。妙にキラキラとした部屋に入れられ、茶菓子を食べながら、どうでもいい話を聞かなければならないのだから。
そんな彼女が皇太子の婚約者選びに城に来た時、出逢った令嬢がいる。
美しく妖精のような彼女に、ベアトリーチェは恋をしてしまった。
彼女に会うためには、皇太子の婚約者にならなければならない。
しかし婚約者のままでは、彼女と共にいられない。
迷いに迷って、結論を先延ばしにしていた彼女だが、とうとう意を決して告白をすることにした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-04 00:00:00
38253文字
会話率:41%
「命に替えてまでも守ります」そう誓った初恋相手レイナートは、私と王家を裏切って、対立関係にある枢機卿の聖騎士となった。内戦が勃発しそうな矢先、私と枢機卿(※六十代のお爺ちゃん)との結婚話が浮上した。これで双方の関係が良好になるのならば、と受
けようとした私のもとにレイナートが現れる。結婚についてあれこれ文句をつけてくる彼に、怒りが爆発。関係がさらに悪化してしまう。
こうなったら結婚話を先延ばしにするために、戦場の前線で聖騎士たちを支援します! と覚悟したのに、なぜかレイナートまでも私を追いかけるように志願してきて……。
やけくそ王女と、初恋こじらせ男の恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-27 00:00:00
124152文字
会話率:43%
顔に痣を持って生まれた王女、アンナ・カトリーシュは、存在を消され、虐げられて生きてきた。
アンナにとっての唯一の安らぎは、妹のレナだった。
虐げられる自分にいつも寄り添ってくれるレナを心から親愛し、大切に思っていた。
年頃を迎えたある日、
祖国は敗戦の賠償として、獣人の国から「若い姫」を要求される。
本来は双子の妹であるレナが対象だったが、レナを可哀想に思ったアンナは自分が身代わりになることを申し出る。
申し出た途端、レナから告げられたのは――自分をいかに疎ましく思っていたのかという、想いの数々だった。美しかった思い出は、レナの愉悦に過ぎなかったのだと知る。
取り返しのつかない身代わり婚をしてしまったアンナは、傷心のまま獣人の国へ赴く。
アンナを迎えたのは、第一王子、レオ・スペクターだった。
獅子族である彼に食い殺されると勘違いしたアンナは、命を請う。
アンナが獣人を恐れていると知ったレオは、互いに信頼ができるまで、結婚を先延ばしにすると誓った。
獣人が危険な存在であると思い込んでいたアンナは、自分が大切にされている現実に次第にレオと心を通わせていく。
しかし、レオはアンナが身代わりできた存在だとは知らないままで……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-24 10:00:00
7592文字
会話率:40%
嫌な事、辛いことから目を背け、全て先延ばしにしていた主人公15歳は突如、交通事故で死亡
結局、自分の行く高校すら決められないまま天国に行く事に…。
新たな生活のスタートに胸躍らせる主人公だが最悪な事に、天国では下界での人生経験が
能力となる
場所だった…
つまり下界での一生とは、天界で生き抜く為の術を身に着ける場所で言わばチュートリアルだった。
だがチュートリアルをスキップしてきてしまった主人公www
絶体絶命のピンチだが、主人公は現世で一つだけ頑張り続けたことがあった…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-19 23:11:04
2164文字
会話率:48%
それが愚者と賢者の違いだ
キーワード:
最終更新:2022-09-13 23:00:00
205文字
会話率:0%
石井光一は家業の雑貨店をやっているが、業績が思わしくない。店番を妻の伸江に任せて、自分は宅配のアルバイトをやっている。
ある日、おじの石井和助がやってくる。彼は亡父の弟で、フーテンの寅さんよろしく、全国を渡り歩いて暮らしている。彼が言う
には、今はマットレスの販売会社に勤めて、販売主任になっている。常滑で販売促進のキャンペーンを行う事になった。
石井和助の勧めで、石井光一は妻と共にマットレスの販売促進のキャンペーン会場に行く。そこには約50名ほどのお年寄りが集まっていた。
主催者の男は言葉巧みに老人達に簡単な質問していく。質問に答えた者に雑貨用品を配っていく。会場が盛り上がったところで、高級毛布を配る。毛布が欲しい者は展示してあるマットレスを買う事を勧める。沢山景品をもらい、高級毛布ももらえるとあって、多くの老人はマットレス購入の契約をする。
――これって催眠商法ね――妻の伸江が夫に囁く。
しかし落ち目の雑貨店を盛り返したい光一は、妻の囁きも耳に入らなかった。
このキャンペーンで20数台のマットレスが売れたと知った光一は妻のもっとよく調べてからにしてはいう忠告も耳に入らず販売代理店になる。
光一自身は物を売った経験もなく、販売は専ら妻の役目だった。
妻の伸江は必至な思いで、50軒ばかり、知人、友人、親類縁者を廻ったが、反応はなし。
新聞の折り込み広告も入れるが、いまいち反応がない。
光一は会社に販売促進のキャンペーンをやってくれるよう、再三にわたり依頼するが、ずるずると先延ばしされる始末。
その内、常滑でキャンペーンをやって、マットレスを購入した客から、これは粗悪品ではないかという苦情が舞い込むようになる。
昔からある石井雑貨店の評判もガタ落ちになりそうになる。
光一は妻と相談して、販売代理店を辞める事にした。
販売代理店契約の権利金の返還を求めようと、会社に連絡をしたが、電話が通じなかった。
以上、権利金を騙しとられた男の話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-08 10:26:06
42643文字
会話率:20%
騎士団で隊長をしているリーザは『自分より強い男でないと結婚しない』と公言をしている。でも彼女は伯爵家の当主で29歳。のんびり婿選びをしていられる年齢ではない。
でも本当は同僚のラウロにずっと片思いをしていて、思いを断ち切れないから理由をつ
けて結婚を先延ばしにしているだけだった。
ところがリーザを心配した国王が、剣術大会の優勝者は彼女と結婚できると、勝手に決めてしまう。
観念して試合を観戦するリーザだったけれど……。
(カクヨムなどでも公開しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-31 13:35:29
8719文字
会話率:42%
戦記ものと恋愛を絡ませたハイファンタジー作品。
前作『素直な王女と天才奴隷の恋物語』と同じ世界の物語ですが独立した作品です。
https://ncode.syosetu.com/n9875hc/
【第1部:結婚 大国から小国へと嫁ぐ政
略結婚の章】
ラドガ辺境国で、女として生きることを強いられた貧乏貴族の長男クロード。彼はこの国のマリーナ姫と顔がそっくり。
マリーナ姫は奴隷と逃亡して行方不明になっていた。姫の身代わりとして、北の大陸にある貧しい国の王と結婚させられる運命に。
姫としての訓練を受けたクロード、しかし、結婚直前にマリーナ妃が発見される。
【第2部:戦記 大国との決戦。危機を迎える弱小国家フレーヴァング王国】
フレーヴァング王国は、隣の強国シルフィン帝国に攻められる。
世界最古の血を持つ由緒正しき王であるヴィトセルクは決死の籠城戦で立ち向かう。16ヶ月が1年の世界で、11月に攻められた。真冬まであと1ヶ月。真冬になれば敵は雪に身動きできずに去るしかない。
立ち上がった雄々しき王。彼のブレない姿に、怯えていた兵や庶民は鼓舞されていく。
「負ける戦いをするつもりはない。負けを先延ばしにするつもりもない。負けない戦闘。それしか生き延びる道はないと思え!」
ところが、敵側に規格外の力をもつ魔術師が現れて戦局は一気に不利になる。
【第3部は、フレーヴァング王国の衰退と逆襲】
【主要登場人物】
クロード:女性として育てられた貧乏貴族の青年。両目を左右に300度の角度で開き、すべての世界を一瞬で見ることができる能力を持つ変異体。マリーナ姫の身代わり。
マリーナ妃:奴隷となった異世界の男を愛したラドガ辺境国の美貌の姫。愛した男は異世界に戻り、失意のままヴィトセルク王と結婚する。
ヴィトセルク王:弱小国家の継いだ若き王。大国シルフィン帝国の侵略に、民衆とともに敢然と抗う。世界最古の王族の血を持つ由緒正しき男。
アスート:献身的にヴィトセルク王につくす影の存在。
魔術師レヴァル:ヴィトセルク王の親友。空間魔法とバリア魔法など、防御系魔術が得意で、美貌のハーフエルフ。
魔術師レーゲルクドレール:敵。世界最強の魔術師。通称ナイトメア。シルフィン王国の最終兵器だが、気位が高く、気ままで嫌味な男。
*この作品は『カクヨム』でも連載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-05 12:00:00
122661文字
会話率:40%
大公爵家の令嬢ルイーズには心に想う方が居た。いつかまたお会いできたらと願う日々だったが、14歳になった年、残虐で恐れられる皇太子アダンに婚約を望まれてしまう。大公家を思えば婚約が正しい。でも彼の方を想うこの気持ちは捨てられない。こんな気持ち
のまま殿下に嫁ぐなんてと嘆く日々。
揺れるルイーズに気持ちを整理する時間を与える父シリル。その期限は1ヶ月。その間に探し出し、一目会いたい、最後に一目会えたらきっぱり諦めようと決意する。そんな折、大陸の反対側にあるという聞いたことが無い国から特使一行が事故のため訳あって大公家に。そこでルイーズは想い人に酷似した人アシェルを見かける。記憶の中の彼とは雰囲気も年齢も違う。でも初めて出会ったはずなのにルイーズはアシェルがどうしても気になる。アシェルも何か言いたいことがあるようでー・・・・・・?
その裏ではのらりくらりと婚約を先延ばしにする大公家に皇太子アダンの勅命でルイーズの誘拐計画が進行していた。執着と怒りに支配されたアダンはルイーズが手に入らないなら既成事実を作ってしまえば良いと画策していたのだった。
ルイーズの想い人は見つかるのか、アシェルは何者なのか、皇太子から逃れられるのか。
大帝国ドラルヴスを舞台に彼女の運命の歯車は廻り始めます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-16 13:44:45
12235文字
会話率:66%
自分には出来過ぎた、人気者の彼女。
そんな彼女に些細なことで怒鳴ってしまい、初めて喧嘩をした。
明らかに自分が悪いんだと分かっていた。
だから謝ろうと思った。だけど、また明日でいい、明日にしようと先延ばしして。彼女と会える日々が、話せる日常
が、何の確証もないのに、続くと、そう思っていたんだ――
これは俺の、後悔の物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-25 19:00:00
8174文字
会話率:26%
主人公の「僕」とミツヤ、マコト、ヒロトは幼馴染。小学生の四人は「火花」を見に行こうと約束する。火花とは、町外れの山に群生する植物で、夏のある一日だけ夜空に炎の花を咲かせる。マコトは「火花の秘密」を知りたいのだという。けれどマコト以外の三人に
約束を果たすつもりはなく、約束を先延ばしにしている間にマコトは交通事故で亡くなってしまう。その事故をきっかけに三人は疎遠になり、中学最後の一年を迎えていた。
ある日、主人公の前に亡くなったはずのマコトが現れ――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-09 22:00:00
64120文字
会話率:54%