「誰もいない部室が欲しかっただけなのに」
|真白《ましろ》|陸《りく》が部活に求めるものは三つ。
静かであること。人がいないこと。そして誰にも邪魔されないこと。
中学時代、友人を助けようとして声を上げ、かえって状況を悪化させた経験から、
陸は自分の言葉に自信を持てなくなっていた。余計なことは言わない。それが、陸なりの処世術だった。
高校二年の春。廃部寸前の放送部に、静かな居場所を見つけた――はずだった。
翌日、放送室の扉を開けると、見知らぬ女子生徒が座っていた。
|音羽《おとわ》|澪《みお》。人前で話すことが怖い、転校生。
顧問から突きつけられた条件は「月に一回、校内放送をすること」。
部室を失いたくない二人は、渋々マイクの前に座る。
だけど不思議なことに、この放送室でだけは声が自然に出てくる。
「真白くんの声、聴いていて安心します」
そう言った彼女の声が、いつもより少しだけ高かったことに、俺はまだ気づかないふりをしていた。
声に自信を失った少年と、人前で話せない少女が始めた二人だけの校内ラジオ「|放課後《ほうかご》の|二人言《ふたりごと》」。
誰も聴いていないはずだった放送は、いつの間にか学校中に届き始めて――。
声が怖かった僕らは、放送室で声を取り戻す。
互いの声に救われながら、少しずつ距離を縮めていく青春ラブコメ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-04-16 16:20:00
131945文字
会話率:47%
「忘れさせるんじゃない。思い出しても大丈夫だって、思えるようになるだけでいい」
「別に」「普通」。
感情にフタをして生きてきた、高校二年生・水無瀬透。
中学の時に両親が離婚してから、彼は強い感情を持たないように、穏やかで空っぽな日々を選ん
でいた。
ある放課後、一人になれる場所を探して逃げ込んだ薄暗い美術準備室で、透は一人の少女と出会う。
同じクラスの篠宮彩羽──生まれた時から、世界がすべてモノクロに見える少女。
色のない世界を「個性」と受け入れて穏やかに生きる彼女の隣は、感情を閉ざしてきた透にとって、不思議と居心地のいい場所になっていく。
やがて、篠宮がクラスメイトの異変に気づく。
「あの子、薄くなってる」
志田真央の世界から、「赤」が消えていた。
信号の赤も、夕焼けの赤も、自分の血の色まで──すべてが灰色に。
それは、心が限界を超えた人の世界から特定の色が物理的に消える現象──「色彩乖離」。
失われた色を取り戻すには、本人が手放そうとした感情と、もう一度向き合うしかない。
色が見えない彼女の観察眼と、色が見える彼の目。
二人で始まる、誰かの「忘れたい記憶」を解きほぐす物語。
そして色を取り戻そうとするうち、透自身の空っぽな心にも、少しずつ光が差し始めて──
これは、失われた色と、失われた感情を探していく物語。
色のない彼女のほうが、いちばん綺麗に見えた少年の、静かな青春の始まり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-04-15 21:00:00
25430文字
会話率:33%
妹の鈴音が「イヤになった」という置き手紙を残し家出した。その後、両親は俺たちに「実は血は繋がっていない」と明かす。
そこから始まるのは、完堕ちヒロイン(妹)の甘々な猛攻と、理性で踏みとどまろうとする俺(悠真)の攻防戦。
好きと家族、その
境界線を探りながら、日常の小さな出来事が二人の距離をじわじわ近づけていく。
参道の鈴、絵馬の幼い字、左小指の約束、2人で帰った暗い山道、家族であり恋である矛盾。俺は彼女の手を離さない。
読後にふっと笑顔になれる、義妹×じれ甘×一途×不器用男子×学園青春ラブ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-04-16 12:40:27
359493文字
会話率:36%
祖国で優秀な魔術師として働いていたシホ・ランドールは、
隣国の魔法学園に教師として招かれる。
そこは王子や貴族が通う学園で……。
「先生にはこのクラスを担当してもらいます」
そう言って任されたクラスには、まさかの王子様がいた。
ほとんど
年の変わらない生徒たちと交流しながら、ようやく打ち解けてきたある日。
校外演習で出かけた森で、彼らは竜と遭遇する。
逃げられない王子を背に庇い、彼を守りきったシホは、
安堵のなか意識を手放した。
そんな彼女を前に、
自分のために傷つき、惜しみない愛情を与えてくれる彼女に、
王子は初めての恋をする――――。
ピュアで一途な王子が、先生への片想いをこじらせたり、舞踏会で令嬢姿の先生に執着したり…
彼女と両想いになりハッピーエンドを迎えるまでの物語。
※他サイトで完結した作品を修正しながら投稿中です(完結保証あり)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-04-16 12:22:00
429234文字
会話率:33%
現代に生きる女子高生――清水結衣(しみず ゆい)は、同じクラスの男子校生――竜崎雅人(りゅうざき まさと)に片想いをしている。竜崎は学園内で超絶人気を誇る男女四人組メンバーの一人。対して清水はクラスでも大人しく地味。「私に望みなんてない・・
・」そう思い諦めている清水に対し、竜崎は・・・?
周りが二人をくっつけようと一生懸命頑張って悶える、もどかしい両片思いのお話。
――――――――――――――――
息抜きで書いています。超絶気まぐれ更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-04-16 09:51:54
55442文字
会話率:34%
昼休みの廊下で、アリシアはずっとずっと大好きだったマークから、いきなり頬を引っ叩かれた。
その瞬間、アリシアの恋は終わりを迎えた。
そこから長年の虚しい片想いに別れを告げ、新しい道へと歩き出すアリシア。
反対に、後になってアリシアの想い
に触れ、遅すぎる行動に出るマーク。
案外吹っ切れて楽しく過ごす女子と、どうしようもなく後悔する残念な男子のお話です。
ーーーーー
他に、アルファポリス様にて投稿しています。
本編が好評だったので、続編も書きました。
今年になって番外編も……
お楽しみいただけたら幸いです(*^-^*)折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2026-04-16 09:36:09
17225文字
会話率:35%
王都郵便局で働く真面目な配達員、レイ・ハルト。彼には誰にも言えない秘密があった。それは、リントヴルム侯爵家の令嬢クラウディアから毎月出される「宛先不明の詩歌便」が、実はすべて自分宛ての恋文であると気づいていること。
しかし、相手は雲の上の
貴族令嬢。「勘違いで名乗り出れば不敬罪で死ぬ」と思い込んだレイは、三年間、完璧に『気づかないフリ』を貫き、受取拒否の体裁で持ち帰っては自宅の床下に大切に隠し続けていた。
一方のクラウディアも、絶対バレないように遠回しなポエムで恋心を伝え続ける「冷徹な氷の令嬢」を不器用に演じきっていた。
究極のすれ違い両片想いを続ける二人だったが、ある日、恋の焦りから比喩をバグらせたクラウディアの詩が、偶然にも実在する「解釈の怪物」リューデンドルフ伯爵の住所と一致してしまう。求愛だと勘違いした伯爵により、強制的に結婚が決定し……。
迫る婚礼の日。愛する人を救うため、平民の配達員は特急便のシステムと自らの職業の矜持を武器に、花嫁奪取の完璧な計画を企てる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-04-16 07:12:35
27708文字
会話率:19%
ルールは「詮索しないこと」。あたたかな夕飯が、ふたりの恋を育んでいく。
────
箕島麻貴(みしまあさき)の一人暮らしの部屋は、ひと言で言えば荒れていた。
成績さえ落とさなければ自由。その条件で手に入れたはずの「ひとりの城」は、コンビニ袋
と洗い物で埋まっていた。
そんな麻貴の城は、ある日いきなり避難場所となってしまう。
同じクラスで清楚可憐な美少女──篠宮汐織(しのみやしおり)が、放課後だけ麻貴の部屋に逃げ込んでくるようになったのだ。
家で、ご飯を食べられないから。
「いつも迷惑じゃない?」
「迷惑なら、とっくに追い返してるよ」
「……箕島くんって、やっぱり優しいね」
「うるさいな。ほら、台所なら好きに使っていいから。自分で美味いと感じるもん好きなだけ作れば」
詮索はしない。その代わり、夕飯を作ってもらうことに。
そんな不器用な契約から始まる、同居未満〝夕食〟の関係。
作り置きの味噌汁が増えていったり。
買い出しに二人で行くようになったり。
食器を拭く手元が、いつの間にか揃っていたり。
親友に嗅ぎつけられて茶化され、麻貴が思わず線を引いて守ってしまったり。
そして汐織が、ときどき「帰りたくない日」を、笑ってごまかさなくなる。
最初は遠慮だらけだった汐織は、少しずつ甘えるようになって。
最初は面倒ごとを避けていた麻貴は、少しずつ彼女を懐に入れてしまうようになる。
これは、夕飯がきっかけでふたりの孤独をほどいていく、同居未満夕飯以上の救済ラブコメ。
────
「カクヨム」でも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-04-16 07:10:00
93414文字
会話率:34%
フィオナ・ソラリスはアディエル・ランフォードに結婚を申し込む。
彼が自分を愛してない事を知っている。
彼が誰を見ているのかを知っている。
そして、彼も。
最終更新:2026-04-16 04:30:50
196674文字
会話率:28%
短編の恋愛いや、青春ものになっています。
他サイトでも掲載しています。
最終更新:2026-04-16 01:17:36
953文字
会話率:12%
トリップして数十年。落ちた先の異世界に住む"人"には無関心に生きてきたカナンは、禁域の干渉で接する機会が増えても変わらず無関心に生き続ける。大切なのは、共にこの世界に来た"家族"だけ――――中途半端
な冷淡者がお人好しを失った後の物語。
※断片集です。時系列は前後します。主要人物の二人以外は一話のみの登場で本文中では名前も表記されません。
※105話で【完結】です。以降はその後話のみで、一話中に一部過去話が挿入されることはありますが、時系列は前後せず更新通りになります(予約投稿中)。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-04-16 01:00:00
1696299文字
会話率:27%
カフェで働く陽菜の日常にはいつも黎斗がいる。
触れそうで届かない距離。変わらない穏やかな関係。
それが”特別”なものだと、気づかないふりをしていた。
「陽菜ちゃんはもう家族みたいなものだからねぇ」
黎斗の祖母からの優しい一言が、
二人の
”当たり前”を、少しだけ甘く、少しだけ苦く揺らし始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-04-16 00:10:00
39427文字
会話率:19%
『ママのかわいい響ちゃん』の呪いを受けて育った白嶺響少年は、この世で誰よりも自分を男扱いしてくれる亜咲千鶴に恋をしている。
『響くんは響くんだよ』と認めてくれる女の子を守りたい響だが、亡き母の遺言に従い、私立姫之條女学院に入学しなければなら
なかった。
琳条響として好きな子と二人部屋の寮生活をひとまず順調に送っていたが、とある夜、千鶴は眠るように息を引き取った。
異性装の少年は純粋な愛と恋に光明を見出しながら、母親の“娘”呪縛に藻掻いている。
主人公は一貫して自認男ですが物語のほとんどを女装している、外見百合・中身男女の恋愛です。
ヒロインの死、毒親といった要素を含み、主人公が自分自身からヒロインを奪う表現(寝取り的雰囲気)も含みますのでご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-04-15 23:55:40
32135文字
会話率:48%
片想いって人生で何回するんでしょうね。
最終更新:2026-04-15 23:28:46
227文字
会話率:0%
中学の卒業式。両想いだと思っていた相手に告白しようとした矢先、まるでそのタイミングを狙ったかのように『彼女ができた』と言われてしまった凛音(りおん)。
それから1年以上が経ち、ようやく失恋の痛みが薄らいできたタイミングで、失恋相手であり、か
つての親友だった煌斗(あきと)と再会する。
しかし、凛音の隣には凛音のことを好きだと言っている海里(かいり)がいて──。
無気力な素振りで臆病な自分と失恋の傷を隠してきた主人公。偶然の再会を果たしてから関係修復を望んでくる元親友。そして主人公に好意を向けてくる高校からの友人。誰にも言えない秘密を抱えながら恋に悩む三人による青春BL。
ネオページ様のサイトでも公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-04-15 22:31:48
114885文字
会話率:28%
侯爵令嬢ヘスティア・オルドリッジは、王太子妃候補の一人として育てられてきた。
教育、家柄、実績――どれを取っても不足はなく、このまま選ばれて当然と周囲は考えている。
だがヘスティア自身は、その定められた未来に、いつしか違和感を抱き始めてい
た。
そんな折、兄の友人として紹介された伯爵家三男ディノ・フィデル。
王宮の誰とも異なる軽やかさを持つ彼に、ヘスティアは次第に心を動かされていく。
王太子妃に選ばれれば、この想いは叶わない。
ならば――選ばれなければいい。
祝賀での最終決定を前に、表立った混乱を招くことなく、ヘスティアは自ら脱落するための策を巡らせる。
健康面への疑念、噂、そして祝賀での出来事。
一方ディノもまた、高嶺の花であるヘスティアを諦めきれず、水面下で手を回しながら、彼女の行き着く先を、静かに整えていた。
――互いの思惑を知らぬまま。
これは、本来、交わるはずのない立場の二人が、運命を自らの手で選び取り、ただ一人の相手へと辿り着くまでの物語。
ヘスティア編20話
ディノ編10話
合計30話で完結折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-04-15 21:34:12
17849文字
会話率:12%
触れたいのに触れられないじれじれ両片想い幼馴染ラブコメです
主人公の藤沢 涼は潔癖症の高校二年生。
潔癖症であることから、人と距離を置いて過ごしていた涼の友人は、幼馴染の男女、桜坂 澪と辻堂 皐月だけだった。
そんな折、校内一美人と噂のク
ラスメイト、北白河 椿姫が涼に急接近。
最初は訝しんでいた涼だったが、椿姫の潔癖症を理解しているかのような態度に、少しずつ人との交流に前向きになる。
そんな涼を見た澪は、潔癖症の克服を提案。一緒に触れる練習をして、克服しようと言う。
そうして二人だけの秘密の潔癖症克服練習が始まるのだった。
澪と椿姫と距離を縮める涼は、ついに自身の中に生まれた恋心に気が付いて……。
触れたいのに触れられない、恋に臆病な潔癖症男子と、天真爛漫な幼馴染女子の、じれじれ幼馴染ラブコメ♡
※毎日 1話更新予定です
※潔癖症については人によりますので、そういう人もいるんだなぁくらいの気楽な気持ちでお読みください~
ただ触りたくても触れないでじれじれしているだけのラブコメです
長期連載予定です、のんびりお読みくださいませ よろしくお願いします✿
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-04-15 21:30:00
51612文字
会話率:43%
仲良し男女4人のうちの2人が付き合い始めた。
余り者の男女、凍華と美千瑠は、恋人関係に憧れ、秘密の恋人ごっこを始める。
ただの遊びで始めた恋人ごっこは、次第に遊びの域を超えていく。
身も心も繋がり始めた二人の恋人ごっこは、とどまる
ところを知らず、
キスやそれ以上を経験した二人は、次第に両片想いに……。
恋人ごっこから本当の恋人へとなろうとする、素直になれない二人のケンカップルラブコメ。
※少し性的な表現が含まれる箇所がございます。苦手な方はご注意くださいませ。
※毎日 1話 投稿予定です、よろしくお願いします✿
※こちらの作品はカクヨムでも連載しています。
読みやすい方でお読みくださいませ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-01-22 22:30:00
100621文字
会話率:40%
妖精は、人に飼われる存在だ。
富の象徴として飾られ、
夜は抱かれ、
金のために使われる。
それが当たり前の世界。
森で旅人を助けた妖精。
没落した元飼い主を忘れられない妖精。
恋愛対象になれないと分かっていながら、主人を想う妖精。
選ばれない。
特別にはなれない。
それでも、誰かの“唯一”になりたい。
檻の中で生きる妖精たちの、
切なくて少しだけ甘い連作BLファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-04-15 21:30:00
65487文字
会話率:20%
何年も、同じ人を想い続けてきた相談者。
諦める理由は、いくらでもあった。
報われないことも、終わらせた方が楽なことも、分かっている。
それでも――消せなかった。
探偵は、背中を押さない。
忘れろとも、進めとも言わない。
ただ一つだけ
、問いを投げる。
その時間は、本当に無駄だったのか。
答えを出さないまま、静かに置かれる一話完結ヒューマンドラマ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-01-29 21:30:00
1037文字
会話率:69%
失恋しても、私はいつも通り笑っていた。
誰にも気づかれないまま、過ぎていく一日のはずだった。
――彼以外には。
無口で、何を考えているかわからないクラスメイト。
ただ一言、「どうした?」と聞かれて、
それ以上、何も踏み込まれなかった。
分かっても、壊さない。
優しさは、言葉より静かだった。
気づいてくれる人が、一人いれば。
それだけで、人はまた前を向ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-01-24 09:23:17
472文字
会話率:14%
バイト帰りの土砂降りの夜、高3の小川七海は見知らぬ男に膝蹴りをお見舞いしてしまう。倒れ込んだ2人に向かってトラックが突進し——気づけば見知らぬ森の中にいた。
隣にいたのは地元で超有名なイケメン不良・蒼大。なぜか女嫌いのはずなのに妙に優しくて
なんだかおかしい!
2人きりで彷徨う異世界で、七海は蒼大の本当の姿を知っていく
ラブコメですー!読んで楽しんでいただけたら嬉しいです。
※2026年3月タイトル変更、大幅加筆修正しました!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-04-15 21:19:12
99323文字
会話率:40%
彼女は前に進む。過去に囚われた者たちを残して──
大商会の娘サーシャ。
幼い頃から家業に関わり、人々の注目を集めながら育ってきた。
初めて抱いた淡い恋は、すれ違いと軽率な言葉によって終わりを迎える。
その出来事をきっかけに、サーシャは
家業から距離を置き、新たな場所で働き始める。
慣れない仕事、思い通りにならない現実、そして新しい出会い。
いつでも彼女は、夢を手放さず、自分の手で未来を選び取ろうと歩き続ける。
一方、過去に囚われたまま彼女を忘れられない者もいて──。
これは、一人の少女が迷い遠回りをしながらも、憧れの先へと進んでいく軌跡。
※前作「ルースの祈り」と同じ世界観で登場人物も一部かぶりますが、単体でお読みいただけます。
※作中の仕事や制作物、小物の知識などは全てフィクションです。史実や事実に基づいていないことをご理解ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-04-15 21:00:00
68395文字
会話率:34%
エストレーヤ王国の星灯騎士団。
それは魔女の使い魔と戦うために結成された、美男子ばかりの騎士団である。
今日も推し騎士の無事を祈り、魔力を譲渡するファンの姫君たちが握手会会場に行列を作っていた。ごく一部を除いて――。
※1話目は短編の加筆
修正版、2話目から続きです。
短編をご存知の方は、2話目からお読みいただいても問題ないと思います。
※連載版から「R15」「残酷な描写あり」のタグを追加いたしました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-04-15 20:49:27
298081文字
会話率:33%
「きみは法的に俺のものです」――若山流音は体の弱い十一歳の女の子。ある日異世界に召喚され、五つ年上の天才魔術師ユラと出会う。ユラに魔術の研究を手伝ってほしいと言われ、流音は体の治療と元の世界へ帰す約束と引き替えに渋々手を貸すことに。しかし一
緒に暮らすうちに、無表情で無神経、呪われてるけど前向きなユラに惹かれていく。
使い魔のドラゴンや精霊のお姫様と仲良くなったり、弱虫な女の子の恋を応援したり、騎士のお兄さんにいじめられたり、流音は様々な出会いを通して成長していき、やがて世界の存亡をかけた争いに巻き込まれ、帰るに帰れなくなって――。
※前半ほのぼの、後半シリアスです。
※本編完結済み。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 16:26:12
378299文字
会話率:35%
この王国には、魔女の使い魔と戦うために結成された美男子ばかりの騎士団が存在する。
今日も推し騎士の無事を祈り、魔力を譲渡をするファンの姫たちが握手会会場に行列を作っていた。ごく一部を除いて。
最終更新:2023-07-04 14:01:19
14869文字
会話率:31%