21世紀。魔法も、モンスターも、全てが『おとぎ話』となって久しい時代。
しかしそんな中、日本にて大きな『変化』が発生した。
小規模な地震が日本全土を襲った直後、一部の人々が突如奇妙な服装になっていた。中には、種族まで変わった者もいる。
更に
謎の扉までもが日本各地に出現したかと思えば、中には神話やおとぎ話の中の怪物達が生息していた。
変化する社会。混乱する人々。主人公である少年も、その中の1人に過ぎない。
激動の時代に彼は数々の騒動に巻き込まれ───るかもしれないし、ないかもしれない。
この物語の主役は、間違いなく彼である。しかし、この世界の中心が彼だとは限らないのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-26 18:01:43
45094文字
会話率:31%
エルフの血を引く公爵令嬢ルーナは、身に覚えのない罪で断罪され、婚約を破棄された。
濡れ衣を着せられたのは不服だが、迷惑でしかなかった婚約が白紙になるのは嬉しい。
「ここはいっそ話に乗ってしまおう」と存在しない罪を認めることにした。
トン
トン拍子で国外追放が決まり、その場を辞そうとしたルーナだったが……
「僕は貴女をお慕いしております。
――どうか、私とともに我が国へ来ては頂けないだろうか」
留学生である隣国の第二皇子マリウスから呼び止められ、その場で求婚を受ける。
あまり話したことはなく、むしろ嫌われていると思っていた人からの告白にルーナは混乱するばかり。
とはいえ……これは国外での生活基盤を得るチャンスなのでは?
(エルフと同等の力を持つ精霊術士である私は、帝国から見ても貴重な存在のはず。すぐに殺されはしないでしょう)
マリウスの行動に裏があるのでは、と疑いつつも求婚を受けることにする。
婚約を承諾して以降のマリウスは、これまでの冷たい印象がまるで嘘のように優しい。
――本当に溺愛されていると、勘違いしそうなくらい。
だが、これは何かしらの目的があっての婚約。
役立たずと思われたら最後、放逐される可能性がゼロとは限らない。
そう考えたルーナは、帝国での立場を盤石とするため、懸命に自分の活躍の場を広げようと行動する。
(一体どうすれば、ルーナは僕の想いに気づいてくれるのだろうか……)
自分のことで必死になるルーナは、マリウスの告白が策などではなく本心だという事になかなか気づかない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 02:44:22
22359文字
会話率:24%
夢を食べない獏が罪を償う善行のために人間の願い事を叶えるお話。
ほんのりダークファンタジー。
短いお話を連載していきます。
最終更新:2024-11-23 20:17:26
1439122文字
会話率:60%
世界は無数にある。同じ様な世界でも、どこかが違う。
他人からすれば、その世界は歪かもしれない。
けれども、その世界に住むヒトたちにとってはそれが当たり前で、それが現実だ。歪だなんて思わない。
誰かが言った。『誰もが主人公』なのだと。
な
ら、歪な世界ではどうなるのだろう。
これは、どこかの世界の物語。歪でおかしくて、壊れていて、語呂の悪いお話。
助けて。誰もが言った言葉。誰もが見て見ぬ振りをした言葉。
それでも『助けて』を言えなかった少女がいる。そんな言葉を知らなかったから。
だから少女は『助けて』と言えない。
ならば誰かが手を差し伸べれば良い。『助けて』という言葉を教えてやればいい。そうして少女も『助けて』を言えるようになる。
少女は優しかった。少女は強かった。少女は魔性だった。
少女の善意で、人が狂ってしまった。狂ってしまった人は少女を手に入れるために全てを壊そうとした。
果たして誰が悪かったのか。少女が悪かったのか。それとも別の誰かなのか。
けれども、ひとつだけ言えることがある。
世界が、その少女を愛している。
それが、その少女にとっての幸せとは限らないけれど。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 08:00:00
56477文字
会話率:32%
「貴方は特別な存在ではありません」
死んだ男の前に現れた女神は、そのように忠告をした。
生前の姿で異世界への転生を示されるが、何の特別な力もない、ただの一人の人間でしかないと言う。
特殊な力も、魔法も持たず。
元の世界でできなかった事はあち
らの世界でもできない。
知識も役に立つとは限らない。
何を為すかも自由だが、何かを為せるとも限らない。
そんな世界に放り出された男は、野盗に追われる一人の少女と出会う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 23:00:54
33733文字
会話率:33%
能力のある者が強いとは限らない。役に立たない能力者の少年団員 岡井古貞は周りからバカにされ、背が低い肥満のひねくれ者なので嫌われていた。そんな彼が強くなって成長していき、和の国 日桜皇国の上馬で悪党達と戦い、彼の魅力が分かるヒロイン達や仲
間が集まっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 11:53:12
598050文字
会話率:46%
心理的な思考能力の持ち主、安城が国のトップいや政界の内部から食い漁るそして、ただの男子高校生の花形文義が彼に何かを追い求めて超巨大カルト教団:『心の解』に入信‥
ただこの教団の行動に良いイメージを持たない裏社会、極道連中・何より街の治安を守
る千極隊などが、『心の解』を全力で潰しにかかる…
ヴィラン側の視点が多いのもこの作品のいいところ、必ずしもヒーロー側が処理するとは限らない……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 11:06:17
917文字
会話率:6%
当たり前のような光景でも、その中身が当たり前とは限らない。
最終更新:2024-11-17 18:06:03
1131文字
会話率:28%
一獲千金を夢見る者達は、自らが得る特殊な能力に多大な期待を持っている。
多少望むものとズレた能力を得たとしても、その能力のレベルを上げる事で莫大な益をもたらしてくれる可能性は捨てきれないのだが、望む、または望みに近い能力が得られるとは
限らない。
そんな世界で、過去に地球で生活をしていた記憶があるスロノと呼ばれている少年が記憶を取り戻し、今何をしているのか、自分と言う存在はどのような存在で何の能力を持っているのか調べている。
能力の名前からして一獲千金、つまり将来的に楽に生活できるような能力ではなく、またそのレベルも能力を得た直後の最低レベルだった事から落胆するのだが、実はその能力には隠された秘密が存在した。
一方スロノを体の良い小間使いとして使っていた冒険者達は、あり得ない能力を持ったが秘匿しているスロノの意図していない逆襲を受けて没落していき、スロノはその力を使い、特に希望したわけではないが別格の存在と言われている人々と肩を並べる事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 20:54:02
483744文字
会話率:40%
ある日、突然に故郷の村がどこかへ消えてしまった。
途方に暮れていたところに現れたのは、ヨロイに亡霊が取りついたモンスターだった。
彼は人間の子どもに親しげに声をかけ、自身の夢であるという世界一周の旅に誘う。
この場でじっとしていても村が見つ
かるとは限らない。なら、このモンスターの仲間になるふりをして利用してやろう…と子どもは考えた。
モンスターは自信を「船長」と呼ばせた。子どもにも名乗るよう要求したが、人間にとってモンスターは敵だ。ほんとうの名を教えるわけにはいかなかった。
子どもは、新しい名を船長に考えてもらうことにした。船長は子どもに「ミナライ」と命名し、ふたりは旅に出るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 11:12:23
108524文字
会話率:59%
行きつけの居酒屋で、飲み仲間とグチりながら飲むのが楽しみの私、伊藤陽子。普段はお酒に飲まれることはないのに、疲れからかダウンしてしまう。ふと気づくと下着姿で!? 隣には飲み仲間のハルトが横になっている。そしてシャワーの音が聞こえるということ
は、もう一人、、、なにがあった、私!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-12 07:00:00
5396文字
会話率:56%
悪役令嬢に転生したから悪役やるとしても、でもだからって原作通りにいくとは限らない。そんな話。とてもご都合主義。
最終更新:2024-11-08 06:00:00
12006文字
会話率:35%
とあるゲームの世界にのちの勇者として転生した事になった主人公くんの話。勇者だからってなんでもできるとは限らない。
最終更新:2024-08-27 06:00:00
14476文字
会話率:17%
テンプレこねくり回した話。
婚約破棄された所で前世の記憶思い出して「あっ、このままだと私の人生バッドエンドじゃん」って気付いた悪役令嬢ポジションだった女がどうにかそれを回避しようとして足掻く……なんて事はせずに大人しくしてたら周囲が色々やら
かしたよ、っていうやつ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-23 11:22:39
24065文字
会話率:3%
「敬久、尼子を継ぐか?」
死期が迫る山陰の覇者、尼子経久の一言は、尼子家当主晴久とその一門、新宮党に波乱を巻き起こす。
尼子晴久、毛利元就、陶隆房。
英雄たちに翻弄される尼子の藩屏、新宮党の物語。
父、母、子、兄、弟、甥、姪、伯父、叔父、従
兄弟。
ありとあらゆる血の繋がりも、戦国乱世で味方とは限らない。
※史実をもとにした創作になりますが、「史実でもおかしくなさそうな話」を目指しております。
駄文ですが、読んでいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 10:00:00
274051文字
会話率:49%
異世界に転生してくる日本人、全て良い者とは限らない。
ある5歳の令嬢の言動がおかしくなった。
幼女らしからぬ言動を取るようになったのだ。
そこで、王宮から前世は邪教聖女のサリーが呼ばれた。
ピンク髪である。
彼女は前世の邪教徒の家に育
った経験から悪を見抜き悪を断つ仕事をしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 21:42:31
1493文字
会話率:57%
学園で騒動を起こし、長期欠席していた令嬢の家に、プリントを届けに訪れたピンク頭の男爵令嬢サリー、彼女は転生者だった。
親にアドバイスする場面から、物語は始まる。
最終更新:2024-07-28 16:08:20
3815文字
会話率:70%
商店街でハロウィーンのお祭りが催された。
トリック・オア・トリートの掛け声とともに、子供たちがお菓子を集めていく。
しかし、いたずらを仕掛けるは子供たちだけとは限らない。
大人たちは子供たちに与えるお菓子や飲み物にいたずらをしかけていた。
いたずらは成功し、子供たちは大騒ぎ。しかし事態は大事になりかけていた。
ハロウィーンのいたずらが大事になるとき、いたずらがいたずらを救う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 20:45:17
4391文字
会話率:14%
貴族の恋愛は必ずしも社交界で始まるとは限らない。戦場でしか芽吹かなかった愛もある──ジゼル・リドガーという貴族の家で育ったお嬢様の物語が、まさにそれだった。
最終更新:2024-10-24 19:07:16
182061文字
会話率:51%
法月大起(のりずき ひろき)は心臓の病で妻を亡くしてからシングルファザーとして娘の佳織を大切に育ててきた。しかし、佳織が中学1年生の時、妻と同じ病が発病してしまう。
「見つかる確率は極めて低いが、ドナーが見つかれば助かる」
主治医にそう
言われた法月は、必死でドナーを探す。非合法の手段にも手を染めるが適合する心臓がなかなか見つからない。
悲嘆にくれて放心していたある日、法月に怪しい女占い師が声を掛ける。
「ドナーを見つける方法を知っている」
藁にも縋る思いで聞いた女の話は眉唾ものだった。
今自分が生きている世界とは別の世界があり、そこでなら適合者が必ず見つかるというのだ。そして、その世界へ行く方法もあるという。
娘を独り残していくことができないと法月は躊躇うが、都合が良い事に異世界へ行っている間は現世の時間は経過しないというから、渡りに船だった。
「適合者からはお前にしか見えないオーラが出る。すぐに見つかるとは限らないが、必ずいるから必死で探すといい」
法月はその言葉を信じ、ドナーを見つけるために転移後の世界をあてもなく旅をする。
適合者を発見する能力以外は特別な能力を授かったわけではないが、娘を救いたいという執念から魔物が闊歩する異世界で生き延びる術を、時折満身創痍になりながらも確実に身につけていった。
強い動機を持って過酷な旅を数年も続けているうちに冒険者としての実力が伸び、名を馳せるようにはなっていく。頼もしい仲間も何人かでき、法月は異世界を旅すること自体が少しだけ楽しくなっていたが、肝心のドナーは全然見つからず、娘を救いたいという思いも僅かずつながら徐々に風化していった。
そして、決定的な出来事が起きる。
異世界に転移した時に知り合い冒険者としての長年苦楽を共にしたマリーと、法月は結婚をしてしまう。
迷いに迷った決断だった。娘を裏切ることになるのではと散々思い悩んだが、独りでドナーを探し続ける精神力が法月には最早無かった。これも佳織のためだと言い訳して、マリーを受け入れた。
マリーとの娘アリシアが生まれ、異世界で家族円満に暮らしていくうちに、佳織への思いが少しずつ思い出になっていくのを法月は見て見ぬふりしていた。
そして、アリシアの13歳の誕生日。
彼女の体からオーラが湧き出るのを、法月は目撃してしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-23 18:26:14
3739文字
会話率:37%
人を助けた代わりにバイクに轢かれた男、工藤 英二
その魂は異世界へと送られ、第二の人生を送ることになった。
侯爵家の三男として生まれ、順風満帆な人生を過ごせる……とは限らない。
裕福な家庭に生まれたとしても、生きていいく中で面倒な壁とぶつ
かることはある。
そこで先天性スキル、糸を手に入れた。
だが、その糸はただの糸ではなく、英二が生きていく上で大いに役立つスキルとなる。
「おいおい、あんまり糸を嘗めるんじゃねぇぞ」
少々強気な性格を崩さず、英二は己が生きたい道を行く。
※冒険者になるまでかなり時間が掛かります。
加えて、冒険者になる前に少しだけ学園編があります。
ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-23 17:07:28
1398771文字
会話率:36%
__この世界はフィクションだが、必ずしも関わりの無いとは限らない。なぜなら……
運命は、もうそこまで迫っているからだ。
この世界...否、日本の運命は君の、___君達のシナリオ(行動)に掛かっているのだ。
あらすじ
〝アクシア(神の使い
)〟と〝ヴェルシア(邪の使い)〟と呼ばれる天使と悪魔達が〝セフィロト(生命の樹) 〟と呼ばれる日本を支配していた。
普通のヒト__〝セフィラ(生命人)〟は〝アクシア〟と〝ヴェルシア〟が〝セフィロト〟を支配しているということに疑問を持たずに過ごしていた。
だが、〝セフィラ〟は〝アクシア〟と〝ヴェルシア〟が〝セフィロト〟を支配しているという事にたいして疑問を持つ者もいることを忘れていないか?
その者達が集まる組織の名を____【ブラック・アンノウン(正体不明の黒) 】。
この組織にいる者は〝アクシア〟と〝ヴェルシア〟に対抗するために、〝天魔(ヴェイジュ) 〟と呼ばれる力を持っている。
基本的に〝天魔〟はそれぞれ一つしか持つことができない。
例えば__
土の天魔
炎の天魔
草の天魔
氷の天魔
水の天魔
風の天魔
雷の天魔
知の天魔
力の天魔
毒の天魔
の八つの天魔がある。
だが、主人公___ここでは“ロペス(運命人) ”と言い変えさせてもらおう。“ロペス”である〔三影創(ミカゲ ツクル)〕は、〝始〟の二つの天魔があった。そしてその、“ロペス”〔ミカゲ〕に隠された驚くべき真実が隠されていた。
〔ミカゲ〕に隠された驚くべき真実とは一体何なのか___。
今ここに新しい物語が始まる____。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 18:57:41
278文字
会話率:0%
ごくごく平凡な高校二年生、鈴木変。
彼は何年も恋心を寄せていた同級生の石上有菜が学校の教室で突如、謎の不審者に殺されてしまう。
鈴木は激怒し、苦しみ、悔しみ、その不審者を殺すために屋上まで走り続けた。するとそこにいたのは、真っ黒な翼を生やし
た悪魔だった。しかし、愛する人を殺された鈴木は怒り狂り、復讐を決意する。
鈴木はそんな人外に復讐することはできるのか……。
これは、一人の青年が悪魔の世界に迷い込み、その未来、神殺しと呼ばれる元人間の物語。
——————その努力が、報われるとは決して限らない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 21:21:44
3587文字
会話率:30%