数年ぶりに平民から王国の魔法研究所の研究員に抜擢されたリザリアーネ。研究のために予算で宝石を購入していたら、監査室から連絡があって呼び出されてしまった。待っていた監査官、ダズルはきちんと収支を出すように指導したあと、無表情のまま言った。「貴
女のように美しい女性なら、宝石もさぞ映えるとご自身でもご自覚があるでしょうからね。――」その後も、会うたびにダズルは無表情で褒めてくる。友人関係になってもそのまま。そして、リザリアーネの作った魔道具が評価されて叙爵されることになり――。無自覚に甘い言葉をこぼすダズルと、自制しながらも翻弄されるリザリアーネの、お前らはよくっつけや物語。 完結まで連投します。魔法や指輪の意味など、独自設定があります。ストレス展開無し。R15は最後に少しオトナ表現ありです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 07:00:00
53928文字
会話率:36%
「君を愛することはない」
フェルミエンド第二王子のエドガーは十歳の時、同じ年の公爵令嬢バーバラにそう宣言した。
バーバラもそれを了承して無事八年。危うい綱渡りの婚約は続いている。
君を愛することはない。
そう宣言したエドガーは、しかし。
「っああああああ! 今日もバーバラが尊い! 好き好き大好き! 愛してる!」
「殿下。今の顔を他人が見たらドン引きするので自制して下さい」
この八年。ずっと愛を伝えられずに悶々とする日々を送っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-10 19:00:00
34248文字
会話率:43%
最近、妙な輩に尾行されるようになった女。シャドーボクシングみたいに、正体は見えない。闇雲にパンチをくり出すのは得策でない、女は自制するのだが……
キーワード:
最終更新:2025-02-13 14:58:25
2997文字
会話率:40%
「どうしてこうなった?」
優れた血統、高貴な家柄、天賦の才能────生まれときから勝ち組の人生により調子に乗りまくっていた侯爵家嫡男クレイム・ブラッドレイは終いには殺された。
傍から見ればそれは当然の報いであり、殺されて当然な悪逆非道の
限りを彼は尽くしてきた。しかし、彼はなぜ自分が殺されなければならないのか理解できなかった。そして、死ぬ間際にてその答えにたどり着く。簡単な話だ………信頼し、友と思っていた人間に騙されていたのである。
そうして誰もにも助けてもらえずに彼は一生を終えた。意識が薄れゆく最中でクレイムは思う。「願うことならば今度の人生は平穏に過ごしたい」と「決して調子に乗らず、謙虚に慎ましく穏やかな自制生活を送ろう」と。
次に目が覚めればまた新しい人生が始まると思っていたクレイムであったが、目覚めてみればそれは10年前の少年時代であった。
最初はどういうことか理解が追いつかなかったが、また同じ未来を繰り返すのかと絶望さえしたが、同時にそれはクレイムにとって悪い話ではなかった。「同じ轍は踏まない。今度は全てを投げ出して平穏なスローライフを送るんだ!」と目標を定め、もう一度人生をやり直すことを決意する。
しかし、運命がそれを許さない。
一度目の人生では考えられないほどの苦難と試練が真人間へと更生したクレイムに次々と降りかかる。果たしてクレイムは本当にのんびり平穏なスローライフを遅れるのだろうか?
※他サイトにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-20 19:10:00
522009文字
会話率:45%
宰相の娘、サリューツァ・ナルモルグは、祖母にカサブランカの花人を持つクォーターだ。
先祖返りのために虫から好かれすぎるため、デビュタントも遅れていたサリューツァは、己の香りをコントロールできたと遂に社交界デビューを果たす。
しかし好奇の目に
晒されて自制が効かなくなったサリューツァを大量の虫が襲った。
虫から助けてくれたのは完璧主義の仕事人間と評され、父の友人でもあるディナステス伯爵だったが、彼はカブトムシの血族であった。
サリューツァに一目惚れしたディナステス伯爵は、虫は無理ですと何度断られようと、サリューツァを手に入れるためにあの手この手を使って奮闘するのだった。
※完全に見切り発車なので、更新頻度はお約束できません
※そんなに長くならずに終わらせるつもりです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 21:43:32
13739文字
会話率:34%
ここは、”絶望”という感情が具現化してしまう近代都市の世界。
絶望に浸された生命体は、自制心を失い暴走してしまう。この世界ではそれらを「DSR」と呼ぶ。
そんなDSRに立ち向かうのが、公的機関団体「Eclipser / イクリプサー」だ。
しかし、DSRを元に戻すのは非常に困難であり、選択肢は僅かな望みを信じて助けるか、問答無用で殺すかのみ。
イクリプサーは大半、後者を選ぶようだ。
今日もとある少女が新人イクリプサーとして就いたようだ。
では、この少女がどのようにイクリプサーとしての道を歩んでいくのか見届けるとしよう。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-21 14:20:34
2768文字
会話率:29%
引きこもりの高校1年生アキラは、勇気を出して2年ぶりに学校に向かっていたところで異世界に転移してしまう。
そして、魔物を無限に生み出し世界を破滅させようとする魔王を倒すことを命じられる。
やばすぎるヤンキー達と共に……。
麻薬売買で学費を
稼ぐ喧嘩ジャンキー。
幼少期から国家転覆を夢見る思想犯。
怒ると自制が効かなくなるので仏門に下ったスキンヘッドマッチョ。
スナイパーライフルを自作し人を狙撃することが趣味のサイコパス。
――そして、彼らの悪意をなんとか抑え込んでいた比較的常識人のリーダー。
そんな彼らが世界中にバラバラに転移してしまった。
転移者は唯一無二の強力な『スキル』を得ることができる。
魔王退治には必要な力だが、もしその力が無差別に使われてしまったら?
なんだか影が薄い主人公は彼らと共に世界を救うことはできるのか!?
珠玉の異世界大スペクタクル浪漫冒険活劇(になればいいなぁ)ここに 開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 15:16:32
12553文字
会話率:44%
薬の副作用と己の自制心のなさでぶくぶく太ってしまったワタクシ。
最終更新:2024-11-28 21:29:35
464文字
会話率:0%
侯爵家の令嬢エレナ・トワインは王太子殿下の婚約者……のはずなのに、正式に発表されないまま月日が過ぎている。
王太子殿下も通う王立学園に入学して数日たったある日、階段から転げ落ちたエレナは、オタク女子高生だった恵玲奈の記憶を思い出す。
『えっ
? もしかしてわたし転生してる?』
でも肝心の転生先の作品もヒロインなのか悪役なのかモブなのかもわからない。エレナの記憶も恵玲奈の記憶も曖昧で、エレナの王太子殿下に対する一方的な恋心だけしか手がかりがない。
王太子殿下の発表されていない婚約者って、やっぱり悪役令嬢だから殿下の婚約者として正式に発表されてないの? このまま婚約者の座に固執して、断罪されたりしたらどうしよう!
『婚約者から妹としか思われてないと思い込んで悪役令嬢になる前に身をひこうとしている侯爵令嬢(転生者)』と『婚約者から兄としか思われていないと思い込んで自制している王太子様』の勘違いからすれ違いしたり、謀略に巻き込まれてすれ違いしたりするラブコメです。
長編の予定ですが、一話一話はさっくり読めるように短めです。
『アルファポリス』にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-26 21:12:29
369852文字
会話率:31%
ヲタクになると、全ての事に制限がなくなる。
簡単に言うと、理性のタガが思い切り外れる。
リアコにだって、ガチ恋にだって、なるだろう。
だから、私はある程度我慢しなくては。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座
いません。
注意事項2
自制出来ない人間なので、リアイベは常に回避しなければと思ってます。
たまに足を突っ込みますが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 05:54:19
773文字
会話率:36%
新月の夜に白金髪の魔女に会うと、木偶人形にされる。
最近の都市伝説。退屈な人生を露骨に示した噂。
そうして家路に着くと、女人が顔をだす。
その鮮やかな髪と共に。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
恋愛です。R15です。
苦手な方はご注意下さい。
なんでこうなったか分からりません。
オチもないですし。
プロトタイプなので、またごちゃごちゃ弄り回すと思います。
でも二人の性格は変えたくないなー!!(クソデカ声)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-06 18:29:37
952文字
会話率:50%
一定周期で自制心がとりわけ弱くなる。
依存心を制御出来なかったり、視覚と聴覚が鋭くなって、些細な事でも精神に異常を来す。
ん……だから暗い部屋で体育座りしていても、怒鳴らないでね……。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われ
たら申し訳御座いません。
注意事項2
恋愛です。内容はR15では無いですが念の為。
精神的な脆さと使ってる言葉が琴線に触れたので。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-28 22:18:03
1127文字
会話率:43%
ここはクリスタルの意思の中
ここには、あらゆる願いや欲望が集積し、叶えられる場所
キーワード:
最終更新:2024-03-29 14:34:28
307文字
会話率:0%
街中、陽気な午後。ユイはマッチングアプリで知り合った男と並んで歩いていた。
歳は同じくらい。見た目はまあ悪くはない。だが重きを置くのは性格と資産。ユイは結婚を前提に付き合うかどうかを今日のデートで見極めるつもりだった。
開始からここま
では特に問題なし。多少、心に引っ掛かりはあるが、それが何なのかユイ自身も言語化できずにいた。ゆえに、大したことではないだろう。そう思っていた。
「――かない?」
「え、あの、今なんて? ごめんなさい。ちょっとボッーとしてて……」
「ん、この辺りに僕の家があるから、ちょっと寄って行かないかい?」
いきなり家に……と、ユイは思ったが、数年前に大型ショッピングモールが建つなど開発が進んでいる駅近くのこの辺りの土地の価格は高い。これまでの会話で賃借ではないことは確定。それも伸び伸びとできるという口ぶりからして一軒家。
もしかしたら古い家かもしれないが前述の通り、土地自体はかなり高額だろう。売れば、どこだろうとマンションを買えるのでは。
そもそも、サイトのプロフィールによると彼の貯金は二千万円以上。ゆえに生活の心配もなし。
と、そう考えたユイは目を強くつぶり、自制する。
お金ばかりのことを考えては駄目。あたしの現状……。嫌な人がいる職場。給料もそんなに貰っていない。だから確かにお金は大事。でも、結局は愛でしょう?
「ハートだよね」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-15 11:00:00
3115文字
会話率:76%
世界人類全員の前に一つづつ現れた『異世界への扉』。それはその人が思い描く理想の世界だった。ある者は誘惑に負け、別の者は現実に絶望し、またある者はいなくなった隣人や恋人の面影を求めて、次々とその扉へを身を投げる。
まるでエサの誘惑に負け
て、ゴキブリホイホイに入って行く虫のように。
世界は、人類という存在を急速に失いつつあった。自制と理性によって誘惑を振り切った人々も、壊れた社会で生きていくことが出来ずに、やがてその中に身を投じてしまう。
人間のほぼ居なくなったこの世界で、ある中年男性がひとりの少年と、そして少女と出会う。
末期世界に生きる者達が、人の居なくなった世界で何を見るのか、理想の生き方と言うのは何かというのを問う、謎と奇跡に満ちたファンタジーストーリー。
※本作はハーメルン、カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 15:00:00
317142文字
会話率:35%
私は14歳の秋ごろ、確か9〜10月に初めて煙草を体験した。友達と遊んでいたら、ジャン負けした人が家のすぐ近くの公園でたむろっていた女性達に、煙草くださいと言うノリが始まった。私もノリノリだったのだ。友達が負けて、女性達に話しかけに行った。な
かなか帰ってこないので、助けに行こうとしたら、たむろっていた女性達もノリがよく、煙草をくれたのだ。私が、インスタやってますか?と女性達に質問した。そのうちの1人が垢を教えてくれた。それから半年ほどその人と関わり続け、私はその人に恋をしていた。その話は置いといて、半年ほどその人といっしょに自販機まで行って煙草を買うということをしていた。その時は450円の安い、ラキストのエキスパートカットという銘柄を吸っていた。正直美味しくなかった。でもどうせカッコつけだったし、綺麗事のようにいうと、惚れた人に会う口実だった。半年ほどラキストを吸った後、キャメル、アメスピ、フィルターと、気になる銘柄を試して行った。そんなとき、アメスピを吸っている時期に親にバレた。この時には惚れた女性とは縁が切れ、地元の怖い先輩にタスポを借りていた。15歳の10月末だった。すごい怒られた。妹も呆れていた。でもいつかバレると思っていたので、よく一年近く隠し通したなーという、謎の達成感に包まれていた。
そんな自分に嫌気がさし、流石にやめるかと思い一ヶ月ほど我慢していた。一ヶ月もしたら少し金が貯まるのだ。500円ももっている自制心のない15歳少年は魔が刺したのだ。キャメルを買ってしまった。それからは歯止めなんか効かないし、吸う本数も1日に10本とかになった。中学生からしたらすぐ金が無くなるのだ、流石に我慢した。それからの話は本編に残そう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-02 15:26:21
550文字
会話率:12%
~参加三回もう終わらんかい~
公式企画「俳人・歌人になろう!2023」参加作品。
※解釈はご自由にスタイルなので、解釈の固定を防ぐため、感想への返信はできません。ご了承ください。
最終更新:2023-11-27 12:07:51
756文字
会話率:0%
重複投稿しています。Pixivにも掲載しています
発達障害の生きづらさをなんとなく感じていたところ
「図解よくわかる大人のADHD」を読み
「どこまでこの本の内容と合っているんだろう」と疑問を感じ
自分にとって合ってる部分と合ってない部分
を本にしてみたというものです
ちなみに自分ADHDとASDという診断は受けました。
服薬の影響もあるのかあまりあてはまらなくなりました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-24 17:24:55
4440文字
会話率:25%
生後間もなく「十歳まで生きられないだろう」と医者に診断された侯爵令嬢フランチェスカは、社交界デビューをすることもなく、優しい両親や王国一の美貌を誇る兄に溺愛され、のんびりした生活を送っていた。
趣味は読書とお話を書くこと。
フラン
チェスカは性別を偽り小説を書く、王都の人気作家でもある。
だが医学の進歩によるものか、フランチェスカは宣言されていた寿命を越えて、結婚適齢期になってしまう。
――今さら貴族に嫁ぐなんて無理!
毎日持ち込まれる縁談を断り続ける中、兄から「お前の結婚相手に、中将閣下はどうだろう?」と持ち掛けられる。
中将閣下こと『マティアス・ド・シドニア』はかつて戦争で兄の命を救った功績で貴族に任じられた男だ。
中央の貴族社会を嫌い、なんと八年も辺境の領地に引きこもっているのだとか。
(辺境の嫌われ貴族なら、結婚しても作家でいられるんじゃないかしら?)
「私、結婚します!」
フランチェスカはたったひとりのメイドを連れて、シドニア領地へと押しかける。
一方『押しかけ妻』を追い返す気満々だったマティアスは、初対面の自称花嫁を見て、度肝を抜かれてしまい――?
(こんなかわいくてふわふわでお人形さんみたいな娘が、俺の妻?)
(自制できる気がしないんだが~~~~~~!)
理性を必死に押し殺して『お帰り頂きたい』と願う中将閣下と、なにがなんでもお嫁さんにしてほしい令嬢の甘い攻防戦。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-31 11:51:32
150063文字
会話率:33%
国家主催のお茶会があった日の夜、侯爵家の長女ハリエット・クレイド(10歳)は長い夢を見る。それは、大人になってもロールツインテールを靡かせた未来の自分が婚約者である皇子に婚約破棄され、父にも愛想を尽かされる断罪物語であった。ただの悪夢か、予
知夢なのか…自制心を持つことを決意したハリエットの悪夢回避の日々。【ご都合主義な設定です】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-16 08:25:49
4690文字
会話率:22%
夏、蝉が鳴いた同じ公園で、秋の虫が鳴く。
キーワード:
最終更新:2022-10-04 21:56:00
429文字
会話率:0%
寝苦しさに耐えかねて窓の外をながめるのは、アパート住まいのとある女性。
『また今日も、彼女は来ていた』
女性が目で追うのは、ひとけのない夜の商店街を歩く、ひとりの女。
彼女はいつも決まって、商店街にぽつりと設置された公衆電話に、小一時間
ほども籠って通話をつづける。あんなに小ぎれいな身なりで、スマホを持てないはずはないだろうに。
彼女は誰と話しているんだろう、なにを話しているんだろう、どうしてわざわざ、公衆電話を使うのだろう。
そんな思いが募りつのって、ついに女性は、自制というものを失ってしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-23 20:10:50
10742文字
会話率:63%