聖女召喚に巻込まれ、自分は英国人とのハーフだから、黒髪・黒目ではないので
王城を追放される? と思った。
しかし、この国の王女(金髪・菫色の目)に似てるから身代わりって?!
追放を逃れるため、淑女教育をビシビシと叩き込まれ、生き残りに必死
になる。
ところが、王女専属の侍女達の磨き上げと詰込み教育の成果で、
王女は無事に毒から回復したと思われ、(再び)臣下達に慕われてしまう。
え、私でいいの?
この王女、現王妃(国の乗っ取りを企んでいる)に、
毒を盛られたが、驚異的回復で、本国から任務失敗と勘違いされる。
現王妃牽制のため、身代わり→特別任務(式典に出て本物とみなされよ)
というムチャ振りを受ける。期間は1週間! 更に必死に頑張る。
ところが、更に臣民に慕われる。私、こんな経験なかった...。
王女専属侍女達・監視人、詰込み教育で、逃亡の準備も出来ない。
頼みの綱は、ある風景をキッカケに、懐かしい記憶が少しづつ湧きでたこと。
別の異世界にいた、その知識で日本へ戻れない理由を理解...。
この能力で、やっと情報集めを開始。更に、専属侍女長が格別な報酬を受ける
ようしてくれた。周りの人達の好意も感じ、役に埋没してゆくが...。
逃亡資金も稼ぎながら、式典も無事に努め始めるが...。
王弟・王太子殿下は聖女披露に、逆転劇を目指し一国を掌握する狙いが...。
事件発生で、私に幸運(悪運?)転がって...。
王女の実情を知る一部の者は、本当の王女は...。
式典を無事進めて行くにつれ、薄々、王女を傀儡政権の道具と企む勢力も...。
そして、この国の動乱が始まり、これに巻込まれ王弟直轄領に幽閉?...。
北隣の大国の王子(王女の婚約者)も動き出し...。え、私、結婚させられる?
更に、周辺国からの侵攻も始まった。
その後、王位継承権3位の立場の為、味方側(王弟・王太子)から、国盗りの
傀儡化を防ぐ為に殺処分の連絡が...。
さてこの先、
・この窮地から起死回生、できるのか?
・この動乱との関わりはどうなっていくのか?(王子と結婚させられる?)
・または逃亡して、安住の住処を見つけ、自由に生き延びることができるのか?
今の私では、ハピーエンドなど、考えられない!...。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 02:24:40
604076文字
会話率:31%
黒髪ショートの平凡な見た目の桧山 晴(ひやま はる)にとって、ゲームは趣味であり自分を唯一開放できる場所だった。
ある日、彼の妹の哩夢(りむ)に変わりモノ乙女ゲームの攻略を頼まれる。
自分と違い、両親の愛を一心に受けて育つ可愛い(?)ゴスロ
リ女子の妹に思うところはあるが、ゲームに罪はないとほんの少しの報酬をもらい承諾する。
噂の超難易度ゲーム「精霊と恋するファンタジー ラブスピリット」通称、ラブスピ。
ハルはこのゲームの最難関と言われる土の精霊との恋愛エンドを目指して攻略を進めていくが、攻略途中で急な睡魔に襲われて眠ってしまう。
「え、俺まだ寝ぼけて……」
目覚めたハルが辺りを見回すと、そこは全く見知らぬ部屋の中。
ゲーム機や携帯もなければ、電気機器も一切見当たらない。
何事かと混乱して血の気が引いている最中にも関わらず、部屋の扉が叩かれる。
「ハルー! まだ寝てるの? 今日は種の成長を見てもらう日だよ。忘れちゃった? 精霊様たち、みんな待ってるよ?」
この甘ったるい声の持ち主は? 精霊様たちってどういうこと??
これってまさか……ラブスピ!?
訳も分からないままゲーム世界で出会った精霊たちに塩対応していたはずが、何故か気に入られてしまい――
突然乙女ゲームの世界へ放り込まれたハルは、無事に元の世界へ戻ることができるのか?
平凡男子がラブスピの世界で好感度最低値のままノーマルエンドを目指してコツコツ育成をしていただけなのに、気づいた時には超難易度イケメンから愛されて執着されちゃうラブコメファンタジーなお話です。
+++
※ムーンさんで投稿している同名のお話の全年齢リメイクバージョンです(ムーンさんでは別名で投稿していますが、同一人物です)
全年齢版のみの新エピソードを加えました。
※毎日7時・12時・17時・22時に投稿予定です。
※精霊&下級精霊が大勢出てきますが、メインの攻めと受けは一組だけでハーレム要素はありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 22:00:00
126260文字
会話率:37%
遊牧民の羊飼いのパストルカは長老の頼みで羊の毛を売りに行っていた。
それはいつもと変わらぬお使いのはずだったのに、皆のところに戻ると異変が起きていた。
信じられない場面に遭遇するパストルカ。絶望の中で動けずにいると、そこへ偶然現れた美しくも
威厳のある人物に助けられる。
大きな黒い角を頭に生やし、貴族のような気品のある黒い服に身を包んだ人物。
彼はまるでおとぎ話のような……?
彼の紅い双眸に射抜かれたパストルカ。
彼の雰囲気と圧倒的な力を見て、自分は何でもするから可愛がっていた羊を助けて欲しいと頼み込む。
「全く、家畜の魂の癖に我へ攻撃を仕掛けようなどと生意気な。しかし、そこまでして主人を守ろうとする心意気は上に立つものとして評価に値する。人間よ、いいだろう。お前の願いを叶えてやる」
「ほ、本当ですか?」
「ただし、お前には我の言うことを聞いてもらう。我の名はゼルブラッド・ノクターノ。魔界を統べる王である」
「魔界……王……? ということは、あなたは……」
それが魔王とパストルカの出会いだった。
+++
・ボーイズラブ要素を含むお話です。苦手な方はご注意ください。
・他サイトにも投稿していますが、こちらは全年齢用に少し改稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 15:00:00
19824文字
会話率:37%
見た目はどこにでもいそうな地味系女子の小鳥風音(おどりかざね)が、ようやく就職した会社で何故か社長秘書に大抜擢されてしまう。
秘書検定も持っていない自分がどうしてそんなことに……。
呼び出された社長室では、明るいイケメンチャラ男な御
曹司の社長と、ニコリともしない銀縁眼鏡の副社長が風音を待ち構えていた――
地味系女子が色々巻き込まれながら、イケメンと美形とぶつかって仲良くなっていく王道ラブコメなお話です。ちょっとだけ三角関係も?
・勢いで書いてます。誤字脱字等チェックしてますが、不備があるかもしれません。
・公開済のお話も加筆訂正する場合があります。
・アルファポリスさん、Nolaさんで別名で公開しているお話と同一のお話です。
・毎日7時17時の2回投稿です。ハピエン完結保証。
初日だけ7時から2時間おきに17時までプロローグを除き、6話投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 17:00:00
98098文字
会話率:39%
空が好きだ。
空の色が好きだ。
無限に広がる空を切り取った君の絵が好きだ。
陰キャ扱いされる高校二年生の夏希の趣味は、空を眺めること。偶然知り合った美大二年生の結陽は黄昏の絵を描くのが好きだという。最初に出会った神社は、空がきれいに見える
。黄昏時、神社に行けば結陽に会える。だから連絡先を交換しそびれていた。
同じものが好きな結陽と心を通わせていく夏希。友情ではなく愛情に育っていると気が付きながらも、本人には言えなかった。
男が男を好きになるなんて、きっと普通じゃない。
今のままの距離感を保って仲良くしていたい。そう願う夏希の気持ちを偶然、クラスメイトの健太に知られてしまう。健太に結陽との関係を揶揄われ、馬鹿にされたのをきっかけに、夏希は結陽に会うのをやめてしまう。
それでも結陽が気になる夏希は結陽の美大の展覧会に足を運ぶ。展覧会で結陽が海外留学に行く話を聞く。
慌てて結陽を探す夏希。初めて会った神社の黄昏時、最後の望みをかけて行ってみた場所で、結陽が夏希を待っていた。
「今日の空は夏希君の好み?」
結陽がいつものように問い掛ける。
「僕は好みだよ。大好きな黄昏に待ちわびていた大好きな子が馴染んでる」
結陽が待ちわびた黄昏は、夏希が欲しかった空の色だった。
高校二年生の鳴瀬夏希(17)と大学一年生の茅野結陽(19)のちょっと切ないほんわかピュアラブBL。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 21:00:00
6473文字
会話率:33%
※毎日7時投稿。
【あらすじ】
貧乏男爵家の長女であるオリーヴは、異母妹を嫁がせ、異母弟に婚約者を見つけた。
それからオリーヴは、自身の今後をどうしようか考えていた。
その矢先。
異母弟妹の母であり、オリーヴとは生さぬ仲……つまり継母
が勝手に嫁ぎ先を大金と引き換えに見つけてきた。
そして色々あって……オリーヴは書類上の夫を亡くして、独身の継祖母……つまり、シングル・グランドマザーになった。
ご都合主義のゆるふわ設定。
中編(5万文字以上10万文字以内)予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 07:00:00
77722文字
会話率:31%
ご都合主義。ゆるふわ設定。
ざまぁ無し。だけど、因果応報というか、まぁそうだよね、程度の結果はある。
恋愛要素無し。ハッピーエンド無し。
理不尽な環境で育った少女が、精一杯理不尽に抵抗するには、この方法しか無かった、という話。
後悔するのは
元婚約者。
【あらすじ】
マリーゴールドは成人年齢を迎えて、伯爵位の返上を決意する。
殆ど乗っ取られたような状況の自家。
頼れる両親を八歳で亡くし、直後から伯父一家に虐げられてきた彼女。
併し、伯爵家の跡取りは彼女であり、成人年齢である十八歳には当主になることが決まっていた。
彼女の婚約者が婚約破棄を言い渡したことで、伯爵位の返上を決めた。
その決意を知ったマリーゴールドの元婚約者は、なぜ自分に相談しないのか、と今さら言い出す。
「どうして私が信じられるとお思いで?」
その返答こそが、マリーゴールドと元婚約者の関係だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 09:30:00
21534文字
会話率:6%
ご都合主義。ゆるふわ設定。
脇役に拙作【転生をお願いされてお見合いババァを命じられました〜え、めんどくさい〜】の主役であるシスティアーナ(ターナ)が出てきます。
【あらすじ】
幼馴染の婚約者から婚約破棄を申し出られたキアラ。彼女は予感が
あったので素直に受け入れたが、父の姉である伯母から婚約破棄は恥だと叱られる母を見て、次の相手を探すことを決意する。
王城に勤務しているから給金はそれなりにもらっているし、元々結婚願望は強くないキアラ。
そもそもの話。
寿命が三百歳前後なので、皆が結婚に対してのんびりと考えている。
キアラが元婚約者と婚約していたのは父親同士が友人で、何となくで結ばれた婚約だっただけ。伯母は物言いがキツイがキアラを心配していることは分かっていた。
ただ分かっていることと、気持ちは別であり。
キアラは母が伯母に叱られているのを見て申し訳ない気持ちに陥り、婚約者を見つけて心配する母と伯母に安心してもらおう、と考えていた。
そこで侍女仲間から聞いた婚活とやらをしてみることに決めたのである。
とある公爵令嬢が考えた結婚相手を探す活動。略して婚活と言うらしいものに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 18:00:00
81156文字
会話率:37%
2300万PVありがとうございます!! アイリス大賞6金賞受賞に伴い、一迅社様にて書籍化の話が進行中です。ありがとうございます。
元は『悪役令嬢は引き籠りたい~転生したら修羅場が多い~』です。6月に名前を変更しました。中身は変わってない
です。変更後も覚えて頂けたら嬉しいです(*- -)(*_ _)ペコリ
気が付いたら乙女ゲームの悪役令嬢アルベルティーナでした!
基本惨殺フラグや自業自得の残酷な国外追放フラグが満載な悪役令嬢。 令嬢として最高クラスの家柄に絶世の美貌、魔力の才能を持ち合わせながらも、なぜかヒール街道を邁進しまくる令嬢――に等なりたくない。こうなったら、私を溺愛するお父様にお願いして領地に引きこもって徹底的にやり過ごして見せる! 王子もヒロインもしるものかー!
領地に引きこもりながら残虐行為からは一切距離を取りつつ、死亡フラグ=攻略対象者を餌付けしたり、可愛がったり、自分勝手に生活を魔改造しながら、悠々自適な有閑貴族としてヒキニート令嬢として暮らしていくが・・・・あれ? なんだか周りの様子がおかしいぞ?
前半はコメディ多め、後半シリアス入ります。ハピエン予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 18:00:00
1353368文字
会話率:23%
自らへと流れていた『女神の祝福』をアランへと還したシスツィーア
彼女はすべてを清算し望みを叶えるために、いろんなものから『さようなら』していく
主人公にとっては、望んだ結末
ですが、他の者たちにとっては?
そんな、ちょっと暗いお話と
なります
『はじまりの物語』の続編で『はじめましての物語』へと続く、あいだの物語です
注 主人公はともかく、他の登場人物にとってはハッピーエンド(納得のいく終わり方)ではありません。
主人公たちが思考の迷路に挟まって鬱々しますので、イラッとしたり、もやっとしたり、うざったかったりするかと思います。
趣味&お好みにあわない方には、お目汚し大変申し訳ありません。
書き手の未熟さ含めて、ご容赦くださいませ
更新ペースはのんびり・ゆっくりです。
どなたかに楽しんでいただければ、幸いです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 05:00:00
55985文字
会話率:35%
中学で会ってからずっと好き。
でも、親友を貫いてきた。だって、絶対離れたくないから。
女の子を好きになりたいから、告白されたら付き合ってみるけど、
いつも、同じ言葉で振られる。
はー……女の子、鋭い。
――あいつのそばを離れれば、想い
も薄れていくだろうか。
でも、離れるって思っただけで胸が痛い。
泣けてきたところに、インターホンの音が鳴った。
◇ ◇ ◇ ◇
短編です。
Xノベにキャラ名をつけて改稿しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 22:21:08
4192文字
会話率:20%
魔族の襲撃が始まって二年。
人々は国を超えて協力し合い、その攻撃を凌いでいた。
しかし、国を纏めてきた大王が、ついにその凶刃に倒れた。
人々は嘆き悲しむ。
その傍で盾となる筈だった男は、神へ祈りを捧げた。
※短編版で書き切れなかったエピソ
ードを詰め込んで連載版に仕立て直しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 19:00:00
32982文字
会話率:32%
学園の卒業式後に開かれたパーティーの席で、王太子が婚約者である公約令嬢の名前を呼ぶ。
その腕に可憐な子爵令嬢を抱き寄せて。
最終更新:2025-03-10 19:20:33
15446文字
会話率:46%
母に連れられて行った王妃様とのお茶会の席を、ひとり抜け出したアーリーンは、幼馴染みと友人たちが歓談する場に出くわす。
そこで、ひとりの令息が婚約をしたのだと話し出した。
最終更新:2024-10-19 08:56:13
24801文字
会話率:45%
フェイスパック中に異世界に聖女として召喚されたアラサーOLが、なんやかんやあれこれボコボコにされながらも強く逞しく生きていくおはなし。
・異世界はとにもかくにも世知辛い
・ヒーロー登場は2章から
・ハピエン厨が書いています
最終更新:2025-07-19 21:00:00
124943文字
会話率:24%
メルリーシュを地獄のような虐待生活から救い出してくれたのは王都で『魔王殿下』と呼ばれる呪われた王子・ルートヴィヒ。
ガリガリだった子供時代から一転、成長したメルリーシュは甘やかされてすっかりポッチャリさんに。
保護者であるルー様に密かに想い
を寄せていることはメルリーシュだけの秘密。
言って良いわけがない!
だって年齢差・身分差もさることながらメルリーシュは今やお世辞にも可愛いとは言えない完全無欠のブスメガネなんだもの!
「大好きなルー様にご恩返しをするにはどうしたらいいのかしら。」
毎日毎日メルリーシュは一生懸命考える。
よくある切ない両片想いはメルリーシュが下した衝撃の決断と共にズブズブに愛される溺愛生活に変わるのだけど……?
基本ほのぼの、コメディちらほら、しんみりチラホラの超ハピエンです。
悪者はギッタンギッタンにざまぁされます。
ブスとかブタとか外見に関する無礼なワードが飛び出すのでお嫌いな方はこの作品はNG。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 06:48:00
86837文字
会話率:43%
過労死した後、本の中に転生していた。
転生先は超いじめられっ子ヒロインのリリアン・ローズデール伯爵令嬢。
うじうじグズグズ泣き虫のリリアン。親兄弟やメイドにまで役立たずと言われるほどの引っ込み思案でメソメソメソ泣き虫さんだったようだから、こ
こはひとつ元30代主婦、夫の浮気に耐え、姑にいじめられた経験を生かしてハピエン目指して頑張るしかないっしょ。宝の持ち腐れだった莫大な魔力も有効活用して、醜い死神将軍に嫁がされてもめげないでめざせ離縁! めざせモブ! そしていつかはひっそりと市井で一人で暮らそう!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 14:33:35
104500文字
会話率:48%
「熊ノ翁」様の『ハッピーエンド至上主義者共、ちょっと聞け!』と言うエッセイの丁寧な考察を読み、バッドエンドの物語に対する自分の価値観が変わりました。
エッセイでまとめてみました。個人の感想になりますがよろしくお願いします。
最終更新:2025-07-15 20:03:53
2271文字
会話率:10%
瑠唯(るい)の双子の兄・涼介(りょうすけ)は、瑠唯がプレイするゲームを見ているうちに突然言い出した。
これ、俺の前世だ、と。
「『巡る世界の五重奏《クインテット》』明治が六十年続いたあとの、架空の大正時代が舞台の和風乙女ゲーム。妖魔が
出没する帝都で、一定期間妖魔を寄せ付けない『結界』を張る能力者の中ではトップの実力を誇る、名門有馬家の令嬢、翠扇《すいせん》がヒロイン。その力は重宝されるものの、結界が行き届かない地域や、効力が切れた場では妖魔が跋扈する。妖魔と戦う能力を持った五人の攻略対象者《イケメンヒーロー》たちと協力して妖魔のボスを倒すまでの一年間、イベントをこなしつつ推しヒーローとの好感度を上げてハピエンへ!」
ゲーム攻略サイトにのっているあらすじを読み上げてから、涼介は自分のキャラはこれだ、と説明をしてくれた。
「ああ、これだ。有馬彩花《ありまいろは》。女性が当主となる有馬家の令嬢で、力の強い能力者としてちやほやされていたものの、当主の姉で本来なら正当な当主であったはずの伯母の娘翠扇《すいせん》が現れてから、生活が一変。帝都を覆うほどの結界を張る能力がある翠扇に世間の注目が集まり、二番手の娘に凋落。そのことから激しく翠扇を憎み、数々の嫌がらせを行う。特に、処女性と能力に密接な関係があると考えられていたことから、翠扇の周りにいる攻略対象者たちに翠扇を襲わせるべくことあるごとにけしかけ、あの手この手で罠を張り巡らせる。十八禁要素はほぼ彩花の策略から始まるので、意地悪な姉にもかかわらずファンが多い。あ、これ十八禁なんだ?」
はい、そうです。うっかり家族の前でプレイしていましたが、十八禁ゲームです。
瑠唯の動揺には構わず、涼介は「おそらくこの世界とは平行世界である和風乙女ゲームの世界」で起きた出来事を話し始めた……!
※作中で年齢制限を話題にすることがありますが、本編で直接の描写はありません。(コメディ的扱いですが苦手な方はご注意ください)
※他サイトにも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 23:55:07
57868文字
会話率:35%
ある日、俺こと神村一織(かむらいお)の人生は、呆気なく幕を閉じた
……と思いきや、目を覚ますとそこは本の中の世界!?
そこで俺が出会ったのは、突如として目の前に現れた不思議な子供……姿形がまるっきり昔の自分な“神様”。
え?「ボ
クが満足出来るような、楽しくて愉快な物語を書いてちょうだい!」だって?
……ったく、仕方がねェ!
ただの人間でしかない俺に出来ることはたかが知れてるが、やると決めたらやるぜ。とことんな!
ハッピーエンドとは程遠く救いがない結末の物語ばかりなこの本の中の世界で、俺が神様からの挑戦で得た仕事は“神様代理”として異世界運営。
世界中で繰り広げられる数々の物語を紐解きながら、不幸な展開は未然に防いで展開改変。新たに生まれたルートで更なる続きを続々開拓。
勿論、そうすることで物語の中の登場人物達とも出逢うだろう。
人の手に奴隷へと落とされた、魔物に愛されし勇者。
何百年と成仏出来ずこの世に縛られた大悪霊。
そんな二人を巻き込んで、お供の妖精を二匹、神獣も一体引き連れて、いざ往かん!
目指すは“全員”ハッピーエンド!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 16:45:20
243949文字
会話率:19%
───この世界はかつての理想で出来ていた。
事故に遭い死んだかと思いきや、目を覚ますとそこは魔法と幻想が実在するファンタジーな世界だった。
目の前にはかつて鏡の中で出会ったことがあるような見覚えしかない《神様》と名乗る少年と、その脇
には奇抜で異質な格好の二人が。
「にっちもさっちもいかなくなったんだからさぁ、いっそのこと滅茶苦茶にしてやろうかとか思った事もあったけどなんだかもう面倒になっちゃって! あはは!」
「世界を救え、なんて何番煎じだっての。退屈な話は糞食らえってね。」
「僕ら《神様》は見守るだけでいいんだ。だって───ここは僕の“作品”なんだから、見学者が一人いてくれたって良いだろ?」
転生早々《神様代理》を任される事になった男──神村一織(かむら いお)はやがて滅ぶと予言された世界で旅に出る事となる。
「どうせなるならハピエンっしょ、やっぱ!」
***
それはきっと、誰かと誰かとの繋がりから無数に続くはてしない物語なのだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-24 11:38:16
947248文字
会話率:22%
ハッピーエンドじゃない物語なんて読みたく無い。そんな寝言を吐く奴らが、世の中には一定数います。奴らはエンタメという物が本当にわかっていません。今日はそんなハピエン至上主義者なお前らに、バッドエンドの素晴らしさを教えてやります。おい、お前。ち
ょっとそこになおれ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 22:10:00
1608文字
会話率:0%
週刊少年スッテプで人気連載されていた『不浄と幻影の負祓師』。日本だけでなく各国でも人気で、単行本の累計発行部数七千万突破するほど人気作品だった。そして全員が待ちわびた最終回、誰もが最高に作品の幕を閉じるだろうと思っていた。しかし、想像してい
たものとは違い、胸糞悪いバッドエンドで幕が下ろされた。
最悪な終わり方に多くの読者が批判し、罵声を飛ばしたり、SNSで作品に対する感想をぶちまけたりと荒れていた。
作品を最後まで見た読者の一人であり、自称ハピエン房二次創作者である主人公も、同じく最悪な終わり方をしたことに対し腹を立てた。しかし同時に、終わり方に違和感を抱く。
同じく違和感を抱いていた同士と語り合ってから就寝。しかし目を覚ましたら、幼い姿で幻祓の世界にいた。年月は物語が始まる10年前。
作品の最初から最後までの流れを知っている主人公は、最悪な未来を回避する為に奮闘しようとした。しかしこの世界に迷い込んだのは主人公だけでなかった……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 17:00:00
72104文字
会話率:28%
魔法大国フロロー王国の森の外れ、ハイネ村で育ったガーネット。ある日、いつものように畑仕事を終え帰宅途中に不運にも魔物と遭遇してしまう…
ぎゃあああ-------絶命絶命
助けてやろうか?
眩い光が広がる
社畜で生命を落とした前世を思
い出した-----走馬灯で誓ったのだ…生まれ変わったらニートになって家賃収入かFIREで生活してやる…絶対
目を覚ましたら、チート魔女???聖女の力も使えるし、ひと山なんて小指で潰せる、しかもこの身体全く魔力減らないんですけど!?でも、この力が王国に知られたら前世のように搾取されるんじゃ…
ニートだ、ニートを目指そう。
見切り発車小説、ハピエン主義者、ヤンデレ好物
誤字脱字常習犯です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 20:00:00
25834文字
会話率:1%
バイト帰りにコンビニを出た瞬間、西洋風な服装のおじさんたちに囲まれた片桐隼人(かたぎり はやと)。
「聖女様が御姿を現されたぞ!」
「え、あ、あの」
だが、隼人を聖女と呼ぶ赤毛の王子は隼人が男と知ると態度を豹変。金髪碧眼の美貌の騎士レオ
が「――ここにもうひとりおります!」と言ったことで、聖女召喚に巻き込まれただけの一般人としてレオと共に城を追い出されてしまう。
てっきりこれはドッキリの類だと思い込む隼人は、「早く家に帰ってインスタント焼きそば(辛子マヨネーズ味)を食べたい!」と願うが、事はそううまくは運ばない。
「我レオ・フェネオン、騎士の名誉に誓い、真の聖女様に揺るぎなき忠誠を捧げる」
あまつさえ、レオにそんなことを言われてしまう。
レオに連れられて異世界を移動するうちに、魔物に襲われてしまう二人。
光り輝く剣で敵を倒すレオは格好いいけど、隼人は最早リバース寸前だった。
――ここまできたら、いい加減認めざるを得ない。俺がいる場所が施設の中とかプロジェクションマッピングとかじゃなくて、本物の異世界だってことを!
元の世界に帰る為には、別の召喚陣がある場所まで行かなければならない。そんな訳でレオと二人、隣国に向けて逃亡を始めたが――?
ネトコン13向けに書いたファンタジーBLです。
オメガバースは独自設定です。ご了承下さい。
秘密多き生真面目イケメン騎士攻めx明るい勤労大学生受け
ハピエン、完結保証、全29話。
聖女(男)・騎士・追放・後宮・溺愛・執着・王子・異世界・召喚・敵国・偽装・オメガバース(α、Ω)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 06:00:00
101395文字
会話率:45%
「白雪姫」をモチーフに書いた二次創作です
女として育てられた、白雪姫の俺。
二次性長期が始まり、継母が俺に女体化を勧めたことから、逃亡を図った。
だけど逃亡先で囚われた俺はとんでもない状況に――?
ハピエンのラブコメです(多分)
ノベプ
ラにも掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 13:19:15
4999文字
会話率:36%
映画研究部に所属する、高校三年生の井出冬馬(いで とうま)。
中学時代のトラウマと元来のビビリな性格が相まって、青い春を経験しないまま過ごしていた。だが、新一年生の春香が映研部に入部してきたことで、ビビリから卒業したいと思うように。
「足が
速い人に憧れる」という春香の言葉を信じて、体育祭でいいところを見せて勢いで告白しようと意気込んでいた。だが体育祭前日、隣の席の強面寡黙男子、佐藤日向(さとう ひなた)が落としたスケッチブックを拾おうとして激突。更には、滑って転んで足首まで捻ってしまうという大惨事に。
そんな中迎えた体育祭。悲しい結果に落ち込む冬馬がひとり教室に戻ると、何故か教室にいた日向に「その怪我は俺のせいか」と詰め寄られる。
常に人を睨んで眉間に皺が寄っている日向にビビりまくっていた冬馬に、日向は「下僕と呼んでくれ」ととんでもない提案をしてきて――?
アオハルBL、強面寡黙同級生xビビリ。ハピエンです
※スパダリは出てきません
※冒頭、女子が好きな表現が入りますが、長くは続きません
※固定CP折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-12 06:12:50
115256文字
会話率:38%
治癒魔法を使える女性(聖女)が多く生まれるエーリズ国で宮廷筆頭聖女を務めるソニアは、その日職場である宮廷から追い出された。
このままでは食いっぱぐれると思ったソニアは、そのままメインストリートへ行き街角で激安治療を始めた。のだが、そこへやっ
て来たのは銀髪紫瞳の美男子で。
「出張は行っておりますか?」
「患者が遠くにいるってことっスか?いっスよ」
押しの強い皇弟×色恋疎め聖女のハピエンストーリー。
〈全3話〉
※ざまぁはありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 14:16:55
157359文字
会話率:48%
舞台は名門が集う学園都市。
貴族や王族の子弟たちが集まるこの学園に、ひとりの平民の少女・クリス・ビッジが入学する。鈍色の髪に貧相な体つき、地味で控えめな彼女だったが、知らぬ間に**“チャーム”という魔法**を周囲に振りまいていた――それも、
無自覚に。
この魔法により、貴族子弟たちはクリスに惹かれ、正当な婚約者との関係に亀裂が生じ始める。王子ダレンすらも彼女に心を奪われ、婚約者ジュリエットとの関係が崩壊の危機に。だが、クリス自身は恋愛感情に疎く、誰かから好意を向けられることに強い戸惑いを抱いていた。
そんな混乱の渦中、ジルは、侯爵夫人ミシュリーヌの依頼で密偵のような役割を担うようになる。彼女は、夫人の”友人”である異国の貴族アントニオ・コロマ・ニコラスと手を組み、チャームの魔法の正体を探る。
**完結保障**折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 20:00:00
32412文字
会話率:36%