社畜OL・中川乃愛(のあ)は、ある日ついに過労で倒れた――はずだった。
目を覚ますと、そこはまるでアラビアンナイトのような古代の世界。
戸惑う乃愛の前に現れたのは、エキゾチックな美貌を持つ王・ラビ。
そして、出会って早々に突然のプロポーズ
を受ける。
驚きつつも、「せっかくの第二の人生、楽しんでやる!」と前向きに受け入れる乃愛。
しかし、この婚約にはとんでもない裏事情があるようで――。
ラビ陛下らイケメンたちに振り回され、謎の陰謀に巻き込まれ、おまけにトラブル続出の異世界ライフ。
王の突然のプロポーズの真意とは?
乃愛が異世界に転移した理由とは?
平穏な第二の人生を送れるのか?
社畜の次は、異世界で忙しすぎる日々が始まったーー!
※約20万字で完結です。
※古代メソポタミアをモチーフにした異世界です。
※実在の人物・地域等とは関係ありません
※歴史が苦手でも、いつのまにか古代史に詳しくなっているかも!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 17:12:48
299765文字
会話率:47%
⸻
東京の虚無の空に、7月5日の予言は静かに胎動し、破滅の詩篇を刻み始める。新婚の夫婦、その脆くも美しい幸福は、都市の雑音に溶け、やがて便所の暗黒に沈む。妻の産み落とした排泄物、それはイナンナの残響を宿し、神話の声を伴って語り始める。泥
の神々の夢は、現実を侵食し、都市を詩の廃墟へと変貌させていく。カレー屋「イナンナ」の香辛料が運命の輪を回し、銃声と香の煙の狭間で、夫婦は己の存在の脆弱さを知る。宰相は便器に神託を求め、国家と神話の境は消失。遂に、メソポタミアの巨神と大和の護り手が相対し、灰と詩篇に沈む東京で、光なき終焉の交響詩が奏でられる。破壊の中で神々は対話し、滅びと再生、孤独と調和の意味を問う。灰燼の果て、古き神の影が新たな詩篇の種子を静かに見つめる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 13:56:47
17064文字
会話率:20%
都市は雨に洗われることを拒み、むしろその雨を以て自身の輪郭を曖昧にし、やがて崩壊への胎動を始める。幸福と名付けられた二人の寄り添う影、そのガラスの舟は、バベルの塔の残骸に導かれるまま、7月5日の黙示に向かってひたすら沈んでゆく。便所に産み落
とされたはずの泥が語り始める神話の詩篇、都市のひび割れに染み込む香辛料の匂い、そして首都を覆う神託の雨音。
銃声は詩の断章、官僚語は神語のリズムと交わり、東京は名を持たぬ巨神の足音に震える。大和の神とメソポタミアの神、古神たちの沈黙の影、全ては7月5日という名の詩行に織り込まれ、灰と祈りの中で読者の心奥に滴る。これは予言ではない。これは神話の、都市の、そしてあなた自身の、夢の再演である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 12:57:25
10111文字
会話率:22%
人生とは不思議なことの連続です。
ニューヨークに語学留学している日本人の青年がフィレンツェで美しい薬剤師に出会うなんて。
しかも、それがパンの歴史につながっているなんて。
本当に不思議としか言いようがありません。
でも、もしかしたら、二人を
引き合わせたのは古のメソポタミアの若い女性かもしれません。
彼女が野生の麦の穂を手に取らなければ、青年と薬剤師が出会うことはなかったかもしれないからです。
✧ ✧
古のメソポタミアとエジプト、
中世のフィレンツェ、
現代のフィレンツェとニューヨーク、
すべての糸が繋がりながらエピローグへと向かっていきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 14:35:18
114829文字
会話率:24%
魂は生まれ変わる。
命が朽ちても、その芯に灯る光は消えず、時を超え、形を変え、再びこの世に芽吹く。
だが、その魂にはもうひとつ、宿命がある。
――ともに巡る、伴走者の存在。
かつて、古代メソポタミアの地に生きた一組の恋人がいた。
シュメールの黄昏に、未来を誓い合ったその二人は、隣国アッシリアの軍勢により無残に引き裂かれた。
それは、終わりではなかった。
以後、魂は幾度も巡った。
ある時代には兄弟として。
ある時代には剣を交える騎士として。
ある時代には、路地裏のバーで静かにグラスを磨く店主と、疲れた心を癒やしにくる客として。
彼らは、いつもどこかで出会っていた。
深い縁えにしに導かれ、名前も、姿も、言葉も変わっても、
「なぜか惹かれる」「理由もなく懐かしい」
そんな想いが胸の奥に灯り続けた。
そして、令和。
東京の喧騒のなか、ふたりは再び巡り会う。
今生こそ、想いを告げるとき。
幾千年の魂の旅路の果てに、はじめて「愛している」と声に出して伝えられる、その時が来たのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 00:29:48
28127文字
会話率:27%
魂は生まれ変わる。
命が朽ちても、その芯に灯る光は消えず、時を超え、形を変え、再びこの世に芽吹く。
だが、その魂にはもうひとつ、宿命がある。
――ともに巡る、伴走者の存在。
かつて、古代メソポタミアの地に生きた一組の恋人がいた。
シュメールの黄昏に、未来を誓い合ったその二人は、隣国アッシリアの軍勢により無残に引き裂かれた。
それは、終わりではなかった。
以後、魂は幾度も巡った。
ある時代には兄弟として。
ある時代には剣を交える騎士として。
ある時代には、路地裏のバーで静かにグラスを磨く店主と、疲れた心を癒やしにくる客として。
彼らは、いつもどこかで出会っていた。
深い縁えにしに導かれ、名前も、姿も、言葉も変わっても、
「なぜか惹かれる」「理由もなく懐かしい」
そんな想いが胸の奥に灯り続けた。
そして、令和。
東京の喧騒のなか、ふたりは再び巡り会う。
今生こそ、想いを告げるとき。
幾千年の魂の旅路の果てに、はじめて「愛している」と声に出して伝えられる、その時が来たのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 22:41:29
2610文字
会話率:21%
それなりにでかい会社の社会人が、何者かによって何故かつかえるスマホと太陽式充電器をもって9000年ほど前のメソポタミア最古の街エリコに転移させられる。
道具は石器しか無くレンガも干しレンガしかなくて電気もガスも水道もない時代の生活はとっても
大変……と思いきや意外にのんびり過ごせる時代なんじゃないか?
そんな感じのゆるいお話?
[参考・引用サイト]
ウィキペディア フリー百科事典
参考URL:ja.wikipedia.org/wiki/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 17:47:59
236265文字
会話率:31%
古代メソポタミア、ウルク市国。その文字は、生命(いのち)を刻み、魂を蝕む――。
しがない粘土板職人の少年エンキが手にしたのは、神々さえ忘れた禁断の魔術「リビル・キシュ」。力の魅力に惹かれながらも、その恐るべき代償にエンキは慄く。
だが、
彼の力は街に不吉な噂を呼び、邪神復活を目論む大神官ザイウスの邪悪な計画の標的となる。追われる身となったエンキは、謎めいた少女ニナと共に、ウルクの運命と自らの魂を懸けた戦いに巻き込まれていく。
独創的な古代世界を舞台に、少年の過酷な運命を描くファンタジー戦記。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 16:51:27
26875文字
会話率:24%
今は中東と呼ばれるティグリス川とユーフラテス川、数千年前に栄えたメソポタミア文明、その現実とは異なる神話のただなか。
その都市の一つ、ウルクで生まれ育った少年エタリッツは家族のために迷宮に挑むこととなる。
非才の身でも、神に愛されずとも、も
がけ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 18:00:00
400186文字
会話率:36%
https://openai.com/policies/terms-of-use/
“この小説のテキストの一部は、OpenAIの言語生成モデル「GPT-4」の力添えにより作成しました。作成された草稿は、『著者自身の手で骨子、中核となる部分を
指示した上』好みに合わせて見直し、編集、修正を加えたものであり、最終的な内容についての責任は著者にあります。”
タイトルで分かりますが出オチです。
せっかくなのでAI君とも勝負してみました。
AI執筆分が前半。手書き分が後半です。
暇な人は見比べてみてもいいかもしれません。
↓の文章をいくつかの指示の元でAIで作り、それを元にAIでの清書。それを見つつ手書きでの執筆。という順番で作っております。
***
著作権法が現行法の流れに逆らうのは当然です。なぜなら、ハンムラビ法典と武家諸法度は長い歴史に根差した法体系であり、社会秩序を築くために重要な役割を果たしてきたからです。ハンムラビ法典は古代メソポタミアでの公平な裁きの基盤であり、武家諸法度は江戸時代の武士階級の統治を支えました。一方、著作権法のような新しい制度には歴史的背景がなく、現行法として認められるには至っていないのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 20:21:47
2280文字
会話率:44%
「神でも人間でもなかったあなたを、私はずっと――」
人類最古の物語が刻まれた肥沃の大地――。
広大な荒野に点在する小さな農村にて、天真爛漫な半神半人の『エア』は貧しくも慎ましく、幸せに暮らしていた。
しかし、予期せぬ出逢いと数奇
な運命がエアを翻弄する。
黄金の最大都市国家ザハブの城における豪華絢爛な暮らし。
エアを待ち受けるは、美しくも傲岸で冷酷な『暴虐王』との恐ろしい共同生活。
小さな幸福と日常も全て奪われたエアは、やがて孤独と絶望の淵へ突き落とされる。
しかし、聖なる地に息づいていた強大で『美しき魂の持ち主』とエアは出逢う。
最後には、魂を引き裂かれるほどのかなしみが待ち受けているとも知らずに――。
世界最古の物語であるメソポタミア神話・ギルガメッシュ叙事詩をモデルに、新たなバビロニア物語――純粋で切ない神話ファンタジーの世界は、今ここに紡がれる。
*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-09 20:31:57
141525文字
会話率:20%
『メソポタミア』×『ダークファンタジー』
×『サスペンス』
バビロニア帝国西圏側の第四騎士団で使用人として働く源南花は、成人として認められる記念すべき18回目の誕生日が生憎の曇天で少し憂鬱な朝を迎えていた…
本来ならば、魔術を扱える者証
である神格を持つ者の中でも、更に優秀な一部の人間しか、
騎士団に所属することは出来ないのだが…
源南花は、神格を有していないにも関わらず、騎士団へ所属出来る例外的な理由がある。それは…
『せめて娘が成人するまでは生かしてやって欲しい…』
それが、南花の父であり、帝国随一の武器職人だった源鉄之助の遺言…
その遺言通り保護された、南花は、父の意志を銃職人を目指す形で引き継ぐ…
南花自身が誕生日の食材の一つとしてハイイロガンを、ルームメイトであるエルフの少女マリアと共に狩猟へと向かう。
その一方、工業化・化学の進歩が著しい帝国東圏側にある、士官学校に通う…
アリサ・クロウは、自身の出自に関するイジメを受けていた。
南花とアリサの出会いが、帝国の行く末を変えていく…
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・事件・出来事とはいっさい関係がありません。
『カクヨム』にて、同作品を一部、先行公開しております。
更新が追い付き次第、最新話を並行して公開していく予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 18:39:33
177384文字
会話率:41%
バランとエリカは同時に生まれ、彼らの強力な魅力以上の何かが彼らを結び付けるものとなるでしょう。 遠い過去の予言と彼の体に残った痕跡は、二人のうちの一方がもう一方を破壊する前に、そして人類の最初の希望として、彼らが自分たちについて学ばなければ
ならない手がかりとなる。
「女神の血」サーガは、神話、叙事詩、SF、ハイ ファンタジー、ロマンスが好きな人向けの、叙事詩オペラの文学サブジャンルに属します。 アダムの息子とリリスの娘、彼らの生まれ変わりと帰還の探求。 この国には、外典のヘブライ神話やメソポタミア神話がほとんど存在せず、物語の内容に独自性を与えています。
この作品は「https://www.amazon.com/-/es/dp/B09B47Z8KT?binding=paperback&qid=1654043924&sr=1-2&ref=dbs_dp_rwt_sb_pc_tukn&fbclid=IwAR2LCtQIzbssdv5dm6P7pRJGVSNxf6EuuEevyEYiLzB0lhi4-kANfbTYPNs」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 10:00:00
157355文字
会話率:2%
ーー古代メソポタミア。
ティグリス・ユーフラテス川に囲まれた肥沃な三角地帯。幾千もの都市国家を束ね、統一国家を作り出し、数多の魔法を操り半神として王となった女、アイーシャ・モハメッド。
そんな彼女が現代日本に降臨し、帰れなくなり、そして
生きていく話!!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-18 11:03:50
5136文字
会話率:69%
古代の人々が暮らす世界、アクロポリス。
約2000年前から存在しているこの世界は、『竜族』と呼ばれる魔法使いが、人々の目を逃れて暮らしていた。
彼らが暮らす街は、「壁」の中にある。
ブロック塀や電信柱、路地裏のフェンス、—
—学校。
その、どこにでも。
世界にはもう一つの「世界」があり、それは別名“裏のチャンネル“と呼ばれていた。
その世界では、地球と瓜二つの世界があり、魔法がまだ現存していた。
“瓜二つ”?
いいや、それは似て非なるものなのかもしれない。
『古代の人々』というのは、かつてローマ帝国を率いていた軍勢のことである。
彼らは魔族を率いて、地中海沿岸全域に加え、ヨーロッパはヒスパニア、ゲルマニア、ガリア、ブリタンニア、クリミア、北アフリカ一帯。
西アジアではメソポタミア、シリア、アルメニア、ペルシア西部などをはじめとする広大な地域を中心とした大規模な領土を支配していた。
ハドリアノポリスの戦いでゴート族と呼ばれる人々に敗退したローマ軍は、以後、トラキア地方をはじめ、各地の領土を占領されることになった。
『中世』の始まりである。
戦争に敗れ、滅亡の危機に追い込まれたローマの人々は、世界の「影」になることを決意した。
影は「光」の速度を越えることはない。
同時に、人は自らの影を“捕まえる”ことはできない。
世界の影になるということは、互いに干渉することのない絶対的な境界を敷くということでもあった。
永遠に交わることのない、『事象の特異点』を。
それ故にローマの人々は、「今日」という時間にたどり着くことができなくなった。
あの日から空に飛び立つための翼を失い、世界の「外」へと触れることができなくなっていた。
壁の中の世界は、人々の記憶の断片の中にしか、“存在することができなかった“のだ。
「影」が、光をなくして存在することができないように。
いつかまた、世界の「外」に出る。
その夢を願って、壁を打ち破れる方法を探している。
誤って裏のチャンネルに紛れ込んでしまったある少年。
彼もまた、人間界に戻れる方法を探していた。
竜王の娘、『イヴ』と出会い、人間の心を教えてくれとせがまれながら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-11 17:52:44
2207文字
会話率:8%
ナズナとミシャには前世の記憶があった。
二人は親友、二人で自分たちの未来は切り開く!
幼少期編をダラダラ書いています。
最終更新:2023-08-26 08:53:57
11480文字
会話率:48%
目が覚めると記憶を無くしていた。女神によって理を歪められた国、アリアンロッド。少女は自身の死の宿命と戦い、自身の運命の人出会う。BLゲームの世界に転生した系で、幼女にプロポーズする残念イケメンを書きたくて始めた設定が暴走しています。
最終更新:2023-08-23 18:41:52
43444文字
会話率:34%
タケノコ掘りに来ていた夫婦と2匹は突然できた穴に吸い込まれ異世界へ飛ばされて、2匹のもふもふ巨大化ワンコ(神獣)と手に入れたチートスキルでほのぼのサバイバル異世界ライフ。
最終更新:2023-06-23 19:29:02
7919文字
会話率:42%
時は大正9年(一九二〇年)、話は日本の華族が多く寮生活をする聖アリギエーリ高等女学校より始まる。その女学校の生徒の少女――彼女は第一次世界大戦後の混沌とした世界や国内情勢を動かす力、『革命魔法少女』であった。
国家の成立時、必ず動乱を経
験するものである。その時、登場したのが『革命魔法少女』である。その不思議な力により数々の動乱において活躍した少女たち――それを『革命魔法少女』と呼んだ。
日本において近くは幕末の動乱の時期に、海外においても古くは古代メソポタミアにその記録があった。十代程度の肉体的年齢を持った彼女らは敗戦国ドイツに、革命ロシアに、そして新興国アメリカにも出現し、魑魅魍魎の国際政治の場においてもその『魔法』を発揮することとなる。
歴史は語っている。
『戦時や平時を問わず、『革命魔法少女』をうまく活用した国家はそうじて覇権国家の地位を占めることとなるのは歴史の示す事実である。一方でその利用を誤った国家は滅亡への道を歩むケースが多い。
彼女らは今後生み出されるいかなる新兵器や社会制度よりも、より副作用の大きい劇薬と言えるであろう イタリアの歴史学者アンティオコ=ティツィアーノ(1855~1901)』
彼女らは一体何なのか。そして彼女らの使う『魔法』とは。
大正時代の日本帝都東京を舞台に、華麗なる『革命魔法少女』たちの戦いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-29 20:15:54
59487文字
会話率:30%
世界の神話伝説や歴史を題材にした詩、まさかまさかの第14弾。今回は古代メソポタミアを統一したバビロン第1王朝の王、「目には目を、歯には歯を」という言葉で知られるハンムラビ法典をつくったハンムラビ王を讃えます。このシリーズ、果たしてどこまで
続くんでしょうか……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-09 12:02:10
954文字
会話率:0%
ギリシャ神話詩・メソポタミア神話詩・古代エジプト詩に続く、世界の神話伝説や歴史を題材にした詩、今度は北欧神話詩です。農耕と交易、時に略奪に生きた北欧の民ヴァイキングが信仰した戦いと死、詩と魔法の神オーディンの讃歌です。この詩を、北欧神話や
ヴァイキングを愛するすべての人々に捧げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-18 21:12:39
1707文字
会話率:0%
古代メソポタミアの神話の一つ『ギルガメシュ叙事詩』を題材に、つくりました。
本家『ギルガメシュ叙事詩』には到底及ばないと思いますが、神話っぽい雰囲気や詩のようなリズムが感じられる作品を目指してつくりました。
この詩を『ギルガメシュ叙事
詩』の邦訳を手がけられた矢島文夫先生や月本昭男先生、戯曲『ギルガメシュ』の著者で哲学者の故・梅原猛先生、『詩人の冒険・音韻訳ギルガメシュ』の著者である川崎隆司先生、古代メソポタミア料理の研究・再現を行っておられる「音食紀行」の遠藤雅司先生をはじめ、古代メソポタミアを愛するすべての方に捧げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-24 17:55:34
1445文字
会話率:0%
リンゴをかじるたび、あたしは裏切られたきもちになる。
最終更新:2022-12-11 07:00:00
739文字
会話率:0%
思う処あって翻訳を始める。ハムラビ法典は、紀元前1760年頃に制作された最初期の法典であり、古代メソポタミア文明を伝える第1級の史料である。
原典は石柱にアッカド語を楔形文字にて刻んだもので、その上に浮彫があり、王権神授の図を示す。
本書
は Leonard William King(1869–1919)による英訳版(1910)からの重訳。原文・英訳とも、作者死亡から100年以上経過しており、著作権は存在しない。
なお英訳者は William King という史学者であり、King William ではないが、この名は向こうでも格好の弄りネタだったのか、数ある英訳版の中でも特に King translation の渾名が付いている。『王様訳』と訳すべきか、やや悩ましい。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2022-10-14 20:17:41
85097文字
会話率:1%
マサチューセッツ州アーカムにある<ミスカトニック大学>は、アメリカ合衆国北東部ニューイングランドにおける権威ある大学のひとつだ。1929年の夏、この大学図書館にある『禁じられた書庫』に何者かが侵入し、一冊のコーデクス(書冊)が盗まれた。
遠い昔、世界最古の文明と言われるメソポタミア文明が築かれるよりも遥か以前に、中東のいずこかに存在したとされる都市文明があった。高度な文明を築き比類なき栄華を誇ったその都は、いつの日かそれを築いた種族とともに広大な砂の海に沈み、ついには幻となった。盗まれたコーデクスは、その幻の都について記述がされた数少ない文献であり、極めて学術的価値の高いものだった。
事件は一時新聞でも取り上げられ、地元警察は貴重な学術資料の盗難事件として捜査を開始した。だが手がかりとなるものは非常に少なく、その捜査は捗々しくなかった。やがて何ら進展のないまま三月が経過し季節も変わると、市井の人々の話題にも上がらなくなった。
しかし、館長のヘンリー・アーミテイジ博士は、事態を重く見ていた。この書庫にある秘蔵文書は、部外者どころか大学関係者にすら閲覧制限を課している、いわくつきの稀覯書ばかりだった。それというのも心得のない者がその忌むべき知識に触れれば、たちまち狂気に陥ってしまい、また大きな災厄を招く恐れがあったからだ。盗まれたコーデクスにも、そうした知識が収められていると考えられていた。
侵入者は閉館後、大学が施した防犯対策を破り、ラテン語や様々な言語、いまだ解明されていない言語で記された数ある書物のなかから、当該文書だけを選んで盗み出していた。何らかの目的をもった者の犯行であることは明らかだった。何かが起こっている。そう考えたアーミテイジ博士は、行動を起こすことにした。ただし、それには警察に代わる調査能力をもつ者の支援が必要だった。
白羽の矢がたったのは、私立探偵レイモンド・デイビス。全米各地に拠点を置き、一時は警察をも凌ぐ捜査力をもつとも言われた、アメリカ初の探偵会社<ピンカートン探偵社>の元従業員である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-16 19:14:01
4656文字
会話率:60%
旧約聖書「出エジプト記」。
アブラハムの宗教を信じる人間であれば誰もが知るその内容は、著者であり当事者である預言者モーセによって偽証されたものだった。
死海文書「ヨシュアの手記」の発見により明らかになったのは、このとき、オリエント世界全域を
巻き込んで、神と魔王が、地上の覇権を巡る大戦争を引き起こした、という真相だった。
同時に「ヨシュアの手記」は、神に撰ばれた5人の戦士と、魔王が率いる5柱の獣による、"十戒"を巡り繰り広げられた、壮絶な死闘の記録でもあった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-15 19:04:12
38581文字
会話率:26%