時は現代。現在より少し前の、架空の日本。
ある日のこと、森名尚吉は一人の少女にあぶないところを救われる。
少女は不可思議な道具エイブリーをもち、よくわからない怪物を倒す。その姿は、20年前に尚吉を助けた少女によく似ていた。
「20年前は、母
がお世話になりましたね」
少女、ゲンコ・オブライアンはそう言うと、尚吉にこの街で自分が活動する足がかりになるように、話をしてくる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 18:30:00
191235文字
会話率:33%
ある日のこと。
たまたま放課後の寄り道していた聖璃女学院の結城璃空(ゆうきりあ)は改札でギターケースを背負った少女とぶつかってしまう。
意図してか、偶然か。
たまたまカバンに入れられてたライブハウスのチケットを片手に璃空は向かった。
そ
こで彼女はフリーのギターボーカルの椎名万由理(しいなまゆり)と改めて出会う。
その歌声から響き渡る星空のようなキラキラした景色にいつしか虜になっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 19:03:16
4029文字
会話率:34%
私の名は秋本。とある高校で数学の教師をしている。
ある日のことだった。私は担任のクラスで女子生徒たちの恋バナに耳を傾けていると、このクラス内で異常な事態が起こっていることに気付いてしまったのだ。
それは、生徒たちの好きな人が多角
関係のように次々と繋がっているということ。
もしかしたら、クラス全員で三十角関係が完成するかもしれない。
私は天文学的確率事象をこの目で確認するため、独自に調査を行うことにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 23:03:43
3144文字
会話率:53%
彼女との大喧嘩の末に別れて、一週間が過ぎた。
今まで恋愛経験の無かった俺がアラサーになって初めてできた彼女だったので、失恋のダメージは大きかった。地元に一人帰ってきた後は、失意のまま毎日を過ごしている。
そんなある日のことだった。
気まぐれ
に街を散策していた俺は、懐かしい場所を見つけた。子どものころ、よく参拝していた友桐(ともぎり)神社だ。
今まで知らなかったが、どうもこの友桐神社は悪縁を断つ『縁切り神社』と呼ばれているそうで……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-24 15:25:42
3520文字
会話率:38%
皇女ヴィヴィアンは、天才魔術師エレンの推し活をすることを生き甲斐とする16歳。推し活のためには絵師を雇い、刺繍や金細工を極め、コンセプトカフェを経営するほどの入れ込みっぷり。
結婚後もエレンの推し活を続けたい! それこそが彼女が未来の夫
に求める唯一の条件だった。
そんなある日のこと、皇城でヴィヴィアンの誕生日を祝うための夜会が催される。招待客の中には彼女の推しであるエレンもいた。喜びに胸をときめかせていたのも束の間、彼女は父親である皇帝から「エレンを結婚相手に選んだ」ことを告げられ激しく困惑してしまう。
「エレン様の結婚相手がわたしだなんてありえない! エレン様にはもっともっと素敵な女性と結婚していただかないと!」
自分がエレンを推しすぎたせいで望まぬ結婚を強要するはめになったと考えたヴィヴィアンはエレンを解放するべく動きはじめる。しかし、彼はヴィヴィアンとの結婚を望んでいると口にして――――⁉
「その結婚、解釈違いです!」
推しへの愛が強すぎて結婚を受け入れられない皇女ヴィヴィアンと、
そんなヴィヴィアンとの結婚を心から望むエレンの溺愛攻防。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 21:20:00
132121文字
会話率:42%
フリュヴェラ王国の王位継承者は、王女シュリズィエただ一人。彼女には、将来の王配に相応しい、レグラスという婚約者がいた。レグラスは冷静沈着で文武両道、優秀な侯爵令息だが、少しばかり感情表現に乏しく、そんな彼を貴族たちは『氷のようだ』と噂して
いた。
ある日のこと、シュリズィエは父親と母親が新たな命を授かったことを知る。
喜ぶシュリズィエだったが、聖女であり従姉妹のジェニュインから『生まれてくる子が男の子』なら、シュリズィエが女王になる道が無くなること、ひいてはレグラスが王配になれなくなる事実を突きつけられる。
『王配になれるならともかく、王女を嫁にするなんて重荷なだけ』だと言うジェニュイン。
レグラスの幸せを想い、婚約破棄を目論むシュリズィエだったが――――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-26 15:08:12
7335文字
会話率:49%
超大国間の戦争が秒読みに入ったある日のこと。
最終更新:2025-05-09 22:07:50
2030文字
会話率:39%
花売りの朝は早い。
そんな毎日を送るエマには秘密があった。
それは、彼女の故郷が魔女狩りが行われた町だということ。エマがまだ十三歳だった頃、突然町に火が放たれ夜襲に遭い、家族がバラバラになってしまった過去がある。
そんな秘密を抱えながら
、エマは雇ってくれた優しい老婆と花売りの仕事をして暮らしていた。
そんなある日のこと。週に一度通う修道院でエマは若い男性と出会う。アンセルと名乗った青年は、この地を治めるクイード子爵の四男だという。
貴族である彼に気後れしていたエマだけれど、アンセルから薬師になるよう依頼されたことから全ての歯車が回りだした。
*十万文字くらいのお話になりそうです。
*最初はのんびり進行。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 21:03:05
149832文字
会話率:37%
男爵令嬢のアリアンナは、子爵家の嫡男エドワードと婚約をしていた。
ある日のこと、彼から呼び出されると驚くことを告げられる。
「私は君との婚約を解消して、君の妹リーシャと結婚をすることにした」
二人の裏切りを知ったアリアンナは、
失意のあまり全てを捨てたい衝動に駆られた。子爵邸から帰る途中、『迷いの森』へと向かった彼女は、曰く付きの森に足を踏み入れる。
……そして深く入り込んだ森の中。見知らぬ館を見つけたアリアンナは、そこで王子と出会うことになった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 20:32:10
20006文字
会話率:26%
GWのある日のこと。
コンビニの可愛い店員さんにいきなりつけ麺屋に誘われる!?
最終更新:2025-05-07 07:10:00
5954文字
会話率:38%
短編シリーズ『私が見守る魔王な』の連載版。
魔王様が、奥様になりました。その目的は復讐だそうです。
奥様と旦那様の、甘い夫婦生活を見守るわたしは思います。
これのどこが復讐なのでしょうか?
ある日のこと、旦那様に王女との縁談が持ち上が
りました。
え、旦那様は既婚者ですよ?
やがて、奥様の復讐の真意が明らかになるのですが…………
魔王な奥様と、聖騎士な旦那様と、お二人を見守るわたしの物語。
奥様の正体は、くれぐれも旦那様にはご内密に。
『余は、ツマオウとなる!』
奥様が、北の大地で奮闘します!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 12:00:00
171956文字
会話率:31%
ダンジョンの開拓が進み、モンスター討伐は安全な作業になった時代。
迷宮採取人レイクは、時代遅れな「冒険者」のように剣で戦っていた。
そんな彼が故郷の迷宮都市を逃げ出し、辺境の田舎暮らしを送る羽目に。
文明的な都会の生活から離れ、田舎のスロ
ーライフに馴染めずにいた。
ある日のこと、レイクは村外れのダンジョンで不思議な宝玉を発見。
喜び勇んだレイクだが、一夜明ければ中からヘビが孵ってしまった。
仕方なしにペットとして飼うことにしたが、やがてヘビの正体が判明。
それは伝説のモンスター、ラミアだった!?
ラミアな女の子ミミイと、迷宮採取人レイク。
二人の日常の物語が始まる。
※作中のラミアはあくまで架空の存在で、実在するヘビの生態とは異なります。
本物のヘビを飼う参考になりません。念のため。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-14 17:05:10
97955文字
会話率:27%
――2✕✕✕年 △月 ◯日
地球は滅亡を迎えようとしていた。
メンダプラという組織は、組織職員と抽選された地球人1万人と、1万3千年前へと遡り秘密裏に研究と研鑽を行う計画を立てて実行した。
帰港が許されない船旅は、順調であった。
目的地ま
で残り半分の道のりとなる時まではーー。
メンダプラの職員の1人であるエイドは、船内で大学生生活を送りながらもメンダプラの一員としての職務を全うしながら過ごしていた。
そこで、彼はふと考える。「“異世界”とは何だろうか」と。暇潰しに現れるどうでもいいこと。
退屈な日々が続いていたある日のこと。エイドは船内で巻き起こる事故に巻き込まれることになる。
果たしてこの先で見る景色は、“異世界”なのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 20:08:58
66584文字
会話率:65%
夢と現実のはざまで、私はいつも夢を見る――。
16歳になったばかりの日月揚羽は、幼少の頃から人には見えざるものを見、友としていた。何時からそうだったのか、子供の頃の記憶は曖昧で、よく覚えていない。
そんなある日のこと、揚羽は母親を亡くす。「
私が死んだらそこへ。あなたもそこに住んでいたんだよ」という母の遺言に従って、山奥にある『蝶塚村』にやって来た。
親戚もいるかどうかもわからない全くの未知の土地なのに、揚羽はそこに懐かしさを感じてしまう。到着早々途方に暮れていると、一羽の蝶が舞い降りる。揚羽蝶のような見た目をしたそれは、アゲハモドキといい、その村では『ゲガレの象徴』と言われており…?!
天女伝承と鬼伝承が混在するその村で、揚羽は様々な人と再び出逢い、朧気だった記憶が戻って行く。現代が舞台の、閉鎖された場所での物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 22:23:58
21600文字
会話率:52%
王国の五本指に入る有名貴族に生まれ、育った悪役令嬢アヴァカンは表では華やかに過ごしながらも、裏では母親の徹底した教育や親が決めた婚約者以外と恋愛禁止など、心底うんざりしていた。
ある日のこと、ついにアヴァカンは母親と大喧嘩してしまい、財布片
手に邸宅を飛び出した。
しかし金銭は1週間もしないうちにほとんど使い切り、アヴァカンはホームレス同然の生活をしていたが、そんな彼女の前にスーツを着た隣国の大統領ティランプが現れ「令嬢アヴァカンさん、私はダナルド・ティランプです。いきなりですが、あなたと付き合いたいのです」と唐突に告白されてしまう。アヴァカンはプライドからか最初は拒否するが段々と彼の魅力に惹かれていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-21 23:17:32
82594文字
会話率:42%
【和風 × 妖怪のダークファンタジー】
妖怪たち生きる世界に、一人の少年が迷い込んだ。
見た事もない異形の蔓延る世界だったが、両親の顔を知らず、友人もいない少年にとって、そこは次第に唯一の楽しみへと変わっていった。
そんなある日の
こと。
少年はそこで、友達の咲夜を護る為に命を落としてかけてしまう。
幸い、咲夜の特別な力によって一命は取り留めたが、その過程で自身も妖となってしまったことで、元居た世界へは帰れなくなってしまった。
『帰れないの……?』
方法は一つだけ。
妖たちの宿敵である妖魔の長『酒吞童子』を、『封印』ではなく倒すことのみ。
非現実的だとされるその方法に少年は、
『ぼく、こんどこそ、さくやさまをまもるヒーローになる! ぼくがそいつをやっつける!』
迷うことなく、高らかに宣言してみせた。
そんな宣言を、仲の良かった妖らは馬鹿にもしたが。
十年の修行の末——
青年となった少年は、妖たち国『桜花』を護るための部隊へ所属することとなる。
大切な居場所を護りながら、自身が元居た世界へと戻る為に躍動する一人の少年。
彼の行きつく先は……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 23:40:00
116850文字
会話率:44%
【え? これってまさか私のこと?】
ソフィア・ヴァイロンは貧しい子爵家の令嬢だった。町の小さな雑貨店で働き、常連の男性客に密かに恋心を抱いていたある日のこと。父親から借金返済の為に結婚話を持ち掛けられる。断ることが出来ず、諦めて見合いをし
ようとした矢先、別の相手から結婚を申し込まれた。その相手こそ彼女が密かに思いを寄せていた青年だった。そこでソフィアは喜んで受け入れたのだが、望んでいたような結婚生活では無かった。そんなある日、「君への気持ちが冷めたと」と夫から告げられる。ショックを受けたソフィアは家出をして行方をくらませたのだが、夫から懸賞金を掛けられていたことを知る――
※他サイトでも投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 22:14:12
80828文字
会話率:48%
【だって、私はただのモブですから】
10歳になったある日のこと。「婚約者」として現れた少年を見て思い出した。彼はヒロインに恋するも報われない悪役令息で、私の推しだった。そして私は名も無いモブ婚約者。ゲームのストーリー通りに進めば、彼と共に
私も破滅まっしぐら。それを防ぐにはヒロインと彼が結ばれるしか無い。そこで私はゲームの知識を利用して、彼とヒロインとの仲を取り持つことにした――
※ 他サイトでも投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-06 13:15:51
163379文字
会話率:49%
【婚約破棄ですか? ありがとうございます!!】
私の仕事はスポーツインストラクター。『健全なる精神は、健全なる身体に宿る』をモットーに生徒様達に指導をしていた。ある日のこと、仕事帰りに元カレから復縁を迫られた私。拒絶したところ、逆上した元
カレに刃物で刺されてそのまま意識を失ってしまった。
次に目覚めると、私は貴族令嬢として転生していた。そして驚くべきことに、美的感覚が私の美意識と全く真逆な世界だったのだ――
※ 他サイトでも投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 18:08:51
15345文字
会話率:43%
麗しい顔を持つヴィスト家の兄妹のせいで、好きな人ができても、すぐに振られてしまうエレイン。
それに、ヴィスト家の兄である、トワ・ヴィストには会う度に 『可愛くないね』 と言われ続けてきた。
そんなある日のこと、エレインはヴィスト家を訪れてい
た。 愛の告白をするために。 勿論、その相手はトワではない。 だが、告白の相手が自分ではないと気づいた彼の様子は何だかおかしくて……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 21:01:48
16759文字
会話率:55%
幼い頃に火事に巻き込まれてPTSDになっている主人公、炎谷くん。
男子から人気の高いクラスの女子と仲が良いことで陰湿な口撃を受けながらも、彼は高校生活を自分なりにエンジョイしていた。
そんなある日のこと、クラスメイト達と一緒に下校中
、ヒロインの家が火事になっている事態に遭遇する。しかも二階にはヒロインの弟が取り残されていた。
幼い頃の火事と瓜二つの状況でPTSDが発症した炎谷は動けなくなってしまうが……
主人公が男を魅せるタイプのお話です。
カクヨムにも投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 16:15:53
16068文字
会話率:41%
冒険者団『浪漫の探求者』のナズナは、レアアイテムとは名ばかりの「なんの役にも立たないもの」を好んで拾い集めることから、周囲からは『ごみ拾い』と揶揄されていた。そんなある日のこと、突如次元の壁を割って現れた珍妙生物「球人」のトレイシー・サーク
スと出会い、冒険者団『浪漫の探求者』はブレーキのぶっ壊れたパッション暴走集団と化した。直感に基づき最速で、明らかに本来の対応限界を超えた苦難に対面する『浪漫の探求者』と、その見習いである常識人ザック・バーグラーの明日はどちらか、それはきっと世界の制作者のみが知るだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 09:27:02
131253文字
会話率:56%
今年度に中学1年生になってまだ数週間も経っていない青野雪は友達をある程度でき、部活をどこにしようか迷っているどこにもいる中学生
いつものように下校で友達と今日は暑いななんやらと春らしくない気温の高さに辛いと言いながら歩き、別れ、いつものよう
に家に入る
なんとも普通な日常だったがある日のこと
なんと彼の母親が化け物に襲わられていた
牛鬼みたいな化け物から教わられた母を守るために命をかける
奮闘するも殺されて幽霊なってしまった!
幽霊なってしまい、適当に街を彷徨っていると謎の爺さんと遭遇!
謎の爺さんから妖魔の話を聞かされて爺さんと一緒に妖魔へ進化する
なんと種族は鬼!
上位妖魔になった彼は雪女などの妖魔達と仲良くなり、仲間を増やす!
これは中学生だった主人公のなんともない日常からかけ離れた妖魔として生きる物語である折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-10 12:00:00
58656文字
会話率:61%
転生伯爵令嬢ヴィヴィアン・ド・モンテローズには、物に宿った記憶が見えるという能力があった。
ある日のこと、お茶会の最中に婚約者の手袋を拾ったヴィヴィアンは、彼の浮気現場を過去視という能力で見てしまう。
どう考えても、お邪魔なのは婚約者である
、この私。
ならば、この破談劇、優雅に演出して差し上げましょう。
ちょっぴり毒舌だけど、根は天然! お騒がせヴィヴィアンが悪役令嬢になりきります! 円満?婚約解消(ざまぁではありません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-27 23:02:24
12183文字
会話率:37%
お断り
この作品は「ブラックテイルな奴ら」を加筆修正したものです。
葛城四朗は中学3年の受験生だ。受験を前に恋人の林郷小百合に「受験が終わるまで合わないようにしましょう」と言われてしまった。その時渡されたのが小さな黒い尻尾アクセサリー
だ。小百合に嫌われたくない一心で俺はこの尻尾アクセサリーを常に持ち歩いていた。
ある日のこと。俺が不良グループにカツアゲされた。いつものことである。俺はどちらかというとおとなしい性格であるため、こういったやつらに狙われやすい。もうダメかと思ったその時、美しい女の声が俺を助けてくれたのだ。だが、どこにも女性はいない。「私はここよ」という言葉に俺は自分の目を疑った。小百合に貰った尻尾アクセサリーがしゃべっていたのである。
それからの俺の人生は変わってしまった。どうやらマリーと名乗るこの尻尾に好かれてしまったらしい。俺がマリーに逆らうと死にそうな目にあわされる。それもそのはずこの尻尾アクセサリーは異世界人が姿を変えたものだったのである。しかも黒魔術とやらが使えるのだ。
俺が思わず頼んでしまった不良達への仕返しが問題であった。マリーの両親もこちらの世界へやってくることになってしまった。もちろん尻尾アクセサリーの格好でである。勘違いが多いマリーの父親のせいで不良たちは窮地に立たされる。重い病に侵されたのだ。俺とマリーは不良たちをなんとか救おうと小百合や妹の芽依の協力を得て奮闘するのであった。その結果‥‥。
異世界物の要素を取り入れたコメディー作品になります。気軽に読めますので、よかったら目を通してみてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 22:42:56
87219文字
会話率:48%
私──リリィ・オーランドは奈落の底へ落ちました。
ある日のこと、私は昔からの幼馴染みで結成したパーティーから戦力外通告を受けます。
私の職業は『白魔道士』。仲間の治療ができるパーティーには欠かせない職業です。
ただ、戦闘に参加しても魔物を
一人で倒すことが難しい私は他のみんなよりも獲得できる経験値が少なく、徐々にですが確実に差が開いていくばかり。
だからこの通告も仕方ないのです。
最後の冒険だからと私は幼馴染みパーティーと共に【オルフェノク地下大迷宮】へと向かいます。
そこで遭遇してしまった強敵。
私は囮にされ、命からがら逃げ延びるも奈落の底へ転落。
気がつけば見知らぬ建物のベッドにいました。
そこから早三年。
『聖魔女』という謎の上位職業となっていた私はいよいよこの奈落の底から脱出しようと思います。
この三年で習得した魔術をバンバン使って魔物を倒し地上を目指す。
地上へ出たらまずは何をしましょうか。
まあ、そこは追々考えてもいいでしょう。
これは周りから『聖女』と呼ばれ崇められたり、強力な魔術を使うことから『魔女』と恐れられるようになったり。奈落の底へ落ちて人生が変わった私の最強無双物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-18 20:10:00
1082270文字
会話率:33%