とあるダンジョンの中層階で。
「どこへ行くの? 」
女は言う。大きな目、柔らかそうな色の薄い金髪、どちらかといえば小柄である。髪は肩にかかるくらい。その服装の紋様には見覚えがある。あれは神殿のものだ。魔法使いだろうか、上品な服を着ている
。きっと俺よりずっと年下だろう。相当な美少女である。
「誰だよ、アンタ? 」
誰だ、こいつは? こんなやつは知らない。
「あなた、魔族のくせに、生意気なのね。」
―俺は今、窮地にあった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-18 20:11:30
21812文字
会話率:37%
勇者候補パーティー所属の熟練闇魔術士、《バクタ・ナガラ》。
頼れる仲間たちと共に竜王を討伐し、勝利を掴んだ──はずだった。
だが、竜王の転生能力に巻き込まれ、
気づけば魔術の才能S級の少年《アカツキ》の身体に転生していた。
しかも俺だけじ
ゃない。
討伐したはずの竜王まで、一緒に転生憑依してる……!?
喉の病気で魔術の詠唱すらできない天才少年、アカツキ。
生きるために俺は《触手魔術》を使い、アカツキの喉を治療した。
だが、その瞬間、俺は気づいてしまう。
──アカツキの魂はまだ、この身体の中に残っていたのだ。
こうして俺(憑依中)、教え子(本来の持ち主)、
そして討伐したはずの竜王(なぜか憑依中)。
「3つの魂が1つの身体を共有する」、この奇妙なトリオの状況で、
俺はアカツキの「家庭教師」として、彼に魔術を教えることになった。
「僕、また空を飛んでみたいです!触手で!」
「そっかー空かー……え?触手で?」
……何故か気に入られてしまった、俺の触手魔術を。
元のパーティーに戻る方法を探しつつ、
教え子(と竜王)を鍛え上げる俺の奮闘記が、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-18 20:11:23
184551文字
会話率:35%
アラサー実践空手家、日高千歳(ひだかちとせ)は、親友の庭野恵(にわのめぐみ)と共に、無人島ごと異世界『オードゥスルス』へ転移させられてしまう。流れ着いた異世界で、千歳は親友を失い、自身もモンスターの手によって致命傷を負う。怖いよ、死にたく
ないよ、おばあちゃん。そうして意識を手放す千歳。だが目覚めた先で、ボーフォート辺境伯の子息、魔術師の少年マースと出会う。異世界の軍隊に命を救われた千歳。だが救われた先のボーフォート軍の前線キャンプにて、助けてくれたハズの軍の男達が次々とおかしくなっていき、千歳を襲いだす。辛くもマースの手によって助け出されたが、最早千歳の心はボロボロだった。怖いよ、もうやだ、帰りたいよ。マースに泣きつく千歳。だが千歳の苦難はまだ終わっていなかった。ボーフォート辺境伯ボースに避難させてもらった先で、ボーフォート辺境伯の令嬢キートリー、そしてその従者であるサティと出会う。暖かく迎え入れて貰ったはずの彼女達を前に、今度は千歳の身体がおかしくなっていく。どうしてアタシの身体が、青い肌、黒い白目、紫色の虹彩、山羊の様な横長の瞳孔に……なぜ"悪魔"に、なって行くの?どうしてアタシは、サティさんを"食べて"いるの?誰かアタシを止めて、誰か助けて……。
数々の異世界の島が流れ着く世界オードゥスルス。この世界を舞台に、人とモンスター、剣と魔法、侍と蒸気機関、獣人と超能力、魔女と天使、神と悪魔が入り乱れる。この世界はなんなのか?魂を喰う世界とは?そして千歳は元の世界に帰ることは出来るのか?悪魔の力に覚醒した千歳とその仲間たちのハートフル冒険譚です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-07 23:00:00
870106文字
会話率:44%
不当解雇された清水光亮は、恩人である佐伯の元を訪ねた。
そこで、佐伯の娘である雪音に一目ぼれする。
調子づく清水であったが、雪音が強引な訪問販売やストーカーに悩まされていることを知り不憫に思う。更には、小学教師である友人がモンスターペアレン
トに困らされていることやいじめや浮気などで苦しむ人を目撃して、世知辛い世の中に絶望する清水であった。
そんな中、旧友である真鍋から透明マントの開発に成功したとの連絡が来た。
下らないいたずら復讐劇の幕開けである……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-18 20:10:27
17135文字
会話率:28%
中学3年の早瀬霞(はやせ かすみ)は毎夜同じ夢を見る。城北門校の制服である紺のブレザーを纏った少女が巨大な龍や鳥と戦っている。そして最後には必ず「あの子を間違った道に行かせないで」と告げられ目が覚める。
謎めき、豪快な夢とは裏腹に霞の現
実はイジメという過酷な日常に心が蝕まれていた。
ある日、シナトと名乗る不思議な女の子に霞はイジメられているところを助けられる。
「私の巫女になれば、あなたの願いを叶えてあげる。人があなたにひれ伏すほどの力を与えてあげる」
女の子の言葉を受け入れたとき、霞は巫女の強大な力を手に入れ新たな世界へと導かれていくことになる。
一方、実菜穂の周りでは、不気味な動画の噂が広まっていた。「呪われた村」忽然と村人が消え、廃村となった地。そこに足を踏み入れた人は帰ることがないという噂。その噂の検証として、面白半分に動画撮影に入ったグループが逃げ惑い最後は断末魔の叫び声を上げて撮影が途切れる動画がサイトに流れていたのだ。
真相を確かめるため、実菜穂たちは「呪われた村」にみなもと足を踏み入れていく。そこで実菜穂とみなもが見たものは・・・・・・
実菜穂、陽向、琴美、そして4人目の巫女、霞を迎え、「呪われた村」に伝わる物語に迫っていく。そのなかで少女たちは巫女として目覚め、神々の戦いに巻き込まれていくことに・・・・・・。
舞台は「呪われた村」そこにある秘密とはなにか、実菜穂たちは無事に帰ることができるのか。
みなものみたまシリーズ第3段。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-18 20:10:00
433740文字
会話率:42%
気がつけば50代の独身、婚姻暦なしの浩一。このまま年老いては健康が心配と、一念発起でスポーツジムへ通うことに。そこで、出会うは初恋の相手。さらに、ある出来事をきっかけに女子高生と出会うことになる。二人の女性と浩一のおりなす人生リスタートはい
かに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-11 20:40:00
10162文字
会話率:50%
高校生になった実菜穂と陽向。学校生活を楽しむ二人の前に、風変わりな上級生、真奈美が現れる。真奈美は陽向には妹のように甘え、実菜穂には姉のように振る舞うという二重人格のように接し、しだいに二人の間へと入っていく。
ある日、真奈美は幼い時に
生き別れた妹である琴美と再会する。すべてが自分よりも輝いていた妹が人形のように生気がなく、変わり果てた姿にショックを受ける。
実菜穂から相談を受けたみなもは火の神と共に、琴美がなぜそのようになったのか原因を突き止める。その陰にはある神が関わっていた・・・・・・
始まりは小さな闇であったが、やがて大きな闇へと繋がっていく
その小さき闇の物語
みなものみたま シリーズ第2段
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-20 17:00:00
209515文字
会話率:41%
新宿の歓楽街、欲望渦巻く場所に存在するとある興信所の主、道下幽心(みちしたゆうしん)。
彼が普段請け負う依頼は簡単なお買い物から浮気調査、歓楽街にありがちな少し危険なものまで多種多様。ほぼなんでも屋になりつつあった。
その中でも、従兄である
藤堂五郎(とうどうごろう)が持ち込む依頼はさらに輪をかけて特殊なものだった。
今回もまた、曰く付きの物件に関わる非日常な依頼が舞い込んだ。
幽心は心躍らせつつも己の中に存在する力を使い、そして自身を守護する者の助けを借りて、日常の裏側に潜む者を解放する。
それが生者にどんな結末を齎すのかを知りながら。
そして幽心に巻き込まれていく人々もまた、日常の裏側を知り、自身の常識をことごとく崩されていく。
何が正しくて、何が間違っているのか。
幽心はただ、未練ある者たちの手助けをしているだけなのである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-18 20:10:00
29121文字
会話率:32%
―――それは後輩の〇〇〇です。
やけに不幸が続いた日の帰り、後輩と飲んだ帰りに一時期話題になった『迷子坂』という場所が近くにあると後輩から聞き、ほろ酔い気分でその場所に向かう。
しかしなぜか見たことのない場所へと迷い込み、気が付けば後輩と
共に草原に立ち尽くしていた。
互いに何かを失い、そして何かを得て異世界へと降り立った、見た目座敷童の戦闘系サバイバル女子と乙男動物好き大男の二人が織りなす、たぶんほのぼの珍道中。
*あくまでフィクションです。ノリで書いてる物語ですので現実の常識やら歴史には当てはまらない場合がございますのであらかじめご了承ください。
*完全なる趣味で書いているものなので、感想はどうかお手柔らかにお願いいたします。キツイお言葉はお止めになって。
*タイトルの部分が書きたかっただけのお話なので不定期更新になります。なるべく頑張ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 20:00:00
37965文字
会話率:42%
おっぱい苦手な男子生徒、オパール=ヒンヌスコが魔法学園で手に入れたスキルは『おっぱい揉んだらレベルアップ』だった!
(一昔前の少年誌お色気漫画レベル)全51話予定、最終話まで毎日更新予定
最終更新:2025-02-18 20:10:00
27182文字
会話率:41%
公爵令嬢のセイラは、ずっと孤独の中生きてきた。自分に興味のない父や婚約者で王太子のロイド。
特に王宮での居場所はなく、教育係には嫌味を言われ、王宮使用人たちからは、心無い噂を流される始末。さらに婚約者のロイドの傍には、美しくて人当たりの良
い侯爵令嬢のミーアがいた。
ロイドを愛していたセイラは、辛くて苦しくて、胸が張り裂けそうになるのを必死に耐えていたのだ。
毎日息苦しい生活を強いられているせいか、最近ずっと調子が悪い。でもそれはきっと、気のせいだろう、そう思っていたセイラだが、ある日吐血してしまう。
診察の結果、母と同じ不治の病に掛かっており、余命3ヶ月と宣言されてしまったのだ。
もう残りわずかしか生きられないのなら、愛するロイドを解放してあげよう。そして自分は、屋敷でひっそりと最期を迎えよう。そう考えていたセイラ。
一方セイラが余命宣告を受けた事を知ったロイドは…
※両想いなのにすれ違っていた2人が、幸せになるまでのお話しです。
よろしくお願いいたします。
アルファポリス、カクヨムでも同時投稿中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-18 20:10:00
20220文字
会話率:40%
侯爵令嬢のセーラは、1人崖から海を見つめていた。大好きだった父は、2ヶ月前に事故死。愛していた婚約者、ワイアームは、公爵令嬢のレイリスに夢中。
さらにレイリスに酷い事をしたという噂まで流されたセーラは、貴族世界で完全に孤立していた。独りぼ
っちになってしまった彼女は、絶望の中海を見つめる。
“私さえいなくなれば、皆幸せになれる”
そう強く思ったセーラは、子供の頃から大好きだった歌を口ずさみながら、海に身を投げたのだった。
一方、婚約者でもあるワイアームもまた、一人孤独な戦いをしていた。それもこれも、愛するセーラを守るため。
そんなワイアームの気持ちなど全く知らないセーラは…
龍の血を受け継いだワイアームと、海神の娘の血を受け継いだセーラの恋の物語です。
ご都合主義全開、ファンタジー要素が強め?な作品です。
よろしくお願いいたします。
※カクヨム、アルファポリスでも同時配信しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 07:10:00
94694文字
会話率:47%
公爵令嬢のリリアナは、ある日前世の記憶を取り戻すとともに、死ぬ寸前まで読んでいた漫画の世界に転生している事に気が付いた。
自分が転生したリリアナは、ヒロインでもある悪女に陥れられ、絶望の中死んでいく悲劇の公爵令嬢だった。
本来なら生きる
ために、漫画の世界の人間と関りを絶つ方向で動くべきなのだが、彼女は違った。絶望の中死んでいったリリアナの無念を晴らすため、リリアナに濡れ衣を着せた悪女、イザベルとその協力者たちを断罪し、今度こそヒーローでもある王太子殿下、クリスとの幸せを目指すことにしたのだ。
一方クリスは、ある事情から今度こそ元婚約者だったリリアナを幸せにするため、動き出していた。
そして運命のお茶会で、2人は再開するはずだったのだが…
悲劇の公爵令嬢に転生したリリアナと、2度目の生を生きるクリスの恋のお話しです。
カクヨム、アルファポリスでも同時投稿しています。
どうぞよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-05 06:50:00
112959文字
会話率:43%
小桜美羽は5歳の幼女。辛い境遇の中でも、最愛の母親と妹と共に明るく生きていたが、ある日母を事故で失い、父親に放置されてしまう。絶望の淵で餓死寸前だった美羽は、異世界の女神レスフィーナに救われる。
「あなたには私の世界で生きる力を身につけや
すくするから、それを使って楽しく生きなさい。それで……私のお友達になってちょうだい」
女神から神気の力を授かった美羽は、憧れの桜色の髪と瞳を手に入れ、魔法生物のきんちゃんと共に新たな世界での冒険に旅立つ。しかし、転移先で男性が襲われているのを目の当たりにし、街がゴブリンの集団に襲われていることに気づく。「大人の男……怖い」と呟きながらも、ゴブリンと戦うか、逃げるか——。いきなり厳しい世界に送られた美羽の運命はいかに?
優しさと試練が待ち受ける、幼い少女の異世界ファンタジー、開幕!
カクヨムさんでも投稿しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-18 20:10:00
155657文字
会話率:54%
バレンタインなので、SSを書いてみました。
元々は細かく分割していたので、少し読みにくいかもしれません。
バレンタインデーが近づき、城のティールームで小桜美羽はクララとレーチェルと共にガールズトークを楽しんでいた。美羽は思わず頬を染め、
渡すチョコレートの相手を尋ねられる。クララとレーチェルは興味津々で、まさかの候補が次々と浮かび上がる。美羽は照れくさくも、誰に渡すかを曖昧に答えると、盗み聞きしていたエルネストとカフィは興味津々で反応していた。
しかし、美羽が本命チョコを誰に渡すのかは、はっきりとしないまま、彼女は「ありがとうチョコ」として多くの人々に感謝の気持ちを伝えることに決める。街の人々に次々とチョコを渡して歩く美羽の姿を、エルネストとカフィは尾行し続け、何とかその真意を探ろうとする。クララとレーチェルも、気がつけば成り行きでその後に続いていた。
やがて、z渡す場面に遭遇し、エルネストとカフィはついに耐えきれず、ついにはお互いに「あれがミウ様の本命だ!」と告白し合う。しかし、その後、美羽は本命チョコを渡す相手を最後に決めるのか、それとも別の形で気持ちを表すのか、結末は謎のまま。
美羽のバレンタインデーの特別編は、心温まるやり取りと、予想を裏切る展開が絡み合い、愛と感謝がこもった一日を描き出しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 10:56:07
4913文字
会話率:69%
高校1年生の羽山涼は、家族が亡くなったことで意気消沈をしていて、クラスにも打ち解けないで、陰キャぼっちな高校生活を送っていた。
母の死から49日がたち気分が変わった涼は今までとは違う生活をすると決心する。
そんな時、学校でトップクラスの美少
女、栗山奏が失恋で傷心しているところを強引なナンパにあって、困っているところを助ける。
お互いの境遇を話し合った2人は意気投合し、お互いの愚痴を聞き合う慰め合い同盟を結ぶ。
学校では仲良く話したり、お互いの家を行き来したり、デートに行ったり、2人の距離はだんだん近くなってくるが、奏は失恋から立ち直っていないため、お互いギリギリの線で踏み込めずにいる。
そんな時、涼が本当はイケメンだと言うことが発覚し、急に女子にモテるようになる。涼は気にしていないが、奏は気が気でない様子。
心のどこかで失恋を引きずりながらも、涼に迫ってしまうという矛盾した行動に涼も奏本人も翻弄されてしまう。
やがて、奏が失恋を完全に乗り越え、涼も自分に素直になった時、2人はお互いに離れられないほど、お互いを求める関係になっていた。
会話中心 描写少なめで進行していきます。苦手な方はお避けください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 07:00:00
375489文字
会話率:67%
──スローライフを望むおじさん vs. トラブル満載の異世界!!
45歳の冴えないおじさん、名取誠一 は気がつくと異世界に転生していた。
「どうせなら、のんびりスローライフでも……」なんて思っていたが、そんな暇はまったくなかった。
目の前
に倒れていたのは、金髪ツインテールの幼女(?) ……いや、正体は 魔神ヴァルフェナス !?
「ぬし!! これより妾の眷属として働くのじゃ!!」
「お前を拾った覚えはねぇよ!!!」
こうして始まる、のじゃロリ魔神との異世界ライフ。
料理スキルを駆使しながら生きていこうとするが、なぜか次々と事件に巻き込まれてしまう!!
望んでいたスローライフは、どこへやら!?
料理チートを持つおじさんが、異世界で騒動を巻き起こすハメになるコメディ系異世界転生ファンタジー!!
「俺は、ただのんびり暮らしたかっただけなのに……!!!」
果たして、おじさんのスローライフは訪れるのか!?
それとも、このまま 異世界の伝説 になってしまうのか!?
──異世界転生したおじさんの、ドタバタハチャメチャ成り上がり物語が今、始まる!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-18 20:10:00
3473文字
会話率:47%
勇者に罪をでっちあげられて追放された貴族は、前世の記憶を思い出したことで、ここがゲームの世界だと理解する。そしてゲーム知識によって、最強のサイコキネシス能力を手に入れることに成功したので、立ちはだかる敵を全てぶちのめしていく。ひたすら最強能
力で敵を蹴散らしていく展開の物語。
本作は以下の要素を含みます。
・異世界転生。VRMMO転生
・ストレスフリー系
・戦闘などでは無双するため苦戦なし
・ハッピーエンド
・成り上がり要素あり
・ざまあ要素あり
・剣と魔法のハイファンタジー
・冒険や旅をして過ごす折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-18 20:10:00
55682文字
会話率:28%
妹のわがままに振り回され、我慢してきた姉。しかし婚約者を横取りされたとき、姉の怒りは限界を超えた。あっさり妹に心を奪われた婚約者ともども、魔法によって破滅へと追い込む物語。
最終更新:2025-01-31 21:53:05
2546文字
会話率:13%
「浮気をしたら死ぬ呪い」をかけられた王子は、そのまま浮気相手の令嬢のもとを訪れて……。
最終更新:2025-01-30 14:14:03
2116文字
会話率:18%
自称なろう小説オタクの片瀬凱。高校2年生の彼は、誰よりもなろう小説を愛していた。「なろうは神!」が口癖の彼は、なろう小説をもうすぐ100万作品完読しようとしていた。そしてその全てに「評価」と「いいね」をしていた。
貴重な休み時間は全て「な
ろう読み」に時間を割いていたためクラスで彼はぼっち…だったが、同じクラスには同士がいた。その「なろう仲間」は倉橋きの。凱の彼女だ。凱に引けを取らないくらいなろう好きなきのと、楽しくなろうデートの毎日。
そして凱が100万作品を完読・評価・いいねを達成した瞬間、念願の異世界転生が!!
「やっぱりなろう上層部と異世界は繋がっていたんだ!」
そう思う凱は新しい異世界生活をチートスキルで楽しむぞと意気込んだのだが、自分のスキルを確認してみると…。
現世と全く違う生活をなろうと共に生き抜く!
なろう小説が好きすぎるなろうオタクが、異世界転生してもなろう小説好きを存分に発揮する、なろう小説バンザイ物語!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-18 20:09:26
76758文字
会話率:15%
そこは、英雄たちが敗北した未来の世界。人類はゾンビハザードや戦乱といった数多の災禍に見舞われ、ただ滅びるのを待つだけだった。
絶望に支配された世界を救うために、英雄の遺志を継いだ少女は禁忌の技術を使い、過去を変える旅に出る。絶望を断ち
切る勇者の剣と、愛と勇気、ちくわを携えて。
そして、2013年の秋。
舞台は東北地方を襲った未曽有の大災害から間もない、復興途上の宮城県岩巻市。そこに住む普通とは少し違う少年のヨシノは、ある日空腹で行き倒れていたゾンビの少女、ミヤタと出会う。そしてそれは、世界の命運をかけた物語の始まりだった。
反ゾンビ団体との抗争、復興利権をめぐる陰謀、人工太陽計画、ご近所さんからロリコンと冷たい視線を浴びせられる日々。幾多の試練を乗り越えた先に、彼らを待ち受ける運命は――。
ヨシノ「はいストップ。ツッコミたい箇所がいくつかあるけど、ちくわはいる?」
ミヤタ「おいしいとは思うの。もぐもぐ」
セラエノ「当然よ。なんならここでちくわの魅力をギリギリまで紹介、」
ヨシノ「しなくていいよ。皆頑張ってアクセスを稼ぐため色々考えてるのに、そんな事をしてる人見た事ある? あとロリコンとは心外だね」
チェルノ「ロリコンなのは事実だろ。ア〇ネスからドロップキックを食らっても文句が言えない事を散々しておいて」
ヨシノ「ま、まあ。それはさておき、セラエノはなんでここにいるの、サブキャラなのに」
セラエノ「ノーワルフザケ、ノーライフ! 私たちは悪ふざけに命を懸けるの! 本編じゃ私の活躍は控えめだから、ここで爪痕を残さないと!」
ヨシノ「心配しなくてもしつけのなってない猫が爪研ぎしたふすま並みにズタボロだよ。脇役は出しゃばらないで空気を読んでね?」
セラエノ「あ、あら、ヨシノ君、サイコパスモードが発動してるけど。いやん、そんな瞳孔全開で見つめないで、ちょ、実弾はマジでやばっぶぎぇもっすッ!?」
ハナコ「え、えーと、えーと! それではゾンビのミヤタさん、始まります!」
ミヤタ「はじまりなのー!」
※もしよろしければ過去作もご覧ください
終末だらずチャンネル
https://ncode.syosetu.com/n2739gn/
終末リテイク
https://ncode.syosetu.com/n7744hp/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-18 20:08:17
4095464文字
会話率:59%
「もう、ワタシは何も思い出せませんが」
「あの場所は、とても温かくて、優しくて」
「皆さんは、ワタシにたくさんの幸せな思い出をくださいました」
「だから、ワタシはとても幸せデス」
「さようなら」
「そして、初めまして」
「ワタシ
の、大切なお友達さん」
鳥取県の地方都市、白倉市に住む鈴木みのりは、ある時災害に巻き込まれ、人類が滅んだ異世界の白倉に迷い込んでしまう。
そこで彼女は記憶を失くした機械の少女、ナビ子と出会い、みのりの歌声に胸を打たれたナビ子は、彼女に動画を投稿するように勧め、終末だらずチャンネルと名乗り二人だけで動画を撮影する事になった。
そして、ナビ子の記憶を取り戻し、自身が元の世界に帰る方法を見つけるために、彼女たちは終末の世界で旅をする。
たとえ、もう誰も見る人間がいなくても、自分たちが生きた証を残すために、二人は今日も動画を投稿し続けるのだった。
時を同じくして、現実世界の白倉市に住む少年、御門善弘(通称ヒロ)。彼はその家庭環境から未来に希望が持てず、いつものように自堕落な日々を送っていたが、ある時こんな都市伝説を耳にする。
『震災で死んだはずの人気子役、鈴木みのりは並行世界で生きていて、動画サイトで彼女が投稿した動画を見る事が出来る』と――。
その話を聞いたヒロは、半信半疑ながらも、その都市伝説の調査を始めた。
病院で眠り続け、もう二度と言葉を交わす事が出来なくなった親友の歌声を、再び聞くために。
※過去作の終末だらずチャンネルと共通の世界観ァンですが、続編や外伝というわけではないので、読んでなくても大丈夫です。むしろ設定の都合上読んでないほうが楽しめるかも?
※全六章、200部行くか行かないか程度で完結予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-23 21:52:09
362408文字
会話率:52%
人口最小県鳥取の地方都市、星鳥市在住の、天才的な頭脳を持つ無気力な少年、久世透。
その日もいつものようになじみの喫茶店でコーヒーを飲んでいたが、突如として日常が終わりを告げ、街にはかつて人であった者が変異したゾンビがうごめくようになった
。
透は幼馴染の柴咲一花(通称ピーコ)を理不尽な世界から護ることを決意したのだが、二人はひょんなことからキャシーと名乗る少女に動画撮影に誘われ終末だらずチャンネルの製作スタッフとなる。
彼らは終末の世界で絶望する人をたった一人でも笑顔にするために動画を配信し、仲間たちもそれぞれの想いを胸にこの終末の世界で生きていくのだった。
トオル「チャンネルの紹介文はこんな感じか?」
キャシー「なんかカタイっすねぇ」
ピーコ「そう? 私はいいと思うけど」
マルクス「ならここは我が。混沌に包まれし終末の世界、彼らは絶望に抗う。その先に待つどのような過酷も、」
トオル「長くなるならやめてくれ、しかもそんなんじゃねぇだろ」
ゴン「盛り上げるために、一発芸とかしたら?」
トオル「そうか、それはいい案だ、なら発案者のお前がやれ」
ゴン「え、あたしが?」
トオル「お前に再生数がかかってるんだ、しっかりやれよ」
銀二「ふふ、期待してるよ。驚天動地の一発芸を頼むね」
ゴン「うお、すごい圧だね……よーし、わかった、これにしよう! ハロー! ボク○○○○! よろしくね! ハハッ!」
トオル「若手女優みたいな60点くらいのクソみたいなクオリティだし文章じゃわかんねぇし違う意味で世界が滅ぶからマジでやめろ!」
ゴン「じゃあ……星鳥駅の地下のエスカレーターに乗ろうとして上手くいかないオバチャンの真似!」
ピーコ「すごい! こんな感じだよ!」
トオル「滅茶苦茶遅くて乗りにくいからな! やっぱり文章じゃわかんねぇし地元民にしか伝わらないネタだけどな!」
ナビ子「ただ今は千葉のエスカレーターが遅くて有名デスけどね」
マルクス「何!? おのれ千葉め! 梨のみならず自虐ネタまで奪うとは血も涙もないのか! 今こそ反逆の時だ!」
クー「ダメだよ首都圏に逆らっちゃ! 山陰が束になっても栃木にすら人口で勝てないんだよ!」
ともちゃん「ま、こんな感じで基本ボケてるからなー?」
キャシー「あはは、それじゃあ終末だらずチャンネル、スタートっす!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-24 22:23:04
2825576文字
会話率:52%
ウサギの獣人の少女リリィは借金返済に追われていた。
支払う相手は知人のお金持ちなハーピーの少女。
もし期限を越えても返済できなかった場合、身柄を確保され、自由気ままな生活は失われる。
それを防ぐため、危険に満ちているダンジョンへ日常
的に潜っていた。
だが、運悪く返済が間に合わず、期限を延長してもらう必要が出てきたため、渾身の土下座をすることに。
「数日、数日だけ待って!」
これで一時的な猶予を得たため、少女はダンジョンへ潜るが、それは想定外となる冒険の始まりだった。
町を出たことがない少女は、やがていくつもの国を渡り、異なる世界に足を踏み入れ、ダンジョンが生まれた理由を知ることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-18 20:06:47
274599文字
会話率:48%
一度死んだ少女××は、不思議な空間で龍の神に出会う。出会ってすぐに、彼の口から出たのはプロポーズ紛いな台詞。
自分と共に生きて欲しい。
そこは今まで生きてきた世界とは違い、龍という存在が普通の世界である。いわゆる異世界転生だ。
少女は死んだ
が、死にたかったわけではない。生きていたくなかったから死んだのだ。できることなら生きていたかった。普通の生活を享受して、普通に笑って、普通に誰かを愛したかった。
少女は龍神の誘いに乗った。彼女は一度死んでいるのだ。もしも嫌になれば、また死ねば良い。肩の荷が降りたように、気楽に考え、彼女は異世界へ旅立つ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-18 20:06:23
125685文字
会話率:45%
主人公は、転生者で、前世はある国の軍隊の兵站担当者でした。
この物語には、魔法も、魔獣も、亜人も、火薬も出てきません。
その兵站についての知識と、奇想天外な攻城兵器、戦術で、味方を勝利に導く物語です。
余り残酷な描写はありません(ちょっとだ
けあります)。
なるべく気軽に読めるように書いたつもりです。
とにかく読んでくれると、うれしいです。宜しくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-18 20:06:00
109332文字
会話率:48%
これは特撮おたくの、エッセイ集です。
特撮、怪獣、ネット関係の話題を書き散らしたものです。
こんなの文章が、世の中にあった方が良いか、ない方が良いかといえば、ない方が世間は平和で良いような気がするけれど、お暇な方は読んでみてください。
それから現在、異世界物の小説も書いています。ナーロッパにおける戦記で、元兵站担当者が、兵站の知識と、奇想天外な攻城兵器で活躍する話です。そしてこの話には、魔物、魔法、火薬は一切でてきません。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-02-11 14:11:52
25131文字
会話率:2%
急遽異世界転生することになってしまった九条颯馬。
小さな村で厄介になり、金の為仕方なく冒険者になるものの、ギルドから与えられたプレートは最低ランク。担当職員のミアと共に冒険とは名ばかりの雑務をこなしスローライフを望むも、ある日突然世話になっ
ている村が盗賊に狙われていることを知る。そしてダンジョンで見つけた魔法書が九条の生活を一変させたのだ。
災いは向こうからやってくる。降りかかる火の粉を払いつつ、スローライフを送ろうと努力するも、気づくと厄介ごとに巻き込まれるている。そんな死霊術師の物語。
(カクヨムにも投稿中です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-18 20:05:07
2233881文字
会話率:41%
ダンジョン。
そこは常に死と隣り合わせの過酷な世界。
強力な魔物が跋扈し、地形、植物、環境、その全てが侵入者を排除しようと襲いかかってくる。
ひとたび足を踏み入れたなら、命の保証はどこにもない。
肉体より先に精神が壊れ、仮に命が無事でも五体
満足でいられる者は、ほんのごく少数だ。
ーーそのはずなのだが。
「今日も一日、元気にソロキャンプしていきたいと思いま〜す」
前人未到のS級ダンジョン深部で、のんびりソロキャンプ配信をする男がいる。
男の名はジロー。
「え、待って。S級ダンジョンで四十階層突破したの、世界初じゃない?」
「学会発表クラスの情報がサラッと出てきやがった。これだからこの人の配信はやめられない」
「なんでこの人、いつも一方的に配信するだけでコメント見ないの!?」
「え? 三ツ首を狩ったってこと? ソロで? A級パーティでも、出くわしたら即撤退のバケモンなのに……」
「なんなんこの人」
ジローが配信をするたびに、世界中が大慌て。
なのになぜか本人にはその自覚がないようで……。
彼は一体何者なのか?
世界中の有力ギルドが、彼を仲間に引き入れようと躍起になっているが、その争奪戦の行方は……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-18 20:04:23
247441文字
会話率:33%
八乙女誠一は、平凡な生活を送る青年。
しかしある夜、妹の遥香が真夜中に彼の部屋を訪れ、彼にとんでもないお願いをする。
「お兄ちゃん、お願い――私の代わりに、ハーレムを作ってほしいの」
遥香の突飛な依頼に戸惑う誠一。
可愛い妹の頼みならば
何でも聞いてあげたいと思うものの、倫理観や常識が頭をよぎる。
遥香の無邪気で真剣な姿勢に、誠一は次第に彼女の頼みを受け入れる決意を固めていく。
果たして、妹の代わりにハーレムを作るとはどういうことなのか?
そして、遥香が抱える秘密とは?
兄妹の奇妙で愉快な冒険が、常識を超えた方向へと進んでいく!
予想外の展開が次々と巻き起こる、兄妹の絆と笑いが詰まったハーレム・コメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 18:28:01
87463文字
会話率:36%
中学二年の冬のある日。
天宮悠斗は、なんの脈絡もなく力に目覚める。
それも生半可な力ではない。
その気になれば、世界を三日で征服できるほどの強大な力だ。
ハーレムでもなんでも、作りたい放題、やりたい放題。
中二の妄想を全て実現してしまえる力
を、天宮は得たのだった。
でも天宮は生まれついてのネガティブ思考。
世の中にはもっと恐ろしい力を持つ者がいるに違いない、と決めつけて、存在しない脅威に怯えるようになる。
いつ敵に襲われるか、と常に警戒するあまり、次第に精神のバランスが崩れていって……。
唯一無二の絶対的存在でありながら、天宮は滑稽極まりない日常を送るハメになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-12 18:50:00
81293文字
会話率:38%
進化の限界の果てに、人間が人間をやめることができるようになった時代。
その選択肢の一つにホムンクルスが存在していた。
神を自ら見放して、書き換えたこの世の理。
自身の完璧な複製であるクローン。
その更なる先であるホムンクルス。
前世の
嘆きを喰らいつくし、
魂が限界を越えて死に絶えた者は、継承できる。
生前の記憶を。
それこそが、理論の極致。
自分が自分でなくなることを臆するな。
究極の選択の先にある未来を掴め。
神のいたずらではなく自分の意志によって転生できる世界で、
あなたは人間をやめて『何に』転生しますか?
◇◇◇
天才ホムンクルス研究者にして、自らもホムンクルスであるレイ。彼は病気で命を落とした幼なじみリナをホムンクルスとして蘇らせることを人生の目的としていた。
彼女の肉体の再現には成功したものの、魂の復元には至らず、何度も失敗を繰り返していたレイ。そんな中、ある日、彼は機械人間都市のデータベースに潜入する過程で、驚くべき事実を知る。そこには、リナの記憶と感情を電子化した人格データが保存されていたのだ。
希望を見出したレイは、機械人間の「心」を転写する技術を反転させ、ホムンクルスの肉体を復元させる技術を融合させれば、リナを完全に蘇らせることができるのではないかと、さらなる研究を進めていた。
そんなある日、レイの研究施設の近くに無理やり機械人間にされそうになり機械人間都市から逃げ出してきた女の子を保護する。彼女の話では、機械人間都市では、全人類機械人間化計画が進められているとのことで、計画を阻止するために、旅にでることに。
果たして彼は、機械人間達の暴挙を阻止し、新たな生命の形を人類に示すことができるのか――。
◇◇◇
プロローグとエピローグ含めて、全24話の予定です。
毎日19時ごろアップ予定。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-18 20:04:17
45983文字
会話率:50%
僕は大好きだった物語
『勇気ある君が世界を救う希望の光になる』の世界に転生した。
よりによって、悪役である魔皇子ヴィルとして。
救いは、転生したのが、物語が始まる前だったこと。
物語の結末を変えるためには、
勇者パーティーのメ
ンバーである彼女たちを見捨ててしまえばいい。
そのはずなのに……。
僕にはそれができなくて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 00:21:27
8450文字
会話率:31%
これが、魔王の忠実なしもべとしての正しい『勇気』の示し方だ。
◇ ◇ ◇
公式企画「小説家になろう Thanks 20th」参加の為に書いた。
『英霊様は勇者の体を乗っ取りました』の後日譚であり
『聖剣魔王~嫌いな勇者は殲滅です!~』の
前日譚になります。
二つの物語を繋ぐ物語をよろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 00:06:01
1442文字
会話率:24%
別にいいんじゃないんですか? 上手くならなくても——。
後輩マネージャーのその一言が、彼の人生を変えた。
全国常連の高校サッカー部の三軍に所属していた如月 巧(きさらぎ たくみ)は、自分の能力に限界を感じていた。
練習試合でも敗
因となってしまった巧は、三軍キャプテンの武岡(たけおか)に退部を命じられて絶望する。
武岡にとって、巧はチームのお荷物であると同時に、アイドル級美少女マネージャーの白雪 香奈(しらゆき かな)と親しくしている目障りな存在だった。
だから、自信をなくしている巧を追い込んで退部させ、香奈と距離を置かせようとしたのだ。
そうすれば、香奈は自分のモノになると思っていたから。
武岡の思惑通り、巧はサッカー部を辞めようとしていた。
しかし、そこに香奈が現れる。
成り行きで香奈を家に上げた巧だが、なぜか彼女はその後も彼の家を訪れるようになって——。
「これは警告だよ」
「勘違いしないんでしょ?」
「僕がサッカーを続けられたのは、君のおかげだから」
「仲が良いだけの先輩に、あんなことまですると思ってたんですか?」
甘酸っぱくて、爽やかで、焦れったくて、クスッと笑えて……
オレンジジュース(のような青春)が好きな人必見の現代ラブコメ、ここに開幕!
※これより下では今後のストーリーの大まかな流れについて記載しています。
「話のなんとなくの流れや雰囲気を抑えておきたい」「ざまぁ展開がいつになるのか知りたい!」という方のみご一読ください。
【今後の大まかな流れ】
第1話、第2話でざまぁの伏線が作られます。第1話はざまぁへの伏線というよりはラブコメ要素が強いので、「早くざまぁ展開見たい!」という方はサラッと読んでいただいても構いません!
また、そのあとは第10話手前くらいまで、巧と香奈との日常回が続きます。基本的にはラブコメでシリアスな展開はないので、ほっこりしつつ甘さも補給できると思います!
そして、ざまぁが行われるのは大体第15話を過ぎたあたりを予定しています。
読んで後悔はない内容に仕上げられたと自負しているので、どうかお楽しみに!
少しでも「面白いな」「この後どうなるんだろう」と思った方は、それまではざっとでいいので内容を把握してもらって、とりあえず第20話、いえ第2話くらいまでお読みいただけると嬉しいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-18 20:04:03
898521文字
会話率:46%
ヴァイオレットは子宝に恵まれずにいた伯爵家のクラーク家に養子として迎え入れられるが、その直後に夫人がルーシーという女の子を身籠った。
両親は自分たちの血を引くルーシーばかりを気にかけ、ヴァイオレットには冷たく当たった。お前なぞ引き取らな
ければ良かったと罵り、時には打つこともあった。
「お姉様。それ、私にくださらない?」
ルーシーは自分が優遇されている状況を利用して、ヴァイオレットが苦労して手に入れた宝物を次々と奪って行った。
魔法にしか興味のないヴァイオレットにとって、貴族の令嬢でありながら自分でお金を稼いでようやく手に入れた魔法関連の書物の数々を奪われるのは辛かった。
実家の経営に携わっていたが、手柄は全てルーシーのものとして扱われ、平民からはお飾り令嬢と蔑まれた。その侮蔑の視線や嘲りの言葉はヴァイオレットの心を抉った。
それでも最愛の恋人の存在が彼女を支えていたが、その恋人もある日から忽然と姿を消してしまい——折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 17:01:06
46650文字
会話率:41%
高校二年生の初夏の公園で、俺——一条 悠真(いちじょう ゆうま)は一年生の頃から片想いしていた速水 楓(はやみ かえで)さんに出会った。向こうが縄を引っ掛けた木の枝の下で踏み台に登ろうとしている状態で。
自殺しようとしているのだと気づい
て慌てて止めに入った俺に、彼女は問いかけてきた。「じゃあ私を抱けるんですか?」と。
最初こそ意図がまったく掴めなかったが、そこには速水さんが自殺を試みようとしていた壮絶な理由が隠されていて——折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-17 19:01:06
90086文字
会話率:46%
王妃・アストリッドは、遊びに不倫にうつつを抜かす旦那・ローレンの代わりに、趣味の薬学を学ぶ時間も取れないくらい、公務に追われる日々を送っていた。
一方、ローレンはといえば、アストリッドの妹・ハンナと不倫に走る始末。
挙句の果てには計略を
使い、アストリッドの屋敷に火を放って、焼き殺そうとして――。
しっかりめにざまぁする予定です。
そうして、王妃の座を追われたアストリッド。
彼女は、憧れだった薬師となって隣国へ流れる選択をする。
その道中で、隣国の王子・ルベルトと出会い、薬師として請われることとなった。
彼と接しながら、平穏な日々を送るうち、アストリッドは少しずつ本当の幸せを知っていくことになる。
(なお、ルベルトから注がれる愛情にはなかなか気づけない)
一方、略奪愛に走った妹・ハンナはといえば、王妃の仕事量に忙殺され、絶望を見ることとなる。
元旦那・ローレンはといえば、なおも不倫を繰り返し続けていて――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-18 20:02:12
25014文字
会話率:23%
外れスキルを与えられるも、勉学に励むことで文官として王城に仕えていたディルック。
その努力は王にも認められ、側近として採用され充実した日々を送っていた。
しかしある日突然、辺境地の領主へと左遷される。
その出世を妬んだ公爵家の息子・
アクドーに、ありもしない謀反の罪を着せられたのだ。
そして、
「お前みたいな外れスキル持ちのカスに、王の側近が務まるわけがないだろ!!
と罵声を浴びせられた末に、側近職から追放される。
赴任した村は、ろくに統治の行き届いていない辺境だった。
その道中、ディルックは魔物に襲われている村人たちに遭遇する。
彼らを守ろうと盾に入ったところ、外れスキルとされ、まったく役に立たなかった【古代召喚】が覚醒した。
ディルックはさっそく、古代龍の英霊を呼び出す。
召喚した者たちを従えるとともに、その能力を自身も手に入れられるのが、このスキルの真の力であった。とんだチートスキルだったのだ。
ディルックは、無事に村人たちを守ることに成功する。
その後、領主としての徳を積みポイントを貯めることで、何度も召喚できることが判明した。
失われた魔法である錬金術を使う美少女・シンディーなど、ディルックは次々に召喚を行っていき圧倒的な力を手にしていく。
これが人生大逆転、無双譚の始まりだった。
召喚していく過程で、古代文明を再現できる可能性に気づいたディルック。
彼は、王の側近時代に培った幅広い知識なども用いて、その復活へ仲間たちとともに邁進する。
♢
一方、偽りの謀反罪をディルックに着せ、実家である公爵家の権力により、自らが王の側近となったアクドーだったが……。
彼はそこで知ることとなる。
ディルックが王の側近であるために、どれほどの努力をし勤めてきたか。
人望、知識、行動力、忍耐力などーー。
その全てにおいてディルックに劣るアクドーは、仕事を放棄し遊び呆けた末に、王都へ魔物を侵入させる大失態を犯す。
そうしてアクドーは王家からも、実家からも見放され、どんどんと落ちぶれていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 20:10:00
158100文字
会話率:32%
定食屋の娘であるが、手首を包丁で切ってしまったことがトラウマとなり料理ができなくなったことで、
夢だった実家を継ぐことを諦めた木原希美。
彼女はそれでも飲食業に関わることを諦められず、
飲食店経営会社の事務職として勤めていた。
そんな
ある日、希美が配属されることとなったのは新しく立ち上げられた『店舗円滑化推進部』。
その建前は、店舗と本部の交流を円滑にしたり、本部の部署同士の交流を活性化したりするという、実に立派な物だった。
くわえて会社では初の試みとなる本部直営店舗のオープンも、主担当として任されることになっていた。
飲食店を盛り上げたい、ごはん・料理大好きな希美はこれを大いに喜んでいた。
……しかし配属されてみたら、そこは社内のお荷物ばかりが集められたお飾り部署だった!
部長や課長は、仕事に対してまったく前向きではない。
年の近い先輩である鴨志田も、容姿端麗なイケメンで女子社員からの人気こそ集めていたが……
彼はとにかくやる気がなかった。
仕事はできるが、サボり魔だったのだ。
だが、劣悪な環境でも希美はあきらめない。
店舗のため、その先にいるお客様のため、奮闘する。
そんな希美の姿に影響を受け、また気に入ったことで、
次第に鴨志田が力を貸してくれるようになって――――?
やがて希美の料理への熱い思いは、
お店に携わるさまざまな人間の思いを引き出し、動かしていく。
その過程で二人の仲も徐々に深まっていくのであった。
料理は厨房だけでするものじゃない。
お店で料理が提供されるまでの過程を描いたドラマ。関西弁も随所で発揮?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 19:00:00
104344文字
会話率:40%