デビュタントを一年後に控えた王太子の婚約者であるフィーネは、自分の立場を疑ったことなど今まで一度もなかった。王太子であるハンスとの仲が良好でなくとも、王妃になるその日の為に研鑽を積んでいた。
しかしある夜、亡き母に思いをはせていると、
突然、やり直す前の記憶が目覚める。
異母兄弟であるベティーナに王妃の座を奪われ、そして魔力の多い子をなすために幽閉される日々、重なるストレスに耐えられずに緩やかな死を迎えた前の自身の記憶。
そんな記憶に戸惑う暇もなく、前の出来事を知っているというカミルと名乗る少年に背中を押されて、物語はやり直しに向けて進みだす。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-05 20:50:57
332458文字
会話率:39%
公爵家の令嬢であるリーゼロッテは、どこに出ても恥ずかしくないような完璧な淑女。しかし、婚約者であるアドルフが王女と恋仲になり、全く身に覚えのない罪をでっち上げられて断罪され、悪女の烙印を押されてしまう。
失意の中、リーゼロッテの元に王家から
寄せられたのはラフォン辺境伯であるテオドールとの婚姻の命令。
テオドールは2度目の結婚で、前妻を殺した残虐な男という曰くつき。リーゼロッテは断ることもできずに、辺境の地へ。
ラフォン領に到着した日、案内された部屋にリーゼロッテが大嫌いな蛇が出てくる。部屋の入口で護衛をしていた騎士がとっさに蛇を殺して助けてくれる。
リーゼロッテ、思わず近衛騎士にしがみつき「ああ。最悪の気分だわ。あなたがいてくれてよかった」と漏らし、ちょうど部屋を訪れたテオドールに聞かれてしまう。
テオドールは、リーゼロッテが自分との結婚が嫌で『最悪の気分』と言っていて、早速近衛騎士を誑かしている噂通りの悪女だと勘違いしてしまう。結果、初夜にテオドールは現れず、ふたりは白い結婚となる。
嫌われていると知ったリーゼロッテは、いつか追い出されるかもしれない日に備え一人で生きていけるように生活の基盤を作ろうと考える。法律で離婚が認められる二年後、リーゼロッテはテオドールに離婚を提案するが、彼はそれを拒否。
さらに、偶然のアクシデントからリーゼロッテは幻獣になつかれる珍しい人だということが判明して──。
※冒頭、ヒーローがクズです。また、女性に対する暴力的表現が出てきます。苦手な方はブラウザバックをお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-03 17:00:00
96519文字
会話率:41%
エレオノーラの実家であるレガーノ子爵家は魔法石鉱山を掘り当てて叙爵された新興成金貴族だが、数年前に父が事業で大失敗して今は見る影もない。そのため、エレオノーラは少しでも借金返済の足しにしようと、王立図書館司書として働いていた。
そんなエレ
オノーラには幼いときに決められた、ひとつ歳下の婚約者──ヴァレリオがいた。
ヴァレリオは優秀な魔法使いを輩出するボローニ子爵家の嫡男で、世界最高峰の全寮制魔法学校を首席で卒業、その後は竜騎士としてめざましい活躍を見せ『英雄竜騎士様』と呼ばれるほどに。この度、10年ぶりに王都に戻って王都竜騎士団の師団長に就任、爵位も賜る予定で、順風満帆らしい。
らしい、というのはヴァレリオ本人から全く連絡がなく、人づてに話を聞くだけだから。手紙を出しても全く返事がないこと早7年! エレオノーラのことは完全なる放置プレーである。
そんなある日、ヴァレリオから「叙爵式典と祝賀会に同席してほしい」と手紙が。
まだ婚約していたことを憶えていたの!? と驚くエレオノーラ。しかし、どう考えても行き遅れ没落令嬢の自分とヴァレリオでは釣り合わない。
よし、決めた。婚約破棄してもらおう!
そもそも、これだけ放置していたくらいだから、向こうも渡りに船のはず。
「婚約破棄してくださいませ」
「断る。俺がどんなにきみを愛しているか、しっかりわからせないとね」
10年ぶりに会う婚約者の様子が、なんだかおかしいです!
※2万字くらいの短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-24 12:15:11
25556文字
会話率:34%
果ての森でひっそり暮らす魔女の元に現れたのは、王から遣わされた騎士だった。
「本国まで同行を願いたい」
声が優しい、話し方が柔らかい、だが硬派で冷静沈着、寒い系イイ男…?
ひきこもり魔女は森から出るのか…!
※塩っぱめ
最終更新:2024-02-01 15:49:10
57208文字
会話率:35%
魔女は騎士を助け、騎士は魔女を守る――騎士と魔女がペアを組んで活動するこの世界。
彼らを養成する学園では、新入生同士はじめてのパートナー選抜が行われていた。
陰キャでコミュ障、入試成績最下位であるリタは「どの騎士様からも選ばれないのでは」
と同級生たちに馬鹿にされていたが、何故か成績一位の騎士・ランスロットからパートナーに指名されてしまう。
動揺する周囲。困惑するリタ。
何故なら彼女は、人には言えないある秘密を抱えていた――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-30 19:17:26
113742文字
会話率:46%
国王に仕える隠密侍女ロミルダは仕事人間で、どんな任務も完璧に遂行するのがモットー。同じ主君に仕える相方の<薔薇の騎士様>こと隠密騎士のラファエルは、仕事以外では接点のないただの同僚。しかしある日、二人は国王の命令で恋人を演じなければならなく
なった。
※アルファポリス様にも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-28 15:11:58
72716文字
会話率:40%
強欲聖女と呼ばれているヘザーは、大聖女アシュリーを陥れようとしたという、身に覚えのない罪で解雇された。
ツイてないと嘆く彼女に手を差し伸べてくれたのは、美貌の聖騎士のハロルド。
「私だけの聖女様になってくれませんか?」
衣食住を保証する
という好待遇を提示されたヘザーは二つ返事で了承した。
じつはこの男、ヘザーのことが大好きで彼女に取り入る隙を狙っていたとんでもない人物だったのだが、ヘザーは知る由もない。
何はともあれこれで一安心かと思いきや、ヘザーたちの前に十数年前に討伐されたはずの魔王が現れ、ヘザーとハロルドを魔王城に攫ってしまった。
「ハロルド様、今ここで魔王を倒して証拠を隠滅しましょう。首を持って帰ったら伯爵位に昇格も夢ではないわ!」
「待って! まずはお義父さんに挨拶しよう?」
自分の生活向上のため、主人であるハロルドの功績を立てようと画策するヘザーは魔王を襲撃するが、魔王は自分と遊びたがっていると勘違いしてヘザーを可愛がって甘やかす。
一方でハロルドは、ヘザーの父である魔王にヘザーとの結婚を認めてもらうために彼に歩み寄る。
紆余曲折の末に魔王城での生活に慣れ始めてきた二人だけど、祖国が不穏な動きをしているようで――。
強欲でちょっぴりお人好しな少女と、そんな少女のことが大好きで独り占めしたい爽やか系イケメンの仮面をかぶったド執着騎士が人間界と魔界を巻き込むドタバタラブコメディをお楽しみください。
※R15は保険です
※15話前後で完結予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 19:58:08
58328文字
会話率:40%
辺境伯令嬢のクロエは、背中に痣がある事と生まれてから家族や親戚が相次いで不幸に見舞われた事から『災いをもたらす忌み子』として虐げられていた。
日常的に暴力を振るってくる母に、何かと鬱憤を晴らしてくる意地悪な姉。
(私が悪いんだ……忌み子だか
ら仕方がない)とクロエは耐え忍んでいたが、ある日ついに母に殺されかけてしまう。
「もうこんな狂った家にいたくない……!!」
死を目前にして、クロエは逃げ出した。
野を越え山を越え、ついには王都に辿り着く。
しかしそこでクロエの体力が尽き、弱っていたところを柄の悪い男たちに襲われてしまう。
覚悟を決めたクロエだったが、たまたま通りかかった青年によって助けられた。
「行くところがないなら、しばらく家に来るか? ちょうど家政婦を探していたんだ」
青年──ロイドは王都の平和を守る第一騎士団の若きエリート騎士。
「恩人の役に立ちたい!」とクロエは、ロイドの家の家政婦として住み込み始める。
今まで実家の家事を全て引き受けこき使われていたクロエが、ロイドの家でもその能力を発揮するのに時間はかからなかった。
「部屋がこんなに綺麗に……」「こんな美味いもの、今まで食べたことがない」「凄いな、君は」
「こんなに褒められたの……はじめて……」
ロイドは騎士団内で「漆黒の死神」なんて呼ばれる冷酷無慈悲な剣士らしいが、クロエの前では違う一面も見せてくれて……。
これは、忌み子として虐げらてきた令嬢が、生真面目で厳しいものの優しい騎士と共に過ごすうちに、ささやかな幸せを手に入れていく物語。
※ほっこり度&糖分度高めですが、ざまぁ要素もあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-25 19:00:00
327254文字
会話率:40%
会社帰りに歩道の工事現場から穴に落ちた。
気づけば空から落ちている途中。
地面に叩きつけられた瀕死のヒロインの前に現れたのは、真紅の目隠しをした魔眼の騎士様だった――――。
なんの見返りも求めず、ヒロインの怪我を癒やしてくれる魔眼の騎士。
全てを委ねていいのか分からず、オドオドしつつも少しずつ心を開きだすヒロイン。
二人の想いは少しずつ近くなっていく。
そして、恋から愛へと変わっていくのだったが――――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-24 08:10:10
56139文字
会話率:39%
聖女のそばには必ず聖騎士がいる。
聖女も聖騎士も、女神に選ばれた存在である。
お互いがお互いを支え合うことが出来ると、判断されて選ばれた存在。
なのに、聖騎士は聖女から離れていく。
聖女は聖騎士を想い、聖騎士は聖女を想い、すれ違う――――
。
*****
こちらは前後編になっております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-04 08:12:06
10385文字
会話率:37%
恋と妄想が大好きな乙女たちの間で流行っている『実はあの騎士団様……』という裏設定を勝手に作っていく遊び。
それを【ミリしら】……一ミリも知らないけれどやってみた! と掛け合わせて遊んでいました。
判断材料は、マントの長さでわかる騎士様か魔
法騎士様かと、演習場での所作や表情、話している相手のみ。
キャーキャーと話していたら、がっしりと腕を掴まれました。
「――――そこまでだ。薄紫頭の娘、お前を拘束する」
まさかの監禁です。
まさかの【ミリしら】が大正解していたらしいです。
違うんです! スパイじゃありませんんんん!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-06 08:09:21
6581文字
会話率:39%
「王様になりたくて来ました!打倒皇帝!めざせ次期皇帝!です!」
とんでもない事をのたまう美少女との出会いをきっかけに、『不死の男』レオンの日常は文字通りひっくり返る。
ある時はムカデを食べ、ある時は騎士様と戦い、ある時は仲良く嘔吐する。ある
時はぶん殴るし、逆にぶん殴られる事も。すぐに血まみれになるわ、追っかけられるわ、大爆発を起こすわの日々で、王を目指す旅としては、あまりにも絢爛豪華の文字から程遠い旅。
果たして、彼らに玉座は与えられるのか?真実を知るのは、精霊ばかりである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-20 16:00:00
79413文字
会話率:59%
マルグリットは婚約を破棄されてしまう。
婚約していた騎士のロベールが出世したため、家柄が釣り合わなくなったから、というのが表向きの理由だ。
男など信じられないと落ち込むマルグリットの前に現れたのはレオン。白騎士の称号を持つ青年騎士だ。
自分
を捨てたロベールよりはるかに地位の高い人物から差し伸べられた手に戸惑いつつ、交流を深めていくマルグリット。
そんな二人の前に、次々とトラブルが降りかかる。
さらに、婚約者を奪ったはずの伯爵令嬢まで接近してきて……。
この恋、いったいどうなっちゃうの?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-16 20:07:42
63920文字
会話率:31%
【本編完結】男爵令嬢ソフィア・レーニシュは、伯爵家嫡男に婚約破棄をされたことで、ついに家を追い出されてしまった。行き場もなく、歩き疲れ泣き疲れて眠った森の中、目覚めると……喉元に剣が!?「お前は私の側で暮らせば良い」「ですが私……お荷物にし
かなりません」──これは、『黒騎士』と呼ばれる魔法騎士ギルバート・フォルスター侯爵と彼に拾われたソフィアの、失ったものを取り戻していく、甘い甘い恋のお話。※番外編・後日談引き続き更新中です。
☆第4回アイリスNEOファンタジー大賞にて金賞を受賞致しました。(一迅社アイリスNEO様より2020年4月2日書籍発売しました)
☆2020年11月20日より、ゼロサムオンラインにてコミカライズ連載がスタートしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-10 23:36:48
542419文字
会話率:48%
子爵令嬢クラリスが婚約を破棄された日、夜中に目覚めたら見知らぬ部屋にいた。扉の上に掲げられていたのは『キスをしないと出られない部屋(口限定)』という看板。
一緒に閉じ込められたのは憧れの聖騎士シリル・ヴァイカート公爵令息だった。
どうにか
脱出したけれど、シリルはクラリスを放って置いてはくれないようで──!?
聖女の力は目覚めるし、陰謀にも巻き込まれるし、クラリスの人生はめちゃくちゃだ。
平穏な日々を望んでいたはずのクラリスが、純情聖騎士シリルに溺愛されて幸せになるまでの物語。
※以前投稿した短編の連載版です。タイトルと一部設定を変更しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-31 23:21:10
81118文字
会話率:34%
目覚めたら見知らぬ部屋にいた。扉の上に掲げられていたのは『キスをしないと出られない部屋(口限定)』という看板。どうやら、精霊のいたずらで閉じ込められてしまったらしい。
しかも相手は、高嶺の花の聖騎士様で!?
寝ている間にキスしちゃえば、気付
かれないで脱出できるんじゃない?
しかしそんな私の思惑通りにはいくわけもなく──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-02 18:02:59
10207文字
会話率:34%
子爵令嬢ミリエラは幼い頃、ある事件をきっかけに瞳の色が変わった。忌むべきその色のせいで家族から疎まれ恐れられるようになり、地下倉庫に隔離され、姉たちからは憂さ晴らしの暴力を受ける日々……。更に落ち目の伯爵家との婚約話が破談したのを機に家族に
売られ、奴隷にされてしまう。その奴隷商の馬車も野盗に襲われ、いよいよ死を覚悟したミリエラだったが、偶然通りかかった王国の若き近衛魔術騎士の隊長イクスに助けられる。流されるがままイクスの家のメイドになったミリエラは、《鮮血》と恐れられている彼が、実は無口なだけで本当は誰よりも優しい人なんだと気づき……。一方でイクスも、不遇な身の上でも健気に生きてきたミリエラに惹かれていく中で、彼女の"隠された力"を悟る――。これは、誰にも愛されなかった令嬢が、無口だが思いやりに溢れた騎士と共に、二人だけの幸せを手に入れていく物語。
※途中シリアス展開も挟みますが、基本ほっこりと進む予定です!ざまぁ要素もあります。
※念のため残酷な描写ありにしています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-09 19:32:37
84816文字
会話率:47%
異世界転移した社会人女が保護してくれた騎士様とどたばたするかもしれない話
最終更新:2024-01-06 22:34:49
6971文字
会話率:62%
平凡な伯爵令嬢は話題の騎士様に求婚される。
話を聞きに行ってみると「私と結婚して、娘になってくれないか」と言われてしまう。
騎士様の真意は?伯爵令嬢の答えとは?
最終更新:2024-01-05 20:37:02
2615文字
会話率:52%
「俺のために、毎日コレットを作ってくれ」
「絶ッ対イヤ!」
「魔道士」と呼ばれる貴族だけが魔法を使える国、マギダミア。
ミコトは、国内を転々としながら、占い師として日銭を稼いでいた。
ある日ミコトの元に、白髪の男が現れる。
彼は
辺境伯の兄、デュミナス・フランムだった。
デュミナスはミコトに結婚を迫り、魔法が使えない自分の「ゴースト魔道士」になって欲しいと告げるが……。
「人の思いには、魔力が宿る」
これは、占い師とカタブツ騎士が、呪いを解く物語。
この作品は「カクヨム」様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-28 22:38:38
5835文字
会話率:38%
「ナターリア、君は魅了の魔法を持っていたのだな……!」
魅了の魔法を持っていることで、婚約破棄を宣言されてしまったナターリア。
しかし、その場に近衛騎士団の副団長であるクリストフが現れ、ナターリアに求婚した。
魅了の魔法なんて使ってないのに
、どうしてなの!?
タイトル通りの短編です。
ハッピーエンド!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-26 07:05:00
4491文字
会話率:38%
「ナディーラ……やっぱり君が私の運命の相手だ」
世俗を避けて生きているナディーラの前に、ひとりの騎士があらわれた。
彼は運命の相手がいる場所の予言を受けてきたと言うが……。
すれ違いのラブコメです。ハッピーエンド!
最終更新:2023-11-22 10:04:30
9043文字
会話率:47%
サキュバスとは、特有の能力である魅了と惹香、幻惑により男性を虜にして死に至らしめるとされる魔物。サキュバスはそんな言い伝えから、世界からとても嫌われていました。サキュバスとして生を受けた少女ミストは、誰も知らない山奥の小さな村で家族と一緒
に幸せに暮らしていましたが、ある夜、村に怖い人たちが来て、その幸せの全てを壊されてしまいます。焼き払われる村、捕らえられていく人々。命からがら逃げおおせたミストは、森の中で一人の騎士様と出会います。そこからが、私の人生の物語の始まりでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-25 18:00:00
22201文字
会話率:30%
「死にたくなければ、協力してください!」
「死にたくないので、聖剣で戦ってください!」
ランスがぐいっと私の腰を抱き寄せる。さらに荒々しく顎を持ち上げられ――。
聖女では!?と大騒ぎされ、でも結局違っていた孤児院育ちの修道女アリー。聖女
ではないかと王都へ招かれ、そうではないと分かると村へ戻されることになった。そんな彼女をたった一人で護衛兼御者兼従者として付き添うのは、聖騎士ランスだ。
普通、魔物を倒すには、聖女の聖なる力が込められた聖剣を使うはずなのに。自身の生命力で倒す!? しかもその生命力は、性的な興奮により高まる!?
その興奮が高まった時、彼の生命力はとんでもない勢いで輝き、この光を浴びたり、触れたりした魔物は、この世界から退場する――つまりは消滅することになるらしいのだが……。
聖騎士は、聖女に仕え、忠誠を誓い、純潔が求められるのに! 私だって神に使える修道女なのに!
聖女ではないのに魔物が見えてしまうアリーと、自身の生命力で魔物を倒すという美青年聖騎士ランスとの、波乱万丈の旅が今、始まる――。
◆模倣・盗用・転載・盗作禁止◆(C)一番星キラリ All Rights Reserved.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-24 20:09:08
327631文字
会話率:24%
ルーナ・ドワイスは後2ヶ月で16歳になる。
そんな時突然、継母と義兄に結婚相手として騎士団長の一人ファリアス公爵の元に婚約者候補として邸を追い出すように出された。
今までも婚約者候補を迎えていたファリアス公爵は誰とも一度も婚約にたどりつけな
い方だったが、ルーナは何も知らず、一人ファリアス公爵の邸に行くこととなる。
行く場所のないルーナをファリアス公爵は気にかけ始めていく。
アルファポリス様でも投稿してます!
アルファポリス様にて
10/3HOTランキング1位になりました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-22 00:00:00
179445文字
会話率:47%
14歳で結婚したディアナ。
夫となったのは、18歳のアクスウィス公爵家の嫡男フィルベルド様。
しかし、一度お会いしただけで、彼は一緒に住めないといい、その日からお会いすることは無かった。
そして、ディアナが20歳になった時、夫であるフィル
ベルド様と夜会でお会いすることになった。
しかし、フィルベルド様は現れず、バルコニーでハンカチを落として拾おうとすると、知らない騎士様に自殺未遂の疑いをかけられる。
そして、夫に会えなくて離縁を決意すると、屋敷が全焼してしまった。
そんな中で私に自殺未遂の疑いをかけた男性が私を探しており……彼は「夫は俺だ!」と、とんでもない告白をして来た。
「君は最愛の妻だ!」
一体いつから!?
離縁を決意した妻と溺愛したい夫のおかしなじれじれ夫婦の話です。
★無断転載禁止!
★あらすじは時々更新します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-24 21:47:18
152985文字
会話率:45%
戦が終わり王都に帰還していた英雄騎士ノクサス・リヴァディオ様。
ある日、ノクサス様の使者が私、ダリア・ルヴェルのもとにやって来た。
近々、借金のかたにある伯爵家へと妾にあがるはずだったのに、何故かノクサス様のお世話にあがって欲しいとお願いさ
れる。
困惑する中、お世話にあがることになったが、ノクサス様は、記憶喪失中だった。
ノクサス様との思い出を語ってくださいと言われても、初対面なのですけど……。
★あらすじは時々追加します。
★アルファポリス様でも掲載中
★無断転載禁止!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-26 06:00:00
129866文字
会話率:40%
まるでRPGのような異世界に転生した主人公ステラ。
何故かうまくいかない魔法生活。
魔力はあるのに魔法がポンコツなせいで、何故か誰もが恐れる呪騎士様に気に入られてしまって......?
人並みになりたいのに、騎士様が許してくれません!
ス
テラはポンコツから抜け出せるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-18 08:50:00
102151文字
会話率:28%
魔族や妖精、魔法や王族の存在する世界。
その世界の騎士の家系に産まれたティナは物心ついた頃からこの世界が日本ではない異世界である事に気がついた。元日本人のティナはどうしても言葉が覚えられず、10歳まで家族とも言葉を通じ合わせることはできな
かったため、絶望していたが。しかし奇跡が起こり、言葉を手に入れる。
第二王子様の婚約者探しで開かれたパーティーに従者と共に出席したティナ。
元々すぐに帰る予定だったため、足早に会場を後にしようとした時、『冷徹の貴公子』と噂される絶世の美男子の騎士様が「君が妖精な気がする」と意味の分からない事を言って迫ってきた!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-21 20:44:45
101677文字
会話率:34%
男装令嬢リーシャ・ジョンストンに転生した私は女性に優しくを胸に学園生活を送っていたが、何故最強騎士様に気に入られたのだろうか。
彼に男装であることは気付かれていないはずなのに、女性のように扱う彼に困り果てていた。
それなのにもう一人厄介な存
在が現れるなんて…。
この時は想像もしていなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-11 17:08:11
19293文字
会話率:52%
男装令嬢その2。
どっちの設定も捨てがたい。。
最終更新:2023-12-07 22:36:40
10350文字
会話率:54%