世は乱世。何正三尺という、魔王もひれ伏す化け物はハルマニ帝国で陸軍参謀補佐をしていた。
彼の欠点は数えるには多すぎる。魔力、筋力、剣の技術、これらで彼の右に出るものはなかった。しかし、知力と常識、そして特にマナーが致命的にかけていた。そして
それらは彼の癇癪の原点でもあった。ある日、この化け物は帝王の戴冠式で、最大クラスの癇癪を発症する。同日、簡易裁判で国外追放が宣告された。しかし僕を追放して本当に良かったのだろうか?軍がどうなっても知らないよ。ざまぁwwww折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-13 11:59:46
1452文字
会話率:34%
2034年、10月。日本の最新鋭南極観測船『そうや』は世界平和協定の一環として、世界各国の研究者たちを乗せ、南極に向かっていいた。しかし、南極到達間近にして、謎の艦隊からの攻撃を受け、『そうや』は沈没する。この「『そうや』沈没事件」の後、謎
の艦隊は目撃場所から『氷雪艦隊』別名『暗黒艦隊』と呼ばれることとなる。その『氷雪艦隊』は世界各国を相手に無差別攻撃を開始する。そして日本も標的の1つとなってしまう。陸海空各自衛隊は必死に抵抗するも、制海権を奪われ、絶体絶命。そんな中、海の上を少年たちが颯爽と駆けぬけていく。少年たちの正体は、そして、氷雪艦隊の目的とはーーー(この物語はフィクションです。実在する人物、国際情勢とは全く関係は無く、宗教的・政治的意図もありません。また、対馬支部・明光艦隊として投稿していましたが、投稿できなくなってしまったので、こちらで投稿していきます。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-10 00:05:32
145172文字
会話率:50%
この作品は砂浜に埋まっていました。
『本編化』を希望します。
一度、お読み頂ければ幸いです。
日本の戦争
ガ島・転進『八十周年記念』作品
ジブン(日下勇作・クサカ ユウサク)は陸軍士官学校を経て、出身
地の「第2師団仙台若松歩兵第29連隊」にて編制される。
階級は「陸軍少尉」。
ジャワ島からの乗船時、「目的地」は知らされなかった。
数日の航海の後、他の輸送船と合流、更に船は赤道近くを東進して行く。
船は急に敵の潜水艦から身を守る為、蛇行運航に入った。
暫くして突然、拡声器から、
『この船は、これからソロモン諸島ガダルカナル島に向かう』
の発令があった。
第一次総攻撃に於ける川口支隊の壊滅を経(へ)た、『ガ島奪還の第二陣』である事を知らされた。
ジブンは入隊当初から当然「死」は覚悟していた。
拡声器から「総員、甲板に集合~!」の号礼がかかる。
兵装を整え、急いで甲板に集合する兵隊達。
全兵の士気は上がっていた。
第2師団長「丸山政男中将」の力強い訓示が始まる。
『これより、ガダルカナルの奪還作戦を開始する。七度(タビ)人として生まれ変わり、朝敵を誅(コロ)して国(天皇)に報(ムク)いんの例(タト)えあり。死しても百鬼(幽霊)と成り目的を敢行すべし!』
佐伯陸軍少佐の悲鳴の様な号礼が掛かる。
「全兵、皇居に向かって、奉げ~銃(ツツ)!」
揚陸後、突撃開始。
数十分? いや数分?
猛突進後、胸と頭に貫通銃創を受けてジブンは死んで居た。
この作品は戦後七八年、未だ還れぬ数万柱の「戦 幽(英霊)』が、この小さな島で如何に戦い、『一万一千名もの兵隊の撤収』を支えたかを『若松歩兵第29連隊日下勇作少尉(享年二二歳)の幽霊兵』を通して描いて行く、『人間と幽霊』の小説です。
参 考
死者19,200人
内、戦闘による死者8,500人
*餓死・戦病死10,700人
撤退兵(転進)10,652人
* なおこの作品は、著作権を放棄したものではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 12:41:44
61097文字
会話率:47%
堺県和泉市に設けられた大日本帝国陸軍第四師団隷下の信太山駐屯地は、少女士官のみで構成された陸軍女子特務戦隊の専用基地である。
十代や二十歳前後の者も少なくない女子特務戦隊の少女士官達は、間近に迫ったバレンタインデーの準備に余念がなかった。
そんな部下達の賑わい振りを目にした幹部将校の園里香上級大尉は、直近の休暇日に旧友を訪ねる事を決意した。
古都奈良で暖簾を守る和菓子屋の四方黒庵。
ここの若女将である四方黒美衣子は、園里香上級大尉とは士官学校時代の旧知の仲だったのだ…
(※本作品は、藤乃 澄乃様御主催の『バレンタイン恋彩2』企画の参加作品で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-03 07:22:23
3687文字
会話率:24%
岸和田市の銭湯の娘である友呂岐誉理は、大日本帝国陸軍女子特務戦隊の少女士官としてユーラシア大陸の戦場で雄々しく戦った末に名誉の戦死を遂げた。
そうして戦没者遺族となった友呂岐家の人々の元に郵送されてきたのは、戦地で誉理が最後に記した手紙だっ
た。
この一通の手紙に記された約束が、誉理を失った友呂岐家の人々に新たな活力をもたらすのだった。
(本作品は、家紋 武範様御主催の「約束企画」参加作品で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 07:29:29
1834文字
会話率:22%
毎年十月の第二土曜と日曜に開催される堺まつり。
大小路やザビエル公園等を中心に開催されるこの一大イベントは、堺県堺市の秋の風物詩として南近畿地方の人々に長年親しまれている。
堺県堺市を管轄する人類防衛機構極東支部近畿ブロック堺県第二支局も、
警察や自衛隊といった同業の公安系公務員と同様に警備や広報活動といった様々な形で尽力してきたが、この元化二十五年度堺まつりに関しては例年とは異なる形で協力する事となった。
堺市のメインストリートである大小路で開催される大パレードに、大日本帝国陸軍女子特務戦隊の軍装に身を固めて観閲行進を行う少女達の集団。
それは堺県第二支局に所属する少女士官の特命遊撃士達であった。
彼女達が何故、旧軍の軍装に身を固めて大パレードで観閲行進を行う事になったのか。
それは堺県第二支局に所属する特命遊撃士の吹田千里准佐が、京都市嵐山からやって来た霊能力者の少女達と共に挑んだオカルト絡みの事件が切っ掛けだった。
人類防衛機構の少女士官である特命遊撃士と、霊能力に長けた京都の武装集団である京洛牙城衆。
特技も性質も異なる二つの組織の戦士達が力を合わせて挑む敵とは、果たして何者なのか?
※ 未成年者の飲酒シーンが登場しますが、当作品は現実の未成年の飲酒を推奨した物ではありません。当作品はフィクションであり、現実とは別の歴史を辿り、現実とは異なる法律が施行された日本が舞台です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 05:50:47
30024文字
会話率:22%
時代:慶長5年9月15日(西暦1600年10月21日)
場所:美濃国不破郡関ヶ原(今の岐阜県不破郡関ヶ原町)
合戦名:関ヶ原の戦い。
布陣:明治時代に陸軍の参謀本部が推測したものを使用。
この物語で追加する事項
1,当日、いくさに参加した者
は1年後の未来を知っている。
2,ただし1年以内に逝去した者は、1年以内に自身が亡くなる事実を知らない。
3,生き残った者も何故そうなったのかまではわからない。
4,(生き残った。残る事が出来なかったを問わず)未来を変える事は可能。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-21 08:00:00
1179文字
会話率:49%
戦場で伝染病に罹患に死の境をさまよっていた。陸軍中尉田辺敬三はあまりの高熱で意識を失ってしまう。
気が付くとベッドの上ドワーフの親子に看病され回復していた。ここは何処だと聞くと
「此処はお前さんがいた世界とは違うたまにおるんだ。異界か
らやって来るもの達が。」
頭のおかしいやつに助けられたと思う敬三だったが外の風景を見て自分が異界に来たことを信じるのだった。
ドワーフ親子と生活を続けるにつれて可愛らしいドワーフの娘ナターシャとの恋が芽生えるのだが。。
異界にも戦争の影が忍び寄る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 01:23:11
14596文字
会話率:56%
異世界某国陸軍本部会計課の器用貧乏・リカルド君(34・無自覚イケメン・長身)と、本部近くにある喫茶店『オアシス』のマスター(45・黒髪中性的美形・細身・見た目30代後半)とのその後のお話です。
(本編『オアシスを君に』を読まないと分からない
仕様です。すみません)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-28 10:43:56
5006文字
会話率:26%
異世界某国陸軍の会計課に勤める器用貧乏・リカルド君(34・無自覚イケメン・長身)と、
陸軍本部のすぐ近くにある喫茶店の年上マスター(40代・黒髪細身・中性的美形)のお話です。
作者は軍関係の知識は基本皆無なので細かい事は気にせず読んでね!(
笑)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-27 19:09:39
12808文字
会話率:25%
『女神の愛し子たる人間が苦難に陥った時は、女神が解決策を授けてくださる』
『女神の御名のもとに、民の助けとなる者を遣わそう』
……そんなわけで、今回も聖女が召喚されたが。
何ができるわけでもない聖女さんに押しかけられて、迷惑してる陸軍の
人たちのひとこま。
※カクヨムで先行公開しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-28 07:00:00
7248文字
会話率:55%
帝都を急襲した謎の機械人間軍団、それを迎え撃つのは陸軍の秘密部隊。
たまたま居合わせた相田規満はその秘密に首を突っ込むが、秘密部隊の切り札は……?
戦前の冒険少年小説風に語るレトロテイスト小説。
初出:1994年東大SF研副機関紙「すん」
、原案:黒田平太郎、文:中崎実
(なお、この作品は「確率都市」シリーズの原型となります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-31 21:00:00
20373文字
会話率:43%
過去作『巖頭の鵜』『鶯の抵抗』のセルフリメイクを含む昭和十年〜二十年代を舞台にしたミステリー小説。主人公は関東軍憲兵隊防諜班に所属する軍令憲兵であり、軍閥に親しい黒羽家の家長に戦場で拾われた出自の解らない戦災孤児だった。主人公は、いくつかの
事件を通して皇道派の陸軍将校らを二・二六事件に駆り立てた弓田宗介なる白塗りの陸軍将校が、自らの出自に関わっていると考えるようになった。
物語は新作に加えて、過去作をセルフリメイクして時系列に公開する予定です。事件は各章ごとにまとめるつもりなので、よろしくお願いします。
【昭和十三年三月】『雉鳩の密告』連載中
満洲国から旅客船で内地に向う主人公は、乗客の奥山正男が船内から身投げしたことで公海上に足留めされてしまう。乗り合わせた朝鮮軍将校の九重中尉は、奥山が何者かに殺されたと騒ぎ立てるのだが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-23 19:34:32
101081文字
会話率:42%
終戦後の孤島を舞台にした本格ミステリーです。
第二次世界大戦の南方戦線で記憶喪失になり連合軍の捕虜となった【主人公】は終戦後、収容所で尋問官だった日系米国人【加藤】とともに迫根島という孤島を訪れる。迫根島には戦中、共産主義に傾倒する【弓田
宗介陸軍士官】の一派が資源開発を名目に駐屯しており、国体存亡に関わる何某かの秘密を隠匿したらしい。
GHQのCIS(民間諜報局)所属となった【加藤】は、記憶喪失の【主人公】を南方戦線でMIA(戦闘中行方不明者)となった【弓田】だと考えて、かの逆賊が隠匿した秘密を暴くために迫根島に同行させている。国家転覆を企んだ逆賊が、いったい何を迫根島に隠匿したのか。
そして【主人公】たちが迫根島に渡るとき、かの逆賊のもとで資源開発の責任者を任されていた町頭の息子【野上洋平】の妹【千尋】と行き会うと、島民や兵隊ら十三人が犠牲となった炭鉱崩落事故について聞かされた。
【加藤】は上陸すると、町頭の【野上耕造】に弓田宗介の隠匿した秘密(宝)とともに炭鉱事故の真相解明を約束して島の捜索を開始したものの、その矢先に殺人事件が起きてしまう……。
記憶喪失の【主人公】は、自分が何者なのかわからぬまま、殺人鬼が潜む孤島で【弓田】が島に隠匿した秘密を解き明かすことになる。
【殺人事件が起きる第ニ章までは毎日更新予定、以降は不定期更新になります】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-14 11:32:52
145738文字
会話率:34%
《小説家になろうコンテスト11・一次通過作品》
1945年末期、一人のドイツ陸軍戦車兵が死んだ。命を落とした筈の彼、ハンス伍長が再び目覚めた時、その身体に殆ど変化はなかったのだが……「こんな事は有り得んぞっ!?」思わずそう叫んだ彼は、ビー
ストテイマーの少女を守り抜く為に自らの全てを投げ打つ。
死して再び甦ったハンスは、異世界で最初に出会った獣従士(ビーストテイマー)の娘、エレナと共に歩みますが……勿論、伝統のゲルマン気質満点なまま。剣と魔導、そして魔物がひしめく異世界に、元戦車兵ハンスの号令が今日も木霊する!「情け無用……零距離射撃ッ!!」
※作中に表記される蔑称等は演出上の目的のみで用いられています。特定対象を差別する意図は一切有りません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-15 11:37:49
139687文字
会話率:47%
試験的に書いた内容を限定公開しました。閲覧は自由ですが評価や感想欄は閉ざしています。
最終更新:2022-03-25 21:02:24
2208文字
会話率:42%
オーレンドルフの住むポランド共和国は皇暦2741年にドライ帝国とコルン連邦に侵攻された。
その後収容所で死にかけたオーレンドルフは、過去に戻ってやり直したいと強く思った。
その後目を覚ますと13年前に戻っていた。
彼は歴史を変えるべく
、ポランド陸軍士官学校に入った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-27 19:36:50
23029文字
会話率:30%
「――君には、僕の婚約者になってもらおう」
時は大正。
帝都で孤独に生きる、人斬り少女の睡蓮(すいれん)。
新月の夜、暗殺の命を帯び、帝国軍人の屋敷に潜入した少女は、美貌の陸軍少佐・如月龍進(きさらぎ りゅうしん)によって返り討ちに遭
う。
とらわれの身になった彼女に、軍人が告げたその言葉は、思いもよらぬもの。
「仕事柄、直近で舞踏会などの社交の場に連れ添ってくれる女性が必要になってね。
君にその役目を担って欲しい。
勿論、諸々が落ち着いたら婚約は解消してやる」
これは、孤独な人斬り少女と、孤独な軍人の出会いから始まる、偽りの婚約物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 08:00:00
124768文字
会話率:38%
日本で迫害され続ける、世界の敗北者とされた「半妖」。人家の術に失敗し、人間社会の適応に失敗した者たちの繰り広げる冒険、日常を描く。
最終更新:2023-11-25 23:30:32
16706文字
会話率:41%
令和の大学生、平塚恭志は突然大正時代の少年の平塚恭志となってしまう。彼の双子の妹柊乃と母のそよを、何よりも自分の身を護る為この知らぬ大正の地で暮らす事になる。
歴史を変えないように、動き始める恭介。生活のため、アルバイトをしていた洋食屋の経
験を生かして店を開こうと、先祖代々語られていた『宝の場所』を捜索すると、そこには――
近所の陸軍駐屯地にいる、華族の薬研尊とその取り巻き達や常連たちとの、『アヂサヰ亭』での日々。恭介になった恭志は、現代に戻れるのか。その日を願いながら、恭介は柊乃と共に『アヂサヰ亭』で料理を作る。
どこか懐かしく、愛おしい日々。思い出の、あの料理を――
参考文献
日本陸軍の基礎知識(昭和生活編):藤田昌雄
写真で見る日本陸軍兵舎の生活:藤田昌雄
日本陸軍基礎知識 昭和の戦場編:藤田昌雄
値段の明治・大正・昭和風俗史(上・下):週刊朝日
三百六十五日毎日のお惣菜:桜井ちか子
洋食のおけいこ:メェリー・エム・ウヰルソン、大町禎子
明治大正史 世相篇:柳田 国男
鬼滅の刃をもっと楽しむための大正時代便覧:大正はいから同人会折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-25 17:54:13
137231文字
会話率:45%
ある日主人公は死んでしまい、明治時代に木下武雄として生まれ変わる、武雄の兄弟にも転生者がやってき、さらにはこの世界の日本は転生者たちが多くはないがおり、それぞれが日本に貢献していく
主人公たちも成長し海軍陸軍政治へと進み歴史を変えようと努力
する、だが歴史の修正力はそれを許すことはなく徐々に日本を泥沼の日中戦争、アジア太平洋戦争へと引きずり込んでいく
そんな主人公たちが色んな転生・憑依者ともに日本を亡国にさせないように奮闘する物語
※多々ご都合主義が発生します、深夜テンションで書いていますので改訂がよくあります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-12 12:00:00
4155文字
会話率:33%
標高2万メートルを超える超山脈が連なる異世界、1940年代の文明を有し、資源を求めて人々は争う、記憶の海からそれぞれの記憶に触れる事が出来る覚醒者と呼ばれる人々。
欲望と派遣から麻薬の王ベータロインによる国家内腐侵略作戦、神獣と呼ばれる
大型鳥類ケツァル、魔の黒鳥ディアボロス。
陸軍航空隊リオ・リリィ姉妹、麻薬取締捜査員ニシたちが正しく生きるための戦いに挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-16 19:26:31
132976文字
会話率:39%
ここはイルムガード共和国軍、ガンデルク基地。
北の大国アルフ・アーウ国との国境に近接したこの地は、先の大戦において激戦地となった場所。『もっとも死に近い部隊』と呼ばれ恐れられていた──のは、過去の話。今は平和な日常を謳歌するごくごく一般
的な陸軍基地だ。
ヒメル・セイジョウ伍長は、そんな普通の陸軍基地の、普通の下士官軍人。だが彼女には、ちょっと面倒な上司がいた──
司令官はまつろわない〜陰謀編〜のスピンオフ作品。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-11 21:06:00
28361文字
会話率:36%
皇紀2694年 西暦2044年
国内では多数の反社会的組織による異能をしようしたテロリズムが横行していた。
それによる被害を食い止めるベく、政府は陸軍省に新たに、異能テロ対策課を設立。
それは強力な異能者を中心に置いた、特務機関であった。
5つの大隊と、その上に参謀本部を置く形になっている。
設立してすぐに、それは全国各地にはいびされ、瞬く間に戦果を上げた。
それでも、テロリストの殲滅には至ってはいない。
しかし、戦線は萎縮し、ここ五年間程は小競り合い程度しか起こっておらず、表面上の平和が現在も保たれている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 08:36:25
24939文字
会話率:52%
時は皇紀2436年(西暦1776年)。織田信長が日本統一を果たし国名を日本皇国と定めて189年。皇国は西洋列強をしのぐほどの大国に成長していた。当時皇国はイギリスとの同盟を結んでおり、イギリスからの依頼によりアメリカ独立戦争へのフランス、オ
ランダの直接介入を阻止するため、極東に限定して戦端を開いた。皇国海軍はその一環として両国商館のある天津を黄海上で海上封鎖している。そして今、皇国陸軍独立銃兵第1中隊。中隊長堀口明日香陸軍少佐率いる精鋭14名が天津城に侵入し両国商館を焼き討ちする。カクヨムにも投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-25 08:15:06
6618文字
会話率:11%
明治三十五年(一九〇二年)一月、青森県の八甲田山でのできごとである。
雪山の行軍訓練をしていた二百名ほどの陸軍中隊は、その九割以上が凍死する大惨事となった。
これは八甲田山事故を題材にした小説を書こうとする青年のお話です。
公式企画『秋の歴
史2023 テーマ:食事』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-21 00:00:00
10108文字
会話率:29%