人類防衛機構極東支部近畿ブロック堺県第二支局に特命遊撃士として所属する吹田千里は、佐官への昇級試験に合格して念願である少佐になる事が出来た。
そうして千里は、フレイア・ブリュンヒルデや神楽岡葵といった同輩達と共に、新任の少佐を対象とした研修
合宿に参加するのだった。
和歌山県和歌山市に浮かぶ友ヶ島。
かつて大日本帝国陸軍によって外国艦隊の大阪湾侵入を防ぐ為の防衛拠点としてこの地に築かれた要塞は、今は大日本帝国陸軍女子特務戦隊の後継組織である人類防衛機構の軍事施設として運用されていた。
軍事要塞にして研修保養施設という二つの顔を持つ友ヶ島要塞にて、千里達の経験する物とは?
(※ 未成年者の飲酒シーンが登場しますが、当作品は現実の未成年の飲酒を推奨した物ではありません。当作品はフィクションであり、現実とは別の歴史を辿り、現実とは異なる法律が施行された日本が舞台です。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 07:12:42
4100文字
会話率:27%
世界制覇を企てる宗教結社「黙示協議会アポカリプス」は、人類防衛機構によって滅ぼされた。
しかし、組織は滅んでも、その悪意はまだ潰えていなかった。
堺県内に設立された、一風変わった教育方針を掲げる学習塾「目進塾」。
それは、在家信者の残党が教
団再建の足掛かりとして設立した、恐怖の洗脳学習塾だった。
人類防衛機構にその陰謀を見破られたアポカリプス残党は、洗脳予定の塾生達を人質にスクールバスで逃走を企てる。
それを追うは、我等が人類防衛機構の防人乙女達。
しかし彼女達の前には、アポカリプスの凶悪な生物兵器である審判獣が群れを成して立ち塞がっているのだった…
(※ 未成年者の飲酒シーンが登場しますが、当作品は現実の未成年の飲酒を推奨した物ではありません。当作品はフィクションであり、現実とは別の歴史を辿り、現実とは異なる法律が施行された日本が舞台です。フィクションと現実を分けて考えて下さい。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 07:55:11
78088文字
会話率:26%
事件や事故の増加する傾向にある12月に突入した事で、警察や消防署といった公安系組織は歳末特別警戒を実施した。
そしてそれは人類防衛機構極東支部近畿ブロック堺県第二支局も例外ではなく、巡回パトロールの頻度や有事の際の待機要員数も大幅に拡大され
ていた。
堺県第二支局配属の若き特命遊撃士である吹田千里准佐もまた、年明けに控えた昇級試験の対策講座の受講も兼ねて歳末特別警戒のシフトを提出していたのだった。
敬愛する上官や心許せる同期の友人達との交流で心を癒したのも束の間、千里は夜間巡回パトロールで驚くべき物を目撃する事に…
(※ 未成年者の飲酒シーンが登場しますが、当作品は現実の未成年の飲酒を推奨した物ではありません。当作品はフィクションであり、現実とは別の歴史を辿り、現実とは異なる法律が施行された日本が舞台です。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 07:17:20
42742文字
会話率:21%