時は大宇宙時代。地球人の優等生・ステラは晴れて、宇宙をまたにかける大企業、ゼノ・ユニバースグループの社員として、社会人デビューを果たす。
しかし、ステラの配属先は左遷されたマッドサイエンティスト、変な声の課長、嘘発見器のロボット、腐れ縁の同
期——曲者ばかりの、小惑星の窓際部署であった。
果たしてステラは宇宙の隅から、その野望を叶えることができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 00:50:34
111539文字
会話率:49%
紫煙と外連味と一抹の寂寥感漂うレトロフューチャー風味スペースオペラ百合
かつて栄華を誇ったが国力の衰退著しいある国の国策企業による、安全性を黙殺した『圧縮恒星炉』開発が失敗した結果、その国民と国土の大半を吹き飛ばす事故を起こしただけでな
く、その残骸の膨大な熱量によって超々地球温暖化を招き、陸地の7割を海に沈めてしまう、という大惨事を起こしたことによって、人類は否応なく宇宙進出を果たさざるを得なくなり、衛星軌道上には大小様々なスペースコロニーがいくつも点在している新たな時代を迎えていた未来の太陽系。
系内の各地に潜む賞金首の犯罪者を追って宙を飛び回る賞金稼ぎを生業とする、通称『ロウニン』と呼ばれる人々の一員で、ぶっきらぼうな一匹狼の女性・ザクロは、根城にしている人口の約半数を同業者が占めるスペースコロニーの格納庫にて、どこからか逃亡して忍び込んだとおぼしき、常にオドオドしている様子を見せる若い女性・ヨルと遭遇する。
どこか不思議と惹かれる雰囲気を纏う彼女と関わる内に、ザクロはヨルの抱える事情に首を突っ込む事になり――。
※未成年者喫煙は法律で禁止されています。たばこは二十歳になってから。正しいマナーと節度を持って吸いましょう。
※この小説はフィクションであり、実際の出来事や個人名、団体名とは異なります。また、作中の描写には差別や受動喫煙等を肯定する意図はありません。
※無断転載お断り
カクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 20:00:00
320114文字
会話率:67%
1888年5月6日
爺ちゃんは、科学を、発明を、自分の興味のために使った、そのせいで多くの人に迷惑をかけ死んでいった、主人公である13歳の少年ヒューズはそんな爺ちゃんとは違い、皆のためになる発明を心がけていた、自分の作りたいものではないもの
…その頭を他人のために作った。
ある日、爺ちゃんの家で飛行機の図面を見つけ、その愚かさに嫌気が差すも、次第にその図面へ目を奪われる。こんなものできるわけがないと言いつつ、計算を始める、加速する爺ちゃんへの悪口…計算の手は止まらず、ぶつぶつと朝まで計算を続け出た結果は。「この飛行機は飛ばない」だった。だが、これを元に引いた「僕の飛行機は飛ぶ」そう確信した。
この時少しずつ自分の中で科学を興味のあるものに使いたいという利己的な感情が芽生え始め…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-21 21:00:00
30049文字
会話率:53%
時は22世紀。戦場を支配するのは、ウォーカーと呼ばれる全高10メートルの複座型二足歩行兵器。しかし、この未来には宇宙開拓時代の到来も、人類を脅かす敵性生命体との死闘も、はたまた義務教育も終わらないような少年少女に全世界の命運を託すベタな展
開もなかった──戦雲渦巻くオーストラリアの荒野に響くのは絶えることのない砲声と、怒れるV型12気筒の咆哮だけ!
ウォーカーを駆る若き傭兵アレクシスは任務中に被った汚名を返上するため、小さな相棒ウィルとともに大荒原を今日も行く。謎の少女との出会い、激化する二大勢力の武力衝突。愛機の整備とどこまでも膨らむ修理代に四苦八苦しつつ、二人はどこまで勝ち上がることができるのか? 硝煙とオイルに塗れて、衝撃のディーゼルパンク・リアルロボットバトル開戦!
初投稿なのでお手柔らかに。機体の維持管理やパイロットの懐事情まで踏み込んだ生活感のあるロボットものを目指しています。ある程度書き溜めてから投稿しているので更新は不定期。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-02 17:41:10
176613文字
会話率:47%
銀河系のどこかに存在する惑星"ザウール"。
その惑星に存在する国"エキド"。
エキドは今、恐るべき病気「バイド」によって悩まされていた。
数十年後、バイドを治すワクチンが完成するが、金儲けを企む者
たち「エビス蛮人」が現れたことにより、バイド感染者は増える一方だった。
そこに現れたのは、エビス蛮人たちからワクチンを奪い、バイドに悩まされている人々にワクチンを届ける運送屋『ハビコ屋』だった。
『ハビコ屋』は装甲車「ミーティア」を操って、「エビス蛮人」たちが操縦する機動兵器「ソルジャック」を相手に立ち向かうのであった・・・!
この物語は、『ハビコ屋』と「エビス蛮人」たちの戦いを描いたレトロフューチャー風ロボット作品である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-18 23:01:43
3293文字
会話率:28%
2051年革命による石油資源の喪失。"白銀の粉"と呼ばれる石油代替エネルギーの登場…そして"リインカーネーション"と呼ばれる不老不死の人間の登場…世界はたった1年足らずの革命劇で様変わりしていた…
時は流れ2101年の4月。
世界各地で迫害されるリインカーネーションが唯一自然体で生きていける場所…"台湾海上城壁島統一自治区"で物語の幕が開く。
様々な過去を持ってこの場所にたどり着いた者たちは、奇妙な事件によって繋がりを得る。
その奇妙な繋がりが、その後の運命を…時の流れを大きく変えることになるとは、誰も想像出来なかった。
"元"人間達が紡ぐ近未来の群像劇 REICARNATIONの謎に迫れ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-07 02:00:00
194053文字
会話率:41%
【タイトルは年齢指定の事ではありません】
機械やロボットが当たり前に存在していた世界。
彼は生きるため、代わり映えのしない毎日を過ごしていた。
そして、五百年後の未来。廃墟だらけの街で最初に見たのはパンクファッション姿の女性だった。
ずっと変わらない廃墟の世界が当たり前だった世界。
彼女は生きるため、代わり映えのしない毎日を過ごしていた。
そしてある日、廃墟だらけの施設の中で久しぶりに見た人間は作務衣姿をしたどこにでも良そうな男性だった。
そして二人は出会い、旅をする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-30 16:00:00
28449文字
会話率:50%
「――雪一片、百鬼を殺す」
化物に脅かされる二十一世紀――平正一四七年の大日本帝国。
兄を探して上京した白髪の少女『遠峰吹雪』。彼女はちょっとした誤解が元で鬼のような強さを誇る男『御堂時久』と斬り合いに発展してしまう。
しかしその最悪な出会
いが、吹雪を化物退治屋『紅梅社中』へと導く――。
北陸随一の鬼切りの血を引く少女と、鬼の如き力を持つ愚直な武人。
衝突を繰り返す二人が百鬼を斬り、帝都の闇を薙ぎ払う。
*カクヨムにも掲載中
*改行等随時修正中。もう少し読みやすくなります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-13 17:32:47
240698文字
会話率:44%
階層世界エルトミーナ国。そこでは、不老不死の機械女王がアナログ・コンピュータで国民を管理していた。王宮のある第一階層では、アイアンメイデンズと呼ばれるアリス達と、そこから選抜された王女・近衛が女王を守っていた。ここは完全な女系社会だった。
幼い頃に廃棄された元アリスのルイスは、心は男性にうまれついた、トランスジェンダーだった。男性による社会管理を夢見るジョンにそそのかされ、第一階層に侵入し、爆破テロを試みる。
女王の心臓とアナログ・コンピュータを停止させることに成功はしたが、社会は特に何も変わらなかった。ルイスは変わらず「運び屋」として飛空艇を操り、日々の糧を得ることに励んでいた。
ルイスの暮らす第三階層(富裕層)に現れた、アルビドゥスと名乗る少女機械技師。2人はすれ違いを続け、ようやく出会った時には、互いが互いの敵となっていた。
蒸気機関で工場が動き、公害汚染もひどく、人々は病魔と闘いながら、体を部分的に機械化して生活している世界です。スチームパンク&レトロフューチャーな世界を表現したくて、執筆に挑戦してみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-08 10:26:24
18819文字
会話率:20%
こことは違う世界、過ぎ去ったはずの過去。
宇宙開発が進んだ近過去、レトロフューチャーの火星に今日も血風が吹き荒れる。
そんな感じのオデン小説です。
最終更新:2018-04-03 21:28:44
8750文字
会話率:28%
レトロフューチャーなファンタジーです。
風邪引いて熱でうなされて見た夢をベースに書いてみました。
最終更新:2018-02-19 22:14:44
3554文字
会話率:14%
舞台はロボットたちが主な労働力となりつつある近未来の世界(レトロ風)。世界は大分平和になり人々の心にも余裕ができ 好きなことをたくさんできる社会になっているが、それでも偏見や差別やすれ違いそして強欲な人の思惑がちらほら見える。主人公(人間)
は 訳ありで持ち主に手放されたロボットたちと日々楽しく暮らすことを目的としており、それ以外に特に積極的になることは無いが よりロボットや人間が平和に暮らせる方向へ向かうことを望んでいる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-05 15:05:12
16168文字
会話率:22%
――私の小説は、私の事を確かに嫌っていたのだろう。
私は小説家では無い。無いのに小説を書いている。
霧の中、私にとって生きると言う事はそのまま小説を書く事と同じなのだ。
だから、小説を書いている。書く事しか出来ないのだ。
これから、起
こった事の出来る限りをここに記す。
拙い文章だが、どうか容赦して欲しい。
一歩歩けば貧困と言う名の棒切れに当たり、二歩歩けば戦争と言う名の棒切れに当たる。
三歩歩けば先の道が無い。
そんな世界があった事。
※毎週日曜更新(目標)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-22 19:37:41
6187文字
会話率:13%
詩です! 人の心の光と影、未来への希望などにうまく踏み込んでいると思います。
最終更新:2016-10-10 18:33:49
731文字
会話率:0%
帝都を急襲した謎の機械人間軍団、それを迎え撃つのは陸軍の秘密部隊。
たまたま居合わせた相田規満はその秘密に首を突っ込むが、秘密部隊の切り札は……?
戦前の冒険少年小説風に語るレトロテイスト小説。
初出:1994年東大SF研副機関紙「すん」
、原案:黒田平太郎、文:中崎実
(なお、この作品は「確率都市」シリーズの原型となります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-31 21:00:00
20373文字
会話率:43%
一人の男がアステロイドベルトへと単身赴任する事になった。男は一人は寂しいと、合成人間の女を買って、持ち込む事にする。だが、その女は……
レトロフューチャーを舞台にしたSFコメディ!
最終更新:2015-07-30 01:00:00
4623文字
会話率:56%
機械鳥の鷭が住みつく機械屋に、アルバイト志望の少年がやって来た。
最終更新:2015-02-22 20:26:04
1733文字
会話率:37%
蒸気文明の発達したレトロな未来。避けられなかった核戦争により人類文明は荒廃した。都市は壊れ大地は汚された。シェルターにいたことで難を逃れた主人公は唯一の家族である妹と、無二の親友に再び出会うべく、シェルターに居たガイノイドと協力するのであっ
た。
(暫定)
ハーメルンでも連載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-16 01:08:15
17638文字
会話率:41%