田舎町に暮す高校生の有賀道行(16)は、夏期講習の帰りに、坂道で行き倒れている同年代の少女と遭遇する。快晴にも関わらず、少女の体はなぜかびしょ濡れで冷え切っており、氷のように冷たい。事情を聞き出そうとするも、意識がもうろうとしていてかなわ
ない。しかし助けが必要なのはあきらか。道行は少女を背負って坂道を下り、バス停まで辿り着く。そこで彼女の体に異変が起こっていることに気づいた。「……体が縮んでませんか?」
落ちもの系シチュエーション怪奇コメディ作品です。かなり昔々に書いていた作品なので文体が安定しません、あしからず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-19 22:17:50
43419文字
会話率:35%
山に突如現れた、巨大な人喰い蛙たち。
何人もの魔術士や魔道士が呼ばれたが、退治できない。
8人目として呼ばれたのは、背の低い童顔の魔道士だった。
村人たちは落胆した。あんな子どもみたいな顔をした奴に、何ができる。
けれど・・・
※「悪徳魔
道士雷夜」シリーズの日常(?)仕事話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-04 11:14:53
3621文字
会話率:0%
悪の秘密組織には色々な怪人たちが所属している。
彼らは世界各地の神話や民話の末裔、神や妖怪の子孫。
吸血鬼や、狼男、珍しいのでは座敷童などもいる。
怪人たちは独自の超人的な能力をもって、敵と戦う。
今回、組織の存続が危機にさらさ
れた。
解決に必要なのは、幻の神花(しんか)という薬草。
この薬草探しに4人の怪人たちが立ち上がった。
探すべきは神花の情報を握る科学者。
立ちはだかるはロシアのカルト教会と未知の敵。
今、壮大な物語が幕を開ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-29 01:44:29
2339058文字
会話率:16%
これは早羅(さわら)という座敷童と、朱森紗愛(あかねもりさあ)という特殊な女の子の恋のお話です。
それは、とてもとても悲しい、恋のお話でした。
時は1979年。
世界各地の神話や民話の末裔が集う組織、『村』に1人の女の子が生まれました。
彼女は『村』の女王の予定者、通称『器様』です。
村のしきたりでは、『器様』は人里に下され、普通の人に託されて育ちます。
この子の警護役に選ばれたのは、早羅(さわら)という少年でした。
彼は座敷童の子孫です。
物語は、彼が赤ちゃん(器様)を受け取るところから始まります。
1979年から2000年までの21年間を、普通の人として生きた器様である、朱森紗愛(あかねもりさあ)の、生を綴った物語でもあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-12 22:21:55
117499文字
会話率:15%
習作含めた短編の詰め合わせです。原則として一話ずつ独立しております。一部は連動している場合がありますが、その場合は前書き等に記載しております。
第一話、某MMORPGのオフラインイベントでの甲冑試合のログ的短篇。
第二話、ロボットバトル物
の習作。
第三話、実録Gとの壮絶バトル。
第四話、ネコと深夜に語り合い。
第五、六話、Twitterで頂いたお題「ピザ・祭り囃子・鉄砲玉」のショートストーリー。
第七話、実録風、公園での親子、若い夫婦の会話。
第八話、民話風なお話。
第九話、明日世界が滅びるとしたら……。とある料理人がとった行動。
第十話、明日世界が滅びるとしたら……。その当日の宇宙。
etc……続いていきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-21 19:16:08
26827文字
会話率:39%
ある者は家族のため、またある者は己のために。
少女たちは舟をゆらす。
とある海沿いの村で、本当にあったかもしれない儀式のお話。
ノベプラでも公開中です。
最終更新:2021-04-01 00:02:20
2902文字
会話率:23%
「…4番は、世界を救って愛を叫ぶ!」合コンの王様ゲームで放たれたその言葉は、酔っ払いの戯言と流された…はず、だった。命令が下された夜から、阿久津麻希(あくつまき)は夢を通じて異世界に渡るようになった。妖怪変化の暮らす幽世(かくりよ)では毎日
大小様々な問題が生じる。世界を救うという壮大でふわっとした使命に困惑しながらも、目の前の諍いを見て見ぬ振りはできない主人公が、いつの間にか手の甲に浮き出た『四』の刻印を印籠代わりにかざしつつ、何とかかんとか使者業に邁進していく…「いや、愛を叫ぶって何!?」種族も世界も超えて縁を結び、愛と友情を育んでいくお話です。
※古典作品・民話・わらべ唄等を元にした妖怪が登場します(二次創作タグはその為です)。
※BLはメイン要素ではありませんが、この先含まれる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-19 20:00:00
9928文字
会話率:54%
平成8年(1996年)8月、田舎の中学2年生筑和悠理(ちくわ・ゆうり)が夏休み中、遠い親戚である大仲(おおなか)のおじいちゃんが骨折したという知らせを受け、通っている中学校からほど近い大仲家に頻繁に遊びに行くようになる。はとこの大仲葉月(お
おなか・はづき)達3人と過ごすうち、悠理の妹の悠奈(ゆうな)は東京の寮付き私立中学を受験、合格して翌年から都内の寮へと入った。
平成10年4月、悠理は地元の女子高に入学。
「不良っぽい謎のオーラ溢れるスゴイ女」というデビューをしてしまったため、勧誘を断り切れず高校の民話研究会に入ることになる。
高校近くの一人暮らし高齢者「伊藤タキ」さんの家に何度も遊びに行っていたある日、タキさんは病気で入院してしまう。
入院後もタキさんの病室にたまにお見舞いに行っていた悠理だったが、学年遠足のお土産を持って行った時、タキさんのベッドには――。
この続きは、どうぞ本編を読んで確かめてみて下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-01 23:00:00
6455文字
会話率:26%
コンクリートというものを意識して歩いたことはとくにない。意識して歩いたことがあったかもしれないけれどそれすらも忘れるくらい私にとってはどうでもよかった。
しかしである。S県に出張で行った後に私はいままでどうでもよかったはずのコンクリート
を強く意識するようになった。
こちらの作品はすでにnoteに投稿されています。
https://note.com/110armadillo/n/n1fc9bbd18068折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-01 20:41:08
3460文字
会話率:33%
正月、妻の実家に帰ると平魚という見たこともない魚が出て来た。
こちらの作品はnoteにて投稿されています。
https://note.com/110armadillo/n/n51d3d5ed4fc3
最終更新:2020-12-07 20:26:19
1117文字
会話率:36%
グリフォン。ペガサス。ケルベロス。
神話や民話で語られる、空想上の生物たち。
近年、それらが由来としか考えられない奇妙な力を手に入れた人々が、密かに出現し始めた。
新しい時代の到来を信じるもの。己の欲望のままに突き進むもの。絶対的秩序を求
めるもの。
それぞれの思惑がぶつかり合う中、真実を追い求める青年――阿諏訪奏多は仲間とともにある少年の行方を追っていた。
「謎の現象の元になった、ゲームの設定を知っている」という圧倒的な強みを活かして。
街で起こる怪奇な事件を、一人の青年とその仲間たちが解決に導く、謎解きと戦いの物語。
※「カクヨム」でも投稿を開始いたしました。現在「小説家になろう」のほうが先行する形で公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-25 01:35:01
153114文字
会話率:38%
睦月村の外れには、お地蔵様が六つ建てられていました。そのお地蔵様には、いつも別々のお供え物が供えられています。その理由とは――
※こちらはひだまり童話館さまの『開館6周年記念祭』の参加作品です。
※『6の話』のお題で作成しています。
最終更新:2021-02-22 17:22:39
4775文字
会話率:49%
家族を失い、空白の人生を生きている女子大生の瑞葉にある日、雫という厄介で変態の同級生が声をかけてきた。
その日から瑞葉の生活は大きく変わりだす。
雫は物語から生まれた空想生物、ファントムビーストと戦う秘密組織の最高責任者であった。
ファント
ムビーストは物理法則がほとんど通用しなく、軍用兵器が効かない。
対処には同じ物理法則に囚われない存在、アナザーワンと呼ばれる特定の条件で生まれる異能が使える別人格である。
それを宿すのがデュアルと呼ばれる存在である、雫と瑞葉。
主人公は2人いや、4人!?
別人格と主人格で動いていく異能バトルコメディ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-01 07:00:00
131087文字
会話率:50%
塩屋というところをご存知だろうか。
東北地方の中ほどにある片田舎で、一見何の変哲ないところである。
だが、実際に彼の地を訪れてみると、他では見聞きすることのないさまざまな伝承や風習に触れることができる。
今夜は、塩屋の起りに関わるある伝承を
語ってもらおう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-31 22:04:32
2024文字
会話率:9%
―――――今よりはるか昔、神話や民話の生き物がまだ存在していたころのお話。
「夢」を喰う集落があったという。
その集落では「夢」とは魂の揺らぎであり、それを他者に喰らってもらい無くすことで術や体技の完成度や正確性が格段に向上するらしい
。
実際にその集落から排出される仙人の数は他の集落より多く、普通の集落なら数百年に一人奇跡的に誕生するかしないかだが数十年で五人も仙人が出ている。
そんな集落に住む3人の少年少女の物語……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-28 11:55:27
3028文字
会話率:49%
雪深い山奥で暮らす女の子「るり」は、仲間内でも最年少の見習い山んばです。
大雪がようやく止んだ晴れた朝、雪に埋まった友達の子ギツネ、コンチキを助けてみると、そこには――
最終更新:2021-01-24 16:54:22
5454文字
会話率:37%
あんまりきちんとした学識がないおっさんが、民話やファンタジーの世界で出会うさまざまな食べ物についての、いろいろな疑問を考察したり、うんちくを語ったりします。
考察系は特に「解答を出す」ことを念頭に置かないので読み流してください。基本的にく
だらない読み物だよ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-11 16:42:48
2926文字
会話率:0%
皆さんは【豆狸】(まめだ)という狸の妖怪を知っていますか?
これはある地方に伝わる、ちょっと変わった【豆狸】(まめだ)の昔話を元にしたものです。
果たして、豆狸は無事、新しい巣穴を見つけられるのか?
完結保証
この作品は他サイトからの
転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-20 07:00:00
12948文字
会話率:30%
日本昔話
むかしむかし、街道沿いに大きな宿屋と小さな宿屋が隣り合って建っていました。
続きが気になる人は是非読んでみてください!
最終更新:2020-12-09 13:16:15
1944文字
会話率:20%
僕は業務用ネットスーパーの配送サービスのドライバーをやっている。
定期的に買い物をし、配達を依頼してくれる顔なじみの高齢者がいた。それが方波見地区で一人暮らしをしている東 忠重さん。
東さんは特殊な家系だった。いまからおよそ600年前の室
町時代、ご先祖がふしぎな夢を見た。
夢の中で観音菩薩の導きがあり、本当に観音像を手に入れたというから驚きだ。
そんな奇蹟のできごとがあってからというもの、観音像を自宅で祀って以来、ご利益があるというのだ。
この昔話は県のホームページの『民話・昔話特集』のコーナーでも掲載されているほど有名だった。
僕は配達のたびに観音像について取材しようとするのだが、彼はその話題に触れるたび、いつも不機嫌になる。
執拗に問ううち、ついに東さんは意外な真実を洩らした……。
※この物語、なんと8割方、実話です。地元の某人物とのやりとりを若干アレンジを加えてやってみました。昔話の部分はかなり加工しておりますが。ちなみに、リアルの尾妻の職業は、業務用スーパーとは無関係です。
※これは家紋 武範さま主催「夢幻企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-15 12:29:38
11771文字
会話率:17%
和菓子屋「月千堂」のあとつぎ娘は、ひとからも、そうでないものからも好かれている。
すこし怖いかもしれない、人間とそうでないものたちの物語。お菓子と一緒にどうぞ。
最終更新:2021-01-13 23:26:41
6524文字
会話率:48%
主人公を中心に神、悪魔、あやかし、死者に魅入られた僕等は神話や伝説、民話をこの世界で体現することになる。
最終更新:2021-01-06 17:05:45
7002文字
会話率:51%
サンタクロースが仕事を終えた後、どこに行って、何をしているのかという、お話です。
最終更新:2020-12-24 17:17:49
1754文字
会話率:48%
流行り病の起きた時には『こんこんさま』が現れる。
この辺りでは、昔からそんな言い伝えがあった。
今みたいな時には、こんこんさまは張り切ってこんこんしてるんじゃないかな。
そんな風に思っていた地元の女子高生・天塚樹季(あまつか いつき)は買
い出しに来ていたスーパーの駐車場で、膝を抱えていたこんこんさまに遭遇する。
「咳の病に呼ばれ目覚めたのに咳してる人がいません。暇なんです」
期間限定な、現代に生きる人外たちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-14 07:04:20
71796文字
会話率:44%