物心ついた頃から少年は小さな星にずっとひとりでした。
いつも夢に見るのは、記憶にないはずの、少年の頭を撫でてくれるだれか。
ある夜、少年が夜空を眺めていると、星が落ちてきます。
冬童話2021に間に合わなかったというか、あとでテーマだけ見
て考えたものです。
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最終更新:2022-04-08 12:00:00
4116文字
会話率:0%
アオイのおじいちゃんは、近所の材木屋さんから余った木材をもらってきて、おもちゃを作るのが趣味でした。
アオイの家にはおじいちゃんが作った積み木や、木製のおもちゃがたくさんありましたが、その中でも、アオイが生まれた時に作ってくれたのだとい
う汽車のかたちのおもちゃが、アオイの一番のお気に入りでした。
アオイはいつも、どこへ行くときもおじいちゃんの汽車を持っていきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-12 23:55:47
10671文字
会話率:32%
かつて笑うことができなかった教え子の祥子から、江田先生に電話がかかってきました。
「江田先生、今夜、星を見に行きませんか?」
江田先生の助力により、笑顔を取り戻し、今では同じ教師になった祥子からの申し出に、江田先生は少し心配になっていました
。
――教師として一年生の祥子は、教師としての壁にぶつかっているんじゃないか――
江田先生は、久しぶりに祥子に会うことにします。すると、祥子は――
※この作品は、冬童話2021(テーマは『探しもの』)に投稿した『笑顔を探そう』及び『笑顔を探そう ~十年後のわたし~』の続編として書かれています。そちらを読んでいないかたも楽しめるように書いていますが、オススメとしてはそちらの二作を読まれたあとに読んでいただいたほうがより楽しめると思います(^^ゞ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-13 20:40:50
4114文字
会話率:54%
小学校の卒業式の日、担任の江田先生は、みんなに最後だから宿題を出そうといいます。驚くみんなでしたが、その宿題の用紙を見てさらに驚きます。それは白紙の問題用紙でした。江田先生は、問題を、そして答えを自分で見つけ出すこと、そして、答えが見つかっ
た子は明日でもいいし、中学生になってからでもいいし、……十年後でもいいから、提出してほしいといいます。白紙の問題用紙に、どのような素晴らしい地図を描くか、また答え合わせをしようといって、最後のホームルームは終わりました。
そして十年後、江田先生の生徒だった祥子は、ある『問題』を持って同窓会に参加します。少し白髪が増えたけれど、その優しい笑顔は全く変わっていない江田先生に、祥子が出した『問題』とは――
※この作品は、以前投稿した『笑顔を探そう』の続編として書かれていますが、そちらを読んでいないかたも楽しめるように書いています。もちろん、『笑顔を探そう』を読まれたかたもお楽しみいただけます。興味があるかたは『笑顔を探そう』もお読みいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-13 19:10:25
5965文字
会話率:63%
白ねこのネネの一番の遊び相手は、黒ねこのニニでした。ネネとニニは、いつもいっしょです。生まれたときからずっとずっと、狩りをするのもお昼寝するのも、いたずらするのだっていつもいっしょです。じゃれあいながら、ときどきけんかしても、すぐに仲直り。
ネネは世界で一番ニニが好きでしたし、ニニも世界で一番ネネが好きでした。
あるとき、ネネは体調を壊してしまいました。ニニが狩りに誘いますが、ネネはそっぽを向いて丸まります。ニニはネネのために、一匹で狩りに出かけました。
ネネが朝起きると、かたわらに大好物のネズミが横たえられていました。ですが、ニニのすがたは見えません。ネネはニニを探すことにしました。しかし、どこにもニニのすがたは見えません。
大通りの向こうがわにいったんだ――
ネネは車がたくさん通る、大通りの前に来ました。大好きなニニにまた会いたい。そして――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-12 18:15:22
2405文字
会話率:0%
春江は、山の妖精です。
寒い冬の日、春江に所に古い友人のクニオがやって来ました。
2人は、みんなが元気になるお話を書くように牛頭様から依頼されたのでした。
2章会議は踊る
すいません、ここからは、頭の整理のための蛇足です。完結するか分かり
ませんから、
気になる方はあらすじに終章がでて、物語がまとまってからご覧くださいm(_ _)m
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-04 12:00:33
26929文字
会話率:20%
コヨーテ・ホイホイは探すよね!
※前回(冬童話2021)の続編的位置づけ!
え?
毎年書くかはわからないよね?
最終更新:2021-12-17 11:00:00
4900文字
会話率:35%
タンタタン譚96話「コヨーテ・ホイホイの詩」の
セルフカバー
コヨーテ・ホイホイは今日もとんとこ走ります
最終更新:2020-12-21 08:24:58
2530文字
会話率:30%
冬童話2021に投稿した話。
同じモチーフで描きたくなったので、一話目として再度投稿。
最終更新:2021-12-13 09:33:10
1940文字
会話率:46%
付喪神の集まるカフェでの一日
最終更新:2021-01-12 13:44:07
1940文字
会話率:46%
星のない世界に生まれた少女は、大昔はあったというお星様を見たくて、図書館で調べます。
そこで見つけた一冊の本とおじいさんとの出会い。
世界に星が溢れて、少女は星の世界を冒険することにしました。
ノベルアッププラスさまでも、投稿していま
す!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-20 13:42:22
246231文字
会話率:47%
ぐでぐでに酔っぱらった父さんの言う『天国』。
お酒なんてマズイ物を飲んで幸せになるんだったら、ボクの方がもっと良い場所が見つけられると思うんだ。
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なろう童話祭『探し物』に
出品しようと考えていた作品。
遅刻で済まない大遅刻です。
エブリスタ様でも公開します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-28 07:40:18
2090文字
会話率:31%
重複投稿ではない「 38作品目( 46投稿作品 ) 」です。
「 冬童話2021 」2作目の投稿になります。
ひろ~~い、ひろ~~い、森の中には人間達の “ いけない欲望 ” を掻き立てる大きな樹が立っていました。
大きな樹に実っ
ている落ちそうで落ちない “ まつぼっくり ” を探し求めて、欲にまみれた人間達が森の中へ入って来るのです。
“ まつぼっくり ” を求めて止まない欲深くも醜い人間達のヒューマンドラマの始まりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-30 23:07:35
25397文字
会話率:19%
重複投稿ではない「 37作品目( 45登録作品 ) 」です。
「 冬童話2021 」に初めて参加してみます。
ガラゲーからの投稿になるので、投稿回数が多くなります。
期限内に完結させれたら、いいんですけど……。
「 童話 」って難しそうで
すね……。
アウトになりそうな予感がプンプンします……。
1年に1回訪れるクリスマスに世界中の子供達が心を踊らせます。
クリスマスツリーを飾り、美味しい御馳走を用意して、プレゼントを持って来てくれるサンタクロースに要求するかのように枕元に大きな靴下をセッティングして眠る浅ましくも強欲な子供達────。
「 クリスマスに間に合うように── 」とサンタクロースは魔法の雪車を引くバディのトナカイと共にサンタ村を出発します。
シャンシャン、シャンシャン──と魔法の鈴を鳴らしながら、サンタクロースとトナカイは人間界へ向かうのです。
864,743組もあるサンタクロースとトナカイのバディの中から、1組のサンタクロースとトナカイのバディにスポットライトを当ててみましょう。
彼等の旅路に妖精の祝福があらんことを────。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-25 00:58:52
2497文字
会話率:25%
普通の高校生のケインが白い猫によって異世界にそこで手にした魔法の属性は時間であった。ケインは時間魔法を使ってあらゆることをして行くが……
最終更新:2021-01-30 17:45:59
15163文字
会話率:38%
雪深い山奥で暮らす女の子「るり」は、仲間内でも最年少の見習い山んばです。
大雪がようやく止んだ晴れた朝、雪に埋まった友達の子ギツネ、コンチキを助けてみると、そこには――
最終更新:2021-01-24 16:54:22
5454文字
会話率:37%
屋台で働く母親に育てられた心優しい少年、大凡 泰雄。
一見平凡ながら秀でた数学の才能に恵まれた彼は、入学した韓国科学高校でIQ180の天才少年、金丸 規に一方的にライバル視されることに。
そんな泰雄はある日、図書館である一冊の本を売ってほし
いと大声で騒いでいるお金持ちで生意気そうな少女と出会う。
絶版になったというその本のタイトルは「雪の女王」。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-14 00:02:46
205文字
会話率:0%
迷子になった冬の日
主人公・雪を助けたのは、恐ろしいお社様?
それとも・・・
冬の温かい物語
最終更新:2021-01-13 23:58:42
5398文字
会話率:46%
森でひっそりと暮らす動物達。
キツネのアラタの結婚式当日、友人のタヌキのアヤマの式の招待状がなくなってしまいます。
招待状がないと、式に参加出来ません。
何故無くなったのか、2匹は招待状を求めて森中を探していきます。
見つからない訳、
2匹のやってきた行為、意外な黒幕。
ほっこりとする童話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-13 23:58:14
3985文字
会話率:41%
クリスマスをまえにクマさんのヌイグルミが、なくなってしまった"とくべつ"をさがすおはなしです。
去年の年末に「冬の童話祭2021」用にテーマである「さがしもの」を書いてたもの。
童話という事で子供視点で書きました。
あと、ギリギリになって思いつきで挿絵を付けてみようと思って簡単な絵を自作して付けてみました(勿論、幼い子供向けの絵本のような感じにしたつもり?)。
それもあって、とても子供向きで簡単な話なのであんまり面白くないかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-13 23:57:27
4451文字
会話率:55%
わたしたちの住む地球とは、別の星でのこと。
そこに住む人々は私たちとよく似ていますが、『新しいもの』がとても好きです。そんな彼らが、知らないもの、知らないことを探して住む星のあちこちを探検し、宇宙に手を伸ばそうとした頃。砂漠の砂の中からあ
るものが見つかりました。
それは、とても丈夫な金属で作られたカプセル。中に入っていたのは、昔この星に来た誰かが残した『おみやげ』。長い旅をしてきた彼らが知った、多くのことを教えるためのものでした。
自分が一生思いつかないような、すごいアイデアを教えられてくやしい。
こんなにすばらしいものを作れるのは、どんな人たちなんだろう。
一人ひとり、少しずつ考えることは違いましたが、やりたいと思ったことはみんな同じ。
これを置いていった誰かに会いたい。
そう思った彼らは、旅に出ることにしました。かつてこの星に来た旅人を探す、長い旅へと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-13 23:56:57
8085文字
会話率:8%
少年が雪を探しに音連れ樹海で出会った女の正体は?
最終更新:2021-01-13 23:56:24
2752文字
会話率:43%
俺の名はおこげ。小林家にすむ茶トラの猫だ。
お正月なのに、忙しく家事をするお父さんに少し同情している。
それなのに、子どもたちは、トランプ遊びに夢中で大騒ぎ。お父さんはさ、俺を見習って、少しサボればいいのにな。
最終更新:2021-01-13 23:55:18
2309文字
会話率:37%
トットは1年前の冬に森で生まれた小グマの男の子。
大好きな母グマに森で暮らすために大切な色々なことを教えてもらいながら、少し大きくなりました。
けれども、次の冬が来る前に、母グマはトットの前から姿を消してしまったのです。
母グマがトットに食
べさせてくれたフキノトウの味。
トットは苦くて甘いその味をそっと心にしまい込むのでした。
冬童話2021 参加作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-09 13:12:47
2300文字
会話率:29%
森にすむ、リスのスーと動物たちのお話。
冬童話2021用の童話ですが、どうぞ、楽しんでお読みになってください。
最終更新:2021-01-13 23:52:13
1703文字
会話率:15%
ぼくとおばあちゃんの二人だけの小さな思い出。
実際の話を基に書きました。
最終更新:2021-01-13 23:47:47
591文字
会話率:28%
誰でも神さまになれる世界。
簡単に神さまじゃなくなってしまう世界。
ある日ボクも神さまになった。
みんながみんな「神さま」でいられる世界を求めるボクは、その方法を思いつく。
最終更新:2021-01-13 23:41:38
1593文字
会話率:16%
頭はハロウィンの飾りだったかぼちゃ。
体は雪。
両手は木の枝。
そんな雪だるまの「らんたん」。
これはサンタ見習いの彼の、春のお話。
最終更新:2021-01-10 03:13:13
371文字
会話率:9%