イーリスは父親の寿命が約1週間と言われ、運命を変えるべく、ちまたで噂の「なんでも願いを叶える薬」が置いてある薬屋に行くことを決意する。
薬屋には意地悪な店長と優しい少年がいた。
父親の薬をもらおうとしたイーリスだったが、「なんでも願いを叶え
る薬」を使うと、使った本人、つまりイーリスが死んでしまうという訳ありな薬だった。
訳ありな薬しか並んでいない、通称「闇の薬屋」。ひょんなことで、イーリスは店番を手伝うことになってしまう。
児童文学風ダークファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-26 14:04:27
51877文字
会話率:39%
キャッチコピー
「誰だって障がい者になる」
本作は先天性障害と後天性障害の差別をテーマにした絵本原作となります。
※障がい者を酷く差別するシーンがあるので閲覧にはご注意ください※
知的障害の弟みちるを持つかける。
ある日ママと三人
でおばあちゃんの家に遊びに行く。
健常者であるかけるは可愛がられ、障がい者のみつるはおばあちゃんに冷たくされる。
ママが三人目が出来たと報告をすると、おばあちゃん怒った。
「障がい者が子供を作ると、障がい者が出来る!」と……。
絶望するママを見て、かけるとみちるが取った行動とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-11 15:33:36
3429文字
会話率:32%
※本作は家庭内暴力をテーマにした児童文学です※
閲覧の際は十分に気をつけてください。
成績優秀、スポーツ万能な兄を持つ勇気。
幼いころから年の離れた『おにぃ』に言われていたことがある。
それは「女に手を出すな」
強い男になること
を目指す勇気は、おにぃの言われたことを誓う。
だが、そんな兄弟の思いとは裏腹に、パパはママに厳しくあたる。
おにぃがいうにはパパは頭がよく、仕事もできる凄い人らしい。
ある日、頭のいいパパに勉強を教えてもらおうとした勇気だったが、
教えてもらうたびに、怒鳴られ、罵倒され、時には暴力をふるわれる。
それを見ていたママが口を出し、パパは見たことないような怒りを露わにする。
パパがママに暴力をふるう姿を見て、勇気は叫んだ。
「ママをいじめるな!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-30 16:21:27
4998文字
会話率:35%
※本作は男女差別や虐待をテーマにしています※
閲覧する際は十分に注意されください。
幼いころからママに長い髪を強いられてきたぼく。
本当はもっとカッコイイ髪型にしたいけど、ママが喜ぶからぼくはこの髪がすき。
男の子のおもちゃ
を捨てられても、ママがぼくを見ていてくれるなら。
そんなとき、ママに赤ちゃんが出来た。
ママはその時から変わってしまった。
ぼくはいらない子だったのかもしれない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-03 15:45:34
3629文字
会話率:25%
――私はもう、神さまになんか何も祈らない。
小さな魔女サディの冒険。
児童文学風幻想小説。
幼くして両親を亡くし、伯母の家でこき使われていた不幸な少女・サディは、その家も追い出され、「人食い魔女」と恐れられるフレイヤの家に向かうことに。
やがて彼女は歴史の大きな流れに呑み込まれていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-05 21:14:10
65441文字
会話率:41%
そこには、大陸が一つ存在しているだけだった。
頭上は抜けるような青空が続き、柔らかな円を描いている大陸の周りを囲むのは闇だった。底が見えない真っ暗な空間。
そこには、ただ無だけが存在していた。
闇と光の狭間にある大陸の名をカスターラと
いう。
カスターラに在る国の一つ。ラ・ティルカ帝国は四人の神使によって守られていたが、ある日を境にその均衡が破られ、魔物が帝国内に入り込んだ。それを憂えた父親は、十歳になる梨飛・カンゼルにあることを告げる。実は、梨飛は神使候補だ、と。わけがわからないまま、神殿に行け、という父の言葉に従って、家を出た梨飛に待ち受けるものとは――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-17 23:28:43
61001文字
会話率:39%
オレ、あねざきゆうじ。
オレのねえちゃんはめちゃくちゃおせっかい。
あれしろこれしろって、本当うるさいんだよ。 って言うか正直こわいんだよ……
この作品は午前7時投稿です。
※タイトルは誤字ではありません。
※この作品はカクヨムにも掲載
されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-19 07:00:00
37054文字
会話率:60%
【簡単なあらすじ】
祖父の遺品整理をしていたところ、主人公湊は魔法陣を発見し、異世界から少女を呼び出してしまう。少女は異世界で祖父の弟子だった者だと名乗る。湊は祖父が異世界から来た人だったと初めて知り、少女の異世界帰還を手伝う事に。いざ少
女を帰せると思ったその時、二人の周りの景色は一変した。湊は知らない世界で、日本で培った知識を駆使して力を得ていく。
【細かいあらすじ】
その日、児童文学作家だった祖父が死んだ。剣と魔法の世界の話をいくつも世に送り出した人だった。
孫の湊は家族と共に祖父の遺品整理をして行く中で、奇妙な魔法陣と、見たこともない文字で書かれた手記を発見する。湊が何気なく未完成の魔法陣の文字を一つ埋めたその瞬間、魔法陣は燃え上がり、魔法陣の中から少女が出て来た。少女は自らをリリーと名乗り、魔法の失敗によって若かりし日の祖父と共に別の世界から来てしまった事を湊に告げる。思いがけずに訪れた日本。祖父が他界した事を知ったリリーは愛する家族の下へ帰ろうとするが、この世界に魔法が存在しない事で祖父同様に足止めを余儀なくされる。湊は戸惑いながらも祖父がかつて望んだであろう帰還をリリーに果たさせる事を誓い、リリーが元の世界へ帰る手伝いをするため行動を始めた。
そして、手がかりを見つけリリーを帰そうとした時、湊も魔法陣を羅踏んでしまうのだった。
14話から異世界俺つえーするんだ!現代知識無双するんだ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-18 15:00:00
296868文字
会話率:53%
四角四面の王城と城下町にある尖塔の中の天文台……その一つに、独りで暮らしているテレス少年のお話。
なかなか成し遂げるには困難であろう夢を抱いて仕事をしている彼を、多くの人々が支えながらも、様々に振り回すような状況が尽きない日々だが……
(小
説内容推敲中)
タイトルで、哲学(ソレも古典系)とかそーゆーの好きなの?的に興味を持たれる方も、あるのやも知れませんが、総じて言葉遊びです。何か琴線に触れたとしても、どうぞヘタにこじつけませぬよう……
なろう内での過去の催事に、童話ジャンルで「流れ星(?)」をテーマに募集があった際、面白そうだと試しに書いてみたら、どうやら筆者は童話が書けない&童話にならず、どうしても児童文学か何かでしか物語が書けないらしい?です(苦笑)
で、途中のままほったらかしてたら、某読書番組でタイトル元ネタの人をテーマにした特集やるみたいで……アレ視てから書いたように読み手や世間だとかに思われたり言われたりするのは、なんだか気持ち悪いというか、嫌だなァと思ったので(正直)
書きかけ小説の公開だぁ?舐めとンのか?!……と思われる方々も少なからずあるかとは思いますが、どうぞご容赦のほど(笑)
まだまだ真打ち全く出てこないくらい未完ですけど、何か楽しめるものがあれば幸い
他でも公開しといて数年ほったらかしてる作品、あったりしますが(笑)のんびり書き進めたり書き改めたりしながら、続きを書いていこうと思います
たまたま目に留めて下さった読み手の皆様、よろしくどうぞです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-02 01:31:41
14803文字
会話率:22%
幼い頃に両親を亡くした少年アレフと妹のエトナは、孤児院を経営しているマクレインに五歳の時から育てられた。十二歳の夏休み、アレフとエトナの所に、大男のマースとちょび髭のポンメルンが現れた。彼らはエトナを危険な存在だと言い、強制的に騎士育成学院
エルトナムに連れて行こうとする。納得のいかないエトナは家出をし、それを追いかけようとするアレフであったが、同時にアレフは自分の出自を知ることになる。著名な騎士だった両親は、エトナの父親である悪騎士と戦い、命を落としてしまう。アレフは七年間、両親の仇である騎士の子どもと、兄妹のように育ってきたのだった。それでも兄妹であり続けると誓ったアレフは、エトナと共にエルトナム学院へと入学する。人を瞬間移動される道具〝アーティファクト〟という存在や、剣が目の前に現れるといった不可思議な現象を目の当たりにし、アレフたちは心を躍らせ、騎士の世界へと足を踏み込んでいく。
自分が騎士の子どもだと知ったアレフとエトナは、外国人であるリィン・マオ、貴族の子女、マーガレット・ラインフォルトら友人にも恵まれながら、騎士として成長していく。そんな中、呪いにまつわる事件や、幻の剣のことを調べるなど、アレフたちはたくさんの冒険を重ねる。さらに、騎士として活動する二足歩行のウサギと友達になったり、ライオンのような見た目をした騎士たちと戦ったり、そして、凶悪なドラゴンと対面したり……。苦難を乗り越え、アレフたちは、両親が命を落とした戦争の本当の首謀者と対峙する時、アレフの目の前に一本の幻の剣が現れるのだった……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-22 02:13:00
27592文字
会話率:42%
天上で宴の準備をしていた天使たち、ナナエル、キキエル、ママヌエルは、テーブルに置かれていた不思議な小瓶を面白がって開けてしまったことから、体が小さくなって下界に落ちて行ってしまいます。
カナダ在住の佐藤さん一家の家に舞い降りた天使たちは、人
間に見つからないように家を脱出して、天上に戻ろうとし始めるのですが、家の中や外で知り合った小動物たちが、脱出に協力してくれる事になり……。
本作は、プレイ・バイ・ウェブという手法を用いて作成された、読者参加型の小説です。
【ゲームマスター】Kobito
【プレイヤー】暮伊豆、瑞月風花、きたのあかり、楠木結衣、かおり、日向るきあ
ゲームマスターが主筆となり、プレイヤーがキャラクターの行動や会話を提案する事で物語を紡いで行く、というのが、プレイ・バイ・ウェブの特徴です。
よって、プレイヤーは本作の共作者でもあります。
それぞれのキャラクターを、生みの親のプレイヤーさん自身が動かし、見守っているという事を意識しながら読むと、より物語の世界に引き込まれて、楽しめると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-13 17:17:26
99999文字
会話率:24%
物語の書き進め方や、キャラクターや世界観の設定方法、筋立てを考える時の注意点などを、実践的な例を挙げながら解説する、創作にまつわる方法論を主に書きつづるコラムの連載です。
詩論、芸術論、(文芸作品以外も含む)市販作品の論評なども、行なって
行きたいと思います。
私自身の創作に関する理念や知識を、筆の向くまま気の向くままに書いていくので、そういう見方や考え方もあるのだな、程度に読んで頂ければ幸いです。
書き手の方にも、読み手の方にも、楽しんで頂ける内容にして行きたいと思っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-24 12:42:18
264245文字
会話率:27%
ちょうど一年前のクリスマスにお話した、ペンギンのひなのアッチの事や、岬のとっぱなにいた、あの物知りのカモメの事を、おぼえていますか?
今回は、そのカモメが、世界旅行に出かけて、またクリスマスの頃に、帰って来た時のお話をします。
カモメはどう
やって南極を出て、どこに行ってきたのでしょう?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-18 16:10:29
1685文字
会話率:25%
【2月中、毎晩更新】昨日の敵と今日は友になりたくて本気出してみる、けど、そもそも友情ってどんなだ。最強剣士×最凶魔術師、めざせブロマンス!
***
リュウは星の導きに従う剣士として、万事に固執しないよう育てられた。
しかし、あるターゲッ
トと接触したとき、同じ年頃のおそろしくきれいな少年に「星に運命決められてたまるか」と激怒され、彼のことが忘れられなくなる。
もう一度、あいつに会いたい。
それだけを胸に故郷を飛び出し、一人旅をして辿りついた荘園地。そこでリュウは空人《そらびと》という謎めいた魔族の存在を知る。やがて捜しびとである少年とも再会。人生初の友だちになってほしくて好意をとことん押しつけるも、相手は手ごわく……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-28 18:00:00
102041文字
会話率:54%
ハムスターに似ているから「ハム君」。公太郎はみんなにそう呼ばれている六歳の男の子。
ある日、妹と二人お使いに出かけた先で、道に迷います。夕立にあい小さな、小さなお稲荷様に駆け込んで雨宿りをします。夕立が雷雨となっていく中で心細くなっていくハ
ム君。
そんな中、煙管で煙草をくゆらして、人の言葉を操る不思議な蛙に出会います。蛙は妹が事故にあわないように気をつけた方がいいとハム君に忠告しました。
その後、ハム君は蛙に会うため、何度もあのお稲荷様を探しに行きましたが、あの場所を見つけることはできませんでした。
小さな兄妹が、その不思議な体験を忘れたころ、ハム君の妹と母親が交通事故にあい、危篤状態となります。
心配と不安のあまり眠れない夜、ハム君は雨の日にお稲荷様で出会った不思議な蛙の忠告を思い出します。二人を助けたくて、いてもたってもいられなくなったハム君は、夜中こっそり家を抜け出し夜道を一人駆けだします。蛙に会うためにお稲荷様を目指します。
そうして、ハム君の不思議な冒険が始まるのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-28 17:49:14
20575文字
会話率:41%
おとうさんが飲んでいる、あの飲み物。いつも、飲んでいる、おいしそうなコーヒー。
コーヒーに興味を抱き、その手を伸ばそうと奮闘する少年。「大人の飲み物」と聞かされたことで、より一層の好奇心に掻き立てられる。いずれ、コーヒーを通して、大人への憧
れと気持ちが広がっていく。少年は、その、小さな夢に向かって歩んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-13 17:23:01
6978文字
会話率:46%
遥か空の上にある天界の学校。いつものようにぐーたらに授業を受ける天使のアリア。
ある日、天界の下にあるとされている『地上』の噂を耳にする。実はその地上が天界学校の滝の下からいけるというのだ。天界では『地上』はおとぎ話の代表。それを耳にした
アリアは大興奮。幼馴染のマリアと、地上へと旅立つ。
道中、雷雲に巻き込まれ、落下する二人。地上では大雨。雨宿りのため、たまたま、見つけた神殿へと向かうのだが…。
☆新人賞用に作っていたのですが、落っこちてしまったので(>_<)投稿してみました。
☆この作品は以下の2サイト(小説家になろう、アルファポリス)に同時投稿を予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-10 17:49:42
13515文字
会話率:37%
主人公の春は読書好きの女の子。いつものように本を読んでいた。
その日読んでいたのは王子様がお姫様の怒りを買い不治の病になってしまうという悲しいお話だった。
次の日、図書室で不思議な本を見つける。その本はとても古く、すすけて虫に食われてい
た。誰かの忘れ物だと考えたハルはその本をカウンターにおいて図書室を出る。しかし、そのおいてきたはずの本がカバンの中にあることに気づく…。
☆新人賞用に作っていたのですが、落っこちてしまったので(>_<)投稿してみました。
☆評判が良ければ、次の作品も投稿する予定です。
☆この作品は以下の4サイト(小説家になろう、カクヨム、アルファポリス、エブリスタ)に同時投稿を予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-25 23:59:11
25210文字
会話率:33%
ある大雨の日、キャンプに訪れた一人の女の子。
雨宿りのため、近くにあった洋館で一休みすることに。
ちょっぴり不思議なおばけやしきの探検のおはなし☆
△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△
※一二章は物語の関係上、文量が少
なめです。
※気になる方は3・4章から読み始めることをお勧めします。
アルファポリス等にも投稿予定です⭐︎折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-08 19:34:46
10577文字
会話率:20%
トレジャーハンターのラナは、白星山で夏至の日の夜にのみ採れるという、白星銀を採りにやってきました。しかし、宿屋の主人から、夏至の日に白星山に登るなど危険すぎると忠告を受けます。相手にしないラナに、宿屋の主人はあるものを渡しました。シルクのよ
うな手ざわりの布がはられたかさを、宿屋の主人は『星よけのかさ』と呼びました。星よけのかさを持って、ラナは白星山へ登ります。すると――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-02 20:18:11
3625文字
会話率:47%
魔界図書館は、魔力がこもった本が集められた魔界の図書館です。あるとき魔界図書館の本たちが、とてつもない魔力を持った吸血鬼、花音とともに人間界に逃げ出してしまいました。花音の姉で、司書見習いの吸血鬼、里音は、花音を捕まえ、本を回収するように命
じられてしまいました。しかもいきなり、人間の男の子に正体がばれてしまい……。ロリかわ吸血鬼とそのドレイにされちゃった男の子、そして幼なじみの美少女が、前途多難な鬼ごっこを魔法の本でズバッと解決! マジカルアドベンチャーの始まりです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-09 20:25:44
1096695文字
会話率:65%
妖怪たちが人間たちの学校へ!
化けだぬきのポン子は、ひょんなことから人間たちの学校へ通うことになりました。人間の子供たちと仲良くなれる……と思ったら、クラスメイトたちはなぜかみんな特殊能力の持ち主? 仲良しの元ゆうれいに元お人形さん、それに
女神さまから遣わされたという、ポンコツ天女も加わって、ドタバタほのぼのストーリーは学園編へ! もっとパワフル、ちょっぴりハートフルな十二か月のストーリー。銭湯もあるよ♪
※基本月ごとに話が区切られますが、月ごとに話数は決まっていません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-08 20:20:03
1204714文字
会話率:64%
月の丘公園は小高い丘の上にあり、人があまり訪れません。ひっそりとしたその公園にはいろんな動物たちが暮らしていました。黄金色のおばあちゃんふくろうもそんな動物のひとりでした。ミス・ポーは人間に詳しく、そして賢かったので、みんなが頼りにしていま
した。ある日、「友達を助けて」と若い猫が助けを求めてきました。月の丘公園に集う動物たちは、若い猫の友達を助けるために、自分にできることをします。助け合って生きていく動物たちの、ある日の出来事です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-25 12:00:00
11298文字
会話率:41%
ニーナは新聞社の挿絵画家。
元々は児童文学や少女小説の挿絵を描いていたものの、ゴシップ誌「スキャンダル」に異動になってしまった。追いかける事件といえば、公の場での王子の婚約破棄騒動や、俳優の熱愛ゴシップ。
相方は、後輩でエース記者のセルジュ
。要領の良いセルジュにもやもやしながらも、二人で事件を追う。
*秋月忍様主催「男女バディ祭」参加作品です
*恋愛要素多めのバディものですのでご注意ください
*全8話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-24 18:00:00
30265文字
会話率:40%
国を持たず、家を持たない流浪の民リルナ。
「わたし」はそのなかにあってもふつうとは言いづらい容姿をしていた。それは、語り部と呼ばれる祖母も同じで……
※「冬の童話祭2022」の投稿作品です。
最終更新:2021-12-19 16:43:39
3236文字
会話率:16%
※『Dawn of the Mapmaker』という題名でCross Infinite World社から英語版が出版されました。詳細は目次下部をご覧ください。
その知識は、本来お前が持つべきものではない――
筆写師見習いのかたわら、地
図制作を請け負うウネン。領主の依頼で仲の悪い隣領との境界を測量することになった彼女は、護衛を探すために訪れた酒場で一人の旅の剣士と出会う。
ウネンが過去に作った地図を手に、剣士は「測量技術を誰から教わった?」と詰め寄ってくる。彼は、三年前に失踪したウネンの師匠を罪びとだと言って探していた。
師の犯した罪とは何なのか。門外不出の知識とはどのようなものなのか。
恩師の無実を証明すべくウネンの旅が始まる。
――小柄で男の子と間違えられてばかりいる地図屋の少女と、少女の師匠を追う腕利き剣士(口下手で苦労性)と切れ者魔術師(笑顔が胡散臭い)との、世界の秘密を巡る冒険譚。本編完結済み、番外編追加予定有り。[個人サイトとカクヨムにも掲載]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-20 17:14:01
544342文字
会話率:44%
カエデ園という老人ホームに住むルリばあちゃんは、ある時テレビで『どきどきハナサカ娘』というアイドルを見たのをきっかけに若さへの憧れを抱く。
そんな時にまいたアサガオの花に、何と体を若返らせる不思議なチカラが宿っていた。
若返ったルリばあちゃ
んは葛藤を抱えながらも、憧れの『どきどきハナサカ娘』のオーディションに挑戦することを決める……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-16 16:12:30
16933文字
会話率:33%
中学二年生の大宮玲は部活の顧問の先生にセクハラ行為をされるが、それを目撃した同じ部の竹山君に助けられる。密かに憧れていた学年一の秀才の竹山君と読書の話で意気投合。竹山君に物語についてのある秘密を教えてもらい、玲は竹山君と思いもよらなかった冒
険に乗り出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-14 11:59:33
133023文字
会話率:50%
サマーキャンプから、「ドア」を通って「隣の世界」へ。11歳の少年が「隣の世界」で魔法を学ぶ9日間のお話です。カクヨムでも読めます。
サマーキャンプで出会った竜《りょう》(11)と健太(12)は、キャンプ1日目の夜に「浮遊するドア」を
通って隣の世界へ行きます。隣の世界の1日はこちらの世界の1時間。明日の朝食の集合時間までの9時間で、隣の世界で9日間過ごせます。
隣の世界には魔法が存在します。不自由だった脚を魔法で治してもらった健太はバスケに、物心つく頃からもし魔法というものがあるならぜひ学んでみたいと思っていた竜は魔法の勉強に打ち込みます。
魔法を学び始めてすぐに、竜が素晴らしい魔法の使い手であることがわかります。そんな竜の前に現れたのはエミル。彼はトップクラスの魔法発明学者で優れた魔法の使い手です。また、1年前(つまり隣りの世界では24年前)にやはり隣りの世界に来たことのあった竜の姉の真《まこと》のかつてのボーイフレンドでもありました。エミルに教えを受け、竜はどんどん魔法のレベルを上げていきます。
通常は隣りの世界との意図的な行き来はできません。偶然「浮遊するドア」を通った人々だけが隣りの世界へ行くことができます。こちらから隣りの世界へ行った人々は魔法によっていつでもこちらの世界に帰ってくることができますが、隣りの世界での日々の記憶や魔法(例えば健太の脚)を持って帰ることはできませんし、二度と隣りの世界には戻れません(偶然「ドア」に遭遇しない限りは)。そして、隣りの世界の人々は、こちらの世界にくることはできません。
それをエミルや竜が変えることが出来るのか。エミルは真ともう一度会うことが出来るのか。そういうお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-23 05:50:58
337444文字
会話率:57%