20xx年、日本は謎の天災に悩まされていた。
相次ぐ河の氾濫、季節を無視した気温の変化、突然大地が隆起し、建物は倒壊。
全ての基礎が壊れ、人々の生活は自給自足の時代──貧困に喘ぐ世の中になっていた。
クビにならないと言われていた公務員を
クビになり、謎の力に目覚めた主人公はヤケ酒していたある日…突然その身に神降ろしを受ける。
「そなたなら、何か面白いことがあるのか?」
問いかけに適当に答えたが、その答えによって依代に選ばれ、見たことも聞いたこともない陰陽師…現代の陰陽寮、裏公務員として仕事をする事になる。
「恋してちゅーすると言ったのは嘘か」
「勘弁してくれ」
そんな二人のバディが織りなす和風ファンタジー、陰陽師の世直し事件簿が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-09 22:28:19
1540453文字
会話率:52%
『姫陰陽師、なる! 』続編。
陰陽寮への出仕、精霊からの課題をこなす日々が始まる琳子。
文久の改革が行われた京の町で、朝廷の陰陽師として動きだした琳子に待っていたのは。
《4/16 「序」のみ公開》
現在幕末史ザッピング?中。
陰陽師の資
料もザッピング中。
本文公開頑張りますが、まだ先は長いらしい。
※時代設定、考証などすべてがかなりいい加減です。「幕末風味」でお読みください。
※大げさな血が出るようなシーンはありませんが、R15対応にしております。異能と魔法と剣戟のなんかそれっぽいバトルシーンがあります。(今のところ予定です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 14:46:48
30206文字
会話率:34%
舞台は架空の日本、大正期――。
明治政府により『陰陽寮』が廃止され、職を追われた陰陽師たち。しかし、和洋の文化が混沌とする帝都には、いまなお〝鬼〟や〝怪異〟といった魔物が息を潜めており、帝をはじめ、庶民の平穏を脅かしていた。
度重
なる悪鬼騒動に終止符を打つため、『謎の華族』によって蘇ることとなった『裏陰陽寮』。招集をかけられたのは没落したはずの五家+一家である最強の陰陽師集団だった。
火賀家、水月家、木原家、金近家、土方家……そして、五行全てを操り均衡を保つ星守家。
ヒロインの星守杏子は、強い霊力を持ちつつも時代柄『女陰陽師』として認めらることがなかった不遇の十八歳女子。
力を持て余していた彼女は、謎の華族『ジロー』と名乗る男との運命の出会いによって『裏陰陽寮』へ参入することとなり、次々と秘めていた力を開花させ、その力を周囲に認めさせていく。
曲者揃いの五家との調和をとりながらも、現帝暗殺を目論む首謀者の謎に迫り、ジローと共に暗躍する杏子。
彼女はいつしか『女陰陽師』の地位を確立させ、混沌とした帝都と女性社会を、明るい未来へと変えていく――。
《大正風浪漫×ヒューマンドラマ×運命の恋×和風ファンタジー》
※本作品は史実を参考に、オリジナル要素を多数アレンジしたストーリー構成となっております。作中の組織、団体、固有名詞等は全て創作上の架空のものでありフィクションです。あらかじめご承知おきください。
※また、本作品はコンテスト応募用のため、エピソードの一部(序章部分)のみで一旦完結、公開となっております。続きの執筆は現段階では未定ですので、閲覧の際はその旨、ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-28 00:38:17
26736文字
会話率:54%
現代、陰陽寮の中で上位に位置する九重家では、跡取りについて議論が行われていた。
跡取り候補の一人、九重優輝(ここのえゆうき)は、天才と呼ばれるほどに実力が高い青年だ。
年齢的にはまだ子供だが、周りに異論する者はおらず、皆が認めていた。
だ
が、肝心の優輝は、一切跡取りになる気はなく、姉の九重神楽(ここのえかぐら)も同様だった。
困り果てた現当主である九重開成(ここのえかいせい)は、昔からの馴染みである狐のあやかし、銀に相談を持ち込んだ。
銀には一人息子がおり、名前は銀籠(ぎんろう)という。人間とあやかしから生まれたため、半妖と呼ばれる存在だ。
過去、銀籠は大事な父親が人間により殺されかけた経験があり、人間恐怖症になってしまっていた。
「我は、父上がいればそれでいい」
銀は自分が先に死んでしまった時のことを考え、思い悩んでいたところで九重家についての相談を持ち掛けられた。
ちょうどいいと思い、銀籠と共に陰陽寮へと出向く。
銀の羽織りを握り、人間に囲まれ涙を浮かべる銀籠に一目惚れした優輝は、その日を境に銀籠へ愛を伝えるため、銀達が住む森へと通い続けた。
半妖に恋をした陰陽師の跡取り息子と、人間恐怖症の半妖の、ほのぼのBL恋愛ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 12:53:20
110378文字
会話率:43%
身体能力、学力、交友関係。全てが普通の男子高校牧野優夏。友人である相良靖弥《あらいせいや》と下校途中軽トラックと衝突し死んでしまう。
次に目を覚ました時、何故か重傷を負った少年の体の中に入っていた。そこは陰陽寮。
陰陽師と巫女が住んで
いる寮だった。
優夏が入った少年は天才だが、ワガママな自由人らしく、周りからは嫌われているらしい。だが、その少年にも心から慕ってくれている人が3人いた。その3人に色々教えて貰いながら、この世界の謎を解き明かしていく──
※カクヨムにも投稿しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-11 13:03:26
528816文字
会話率:48%
宮廷文化が花開く平安の世。
雅やかな世界に似つかわしくない怒号と足音が、今日も敦時の屋敷に響き渡る。
「妖退治に行くぞっ!! 敦時、ついてこいっ!!」
「いや、その台詞、せめて担ぎ上げる前に言ってくれませんっ!?」
陰陽師を生業とする敦
時は、今日も今日とて主にして幼馴染にして恩人の皇子・時臣に(物理的に)担ぎ出され、宮中で噂になっている『神泉苑の鬼』の討伐に臨むことになるのだが……
「こういうの、陰陽寮とか近衛府とかの仕事なのでは?」
「迅速に解決させないと御幸が破綻になりかねなくて大変困ってるんだ! 主に俺がっ!!」
型破りすぎて廃太子になった皇子と、呪い子と忌み嫌われた陰陽師が、自分達の前に立ちはだかる問題を物理的に呪力的にぶった切る!
占? 運命? 知ったことか!!
己の行く道は己で切り開くっ!! 占破りの御子と呪い子の平安絵巻!
※この作品は「カクヨム」にも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-26 17:18:29
29905文字
会話率:43%
古来より人々の間では、「精霊」と呼ばれる、草木、動物、人、無生物、人工物などひとつひとつに宿っている超自然的な存在が、“【生物】という概念の誕生とその歴史に関係している”と言い伝えられてきた。
現代社会においてもその存在が科学的に証明でき
ない状況であったが、「マテリアルバンク」と呼ばれる“霊魂錬金術科学研究所”という機構が発足して以降、あらゆる生物の肉体には、「マテリア」と呼ばれる未知の原子が存在していることが明らかになった。
このマテリアを使って肉体と精神を切り離す“霊魂錬金術”と呼ばれるテクノロジーが発展し、コンピュータ上にあらゆる「死者」のデータを保存するという計画が、2031年よりスタートした。
そしてその計画の中枢を担う研究員のグループに、「マテリアメーカー」と呼ばれる錬金術師が配属されることになる。
彼らは、“陰陽道”と呼ばれる、古代日本の律令制下において中務省の陰陽寮に属していた者たちであり、『陰陽五行』に基づいた思想によって、悪霊の討伐や死者の霊の鎮魂の役割を1000年以上も担っていた。
そしてその歴史の中でも、“1000年に1人の逸材”と呼ばれる少女が、マテリア研究所付属の“霊術師育成学校”に在学していた。
彼女は、研究所のある「計画」によって生まれてしまった特殊生命体、【プラーナ(透明人間)】とある“取引”をする。
それは、プラーナの“精神”として生まれ変わった火神ナオトという少年がかつて描いていた「夢」であり、ある少女との約束を叶えるための「時間」だった。
「世界に存在しなくなったとしても、あなたはそれを望むの?」
生と死の狭間を流れる現実の果てに、待ち受けているものとは——?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-14 04:30:05
413文字
会話率:0%
この世には魑魅魍魎が住んでいた。私達陰陽師は魑魅魍魎の妖より人々を守り、この世の秩序を保っていた。だが強大な敵により秩序は乱れ、次第に妖の有利な世になっていき、私達の住まう場所は少なくなっていった。
だがその後陰陽師の始祖と呼ばれる安倍
晴明は魑魅魍魎の主と謡われた酒呑童子と単身で戦い、その命と引き換えに酒呑童子を封印した。私達は安倍晴明の死に絶望しこの世の希望を失った。けれど彼の作ったこの秩序を終わらせるわけにはいかない。私達陰陽師は立ち上がり、彼の残した術本と陰陽寮の基盤を作り上げ、この世の秩序を保ち、人々を妖より守り抜いた。
この物語は安倍晴明が人々を救い、導いた千年後の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 22:49:53
20651文字
会話率:45%
「キミと出会った時ー私の水晶が光った」
陰陽師を志す陰陽寮に通う素質ゼロのおてんばな少女御饌音子(みけねこ)と、
音子に召喚され式神となった少年ゼロの数奇な運命を辿る物語ーー。
太陽のような明るさを持ち前とし周囲に笑顔を振り撒く音子と、
月
のように陰に潜みそっと煌めいて力を与えんとするゼロの冒険とファンタジー浪漫が始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 16:15:17
2966文字
会話率:37%
10年前、両親を亡くした倉持啓吾と倉持灯里。
因縁の妖が再び2人の前に現れたことで啓吾は妹を守る為、妖魔と人を管理する仮想空間対策本部に身を置くことになる。
啓吾はその世界で妖魔と人が歩む世界を見ていくことになる。
最終更新:2023-12-22 22:22:37
499文字
会話率:53%
『寺生まれのTちゃん』こと冬羽(とあ)は怪異を「破ァ!」の一発で祓う(ぶん殴る)『結界少女』。相棒(バディ)の異世界エルフ少女ロリスを嫁として愛でながら、東北呪界の『要(かなめ)』たる遠野郷で最強の祓い屋として平穏(?)な学園生活を謳歌して
いた。
しかし、平和な里に新たなる脅威が迫る。
ネットに巣食う『AIの呪詛』による浸蝕、跳梁跋扈する『反社系怪異』ども、暴れ熊『アーバン・ベア』の悲劇。押し寄せるオーバーツーリズムと『迷惑系配信者』による聖域蹂躙――。
境界を越え次々に襲来する新世代の『名状しがた呪詛』に対し、冬羽(とあ)とロリスの怪異コンビが挑む!
冬羽や現代怪異の仲間たちは「新時代の怪異」を祓えるのか――!?
★現代妖怪(ネットロア)× 青春 × 百合バディ × オカルトと呪術、 クロスオーバー怪異譚
★本作は『最強、寺生まれのTちゃんと美少女エルフさん』の続編(シーズン2)ですが本作のみでお楽しみ頂けます♪
【登場人物紹介】
・寺林冬羽(てらばやし とあ)
16歳の女子高生。黒髪の快活な印象だが、可愛い少女に興奮する変態百合属性。
遠野郷の結界を守護する「結界少女」の一柱で、退魔・対怪異因果操作能力『破』を宿している。敵を時空から存在ごと殲滅する『天葬砲(テンソウホウ)』が必殺技。
京都の陰陽師たちに総本山『陰陽寮』からは「怪異免疫たる特殊な結界少女」として危険視され最重要監視対象。遠野の山寺で生まれ育ったので『寺生まれのTちゃん』というコードネームで呼称される。
・ロリス
異世界から来たエルフの少女。
若草色の髪に翡翠色の瞳にエルフ耳が特徴。
上品で控えめだが「芯の強さ」を併せ持つ。
故郷の異世界が超次元魔王により滅ぼされ地球に逃げ延びてきた。
現代怪異『くねくね』に襲われ行き倒れていたところを冬羽(とあ)に助けられ、冬羽(とあ)と共に暮らしながら様々な怪異に立ち向かう相棒となる。
金属を植物に変える魔法『リコリス・ブルーム』で現代の兵器、武器を無効化できる。
・琴畑(ことは)紬(つむぎ)
霊感を持ち、知らず知らずに怪異・事件に巻き込まれてる「巻き込まれ系」女子高生。
高校入学を機に都会から引っ越してきた。
AIに呪殺されそうになったところを、冬羽とロリスに救われる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 17:29:58
11772文字
会話率:28%
かつて廃寮となったとられる中務省 陰陽寮
怪異から守る各師達
新人 菅原道景はエリートコースと言うネームバリューに憧れて意味をわからぬまま配属される
研修が始まり 門獄師 安倍晴龍(モンゴクシ アベノハルカ)と共に東北へ向かう
怨念渦巻く事
件と対峙するホラーアクション折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-12 15:40:19
52599文字
会話率:33%
|神亀元年《西暦724年》、はじまりの|機神《クリガミ》が発見されたことで、日本の歴史は大きく変わる。戦は機神を駆る武官貴族がするものとなり、兵とは機神に従う者となった。
『其《そは》|不朽《くちず》、|不錆《さびず》|不腐《くさらず》
、|不死《しなず》、|不眠《ねむらず》、|唯休也《ただやすむのみなり》』
蝦夷の反乱が続く中、各地の地方貴族は機神を求め、軍の魁として戦陣を駆けた。そうして、朝廷は官位として機神を授けるようになっていく。しかし、平和が訪れると、朝廷は形骸化し、武門の公家が落ちぶれて、機神を伴い地方へと流れて行った。
平穏な時代は終わりを告げ、政治闘争に武力を伴うようになると、機神「|小鴉《コガラス》」を駆る伊勢平氏が成り上がる。朝廷はこれを良しとせず、陽成源氏を武家の棟梁として肩入れし、源氏は機神「|髭切《ヒゲキリ》」を筆頭に機神「|膝丸《ヒザマル》」・機神「|静《シヅカ》」を以て平氏を討ち果たした。
しかし、源氏は鎌倉に幕府を構えたため、後鳥羽院は朝廷復権を懸け、兵を挙げるも、幕府が勝利し、以後朝廷は中立となった。この頃、機神の移動手段として機馬が生み出された。
朝廷の復権を目論む後醍醐帝が鎌倉幕府を転覆させるも、武家を蔑ろにした公家政治を行ったことから、源氏の嫡流に最も近き足利氏が武家の棟梁として北朝を打ち立てる。足利尊氏は機神「|尊《みこと》」を駆って、後醍醐帝に|叛《そむ》いた。朝廷が二つに割れ、陰陽寮も二つに割れた。南北朝時代となったが、機神の供給が上手く行かぬ南朝は模造品ともいえる機兵を生み出し、この製造技術は寺社勢力に引き継がれていく。
足利義満が南北合一を果たしたが、機神に乗れぬ義政が将軍となると、天下の箍は直ぐに緩んだ。
時は戦国、日ノ本は各地の群雄らが覇を競う乱世。戦うのは機神と呼ばれる絡繰兵を駆る侍たちである。
大名は一騎当千の機神とその主である絡繰武者の招聘に躍起となり、神社はその力の源であると保護された。
機神と|機馬《クリウマ》、そして|機城《クリジロ》が織りなす架空戦記――の前日譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-07 06:00:00
16626文字
会話率:55%
まだ、霊魂が存在していた時代。
陰陽寮の陰陽師たちは、この世に未練を残して彷徨っている魂を除霊していた。
ある時、陰陽寮、東家に除霊の依頼がやってくる。
でも、当主、真人弦蔵は一年に一回の大事な御前会議へ出席しなければいけず、実力のある弟子
たちもちょうど別の仕事で家を出ているため、依頼を別の家に回そうとするのだが。
弦蔵の夫でもあり、産れながら天命の子という宿命をもつ、真人黎人が「私が行く」と言い出すのだった。
山道に出るという、血まみれの女の幽霊を祓いに弦蔵に内緒で出掛けた黎人と息子の武千代だったが、事件は大きく変わっていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-07 00:00:00
31931文字
会話率:41%
22××年。日本は、まさかの神が神隠しに遭う、という未曽有の危機に瀕していた。
神祇省陰陽寮はこれを緊急事態と見て、陰陽寮の長である飛鳥井シンジに出動を命じる。
飛鳥井は「金の君」と呼ばれる神の婿であり、トップクラスの陰陽師。愛する妻を神隠
しの魔の手から守るべく戦うも、相打ちで命を落としてしまった。
そんな彼が生まれ変わったのは、神々が攫われた先の異世界。
魔法がすべての世界で彼は魔力無しと判明し、家族から追放の憂き目にあった。
魔力がないのは当然、陰陽師が使うのは霊力である。
魔法が使えなくても飛鳥井には陰陽の術と、金の君と共に編み出した剣術があった。
かくして飛鳥井は、連れ去られた神々を助けて日本へ帰るべく旅に出る――。
神が異世界に転移し、主人公が異世界転生。誘拐犯から神を取り戻せ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-18 15:23:55
42296文字
会話率:41%
士族の娘として、日々剣術修行に明け暮れている佐木町十和子。少々(かなり?)お転婆な彼女は、ある日女学校で噂のお姉様、天道要と夜に出会う。
「この学校は鬼門に建てられていてね、だから『俺』が出向しているのさ」
陰陽寮から出向して、女学生と
して夜な夜な妖怪退治をしている陰陽師の彼と成り行き上行動を共にしてしまった十和子は、妖怪退治の協力をすることになり……。
昼はお姉様と妹として、夜は陰陽師の相方として行動を共にすることとなった十和子の明日はどっちだ。
サイトより転載になります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-09 23:00:00
121061文字
会話率:44%
大正後期の神戸。
怨霊や妖が禍付き、と呼ばれていた時代、禍付きに関する事件を専門に解決する陰陽寮という機関が存在していた。
ボロ長屋で暮らしながらカフェーの女給をしているモダンガールは、禍付きが見える力を持っており、ある夜、現存する陰陽
師の末裔(二流)と偶然出会う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-08 16:26:02
121934文字
会話率:43%
1600年に起こった「関ヶ原の合戦」において徳川家は圧勝をおさめ、
天下は徳川家に傾きつつあった。そんな折徳川のあずかりとなっていた宇都宮藩で
村人が一斉に行方不明になりという奇異な出来事が起こる。
真相を確かめるべく家康と天海は、秀吉の世
において冷遇され廃れつつあった
陰陽寮の復活と引き換えに、陰陽の一族、安倍家の末、土御門久脩に、安倍家が
貴族となる際に分家した、妖魔退散などの畏れ、穢れを専門とする一族・ウズメに
事の調査を依頼させる。ウズメ、行動を共にする陰陽師・朔夜、そして天海からの
目付役として同行する弦三郎(と天海)。三人は宇都宮へ…
調査を進めると、宇都宮では、秀吉の世に改易され行方不明となっていた、旧宇都宮
藩主・宇都宮国綱とイエスズ会の宣教師を名のるマウリシオによって、蘇人(そびと)という
ゾンビにされていた…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-07 22:00:00
23917文字
会話率:46%
「主様、私を殺してはくれまいか―――?」
妖の力も薄れた現代日本。小規模な事故や災害を引き起こす妖たちを祓う為、陰陽師と呼ばれる専門機関は今もひっそりと存在している。
唯一残った陰陽寮・五芒学園に通う御門虎鉄は、名門の生まれにして見鬼の才
に恵まれず、日々落ちこぼれとして過ごしていた。
そんな彼の前に突如として現れた稀代の大妖怪・玉藻前。
彼女の一言により、戦いの渦に巻き込まれていく――――!
現代日本に蘇る、陰陽ファンタジー!!
初投稿初制作です。不定期に更新していく予定です。ありきたりな設定+下書き・書き貯めほぼ無し+パラレルな世界観ということで、史実との乖離、人物の言葉遣い、誤字など至らぬ点もあるかと存じますが、よろしくお願いします。
この作品はカクヨムにも掲載しています。
こちらへの掲載はだいぶ遅れてしまうかもです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-14 19:00:00
115722文字
会話率:36%
極東の地、帝國。
主人公、久我アキツグは神位を受け、妖(アヤカシ)罪人の生殺与奪の権利を持つ。
恋人の露西亜女性、アナスタシアを連れて時には裏の司(陰陽寮)に指示され怪異と思われる事に足を運ぶ。
主人公と恋人は死なない人と死人。
刀を持ち
、不思議な力を使い。
事件を解決したり、アヤカシと呼ばれる者と戦う。
短編の中で人間とは何か? を考えて終る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-05 20:26:31
60860文字
会話率:32%
陰陽師として陰陽寮に所属する前の安倍晴明。
大舎人寮に所属している頃の宿直帰りに、瘴気が濃い山中へ足が向く。
そこで出会ったのは、群れから弾かれた一匹の獣だった。
最終更新:2020-12-26 13:25:07
7697文字
会話率:35%