村の教会牧師の娘アンは、実は理論物理学を学ぶ大学院生神崎杏だった。アンはいっしょに転移してしまったかもしれない唐沢修二を探し、仲間たちともとの世界へもどることを目指す!
カクヨムでもお読みいただけます。
最終更新:2024-05-04 08:16:07
2424文字
会話率:49%
明治時代。はるこは桜の並木道を通っていつものように女学校に登校する。
通りすがりの馬車から帽子が飛ばされ桜の木の下で拾うはるこ。その帽子の持ち主は洋装のドレス姿の貴婦人であった。
最終更新:2024-05-03 18:22:43
9595文字
会話率:54%
時は大正時代、帝都にはフランスから来た貴婦人がいた。彼女の名前はリーズ。美しく気品ある貴婦人で洋服屋さんをやっている。彼女のお店は華族や政府要人の奥様やご令嬢、そして女学生御用達である。
指折りの華族令嬢でミッション系の女学校に通う鮎子
も彼女のファン。しかし鮎子がリーズに依頼したのはドレスでもワンピースでもない、男物のスーツであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 22:27:07
158382文字
会話率:52%
昭和17年、蘭乃はかつて過ごした女学校を訪れる。そこには生徒の姿はなく卒業前と変わらぬ校舎や中庭の姿が広がっていた。
講堂に向かうと蘭乃を女学校に呼んだ人物がドレス姿で現れる。彼女はかつての同級生であった。
最終更新:2023-10-28 15:15:54
4209文字
会話率:53%
樋口一葉関連のフィクションでよく【完璧淑女】として登場する三宅花圃が中学生ぐらいの頃の話。
ヒロインとして登場します。
「鬼ごっこは屋根の上でやるべし」と吠える元気っ娘。
女学校時代には夜道で三人の男に襲われ、一瞬で一人を投げ落として仕留め
て残りを退散させたという逸話もあります。
元老院議官令嬢。容姿は清純で瀟洒。学問は女学校で主席争い。歌人として朝廷の歌合戦に唯一の女性詠者として出場して勝利。
ただし、当時の女性らしい言葉遣い礼儀作法はからっきし。
また、落語や三味線といった庶民の芸能が得意だったり、武術も得意で「売られた喧嘩は倍付けて買う」という武闘派だったりするようなところも淑女としては減点要素
高校時代(女学校)の頃は、授業で社交界(鹿鳴館)に放り込まれると、【鹿鳴館の華】の鍋島栄子とか、三宅花圃が和歌のちびっこ天才先生の頃からの弟子でした。
そのため、
「みんなで、たっちゃん先生(三宅花圃)を完璧淑女に育てましょう」
という騒ぎになったようです。
年上のお姉さんな生徒たちから、推しのアイドル扱いされて、三宅花圃も困惑した模様。
「冬は踏舞よりもストーブ」
という迷言を残します。
そんな暴れ犬の三宅花圃がヒロインとして活躍する作品は今のところ本作だけ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 09:00:00
71371文字
会話率:30%
樋口一葉を扱うフィクションでは、完璧超人っぽいお姉さまとして描かれることが多い三宅花圃。
実際にどんな人だったのか、ファンタジー小説風に翻訳すると、こんな感じになります。
☆ ☆
家柄は元老議官の娘。
容姿は清純にして瀟洒。
学問は大
低の分野に通じていて帝都の最高の女学校で主席争い。
詩文は歴史の教科書に名前が残るぐらい
これだけならば上流階級の淑女として問題なし。
問題がある要素はこんな感じ。
複雑な家庭事情があって放置児童。
兄と一緒に男みたいに育つ。
泥水社会にも知り合い多し。
剣と魔法も得意。
喧嘩は買う主義。
お絵描きも本格的。
ギターの早弾きならば任せて。
お笑い大好き。
悪戯やりたい放題。
気を抜くと「下町の姐さん口調」でしゃべってしまうので、「心から善い人を相手に話したら失礼になりそう」とカホは悩んだりします。
そういう理由で仲良くなる相手は善人と呼びにくい曲者ぞろい。
その善人と呼べない人が、当時に宮廷一の美女と評判のエイコさま。
カホよりも年上ですけれども、エイコさまはカホの教え子です。
天才ちびっこ先生としてカホは年上の貴族の姫君や奥方を家庭教師していました。
そして、教え子たちの家庭に愉快な庶民の芸能を持ち込んでいました。
当時のカホ先生は子ども。
しつけに厳しい貴族も、お姫さまたちがカホ先生と一緒になって遊ぶことには苦笑いするしか。
カホも年頃になって社交界にデビューすることになり、エイコさまをはじめとする教え子たちが大喜びしました。。
大きくなっても、国家レベルの天才ぶりを問答無用に発揮しつづけるカホ先生、
教え子たちにとって自慢の種になっています。
━━あたし達はカホ先生のことならカホ先生が子どもの頃から知っています。
「今度はあたし達みんなで先生のことを教えてさしあげます」
「面白がっていませんから」
☆ ☆
そういうひとが女学生時代にどんな小説を書いていたか興味ありませんか?
彼女のデビュー作『藪の鶯』
当時の文化や風俗を知らないと楽しめない部分が多いので、そのあたりを解説しながら、現代の読者にも楽しめるものにしてみました。
* この速品はPIXIVにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-14 10:52:16
76041文字
会話率:18%
人は、負の感情が過ぎれば鬼に堕ちる。
鬼を退治し供養すること。それが巫女である私たちの仕事。
巫女として適正のあるものだけが通える学校、浅茅ヶ原女学校。それが私の住んでいる所。
最終更新:2024-03-24 19:55:18
1052文字
会話率:58%
5歳児ながら16歳並みの知能を誇ることで、親から育児放棄をされた楓はVRMMO「パーシウム・オンライン」にはまってしまう。
家庭教師の勧めで外国の全寮制女学校に入学させられると知った楓は、人と関わることが恐ろしくなり、現実から逃げてしま
いたいと強く願う。
そんな彼女の願いを聞き入れたパーシウム・オンラインの女神ユーノスは、楓をファムとして異世界転生させる。
異世界パーシウムでクリスタルスライムやフェンリルをテイムしたファムは、宮廷魔導師ヴァレスに拾われて家族となり、新しい幸せを手に入れる。
他の投稿サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-22 23:38:46
11620文字
会話率:30%
十六歳の誕生日を迎えた春原子爵家の長女・聖乃。社交デビューもしていない、女学校にも通っていない、貧乏子爵家の聖乃にはじめて舞い込んだ縁談相手は、なんと格上の公爵家・宍戸彰斗さま!?これはきっと何かの間違いだと、直接話すため宍戸家を訪れた聖乃
を出迎えたのは、ふわふわの栗色の獣耳と細長いしっぽを携えた、眉目秀麗な獣人男性でした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 14:07:44
9719文字
会話率:46%
和風ファンタジー
男を惑わし食う人魚の血を引く凍華は、自分の素性を知らず叔父の家で暮らしていた。青い目と波打つ髪のせいで忌み子だとしいたげられ、日々罵倒され暴力を振るわれていた。挙句、従姉妹が裕福な家の娘が通う女学校に入学するために、郭に売
られてしまう。
十六歳の誕生日に廓に売られた凍華は、月明かりを浴びた途端耐えがたい喉の渇きと飢えに襲われ、客の男の首に手を掛けた。
そこに飛び込んできた妖狩りは、凍華を見るなりやっと会えたと目の色を変える。
必死で妖狩りから逃げる凍華を助けたのは銀色の髪の妖狐。珀弧の名乗ったその男の元で、小狐や猫又と暮らすうちに凍華の傷ついた心は癒やされていくが、男を食うという運命からは逃れられない。
再び満月が来た時、激しい飢えが凍華を襲い…。
満月の灯りが人魚の力を増すなか、誰も食べたくないの凍華と、食われる危険性を知りながら愛を注ぐ妖狐。そして、妖狩りの真の目的とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 19:22:17
91166文字
会話率:40%
大正14年。4月から女学校に通う予定の柳原 笑美子(やなぎはら えみこ)は叔父の蓮次郎、同居人の惣佐が暮らす家へと下宿することとなった。売れない作家の蓮次郎は代書屋業も兼ねており、その恋文が人の心を伝える手助けをする様を見る中で、笑美子は蓮
次郎と惣佐の関係にも徐々に感づいていってしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-05 11:44:25
14194文字
会話率:34%
かつて才媛と呼ばれた女(品子)は結婚後零落してしまい、夫と幼い子どもの三人で極貧の生活を送っている。そこへ女学校の後輩であった須賀子が訪れ、その窮状を目の当たりにし、品子の子どもを欲しいと申し出る。――明治29年12月~「江湖文学」に発表さ
れた作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-27 14:22:01
11925文字
会話率:50%
お嬢様の通う名門欅女学校の生徒、大葉花はなんだかとても退屈していた。
最終更新:2024-01-15 17:49:48
13405文字
会話率:13%
魔法少女学校を卒業し、魔法少女のお役目を務めることになった少女のお話。
最終更新:2024-01-10 20:53:03
7189文字
会話率:48%
未だ東京が帝都と呼ばれた明治末葉に鳥籠と揶揄されたマグノリア女学校があった。
多くの少女達が羨望する名門には全国各所から名の知れた令嬢が集う。
その年の、マグノリアの香り立つ春に門前で邂逅する二人の少女がある。片や虎と喩えられた雲居瑠
璃と、片や竜と喩えられた竜胆ミツだった。
二人は互いを怨敵と認識した。幾度と対立を繰り返し罵詈雑言を日常として、他者の介在する余地もなく互いは互いに執着した。
そんな二人は後に恋仲になる。互いを唯一無二の存在として愛し、永劫の存在になると信じた。時代に翻弄され、生まれに翻弄される二人は互いの愛だけを信じ、それに縋り、やがては死を想う程に追い詰められていく。
多くの恋人達が時代に散ったように、いずれは二人もそうなる運命にあった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-28 08:07:44
84815文字
会話率:40%
淑女学校の課程を終えたアサレアは、デビュタントの夜会に参加していた。壁の花に徹する彼女に対し、親友のビビアナはフロアの中央で踊り続ける。
翌日、彼女たちのもとへ一通の手紙が届く。
最終更新:2023-10-13 10:38:52
7956文字
会話率:46%
昭和二十年、夏。長崎の高等女学校の少女二人は、エス(少女同士の疑似恋愛)の関係にあった。戦争の終わりは近づいていたが、それを知らぬ少女らは、運命の八月九日を迎える……。
最終更新:2023-09-30 13:11:58
4936文字
会話率:22%
異世界から迷い込んだ女子校の男性教師、この世界に馴染むために礼儀正しいので周りの印象が良い。
王国最強の魔法使いだが地球の田舎でくそ強い謎の婆ちゃんに拾われる、4年近く間県立図書館に通いつめたので頭が良くなった、婆ちゃんの推薦で女子校の教師
をやらされる。
巨大な魔道国家プラーナの第一魔法師団の団長ジーン・ハルトマン
黒髪黒目と見た目は日本人ぽい、身長179cm 体重62kg 魔法を使う時は瞳の色が金色になる
魔法使いとしては師団長を務めるほど優秀で国境に現れたサンダードラゴンの討伐に参加、その戦闘の衝撃で地球に転移してしまう、真面目で好奇心旺盛な勉強家。知ってる言葉に似ていたので日本語は結構早く覚えることが出来た。
隠居して長野市松代のポツンと一軒家に住む謎の最強婆様 武田桜66歳
県立図書館司書 常滑(とこなめ)純子 24歳エロい
私立九星女学校 学年主任 児島(こじま) 鈴子(すずこ)27歳のくせに可愛い、独身
同僚男性教師 科学 大村(おおむら) 学(まなぶ)32歳妻子持ち
生徒会長 3-A 東堂 理香子(りかこ)霊感が強いので仁が苦手 桜とは知り合い
1-Aクラス委員長 桐生(きりゅう) 華子(はなこ)
1-A三国(みくに) 祥子(しょうこ)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-07 12:48:52
59517文字
会話率:57%
大正時代。元男爵令嬢の東明満穂は実家の没落を機に平民を身をやつし、活動弁士として働く兄と助け合いながら暮らしている。
カフェーの女給をしていた満穂は客の一人、出版社に勤める加地篤正という男から、女学校時代に培った教養の高さを生かしてタイピス
トにならないかと勧誘される。彼のお陰でタイピスト資格を得た満穂は現在、出版社で働くモダンガールとなっていた。
記者である篤正には恩があるけれど、色男の彼から口説き文句のような言葉を言われたり、ネクタイを結ぶのが苦手な彼のネクタイを結んであげる度、本気にしてはいけないと己を戒めて躱す日々。
そんな満穂の前に、かつて婚約していた元許嫁の登一が現れるようになって……。
R15は念の為。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-14 16:13:11
37168文字
会話率:46%
不思議な閃光を浴びて帝都の人間が皆、木に変わった。たまたま運良く結界の貼られた中にいた三人は、人のいなくなった帝都を彷徨い出会うことになる。大正時代の実業学校学生作之助、高等女学校に通うきゑ、乙種音楽学校の女学生栞子の三人だ。三人はそれぞれ
閃光のあとで無意識に何かを与えられていた。それがそれぞれ銅剣、銅鏡、勾玉だった。やがて三人は彷徨った後に、三人に共通性のある出来事に辿り着く。そしてそれがこの世の再生のために三人が選ばれた理由だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-03 17:11:16
3233文字
会話率:44%
時は大正9年(一九二〇年)、話は日本の華族が多く寮生活をする聖アリギエーリ高等女学校より始まる。その女学校の生徒の少女――彼女は第一次世界大戦後の混沌とした世界や国内情勢を動かす力、『革命魔法少女』であった。
国家の成立時、必ず動乱を経
験するものである。その時、登場したのが『革命魔法少女』である。その不思議な力により数々の動乱において活躍した少女たち――それを『革命魔法少女』と呼んだ。
日本において近くは幕末の動乱の時期に、海外においても古くは古代メソポタミアにその記録があった。十代程度の肉体的年齢を持った彼女らは敗戦国ドイツに、革命ロシアに、そして新興国アメリカにも出現し、魑魅魍魎の国際政治の場においてもその『魔法』を発揮することとなる。
歴史は語っている。
『戦時や平時を問わず、『革命魔法少女』をうまく活用した国家はそうじて覇権国家の地位を占めることとなるのは歴史の示す事実である。一方でその利用を誤った国家は滅亡への道を歩むケースが多い。
彼女らは今後生み出されるいかなる新兵器や社会制度よりも、より副作用の大きい劇薬と言えるであろう イタリアの歴史学者アンティオコ=ティツィアーノ(1855~1901)』
彼女らは一体何なのか。そして彼女らの使う『魔法』とは。
大正時代の日本帝都東京を舞台に、華麗なる『革命魔法少女』たちの戦いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-29 20:15:54
59487文字
会話率:30%
魔女学校も夏休みに入り、カイヤは海列車で地元に帰るところだった。
車両の中でくすんくすんと一人でなく小さな鳥人族の少年とカイヤはであう。
カイヤは彼を元気づけるために、とある魔法を使う。
最終更新:2023-07-25 19:27:15
2139文字
会話率:30%
「頭脳明晰、恋には臆病」なふたりの研究生活。舞台は日本の大正時代によく似たどこか。設定はゆるふわ。歴史小説というよりファンタジー寄り。
私立女学校の教員畑中美代子(はたなかみよこ)は、人生を捧げると決めた研究のための精進を怠らず、三十路を
迎えた。大学時代の研究仲間で華族令息の凪見小路通麿(なぎみのこうじみちまろ)に請われ、帝国考古学研究所に転職。烏池小路と共に古文書解読と検証の案件に取り組む
実は大学時代から美代子を溺愛している凪見小路。不羈独立(ふきどくりつ--つまり他人に借りを作らず頑張るひと)の志を凪見小路に尊重されていることにも、自分の恋心にも、気づいていない美代子。
連作形式にしたいと思っていますが、とりあえず第一章で完結予定。最初の案件は大航海時代にヨーロッパの楽器と西太平洋の楽器で奏でられた合奏曲の謎にまつわる物語。
他サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-04 19:00:00
8749文字
会話率:21%