何者かによる子供たちの誘拐、連続する娼妓殺し、そして趙雲の部下の一家皆殺し事件…つぎつぎ不穏な出来事が新野で発生。さらには『忘れるな、仇讐は壺中にあり』と謎の言葉を残して去った親友・崔州平が気になる孔明。そこへ決定的な事件が発生。窮地に立た
された趙雲のため、孔明は事件の起こった襄陽へ。劉表の後継者をめぐる劉琦と劉琮の争いも絡み、事件は思わぬ方向へ。さらには、叔父の諸葛玄の死についても、なにか秘密があるようで…? 謎だらけの状況を、趙雲と孔明は突破できるのか? 暗い秘密と悲しい過去に満ちた、奇想天外な三国志。※曹操が荊州に侵攻してくる直前の物語です。※「奇想三国志 英華伝 序」をお読みいただかなくてもだいたい話がわかります。※オリジナル要素多し。架空の人物が幅を利かせています。※正史や演義でチラッと出てくる人物が、思わぬ役割を果たすこともあり。※「カクヨム」にも同時掲載しています。※隔日連載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 09:50:09
824153文字
会話率:24%
不幸と不運と不遇が重なった悲惨な生活の果てに、尋常ではない格闘能力を身につけた薮上荊斗(やぶがみけいと)。しかし、裏稼業に奔走する日々を送っていた荊斗は、誰かに使われる立場のまま年老いて病に倒れてしまう。
死の間際、主役になるのを諦めたモブ
キャラ人生を心の底から後悔した荊斗は、薄れゆく意識の中で「やり直し」を強く願う。そして気が付けば、半世紀前に通っていた高校の教室――90年代の前半へと戻っていた。
この世界が現実かどうか疑いながらも、荊斗は未来知識と戦闘技能を駆使し、自分や家族や友人の人生を狂わせる理不尽を粉砕していく……
※この小説はカクヨムでも公開しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 07:10:00
57444文字
会話率:35%
荊州領有をめぐる呉蜀の争いの末に、荊州軍事総督関雲長は臨沮において落命した。
無類の武勇を誇りながらもその生来の傲慢ゆえに人心を失い、味方の裏切りによって戦いに敗れた関雲長は、死を迎える間際において深い失意の底で己の愚かさを悔悟した。
何
故、全てを失ってしまったのか、その全ての責の遠因が己の内にあることを理解したためだ。
「もしも仮に、次の命があるのならば———」
そして戯言のような願望を抱いた。
「今度こそ己が天命を全うしたいものよ」
こうして関雲長は異世界に転生した。
———新たな天命を得て、それを全うするために。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 23:26:35
80183文字
会話率:35%
Alternative・World・Online――通称AWO (エーワラオー)、それは世界初のフルダイブ型VRMMORPG。
専用機器をかぶり、スイッチ一つ押すだけで、眠るような感覚で入り、夢のような世界を際限なく遊べるものだ。
当初はネット上で様々な憶測が飛び交っていたが、安全安心のゲームシステム、リアリティのありすぎる世界に人々は魅了されていった。
その熱はゲーマーだけでは飽き足らず、主婦から多忙な重鎮まで幅広く広がっていった。そのリアリティなどから、教育プログラムや医療分野にも活用しようという取り組みも考えられ始める。
そんな頃、サービス開始から僅か1ヶ月、第四陣の参入が開始される。
そして、一人の少女が専用機器を頭に装着する。少女の名は椙江(すぎえ) 翠(みどり)。
数年前、事故に遭い、下半身麻痺というハンデを背負うことになった、物腰柔らかな高校三年生だ。
「最終確認よし」
翠は、“事前情報”と大きく書かれたメモをベッドの傍らに置く。そして、寝そべったまま、最新機器の割になぜかアナログなスイッチに手を添える。
「スイッチ、ON!」
※本作はカクヨムにも掲載しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 21:00:00
1130886文字
会話率:48%
最先端の技術を用いたフルダイブ型VRMMORPG、ANOTHER・WORLD・ONLINEがサービス開始を迎える……
これは、立派な黒幕になりたい少年が、最強の勇者を目指す愚直な少女に敵をけしかけたり、利用したり、闘ったり、鍛えたり
する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-02 16:08:22
301827文字
会話率:53%
田中家のぬこ様(猫)は今日ものんびり気の向くままちょっとした冒険をします。ときには鋭い爪を、牙を、武器に、ある時は肉球を武器に。今日はどんな冒険が待っているんでしょうか。
週一更新です。平日の真ん中ぐらいに更新するので、仕事や学校の癒
しにどうぞ。かなり脳死で読めるのでサクサク読めます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-29 18:00:00
7824文字
会話率:54%
時は後漢末期。 西暦218年 (建安23年)
漢王朝最後の皇帝・献帝の時代。
様々な英雄が消えていく中…。
乱世・群雄割拠の時代にて、献帝を操り、漢の丞相・魏王の地位にまでなった魏・曹操。
乱世・群雄割拠の時代にて、江東で勢力を伸ばし、
赤壁の戦いで曹操を破った呉・孫権。
乱世・群雄割拠の時代にて、各地を転戦し、力を蓄え続けた仁徳と義の人…蜀・劉備。
この三人だけが残る。
ここに魏・呉・蜀による三国鼎立が始まる。
そんな劉備がある秘策を思いつく。
勿論、劉備はこの時代の人間であり、転生・転移した者ではない。
それは荊州南部を呉にあげることである。
果たして彼が提唱する "唯一無二の計" とは、一体何なのか?
この作品は完全なるフィクションです。
多少は『正史』・『史記』・『三国志演義』等を参考にしてますが、本作品は実際には起こっていない架空の歴史の出来事として書いております。
あとはテキトーです。
常時改稿中&不定期投稿更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 00:00:00
80493文字
会話率:69%
唐が滅亡し、中国は五代十国時代に入った。華北を統一する王朝が次々と入れ替わる中、荊南は大国に囲まれた弱小国でありながら、中華統一を目指して策を練る。第一目標は成都府を都とし、十国のうち、呉に次いで豊かな国と言われる強国、蜀。荊南は前王、高従
誨が遺した恐るべき戦略で蜀に立ち向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 11:19:04
28318文字
会話率:48%
誰も必要としない私のことを、どこまでも大事にして慈しんでくれた彼を裏切る日が来るなんて自分にも想像できなかった。
私は付き合ってから3回目となる一緒に過ごすはずの彼の誕生日の一ヶ月前に、姿を消すことに決めた。
全くの新しい街と環境に丸々一
年かけてやっと適応し始めた矢先に彼が現れたー新しい彼女を連れて折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 10:00:00
2423文字
会話率:2%
「策兄様のような方と結婚したい」
孫尚香はそう願いつづけてきた。
江東の小覇王、孫策の妹。
彼は揚州の英雄だった。華麗な容姿を持ち、電光石火の指揮官で、個人的な武勇も秀でていた。
尚香が13歳のときに暗殺された。
彼女が19歳の
とき、孫策の後継者であるもうひとりの兄、孫権が縁談を持ってきた。
「劉備殿と結婚してくれないか」と言われて、尚香は驚いた。
「荊州牧の劉備様……。おいくつなんです?」
「50歳だ」
いくらなんでも年寄りすぎる。彼女は絶対に断ろうと決意した。
年の差恋愛小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 12:00:00
3100文字
会話率:33%
荊姫に見せかけたちょっと雑なお話。
最終更新:2023-12-06 23:24:34
2028文字
会話率:32%
突然だが、私は自己愛が強い。
カメリア・クロウナー。それが私の名前。
人を寄せ付けない雰囲気と気高く美しい見た目からついたあだ名が、荊の女王。
私は今宵の第二王子の婚約式発表を兼ねた舞踏会に招待された。
ちなみに私はその第二王子の婚約
者だ。
入場すれば途端にあらゆる視線が私に集まる。
当然だ。なぜなら、今日も私が美しいから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-24 20:13:37
8280文字
会話率:35%
主人公が異世界召還されるが落ちこぼれとされる。
最終更新:2023-10-17 17:51:44
18625文字
会話率:57%
中国の長い歴史において、希代の名宰相と謳われる人物は幾人かいる。
その中でももっとも知名度が高く、人気を誇るのが三国時代に蜀の国を支えた人物、
姓は諸葛、名は亮、字は孔明、道号を臥龍。
史上有名な三顧の礼を受けて劉備玄徳に仕える事となる
。
しかし、それまで確固とした軍師と言う存在がほぼいなかった劉備軍でははじめ、彼の存在は異質なものとして受け止められていた。
ことに寝食を共にし、昼夜教えを乞うている主君の劉備を見て苦々しく思っている者は少なくなかった。
そんな中、ついに曹操は南方攻略を決意、その露払いとして夏侯惇率いる十万の軍が荊州の新野へ攻め込んでくる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-23 23:00:00
11014文字
会話率:0%
曹操がついに大軍を率いて南方を手に入れるべく進軍。
それに対し、劉備はあくまで抗戦を主張するがその力は微弱、荊州の前太守・劉表のあとを継いだ劉琮は幼く、彼を担いでいる蔡瑁一族は自らの保身と栄達の為、曹操に降伏してしまう。
最終更新:2023-09-19 11:19:41
7579文字
会話率:0%
荊州を攻略した曹操は、ついに呉に一大勢力を誇る孫権に対して最後通牒を突き付ける。
同時に水陸の軍八十万を百万と唱え、長江流域の国境沿いに展開。
しかし、呉では降伏派と決戦派に分裂、議論は平行線をたどるばかりであった。
そこへ呉の重臣、魯粛が
一人の人物を伴って帰還する。
諸葛亮、字は孔明。
道号を臥龍と称し、曹操に追いつめられている劉備の軍師であった・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-25 03:14:59
14381文字
会話率:1%
癒花は神からの恩恵であり、美の象徴であり、女の命である。
古き時代よりある邪な大蛇の封印が解かれ、現皇帝白匣に倒されてから五年。
大蛇復活を機に女は美貌よりも癒花のあり方を尊重された。つまり皇帝に身染められたくば己に咲き誇る花を磨き、なによ
りも花を美しく魅せねばならない。
しかし人体より咲く癒花は普通の花ではない。
神より賜りし癒花を整えられる数少ない者を、人々は敬意を込めて〈花結師〉と呼んだ。
癒花が蛇苺である下っ端女官・草苺。
花よりも実が生る彼女は周りから奇異な目で見られていた。だが、草苺は人よりも手先が器用であり、一部の女官からは花結いを頼まれるほど。
ある日、草苺は癒花が傷んでいた女官の花結いをする。女官の癒花には不気味な蜘蛛が付いていて――――なんとその蜘蛛は癒花を害する毒蟲だった。
普通の人には視えないはずの毒蟲が視えた草苺は、皇帝直々の命を受ける。
『毒蟲によって床に伏せる四季人の一人――薔華貴妃の花結いをしろ』と。
薔華貴妃は皇帝の寵妃であると同時に、悪女と名高い後宮の荊姫。
そんな恐ろしい貴妃の癒花を草苺は整えることができるのか?
蛇だが育ての親である煤老師と皇帝直属である角星とともに草苺は毒蟲に挑み、花を結う。
※Web限定版
書籍とは若干異なる部分がございます。
その違いもお楽しみいただけると嬉しいです。
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-20 19:53:37
66904文字
会話率:40%
香月 彩音(こうづき あやね)と双子の弟、香月 祥護(こうづき しょうご)。
ごく平凡に高校生活を送っていた二人がある日突然、住んでいる所とは異なる世界に引き込まれる。
そこは昼だけの世界と、夜だけの世界に別れた奇妙な世界。
彩音は夜の世界
の王・氷蓮(ひれん)に引き込まれ「この世界を救って欲しい」と請われた。
彩音に続き祥護も引き込まれ、氷蓮(ひれん)の願いを断った彩音は、祥護を理不尽に奪われる。
祥護を助ける術がない彩音は、氷蓮と敵対する昼の世界の王・皓緋(こうひ)の元へ身を寄せることに。
彩音と皓緋の利害が一致し、共に氷蓮に戦いを挑む事を誓う。
だがそれはこの世界の理を壊し、戦いに関係のない人達を傷つけて行くということ。
彩音は悩み、戸惑うが、それでも祥護を取り戻すためなら、荊棘の道をも歩いてみせると決意する。
それでまた、二人で一緒に生きることが出来ると信じて―。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-20 15:10:33
241080文字
会話率:37%
「よって、あなたとの婚約は破棄する」
婚約を破棄を宣言された主人公、神鞭荊。
そんな婚約破棄の場に割り込んだ男がいた。
「そうかそうか!つまり、このときをもって、彼女はお前たちと一切の関係がなくなる、と言うことだな!なるほどなるほど」
嬉しそうに言う男は唐突に告げる。
「さあ、断罪を始めようか」
婚約破棄された令嬢と、そんな彼女を監視するヤンデレストーカーのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-13 12:00:00
5971文字
会話率:52%
【第1部 ミユと荊(いばら)の魔女】
女子高生のミユがアルバイトに応募すると、そこは異世界だった。
ミユは魔道士の女の子ギリーと剣士の男の子ブランとでパーティを組み、金銀財宝を求める冒険の旅に出るが、やがて行き着いた魔物が守る城で棘の魔
女と出会い、ミユこそがその生まれ変わりであることを知る。
【第2部 メイナグの塔】
未来のギリーが作る本を手に入れたミユは、姉のユリカを巻き込み、再び金銀財宝を求め砂漠の塔を攻略しに異世界に戻る。またもや現れた魔王をユリカが追い払うも、ミユは危うく死にかけてしまう。再起したミユは、魔王が持ち去った塔の財宝を取り戻すべく、過去へと戻るのだった。
【第3部 真実の壺】
どんな願いでも叶う壺を使って財宝を手に入れるため、ミユは魔法使いたちが闘って競い合う大会に参加する。師となった魔女のテナテナリを反則級の召喚魔法で破り優勝したミユは、壺から魔法のバケツを取り出すのだった。
この作品は「カクヨム(https://kakuyomu.jp)」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-04 16:00:00
75355文字
会話率:64%
私は目を覚ましそれを眺めた。
一輪の花が朝の木漏れ日に頭を垂れるさまを。
雨滴を振り払い太陽を見上げる。
やがて花は天に花弁を広げる。
腕を拡げるように。踊るように。
見渡せば辺りには同じように空を目指し花たちが舞う。
色とりどりの花たちが
辺りを埋めていく。
虫、鳥、獣を取り込み苗床とする。
世界の一部になる。その中心に私はいる。
私がやっている。
花で作った大きな蕾。
枝の触覚がすべて知覚できる。
実に栄養をあげよう。
夕沈みまでに。森の全てを掌握する。
美しき花。花弁は開花しかけ。
西側の枝木が悲鳴を上げた。
針で刺されたような痛み。
「1匹、2匹か」
塵芥を排除する。
毒の荊棘で虫を排除する。
飛び回って命中しない。
イライラする。
今や森のすべてが私。私となった。
この花を開花させたい。
私は他に何も望まない。
森に生きとし生ける全ての生命を栄養にして。
2匹の虫が核に近づいてくる。
何をするつもりだ。
害虫が。殺してやる。
殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す。
肥大化させた猛毒の荊棘を鞭のように撓らせる。
害虫2匹を押し潰す。
毒の穴に落とし溶かす。
漸くくたばったか。クズが。
人間の死体は栄養が豊富…だがいらない。
遠く海に投げ捨てる。
日が沈む。黄昏の空に、鳴動する新たなる生命の鼓動。
刻一刻。整った。
満月が祝福する。
桜色に夜を照らす巨大な花弁。膨大な光の渦。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-07-29 14:17:19
1122文字
会話率:11%
救えるか分からないけどやってみる三十一文字(みそひともじ)に想い込めるよ。
最終更新:2023-07-13 01:55:26
453文字
会話率:0%
中華の史書、二十四史を淡々と訳していく、
淡々史書シリーズ。
三皇五帝、夏、殷、周、春秋、戦国、
楚漢戦争、前漢まで、茫漠たる歴史が
約52万字に収められた
司馬遷の名著「史記」を
マイペースに抄訳してゆく作品です。
最終更新:2023-05-19 00:00:00
330184文字
会話率:10%
ある日訪れた謎の少女に眠りの呪いを掛けられた領主の館。何故か領主の娘だけは眠りではなく野獣化の呪いを掛けられた?!荊に閉じ込められた館の中で野獣となった娘に王子様の助けは来るのか来ないのか?!R15は夜の行為を匂わしているので念の為。
最終更新:2023-04-27 10:00:00
17762文字
会話率:26%