【第一章】 異世界で生きるミツル
異世界バルファに転生した少女ミツル・グロンダイルは、十一歳で父の死を目撃したショックから、前世の二十一歳の人格と記憶を覚醒させる。十一歳の怒りと悲しみの感情に支配された彼女は、前世で得た異能を用いて、父を
殺した魔獣を討つ。それ以来、彼女は北方の魔獣多発地域エレダンで、魔獣狩りとして生計を立てるようになる。しかし、彼女は一人ではなく、剣の中に転写されたかつての「かけがえのない大切な人」と共に生きていた。その胸にある願いを秘めて……。
【第二章】 前世回想ダイジェスト【深淵の黒鶴】編
ミツル・グロンダイルは、この世界で生まれた十一歳の「私」と、転生前の二十一歳の「私」の間で揺れ動き、自身の転生が招いた家族の悲劇に思いを馳せる。生きることを諦めていた彼女が、なぜ再び生きる道を選んだのか、その覚悟が問われる。そして、ミツルは前世の記憶を辿り、そこで異能の正体や、この異世界との密接な関係が次第に明らかになっていく。さらに、剣の中に宿るかつての大切な人との深い絆も描かれる。
無限に湧き続ける魔獣の謎や、魔獣から採取される魔石に依存した文明。ミツルの力とマウザーグレイルの存在意義、両親の過去や行方不明の母の所在。そしてミツル自身の意外な素性と過去。これらすべてが繋がるとき、バルファ世界の根幹を揺るがす真の脅威が姿を現す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 02:35:57
1440479文字
会話率:33%
【エトゥールの魔導師続編】
大陸全土を襲った大災厄は、天から巨大な星が降ってくるという前代未聞の事態だったが、後の世に「エトゥールの魔導師」と称される一団とエトゥール王の賢明な行動により、被害は最小限に抑えられたと言われる――。
そん
な災厄後の世界で、10代半ばでエトゥールの敏腕商人として名が売れている少女リルは、日々を暮らしていた。リルには、ずっと後悔していることがある。
「大災厄」とよばれる災厄の前に、自分が原因で養い親であり導師(メレ・アイフェス)であるサイラスが命を落としたことだ。
彼の持っていた5体の小さな飛竜型の精霊獣(ウールヴェ)は、あの悲劇の日からずっと眠りについたままだった。サイラスが死んで、眠りについていたはずの精霊獣が、ある日突然目覚める。
――もしかして……。
リルは精霊獣の目覚めと導師(メレ・アイフェス)達の言葉に希望を持つが、期待は見事に粉砕されることになる。
自分を溺愛していた過保護な養い親が、地上での記憶を失ってちゃらんぽらんな脳筋男として戻ってきた。しかもリルの名前さえ覚えようとしない無関心な状態だ。
サイラスの師匠であるイーレは申し訳なさそうに、混乱するリルに言った。
「ごめんなさい。……昔のサイラスってあんな感じ」
原体(オリジナル)の記憶がない複製体(クローン)は、複製体(クローン)と言えるのか?複製体(クローン)の存在証明(アイデンティティ)の定義とは?
師匠であるイーレと似た問題を抱えることになったサイラスの取る行動は?
科学の発達した世界から来た研究馬鹿な傾向がある問題児達が、異星で遭遇する事件と、それに巻き込まれ振り回される養い子の恋心の明日はどっちだ? 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 00:01:30
87233文字
会話率:52%
おい!ちょっと!ダンジョン配信とかしている場合か!
課金する前に家賃と食費を払え!
これは廃課金ヒロインに振り回される悲劇の少年の相対運命黙示録。
最終更新:2024-12-04 00:00:00
8691文字
会話率:51%
シンシアは聖女である。けれども今、聖女の任を解かれようとしている。なぜならシンシアより素晴らしい力を持ったジャスミンという名の少女が見つかったからだ。たちまちシンシアはジャスミンのスペア扱い、聖女のお役御免と相成る運命。横暴とも言える聖女交
代劇。巷でシンシアは哀れまれ、また義憤に駆られる人もいた。そしてシンシアもまた己に降りかかった悲劇を嘆き、あがこうとしていた。
「一日一時間お祈りするだけで衣食住が保証される夢の生活を手放したくない~~~!!!」
※他投稿サイトにも掲載。
※全3話、完結まで予約投稿済。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 00:00:00
4028文字
会話率:10%
愛する恋人に手ひどくフられて幸せいっぱいの結婚ドリームを粉砕された、一六歳のアンジェリア。加えて父親の事業が傾き、アンジェリアは一二も年上の、離婚歴のある男に嫁ぐことになる。最悪の状況に置かれたアンジェリアだったが、次第に自らの「悲劇のヒロ
イン」っぷりを楽しむようになって行く。恋人はとられ、父親の事業は傾き、スクールでは嘲笑に晒され、自分とは距離をとりながら不可解な行動を繰り返す夫――。そんな「悲劇のヒロイン」な日々に満足感を覚えていたアンジェリアだったが、不意に夫が日に日に憔悴して行くことに気づいてしまい……?
※他投稿サイトと重複掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-30 00:00:00
86064文字
会話率:34%
時は未来、所は宇宙……
そんな時代と場所にも過酷な労働環境に耐える者達がいる……
これは、そんなブラックまがいの企業に勤める、一見平凡な派遣社員が辿る驚異に満ちた世界のお話。
最初は太陽系。
とある事情で異文明の古代宇宙船と出会ったのが宿
命でなくて何なのか。
太陽系内でのトラブルバスターは大宇宙のトラブルバスターへと進化。
最初は主人公と宇宙ヨットの訳有り制御用人工頭脳のコンビ+超高性能の古代宇宙船。
次に、とある偶然から知り合った、この宇宙より長く生きてる精神生命体から贈られた生体端末たるメイド娘。
そして不定形生命体の一人(一体?)を仲間にした後、
もう一隻の超高性能古代宇宙船と合体し、超大型合体宇宙船の誕生!
追加分の頭脳体も仲間にし、合計6名のクルーに加え、異銀河団の異銀河にて追加クルーが参加。
そしてそして、ついに!
超銀河団も渡ることになった超大型合体宇宙船ガルガンチュアに2隻の銀河団探査船が参加して、前人未到の超科学の結晶「4隻合体版ガルガンチュア」が誕生し、クルーの数も9名に!
巨大宇宙船とクルー達が、この宇宙に存在するだろうトラブル、災害、悲劇、戦争、その全てを解決し、全ての生命体を救おうと宇宙を翔ける物語となりました。
銀河系から飛び出て、銀河団も、超銀河団すら飛び出した主人公の活躍、ご期待下さい!
この作品読んでて、
こんな作品の土台を借りたら面白いんじゃないの?
というアイデアが有りましたら最新話の読後に表示される感想欄に、お書き下さい。
できるだけアイデアは実現させてみたいと思います。
ただし、その作品世界もズバリではないことはご承知おき下さい。
(あくまで、土台を借りるだけです)この小説は2次創作ではありません。
追伸:
この作品世界はシェアワールドとしますので、フロンティアやガルガンチュアが通ってきた銀河団や超銀河団の中での話で、
「面白そうだな、僕(私)が、この続きを書きたいな」
と思われた方がいらっしゃれば、作者までご一報を。
よほどの変質した話でない限り、許可します(さすがに、性奴隷となるとか、そのあたりの続編はご勘弁を(笑))
作者は本編だけで手一杯(笑)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 22:51:03
1670300文字
会話率:28%
フランクフルト王国の辺境伯令嬢アーデルは王家からほぼ選択肢のない一方的な命令でクズな王太子デルフリと婚約を結ばされた。
アーデル自身は様々な政治的背景を理解した上で政略結婚を受け入れるも、クズは可愛げのないアーデルではなく天真爛漫な義
妹のクラーラを溺愛する。
貴族令嬢達も田舎娘が無理やり王太子妃の座を奪い取ったと勘違いし、事あるごとにアーデルを侮辱。いつしか社交界でアーデルは『悪役令嬢』と称され、義姉から虐げられるクラーラこそが王太子妃に相応しいっとささやかれ始める。
そんな四面楚歌な中でアーデルはパーティー会場内でクズから冤罪の後に婚約破棄宣言。義妹に全てを奪われるという、味方が誰一人居ない幸薄い悪役令嬢系ヒロインの悲劇っと思いきや……
蓋を開ければ、超人のようなつよつよヒロインがお義姉ちゃん大好きっ子な義妹を筆頭とした愉快な仲間達と共にクズ達をぺんぺん草一本生えないぐらい徹底的に叩き潰す蹂躙劇だった。
もっとも、現実は小説より奇とはよく言ったもの。
「アーデル!!貴様、クラーラをどこにやった!!」
「…………はぁ?」
断罪劇直前にアーデル陣営であったはずのクラーラが突如行方をくらますという、実態はヒロインの予想外な展開ばかりが続くドタバタ活劇であった。
果たして、義妹はどこに消えたのか……?
ヒロインは無事にクズ王太子達をざまぁできるのか……?
義妹の隠された真実を知ったクズが取った選択肢は……?
そして、不穏なタグだらけなざまぁの正体とは……?
そんなお話となる予定です。
残虐描写もそれなりにある上、クズの末路は『ざまぁ』なんて言葉では済まない『ざまぁを超えるざまぁ』というか……
これ以上のひどい目ってないのではと思うぐらいの『限界突破に挑戦したざまぁ』という『稀にみる酷いざまぁ』な展開となっているので、そういうのが苦手な方はご注意ください。
逆に三度の飯よりざまぁ劇が大好きなドS読者様なら……
多分、期待に添えれる……かも?
※ このお話は『いつか桜の木の下で』の約120年後の隣国が舞台です。向こうを読んでればにやりと察せられる程度の繋がりしか持たせてないので、これ単体でも十分楽しめる内容にしてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 21:44:24
270575文字
会話率:32%
※こちらラス為シリーズ・第三部になります※
8歳で前世の記憶を思い出して、乙女ゲームの世界だと気づくプライド第一王女。でも転生したプライドは、攻略対象者の悲劇の元凶で心に消えない傷をがっつり作る極悪非道最低最悪のラスボス女王だった⁉︎これ
、私死んだ方が良くない?最低過ぎない⁇
悪知恵働く頭は勉強すればすごく優秀だし、攻略対象者と戦うラスボスだから戦闘力もおかしいし、女王制の国の第一王女だから権力もあってむしろ最強!
記憶を取り戻してから、攻略対象者の悲劇を未然に防ぎ、人望と時には第一王女の権威やラスボスとしてのチート能力を駆使して、民や攻略対象者を救います。
気づけば知らず知らずの内に皆に物凄く愛されながら成長していっている悪役ラスボス女王のお話です。
話数増加の為「ラス為シリーズ」で纏め、ページを分けました。
第一部・第二部読了後にお楽しみください。
(https://ncode.syosetu.com/n0692es/)
2018/8/31 一迅社様の第一回アイリスNEOファンタジー大賞にて、恐れ多くも金賞を頂きました。皆さまのお陰です、ありがとうございます‼︎
◉◉第一部・第二部完結致しました◉◉
2023年夏よりアニメ化致しました!
⭐︎★⭐︎⭐︎★⭐︎
公式アニメHP様に書き下ろし小説を掲載させて頂きました。
https://viwer.lastame.com/bibi/?book=shokaibiyori.epub
⭐︎★⭐︎⭐︎★⭐︎
書籍第8巻発売致しました!
コミカライズも1〜3巻、TTS1巻も発売中です。
月刊コミックZERO-SUMにてコミカライズ連載中!
毎月28日発売です。
ゼロサムオンラインからもお読みできます。
(https://zerosumonline.com/detail/lastame-tts)
周年記念は毎年4月19日あたりに行う予定です。
PV数は459,000,000からざっくり引き継ぎ、次のお祝いは
PV数41,000,000くらいの頃に実施予定です。
▽▲▽▲ ▽▲▽▲ ▽▲▽▲ ▽
宜しくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 21:00:00
591485文字
会話率:23%
ラス為第一部、第二部内での特別話等を掲載しております。
あくまで「二度読み用」として纏めさせて頂きました。
こちらはあくまでコピーと貼り付けしたもので、伏線番号など後書きも省略しております。そちらは本編第一部第二部内の掲載にてご確認くださ
い。
修正なども本編の第一部第二部の方が新しいものになります。
また、傍点なども今はシステム表記のままなので、追々少しずつ修正致します。何卒ご了承願います。
※初見の方々には本編掲載の流れのままに読まれるのを推奨致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-12 09:24:31
1116869文字
会話率:24%
8歳で前世の記憶を思い出して、乙女ゲームの世界だと気づくプライド第一王女。でも転生したプライドは、攻略対象者の悲劇の元凶で心に消えない傷をがっつり作る極悪非道最低最悪のラスボス女王だった⁉︎これ、私死んだ方が良くない?最低過ぎない⁇
悪知恵
働く頭は勉強すればすごく優秀だし、攻略対象者と戦うラスボスだから戦闘力もおかしいし、女王制の国の第一王女だから権力もあってむしろ最強!
記憶を取り戻してから、攻略対象者の悲劇を未然に防ぎ、人望と時には第一王女の権威やラスボスとしてのチート能力を駆使して、民や攻略対象者を救います。
気づけば知らず知らずの内に皆に物凄く愛されながら成長していっている悪役ラスボス女王のお話です。
2018/8/31 一迅社様の第一回アイリスNEOファンタジー大賞にて、恐れ多くも金賞を頂きました。皆さまのお陰です、ありがとうございます‼︎
◉◉第一部完結致しました◉◉
第一部「666.怨恨王女は幕を上げる。」までの完結です。ありがとうございました‼︎
▲▽▲▽ ▲▽▲▽▲▽ ▲▽▲
一巻(19/06/04)に続き、二巻(20/03/03)発売致しました!宜しく御願いします。
《20/03/19》
ゼロサムオンラインにてコミカライズ連載スタート!毎月第三金曜日更新です。
コミカライズはこちらよりお読みできます。
(http://online.ichijinsha.co.jp/zerosum)
▽▲▽▲ ▽▲▽▲ ▽▲▽▲ ▽
宜しくお願い致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-11 21:00:00
9441611文字
会話率:25%
地の精霊が作ったと噂される世界屈指の巨大洞窟。その最奥を見た者は未だおらず、今なお洞窟は複雑に延び続けている。採掘される宝石を狙って命知らずの冒険者達が挑み続けるダンジョン。その実情は、たった一人の錬金術士と意地汚い精霊によって、やむにや
まれぬ理由から作られていた。
(2019.4.30 書籍化)
※カクヨム転載中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 20:50:10
849404文字
会話率:35%
『雪の刃―殺し屋の元王女さま』の前日譚、ここに登場!
遥かな昔、雪原に眠る青龍と契約を交わした一人の王女、鳳華。
彼女は雪蓮の力で人々を救おうとしたが、その祈りはやがて欲望に飲み込まれ、悲劇の幕を開ける。
祈りを紡ぐ者、裏切られた者、そ
して滅びの地に秘められた真実。
雪の眠りに宿された絆は、百年後の未来に新たな希望を託す――。
「純粋なる信念」とは何か?
青龍と鳳華が紡ぐ祈りの物語、その答えをぜひお確かめください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 20:33:25
9433文字
会話率:42%
25年の人生に幕を閉じた「久住かおり」は、前世で大好きなジャンルの「悪役」に転生したいと密かに願っていたが、いざ2度目の人生を向かえると、どん底スタートの『悲劇のヒロイン』へ転生していた!?
「神様っ! 悲劇のヒロインスタートはあまりにも
残酷ですっ……!」
必ず幸せになる未来はある…、でも初期リスが過酷な環境&孤児スタートなんて、前世の記憶がある私には無理ーーーーー!
何としてでも這い上がって、シナリオより早く幸せを掴むために、最短ルートを模索します!と意気込んだはいいものの、頼りの原作は、まさかの悲劇のヒロインをいじめ抜く「悪役令嬢」が改心する物語だから、ヒロインの幸せ最短ルートが分からないなんてアリ!?
まさかの大好きな「悪役」になれず、原作内部の架空小説『悲劇のマリア』の主人公「マリア」になってしまった、悲しき女性の成り上がりファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 20:00:00
21464文字
会話率:53%
『Legenda Septima Rex』。それは多くのオタクを魅了し、多くのカプ厨を生み出した大人気ゲームだった。
その世界に転生したカプ厨トーマ。彼は推しカプの誕生と始まりを見る為に幼馴染と共に王都『ソードリア』に向かった。
推しカ
プの片割れと出会い、推しカプが生まれる聖地を巡礼していた彼だがふとしたきっかけで主人公が抜くはずだった英雄剣を抜いてしまう。
その結果主人公が背負うべき全てを背負ってしまい、隣にいる幼馴染が本来の主人公だという事にやっと気づき……推しカプの誕生が遠のいたことに眩暈を起こした。
だが彼の悲劇は終わらず……ありとあらゆる推しカプがどこかに行き、願ったことは叶わずに、それでも尊いものを見る為に歯を食いしばるトーマはやがて気付く。
やっぱり推しカプって最高だな、と折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 19:00:00
316897文字
会話率:47%
八歳のある日、自分の病弱な前世を思い出したテリア。そして、この世界が前世の自分が好きだったRPG乙女ゲームの世界だということに気づく。
でもそのゲームの中でテリアは悪謀とチートすぎるな力で皆を苦しめ不幸にさせる邪悪な中ボスだったけど!?
ゲ
ームの自分の姿は衝撃的だけど、まだ起きていない未来のこと。それなら変えることもできるだろう!
自分が犯すことを正し、おまけに中ボスのチートにゲーム知識のチートを合わせた力で、他の悲劇まですべて防ぐと誓うテリア。
前だけを見て走る公女様と、その後を追う多くの人々が作っていく物語です。
◈◈更新サイクル◈◈
毎週月~金の五日間、18:00に更新されています。
(最初週限定、土日も更新されます)
休日は構いません。土日じゃなければ、公休日でも正常に更新します。
予定日に更新されなかった場合は、活動報告を確認してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 18:00:00
1929857文字
会話率:37%
命を失った姫は騎士に会った。
家族を失った騎士は姫に会った。
「あなたは私を幸せにしてくれますか?」
「自分の幸せも知らない者にそんなことを要求されるのですか? 悪趣味ですね」
姫は騎士の凍りついた心を溶かし、騎士は姫の傷ついた記憶を慰
める。
何の感情もなく始まった関係は、やがて世界の何よりもお互いを思う気持ちに進む。
何が邪魔をしても、仲を塞ごうとしても。この心と関係を止めないと誓って。
「約束するわ。貴方が胸を張って笑えるようにしてあげる」
「お前の幸せが俺の幸せだ。だから俺がやるべきことは一つだけ」
これは大切なものを失った二人がお互いに大切な人になっていく物語。
※カクヨムでも連載しています!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 18:20:48
227075文字
会話率:46%
何でか知らないけど転生していた。そして、貴族になっていた。教育を受けたが、貴族としては落第だったために地方の代官へと赴任する。そこで、常識が異なるために起きてしまった悲劇。魔物でも生活できるなら村を作れるだろうという意味の解らない行動により
、最終的にはこう呼ばれるようになる。北方のさらに北方、そこには魔王が住んでいると。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 17:00:00
9183文字
会話率:65%
ある事が原因で小説の世界に転生してしまった主人公
しかし転生先は自分が大好きだったとある小説の悪役 アクセル・アンドレ・レステンクールだった…!
そんな主人公はアクセルの末路を知っていた。家族は襲われ、姉は毒殺、妹は誘拐され、やがて全てが失
っていく。そんなアクセルは人間が憎くなり、後の魔王幹部になったが、周りの部下や仲間達にも裏切られ彼は孤独の中で死んでいく。
「俺は…こいつを、こいつらの家族を救いたいだけだ…それに立ち塞がるのならどんな手を使っても蹂躙してやるよ」
彼のことを救いたいと思った主人公はアクセルの家族、ヒロインを救うためありとあらゆる手を使い、救い、そして彼自信が最凶になっていく…。
これはそんな悲劇の悪役が自分の、そして大切な人たちの未来を変えるために奮闘していく話である。
また各ヒロインとの面白おかしい日常物語でもある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 13:13:11
664180文字
会話率:47%
「この物語はすべて神の芝居に過ぎない」
天地創造。森羅万象。
神に創造されし最初の人類。アダムとエヴァ。
天界の混乱。天使長ルシフェルの叛逆。
禁断の果実。悪魔の誘惑。失楽園。
そこから始まる人類の繁栄。
アダムの子孫《旧人類》とノア
の子孫《新人類》が共に織りなす未来。神に背いた《原罪》がそんな人類にもたらすのは破滅か、救済か。
それはーー神のみぞ知る。
永遠のベストセラー「聖書」の世界観を繰り広げた、神のお芝居物語ーー《神芝居》が今、始まる!
渦巻く虚偽と真実。
交わる悲劇と喜劇。
物語の結末を、どうか最後まで貴方の目で見届けてください。
ーー神の芝居が幕を下ろす時、
そこに人類の《答え》はあるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 08:26:53
633275文字
会話率:37%
森の奥深くに打ち捨てられた朽ちた神殿。そこには人食らう見るもおぞましい怪物が棲(す)んでいた。不幸にも怪物にさらわれた旅の娘。しかし、娘が持つ不思議な石の光を浴びた時、怪物は思い出した。己には心があり、かつて人間だったことを。愛する人、愛
しい我が子、憎き敵……。封じられていた記憶の欠片がまざまざと呼び起こされる。か弱い人間の女が怪物と化すに至った顛末(てんまつ)が、ここに語られる。※各種ショッキング描写有り。基本は一人称、物語終盤に三人称神視点が混ざります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 23:05:33
70453文字
会話率:36%
田舎町の宿屋の息子マックスはある日、18歳の高校生だった前世を思い出す。だがうっすらと思い出しただけで別にチートスキルに目覚めたり知識無双ができたりするわけでもなかった。むしろモブっぽいという自覚さえあるが、現状に不満はないのでちょっと残
念だと思う程度である。
しかし家業の宿屋を手伝う平和な日常は、ある日一変する。親友の祖父が悲惨な謎の死を遂げたのだ。意気消沈する親友を心配し、自分たちの手で真相を明らかにしようと発破をかけるマックスはそのまま成り行きで故郷の町を守るために壮大な歴史スペクタクルに巻き込まれることになる。
町に眠るいわくつきの遺跡、1000年以上生きているという魔女としゃべる黒猫のうわさ、王都に潜む謎の地下組織、そして明らかになるいにしえの悲劇…
特別強くもない、前世チートもない、モブっぽい宿屋の息子の自分よりも、主人公っぽい親友とかラスボスっぽい魔女とか口の悪い猫とか地下組織の少年構成員とか…とにかくキャラが濃すぎる!この世界どーなってんの!?でも自分が生きてきた町や家族は大事な場所だ。だからここまで来たら退いたりしない!
モブっぽい宿屋の息子マックスが周囲にふりまわされながらも、親友と冒険を繰り広げる成長の物語です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 22:50:28
18126文字
会話率:38%
「女王陛下、……いや、シルヴィア・ローゼンハイム。あなたを王国の大罪人として逮捕する」
ある日の夜、私は臣下の貴族によって逮捕された。臣下の一人が、私の髪の毛を掴んで窓際に連れて行く。そして、城壁の向こう側で淡く瞬く赤い光を私に見せた。
「……あれは何ですか?」
私の問い掛けに、臣下はしばらく|間《ま》を置いて答えた。
「革命の火です。王都は貴族連合軍が掌握し、残りはこの王宮を残すのみです。貴族連合軍と共に戦う民衆達が、王宮の城壁のすぐ外側まで迫っています」
「……革命?」
「今夜、ローゼンハイム王国は滅びたのです」
その逮捕から約一週間後、私は民衆の前で斬首刑となり、その躯(むくろ)は一切を残すことなく、灰になるまで焼かれた……。
◇ ◇ ◇
「シルヴィア・ローゼンハイム。汝は王国にその生涯を捧げ、鎮守の神々に忠誠を誓うか?」
……え?
私は、国王の王冠が置かれた玉座に向かって跪いている。斜め前には、背の高さほどの錫杖を持つ王国国教会の大主教が立ち、私を見下ろしていた。
──これは……、もしかして、六年前の戴冠式?
私は状況を理解できないまま、ゆっくりと後方を振り返る。すると、そこには数十人に及ぶ貴族達が整列して、私に向かって軽く頭を下げていた。
──あぁ……。あの時に戻ってきたんだ……。悲劇の始まりの日に……。
私は、玉座の背後に飾られた優しく|微笑《ほほえ》む父王、故グローヴィスの肖像画をじっと見つめる。
──お父様。私は帰ってきました。今度の人生では同じ過ちを繰り返しません。必ず、お父様から受け継いだこの国と国民を守って、立派な王になります。
「私は今ここに、第十六代ローゼンハイム王国の国王に即位したことを宣言します!」
こうして、シルヴィア・ローゼンハイムの国家再建ストーリーが始まった──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 21:41:27
268899文字
会話率:42%
「マリア。私は、君との婚約を破棄しようと思う。承諾してくれるだろうか?」
テオドール伯爵家の令嬢である私は、イシュトヴァーン公爵家のグラディスから婚約破棄を通告された。
私の目の前に、婚約を確かなものとしていた血の契約書が置かれ、事実
上、その撤回を要求される。
「……分かりました。承諾いたします」
私はグラディスの圧力に負け、彼との婚約破棄に同意した。
しかし、私には婚約破棄された心当たりがあった──。
自由に動かない両足だ。貴族学園で悲劇的な事故に遭い、私の両足はただの飾りと化していた。
公爵夫人としての仕事をまっとうにこなせない私など、不要というわけだ。
そして、私は事故に遭ってから、婚約者だけではなく友人達も失った。
……いや、仮初めの友人達が、私の下を去っていった。
「私にはもう、誰もいなくなっちゃったなぁ……」
「……マリア様。そんなことを言わないで下さい。まだ私がいます」
私の呟きに侍女のエルザが目から涙を溢れさせる。
ついには、大粒の涙を流して、子供のように泣き出してしまった。
私は、そんなエルザを見て、軽く微笑みながら優しく語り掛けた。
「エルザ。そんなに泣かないで。実は私、スッキリしてるんだ」
「……マリア様?」
「私はもう自由なの。これからは、『公爵夫人になるのに』と咎められることもないのよ?」
私は真っ青な大空に右手をグッと伸ばすと、雲をつかみ取るように手の平を握りしめる。
「私の前には、希望に満ちた無限の未来が広がってるのよ! 私は諦めない! 私はこれから、エルザと一緒にたくさんの幸せを手に入れるんだ!」
これは、全てを失った伯爵令嬢が、持ち前の明るい性格を生かして、より良い未来を求める物語です──。
※当初、短編として公開予定でしたが、あまりにも長くなってしまいましたので、九話に分割しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-06 12:51:46
52513文字
会話率:48%
ウァーテルという都市がある。かつては文明の十字路とも言われた商業の大都市。
しかしたび重なる戦乱により交通の要衝だったウァーテルは侵略の魔手を中継する謀略都市と化す。
さらには報復の連鎖・欲望の渦によって悪徳をばらまく都にまで堕ち
てしまった。
そんなウァーテルに魔術と武術の両方をふるう戦乙女たちが襲来する。異能者でありながらも人類文化の吸収を行う、誠実な混沌とも言うべきワルキューレ。
そんなカオスウァルキリーと配下の人間たちがウァーテルに対して侵略を開始する。
彼女たちは正義の味方ではないし、ましてや大神の娘などではない。
ただ己と仲間たちの利益を求めて戦い計算する。その損得勘定が悲劇を止める可能性につながることを願うばかりだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 21:00:00
1205527文字
会話率:34%
自分が何をしたいのか? どう在りたいのか? 何を為すべきなのか? そんな葛藤を胸にユーリ・クロイスは中等部卒業後、フリーディア統合連盟軍に入隊する。
この世界には、異種族と呼ばれる生物が存在し、その異種族の侵略から人々を守るためにフリ
ーディア統合連盟軍は存在している。進路について母親と喧嘩して家を飛び出したユーリだが、初めて戦場に赴き、自分が今まで何も知らずに安穏とした日常を送っていたことを痛感する。それと同時にこれまで当たり前だと思ってきたことに対する疑問も同時に浮かび上がる。
そもそも異種族とは何だ? 何故彼らと戦争をする必要があるのか? この世界の在り方は本当に正しいのか?
これは、ユーリ・クロイスという一人の少年を起点に、様々な登場人物たちの想いが交錯し、世界に大きな変革を齎していく物語。
『悲劇に満ちた残酷なこの世界で、今度こそ完全無欠の大円団を目指して――』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 20:33:16
1241401文字
会話率:41%