廣瀬雪矢は、隣の席に座る青八木雨竜という男にうんざりしていた。
モテるのも高スペックなのもどうでもいいが、雨竜への告白の手助けを手伝わされることが多く、我慢の限界がきているのである。
だから雪矢は考えた。今まで蔑ろにしていた告白の手助けだが
、全力で手伝って雨竜に彼女ができればこの苦痛も終わるのではないかと。
この物語は、そんな彼が雨竜に彼女ができるよう画策し取り組むハートフルラブコメである。
*ラブ:コメ=1:9のような作品です、気楽にお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 11:00:00
886350文字
会話率:59%
廣瀬朋矢は、小さな頃から早風千雪と一緒に過ごしていた。一緒にいるのが当たり前で、家族のように過ごしてきた2人は、ついに高校生を迎える。とはいっても生活が激変することはなく、2人はいつものように仲良く一緒に過ごす。これは、無口で無愛想ながら喜
怒哀楽がはっきりしているちーちゃんと、そんな幼なじみが大好きな朋矢とのイチャイチャ物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-16 00:00:31
24900文字
会話率:59%
*3章及び1部、完結しました。2部は整理が終わり次第、連載スタートいたします。
「第二の人生、楽しんでくださいね」
貴族のもとで生まれたレイン・クレストは、貴族のみが使用できるとされる異能力『セカンドスクエア』を学ぶ学院、アークストレア学院
へ入学する。ある目的のために細々と生活をしたかったレインだったが、友人や学校の思惑が起因し、何かと矢面に立たされてばかり。さらに、勝敗に絡む行事の際、一度でも負ければ学院を辞めなければならない。他の生徒より火力で劣るレインは、無事学院の問題を乗り越えることができるのか。レイン・クレストとしての、第二の人生が始まる。
※序盤はゆっくり進みます、気長に読んでいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-24 00:30:27
460954文字
会話率:49%
地球と瓜二つだけど未発展の星に住む15歳の女の子のソルは、一日を終えた後、翌日には立花樹という地球の15歳の少年として目覚めます。そこで普段通りの生活をし翌朝にはまたソルとして目を覚ますのです。二人は違う世界の別の人間なのに同じ人格を持つ存
在です。樹はソルの世界でソルが経験したこと自分の記憶として地球に持ち運べますし、ソルも地球で樹が体験したことを自分がしたこととして認識しています。
そんななか、ソルは生きていくにも苦労する自分の世界を地球で協力してくれる仲間たちと一緒に何とかしたいと考えていました。しかし一人ではなかなか思い通りに進みません。その矢先、ソルの家に災害によって住む場所を失った同い年の少年ユーリルがやってくるのでした。
これはソル=樹が自分と同じように二つの世界を渡り歩くことができる仲間を増やし、協力してソルの世界を発展させていくお話です。子供たちが大人の力を借りながらも自分たちの力で頑張っていきます。皆さん最後まで応援してくださいね。
なおこのお話は完結済みの『おはようから始まる国づくり』の内容を再構築したものです。前作と話の内容が異なっております。
主人公は男の子として生活した翌日には別の世界で女の子として生活しているので一応TSタグ付けてますが、男なのに女になっていくというような描写はあまりありません。生まれた時からそうなのでそんなもんだと思っています。
ノクターンにあるのはR18版なので誘導はしませんが、お読みになる場合はあらすじの注意書きをご確認ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 10:33:57
546660文字
会話率:59%
時は戦国。人間とあやかしが共存する、とある島国の北方に、奥野という国がある。
国主、狭瀬源太郎厚隆(あつたか)の末弟である剛厚(つよあつ)は、心優しく図体の大きな……人食い鬼だ。
ある日、あやかしばかりが住まう妖山(あやかしやま)に事件が
起こる。長年この地域の領主を務めていた人間一族白澤家の当主が急逝してしまい、断絶の危機に見舞われたのだ。そこで白羽の矢が立ったのが剛厚である。
性根善良、野心なし、それなのに強面で巨漢。
恐ろしげな外見ゆえに、人間の家臣はもちろんのこと、あやかしからも舐められることはない。けれども顔に似合わぬ純朴さゆえ、国主にとっては扱いやすい。
そんな残念な理由から、人食い鬼である剛厚は、白澤家の姫、雪音と夫婦になり、婿養子に入ることとなる。
食欲と愛情の間で腹の虫を鳴かせながら日々葛藤する剛厚。
一方雪音の方も、何やら事情があるようで……?
妻の肉が美味そうで美味そうで仕方がない、煮え切らない人食い鬼の剛厚(つよあつ)
×
なぜか屈強なものに目がない、したたか女子の雪音(ゆきね)
×
個性も能力も豊かな、ご近所のあやかしたち
×
そして忍び寄る、憎悪と争いの気配
化かし化かされる人間とあやかしの戦国風ファンタジー!
※約12万字
※カクヨムさん、talesさんでも公開中
※ジャンル迷子です。歴史ジャンルにしていますが、歴史上の有名人物は明確には登場しません。戦国時代風世界を舞台にした歴史ファンタジーですm(__)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 10:30:00
36414文字
会話率:50%
理不尽な理由で屋敷の別邸に軟禁されて育った侯爵令嬢コルネリア。父は義妹ばかりを可愛がるし、義妹は何かと嫌味たらしく絡んでくる。
ある日、コルネリアは敵国との政略結婚を命じられる。嫁ぎ先は格下の子爵家。しかも、領地は辺境。長女でありながら、
義妹が嫌がったせいでコルネリアにお鉢が回ってきたのだ。
それでも、長年閉じ込められていた屋敷から解放され外の世界を見てみたいコルネリアは政略結婚を了承し、敵国の辺境へと旅立つ。
そこで、コルネリアを待っていたのは、婚約者からの溺愛と、初めて感じる安らぎ、そして、正当な評価を受ける喜びだった。
やがて、実家侯爵家の領地が災害で壊滅的被害を受けたと、コルネリアに助けを求めてくるが……、知ったことではありませんわよ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 10:20:00
271484文字
会話率:42%
王国で権勢を誇る大公家の次女アデールは、母である女大公から嫌われて育った。いつか温かい家族を持つことを夢見るアデールに母が命じたのは、悪名高い辺地の子爵家への政略結婚。
わずかな希望を胸に、華やかな王都を後に北の辺境へと向かうアデールを待
っていたのは、戦乱と過去の愛憎に囚われ、すれ違いを重ねる冷徹な夫と心を閉ざした継子だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 07:20:00
116412文字
会話率:44%
結局のところ、貴族令嬢の運命など後ろ盾次第だ。
幼くしてお母様を亡くし、公爵だったお父様を12歳で亡くして5年。
わたし、公爵令嬢フェリシア・ストゥーレは、よく持ちこたえた方だと思う。
婚約者の第3王子に婚約破棄を突きつけられ、お飾り同然の
結婚をしたわたし。
嫁ぎ先から向かったのは、亡き両親の眠る辺境の地。
3年ぶりに眼鏡をかけ、大好きな本に囲まれて過ごすうちに、どうやら、わたしは夫に溺愛されているらしい。
けれど、生憎とわたしはまったく気付かない。
なぜって?
本が面白くて、それどころじゃないから!
これは、亡き両親の墓守をしながら、第2の人生を謳歌しようとした公爵令嬢の物語。
......え? 陰謀? 何か企んでるんじゃないかって?
まさか、まさか。
わたしはただ、静かに暮らしたいだけですのよ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 18:10:00
32262文字
会話率:34%
この作品にはBL・GLが出てきます。
毎日四回更新(8時・10時・14時・16時)。
総合評価4500ポイント&ブックマーク1400件こえました! ありがとうございます。
――――
買い物帰りにうっかり異世界に飛ばされた。
キャラ作
成を完了しないと動けないらしいので、とりあえずナビに従い職業を選択しようとする。
適職が「魔王」。
魔王って、勇者に討伐されるやつでは?
……大丈夫なのか自分。
三国が鼎立する異世界。
突然東の荒野に降り立った(放り出された)主人公のマオは、魔物に怯え、魔法に驚き、お風呂に入りたいと嘆きつつ、命からがら中立地帯の御山近くへ辿りつく。
魔王であることを隠しての就職に成功し、マオは帰還の手掛かりをさがす為に、この世界の最高学府である御山の下働きになることを目指す。
――――
百合とか薔薇とか咲き乱れる予定です。
夢で見た内容をほぼそのまま書きます。矛盾があっても夢なので見逃して下さい。
ブックマーク・評価・レビュー・感想待ってます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 10:00:00
7185502文字
会話率:44%
皇女ソフィアは病に伏せっている。治療がうまくすすみ、そろそろ床上げという矢先、治療のための薬をつくっていた令嬢・リョートが逮捕された。「優秀な妹に嫉妬して毒を盛った」と疑いをかけられたのだ。
©2024 弓良 十矢
最終更新:2025-06-02 13:38:35
128657文字
会話率:51%
散歩中異世界に召喚された家事手伝い・はついは、尊大な王子・アヴァランシュと出会う。アヴァランシュははついを襲ったモンスターを退けてくれた。
異世界の人間は「魔力がある為に料理ができない」という。アヴァランシュは、双子の兄のテンペストの食
事をつくらせる目的で、はついを召喚したのだ。
とりあえず厨房へ行ってみたものの、調味料は塩・砂糖・酢と酒しかない。味噌も醤油もないのに麹もないのだ。
それでも頑張って料理をしていればいつかは帰してもらえると思っていたはついだが、アヴァランシュにさらさらそんな気はなく……。
©2024 弓良 十矢
夢を書いたやつ
不定期連載
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 12:19:21
37082文字
会話率:47%
ある日川へ出かけると突如と矢を射かけられ死んだはずなのに命は助かった。
そのことに安堵するも、顔触れが微妙に知っている人たちとは違っていて
とは言え一門は一門。
当主の三郎信長の為に今日も今日とて槍働きに出るのであった。
最終更新:2025-06-07 10:00:00
334941文字
会話率:45%
タイトル=あらすじです
本来なら女性にしか現れない、聖女の証である紋章【聖女紋】が発現した限界集落住みの少年が、古いしきたりのせいで勇者の血を引く王子の花嫁候補となってしまった話です。
彼は、ほかの【聖女紋】を持つ聖女たちとともに一年、正
式な花嫁、王子の正妻となるべく試練を受けることになってしまう。
そんな矢先、王子の妹である王女が呪われてしまい、救うよう要請されたり、はたまたポーション作りのノルマを課されたりして、そこそこのんべんだらりと過ごしていく話です。
以前投稿した短編の、長めの話バージョンです。
不定期更新となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 09:55:21
16240文字
会話率:1%
タイトル=あらすじです
本来なら女性にしか現れない、聖女の証である紋章【聖女紋】が発現した限界集落住みの少年が、古いしきたりのせいで勇者の血を引く王子の花嫁候補となってしまった話です。
彼は、ほかの【聖女紋】を持つ聖女たちとともに一年、正
式な花嫁、王子の正妻となるべく試練を受けることになってしまう。
そんな矢先、王子の妹である王女が呪われてしまい、救うよう要請されてしまうのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 08:40:21
7089文字
会話率:1%
ダイエットのため、散歩が出来るペットを飼うことに決めた主人公は、ある日友達の提案で里親募集の張り紙をホームセンターに見に行く。
他のスーパーなどの休憩スペースにも提示されていることを知り、友達と一緒にハシゴをすることに。
その矢先、とある建
物の前でぴょんぴょん跳ねている毛玉を見つけ、保護するのだった。
アルファポリスでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-19 17:48:07
114613文字
会話率:23%
氷室駿矢は、いよいよ高校生になった。
許嫁の天賀原香奈葉、幼馴染の西園寺睦実とのラブコメ。
と言いたいが!
この世界の日本は、刀を使う能力者による荒神退治が日常。
トップスピードでは弾丸を上回り、各々が契約した刀でぶった切るのが一番早い
のだ。
東京の名門高校に入学するも、各地の伝承の謎を解き明かしつつ、同じ防人とも戦っていくことに……。
各地に残る伝承や、それにともなう荒神たち。
さらに、同じ防人との戦いで、駿矢に休む暇なし!?
この物語はフィクションであり、実在する人物、団体等とは一切関係ないことをご承知おきください。
また、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
※ カクヨムにも連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 09:38:20
87618文字
会話率:35%
出会いがあれば、別れもある。
伝説になった室矢重遠は、寿命で死んだ。
後を追うように、室矢家の女たちも……。
室矢カレナの黄金の日々は、終わりを告げたのだ。
呆然自失で廃墟に転がっていたら、共に重遠を愛した槇島睦月と再会!
そのまま、田
舎でスローライフをするも……。
死亡フラグにより、日本はすぐに大ピンチ!?
だけど、重遠がいないカレナは、我関せず……。
カレナと睦月は、様々な人々に振り回されつつも、全盛期の重遠を見かける。
室矢家の女たちの姿まで!?
これは、最強のカレナによる、重遠が生まれ変わるまでの暇潰し。
彼らが守ってきた、地上にいる人々の悲喜こもごも。
この物語はフィクションであり、実在する人物、団体等とは一切関係ないことをご承知おきください。
また、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
※ カクヨム、アルファポリス、ハーメルンにも連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 12:15:53
301420文字
会話率:33%
大学生になった、室矢重遠。
ワールドワイドになった彼は、名実ともに全盛期を迎えた!
モラトリアムの4年間。
何をせずとも傅かれる日々が約束された地上にいる超越者は、わずかな自由を満喫する。
彼が大事にするのは、かつての半身である『千陣重
遠』との思い出。
そして、室矢家にいる自分の嫁たち。
子供を作ることが現実になった、次世代への過渡期。
色々な理由で未来から訪れる娘たちが、思わぬ波紋をもたらす。
新たな世代と共に、新たな冒険が始まる!?
その気になれば、いつでも世界を滅ぼせる彼らは、いったい何を望み、何を成すのだろうか……。
この物語はフィクションであり、実在する人物、団体等とは一切関係ないことをご承知おきください。
また、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
※ カクヨム、アルファポリス、ハーメルンにも連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 22:10:00
171547文字
会話率:34%
この世界では、竜人や獣人、エルフやドワーフなどの亜人族と人族が共存して暮らしているの。私が住んでるぜシール王国もそう。
といっても、同じ町や王都に住んでいるだけで、居住区は別々。それは、人族と亜人族を護るために必要なことなの。
亜人族
には番が存在するからね。
昔は、平気で人族を拉致して番にしていたって話よ。怖いよね。今は、そんなことしたら法律で罰せられるから安心だけど。
でも、年に一度、合法的に拉致できる日があるの。
それが、愛の女神レシーナ様の生誕の日――
亜人族と人族の居住区の境にある中央区で行われる、神聖な儀式。
番を求める亜人族と年頃の人族が集まるの。結構な人数だよ。簡単に言えば、集団お見合いかな。選ばれれば、一生、優雅な暮らしがおくれるからね、皆気合い入りまくってる。私は興味ないけど。
この日ばかりは、食堂はお休み。これ幸いと店を大掃除していたら、ドアをノックする音が。激しくなく、普通だったから、ついドアを開けてしまった、おマヌケな私。
するとそこには、亜人族の男が片膝を付いて、私に女神が愛する白百合の花を捧げていた。
「やっと出会えた……私の運命の番。さぁ、私たちの屋敷に一緒に帰ろう」
たった六歳の少女に求婚してきたのは、狼獣人の白銀の守護者様。
その日から、選択を間違えれば即監禁というデスゲームが始まった。
なんとしても、絶対、回避するわよ!! だって、私には夢があるんだから!!
〈この作品はアルファポリスにも掲載しています〉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 09:30:07
50393文字
会話率:34%
リュミエール王国のセシル王女の秘密……それは、今、貴族令嬢たちの間で人気の恋愛小説『愛は星の彼方に』を執筆したのが、実はセシル王女本人だということ。しかし、実は恋愛経験がないセシルは、ラブシーンのリアリティに悩んでいた。
そんな矢先、自分が
降嫁するつもりだったシャルトリューズ公爵が、他の令嬢と婚約をしてしまったのを知る。もう結婚はあきらめる、その代わり小説のような恋をしてみたい! と考えたセシル。
そこで恋の相手として目をつけたのは、『夜の宮廷外務官』として令嬢達に熱く囁かれるバスチアン・フレアベリー。外交の表と裏を自在に操るという彼なら、きっと素晴らしい体験をもたらしてくれるはず! 【R15版】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 09:09:27
154623文字
会話率:24%
その日、娘はまばゆい光に包まれて消えた。
残されたのは、母の絶叫だけ――静まり返った部屋に虚しく響いていた。
娘が連れていかれた先は、異世界ラーデンリア王国。
魔物と祈り、聖女と封印の記憶が交錯する、神秘と危機が隣り合う地。
この国には
、かつて命を賭して世界を救った“聖女”の祈りによって張られた結界が存在し、長きにわたり人々の平穏を守っていた。
しかし今、その力は静かに、確かに、尽きかけている。
そして――新たな聖女として、娘は召喚された。
娘を追い、異世界へと歩み出す母。
けれど彼女もまた、かつての記憶が深い霧の中に閉ざされていた。
祈りの光に導かれ、ふたりの魂が再び交わるとき、
仕組まれた偽りと沈黙の裏に、封じられていた過去が浮かび上がる。
母は再び祈る。
愛する娘を守るために――奪われた運命を、祈りの光で取り戻すために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 08:56:22
13585文字
会話率:21%
腹切カナタこと矢田原奏汰は、
両親に虐待されて育って来た16さいの高校生。
そんな彼は同級生伊藤翔太の父親が経営する実家の伊藤自動車のガレージに呼ばれることになる。
そこで出会った車が赤い2012年式の86GTだった。
最終更新:2025-06-07 08:54:17
13729文字
会話率:12%
剣士ライン=キルトは、冒険者として名を馳せることを夢見て、血と汗と剣を捧げてきた。
幼い頃から剣を握り、パーティの中堅として名が通るようになったこの頃、ライン=キルトはようやく手応えを感じ始めていた。
……その矢先だった。
「悪い
けど、ここで終わりにしましょう、ライン。あなたには……未来がないもの」
恋人であり、仲間でもあった魔術師アイリスが、そう言い放った時、何を言われているのか理解できなかった。
「……どういう意味だ、それは」
アイリスは視線を逸らし、パーティのリーダーであるグレイが代わって口を開く。
「すまない、ライン。お前の剣の腕が信用できないわけじゃない。だが……今回、新たに加わることになった“彼”が条件を出してきたんだ」
「“彼”?」
聞き返すまでもない。今、貴族の道楽で冒険者を気取っている、あの男――リオネル=ダンバリー伯爵家の令息だ。
小手先の魔法と派手な装備を振りかざし、貧乏くさい冒険者の中でやたらと目立っていた。金とコネで危険な任務を避け、戦果だけを誇る男。
その男が言ったというのだ。「アイリスを専属魔導士にする。だが、あの“しがない剣士”とは縁を切ることが条件だ」と。
「私……選んだの。ごめんなさい、ライン」
目を伏せるアイリスの言葉に、ラインの胸は張り裂けそうになった。
何も言えず、何も聞こえず――店の扉を開け、ふらふらと外へ出た。
気がつけば、ギルドの前に立っていた。
まだ陽が高い。依頼掲示板の前に人だかりができている。
ラインは、呼吸を整えて掲示板に目をやった。これまで何度も挑んできたように――ひとりででも、やってやる。
「すみませんねえ、ラインさん。最近、伯爵家からの圧力がありまして……あなたに依頼を渡すのは、ちょっと……」
この街の冒険者ギルドでの依頼は受けられなくなっていた。
夕刻。人通りの少ない裏道。
貴族に歯向かえば、全てを失う。それが“この街”――貴族が支配する街の現実。
だが、だからこそ、ラインの中に燃え盛るものがあった。
「見ていろ、アイリス……ダンバリー……」
その時、ラインの中で何かが生まれた!それは、剣聖になる決意!
この時、剣聖ラインへの道が誕生した。
このまま終わってたまるか。
ここからラインの復讐劇が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 08:20:00
135351文字
会話率:34%
※悪役転生をした俺が、異世界転生の闇をBAN覚悟ですべて語ります。
死からの転生。その先は有名ラノベの悪役だった。
ただ……。ポジションはその悪役令息の取り巻きの一人。
モブキャラだったので、なかなか気が付かずに異世界を楽しもうとした矢先
。ようやくその事に気がつく。
そのキャラはメインの悪役の取り巻きとして、主人公に対立し、死んでいく。
俺だって死にたくない。悩んだ末俺は、メインの悪役を更生させることにする。
巻き込まれて死亡エンドとか、絶対いやだかんな!
原作主人公のチート無双。絶世の美女たち、そして、謎の……。
ラノベマニアが全力で挑む、悪役更生ファンタジー。
カクヨムでも公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 08:10:00
233392文字
会話率:44%
異世界から帰還した元勇者・冴木蒼真(さえきそうま)は、刺激欲しさにダンジョン配信を始める。
異世界での無敵スキル〈破壊不可(アンブレイカブル)〉を元の世界に引き継いでいた蒼真だったが、ただノーダメなだけで見栄えが悪く、配信者としての知名度
はゼロ。
人気のある配信者達は実力ではなく派手な技や外見だけでファンを獲得しており、蒼真はそんな〝偽者〟ばかりが評価される世界に虚しさを募らせていた。
もうダンジョン配信なんて辞めてしまおう──そう思っていた矢先、蒼真のクラスにひとりの美少女転校生が現れる。
「わたくし、魔王ですのよ」
そう自己紹介したこの玲瓏妖艶な美少女こそ、まさしく蒼真が異世界で倒した元魔王。
元魔王の彼女は風祭果凛(かざまつりかりん)と名乗り、どういうわけか蒼真の家に居候し始める。そして、とあるカップルのダンジョン配信を見て、こう言った。
「蒼真様とカップル配信がしてみたいですわ!」
果凛のこの一言で生まれた元勇者と元魔王によるダンジョン配信チャンネル『そまりんカップル』。
無敵×最強カップルによる〝本物〟の配信はネット内でたちまち大バズりし、徐々にその存在を世界へと知らしめていく。
これは、元勇者と元魔王がカップル配信者となってダンジョンを攻略していく成り上がりラブコメ配信譚──二人の未来を知るのは、視聴者(読者)のみ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 08:10:00
97338文字
会話率:41%
僕が先に好きだったのに……っ!
矢沢比呂には幼い頃からずっと想いを寄せていた可愛い幼馴染がいた。しかし、ある日彼女が告白されている現場を目撃してしまい、間接的に失恋してしまう。しかも幼馴染に秘密は不要とばかりに、わざわざ恋人ができた宣言ま
でされてしまうのであった。
表には出さないものの、比呂はずっと好きだった幼馴染を取られてしまったショックで、美少女への反応が鈍くなってしまった。
そんな比呂の様子に気づいたのは、学校一可愛い女子と名高い松雪綾乃だった。心配から始まった関係は、少しずつ深くなっていく。
さらに幼馴染と顔を合わせたくなかった比呂が行動を変えた結果、後輩の銀髪長身美少女である城戸紬とも仲良くなっていくのだった。
「松雪さんって、男を騙す悪女なんだってさ」
「城戸って自分の父親を半殺しにした、やべえ女なんだよ」
そんな中、二人の悪い噂を耳にする比呂。
敗北から始まる青春ラブコメが、陰キャ男子に襲い来るのであった。
※この作品はカクヨムなどでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 07:38:53
132346文字
会話率:41%
金糸のような髪に琥珀の瞳。
私の人生に影響した出来事は数多いけれど、彼との出会いは最悪だったと胸を張って言える。
そう。あれはまだ私がいたいけな少女だった頃――去った戦争で母国を失った私は、七年弱という長いサバイバル生活を経て家族ともど
も悪徳宗教にまんまと騙された挙句、なんの因果か人売りに攫われて競売にかけられる一歩手前まで追い詰められていたのだった――! (1章回想)
奴隷!? 好きでなりたい訳ないでしょうが! 何が何でもこの会場をぶっつぶ……いえ、抜け出して自由になってやる! ……って、意気込んだ矢先に私を窮地に追い込んだのが、例の彼だったっていう訳なのよ。
え? そんな事どうでもいいとして、どうして母国を滅ぼした国に素知らぬ顔で住み着いているのかって?
……どうしてでしょうねぇ? (にやり)
強欲なる勇者の書。
紫目の少女と強欲な針鼠が辿った後悔と希望の記録。
これは、勇者がいなくなった世界のお話だ。
素直じゃない少年少女が真っ直ぐ前を向く為の旅路だ。
失くした記憶と、過去の贖罪と、未来の因縁と。全てをない交ぜにしてページは進む。
そして、私を知っている彼の事を――私は、知らない。
1章:彼と私の最悪な馴れ初め
2章:浮島での就職活動
3章:浮島生活と白魔術士
4章:(いま、書いてるよ。)
※1 4章の公開について、詳しくは活動報告にて。評価・感想・誤字報告なども歓迎していますので、よければ「ぽちっ★」とお願いします。
※2 「カクヨム」「ノベルアップ+」でも投稿中。
※3 1章と2章の話数調整を行いましたが、内容に大きな変更はありません(2020.9.17.)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 07:10:00
1660890文字
会話率:38%
高校一年生、五月。学級委員長の美咲は、雨を眺めながら初恋の記憶を思い返していた。中学時代の元恋人・幸大とは同じ高校ながら全く関わりがなかった。もう話すことはないと思っていた矢先、幸大が熱心に部活に励む姿を目にしてしまう。再び湧き上がってく
る恋心。しかし、美咲は幸大と両想いにはなれないと、そしてその理由を、理解していた。
一方、人気者の涼太は、小学生の頃の初恋の相手・美咲が同じ高校に入学していたことを知る。涼太は美咲と、雨の日は一緒に帰るという約束をし、心を弾ませた。美咲と会うたび、話すたび、どんどん彼女に惹かれていく。そんな中、ひょんなことから仲良くなったのは変わり者の男子・幸大だった。また、美咲、幸大の中学の同級生・紗月との出会いにより、美咲との距離感に変化が起きて……
誰かを好きになって、両想いになって、結ばれること。それはある人にとっては簡単で、ある人にとってはとても難しいこと。これはその後者である者たちの、「好き」ともがきを描いた物語である。
※以前投稿していた「陽だまりと五月雨」の改訂版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 07:00:00
61388文字
会話率:49%
✿❀✿❀✿
乙女ゲームが好きな高校生、東雲 白兎。BLが好きな腐男子、七瀬 海璃。ふたりは幼稚園からの幼馴染だ。
ある日、白兎は乙女ゲーム好きが集まるサイトで、『渚』という人物と仲良くなり、それ以来、お互いに好きな乙女ゲームについてチャ
ットで語り合うようになる。そんな中、渚が関わって作ったという、配信前のフリー乙女ゲーム、「白戀華~運命の恋~」のテストプレイをして欲しいとのお誘いが!
すべてのルートをプレイ後に感想メールを送ると、後日返信が届いた。そこには渚が感想の御礼と共に、本来作りたかったルートである、「隠しルート」のファイルが添付されており、そのゲームへの強い想いも一緒に綴られていた。
いざ! とパソコンでプレイしようとした矢先、幼馴染から電話がかかってくる。ゲーム画面を閉じて待ち合わせ場所である駅前のカフェへと急ぐ。
しかし、カフェの窓越しに見てしまった光景に、白兎は思わず目を疑った。窓際のカウンターに仲良く並んでいるふたり。それは、片思いの相手である海璃と、可愛らしい年上の女性の姿。目が合った瞬間、気付いたらダッシュでその場から逃げ出してしまった。
夏の太陽の下、白兎は体力の限界を感じて足を止める。油断したのも束の間、まさか海璃が自分を追いかけて来ているとは夢にも思わなかった。しかもあの年上の女性も遅れてやって来て、なにか勘違いをしてない? とふたりに問いかける。
そんな中、三人の方に暴走車が突っ込んできて····。
気付いたら三人は、乙女ゲーム「白戀華~運命の恋~」の中に転生していた!
しかし、事はそれだけでは終わらない。
白兎は目の前に現れた選択肢を選んだことで、隠しルートに突入してしまう。三人はお互いに転生していることを知らないまま、それぞれの役をこなしてイベントをクリアしていく。
また転生直後から、自分だけに見える緑色の透明な画面と、機械音声の個性的なナビゲーターたちの声が聞こえるように。
頼れる相棒たち(機械音声)と共に改変された物語を攻略していく、愛と笑いの中華BLファンタジー。
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※この物語はBL要素があります。苦手な方は注意して下さい。
※2/21よりムーンライトノベルズさん、アルファポリスさん、ネオページさんにて【完全版】を公開しております。fujossyさんでも順次公開予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 07:00:00
151616文字
会話率:31%
https://ncode.syosetu.com/n9267dt/
「異世界行ってもチーム・グリフォン!」の後日譚となります
高速戦艦シルバーグリフォンごと異世界に召喚されてしまった、銀河連合警察A級捜査官チーム・グリフォン。異世界行っ
ても、三面六臂の大活躍。色々やらかした上に、最後は「邪神」を滅ぼして世界を救いました。その後、元の世界に戻ろうとしたところからの話となります。
※基本的には前作の続きとなるので、前作を読まれた方が楽しめると思います折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 03:18:58
290524文字
会話率:39%
「異世界行ってもチーム・グリフォン!」第一部完了記念?のこぼれ話を少々
大したことは書いてないかもしれませんw
最終更新:2023-01-28 00:00:00
8681文字
会話率:0%
高速戦艦シルバーグリフォンで宇宙をまたにかける、銀河連合警察A級捜査官チーム・グリフォン。何かに呼ばれたかと思ったら、シルバーグリフォンごと異世界に飛ばされてしまう。
着いた世界は剣と魔法のファンタジー世界。ゲームでも何でもない現実らしい。
シルバーグリフォンが動けない以上、しばらくこの世界に厄介になることになったが、いつものように多種多様のトラブルに巻き込まれることに。魔法なんか使ったことないチーム・グリフォンの面々だが、自重なんてどこへ行った? ハイパーテクノロジーがファンタジー世界に炸裂する!
……けど、あたしは平平凡凡に過ごしたいんですがー
ちなみに拙作の「銀河連合警察A級捜査官チーム・グリフォン」のスピンオフというか、パラレルワールド扱いとなります。まぁ実際別世界ですが。
登場キャラは基本的に一緒。スピンオフだからって性格とかが変わる予定もありません。とはいえ、お互い干渉する作品ではない……と思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-14 00:00:00
1411958文字
会話率:41%