東京の都心にある大正時代創立の帝東京医師大学、その大学には実しやかにささやかれている噂があった。20年に一度、人が死ぬ。そして、校舎の地下には遺体が埋まっていると言う噂があった。ポルターガイストの噂が絶えない大学で、刃物の刺さった血まみれの
医師が発見された。他殺か自殺か、その事件に連なるように過去に失踪した女医の白骨化遺体が発見される。大学所属研究員の桜井は、ストレッチャーで運ばれていく血まみれの医師を目撃してしまう……。大学の噂に色めき立つオカルト研の学生に、桜井は振り回されながらも事件の真相を知ることになる。今再び、錆びついていた歯車が動き出す。
※温めのミステリーホラーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 23:13:50
105988文字
会話率:42%
貸し屋を職業とする吾妻屋粳は他人に貸しをそれを返させることで生活をしている。そんな吾妻屋の元に舞い込んでくる貸しはたいてい猫探し、近所の個人店での一日スタッフと人一人が生活するには厳しいものばかりのはずだ。十年来の親友で養護施設を出たばかり
に大学生古州桐子はそんな吾妻屋の仕事に巻き込まれながらも吾妻屋の貸し屋の仕事に強引ながらも手伝っている日々。
ある日受けた猫探しの依頼で二人は猫ではなく白骨死体を発見してしまう。そして、吾妻屋は古州に昔借りた借りを今返すと奔走しだして──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 18:00:00
16986文字
会話率:36%
吾輩は《動く白骨(スケルトン)》である。名前はまだない……。「お前は9番目だから『ノノ』な」。あ、いまダンジョンマスターから安直な名前が付けられました。ということで吾輩の名は『ノノ』です。今後ともよろしく。「……なんか妙なスケルトンだな。鑑
定は……『特殊個体』? 先天スキル『自己再生&自己修復(小)』ねえ。レアな『特殊個体』は儲けものだが、最弱のスケルトンではなぁ。スキルともどもマシな程度だな」ということで、ダンジョンの第一層の衛兵となった吾輩。定期的にやってくる冒険者たちと戦ったりして、徐々にレベルを上げていたのですが、そんなある日、ついにやってきました、魔王を倒す旅の途中の『勇者』御一行様。なんで来るんだ、こんな十把一絡げのダンジョンに!? 当然、鎧袖一触の同僚(?)をよそに、仲間の《スケルトン・ナイト》セストを相棒に、ノノの生き残り(?)をかけた逃亡が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 22:36:07
77263文字
会話率:34%
ランピーチ・コーザ。
名前でわかるだろう、小悪党だ。
『パウダーオブエレメント』と呼ばれるオープンワールドゲーム。そこで出てくるよくあるちょい役。主人公に倒されたり、モンスターの凶悪さをプレイヤーに感じさせるべく、襲われたりする役である。
しかも自動生成式クエストのため、運営会社が手を抜いて、あらゆるクエストに絡む万能ぶり。
常に死亡フラグが立っている男である。
探索者ギルドで主人公に絡む役から、白骨死体となってモンスターの巣に転がる役まで。
またランピーチだよと、プレイヤーにちょいネタでからかわれる存在。
なぜか俺はそのランピーチ・コーザになっていた。
トラックに轢かれたわけでもない、過労死で倒れたわけでもない。休日に顔を洗っていただけなのにっ!
なにがどうなっているかはわからないが、とりあえず小悪党となりますか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-16 19:00:00
939979文字
会話率:50%
太平洋戦争末期、窮地に追いやられた帝国陸軍は、行き詰った戦局を打開すべく、無謀としか思えない一発逆転の作戦に着手する。
最終更新:2024-09-05 07:00:00
59326文字
会話率:50%
脱MR探偵の空木健介の前職の勤務地だった北海道から、仕事の依頼があった。それは二年前、ススキノでラウンジを経営していた最中に、突然行方が分からなくなった姉の調査の依頼だった。その依頼者は妹の山岡清美という聾者だった。
調査の初めの仕事は、東
京に転勤して来た製薬会社の部長、町村を訪ね、美夏の行方の手掛かりを調べることだったが、成果は無く、空木は札幌へ飛ぶ。
道東の斜里岳山麓で発見された白骨死体。姉の美夏の残したノートから浮かび上がるイニシャル。改めて空木と、妹の清美の調査が始まる。
そんな中、東京小金井市のショッピングセンターで男性が転落死する。死亡した男性は、空木が最初に面会した製薬会社の部長、町村だった。警察は当初、自殺と見るが、空木の話に他殺を疑い始める。
ススキノの美夏の経営するラウンジの常連客だった町村の死と、美夏の行方不明は繋がるのか、空木は再び北海道へ飛ぶ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-22 15:08:16
141864文字
会話率:44%
夏の山で遭難した高校生の男女三人(プライド高め系猫かぶり女子×純粋おバカ系ウサギ萌え男子×白骨遺体NG系高所恐怖症女子)は、動く気力もなく、崖の上で救助隊が来るのを夜になっても待っていた。
そんなとき、本来三人が行くはずだった花火大会の花火
が闇の中から打ちあがり……。
彼らのアオハルは動き出す、遭難花火によって――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 11:31:52
2188文字
会話率:25%
勇者の仲間の一人である女性僧侶に恋した村人A。
不幸にも村ごと焼き払われ白骨屍になってしまった。
月日は流れ、廃墟の村にも春がやってきた。
屍の村人に花を手向ける老僧侶。
村人Aの骨に供養の心が魂の告白をするも玉砕。
初恋の相手は
俗物老僧侶になっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 16:12:19
6576文字
会話率:40%
FBI捜査官だった姫宮麻美は、突如として姿を消した相棒の神蔵久宗を追い、謎の機関であるUCIA日本支部へと転属する。
世界的に密かに発生している白骨化事件。その事件の背後には、ユメミサマと呼ばれる都市伝説の影があった。
女性の夢の中に
現れ、願いを叶える魔法のアクセサリーを授ける魔女。
だがその正体は、絶対的な力でこの世の善悪のバランスを保つ現代の魔術師(AW=アスファルティックウィザード)だった。
混迷を極め、崩壊へと進みゆく現代の中で、審判(ジャッジメント)と名乗るAWから”AWと成り共に世界を正す”ことを持ちかけられる姫宮。仲間が倒れていく中、絶体絶命の状況で現れたアルサード教会の救世主と呼ばれる女性。そしてなんとか一命を取り留める。
審判の言葉に、己の正義が揺らぎ始める姫宮……
アルサード教会、そして公安警察第七課と共に、事件は更なる方向へと発展していく……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-20 18:30:00
134753文字
会話率:46%
【約5分で読めるホラー小説】
私は十年前から探偵をしている。探偵として働き始めた頃、柘榴(ザクロ)の木が植えられている住宅があった。その柘榴が裂けることを楽しみに仕事へ向かっていた。数年後、久しぶりに柘榴の木が植えられている住居の近くへ向か
った。話を聞くと、その住居の住人が亡くなっていたことが分かった。ある日、私の探偵事務所に顔見知りの刑事、佐藤がやってきた。あの柘榴のある庭から白骨遺体が見つかったと。果たして犯人は誰なのか。なぜあそこに柘榴が植えられているのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-09 16:11:21
2654文字
会話率:42%
完璧な令嬢であれとヴェルセット公爵家令嬢クラリッサは期待を一身に受けて育ったが、婚約相手のイアムス王国デルバート王子はそんなクラリッサを嫌っていた。挙げ句の果てに、隣国の皇女を巻き込んで婚約破棄事件まで起こしてしまう。長年の王子からの嫌がら
せに、ついにクラリッサは心が折れて行方不明に——そして約十二年後、王城の古井戸でその白骨遺体が発見されたのだった。
一方、隣国の法医学者エルネスト・クロードはロロベスキ侯爵夫人ことマダム・マーガリーの要請でイアムス王国にやってきて、白骨死体のスケッチを見てクラリッサではないと看破する。クラリッサは行方不明になって、どこへ消えた? 今はどこにいる? 本当に死んだのか? イアムス王国の人々が彼女を惜しみ、探そうとしている中、クロードは情報収集を進めていくうちに重要参考人たちと話をして——?
※この作品は他小説投稿サイトでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 17:00:00
73300文字
会話率:38%
崖から落ちで死に、白骨化していた悪役令嬢のソランジュは、『悪役霊嬢』>となりて、ふわりふわり夜空を飛ぶ。
向かうは政敵なのに婚約関係にあったディオンの下。
どうしても彼に伝えたいことがあるソランジュは、幽霊が出来ることを探っていく。
そう
して、小夜時雨に二人の想いは重なり――――。
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閲覧ありがとうございます!
ブクマや評価などしていただけますと、励みになりますですます。あと、笛路が小躍りしますですヽ(=´▽`=)ノ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 07:10:00
6057文字
会話率:19%
自分を倒すものを待ち望む魔王。しかし、玉座に座り続けると痔になる?と城の外へ。外で出会った人間は‘勇者’だった。彼には彼の事情があり…
という話です。
最終更新:2024-03-18 09:00:00
1610文字
会話率:54%
ある男の白骨化した遺体が見つかった。
三崎は後輩の葉山と共に、遺体の東堂雅俊の息子である鳴海の元を訪ねる。
そこには鳴海と、小説家の日浦葵という女性が住んでいた。
最終更新:2024-02-07 19:22:43
351文字
会話率:10%
現代日本に、異変?
思春期に異世界キャラ属性を覚醒させる少年少女が各地で出現する。
魔王はたまたゴブリン等の異世界風な容姿と、
各キャラ属性に応じた特殊能力を持つ奇妙な異端児――、
まるで異世界から転生してきたみたいなティー
ンエイジャー。
人呼んで、
転生徒。
本編主人公の少年・毛治谷一は、交通事故から命がけで人を救う際「死にたくない」と心底願ったのをきっかけに、なぜか、死してなお動く雑魚アンデッド――《亡者》属性の転生徒となってしまう。
陰気すぎる外見(白骨化した髪・腐った目・痛みを感じぬ骨と皮ばかりの体)にめげず、彼は普通の青春を夢見て高校へ進学。
ところがそこで、おでこに《勇》の紋章を持つ、聖剣使いの《勇者》属性少女・維瀬飼ユーシヤと出会う。
彼女から転生徒会に誘われ、転生徒の仲間を得るも、毛治谷は勇敢無謀なユーシヤに付き合わされるうち、期せずして彼女の宿命を知り、世界の存亡をかけた騒動に巻き込まれていく。
これは、亡者になった少年と、勇者に生まれついた少女の邂逅からはじまる、
新世代《異セカイ系》ストーリー。
「君が転んでしまったことはどうだっていい。立ちあがるなら、その限りではないが」
I am not concerned that you have fallen. I am concerned that you arise.
――エイブラハム・リンカーン 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-08 08:01:03
101222文字
会話率:23%
ベンチャー企業でサービス残業に精を出していた川瀬公昭――俺は、ある晩突然、異世界へ召喚される。
俺の命を救ってくれたロリ系美少女双子姉妹は、俺に、一つ屋根の下で自給自足スローライフをするように勧める。
姉妹との生活を通じて、生きて
いくこと自体の楽しさを知った俺だったが、心穏やかではいられない事態が次々と起きて……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-06 21:48:26
28349文字
会話率:38%
――『魔法使い事件』。
そう世間で呼ばれている事件を捜査している伊藤瑠依巡査は、容疑者を追跡中、彼と共に白い光に巻き込まれた。
気付くとそこは動く白骨遺体(スケルトン)達が蠢く廃神殿。命からがら逃げ出して近くの村へ行けば盗賊団が暴れている。
知らない世界に来てしまった瑠依巡査は、無事容疑者を確保して、元の世界に戻れるのか。
異世界冒険刑事モノ(2時間サスペンス系)、ここに開幕!
※「カクヨム」にも投稿しています。
※10年ほど前に「小説家になろう」でエタった同名小説のリメイクとなります。同じ名前等出てきますが、内容・状況は異なりますこと、ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-23 05:00:00
65237文字
会話率:41%
監察医である僕は、とある白骨死体を鑑定する事になる。だが、その死体の発見のされ方が尋常ではなく……。
最終更新:2023-09-21 19:00:00
1527文字
会話率:39%
侯爵家令嬢のアイリーンは、誰からも愛されていない。
自分を愛してくれた母親は、アイリーンが八歳の時に死んでしまった。
元々母親は身体が弱かったのだが、その年に流行った風邪を拗らせてあまりにも呆気なく、
この世を去ってしまった。
母親が死去
して一年も経たずに父親が再婚した。
アイリーンより一歳上の連れ子をつれて。
父親曰く学生時代親睦があった友人の妻でその人が無くなってしまい、
お互いに似た境遇ゆえにいつしかお互いに愛し愛されるなかになったらしい。
それからのアイリーンの過酷な生活が始まった......
大好きだった母親の残してくれた侯爵家を守る為に必死に頑張った来た。
子供らしく遊ぶ事も出来ず、睡眠時間も削って。
やつれた骨の様な身体、窪んで目の下に濃いくまが出来ている顔立ち、
美しかった銀髪は艶を無くしボサボサで白髪の様だ。
白骨令嬢、それが同世代で噂される私のあだ名だ。
もう限界だ。
そう遠くない未来、心が死ぬか身体が死ぬかのどちらかだろう。
義母も義妹もそれを望んでいる、血の繋がった父親は自分には全く興味を持っていない。
心が壊れたアイリーンは、愛に固執し学園生活で悪役白骨令嬢と呼ばれて、
破滅する未来が待っていた。
だが、彼女を見守る存在がそれを許さなかった。
アイリーンが十四歳の時に父親が高熱で倒れた。
そこから大きくアイリーンの未来は変わるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-04 12:00:00
38226文字
会話率:27%
作家、蒼翅碧花が同居人ともども雲隠れしてから数か月。ある冬の朝、彼は自宅の庭で変わり果てた姿で見つかった。その傍らには一体の白骨死体が土から上半身を出している。一体この家で何があったのか?
おぞましくも悲しい二人の最期を紐解く、和風怪奇BL
譚。
***
登場人物
・蒼翅碧花(あおばね へきか)※攻め
作家。酒と美男美女が好きな遊び人。
・北村瑤(きたむら よう)※受け
蒼翅碧花の同居人。近くの喫茶でボーイとして働く青年。
・小暮(こぐれ)
この作品の語り手でもある、蒼翅碧花の友人。
※他サイトにて連載、完結しているものの転載になります。カクヨムとノベルアップ+に同じ内容のもの、アルファポリスにR18版を掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-26 10:54:53
33037文字
会話率:36%