護符魔法が発達し、魔獣が跳梁跋扈するユーパン大陸には、いにしえからの言い伝えがある。曰く、「汝、身体もしくは心が病いに侵されし時、十字の印刻まれし白亜の建物を見るであろう。ただし、それは汝が生涯に一度きりなり」人間、エルフ、ドワーフ、イーブ
ルエルフ、獣人族、リザードマンなど、あらゆる種族の者たちはこの伝説を信じ、病魔に蝕まれた者は、その出現をこいねがった。その建物を実際に訪れたことのある者は、そこを次のように呼んだ。「本多医院」と……。
これは、次元の狭間に出現する本多医院に来院した、数々の患者たちの記録の物語である。
いわゆる異世界+職業もので、おちゃらけた医師と無機質ナースが異世界からのお客様の相手をします。
大体六回前後(一万字とちょっと程度)で一つの話が完結しますが、例外的に長いのや短いのもありますのでご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 22:00:00
766204文字
会話率:56%
社会人一年生の綾瀬光(あやせひかる)は、半年前から不眠症に悩んでいた。会社の産業医から紹介されたのは、名前から怪しい「クリニックペガサス」。そこにいたのは、王子様みたいなイケメン医師、天宮翔(あまみやかける)だった。
ラブコメ風味のシリア
スをミステリーを絡めて送る、欲張りなストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 20:15:26
12050文字
会話率:45%
人を安楽死に追いやる、天使ウイルスが蔓延した世界――
天使ウイルスは、人の精神を侵し、特異的に人間の身体を天使へと変えてしまう。その奇妙な病気は『天使病』と名付けられた。
そんな『天使病』を治せるのは、人の精神に潜り込める特殊な能力を持
った≪対天使専門医師≫と呼ばれる者たちだけで――……
ヒーローに憧れる少年・有栖ツバサはある日、天使になったばかりの記憶を無くした少年と出会う。
何の力も持たないツバサは、『天使病』を治療することができる≪対天使専門医師≫に憧れているのだ夢を語る。
そんな二人の元に、『天使病』を煩った母親を持つ少女が現われ、天使の少年の力を借りることで『天使病』の患者の精神世界に入り込むことに。
しかし、精神世界本物の≪対天使専門医師≫ではないツバサは為す術なく、天使の一方的な攻撃を受け続ける。それでも、諦めず戦おうとするツバサに天使の少年は何故戦うのか問う。ツバサは、自分もかつて、母親が『天使病』によって亡くなった、天使を恨んでいる人間だと告白する。
「例え、『天使病』にかかったヤツが、死にたいっていったとしても、周りの『生きて欲しい』って願うヤツの思いを叶えるヒーローに俺はなりたいッ!」
そんな、復讐者ともいえるツバサに心を打たれた気怠げ天使のは重い腰を上げる。力を貸すべく、天使の少年はツバサに手を差し伸べた。すると、彼の手を掴んだ瞬間、少年の身体は大きな剣の形に変化して――?
◇第1部完結まで、毎日18:30ごろ更新予定
◇この作品はフィクションです。実在する人物・団体・事件等とは、一切関係ありません
◇残酷な描写を含みます。苦手な方はご注意下さい
◇本作品は、自殺というワードを含みますが、自殺、自傷行為等を助長・擁護目的はありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 18:30:00
32237文字
会話率:65%
「そなたは《毒》か、それとも《薬》か」
皇姫であった慧玲(フェイリン)は先帝の罪により死刑を命じられた。
渾沌の帝と称され、帝国全土に毒をまき散らした凶悪なる帝……その姑娘。だが彼女は薬師の一族・白澤の叡智を修得していた。
慧玲は皇帝
の問いにこういった。
「私は、如何なる《毒》をも絶ちて《薬》と致しましょう」
帝国・剋は先帝の悪政によって《天毒地毒》の禍に苛まれていた。
地毒は人を蝕み、《毒疫》という奇しき病をひき起こす。
鱗に蝕まれた妃妾。脚から梅の咲きこぼれる舞姫。毒疫は如何なる医師にも癒すことができない。ただひとり、後宮にいる食医の姑娘を除いては。
「あなたはいったい」
「ただの食医でございます」
処刑を一時取りさげられた慧玲は身分を捨て、後宮の食医となった。妃嬪たちから渾沌の姑娘と謗られ、疎まれながらも典医が匙を投げた患者たちをたちどころに解毒していく。
最高に美味しい《毒》を患者に飲ませることで。
「毒は、毒を制すものですよ」「口に旨き毒は《妙薬》となるものです」
それは償いか。それとも復讐への階か。
慧玲のもとに現れた麗しき風水師。彼は不敵な微笑を湛えて、慧玲に囁きかける。
「貴女の死を望むものがいる。その敏さはいつか、貴女の身を滅ぼすよ。緩やかにまわる毒みたいにね」
彼は果たして敵か、味方か。逢うべきではなかったふたりの袖が振りあうとき、国の運命が動きだす。
・ ライト文芸寄りの後宮お仕事ものです。
恋愛はするかどうか謎ですが、異性バディ(イケメン)はいます。
・ こちらの小説は《カクヨム》にも掲載(同時に連載)致しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 17:50:45
330180文字
会話率:38%
『月の末裔』次世代の物語。『Darkness~やがてキュウになる』の、形を変えた続編でもある。
(この作品だけでもお読みいただけます)
太古の息吹が未だに残る町・小波(オナミ)。
そこで生まれ育った結木さくやは、不思議と隣り合うようにして
育ってきた。
彼女自身も不思議と深く関わる能力があるが、反面、そのせいで苦労もしている。
思春期を迎えた頃、彼女は不思議な夢を見るようになる。伴侶となる男性と、共有しているであろう夢。
これも彼女の血に潜む能力のひとつであった。
小波から遠く離れた地に、『Darkness』と呼ばれている不浄のモノを、師匠である能力者と共に浄化した少年がいた。
彼は成長後、医師になるが、研修医時代に関わった患者に一方的に恋をされ、ストーキングの果てに刺されるという事件が起こる。
心身ともに疲弊した彼は、ひょんなことから小波の町でしばらく静養することに。
そこで、彼の運命が変わる出会いがあるとも知らずに……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 10:40:59
122258文字
会話率:24%
人に咬みつく「吸血鬼」が現実の存在になった世界。
吸血鬼たちは「吸血症候群の患者」として社会に定着しようとしていた。
古い神社の家に生まれた月華夜は、生まれつき吸血鬼に対抗する特別な能力を持っているが、自分から積極的に吸血鬼退治をすること
には抵抗感を持っていた。
吸血鬼とは言え、誰かを殺めるのは恐ろしい。
15歳の時、母親を吸血鬼に殺され、月華夜は自分の能力と、吸血鬼のいる社会に向き合うようになる。
母とは離婚していた父親に引き取られ、国際学校に通うようになったことで、より多くの吸血鬼がいる環境に入ったこともあり、月華夜は吸血鬼退治人として生きる覚悟を決める。
その学校は、月華夜の父親「ラザロ」が30年前に当時の恋人を殺された場所でもあった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 09:45:01
97429文字
会話率:37%
現代の眼科で働いていた主人公・神兵(かんぺい)タケル。ある日の仕事帰り、謎の男に襲撃されたところを患者である少女、アイナに助けられて異世界へ転送される。アイナは異世界に存在する特殊な眼、魔眼を安全に利用することができる『魔眼レンズ』の開発を
しており、タケルはその手伝いをすることになり……
異世界×魔眼×コンタクトレンズなファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 07:20:00
28296文字
会話率:58%
点滴で生命を維持しているガン末期患者の織田雄治は、死が目前に迫り、オーラを見て相手の感情や過去を知ることができるようになった。また使えるようになった念動力で、身体から霊体を離脱させることに成功する。霊体になると、憑依した相手に行動を誘導し
たり、空中を自由に飛べることができた。さらに過去に行けることがわかると、バブル以前からの地価の動向や株式市場のデータを霊体意識に記録させ過去に飛んだ。そして中学2年生の自分の魂と融合させることに成功する。バブル相場から現代の仮想通貨の暴騰相場を現代知識を利用して巨万の富を得る成り上がりストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 00:35:14
72815文字
会話率:46%
氷の女神症候群《スカジシンドローム》――空気中に含まれる毒を吸うことで罹患する氷の病。症状は下がり続ける体温と寒気、それから外気の寒さへの耐性。患者の体温は日に日に下がり続けるが、たとえ普通の人間が生きられない体温を下回っても死ぬことはない
。
氷の女神症候群の患者が命を落とすのは、病の進行と共に体温が零度まで下がった時。完全に熱を失った肉体はみるみる凍りつき、最期の吐息と共に透明な氷へと変わる。
主人公のイヒカは隊商《キャラバン》で働きながら各地を回っていた。彼が所属するのは氷の女神症候群の治療薬と、その材料を扱う数少ない隊商。
治療薬はその希少性ゆえに高額となり、それを運ぶ隊商は頻繁に襲われる。
しかし隊商が止まることはない。自分達がやめれば同じ病で助かる者がいなくなる――かつて氷の病に侵された者としての責任と、過去への懺悔。
イヒカを始めとする氷に呪われた者達の、出会いと別れの物語。
■□第一章は毎日1話更新□■
※1章15万字前後、全6章予定。
※カクヨムにて公開している以下短編の長編版です。(内容的には本作の第一章終盤になります)
『白銀テイルフィリア』
https://kakuyomu.jp/works/16817330647686642456
※主人公達が正論っぽいことを言いますが、読み返した時に「どの口で言ってるの?」となる内容を目指してます。
※主要キャラが全員生き残ることは保証しておりません。苦手な方はお気を付けください。
※誤字脱字・日本語間違いの指摘はありがたいですが、それ以外に関してはこちらからお願いしない限り不要です。
©2023- 新菜いに折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 09:18:16
716451文字
会話率:57%
好きなアニメの聖地に通っていた普通女子、小川。そんな小川に声をかけてきた美形、高橋。
不眠症の高橋の要望に沿って、小川は抱き枕となった。
一方小川の職場病院では退院した患者の荷物が残っていて…。
最終更新:2024-05-01 12:04:44
11050文字
会話率:41%
白河(しらかわ)現輝(げんき)が重度の中二病患者集団《クリフォト》と共に5人の女子高生を拉致・監禁した事件から15年後───。
藍ヶ崎高校に通う1年生男子の鷺森(さぎもり)零(れい)は夏休み前だというのにも関わらず厚着をしていた。
そん
な彼は校長室に呼ばれ、顔見知りの刑事・長瀬(ながせ)から仕事を依頼される。依頼されること自体は珍しいことではないのだが、今回の案件をきっかけに正気が足りない同学年の女子・黒山(くろやま)詩穂(しほ)と何故か行動を共にしなくてはならなくなってしまった。
詩穂と出会ったことにより、零の日常は壊されていく。そして、詩穂が零と共に行動する理由とは───?
※この作品は「隣の転校生は重度の中二病患者でした。」の続編になりますが、出来るだけ単体で楽しめるように心掛けますのでよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 02:00:00
450581文字
会話率:54%
高校1年生の夏休み明け、私立瑠璃ヶ丘高等学校では恒例の始業式が行われた。
その同日、我がクラスである1年3組に転校生が来た。
転校生の名前は、黒山透夜(くろやまとうや)。見た目は、まあまあかっこいい方ではあるが、彼はとある病気の重症患者だっ
た……!
その病気を患っている間は使えてしまう異能力を駆使し、同じ病気を患って暴走する者と戦う……!
※毎週水曜の午前2時(夜中)を目安に更新しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-15 04:00:00
1079879文字
会話率:47%
コンテスト応募作品、第一部完結作。
魔物が跋扈し、魔法が飛び交い、剣が振るわれる世界『マキュリア』
常に危険と隣合わせの世界でも死が遠く見えるのは『回復魔法』及び『魔法医』の存在があるからだ。
人と魔物は、死を軽んじながら、そうし
て死ななければ治る事を当たり前としながら、緩やかに戦い合っていた。
先代魔王が先代の勇者パーティーに破れ、今代の魔王イヴカが生まれ、数える事イヴカ歴23年目の事。
魔王もまた人と同様に成長し、力をつけはじめ魔物が活発化しはじめた頃、とうとう今代の勇者が選ばれ魔王討伐に旅立ったという噂が全国へ広がる。
――とはいえ、一般の魔法医はそんな事知った事では無かった。
大人になって尚「お菓子屋になりたかった」と嘆く新人魔法女医『トリス・ケウス』は両親の英才教育に抗えないまま望まぬ魔法医になり、新人魔法医として両親が経営する巨大な魔法病院に勤めていた。
趣味の錬金術で日頃の鬱憤を晴らしながら、ようやく仕事にも慣れてきたかという頃、彼女は医院長である父に呼び出されとある患者の担当医になって欲しいと頼まれる。
通されたのは巨大な魔法医院の中でも奥の奥、魔法に関する疾患を抱えている人を"収容している"といっても過言では無い、牢獄のような暗い鉄格子付きの部屋。
そこで見たのは数日前に勇者への不義を理由に勇者パーティを追放されたと聞いた魔法使い『ギスト・ケイオン』の姿だった。
魔法を一切遮断する鉄格子の向こう巻き起こる爆発の中の向こうで、大魔法使いは笑っていた。
「貧乏くじを引かされっちまった」
そんな事を口走るギスト。
――貧乏くじ。
気づけばトリスもまた、隔離病棟の担当医として、診療室とは名ばかりの自室を与えられ、隔離病棟の中から出られない状態にされていた。
鉄格子越しに、大魔法使いと新人魔法医は、溜め息をつく。
その出会いが、勇者も魔王も魔法をも超越した、運命の出会いだったなんて事も、知らずに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 01:59:55
67171文字
会話率:39%
時は2040年代、突如“言霊”と呼ばれる異能力が日本で発見された。
言霊とは「日本人が授かった、声に出した内容が現実のものとなる」という能力である。
この力を有効活用しようとした人々は日夜“言霊”の研究に励み、日本国設立以来の技術革新を
実現した。
しかし、一部の人々の危険な言霊の悪用により、争いの火蓋が切って落とされ、日本各地で紛争が勃発した。
この「第一次言霊戦争」により日本全土が焦土と化した。文明の殆どは荒廃し、人口も約8千万人に減少。一度日本は衰亡の危機に陥ったが、言霊の恩恵により、復活の一途を辿る。そして、前の文明を越すほどの急発展を見せたのであった。
言霊専門の精神科医見習いである利久奨水は、同じく精神科医である柳葉のもとで研修を行っている。
彼は自身の言霊に苦労しながらも、精神科医として患者たちの苦悩に寄り添い、手を貸し、解決に尽力する。
これは、そんな精神科医見習いの彼と患者である少女を中心に繰り広げられる、異能力ファンタジー&ヒューマンドラマである。
※この物語はほたての時代との共同制作となります。この作品は「選択未来」のスピンオフです。
同設定でほたての時代が書いた原作もありますのでよければ下記のURLからそちらもご覧ください。
https://ncode.syosetu.com/n0782id/
※※スピンオフとは原作があってこそ成り立つものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 22:00:34
95484文字
会話率:50%
医療事務と聞いてどんな仕事をしているか知っているだろうか。そう、病院の受付にいる人のことである。
受付以外にも仕事は多岐にわたるが、そのほとんどは患者さんから見えない仕事になる。
そんな仕事をしている私がこの仕事を通して感じたことや体験した
ことを伝えたいと思う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 14:00:00
96246文字
会話率:3%
嫌な人への対応、皆さんはどうしていますか?
最終更新:2023-12-15 21:19:49
816文字
会話率:0%
「ビリビリに破いても、困るのはあなたですよ」と言ってやりたい。
最終更新:2023-10-01 14:15:12
697文字
会話率:0%
離島の学院を舞台とした、超能力ファンタジー×男女バディ物!!
“天の光現象”――20XX年、地球の至る所で観測された怪現象。
ある日突然、何の前触れもなく、それは起こった。
天から、雨の様に輝く光が地球上に降り注いだのだ。
それはあらゆ
る国の、あらゆる空で観測された。
映像や画像、あらゆる記録媒体のデータに記録される事のない怪現象だ。
そして、その光の雨を浴びた母体から産まれた子供は、なんと超能力を有していた。
科学者や専門家らはその超能力を指して“先天性第六感症候群”と呼んだ。
超能力をオカルト的に信仰する宗教団体は“神通力”と呼んだ。
そして、この呼び名が最も大衆に浸透しただろう。
若者たちからはもっと俗物的に、こう呼ばれた。
――“スキル”と。
超能力を持った子供たちは総じてスキルホルダーと呼ばれ、各国で保護――もとい監視と管理、隔離して国外への流出防止を目的として、ある施設に収容される事になる。
それが、“第六感症候群患者専用特別保護区域”。略して六専特区だ。
六専特区に在る小中高一貫校の“日本六専学院”、そこに通う一般生徒の火室桐裕《かむろ きりゅう》は、ある日天野来海《あまの くるみ》という一つ学年が上の女生徒と出会い、事件に巻き込まれてしまう。
なんと、彼女はスキルホルダーを守る為に暗躍する国家直属秘密組織、“第六感症候群秘匿特務班”――通称S⁶《シックス》のエージェントだったのだ!
そんな縁あって、なし崩し的にS⁶《シックス》のエージェントとなってしまった火室桐裕は、日々の学院生活の中でスキルホルダーたちの悩みを解決したりしていく内に、大きな事件へと迫って行く。
それは、主人公の過去にも関係のある事で――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 20:14:36
94206文字
会話率:37%
高校2年の夏、安達 和也 (あだち かずや)は帰路についていた。今日はいつもと違う道で帰っていると、とある病院前に着く。そこで見つけたのは窓からここじゃないもっと遠くを見つめている患者らしき少女の姿。こちらに向かって見せた笑みが彼の心に深く
刻み込まれた…。
そこから始まる何の変哲もないの少年と病弱な少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 15:43:36
12284文字
会話率:33%
現在進行形で中二病に侵食されているJK――高杉夢(たかすぎのぞみ)は、いつものように手鏡で自分の容姿に見入っていたら居眠り軽トラにズドーンされ、呆気なく生涯を終えてしまう。
しかし、謎の空間へと飛ばされたノゾミは声のみ出演の女神と遭遇し
、自身が中二病過ぎて魔王の力を引き寄せてしまったという事実を告げられた。
しかも物理法則を超えた存在のため地球での転生は叶わず、やむ無くイグリーシアという剣と魔法の世界に転生させられる事に。
だが転生先の身体である貴族令嬢は無能の烙印を押された直後で、家族から抹殺対象に。
女神からは世界中を混乱させるような事がない限りは何をしても自由だと言われ、魔王の化身というベールを脱いだノゾミは好き勝手に生きる事に。彼女に睨まれた存在は不幸か。あるいは――
マジで不幸か。中二病末期患者が暴れ狂う様をご覧ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 18:38:23
353440文字
会話率:65%
『奇病』が存在する世界。だが、ほとんどの人は奇病の存在を知らない。
そんな世界で 、奇病を研究している男シランとかつて世界を震撼させた殺人鬼の女シオンは出会う。
シオンの患う奇病を治すべくタッグを組んだ2人と1匹がたくさんの患者たちと出会い
、隠れた真実を探していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 23:53:51
28167文字
会話率:46%
この世界の住人は『掌力』と呼ばれる不思議な力を手の平に持っている。そんな世界の、中世なとある国、「ルート国」の王子、『オーゴ』は世界を恐怖に陥れる『悪王』を討伐すべく(ついでに綺麗なお姉さんとも会うべく)仲間たちと旅に出る。オーゴは自身の掌
力、『入替』を駆使して強敵や困難に立ち向かう。オーゴとその仲間たちは無事悪王の元へ辿り着けるのか...!?悪王への挑戦が今始まる!!!
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1963年インドで手の平が発光する幼児が発見される。翌年には中国、イタリア、更にその翌年には日本を含む19カ国で手の平に何らかの異常を持った幼児が発見される。世界はそれらを先天性の病気と判断し、第一発見者の症状から『掌光病』と命名する。
2014年、日本、東京。二人の掌光病罹患者が出会う。その出会いは前世から定められた運命か、はたまた混沌とした物語の序章に過ぎないのか。二人は闘いと死に飲み込まれてゆく日本で反乱の渦中に或る...。
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二つの世界、二つの物語。二つが交差する時、世界の真実は明らかになる。これは手の平と反乱の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 00:06:40
54461文字
会話率:43%
某県・某市・某所にある県立の精神科、その閉鎖病棟に入院中の青年・雨宮 嵐は退屈していた。否、入院患者はみんな退屈していた。淡々と過ぎていく、彩も何もない日々。なにか大事件でも起こらないか、と誰もが変化を求めていた。そんな時。嵐の病室の隣り、
一番重たい症状の患者が入れられる個室に一人の女の子が入院してきた。その女の子・中谷 智恵里はパッと見、普通の女の子だった。が、精神科病棟で「普通に見える」とは「普通じゃない」ことの証明でしかなかった。勇敢にも中谷さんへの接触を試みる嵐。それは全て、退屈という病を治す為。──しかし、嵐は後に知る。退屈とは尊いものであったのだと……。
記憶障害の主人公、雨宮 嵐。度の過ぎた繊細さで入院している、ゲイの後藤さん。喧嘩っ早く、血の気の多さをどうにかする為に入院させられた、徹君。そして「K型」が原因で入院してきたヒロインの中谷さん。部屋番号・223の3人が隣室の中谷さんに翻弄される日々が始まる……!
◎筆者の実体験を織り交ぜた、何でもありの精神科(ラブ)コメディです。◎精神科病棟が舞台のお話ですので、読者様の中には何らかのフラッシュバックを起こしてしまう方もいるかもしれません。自傷行為のお話やシリアスな展開等も出てくるので苦手な方はそっとUターンしてください。◎控えめな描写を心掛けていますが、性的な描写があります。また、同性愛の描写もあります。◎あくまで筆者の「実体験を織り交ぜた」お話です、ほとんどがフィクションであることをご承知ください。◎設定等はゆるゆるで、執筆しながら修正する点も出てくるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 17:41:28
170877文字
会話率:58%