番に対する身勝手な行動を制限し、より良い関係を築いてもらう事を目標とした第三者委員会が、設立されることとなった。それが『ツガイ管理委員会』である。委員会が目標の一つとして掲げた『番の仕組みの解明』は思わぬ成果をあげるが…?
運命の番にまつ
わる静かな復讐の話です。
ざまぁ要素は後半に。
※<R15>は念のため付けました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 07:00:00
7943文字
会話率:11%
◆◆ 第5回アース・スターノベル大賞 大賞を受賞しました!!(更新は続けます!) ◆◆
※異世界転生年間1位! 総合四半期1位、月間1位獲得※
”そこそこ”、”まずまず”、”ぼちぼち”、”まあまあ”……
地方にあるそこそこの私立大学を卒業
し、東京にあるまずまずの大手SIerに就職、SEとして働く「ザ・中の上」こと松本勇34歳(バツイチ)のこれまでの人生を表すとしたら、そんな言葉だろう。
しかし愛猫の織姫(ブリティッシュショートヘアー)といつも通りの生活を送っていた彼の”そこそこの”人生は、ある日一瞬にして終わりを迎えるのだった。
転移者が定期的に訪れると言う異世界へ、愛猫と共に転移してしまった勇。
特殊な力を持つ転移者を巡って過去に起きた悲劇を教訓に、転移者は順番制で貴族家に引き取られ庇護下に置かれると言う。
ところが、授かったスキルが使えないと判断された勇は、本来引き取るべきだった侯爵家から抜け道のようなルールで体よく拒否され、貧乏子爵家へと引取られる事となってしまうのだが……。
これは、愛する猫と温かい子爵家の人たちに囲まれ、実は神スキルだった力とプログラム知識を組み合わせて、失われた古代魔法の理論を復活させ、魔法具界の革命児となった男の物語。
★
なんと、第5回アース・スターノベル大賞の大賞をいただいてしまいました!!
複数刊の書籍化とコミカライズまでしていただけるとの事、連載開始時には、想像すらしていませんでした……。
これでなんと、織姫が絵になっちゃいます!!夢のようですねw
それも皆様の応援あってこそです。本当にありがとうございます!!
少々更新ペースは落ちると思いますが、連載はもちろん続けますので、引き続きよろしくお願いいたします!
備忘:総合:四半期1位、月間1位 | 異世界転生:年間1位 | ハイファンタジー:四半期1位、月間1位、週間1位、日間1位折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 22:02:50
1226260文字
会話率:39%
女の子なのに女の子として生きられなかった少女の切ない初恋物語。
三つの通り名を持つ通称クリスは辺境伯爵家の令嬢だが、両親からは放任されて育った。
その上従兄である王太子に散々利用され、いびられてきた。
そんな生活に見切りをつけて隣国へ留学し
て女性騎士の資格を得た。そして、卒業を控えていたある日、親友でもあるの王太子の婚約者の騎士として雇用するから帰国しろという王太子からの手紙を受け取る。
しかし、帰国してみると、騎士とは餌であり、本当の目的は引きこもりになった彼の側近と婚約し、彼を救えという命令だった。
ふざけるな! 彼女は激怒した。なぜなら彼女には、すんなりとそれを受け入れるわけにはいかない事情があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 21:00:00
47728文字
会話率:18%
毎週水曜日、図書館のある敷地内のベンチで楽しげに読書談議をする若い男女がいた。
男性は王城に勤める役人と思われる貴族の青年で、相手の方はどこかの貴族の家のメイド見習いらしき、まだ少女といった方が適切だと思える女性だった。
いつし
か二人は互いに思い合うになっていたが、それを口に出したり感情を表すことはなかった。
二人が身分違いで結ばれることができないことなど一目瞭然だったからだ。
それ故にお互いに本名も住まいも伝えることはなかった。
そんな中、ちょっとしたすれ違いで、彼女は水曜日に図書館に現れなくなった。
彼女を探し出して謝罪したくても、彼女の居場所がわからない。それなら王都中の貴族の屋敷を調べてやると思ったが、彼にはやるべきことがあり、それを優先しなければならなかった。
それは母親が推し進めてくる縁談の阻止だった。
しかしその過程で偶然に想い人である少女と再会する。
そして二人は身分違いだけでなく、互いの両親が因縁の仲であることを知ってショックを受ける。
しかし、そんな辛い想いを隠しつつ、とある疑惑の解明に向かって二人は協力して行くことになる。
そして待ち受ける、二人の運命は……!!
クズ親のせいで辛い思いをして育った二人が、自己を犠牲にしても過去からずっと続いてきた犯罪を明らかにしていく、ちょっとだけサスペンス風の恋愛ものです。
ハッピーエンドで、ざまぁ有りです。作者は微ざまぁ専門なのですが、今回は過激なものはありませんが、微といはいえないかも……です!
あくまでも異世界の話で、出てくる社会制度も薬も植物も料理も虚実が混ざっています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 13:00:00
165246文字
会話率:18%
仕事で夫と共に隣国へ行ったカーリラ。無事に契約を結んで帰国しようとした朝、彼女の通行手形を持ち歩いていた夫が、妻の分の通行手形だけなくしてしまったと告げた。
しかも自国で仕事の予定があるから自分だけ先に帰ると宣った。
通行手形がないと
この国から出られないどころか、所持していないのがわかったら、即逮捕されて、スパイ容疑までかけられてしまう。
それがわかっていて置き去りしようとする夫に、彼女は怒りよりも、これで縁が切れると腹を括った。
契約結婚で散々利用され虐げられてきた伯爵夫人カーリラが、見知らぬ隣国で新しい家族を見つけて幸せになる話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 17:00:00
10288文字
会話率:20%
レティシアは叡智を兼ね備えた才媛の姫と称えられている王女。その叡智とは、知識が豊富という意味ではない。実体のない存在で、膨大な知識でレティシアを小さい頃から助けてきた謎の存在だった。
その叡智がレティシアの婚約者に他の女がいることを見抜く
。しかも、それは継母の策略で他の女がいる婚約者をあてがい、悲惨な結婚生活を送らせるためだった。
悲惨な結婚生活は嫌だったレティシアは婚約破談を叡智に願い、二人で協力して婚約破談を狙った。二人の計画は成功し、見事婚約は破談になる。
しかし、継母は引き下がらなかった。婚約を破談させた責任を追及し、レティシアに王家追放を言い渡したのだ。だが、叡智はそれすらも予見していた。レティシアは思惑通り王宮から離れる事ができ、自由の身となる。
王家を追放されたレティシアに与えられたのは、なんと……財政破綻寸前の町。継母はとことんレティシアを苛め抜きたいようだ。
だけど、事前にそれすらも予見していたため覚悟は出来ていた。継母の妨害に負けず、目の前の問題にレティシアは取り組んでいき無双の活躍をみせた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 18:10:00
44032文字
会話率:63%
妹ジュリーとの格差を感じる、ダスティ。名前からしてすでに両親からの愛情は雲泥の差だとわかる。
そんなダスティは、貴族であれば有料でできるスキル鑑定をしてもらえていなかった。貴族なのにスキルなしは、無能と同じ。しかし、ダスティには希望があ
った。
十七歳の誕生日を迎える日、実家から解放されるかもしれないのだ。自由になり、街で暮らす。そんな夢を見ている。
しかしダスティの夢は、叶わない。ジュリーのスキル鑑定の日、ダスティも鑑定を受けることになってしまったから。
そしてダスティのスキルは、成長が見込めるもの。初めてのスキルということもあり、国立の研究所でスキルの実態を調査していくことになってしまった。
実家に来た鑑定士は、王兄。結婚適齢期を過ぎても独身で婚約者もいない。ダスティは、王兄の興味を引いてしまった。だから、王兄を巡って周囲の令嬢達が姦しい。
ダスティは、ただ自由に暮らしたいだけだった。王兄のことなんて恋愛対象とも思っていなかったのに――――?
……という、予定の話です。
見切り発車感は否めないので、あくまでも予定ということでご了承ください。
※作中、野菜など出てきます。世界観と合わないかもしれませんが、聞きなじみのある呼び方を優先しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 18:00:00
11042文字
会話率:24%
義理の姉に虐げられていたエルナはこの国の守護竜の生まれ変わりであることを思い出した。初代国王である勇者を背に大空を飛び回ったのだが、義姉は、自分こそが守護竜の生まれ変わりであると主張する。
「自身でもまさかという思いもございましたから、今
日まで誰にも告げることはできませんでしたが、私は竜としてこの空を羽ばたいた記憶がございますの!」
(こ、ここまで堂々とするのは逆にすごい、なんというアドリブ力!)
そして、どうやら勇者も生まれ変わり、王様になっているようだ。
※短編版題名【竜が花嫁】の連載版です。
※短編と序盤はほぼ同じではありますが、一部キャラが増えるなどの変更点あります。ゆっくり更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 13:20:20
233269文字
会話率:44%
正直で、はっきりとものを言うことを尊ばれる国の中で、オリビア・フィランスは気弱令嬢と呼ばれていた。ハムスターような彼女は今日も震えて、「はっきりしない女は趣味じゃない」と皇太子に婚約破棄を言い渡される。
最終更新:2021-10-01 22:41:33
13202文字
会話率:42%
幼い頃から才女として名を馳せてきた男爵家の令嬢ユーミリア。
"稀代の天才"宰相ルディウスの右腕で知られる彼女は、唯一無二の補佐官、幼馴染、婚約者。と、彼とは様々な縁で結ばれている。
複雑な生い立ちにより、二十一歳という異例の若さで宰相の
重責を背負う幼馴染兼婚約者を支えようと、本日もユーミリアは策謀渦巻く王宮で奔走する。
時折、婚約者からの甘い溺愛に翻弄されながら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:03:52
39062文字
会話率:43%
伯爵令嬢エリーゼは、学園一のモテ女。才色兼備な彼女はどんな令息にも靡かない高嶺の花として有名だった。
そんな彼女に、学園一のモテ男。王国の第二王子が言い寄ったところ…。
最終更新:2023-05-28 22:31:26
12020文字
会話率:47%
アルトリウス公爵家の令嬢レティシアは、王太子の婚約者。人当たりがよく、優しい王太子は学園の人気者だが、レティシアのことは婚約者として特別気にかけてくれている。
だが、未来の王妃として欠けたものがあるレティシアのことを、王太子の婚約者として
相応しくない。そう考える生徒たちも多く、彼女たちは『あなたではなく聖女様こそが王太子の婚約者に相応しい』と言う。
面と向かってそんなことを言われてしまったレティシアは――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-10 18:52:33
11016文字
会話率:49%
契約結婚した相手が浮気していた、隠し子がいて困った。(※重複投稿作品)リィズ・ブランディシュカ
第一ジャンル 家族ドラマ 第二ジャンル ヒューマンドラマ
第三ジャンル 恋愛
最終更新:2025-07-22 13:00:00
3426文字
会話率:6%
俺より目立つな、恥をかかせるな。婚約者はそればかり。(※重複投稿作品)
最終更新:2024-02-26 06:00:00
2280文字
会話率:19%
国を二回も追放された聖女は、奇跡の救世主として崇められて、幸せな生涯を送った。(※重複投稿作品)
最終更新:2023-12-04 06:00:00
3668文字
会話率:24%
ある日突然、公爵令嬢と王子の二人に「偽聖女」と決めつけられたので、それならば……とお役目を押し付けて逃げ出すお話。
だって、聖女のお仕事大変なんだもん。あとはよろしくね!
最終更新:2025-07-20 19:00:00
4822文字
会話率:19%
王太子の婚約者リリアヴェルは、ある一点を除いては才媛である。努力家で勤勉で、周囲の者にも気安く優しい公爵令嬢。なのに、顔面偏差値の高い王子に惚れ切っていた。どれだけ邪魔にされようと、ずっと健気に追いかけていた(ように周囲には見えていた)だが
、真実の愛を見つけた王子によって、側妃になれと命じられて、流石にリリアヴェルも泣いた。
そこで兄が取った方法は、「顔面偏差値の高い男には、顔面偏差値の高い男をぶつけるべし」イケメンが好きならイケメンをぶつければいいんじゃない?
コメディです。ほのぼの&コメディです。大丈夫です。
悲しい事も痛い事もない誰でもさくっと読める歯触り。メレンゲっぽい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 19:00:00
91902文字
会話率:32%
男爵令嬢カリンは、道を違えた事を知った。市井で生きてきて、男爵家に引き取られ、物語の主人公になったつもりで、色々な令息に可愛がられて有頂天になっていたのだ。自分より恵まれた令嬢達が婚約者達の行いに傷つくと知りながらも、優越感に塗れて、更に上
へと手を伸ばした。
その代償は。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-10 19:00:00
4508文字
会話率:26%
敗戦した小国の王子が人質として帝国にきた。幼いという理由から婚約破棄され暇になっていた私は、お父様に言われその王子を育てることに。
それならばと『私の私による私のための侍従育成計画』を発足させたのだが――――!?
******
閲覧ありがとうございます。
逆光源氏計画羨ましいぞ!連載版も頑張れ!
そんなんでいいので、ブクマや評価、感想なんていただけますと、作者が喜び勇み、風邪も吹き飛びます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 12:03:42
43069文字
会話率:42%
第二王子殿下が甘いセリフで求婚してくる。
「好きだ、愛してる、結婚しよう(棒読み)」
でも、三文芝居。
力いっぱいの棒読み。
だけど――――。
******
閲覧ありがとうございます!
ブクマや評価などいただけると作者が小躍
りして喜びますヽ(=´▽`=)ノワヒャァ♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-16 07:30:28
3310文字
会話率:52%
気が付いたら本の中の登場人物の眼の前!?
銀髪碧眼な超絶イケメンが……離婚を言い渡してきた。
――――え、これ、今読んでたシーンじゃない!?
体調不良を装い部屋に逃げ込むと、鏡台に映し出された風景に目が点。
さっきまでいたはずの現実世界
の部屋と自分とご対面!
――――はいぃぃぃ?
なんでそこで日本人な私が勝手に動いてるの?
え、中身はあの本の悪役令嬢?
え? 私が悪役令嬢になってる?
そっちで勝手に暮らせ?
こっちで勝手に暮らす?
え、待ってよ――――!
******
閲覧ありがとうございます!
ブクマや評価をしていただきますと作者のモチベになります。
そして、喜び舞い踊りますヽ(=´▽`=)ノ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-16 12:14:20
6287文字
会話率:43%
ここは「真・エターナルラブ~生徒との禁断の恋~」という乙女ゲームと同じ世界。
私はその攻略対象の妹。いわゆるモブだ。それはいいのだが、兄を含めた攻略対象四人とヒロインが盛大にやらかして、卒業を前に断罪された。おかげで次年度入学した私にとって
、学園は針の筵。おかげでボッチ街道まっしぐらかと思いきや、兄のせいで白紙になった私の婚約先の侯爵家嫡男――の、弟がなにかと絡んでくる。
***主人公は転生者です。ちょっと冷めた次期女伯爵の令嬢と、一途だけど不器用な侯爵家次男のお話。主人公視点の一人称。ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 23:20:31
36350文字
会話率:36%
ロクサーヌは困っていた。婚約者のアキームと過ごす時間が辛い。交流をすればするほど辛い。ところがある日突然全てが解決し、明るい未来が開けた。アキームのせいで失くした全てが戻ってきた。しかし、幸せだったはずのロクサーヌはある問題を抱えていた。
*始まりは同じだったけれど結末が二つできてしまったお話
「呪文師樒の萬相談所前日譚〜それは噴水から始まった〜」(ホラー)
「あなたからのお誘いは私にとっては拷問です!」(ヒューマンドラマ)
どちらも読んでもらえたら嬉しいです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 12:46:57
11585文字
会話率:69%
アタシはかくれんぼが怖い。子供の時のアレが原因だ。あの言葉と恐怖が結びついているのか、必要以上に恐怖を感じる。なぜそんなことになったのか。全ては王族の色恋沙汰に巻き込まれたからだった。
最終更新:2025-04-22 12:40:00
7256文字
会話率:34%
ウエディングドレス姿で召喚されてしまったミカル。次々とガチャのように聖女を召喚し続けるライムント。彼が選んだ聖女はミカルではなかった。だったら、と元の世界に帰ろうとすると精霊のクララに引き止められた。「そもそも元の世界に未練がある?」ミカル
の出した答えとは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 12:34:02
11350文字
会話率:45%
婚約を破棄された公爵令嬢アメリアは、幽閉先として選んだ“湖の城”で静かな暮らしを始める。
だが、そこから王都では次々と不穏な水の怪異が起こり始める。
そして誰もが見落としていた、水面に映る“真実”が静かに顔を出し始めた──。
最終更新:2025-07-16 19:50:00
4023文字
会話率:23%
ブラック企業に勤める私にとって唯一の息抜きは映画だった。特にコーラとポップコーン。この二つさえあれば幸せだと映画を鑑賞していると、意識を失い、中華後宮ファンタジー世界に転生してしまう。
転生後の人生は、後宮内でも最底辺の地位で、しかも幼女
の姿になっていた。私は職場の先輩から役立たずだと虐められるが、触れたものをコーラとポップコーンに変える力で復讐を果たす。彼女らを後宮から追放することに成功するのだった。
本作は転生した幼女が、コーラとポップコーンを溺愛する皇子に気に入られ、次第に幸せになっていくハッピーエンドの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 19:02:56
6093文字
会話率:40%
「異世界への門を開ける力がないなら、貴様に価値などない。婚約は破棄させてもらう!」
突如、フィオナの祖父が行方不明になった。彼は異世界から物資を取り寄せるチート能力を持ち、公爵領を発展させてきた立役者だった。
だがその祖父がいなくな
り、後継ぎと目されていた孫娘のフィオナに門を開ける力がないと判明した瞬間、公爵子息は一方的に婚約破棄を突き付ける。
祖父の帰りを信じ、門の前で待ち続けるフィオナ。そこへ現れたのは、かつて病に村に身を寄せていた皇子のクリフだった。彼はフィオナと祖父に命を救われた恩を返したいと手を差し出す。
「僕と共に生きてほしい」
その声に反応するように、異世界への扉を開く。フィオナが力に目覚め、異世界から物資を取り寄せることに成功する。
一方、元婚約者の公爵子息は、フィオナを捨てたと非難され、破滅の道へ進んでいくのだった。
本作は、少女が異世界との門を開き、婚約を破棄した公爵子息がざまぁな展開になりながら、皇子に溺愛されていくハッピーエンドの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 12:02:02
4301文字
会話率:53%
公爵令嬢のセラは、父親の願いで結婚相手を探すために夜会に参加していた。彼女の美しい容貌目当てに男たちが寄ってくるが、セラは外見で判断する男が苦手だったため、その申し出をすべて断っていた。
そんな時、会場から『私はナンバーワンにしか興味
がないの。だから、レオナードとの婚約を破棄させてもらうわ』との声が聞こえてくる。
婚約破棄を言い渡された第一王子のレオナードは、あっさりとその要求を受け入れる。そしてもう一人の公爵令嬢であるセラとの婚約が、本人を置き去りにしたまま決まっていくのだった。
本作は婚約破棄された王子と、初恋の少年に片思い中だった公爵令嬢が、その正体が王子だと気づき、ハッピーエンドを迎えるまでの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-04 22:54:29
4661文字
会話率:55%
家を救うため、公爵家の一員であり冷徹と噂される宮廷魔術師団のエース、セドリック・アシュフォードに「お飾り」として嫁ぐことになった没落伯爵令嬢のリリアナ。彼は研究にしか興味がなく、屋敷では会話すらない毎日。
魔術の素養もない彼女は、彼や周囲
から「無能」と見下されていた。だが彼女には、今では「非科学的な迷信」とされ、魔法使いの誰もが見向きもしなくなった、古い魔法を知っていた。
やがて王国を、最新魔術が一切通じない天の災厄が襲う。
数多の貴族達が絶望する中、最後に希望の光を灯したのは、彼女だけが知っている『秘密の魔法』だった。
※微ざまぁ展開ありです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 07:01:06
10888文字
会話率:33%
「氷の令嬢」――感情を見せない美貌故にそう呼ばれる公爵令嬢セレスティーナは、王立アカデミーの卒業夜会で、婚約者の王子から大勢の前で婚約破棄を突きつけられる。
王子が選んだのは、可憐で涙もろい男爵令嬢。セレスティーナは、身に覚えのない罪で断
罪され、社交界の笑いものになるはずだった。
――だが、人々が見たのは、絶望に打ちひしがれる令嬢の姿ではなかった。
全てのしがらみを捨て、本当の自分を解き放つとき、彼女の周りには新たな出会いが訪れる。これは、絶望の淵から始まる、華麗で爽快な逆転の物語。
未来の王妃の座を捨て、彼女が選んだ輝かしい未来とは――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 20:37:30
8214文字
会話率:41%
伯爵令嬢のエリーザは、公爵家の長男に弄ばれた末に一方的に婚約破棄されたことを機に男性不信に陥ってしまう。
男なんて信じない。信じたくもない。そんな思いから、エリーザは男を遠ざけるためにあえて「フヒ、フヒヒ」と不気味な笑い方をするようになる。
その甲斐あって、貴族の令息たちはエリーザに縁談を持ちかけるどころか、彼女に近寄ることすら忌避するようになるも……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 06:20:00
8949文字
会話率:27%
書籍1巻がマッグガーデン・ノベルズ様より12月10日に発売。
1月15日よりMAGCOMI様にてコミカライズ開始。よろしくお願いします!
【第一部・完】
「傲慢で悪辣な行いには我慢ができぬ。エリザベス・ラ・モンリーヴル公爵令嬢。君との婚約
は破棄させてもらう!」
大ヒット恋愛小説『聖なる乙女は夜空に星を降らせる』とまったく同じ決め台詞で王太子ヴィンセントから婚約を破棄されたエリザベス。
傍らでニヤリと笑う性悪ヒロインに怒り爆発――と思ったら、当の王太子が振り向き、ヒロインを断罪しはじめた?
プロローグはエリザベス視点、
本編は王太子ヴィンセント視点で、婚約破棄のシナリオから大好きな婚約者エリザベスを守るため私怨たっぷりに奮闘するお話です。
(※エリザベスは政略結婚だと思っている)
【第二部・完、番外編まったり更新します】
ついに想いを告げるヴィンセントに、腰を抜かすエリザベス。
そんな二人の前にふたたび『乙星』ヒロイン似の男爵令嬢が…。
邪竜の復活、隣国の王子からの横恋慕(?)をのりこえ、二人はラブラブカップルになれるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 18:30:00
304115文字
会話率:33%
侯爵令嬢テオドシーネは、王太子の婚約者として花嫁修業に励んできた。
しかしその努力が裏目に出てしまい、王太子ピエトロに浮気され、浮気相手への嫌がらせを理由に婚約破棄された挙句、変人と名高いクイア公爵のもとへ嫁がされることに。
対面した当主
シエルフィリードは馬のかぶりものをして、噂どおりの奇人……と思ったら、馬の下から出てきたのは超絶美少年?
でもあなた36のはずですよね? 年下にしか見えませんが? どうして涙ぐんでるんですか?
え、王太子殿下が新婚生活を嘲笑いにきた? 公爵様がかわゆすぎていまそれどころじゃないんですが!!
恋を知らなかった生真面目令嬢がきゅんきゅんしながら引きこもり公爵を育成するお話です。
本編11話+番外編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 17:19:34
27245文字
会話率:24%
「この偽聖女め。ウルリカ・メドウ、貴様を追放する!!」
びしぃっと人差し指を突きつけ、レンロット王子――いやもうレンロットでいいか、みんな陰では呼び捨てている。――レンロットが叫ぶ。
ウルリカはその指をグーに握ると、べしっと逆方向に
折りまげた。
***
誰もが愚鈍っぷりを知る王子レンロットは、聖女であるウルリカを追放し、愛人を新たな聖女に据えようとした。
その瞬間、自由になれる喜びからウルリカの魔力は倍増。
守護、治癒、加護。聖女の持つ能力を余すところなく使い【わからせ】たウルリカは、更生した二人を残し王宮を立ち去るのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-17 07:46:17
4772文字
会話率:33%
出てった婚約者がくたばってクーリングオフされた話。
最終更新:2025-07-12 09:04:26
3634文字
会話率:46%
とある王国で、第二王子と公爵令嬢の婚約が発表された。その公爵令嬢の親友であるはずの伯爵令嬢が、ある日に第二王子に相談したのは、公爵令嬢から虐げられているという内容だった。みたいな感じの、よくあるお話。
最終更新:2025-07-09 07:05:18
5619文字
会話率:29%
とある王国の辺境の村で、自他ともにいずれ結婚するものと思われていた仲の良い男女の幼馴染みがいた。けれど状況は、少年が国王の庶子であることが判明して王太子候補として王家に引き取られたことで一変してしまう。身分が変わってしまっても、一途に少年を
愛そうとした少女のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 00:26:08
7685文字
会話率:33%
とある国の王立学園で、婚約者のいる貴族令息たちを次々に誑かしてついには王太子までたらし込んで公爵令嬢との婚約を破棄させた男爵令嬢、のその後を見守る魔女の話。
最終更新:2024-12-22 08:32:17
7802文字
会話率:5%
王立学園の入学式。主人公のクラウディアは婚約者と共に講堂に向かっていた。
すると「きゃあ!」と、私達の行く手を阻むように、髪色がピンクの女生徒が転けた。『バターン』って効果音が聞こえてきそうな見事な転け方で。
そういえば前世、異世界を舞台
にした物語のヒロインはピンク色が定番だった。
確か……入学式の日に学園で迷って攻略対象者に助けられたり、攻略対象者とぶつかって転けてしまったところを手を貸してもらったり…っていうのが定番の出会いイベントよね。
って……えっ!? ここってもしかして乙女ゲームの世界なの!?
✽アルファポリスにも掲載しています。
✽8時・12時・20時の3回更新予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 20:00:00
142041文字
会話率:53%