この話は、"事象の地平線で踊る円舞曲"と平行して進むもうひとつの物語。失踪した妹を助けようとして、自らも異世界へと飛び込んだ姉”小枝”の物語である。
異世界へと転移した小枝がやって来たのは、深い森と接する大きな町ブ
レスベルゲン。彼女はそこで、行方不明になった妹を探す一環として、冒険者になることを決意する。
そんな小枝の正体は現代世界の超兵器。機械仕掛けの化け物だった。
ゆえに彼女は、人々に自身の正体がバレないよう『普通』の人間を装いながら、『普通』の冒険者として、失踪した妹の情報を集めようとするのだが……。作られてからの18年間、人里離れた山奥に住んでいたために、人間というものをよく知らなかった小枝にとっては、そもそも『普通』の人間というものが分からず、気づくと『非常識』の権化と化していたのである。
そんな『非常識』は伝搬するのか、いつしか小枝の周りには気心の知れた『非常識』な仲間たちが集まり……。彼女たちは、毎日のように厄介ごとを引き起こしながら、世界を混沌の渦へと巻き込んでいくのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 23:54:51
2551529文字
会話率:49%
それほど遠くない未来。今よりも少しだけ科学技術が発達した日本から、一人の少女”ワルツ”が実験に失敗して、異次元の彼方に飛ばされた。
次に彼女が気づいた瞬間、その目に入ってきたのは、地平の彼方まで広がる大地と、2つの太陽、そして半天を覆
い尽くすほどに巨大な月の姿だった。その光景を見たワルツは、程なくして、ここが元いた世界とは異なる惑星、あるいは異世界であると気づくことになる。
そんな彼女は人ではなく、彼女が生きる時代の超兵器――通称ガーディアン。彼女はその力を遺憾なく発揮して森を抜けると、人の集落らしき場所を発見する。
そこでワルツが出会ったのは、頭から三角形の獣耳を、そして腰からは太い尻尾を生やした年下の少女”ルシア”だった。2人はある事情から行動を共にすることになり、静かな田舎の村で、ほのぼのとした生活を送ろうとする。
しかし、ワルツは超兵器。ルシアも異様な力を持っていたことも相まって……。2人は思ったように静かな生活を送れないのである。
この物語は、そんな2人の日常(?)を描いた取り留めのないお話。彼女たちを中心に繰り広げられる混沌の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 23:00:00
8510463文字
会話率:45%
どこか山深い場所にある廃道のトンネルで……。
最終更新:2018-09-03 20:28:37
7152文字
会話率:19%
商人の娘であるテレサは聖女になるための最終試験に臨んでいた。
幼馴染みでもある魔術師のマキアに手伝って貰いながら試験の練習をしていたのに……
魔女に任じるってどういうこと!?
最終更新:2024-12-22 15:22:53
9431文字
会話率:21%
聖女召喚に巻き込まれてしまった私。
もちろん聖女として認められるわけもなく、僅かばかりの慰謝料を握らされ王都に放り出されてしまう。
元の世界へ帰る方法もわからない。
召喚した魔術師達は私に『錬金術師』の適正があると言っていた。
この世界
で生活を続けていくには仕事もしなければ――。
せっかくだし、適正を活かせる仕事を探そうと街の錬金工房を訪ねてみることに。
錬金術師のカレンさんや宿屋のテレサさん、もふもふレア魔鳥のクラモまで。王都で出会ったみんなに助けられながら、私は少しずつ生活の基盤を造っていく……。
王都ライフを満喫するのんびりゆる~い物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 12:00:00
111643文字
会話率:49%
1673年10月、グラーツ。皇帝レオポルド1世の妃となるべく、チロル州侯爵家からクラウディア・フェリーツィタス・フォン・エスターライヒ・ツィロルは同地に赴いた。
ところが、皇帝レオポルドは前年薨去した王妃マルガリータ・テレサとの死別を未
だに引き摺っており、嘆き悲しむばかり。従者たちも困り果てていた。
そこで、王妃クラウディアは、彼の心を取り戻すべく、一計を案じることとなる。
断絶に瀕したオーストリア・ハプスブルク家を救った、一人の賢后の、始まりの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 16:42:11
3727文字
会話率:42%
もう二度と会えない親友イリステレサ。
遠くへいってしまった彼女の幸福を願うシシィの一人語り。
主人公の一人称なので、彼女に判らないことはすべて判らないままです。
想像を逞しく読んでいただけると有り難いです。
最終更新:2024-09-15 19:50:18
20797文字
会話率:26%
【作品補足】
2017年執筆、ライトノベル新人賞向けの長編第5作目。電撃大賞1次選考落選。拙い内容ですが、ここに供養します。
【あらすじ】
船外服拡張ユニット・軌道甲冑(オービタルメイル)を駆り、地球軌道上で生き残るべく戦い続ける〈ダ
イバー〉の子どもたち。
軌道甲冑のテストパイロット・ハルタカは、地上側から軌道投入される敵AIの尖兵〈箱船〉の奇襲に巻き込まれ、単独で軌道を漂流する羽目になる。
そんな彼を救った少女の正体は、〝思考する戦略迎撃衛星〟――〈アリス=サット〉のスプトニカだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-06 18:14:42
170722文字
会話率:24%
シェリーは伯爵夫人だった。
夫に蔑ろにされた腹いせに使用人をいびり、離婚された。
実家に戻ることも許されない。
シェリーの実家は、もとよりシェリーをドアマットのように粗雑に扱っていたのだ。
そんなシェリーを侍女として引き取ったのは、公爵夫人
テレサだった。
「ドアマットは逃げ出した」の続編にあたります。
ドアマットで主人公をいびっていた夫人のその後です。
前作
https://ncode.syosetu.com/n0378je/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 01:06:58
2213文字
会話率:0%
【虐げられて育った異能(怪力)持ち男装少女が、女たらしイケメン貧乏貴族に仕え、拳でいろんな揉め事を解決し、最終的には溺愛されて復讐も果たす話】
貴族の家に妾の子として生まれたテレサは、幼い頃から正妻やその娘(聖女)に虐げられて育った。
気
の強い彼女が我慢していたのは、病弱な母親のためである。
母の薬代のためになら、どんな仕打ちにも我慢してみせよう。
しかし、最愛の母親が病死してしまう。
これ以上我慢する理由がなくなったテレサは家を飛び出し、変装(男装)して母の故郷へ向かう。
だが、母の思い出の故郷は荒れ果て、母が愛していた花畑は枯れていた。
そんな中、テレサはイケメンの「助けてくれ!」という叫びを聞く。
彼を助けたことをきっかけに、テレサは自らの能力である怪力をいかして彼に仕えることになる。
テレサは自らの能力『怪力』を活かし、なんでも拳で解決しようとするのだった……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-12 07:33:40
100162文字
会話率:43%
エルフのノーラとカミラとテレサの3人は、冒険者の町に治癒師として出稼ぎに来た。
テレサはパーティーに恵まれたが、そうではない残りの2人は人間への愚痴が止まらない。
そんな2人を敬遠してテレサは、2人の元を去ってしまう。
残った彼女らの新しい
飲み友はアイナといったが、これが2人の上をいくクズ人間で…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 08:15:03
4488文字
会話率:36%
その日、王妃は王都を去った。
何故か勝手についてきた宰相と共に。今は亡き、王国の最後の王女。そして今また滅びゆく国の最後の王妃となった彼女の胸の内は誰にも分からない。亡命した先で名前と身分を変えたテレジア王女。テレサとなった彼女を知る数少な
い宰相。国のために生きた王妃の物語が今始まる。
「婚約者の義妹と恋に落ちたので婚約破棄した処、「妃教育の修了」を条件に結婚が許されたが結果が芳しくない。何故だ?同じ高位貴族だろう?」の王妃の物語。単体で読めます。
他サイトにも公開中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-23 08:30:00
26575文字
会話率:51%
2017年、世界にこれまでの常識を覆す技術、流動機械が発見される。
それは既存のスマホやPC等の技術を大きく超えた、ありとあらゆる場面に対応出来る万能デバイスとなった。
そしてその技術が世に浸透した2030年、35歳と言う若さでC
IA長官に任命されたテレサ マーキュリーはある日の事、流動機械を管理するサーバーの異常の検知を知らされる。
どうやら何者かのハッキングの影響らしい、そしてそのハッキングによりある暗号文が送りつけられていた。それはテレサが長官に就任するに至るきっかけとなったとある事件の日付とその位置を示す座標が記されていた。
その事件を再度調べていくテレサ。その中で彼女は、かつて存在しなかった出来事を次々と発見していく事となる。
この現象は一体何なのか、暗号文の送り主は一体何者なのか。そして、流動機械とは何なのか、テレサはその真相を追い求め奔走する事となる。
この作品は「アルファポリス」にも掲載しようかなと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-15 08:17:50
37259文字
会話率:59%
普通のオッサンサラリーマン、タカシ。別に虐められてないしブラック企業で過労死寸前でも派遣社員でもなく、病室から一歩も出られない気の毒な患者でもない。
トラックにも轢かれなかったが、勇者召喚で異世界転移させられた。
ハズレ職業だった
ので王国から追放されたり、ガタイがデカイ勇者からも馬鹿にされてから迷宮に放置される前に、病原菌をバラ撒いて魔族を一掃する手段を教えてやると、何故か責任者に選ばれて細菌研究所へ。
ナチスのメンゲレさんでもビックリな人体実験を、攫って来た魔族の子供とか、死んでも構わない魔族奴隷で実施。
ガンジーでも勢い付けて殴られる悪魔の所業で、例えマザーテレサでも許さないで後ろから刺されるレベルの悪行。
自分の陣営にだけ牛痘を施して、第一回散布で天然痘に赤痢もコレラも付けて、魔族敵国にバラ撒くと、反ワクチンの連中まで一掃できて、魔族八千万人近く、人類側で一億人以上殺せたので、経験値は研究所員や散布役で案分されたにもかかわらず、まず経験値が二億以上入って来た。
カルマ値が最悪になって邪神側の者に堕ち、職業は闇系のネクロマンサー、種族はエルダーリッチに落ちぶれ果て「俺、死んでんの?」となったが不老不死、敵国も魔族も結構な数が死んで、研究所全員で「ウェ~~~~~~~イッ!!!」で乾杯。
第二回散布、十種混合ウィルス散布とか、更に悪魔の所業を積み重ねると、ガンガン経験値が入って来て、カウンター回りまくりの大フィーバー(死語)。
さすがに敵国が対魔国同盟無視して攻めてきたが、レベル五千万以上の異常すぎるネクロマンサーなので、黒い「沼」を展開して二万人ほど瞬殺。
経路の都市を略奪強姦放火して来た連中には情けは無用と、地獄の底から生えてくる腕に捕まった連中も地獄へ。
回収した金属とか武具防具をギルドに売りに行き、追放されていたポーターの少年を拾ったり、病気の妹さんも暗黒魔法で治してパワーレベリングしたり、一緒に冒険者登録したり、ついでに平民だけで構成されている国内防備の第三騎士団に配属されたりもする。
魔国領域にも出陣を命じられ、平民騎士団にもパワーレベリング。
ついにゲートを超えて魔界へと向かわされるタカシの明日はどっちだ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-15 03:22:11
378918文字
会話率:29%
「おのれの行いを悔い改めるがいい。この悪女め!」
百人の領民を皆殺しにした大悪女。
アリア・ランデリス公爵令嬢が行方不明になって五年。
アリアはテレサ・ロッテと名を変えて生きていた。
テレサは今や彼女は国中にその名を知らぬ者はいない聖女
だ。
人民に治癒魔法を施し、神の恩恵を説き、教会と社交界を取り持つのが仕事で、誰にも過去を打ち明けず、忙しい毎日を送っていた。
そんな彼女はひょんなことから契約結婚をすることになる。
相手は『暗黒公爵』ノクス・アーカイム。
女嫌い、傲慢、嗜虐体質、悪い噂が絶えない王国の騎士だった。
「俺は生涯、君を愛することはないだろう」
契約時に言われたが、それはテレサにとっても都合が良かった。
「あいつらを絶対に泣かす。私を舐めた奴らは許さないんだから!」
聖女として暮らす彼女は仮の姿。
本当の彼女は自分を嵌めた者達を見返すことを目論む悪女だった。
テレサは聖女の権限をフル活用して王国の腐敗を正していく。
そんな彼女はひょんなことから、契約婚の旦那がアリアを探していることを耳にする。王国騎士の彼の仕事は悪人の征伐。つまり、アリアが生きていることがバレれば命はない──。
「旦那様、アリアを探してどうするのですか」
「……決まっているだろう?」
(殺すに決まっているってこと!?)
テレサは生き残るためにノクスから距離を置き、別居生活を送ることを提案。当初は受け入れられたものの、テレサの活動は夫の耳に入り、なぜか旦那が逢いに来るようになって──!?
(私たち、契約婚ですよね?)
「君は一体、何者なんだ?」
決してバレることは許されない。
聖女で悪女なテレサの奮闘が始まる──!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 07:03:18
158027文字
会話率:45%
皇太子妃候補として宮廷で育ったテレサとエリーだったが、不慮の事故でテレサは盲目となり、宮廷を去ることになる。
最終更新:2023-11-23 10:42:58
3307文字
会話率:34%
性懲りもなく、またまた、詩なんてものを書いてますしまうのです。小説も書いてます!そちらも宜しく!
最終更新:2023-11-19 06:44:06
303文字
会話率:0%
王子セルジュと婚約している伯爵令嬢テレサは、毎日特待生リディの面倒を見ている。実はリディの正体は婚約者セルジュの母であり、異国出身の歌姫リュシエンヌなのだ。学校に行ったことのない彼女は息子を見て羨ましがり、魔法で容姿を変えて乗り込んできたの
である。
リディの世話で心を消耗させつつどうにかセルジュへの想いと意地を盾に努めていたテレサだったが、ある日セルジュに「今度のパーティーでリディのエスコートをしたい」と申し入れられ…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-03 12:20:46
9934文字
会話率:37%
202X年。東京スカイツリー展望回廊。地上450メートルという測り知れない高さから7歳の少女が転落してしまうところ、空飛ぶ車が救出を果たすという奇跡的なニュースがあった。そのニュースを胸に17歳になった天礼紗《テレサ》は、その当時空飛ぶ車
フライングフォーに乗っていた樽馬俊《たるまっしゅん》に再会をするのだが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 13:00:00
10162文字
会話率:40%
彩斗達ワイバーンと岩井テレサ率いる組織の人類の文明を守る戦いは続く。
月が今まで地球に見せなかった裏側を見せ始め、岩井テレサの組織は極秘に月探査を勧め、ワイバーンメンバーのジンコも参加する。
迫り来る「清算の日」に対しての秘密を暴く事が出来
るのか。
人類(ヒューマン)と悪鬼(アナザー)は手を携えて次の段階に進み、地平の彼方に辿り着けるのか…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 09:34:02
215336文字
会話率:23%
彩斗達ワイバーンと岩井テレサの組織は悪鬼の存在を明るみに引き出そうとする謎の集団と対峙する。
下手に全てが公になれば人類文明が崩壊するかも知れない大事件に彩斗達は立ち向かう。
最終更新:2023-08-13 08:42:12
153970文字
会話率:29%
岩井テレサの組織と同盟を結んだ俺達のグループは第5騎兵隊ワイバーンと言う符牒を与えられた。
そして、悪鬼ハンターとしての、シーズンが始まった。
最終更新:2023-01-05 13:12:59
181097文字
会話率:31%
奴隷のリュカ・チェザーレは、第100代皇帝カトゥル・ドゥ・テレサの気まぐれ?により、宰相に就任する。彼の奮闘記は始まる…のか?
最終更新:2023-08-05 21:27:10
6052文字
会話率:30%
ノートン子爵家の元に『オーガ侯爵』と呼ばれ恐れられているダライアス・タウンゼントから縁談が届いた。オーガ侯爵は頭に角があり周りの人間を威圧してしまうという呪い持ちだった。恐怖で令嬢が寄り付かないとされていたが、ノートン子爵令嬢テレサはオーガ
侯爵を素敵な男性だと感じているようで?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-14 08:01:34
6040文字
会話率:53%