ここではないどこかの世界。
この世界には、人類と魔族が存在していた。
しかし、49あった人類の国は最北の国一つだけを残し、すべて魔王によって海へ沈められてしまう。
この物語は、そんな魔王………の息子が、人類と魔族の平和のために勇者とと
もにハッピーエンドを掴むお話です。
勇者が、魔王を倒す。よくあるお話。
魔王が勇者にハッピーエンドをもたらすお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 07:11:28
201286文字
会話率:26%
魔族と人類が同じ星に住む世界。
魔族の妃を人類が殺めたことにより、魔族の王は魔王となった。
人類の国を、最後の一つを残し全て海に沈めた魔王は、己の限界を感じ、大切な一人息子に語りかける。
「俺のあとを継ぎ、人類を滅ぼしてくれない
か。」
息子は、二代目魔王になることを決意し、人類の最後の国へ向かう。
最強の勇者を見つけるために。
この話は、二代目魔王が勇者を育て、人類と魔族の平和な世界のために奮闘するお話。
よくある、勇者達の勝利とハッピーエンドのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 07:04:09
7799文字
会話率:17%
いじめが原因で伏倉家の家庭は崩壊した。
少年釉は『市ヶ谷釉』に名前を変えた。いじめを煽動したであろう幼馴染に復讐すべく同じ高校に入学する。
初恋相手で母の仇。『罪には罰を』の理念を掲げ、釉は動く。
最終更新:2024-05-17 07:10:00
331152文字
会話率:51%
帰宅途中に交通事故にあい、異世界の忘れられた皇女として転生した59才の陽子さん。
異世界で生きると決め、お気楽セカンドライフを画策するが、なぜか周りがそうさせてくれない。
恋愛?ご遠慮したい。
王妃として国を背負って立つ?跡取りがいるで
しょう。
私はのんびりスローライフでセカンドライフを楽しみたいのに!
せっかく14才の皇女に生まれ変わったのなら、残りの人生を楽しみたい!アラカンな転生皇女の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 07:10:00
706540文字
会話率:45%
伯爵令嬢のマーガレットは、最近婚約者の伯爵令息、ジェファーソンの様子がおかしい事を気にして、親友のマリンに日々相談していた。マリンはいつも自分に寄り添ってくれる大切な親友だと思っていたマーガレット。
でも…
マリンとジェファーソンが密か
に愛し合っている場面を目撃してしまう。親友と婚約者に裏切られ、マーガレットは酷くショックを受ける。
不貞を働く男とは結婚できない、婚約破棄を望むマーガレットだったが、2人の不貞の証拠を持っていなかったマーガレットの言う事を、誰も信じてくれない。
それどころか、彼らの嘘を信じた両親からは怒られ、クラスメイトからは無視され、次第に追い込まれていく。
そんな中、マリンの婚約者、ローインの誕生日パーティーが開かれることに。必ず参加する様にと言われたマーガレットは、重い足取りで会場に向かったのだが…
アルファポリス、カクヨムでも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 07:10:00
75758文字
会話率:44%
伯爵令嬢のジャンヌは、4年もの間ずっと婚約者で侯爵令息のシャーロンに冷遇されてきた。
オレンジ色の髪に吊り上がった真っ赤な瞳のせいで、一見怖そうに見えるジャンヌに対し、この国で3本の指に入るほどの美青年、シャーロン。美しいシャーロンを、令
嬢たちが放っておく訳もなく、常に令嬢に囲まれて楽しそうに過ごしているシャーロンを、ただ見つめる事しか出来ないジャンヌ。
それでも4年前、助けてもらった恩を感じていたジャンヌは、シャーロンを想い続けていたのだが…
ある日いつもの様に辛辣な言葉が並ぶ手紙が届いたのだが、その中にはシャーロンが令嬢たちと口づけをしたり抱き合っている写真が入っていたのだ。それもどの写真も、別の令嬢だ。
自分の事を嫌っている事は気が付いていた。他の令嬢たちと仲が良いのも知っていた。でも、まさかこんな不貞を働いているだなんて、気持ち悪い。
正気を取り戻したジャンヌは、この写真を証拠にシャーロンと婚約破棄をする事を決意。婚約破棄出来た暁には、大好きだった騎士団に戻ろう、そう決めたのだった。
そして両親からも婚約破棄に同意してもらい、シャーロンの家へと向かったのだが…
※カクヨム、アルファポリスでも投稿しています。
よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 07:00:00
105995文字
会話率:49%
伯爵令嬢のユリアは、8歳の時に両親を亡くして以降、叔父に引き取られたものの、厄介者として虐げられて生きてきた。さらにこの世界では命を削る魔法と言われている、治癒魔法も長年強要され続けてきた。
そのせいで体はボロボロ、髪も真っ白になり、老婆
の様な見た目になってしまったユリア。家の外にも出してもらえず、メイド以下の生活を強いられてきた。まさに、この世の地獄を味わっているユリアだが、“どんな時でも笑顔を忘れないで”という亡き母の言葉を胸に、どんなに辛くても笑顔を絶やすことはない。
そんな辛い生活の中、15歳になったユリアは貴族学院に入学する日を心待ちにしていた。なぜなら、昔自分を助けてくれた公爵令息、ブラックに会えるからだ。
「どうせもう私は長くは生きられない。それなら、ブラック様との思い出を作りたい」
そんな思いで、意気揚々と貴族学院の入学式に向かったユリア。そこで久しぶりに、ブラックとの再会を果たした。相変わらず自分に優しくしてくれるブラックに、ユリアはどんどん惹かれていく。
かつての友人達とも再開し、楽しい学院生活をスタートさせたかのように見えたのだが…
※虐げられてきたユリアが、幸せを掴むまでのお話しです。
アルファポリス・カクヨムで投稿していたものです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-23 19:00:00
97052文字
会話率:47%
異世界ファンタジー×コメディ
現代日本で死んだ俺、響陽一は魂が異世界に引っ張られ……気付けば、美術館に飾られている鎧に入っちゃった!?
動けない鎧からある事件を経て、動く鎧になった俺はとりあえず冒険者になるのであった。
目指せ、
カッコイイ冒険者の俺!
しかしそう上手く行かないのが世の常。俺はとある事件で知り合った冒険者達と行動を共にして、さらなる事件へと巻き込まれるのであったーー。
※この作品は話の区切りで、主人公の視点から他の視点へ移る事がありますのでご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 07:10:00
42078文字
会話率:55%
カクヨムでも連載中!
【祝!日間ラブコメ2位、週間ラブコメ3位、総合35位!PV100万突破!】
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手
続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 07:10:00
102560文字
会話率:52%
恋愛に全く興味のない主人公は友人に無理やり誘われ、合コンに参加するのだった。
所詮、人数合わせに過ぎなかった主人公は綺麗に七三分けをし、アニメのキャラがデザインされたTシャツを着て、牛乳瓶の底のように厚いメガネをして合コンに行くのだった。
その上、空気を読まない発言に、オタクみたいな喋りを加え、完全に自分はターゲットから外れたと確信していたのだが、最後の「一番タイプの人を指差すゲーム」にて、ミスコン優勝をしているハーフ白髪美人に指名されるのだった。
しかし、彼女の目的は彼氏を作ることではなく、俺に「ペットになりなさい」というのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 08:00:00
38685文字
会話率:59%
世界最強の魔法使いは誰か?という論争が起こるたびに必ず上がる名前がある。
最強の魔眼、模倣という最強固有アビリティ、膨大という言葉すら霞むほどの魔力量を持っていると言われている。
しかし、顔も名前も...素性の全てが...いや、最近では
その存在すら怪しむ人がいるほどの都市伝説的な存在。
実際、そんな人間がいるのであれば解決しているであろう事件は山のようにあるのだが、彼が解決したとされている事件はどれも小さいものばかりでだった。
そんなことを揶揄して誰かが彼を【Skive Genius〈サボりがちな天才〉】と名付けたのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 08:00:00
11449文字
会話率:50%
男爵令嬢ミナは実家が貧乏で騎士団の事務員と騎士団寮の炊事洗濯を掛け持ちして働いていた。ミナは騎士団長オレンに片想いしている。バレないようにしつつ長年真面目に働きオレンの信頼も得、休憩のお茶まで一緒にするようになった。
ある日、謎の香料を口に
してミナは魔法が宿る眼、魔眼に目覚める。魔眼のスキルは、筋肉のステータスが見え、良い筋肉が目の前にあると相手の服が破けてしまうものだった。ミナは無類の筋肉好きで、筋肉が近くで見られる騎士団は彼女にとっては天職だ。魔眼のせいでクビにされるわけにはいかない。なのにオレンの服をびりびりに破いてしまい魔眼のスキルを話さなければいけない状況になった。
全てを話すと、オレンはミナと協力して魔眼を治そうと提案する。対処法で筋肉を見たり触ったりすることから始まった。ミナが長い間封印していた絵描きの趣味も魔眼対策で復活し、よりオレンとの時間が増えていく。片想いがバレないようにするも何故か魔眼がバレてからオレンが好意的で距離も近くなり甘やかされてばかりでミナは戸惑う。別の日には我慢しすぎて自分の服を魔眼で破り真っ裸になった所をオレンに見られ彼は責任を取るとまで言いだして?!
※結構ふざけたラブコメです。
恋愛が苦手な女性シリーズ、前作と同じ世界線で描かれた2作品目です(続きものではなく単品で読めます)。今回は無自覚系恋愛苦手女性。
ヒロインによる一人称視点。全50話、一話あたり概ね1000~2000字程度で公開。
前々作「訳あり女装夫は契約結婚した副業男装妻の推し」前作「身体強化魔法で拳交える外交令嬢の拗らせ恋愛~隣国の悪役令嬢を妻にと連れてきた王子に本来の婚約者がいないとでも?~」と同じ時代・世界です。
※アルファポリス、ノベルアッププラスにも投稿しています。※R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 07:07:02
52966文字
会話率:54%
公爵令嬢ディーナは王太子の婚約者であり外交を任されていた。ある日、王太子は隣国の悪役令嬢シャーリーを連れ帰り、彼女と婚約しディーナとは婚約破棄をすると言う。以前からこうなる予定であったので快くディーナは婚約破棄し、仕事の引継ぎを開始した。そ
こに王太子の婚約者になってから六年間護衛を務めていたヴォルムがディーナに婚姻の申し出をしてくる。ディーナは外交官を辞めた後、領地を得て一人領地経営をしながらスローライフを送るつもりだった。結婚なんて考えてもなかった。護衛を続けつつもぐいぐいくるヴォルムに困る中、王太子の相手であるシャーリーの義妹と元婚約者が乗り込んでくる。加えてディーナを悩ませていた海賊と原因不明の体調不良の問題も絡み始め、彼女は全てを解決するために最後の外交へと乗り出した。その中で自身が気づかない内に敬遠してきた恋愛に向き合い、"好き"を自覚していくことになる。
身体強化で殴り合う外交を主としたディーナが変わらないスタイルで問題を切り抜けつつ、避け続けていた恋愛を克服していく話。
恋愛が苦手な女性シリーズで4作品程同じ世界線で書く予定の1作品目です(続きものではなく、単品で読めます)。
ヒロインによる一人称視点。余談ですが時間軸が「訳あり女装夫は契約結婚した副業男装妻の推し」と同じです。全50話、一話あたり概ね1500~3000字程度で公開。
※アルファポリス、ノベルアップ+にも投稿しています。※R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-18 10:10:10
124491文字
会話率:61%
戦争で英雄となった公爵ウェズブラネイことウェズは伯爵令嬢ウツィアと契約結婚をすることになった。彼女の両親とウェズの間で交わされたものだ。ウツィアに結婚の申し出をした幼馴染みの子爵令息が別の令嬢と結婚したら、離縁し彼女を自由にするというもの。
ウェズは結婚前からウツィアに心寄せていたが、釣り合わないとウェズが自ら契約を持ち出した。ウツィアはこの契約を知らない。仲を深めて良い家庭を築こうとするも、結婚してからウェズはウツィアと一線を引く。
ウツィアは落ち込む間もなく、夫から離縁されても自立できるように領地内で秘かに店を開いた。
正体がバレないように男装していると、それを知った夫のウェズが同じく正体がバレないように女装してやってきた。女装したウェズは男装したウツィアの店の常連になり仲を深める。その後、変装していない状態、ただの夫婦としても徐々に仲を深め始めた。
女装男装したまま剣の稽古をしたり、変装をしていない夫婦として乗馬の訓練をしたり、外野から見たらちぐはぐなことをしつつ夫婦仲を改善していく。
しかし女装したウェズの正体がウツィアにバレる日がきてしまう。同時に契約を満たす日も訪れた。夫婦は選択をしなければならない局面に立たされ向き合うこととなる。
これは女装夫と男装妻の距離を縮めるだけのラブコメ。
珍しく三人称視点で書いています。
好きをカンストしている夫が妻の一挙一動に嬉しいだの好きだの心の中で叫んでいる話。
夫→→→→→→妻を念頭に入れていれば、出会い編をすっ飛ばして本編から読んでも問題はありません。当然、出会い編を読んだ上で本編入るとにやにや度があがります。
読んでなくても全く問題ありませんが、今作は過去作「辺境伯に嫁いだけど、自宅裸族なのを隠したい」及び「旦那様を救えるのは私だけ!」を踏襲しています。ノリとか雰囲気とか細かいとことか。私の作品を過去から読み続けてくださっている方は上記二作品を念頭にいれて読むと楽しいかと思います。
全60話、出会い編は一話あたり概ね2000~3500字程度、本編は概ね1500~3000字程度で公開。
※アルファポリス、ノベルアップ+にも投稿しています。※R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-11 07:07:37
135866文字
会話率:61%
ちょっとワーカホリックな戦闘狂魔王、リウ・ノーテル。チート過ぎる孤独だった彼女が幸せを噛み締めたり不幸に見舞われたり初めて出来た配下達のために頑張ったり頑張り過ぎて止められたりするお話。困難は基本的にチートな魔王様がぶっ飛ばします。
最終更新:2024-05-17 07:05:23
1801988文字
会話率:51%
パッシブスキル邪神の呪いレベル9,999。しかも天職がモブAって...。
そんな訳のわからない恩恵(ギフト)と天職しか持たずに異世界召喚された普通の高校生である涼森翔哉(16歳)は、ひょっとしたら何か特別な力を開花させるかも知れないと思
った皇帝と最高司祭の思惑により、他のクラスメイト達と共に戦闘訓練に参加させられる事になってしまう。
しかし、彼はいくら訓練を積んでもレベルを上げる事ができなかったのだ。
彼の持つパッシブスキルは、レベルが上がらないと言う呪いなのでは? そう思った帝国側により、とうとう翔哉は厄介払いの為、訓練の途中でありながら、一人クラスメイト達から離され斥候部隊に編入される事になる。
ろくに訓練も受けずに実戦投入された彼は、邪神が住むとされる大樹海を探索中、敵兵に襲われ仲間の隊員達に置き去りにされてしまう。
そんな状況の中、彼は窮地を乗り越えていく過程で、次第にその能力の真の意味を知る事になっていく。
急に態度を変え、酷い仕打ちをしてきたクラスメイト達の所になんて、もう帰りたくない...。僕はこの樹海で一人でも生き抜いてやる!
そう決意した彼に、この後様々な出会いが生まれ、数々の試練が待ち受けるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 07:04:01
484507文字
会話率:52%
完結保証作品です。稔流(みのる)は父の転勤で山奥の村に引っ越すことに。人間と神様と妖怪が妖怪が住まう村で、稔流は幼くも美しい少女に出会う。少女は、成長しない姿で何百年もの時を渡った存在だった。
「人間は人間と結ばれる。私は、誰とも結ばれない
」
「約束するよ。大人になったら――――」
現実と異世界のはざまで、惹かれ合う少年と少女が初恋の誓いを果たすまでの、一途な純愛物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 07:03:57
111796文字
会話率:38%
気難しい天才科学者と気立ての良い美人秘書が、案外お似合いかもしれない件について。
最終更新:2024-05-13 15:35:05
5874文字
会話率:60%
想い人が押しかけ女房してきた。(3分:1,495字)
最終更新:2024-05-04 16:41:43
1499文字
会話率:36%
屋上でお弁当が食べれる!家から近い!そんな小さな理由で高校を選んだ吉川夢依は、高校では友達を作ろうと決心し、いざ高校生デビュー!
そして友達は誰一人出来る事なく、おまけに屋上は陽キャJKの巣窟でささっと降伏。
あっという間にボッチの悟り
を開いた夢依は、誰もいない旧校舎の裏を住処として、お弁当を食べる事気が付けば一ヶ月近く。
もう高校生活はずっとボッチだと確信し出した時、旧校舎裏を散策してみようと不意に思い至る。
そして見つけたのは演劇部の台本。夢依は試しに誰もいないと思い、書かれていた愛の告白を真剣に朗読してみると後ろから返事が!?
ボッチなJKがボッチじゃなくなって、一人では決して手の届かない色々な初めてを知る物語。
※不定期更新です。誤字脱字があれば気にせず言ってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 07:00:00
61939文字
会話率:59%
https://kakuyomu.jp/works/16816700428600671727
カクヨムで連載済み作品(完結保証、200話超え完結済み)。
電撃の新文芸より2023/12に書籍化。
書籍版はWEB版を大幅加筆修正した完全版です
(ストーリーは変わりません)
転載内容はWEB版です。
【これは引きこもり少女が主人公になるための物語】
以下あらすじ(なろう用書き下ろし)。
虹色ボイス事務所三期生の企業系VTuberとしてデビューする真宵アリス。
真宵アリスは劇場型とも言われる語りの上手さと圧倒的な声帯模写技術で衝撃のデビュー配信を行い、一夜にして人気者になった。
その中の人『結家詠』は高校を入学からわずか数か月で中退。
従姉の家に引き取られてから、一年間一歩も外に出ない引きこもり少女だった。
ネット冤罪。
それが詠の心が折った原因。
もう外に出たくない。
人間が怖い。
人前で話すことも嫌だ。
それなのにVTuberになったのもネット冤罪が理由だった。
人気VTuberとなり、数の力を味方につければ、結家詠に張られたネット冤罪の過去も払拭できるかもしれないと希望の光を見たのだ。
VTuber活動に興味もなかったのに。
そんな打算的な理由で始めた結家詠は、真宵アリスとして活動するうちに『楽しい』『続けたい』という感情が芽生えた。
同時にネット冤罪を晴らす目的で始め、デビュー前を応援してくれる人を数の力としか見ておらず、利用する気でいた自分を恥じていた。
応援してくれる人とちゃんと向き合おう。
当初の予定では、ネット冤罪を告白するつもりでいた収益化記念配信。
『VTuberにシリアスはいらない』
『悲劇を喜劇にして魅せる』
と衝撃的で悲惨な笑えない過去を『絶対に笑ってはいけない収益化配信』と題して、語りの上手さで爆笑と感動の渦を生みだしてしまう。
『The Show Must Go On.』
全てはこの座右の銘の通りに。
真宵アリスの生き方も、同期の仲間や同じ事務所の一期生や二期生の先輩方も巻き込み、視聴者にも影響を与え、人生を塗り替えていく。
これは引きこもり少女が主人公になるための物語。
笑いあり、涙あり、アクションあり、音楽あり、声優要素あり、近未来技術あり、暗殺術あり、ゴリラあり。
なんでもありの真宵アリス劇場ここに開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 07:00:00
157143文字
会話率:43%
時は平安
煌びやかで雅な宮中の夜の闇の中には人には見えない異形のモノたちが潜んでいる…。新人女官の伽羅姫こと源 香子には人とは違う能力があった。謎の少年 翡翠と共に次から次へと起こる事件に恋に大忙し!
*恋愛ものを目指していますが展開はゆっ
くりです。気長に主人公たちの成長を見守って頂ければ嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 07:00:00
85676文字
会話率:26%
男爵令嬢エステルは、祝賀会でいきなり「恩返しをさせてくれ」と鶴の王子に迫られる。鶴の王子であるグルィディ公爵クレインは、前世のエステルに命を助けられたのだという。
だがクレインは、恩返しといいつつエステルの婚約をブチ壊したり友人関係にヒ
ビを入れたりと、ろくなことをしない。
腹が立つものの、隣国の王子であるクレインを粗略には扱えず、悩んだエステルはクレインに無理難題を突きつける。
クレインに嫌われようとするエステルだが、クレインは誠実にエステルの願いを叶えようとする。自分の気持ちに気づいたエステルはクレインと婚約するが、蛇族の王子が「前世でおまえと俺は結婚の約束をしていた」と言い出して……。
※アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 07:00:00
69584文字
会話率:43%
「みんなみんな爆発してしまえっ!」
結婚式の招待状をもらうたび、宮廷魔術師団長ヘルムートは結婚できない己を呪い、荒ぶっていた。
子どもの頃、娼館から侯爵家へ引き取られたヘルムートは、温かい家庭に憧れ婚活に励んでいたのだが、全戦全敗だった
のだ。
「ヘルムート様、顔はいいんだから服と振る舞いを何とかすれば、きっとモテますよ!」
見るに見かねて幼なじみの伯爵令嬢、ライラ・ベルチェリがヘルムートの婚活の手伝いを申し出る。
ライラの手伝いもあり、そこそこ女性にモテだしたヘルムートだが、自分の本当の気持ちに気づき、ライラに告白する。しかしライラはある理由のため、ヘルムートの求婚を断る。諦めきれないヘルムートは、何とかライラに結婚を承諾してもらおうとするが……。
※アルファポリスでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-10 19:34:14
111430文字
会話率:49%
学園卒業を三ヶ月後に控え、エリカは悩んでいた。
ジグモンド第二王子に側室になるよう迫られた時、「婚約者がいる」と嘘をついてしまったのだ。
卒業と同時に婚約を公表すると第二王子に告げた以上、三ヶ月以内に婚約者を見つけねばならない。
兄の親友
、レオンは清々しいほどの脳筋だし、ジグモンド第二王子は、使用人を虐待するサディストだ。
いっそのこと国を出奔しようかと思いつめた矢先、レオンからナーシルという神官を紹介される。
ナーシルは還俗して神殿から離れるため、婚約者を探していたのだが、その太った見た目から女性に嫌われていた。見た目は巨デブだが、優しいナーシルにエリカは惹かれ、二人は婚約する。
しかし、ナーシルが本当は美しいことを知ったエリカは……。
※この作品には一部暴力・残虐表現が含まれます。ご注意ください。
※アルファポリスで先行公開してます。
→https://www.alphapolis.co.jp/novel/752999187/221539391
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-13 20:53:46
172366文字
会話率:35%
友人の部屋にルームシェアすることになった篠崎ゆきは、引っ越してから三ヶ月、家が変わった以外は今まで通りの日常を送っていた。隣は赤ちゃんがいる家族と一人暮らしの背の高いあまり表情のない男。
ある日、マンションに帰ってくると、隣の部屋の前でその
部屋の男、目雲周弥が倒れていた。
そして泥酔していたのを介抱する。
その一ヶ月後、またも帰宅すると隣の部屋の前でうずくまっている。また泥酔したのかとゆきが近づくと、前回と様子が違い酷いめまいを起こしているようだった。
ゆきは部屋になんとか運び入れ、また介抱した。
そこからゆきの日常も目雲の日常も変化していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 07:00:00
245510文字
会話率:52%
自身の住む森に悪魔が倒れているのを見つけたカジュ青年。
薬師として生計を立てているカジュは、仕方なくその二人の悪魔を助けた。
本来ならば強力な魔力を持つ悪魔と、絶世の美貌の淫魔の二人。
怪我が治るまでの間、面倒をみていると次第にカジュは絆さ
れていき、二人の望みが叶うよう手助けを始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-23 17:00:00
99778文字
会話率:47%
十歳で前世の記憶が蘇ったシャルエッタ・ウォリーシック。
同時に前世の記憶が蘇った同い年の腹違いの姉、エリー・ウォリーシックが前世でプレイしていたゲームの世界だと言い出す。
しかしシャルエッタは前世では全くそちらに興味がなかったので姉の言うこ
とがイマイチ理解できない。
それでも聡明な姉の言うことを信じ、姉に出来るだけ幸せな未来を迎えてもらうためだけに奮闘する。
ゲーム内設定では悪役令嬢だったシャルエッタのお話し。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-16 10:02:42
67965文字
会話率:32%
【全75話、予約投稿済み】眠りから覚めた12歳の侯爵令嬢ファビオラは、先ほどまで見ていた長い夢が、まるで現実かのように感じられた。「私がこれから間違いを犯さないよう、神様が警告してくださったのかもしれないわ」なぜならば夢の中では、ファビオラ
の家族が濡れ衣を着せられ処刑された上に、ファビオラ自身も19歳で非業の死を遂げていたのだ。「そうならないように、私は正しい行動しなくてはいけないのね」決意を固めるファビオラはまだ知らない。それが夢ではないことを…。(他サイトさんにも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 07:00:00
214284文字
会話率:35%
「私が蜘蛛の神様とマッチング?」ある日、親展と書かれた分厚い封筒が届いたことで、蜘蛛が大嫌いな山上サエの日常は大きく変化する。(他サイトにも掲載しています)
最終更新:2024-01-08 07:00:00
14430文字
会話率:34%
側妃を母にもつ王女クラーラは、正妃に命を狙われていると分かり、父である国王陛下の手によって王城から逃がされる。隠れた先の修道院で迎えがくるのを待っていたが、数年後、もたらされたのは頼りの綱だった国王陛下の訃報だった。「これからどうしたらいい
の?」ひとりぼっちになってしまったクラーラは、見習いシスターとして生きる覚悟をする。そんなある日、クラーラのつくるスープの香りにつられ、身なりの良い青年が修道院を訪ねて来た。(他サイトさんにも掲載しています)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-29 07:00:00
105996文字
会話率:41%
子どもと遊ぶ事しか取り柄がない新米幼稚園の先生だった山口太郎は、ひょんなことで滑り台から落ちて異世界転生してしまう。
転生先で、救われた太郎は、美人ハーフエルフのアルティシアと王都騎士団への入隊をめざして旅をすることになる。
旅の途中
で、魔獣に襲われたり、友情に厚い仲間と巡り合ったりする波乱展開も、彼らの旅のスパイスだ。
スキル能力を何も持たない太郎だったが、彼を慕っていた幼稚園の子ども達によって、様々なチート能力を授かることになる。しかし、その仕組みやタイミングは、転生の秘密にかかわる重大なものだ。
また、二人の恋の旅路は、子どものような呑気な若者と剣のことしかわからない鈍感な娘なので、まったく迷ってばかりいる。
果たして、いつまで続くのか、本当の敵に巡り合えるのか、新米センセと美人剣士の行く末は、迷宮迷路なのだろうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 07:00:00
206346文字
会話率:47%
魔法の無い世界へ生まれ変わった元魔術師のコトミは、一般市民として目立つことはせず、のんびりスローライフを満喫しようと企んでいたが、友人が危険に晒された際に魔法を使ってしまい、その存在がバレてしまう。
幸い誰にも言い触らされることもなく
、今まで通り友達として接してもらえることになったが、何かしら危険なことへ首を突っ込んでは力業(魔法)で解決するようになってきた。
その後、新たな転生者や魔法少女、魔眼持ちが現れキナ臭い隣国とのいざこざに巻き込まれていく。時間と共に関係が悪化する隣国、関係改善に取り組む苦労を余所に戦争がついに勃発する。少女二人が前線に立つという異例な状況の中、力不足を悔やむコトミに異世界からの来訪者が現れ事態が急変する。
「戦争を終わらせることは出来る。だけど、のんびりとした生活、スローライフが……」
大切な友人と大好きな街、守らなければならないものができた。できてしまった。悩むコトミはついに決断する。ドライになりきれない魔術師、今日も大切な人たちのために力を使う。
「最後は絶対、絶対にスローライフを送ってやるんだからっ!」
異世界からの転生者、スローライフを目指し今日も戦う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 07:00:00
645763文字
会話率:35%
王太子から冤罪→婚約破棄→処刑のコンボを決められ、死んだ――と思いきや、なぜか六年前に時間が巻き戻り、王太子と婚約する直前の十歳に戻ってしまったジル。
六年後の未来を知っているジルは未来を変えようと焦り、顔も見ず別の男性に求婚するが、即答で
了承を返したのは隣国の若き皇帝(六年後は闇落ち予定)だった。
皇帝に求婚を真に受けられ、誘拐され、後に引けなくなったジルは腹をくくる。
「あと六年ある、それまでに皇帝を更生させればすべて解決する!(と思いたい)」
これは魔力チートで軍神令嬢と呼ばれていた男前幼女が、王太子のしつこい求婚(復縁)を回避しつつ、かつての部下と再会したり、かっこよく物理で事件を解決したり、呪われた皇帝と本当の夫婦になるお話。
◆2/27原作3巻・オーディオドラマ特典付きで発売中◆
*無料視聴もございますので角川ビーンズ文庫公式サイトをご覧ください*
*コミックス1巻発売中・月刊コンプエースにてコミカライズ連載中(作画:柚アンコ先生)*
*原作書籍1~2巻・角川ビーンズ文庫様より発売中(イラスト:藤未都也先生)*
※R15は念のためです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 07:00:00
1054137文字
会話率:55%
婚約破棄のショックで前世の記憶を思い出したアイリーン。
ここって前世の乙女ゲームの世界ですわよね? ならわたくしは、ヒロインと魔王の戦いに巻き込まれてナレ死予定の悪役令嬢……冗談じゃなくってよ!
こうなったらラスボス(魔王様)を攻略して死
亡フラグを回避しましょう。
悪役令嬢に転生してしまった私tueeeeな主人公が、ヒロインと元婚約者と幼馴染み達にざまぁしたり、事業やら何やらで部下(下僕)を順調に増やしたり、魔王様に愛されたりするお話。
◆書籍版は角川ビーンズ文庫様より発売中(イラスト:紫真依先生)◆
◆コミックスは角川コミックス・エース様より発売中(作画:柚アンコ先生)◆
※R15は念のためです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-02 22:02:54
1017389文字
会話率:54%
天才と名高い妹と比べられ、聖女になれないできそこないと家族からも領民からも虐げられていた聖爵令嬢シルヴィア。とっくに聖女になることなど諦めていたシルヴィアは『普通の生活』を夢見てゴミ漁りに励んでいた。
だが、聖誕の夜になぜか聖女の資格を得て
しまう。このままでは妹の邪魔になると殺される――そう察してシルヴィアは実家から着の身着のままで逃げ出す。だが逃げ出した先で助けてくれたのは、人間ではなく妖魔皇だった。
聖女をさがしていた妖魔公は、シルヴィアに協力を求める代わりに庇護を約束する。
今更聖女になんてなりたくないけれど、実家から逃げるため、不本意ながらシルヴィアは『普通の生活』目指して教育を受けるが――
「お前の家庭教師として魔界からお越し頂いた妖魔の熊さんだ。これを平手で倒せれば実家など敵ではない」
「これ本当に普通の教育ですか!?」
実は隠された才覚のあるシルヴィアを喜々として育てる妖魔皇、追いかけてくる実家(特に妹)、ライバル視してくる他の聖女たち――これは、一度は夢を捨てた少女が、チート教育と仲間と恋を得て、最強の聖女に上り詰めるまでのシンデレラ・ストーリー。
書き上げてありますので完結確約。
※R15は念のためです
※ヒーローとは父娘関係になりますが、あくまで偽装です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-18 12:27:40
129264文字
会話率:53%
「ごきげんよう。このたび、あなたの正妃として嫁いでまいりました、モルディア国第一王女にしてマグドネル国王の養女、ヴィオレーヌと申します。あなたが殺害を計画した、女です」
ヴィオレーヌは、夫となるルーファスに剣を突きつけて微笑んだ。
戦に負
けたマグドネル国からの人質として、ヴィオレーヌは今日、ルウェルハスト国へ嫁いで来たのだ。
そして一度目の人生で今日夫ルーファスに殺されたヴィオレーヌは、人生をやり直して今日に戻って来た。殺されぬよう、絶大な力を手に入れて。
「禁術で旦那様の心臓とわたしの心臓をつなげさせていただきました。文字通りの運命共同体ですわ。ふふっ、夫婦らしくていいでしょう?」
笑顔で宣言するヴィオレーヌに、ルーファスは愕然と目を見開く。
祖国モルディア国のため、敵国だった国で自分を殺そうとした夫の側で、うまく立ち回り生きていくことを決意するヴィオレーヌ。
周囲が敵ばかりの国で、ヴィオレーヌは己の力を見せつけ、少しずつ味方を増やしていく。
それはやがて、いつしかヴィオレーヌを疎んじていたはずのルーファスの心まで動かしていき――
力をつけて、覚悟を決めて挑んだヴィオレーヌが、やり直しの人生でトラブルに巻き込まれながらも幸せをつかんでいくお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 07:00:00
202285文字
会話率:30%
わたし、スカーレットは燃費が悪い神殿暮らしの聖女である。
ご飯は人の何倍も食べるし、なんなら食後二時間もすれば空腹で我慢できなくなって、おやつももりもり食べる。というか、食べないと倒れるので食べざるを得ない。
この調子で人の何倍ももり
もり食べ続けたわたしはついに、神殿から「お前がいたら神殿の食糧庫が空になるから出て行け」と追い出されてしまった。
もともと孤児であるわたしは、神殿を追い出されると行くところがない。
聖女仲間が選別に暮れたお菓子を食べながら、何とか近くの町を目指して歩いていたわたしはついに行き倒れてしまったのだが、捨てる神あれば拾う神あり。わたしを拾ってご飯を与えてくださった神様のような公爵様がいた!
神殿暮らしで常識知らずの、しかも超燃費の悪いわたしを見捨てられなかった、二十一歳の若き公爵様リヒャルト・ヴァイアーライヒ様(しかも王弟殿下)は、当面の間わたしの面倒を見てくださるという。
三食もりもりのご飯におやつに…とすっかり胃袋を掴まれてしまったわたしは、なんとかしてリヒャルト様のお家の子にしてもらおうと画策する。
しかもリヒャルト様の考察では、わたしのこの燃費の悪さには理由がありそうだとのこと。
ふむふむふむ、もぐもぐもぐ……まあ理由はどうでもいいや。
とにかくわたしは、この素敵な(ごはん的に!)環境を手放したくないから、なにが何でもリヒャルト様に使える子認定してもらって、養女にしてもらいたい。願いはただそれだけなのだから!
そんなある日、リヒャルト様の元に王太子殿下の婚約者だという女性がやってくる。
え? わたしが王太子殿下の新しい婚約候補⁉
ないないない!あり得ませんから――!
どうやらわたしの、「リヒャルト様のおうちの子にしてほしい」と言う願望が、おかしな方向へ転がっていますよ⁉
わたしはただ、リヒャルト様の側で、美味しいご飯をお腹いっぱい食べたいだけなんですからねー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 21:00:00
81432文字
会話率:31%
「嫁はいらんと言っただろう。つまみ出せ!」。女王の命令で王弟グレアムに嫁いだアレクシアは、彼の暮らすコードウェルに到着して早々、グレアムから厳しい言葉を浴びせられてしまう。
生家では、金色の光彩が入った赤紫色の瞳が気持ち悪いと虐げられてきた
けれど、ここでもやはり受け入れてもらえないのかもしれない。アレクシアは絶望するが、ここを追い出されたら、アレクシアにはもう帰るところはない。
「下働きでも結構でございます。こちらで働かせていただくことはできませんでしょうか?」。ダメもとでグレアムにそう申し出るアレクシア。
「は?」グレアムは目を点にしたが、最終的にコードウェルで暮らすことを許してくれる。
グレアムの邪魔にならないように、使用人として置いてもらおう。そう思ってアレクシアだったが、マーシアをはじめ、コードウェルで暮らす使用人からは奥様として扱われる。
それどころか、いつの間にかグレアムまでアレクシアを慈しむようになって……。
――あの、わたくし、こんなに幸せでいいのでしょうか。
アレクシアは戸惑いつつも、徐々にグレアムのことが好きになって――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 12:10:00
421687文字
会話率:32%