かつて、魔女と呼ばれた女がいた。
銀の髪と氷の瞳を持つ女は、森の恵みを分け与え、人と静かに生きていた。分け隔てなく、ただそこに存在していた。それが平穏だと、信じていた。
ヴェルディナ王国の王女・ミアは原因不明の病に倒れ、ひとりベッドの上
に横たわっていた。自由のきかない体に絶望し、死にたい、と毎日過ごす。
そんな彼女の心を溶かしたのは、辺境の地からやってきた王子だった。その一点の曇りのない瞳に、一瞬で引き込まれた。
ミアは王女としての務めもある。脅かされる王国の分断に、裏切り。そして精霊が宿るとされるエリディオの地の魔女の伝説。
その呪いは、二人を容赦なく襲いかかる。
魔女は言った。
「愛を奪い、平穏を壊した人間たちに、思い知らせてやろうじゃないか」
自分勝手な人間ども。
「愛を裏切ったその罪を、世界を凍てつかせた償いきれぬその罪の重さを。一体、何に触れてしまったのかを」
魔女は求めていた、あの日に失われた愛の温もりを。
「愛は死んだ、もう二度と戻らない」
それを知るためならば、世界を滅ぼすこともいとわない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 21:38:34
2433文字
会話率:7%
主「『俺は脇役らしく主人公の影になって暮らしていこう』と目標を立てよう!」
??「「「「ダウト!!」」」」
主「・・・後で覚えておけよ」ボソッ
??「「「「すみませんでした」」」」
って物語。
前提に文章がクソなので見ない方がいいです。
※1「」等が多いです。
※2 更新は…編集中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-21 15:00:00
48182文字
会話率:60%
シャルロッテは縁あって好意を寄せていた人と婚約することが出来た。彼に好かれたくて距離を縮めようとするが、彼には好きな人がいるようで思うようにいかない。一緒に出席する夜会で彼はいつもその令嬢を目で追っていることに気付く。「私を見て」その思い
が叶わずシャルロッテはとうとう婚約の白紙を望んだ。その後、幼馴染と再会して……。(前半はシリアスですが後半は甘めを目指しています)※この作品はアルファポリス様にも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-14 20:00:00
75755文字
会話率:41%
そうです。わたしが隣国から聖女を追放させた張本人です。皇子様に奴隷落ちを宣告されたけど、どうしても助けたい人がいたから後悔はありません。
だから、あなたがわざわざ奴隷になって働いてるわたしを探しにきて、謝る必要もないと思います。
最終更新:2021-02-09 21:56:58
10401文字
会話率:31%
中学2年生である主人公、氷谷和人はぼっちである自分を変えるために努力をする。
しかし、彼には自分でも気付いていない重大な欠点が、、、。
不定期更新です。
最終更新:2020-06-15 19:05:05
1728文字
会話率:18%
孤児院を存続させるためにおじいちゃんから頼まれ薬草を近くの山にアリサと取りに行く8歳の少年ラルク。
しかし水を取りに単独行動したのが仇となり途中で迷子になってしまった。どうしようか迷っていると魔物に見つかってしまい死を覚悟した瞬間、紅の風が
巻き起こる。
その風が収まったときにはあれだけ恐ろしかった魔物は死んでいた。そしてラルクは彼のようになりたいと憧れを抱く。
これは一人の少年があれやこれやとあるうちに成長を遂げる物語……のハズ。
一つ一つの話が短めです。
※初めての投稿です。色々と至らぬ点などあると思います。読みづらかったり描写が変だったり。なるべくそんなことがないよう努力しますのでよろしくお願いしますm(_ _)m
たまーに文章の作り方が変わっていくと思います。なぜなら大分とマイペースに投稿するつもりなので。気長に待っていただければありがたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-22 20:00:00
30626文字
会話率:42%