「この俺が召喚してやったんだから、ありがたく思ってこの国のために働け」
――もともとは日本で暮らしていた美亜を「聖女」として召喚した王子は、あまりにも高圧的にそう言った。
美亜が転移した異世界の王子と王女は、それ以外にも暴言や失礼なこと
ばかりで、こんな奴らには従うわけにはいかない、と美亜は命令を拒否する。
「あなた達がそんな態度なら、私は聖女の力を使いません」
「聖女のくせに命令に従わないなんて、処刑してやりますわ!」
「聖女である私を処刑したら、困るのはあなた達ですよ」
そんな美亜をわからせてやりたいと、ある日王女は美亜の足元に、死にかけの騎士を転がす。
「さあ、聖女の力を使いなさい! それともあなたは、この騎士に死ねと言うんですの?」
自分で手当てや処置をするわけでもなく、ただ美亜を従わせるための道具として騎士を利用する王女に、美亜の怒りは限界に達する。
そうして美亜は王女に、聖女の特殊な力を使い、とある反撃をするのだった――
※短編版の続きは5話からです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 12:01:10
31228文字
会話率:44%
「この俺が召喚してやったんだから、ありがたく思ってこの国のために働け」
――もともとは日本で暮らしていた美亜を「聖女」として召喚した王子は、あまりにも高圧的にそう言った。
美亜が転移した異世界の王子と王女は、それ以外にも暴言や失礼なこと
ばかりで、こんな奴らには従うわけにはいかない、と美亜は命令を拒否する。
「あなた達がそんな態度なら、私は聖女の力を使いません」
「聖女のくせに命令に従わないなんて、処刑してやりますわ!」
「聖女である私を処刑したら、困るのはあなた達ですよ」
そんな美亜をわからせてやりたいと、ある日王女は美亜の足元に、死にかけの騎士を転がす。
「さあ、聖女の力を使いなさい! それともあなたは、この騎士に死ねと言うんですの?」
自分で手当てや処置をするわけでもなく、ただ美亜を従わせるための道具として騎士を利用する王女に、美亜の怒りは限界に達する。
そうして美亜は王女に、聖女の特殊な力を使い、とある反撃をするのだった――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 20:01:20
13160文字
会話率:38%
十年続いた戦争が終わり、和平の証として、両国の王子と王女が結婚することに。終戦の喜びもあり結婚式は盛大。しかし、王女の国の者が帰国すると「あんたの国に夫は殺された」と召し使いは泣きながら王女に水をかけた。王女に恨みをぶつけるのは一人や二人で
はない。頼りの結婚相手である王子は、「そなたを愛すことはない」と塔に閉じ込めてしまう───折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 10:14:07
2734文字
会話率:44%
本作はF系・架空戦記のなかでのちょっとエッチなエピソードを歴史物語風に描いたものです。
王子と王女の密会でなされたちょっと官能的な一幕を後世の編纂者の視点でまとめているという文体を採っています。
読切ですので、気軽にお楽しみいただけますと幸
いです。
好評でしたら別エピソードも、などと考えていますが、今のところ未定です。
本作で内容自体は完結していますので、安心して楽しんでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 21:10:00
17321文字
会話率:16%
カフェを経営するマスターは休日、海辺に趣味のナンパをしに行く。まったく相手にされないマスターだったがその夜、浜辺で蹲っている美しい女性をを見つける。よくよく話を聞くと、どうやら元人魚だったらしい。王子と結ばれる為に魔女と契約して声を失ったが
。その王子はどこかの王女と結婚しようとしている。魔女の存在を知ったマスターは、自身にモテない魔法がかけられていると確信する。元人魚は王子と結ばれるため、マスターはモテない魔法を解くため、2人は協力することとなる。まずは王子と王女の結婚を阻止するべく、マスターのナンパテクニックが炸裂、するかもしれない物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 22:46:15
4123文字
会話率:0%
嵐の朝
騎士のような男が子供を育てる人里離れた砂浜の家
美しい女戦士が 赤子を抱いて その砂浜に漂流
本当の父母でない二人が 必死で大事な子どもたちを 育てる
その子どもたちが凛々しく爽やかに 育ち
自分たちの秘密を 徐々に、知っていく‥
歴史ファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 21:00:00
375863文字
会話率:55%
千年にも及ぶ戦乱が続く中原世界。その間、中立を保ってきた魔道師たちの都エイサも、ついに東方のガルマニア帝国によって戦火に巻き込まれてしまう。そのさなか、老魔道師ケロニウスは、古代バロード聖王国から伝わる【アルゴドラスの聖剣】をある人物に託
す。
その頃、新バロード王国の王子ウルスと従者タロスは、ガルマニア帝国に寝返った家臣によって、遥か西の辺境近くまで追い詰められていた。謎の超戦士ゾイアに助けられたウルスだったが、運命の悪戯で離ればなれとなってしまう。流浪の王子ウルスは、やがて中原全体を覆う陰謀の渦に巻き込まれて行く。
一方、ウルスを探して放浪の旅に出たゾイアは、超絶的な剣の技で次々と敵を斃していくが、その本当の力は人知を超えたものだった。ゾイアとは、果たして何者なのか。中原の命運を握る存在なのか。
だが、本当の危機は、北方の人外の魔境から、密かに迫って来ていたのである。
*これは、わたしの初めての『剣と魔法の物語』になります。今までのわたしの作品とは、かなり違ったものになると思います。残酷な描写も出てきます。なので、そういうのが苦手な方は、読まない方がいいかもしれません。それでも、面白いはず、という根拠のない自信もありますが。
*毎日17時20分頃までに更新するようにします(令和3年3月1日以降)。事情により遅れたりする時には、あらかじめお知らせしますので、よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-27 15:03:33
3719853文字
会話率:32%
とある王国に生まれた双子の王子と王女。見た目はそっくりだが、2人の性格は正反対!活発で運動が大好きな姉と読書家の大人しい弟。彼らに王国の古いしきたりを守らせるのは至難の業で…困り果てた国王は、彼らの性別を入れ替えて育てる事を決意する。
そん
なこんなで16歳になった彼らは、性別を偽って生きることに限界を感じ始める。そんな中、入れ替わりの真実が露見し大変な事態に!
王子と王女は『自分が自分らしくいられるようにするために』そして『古いしきたりに縛られている人たちを助けるために』抗い始める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-14 21:25:55
44452文字
会話率:56%
魔術対抗を称されるグロリア帝国で随一とされるマーギア家の長女として生まれたディアナ=マーギアは優秀な両親の魔術師としての才能を受け継いでいると期待されていたが2歳の時に受けた魔力量測定で魔力がたったの3しかない事が分かり、父親から「俺の子で
はない」と言われてしまい離れに2人の使用人と共に閉じ込められる生活を送っていた
ディアナが10になる時、第二子であるユピテル=マーギアが生まれ妹の魔力量が90と帝国の歴史上1番の魔力量を保有することが分かりディアナはユピテルに家を継がせる為に12の時に死んだことにされ森の奥深くに捨てられてしまった
捨てられはしたが両親への愛情などは持ち合わせていないディアナはひっそりと何故か着いてきてくれた使用人2人と生活を始める
平和に17になったディアナの元に殺されかけていた双子の兄妹を拾い、何かの縁だと自分の家で面倒を見るようになる
最初は心を開かなかった2人だがディアナに絆されていき、カニスとフェレスと名ずけられて平凡な生活を送っていたが5年がたったある日、2人を狙った暗殺者達から2人を守る為に彼らの代わりに「もう一度名前を呼びに戻る」と約束して死んでしまう
そこから紆余曲折を経て、ディアナが死んで8年後の世界でフリージア=アイスタスという生前のディアナと同じ年齢の公爵令嬢に憑依することになり約束通り可愛いあの子達の名前を呼びに行こうとするが
あれ?あの子達王族の傍系の子じゃなくて直系??
しかも王太子と王女なんだ……
あれ?私は王子と王女を私のわんちゃんとねこちゃんって呼んでたの??
どうしよう……………
うちの子達は優しくて可愛いので酷いことは出来ないと思っているし、守らないといけない存在で甘やかしたいディアナ(現フリージア)VSなんでも1人で出来るし守られる存在じゃないけどディアが可愛がってくれるなら弱い振りでも何でもする激重感情を抱える人達が繰り広げるラブコメ!になる予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-02 20:41:54
914文字
会話率:79%
ー 俺と一緒に旅へ出ないか?
ソレは、ちょっぴり甘く、とても切ない、王子と王女の少し歪んだ物語。
決められた中でしか生きるコトを知らない。
縛られたカゴの外のコトはわからない。
お互いを見つめるで、初めて
自分が判る。
「向こうよりはマシ」と、心の何処かで蔑むコトで安心出来る。
惹き合う事で埋めれる何かを探し、歪んで狂った世界を歩く、不器用な二人の結末は…
表と裏を切り取るコトで視えるモノとは?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-05 00:26:53
83253文字
会話率:55%
カトレア帝国にはカトレアノーブルという7つの大貴族があり、それを統べるのがオブシディアン公爵家だった。力あるオブシディアン公爵家の一人娘レイラは早くから皇太子妃に決まっていた。だが、皇太子フレデリックとは仲が良すぎたため兄としか見れなかっ
た。皇族が離婚できるのは死別と子供が出来ない時だけ。そこでレイラは自由を求めフレデリックと白い結婚を計画する。皇帝になったフレデリックは男爵令嬢クレアと恋に落ち、クレアを皇妃に迎えて二人は王子と王女を授かる。いよいよ離婚しようというタイミングで皇帝フレデリックと皇妃クレアは暗殺されそうになる。皇妃クレアは即死、幸い皇帝は命を取り留めるが寝たきりになる。レイラは幼い子供たちの嫡母、後ろ盾となって奮闘し生涯を終える。目が覚めるとレイラは5歳の時に戻っていた。クレアは2度目の人生で皇帝と皇妃が死なないように未来を変えることに成功する。同時に今度は自分の人生を。フレデリックと離婚後にするはずだった自分のための結婚を、相手には前回独身だったジェイドを選ぶ。だが、恋は一筋縄ではいかなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-04 19:20:48
8179文字
会話率:22%
※この小説は以前に投稿した、同タイトルの短編小説の連載版です。
小国と称されるベルデ国の王女エイレーネは祖国の安寧を願い、隣国の王子へ嫁ぐことになる。しかし彼女のお相手は"呪われた王子"と呼ばれて忌み嫌われる、病弱な王子
であった。大きな不安を抱えて俯くエイレーネとは対照的に、"呪われた王子"ことリファトは顔を合わせる前から彼女に恋をしていた。優しい王子と王女はやがて心を通わせるようになるが、二人に待ち受ける王家の洗礼は厳しいものばかりだった。
王政の時代に翻弄されながらも互いへの愛を貫いた、リファトとエイレーネの物語。少しでもお楽しみいただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-17 19:23:35
341280文字
会話率:50%
一族が旅に出た後、最後のエルフの生き残りとなったソフィアは、長い間、たった一人で使い魔のフクロウと共に、女王として、人里離れた、森の奥で城の手入れをしながら、友人でもある使い魔のフクロウと会話をしながら、静かに暮らしていました。
そんな、少
し雪が残る早春のある日のこと、王国の混乱から逃げてソフィアの暮らす森へと迷い込んできた、王子と王女の兄妹を助けました。その時、追っての敵兵をソフィアは魔法で追い払いますが、敵兵の命は奪いませんでした。そのことで、王子と言い争いになりますが、ソフィアには、命を奪うことが正しいとは思えないので、王子の言い分か理解出来ませんでした。
さらに、ソフィアは、母親から人間とは必要以上に仲良くなってはいけないと言い聞かされていたので、距離を取り冷たい態度をしてしまいます。だから、王子もソフィアのことを嫌ってしまいます。それでも、ソフィアの優れた魔法の才能と、彼女の名前は、神話の中で、王国を救ったとされるエルフのソフィアに由来しているので、王国を支配している魔王と戦うように懇願します。
神話ように偉大ではないと思っているソフィアは、いろいろな理由をつけて戦うことを拒否します。初夏までの数ヶ月、王子たち兄妹と森の中で暮らす内、互いの誤解が解けてきます。
そして初夏、ついに魔王が、森へと攻めてきます。
その時、殺めた化け物が人間の成れの果てと知った時、ソフィアは深い悲しみを覚えます。
そして、一族が旅に出た意味を知り、ソフィアの一番の友人であった使い魔のフクロウの役目を知ります。
様々な出会いと別れを繰り返し、魔王を倒したソフィアは、寿命の違いを受け入れて、王子と結ばれて暮らします。
年老いた王子が「僕が死んだら、また、誰かを愛してくれ」とソフィアに言います。その言葉に、出会った頃と変わらない姿のソフィアは涙目て「優しいのね。そうね……未来のことは分からないわ。でも、これだけは、きっとそう。あなたは、いつだって、ずっと一緒よ」と自分の胸に手を当てて、王子にキスをして物語が終わります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-26 22:36:13
21866文字
会話率:33%
【一章・序】
エルフの少年ノートンとドラゴンの少女シルティアとの出会い
【一章】
一章・序から12年
エルフ界でのエルフと魔王軍の戦い
成長したノートンとその親友ガルボは魔王軍のスケルトン部隊とルービアンカの里で交戦
しかし敗れ去り他の里
へ撤退を余儀なくされる
ルービアンカ陥落の報にエルフの女王は大軍を持って奪還に乗り出す
【二章・序】
一章から約7~8年後
人間と魔王の血を引く魔界の王子と王女の話
【二章】
一章から15年後
エルフとドラゴンの血を引く少年ルセルの話
精霊界の一角にあるエルフの住まう国で生まれたノートンとシルティアの子ルセルは、普通のハーフエルフとしてエルフ界で暮らしていた
しかし不死鳥と不思議な少女アリスとの出会い、そして竜界より遣わされた者達により運命は大きく変わっていく
【三章】
二章から5年後
人間界に侵攻した魔王軍は西方地域を席巻
圧倒的な力を持った魔王軍に人間達は為すすべもなく倒れていく
しかし突如全身赤色の鎧兜に身を包んだ『赤い戦士』が現れ魔王軍に戦いを挑み始めた
一方、成長したルセルは魔王軍と戦う為にエルフ界から一路人間界に赴く
【NEXT】
三章から二年後
人間界と魔王軍との戦争以後の人間界・魔界・精霊界の各々の動き
ノクターン版『竜王と魔王』を元になろう版として編集した作品です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-08 16:19:29
346681文字
会話率:43%
昔々、ある王国に王子と王女がいました。国は平和で、二人は幸せに暮らしていました。
しかし、あるとき人間に恨みを持つ魔法使いが、「厄災のドラゴン」を操って王国を滅ぼそうとしました。
命からがら王宮を逃げ出した二人は、それぞれに数奇な運命をたど
ることになります。
王子は、旅の途中で出会った女剣士と、魔法使いを倒すために「虚無の剣」を探しに行くことになりmす。しかし、その虚無の剣には、この世界の根幹を成す、ある秘密があったのです。
ーーーー
よくある設定をひたすら詰め込んで、絵本風にしてみた実験的短編作です。
萌え、ざまあ、俺つえー、ハーレム、スローライフあたりの要素は一切ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-03 23:56:07
57700文字
会話率:33%
【ツイッターアンケートで国を作っています】
・アンケート結果で物語が進んでいきます。どうぞよろしくお願いします。
最終更新:2022-07-29 19:00:24
1472文字
会話率:0%
とある国の王子と王女の冒険譚。
恐れられている魔女がいる世界で、二人がどのように魔女と出会い・別れ、どのように成長していくのか? 果たして魔女は本当に怖いのか? その目で確かめる旅に出ます。
最終更新:2022-03-27 21:02:35
27825文字
会話率:41%
たった2人の王子と王女の勇者育成プロジェクト
滅んだ王国を再建し打倒帝国を目指す物語
最終更新:2022-02-08 23:58:32
59505文字
会話率:39%
小国、ヴィアリアス国にまつわるとある噂。
「ヴィアリアス国の王子と王女は、魂が入れ替わっているらしい」
そんな俄には信じがたい噂を流したのは、なんとヴィアリアス国の国王。
真実として語られる"噂"が流れる中、王子で
あるガンジュンは妹の婚約者候補と会うことになって――――――
自分らしさと、王族としての責務との間で葛藤する兄妹のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-04 18:40:22
20820文字
会話率:37%
貧民街で暮らす、王子と王女でありながら、私生児だからと生まれてすぐに捨てられたセシリオとセシリア。
ある日、二人とも奴隷商人に捕まり、売り飛ばさはれた先は、かつて自分たちを捨てた父親がいる王宮だった。
最終更新:2021-09-12 01:12:54
2728文字
会話率:14%
計画成就のため城を出立した双子の王子と王女。
そして王族一家の計らいにより王子たちの追跡を命じられ共に旅する男女。
それぞれが抱える恋の行方は…!?
架空の国の賑やかな登場人物たちによる、時にほのぼの、時にシリアスなラブストーリー
。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-15 15:42:47
77672文字
会話率:26%