私はある夜、夢を見た。
満天の星空の中を走る蒸気機関車に乗っていた。まるで銀河鉄道のような。
1分で読める「夢」がテーマのショートストーリー
最終更新:2020-10-19 06:20:46
1498文字
会話率:43%
上級異端審問官にして、退魔師であるヨハン・コルネリアス司祭と、吸血鬼の姫アリスは、魔術で制御された蒸気機関の世界で、世の中の安定を陰から支えていた。ある日、違法奴隷を扱う貴族の屋敷を強襲し、わずかに生き残った無辜の民を救い出すことに。しかし
、その裏を引く存在に疎まれる結果となり、アリスは囚われてしまう。アリスの身を開放するべく動き出したヨハンは、違法奴隷の手を引いた黒幕に辿り着く。しかし、黒幕によりヨハンは窮地に陥ってしまう。そのピンチに駆けつけたのは、他ならぬアリスだった。咎人として背中を預け合う二人は、黒幕の配下を蹴散らして、黒幕を追い詰められるのか?
「マジック×スチームパンクな吸血姫と退魔師コンビの痛快アクション×ダークファンタジー」ご覧あれ。
※最後まで書けてないのでエタったら、ごめんなさいっ><折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-11 23:00:00
41710文字
会話率:43%
スチームパンク巨編!『水、土、日、祝』更新!
蒸気機関全盛のこの時代、最もその恩恵に浴した国があった。
都市国家、帝都。世界で最も蒸気機関が普及したこの国は〈蒸気都市〉とも呼ばれ、多大なる発展と発達を遂げていた。
いまその帝都に一人の女
が降り立つ。
蒸気機関の普及せぬ東の地よりこの帝都へ赴任を果たしたのは南海楓。
帝都に支部を置く組織の実務員である彼女は後輩の教導のため、帝都へ初めて足を踏み入れたのであった。
初めての帝都となれば、見るもの、聞くもの、経験するもの、楓にとってはなにもかもが新鮮で、その煤煙のすさまじさにすら驚きと目まいを覚えてしまう。
そんな彼女は目もくらむような都会の落とし穴にはまったく気付かない。こうした華やかな都市には日常的に犯罪がつきものだという落とし穴に。
赴任先へ向かう路地裏にて、楓は遭遇してしまう。
仮面を着けた詰襟姿の一味、犯罪組織〈黄金の幻影の結社〉の構成員たちに。
自分はなにか変なことに巻き込まれたのでは。いやな予感を覚えながらも話しかけようとする楓は、いきなり連中に襲いかかられてしまう。
そしてその出来事を影からうかがう特高――特別高度警察隊の目があった。
いまその帝都では密やかに人さらいが起きていた。
東部市の人目のつかぬ通りにて、浮浪者が連れ去られているのだという。だが現場は路地裏、被害者は浮浪者とあって、警察はろくに動きもせぬ。
犯行の陰には〈黄金の幻影の結社〉の構成員の姿がちらほら見えるという。
となれば看過していられないのが帝都探偵協会所属の探偵、わけても坂下探偵とその仲間たちであった。路地裏で〈結社〉構成員を撃退した彼らは、先ほどまで襲われていた女性の安否を気遣い接触を図る。
坂下探偵は楓が路地裏で見た存在について証言を求める。
すると楓はあれは『地縛霊』ではなかったか、などと言いだして……。
それは一人の男の焦りからはじまった。
彼女はただ巻き込まれただけなのだ。
むろん、帝都では事件に巻き込まれるなど日常的であるかもしれない。
もっとも外国人の彼女にはそれが通用しない。
◆諸注意◆
*本作は蒸奇都市倶楽部が発行する同人誌からの転載です。
*転載は著作権者が行っています。権利上の問題はございません。
*本作は小説投稿サイト『カクヨム』にも同日程で掲載されます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-21 09:00:00
280781文字
会話率:32%
打ち明ける男の瞳は黒く淀んでいた。
「ええ、配管工の私はその日、点検の為に中央市に赴いておりました」
男は仕舞い込んでいた恐怖をゆっくりと吐き出していく。
「あれは、ああ、まさに〝奴〟の息遣いだったのではないかと」
それは恐怖の再生ではなか
っただろうか。
「思わず振り返ってしまった私は見たのでございます!」
帝都の地下深く、男はあの日を思い返す。
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◆絶版となっている当サークル発行の同人誌掲載作品を改稿したものです。
◆各原作者の意向に基づき、段落とも空行、改行がほとんどありません。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-28 16:48:19
6517文字
会話率:0%
機械の修理などを手広く手がける機関調律師を志す『私』は、実務を積んで腕を磨くため大学の友人知人のつてで簡単な修理や調律の仕事を回してもらっている。
これはそんな『私』の日々の記録である。
※連作となっています。タイトルは表題作という扱いにし
ていますが、貫通するタイトルが思いついた場合には変更する可能性があります。
◆一話目は絶版の同人作品を改稿したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-06 16:50:19
94139文字
会話率:37%
インドアオタクで陰キャ、それが『僕』。
今日は中学校の入学式。放課後、部活探しをしていた時に
僕は浮世離れした絶世の美人『先輩』に出会う。
その夜、僕はなぜか見た事も無い場所にいた。
ひょんな事から再会した先輩を追って、
発車していく蒸気
機関車に文字通り飛び乗る。
汽車の名は『葬送列車』。
その行き先は何人(なんぴと)たりとも逃れられぬ『死』だという。
『僕』は、『先輩』は、どうなるのか?
回り始めた運命は暴走する機関車の如く、止まる事も躊躇(ためら)う事も知らない。
これは『僕』を軸にした、『ふたり』の物語の始まり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-19 23:00:00
47445文字
会話率:13%
第一次産業革命を終え、蒸気機関が隆盛を極める二十世紀初頭の英国《イギリス》。
第二次ボーア戦争で英国陸軍の部隊へ所属していたジョー・スミスは、味方のはずの英国腕章をあしらった謎の蒸気鎧に仲間をせん滅させられ自身も片腕を失った。その後、蒸
気機関を内蔵した特殊な義手を得た彼は地下組織の運び屋《ポーター》として活動する傍ら英国陸軍上層部への復讐という荒唐無稽な野望を成就する機会を窺っていた。
そんな矢先、ジョーに《シャーロック・ホームズ》の二つ名を有する謎の少女の脱走を手伝えと指令がくだる――蒸機漂う世界を舞台にした英国浪漫譚、開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-13 22:13:27
129196文字
会話率:57%
私と彼。小さな蒸気機関車と金づちの音。群青の空。夏枯れの野原。ボブ・ディラン。
最終更新:2020-08-28 21:00:00
9777文字
会話率:32%
曾爺様とそっくりな顔の男に降りかかった悲劇。
最終更新:2020-08-07 14:00:00
790文字
会話率:22%
ホモ・サピエンス国家に囲まれた地域に成立したホモ・アンデルスの都市国家「ウーシ・カヤーニ」は、その立地上の特徴から、ホモ・サピエンス世界全体に技術上・政治上の大きな影響を与えた。
本書は、当時のホモ・サピエンスが保有していなかった火器により
「ウーシ・カヤーニ」を成立させ、蒸気船によりヴィオティア海の覇権を得て、その後滅亡するまでを記載する通史であるとともに、ホモ・サピエンス世界に与えた影響を記述するものである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-07 00:04:34
48318文字
会話率:0%
妻と娘を失った若き検事は復讐のために正義を捨てる。
そして、怨敵に復讐を果たした時、愛と狂気と復讐が混じりあい物語は大きな渦となって更なる回転を始め……。
たどり着いたそこは、魔物が跳梁跋扈し蒸気機関と魔法により発展した異界だった。
二匹の悪鬼が異世界に紛れ込む。
オーソドックスな異世界転移もの。
愛は妻と娘に捧げきってます。
※R15 人体損壊表現が多用されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-05 18:28:23
348981文字
会話率:40%
異形頭のサーカスのお話。
団員たちの日常を描いた短編集になる予定。
タイトルも暫定なので良いのを思い付いたら変えるかも。
好きな世界観で好きなものを書いているので細かいことは決めてないです。悪しからず。
異形頭と人間が共生している世界。
退廃的で、文明は進んでおらずエネルギーは蒸気機関で賄われている。電気はなく、街灯はガス灯。
そんな世界の片隅にある、サーカス団員達の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-02 01:04:39
1615文字
会話率:11%
ある日、蒸気機関車を撮影した帰りに異世界へと飛ばされてしまった誠斗。その世界は魔法が存在し、ドラゴンやエルフといったものが存在する世界だった。元の世界へと戻る方法を探しつつ、お金を稼ぐために拾ってくれた魔法使いのところで働く彼は移動手段が
馬車と船、ドラゴンだけという現実を見る。いちいち移動するのが不便だと感じた彼の頭の中に思い浮かんだのは、トリップする直前に見た力強く走る蒸気機関車の姿であった。
この世界でもあの姿が見てみたい。
そう思った彼は、異世界で鉄道会社を立ち上げることを決意する。
※この作品は以前投稿していた「異世界鉄道株式会社」のリメイクです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-23 21:14:26
9066文字
会話率:43%
ある日、蒸気機関車を撮影した帰りに異世界へと飛ばされてしまった誠斗。その世界は魔法が存在し、ドラゴンやエルフといったものが存在する世界だった。元の世界へと戻る方法を探しつつ、お金を稼ぐために拾ってくれた魔法使いのところで働く彼は移動手段が
馬車と船、ドラゴンだけという現実を見る。いちいち移動するのが不便だと感じた彼の頭の中に思い浮かんだのは、トリップする直前に見た力強く走る蒸気機関車の姿であった。
この世界でもあの姿が見てみたい。
そう思った彼は、異世界で鉄道会社を立ち上げることを決意する。
※挿絵(路線図等)がある話にはタイトルの横に“☆”がつけてあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-02 18:32:41
1006699文字
会話率:44%
天喜二年(1054年)。
藤原道長の孫、後冷泉天皇の御代。
とある陰陽師が蒸気機関を実用化してから、二十数年。
摂津国渡辺津にて上洛を夢見る少年は、ある日、京から来た陰陽師と出会う。
それは、彼を蒸気機関と怪異うごめく平安京に
誘うものだった。
蒸気の都にて、太刀をぶん回して怪異を叩き斬る。
脳筋武士の平安スチームパンク。
※本作品は、「ノベルアップ+」様、「カクヨム」様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-22 07:11:43
147713文字
会話率:30%
戦国時代の日本の技術でアンモニアを化学合成する『ハーバー・ボッシュ法』が実現できるか考えてみました。
皆様の創作のご参考になれば幸いです。
※同作品を『カクヨム』にも投稿しています。
最終更新:2020-07-17 23:24:14
10907文字
会話率:3%
十五年前、世界は一度終わった。
きっかけは石油の枯渇から始まる物質文明の崩壊、異常気象と大飢饉、そして核戦争。
相互確証破壊による安全保障の理論は崩壊し、文字通り相互確証破壊に至る。
空は燃え、地は焼け、海が溢れ、人の文明は罪と共に洗い清
められた。
生き残った人々は地球全体でおよそ五万人。
彼らは旧文明の残滓を採掘することで生きながらえ、新たな社会を築き、人類の再建を目指していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-10 21:41:42
13901文字
会話率:62%
【電撃の新文芸】より、7/17に『英国幻想蒸気譚Ⅰ-レヴェナント・フォークロア-』が発売されました。
『英国幻想蒸気譚Ⅱ』は秋頃に発売です。
19世紀末。蒸気機関文明華やかりし時代。
発達した蒸気機関が世界を席巻し、空は排煙に覆われた
。遺伝子工学によって生まれた労働種。夜の街に現れる鋼鉄の怪物。鉄の音に惹かれてやってくる血塗れの獣。霧の夜に人がいなくなり、別人になるという都市伝説など、まさに混沌に彩られし大英帝国ロンドンにて。
請負屋を営む極東人の封神幎(ツカガミ・トバリ)と、錬金術師ヴィンセント・サン=ジェルマンの二人の下に舞い込むのは、いつだって厄介ごとばかり。
ある日、アカデミアからやって来た女性から、「友人が危険な研究に手を出して、行方不明になったので探してくれ」という奇妙な依頼が舞い込んでくる。
喜々として依頼を受けたヴィンセントに連れられて、事件の手掛かりがあるであろう場所に訪れたトバリたちの前に現れたのは、鋼鉄と蒸気に彩られた怪物で――
これは、虚実入り混じった登場人物たちと織り成し、鋼鉄と蒸気が紡ぐ幻想譚。
皆様方のお目がもし、お気に召さずばただ夢を見たと思ってお許しを。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-07 12:00:00
342379文字
会話率:31%
蒸気機関と錬金術により栄えた帝都、スフェーン。
田舎娘のシトリンは、地元で蔓延している奇病の治療方法を求めて汽車で帝都を目指す中、突然の銃撃戦に巻き込まれ、撃たれてしまう。
しかし次に目が覚めたとき、何故か生きていた上に、彼女の胸はありえな
いくらいの石に侵食されていた……。
生きながらに賢者の石になってしまったシトリンは、彼女を狙う者たちから逃げ回りながら、彼女を助けてくれた地下組織の者たちと共に、奇病の真相に迫る。
サイトより転載になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-28 15:00:00
195130文字
会話率:45%
ここはブリテン王国
火薬、石炭、木炭、それまでの武器は火が主流だった。武器商人たちは警察に嗅ぎつけられぬよう、こそこそと武器を作っていた。
そんな時代に一人の科学者が、蒸気機関を発明し、蒸気がとてつもない力を発揮することを世に知らしめ
た。
糸車を無人で動かし続け、大蛇のような車を風のように走らせる。人々はこの不思議な力を惜しみなく使うことにした。
どこもかしこも水の煙が空へ伝って、プシュゥ……と文明が音を立てる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-17 09:47:47
514文字
会話率:30%
1930年、魔都上海。
道士にして秘密結社の暗殺者である老爺は孫娘に武術を教えつつ、道術と蒸気機関で駆動するロボットを開発する。
第二次世界大戦前の上海租界を舞台とした、
チャイナドレス×カンフー!
ヒストリカル×スチームパンク!
道教×アクション!
ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-22 12:47:00
27994文字
会話率:35%
本をひとりでに読む、人の真似をすることが出来る。
そんな事を自律的に行う人形が大発明とされてから数十年の時が経った。
発明家の意向により、『自律人形に自立を与えた者にのみ遺産相続をさせる』とした。
人の一生を綴った『人事目録(じんじもくろく
)』を作った人々はそれを手に、人形にそれを読ませて意思を持たせ、我が物にしようと押し寄せた。
しかし、人形はひねくれているようで、人の人生を変な風にしか解釈せず、来る者はことごとく去っていくのみ。
やがて人形の前に訪れるのは一癖も二癖もあるような人ばかり。
人形は果たして自立することができるのか……そして、人形が意思を魂を持った先には…………。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-09 20:11:03
32002文字
会話率:49%
レールを敷いて、その上を蒸気機関車が走る。基本的にそれだけ。ただ、軍隊的要素もあります。
最終更新:2020-02-25 01:04:33
2003文字
会話率:24%
「神様になって異世界の村を繁栄させてよ!」
死んだと思ったら、神様からそんな胡散臭いミッションを与えられてしまった小田急鉄太郎青年。
サポート役は、いまいち頼りにならない天使様。
けれど大丈夫。彼にはちゃんと神様の力が与えられていたから。
「鉄道経営シミュレーションゲームと同じことが出来る能力!」
線路を敷いて列車を走らせたり、建物を建てて村を賑わせたり出来れば、与えられたミッションのクリアも簡単なはずだった。
彼が、鉄道嫌いでさえなければ……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-19 16:32:08
122384文字
会話率:38%