蒸気機関の発達した平行異世界、19世紀末。
日本生まれの泥棒ピーペは、生き抜くチャンスを掴もうと世界第一の蒸機都市ロンドンへ到着するも、いきなり人間離れした殺人鬼と出くわす。
連続殺人『切り裂きジャック』事件の始まりだった。
ところが、現
場に居合わせた怪しい貴族の青年デスは「遺体はフェイク、今のところ犠牲者はゼロ」だと言う……?
「ではこのまま。『ジャック』を出し抜き、誰も殺させないで捕まえましょう。そして、手柄も宝もいただきです」
「すごい無茶言ってるの分かってる?!」
天才(奇人)発明家で美貌の青年貴族デスと、人たらし中年怪盗ピーペが、解析機関で情報を割り出し、スチーム動力マシンを駆って凶行の裏を掻く。
蒸機ロマンと悪意渦巻くスチームパンク・シティの闇に挑むミステリー冒険活劇!
珍妙バディの活躍を、お見逃しなく!
※「Nolaノベル」、「pixiv」にも同じ内容で投稿しています(文字数調整や推敲・修正などによる少しの差異はあります)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 19:00:00
336068文字
会話率:47%
ソフトウェアー会社に勤務する時夫は奇妙な夢を見る。夢の中で羽が生えている生き物になって、夢から覚める瞬間に頭痛が起こる。時夫は大学病院で精密検査をするが異常なし。精神科でも診てもらうが、医師が夢と頭痛の関連を見出せず見放される。
時夫には
勇というロンドンへ長期出張中の友人がいるが、彼の家の管理を任されて住んでいる。ある日帰宅すると玄関に鏡が掛けてあった。鏡は時夫の知らぬ間に留守の間に置かれていた。時夫は玄関に鏡が置かれた不気味さよりも鏡も持つ神秘さに魅かれた。その鏡に近寄ると鏡の中に吸い込まれてしまう。そこは闇であった。が、鏡が明かりを放っていた。闇の中でこれは夢ではないと確信しつつ、鏡から脱出するためもがいた。
鏡はロンドンに居る勇が骨董店で買ったものを、時夫が住んでいる日本の自宅に送ったものだった。勇の話によると鏡は二つ組らしい。あまりに高額のため片方の鏡だけしか買えなかったらしい。もう片方はそのままロンドンにあるということだ。不思議な鏡だ。奇妙だ。鏡は反対側を映すのだ。そればかりか勇はこの不思議な鏡を通って日本とロンドンを行き来した。勇は頻繁に時夫のもとにやってくるのだった。時夫はこの不思議な鏡をヒントにゲームを開発した。鏡のおかげで仕事に成功を収めた。
一方、いつも通勤中に出会う少女がいた。ある朝二人がすれ違うまさにその時、少女が突如として倒れた。時夫が助けたことで少女の名を武田晴絵と知り、やがて二人は結婚する。一年が過ぎた結婚記念日に晴絵は再び倒れた。脳に腫瘍が見つかり治療のすべがなかった。晴絵の残された時間を時夫はともに過ごしたかった。晴絵の希望でイタリアへ旅する。旅の最後で時夫はロンドンへ向かう。あの骨董店のもう片方の鏡が見たかった。晴絵に見せたかった。
晴絵は鏡を見つめた。そして触れた。晴絵は鏡に吸い込まれた。時夫が鏡の中の晴絵を追う。気がつくと二人はかつて時夫が住んでいた勇の家にいた。驚いたことにこの体験で晴絵の腫瘍は消えた。晴絵の病の完治は鏡と深く関係することを時夫と勇は悟る。二人は決めた。互いの命が危険にさらされないために、このことは二人だけの秘密にしようと。
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最終更新:2024-04-27 10:44:47
20113文字
会話率:55%
ロンドンにあるミッションスクール『ミシェル・ウェールズ』。そこに期間講師として日本から赴任する事になった渚は、その厳しさに驚き反抗心を覚える。
だが学園の権力者たちに逆らえるはずもなく、悶々とした日々を送っていた。
そんな渚がある日
、ミシェル・ウェールズの敷地内で拾ったのは、一匹の大きな黄緑色のカエルだった。そしてそのカエルは驚く事に、人と同じように言葉を話すカエルだった・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 20:30:07
154839文字
会話率:53%
千種薫は月夜桜ギルドメンバー全員と共に新規開拓地カナダへ向かおうとした時だった。彼らはロンドン港から出発した大型漕船団(遊撃旗艦・真紅の天竺牡丹号/種別オスマンガレアス)を組んだ。しかし超大型竜巻、更にはここには居ないはずの幻神怪獣に遭遇、
大船団は散り散りに。
千種薫はMMORPG「大航海時代Online」で最強ギルド「月夜桜」のリーダーだった。しかし、ある日ゲーム内で起こった不可解な事件に巻き込まれてしまう。彼は自分が知らない別世界「大航海時代light」に飛ばされてしまった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 15:41:39
25276文字
会話率:2%
とある事故?のせいで記憶喪失になった探偵の主人公ジャック。
19世紀ロンドンを震撼させた切り裂きジャックことジャックザリッパーと同じ名前を持っており、いじめれたことしか覚えていない。そして事件がきっかけか全てのことに閃きすぎてしまうようにな
った。
そんな彼の探偵事務所に怪しい世界一周旅行の招待状が。そこで彼は事件に巻き込まれてしまう。
どうやらジャックの過去と関わる事件。
はたまたどう解決するのか。
※ジャックの一人称は私(わたくし)です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 18:42:24
3873文字
会話率:59%
「霧のはし 虹のたもとで 3rd Season」
エートスは
彼の日常に
個性に
そしていつしか――、生き甲斐になる
ロンドンと湖水地方、片道3時間半の遠距離恋愛中のコウとアルビー。大学も始まり、本来の自分の務めに追われるコ
ウの日常は慌ただしくすぎていく。そんななか、ジャンセン家に新しく加わった同居人たちの巻き起こす旋風に、コウは翻弄されてゆく。
毎土曜日0時に更新します。(アルファポリスにも掲載しています)
*****
今回はコウの一人称視点に戻ります。続編として内容が続いています。初見の方は「霧のはし 虹のたもとで」→「夏の扉を開けるとき」からお読み下さい。番外編「山奥の神社に棲むサラマンダーに出逢ったので、もう少し生きてみようかと決めた僕と彼の話」はこの2編の後で読まれることを推奨します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 17:24:53
107607文字
会話率:24%
ケンブリッジで暮らすアレックスとリンダ。仕事の都合で単身ロンドンに赴任するアレックス。そこから始まる不可思議な現象。
量子論ミステリー。
キーワード:
最終更新:2024-04-21 21:37:55
9717文字
会話率:47%
「『ロンドン』だよ。ただし、君のいたロンドンとは別のね」
アンティークショップを訪れた青年ジェレミーは、自分を呼んだのだというエドワードから共に戦って欲しいと告げられる。
現代のロンドンと、現代とは異なる世界のロンドンの間で正体不明の敵と
の戦いが繰り広げられていく。
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 07:00:00
42251文字
会話率:48%
19世紀初頭のロンドンをイメージした架空世界舞台の推理小説。
魔術のある世界です。
最終更新:2024-04-20 16:54:38
58567文字
会話率:41%
十九世紀初頭のロンドンをイメージした異世界舞台のミステリ。
魔術がある世界です。
最終更新:2024-03-26 12:16:07
42945文字
会話率:45%
一九世紀前半ロンドン風の異世界。
魔法のある世界です。
魔術師は専門職で、社会的地位は同時期の内科医くらい。
地主階級の御令嬢エレン・ディグビー二六歳が、警視庁任命の諮問魔術師として、魔術がらみの事件の捜査協力にあたります。相棒はサラマ
ンダーのサラ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-11 12:27:35
55196文字
会話率:39%
街を惨劇に巻き込んだ私と、追いつく探偵くんとの話。
最終更新:2024-04-14 23:23:51
3313文字
会話率:35%
この場では解物を虚飾者と呼んでおこう。
内は解物外は天使。
表裏伴い、あまりにもかけ離れすぎた存在。純白の権化、天使の様だと評価され続けた自分という存在に矛盾を孕み徐々に壊れていく。それが虚飾者だった。
それ故にだろうか。
献身
なき救いをし続け、いくら善行を為しても報われない痛みを味わい続けている。感謝は苦しみに耳を詰まらせ、謝罪は喉に支えて、心を蝕んでゆく。死にながらも生きている。そんな無垢でありながらも無垢では無い。
そんな虚飾者の腐れ縁でありながらの産まれながらの【探偵】であるこの僕、推晶綴はある依頼よりロンドンに飛んだ。
ロンドンで最近多発している、連続通り魔事件の解決を目的としてだ。虚飾者の元給仕係兼、依頼人兼、未来の助手リーレ=シャルラタンと共に、いざ!
ーーーーとその前にリーレは牡丹学園に転入、変人奇人との遭遇を果たして変化を遂げさせた。
実は裏でもう一人の腐れ縁も動いているとか……。ともかく、この事件は始まる前から終わっている。それだけは断言しておこう。
そのことを前提で始まる奇劇舞台ロンドンでは僕も予想外の展開も待ち受けていたんだ。
さあ、君は最後まで見届けられるかな?
願わくは。
僕のなかったらしい持論に重なった、自戒と慈雨を浴びてくれると嬉しいな。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 18:27:46
80283文字
会話率:30%
上海発ロンドン行きのバスで、ナイフ使いと爆弾魔が出会う。
※当小説はnoteにも投稿しております
最終更新:2024-04-10 22:50:28
1926文字
会話率:67%
【第27回電撃大賞:最終候補作品】
「ついに登場! 電撃文庫編集部を震撼させた、火薬と毛皮のパスティーシュSF!」
ひょんなことから歴史の歯車が少しだけズレた世界。チャールズ・バベッジは『差分機関-ディファレンス・エンジン-』を完成
させ、南北戦争によってアメリカ合衆国は三国時代に突入した……。欧州列強に帝国主義が蔓延する19世紀末。かつてない繁栄を遂げた大英帝国の裏には、密かに暗躍する武器商人たちの姿があった。
ロンドン・シンジケート――裏社会の中核を担う武器商業組合(アームズ・ギルド)、〈銃後のお茶会(フロック・ティーパーティー)〉に所属するカネトリは、相棒の喋る白カラス・クローとともに各地を旅する武器商人。
数々の戦場を渡り歩いてきた敏腕の武器商人ながら、彼にはある弱点があった。
カネトリは真正の「ファーリー・ジェントルマン(ケモナー)」だったのだ……。
ある日、出会ってしまった二人と一羽。運命はまるで解析機関の歯車のように、やがて一行を巨大な陰謀に巻き混んでいく……。
著:上地オウエル
バーナード・ショー、ギブスン&スターリング……その他、敬愛する作家たちに捧げる。それと、歴史ファンで文学ファンでスチーム・パンクファンでミリオタでケモナーなあなたにも贈る。
歴史改変パスティーシュケモノSF小説!
:ケモノベル 注意事項
※アレルギーにご注意。本製品には毛皮成分の他に、パスティーシュ成分が多く含まれます。
※この小説は第27回電撃大賞最終候補作『ディファレンス・ワールド -ケモノと武器商人-』を改稿・改題したものです。
※元ネタであるバーナード・ショーの戯曲『バーバラ少佐(Major Barbara,1905)』については、色々と探してもしっくりくる訳が見つからなかったため、もうなんか仕方がないので自分で訳しました。原作が気になった方は、こちらをご覧ください。
→https://onl.tw/wUi43tA(バーバラ少佐:Amazonキンドル)
※この物語はフィクションです。あなたの世界の歴史、及び実在する人物・団体・名称などには少ししか・あるいは一切、関係ありません。しかしながら、実在する作品、偉大なSF作家先輩方に対する、誠に勝手なリスペクトが内在している可能性は否定しません。失敬。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 22:55:27
174711文字
会話率:61%
三年前の西暦2022年。世界中のあらゆる塔はダンジョンへと変貌した。
アメリカのワシントン記念塔。中国の東方明珠塔、フランスのエッフェル塔、ロンドンのビックベン、日本の東京タワー。
世界各国の塔が突然に、唐突に、なんの前触れもなく、ゲームや
アニメで出てくるようなダンジョンに変貌した。そのことに世界は震撼し、ダンジョンブームが到来する。
それから三年後の2025年。うだつが上がらない冴えないサラリーマンの許斐史郎がアパートに帰宅すると、寒空の下で見知らぬ女子高生――星野灯里が座っていた。一旦家に上げて話を聞くと、二人にはある共通点があった。灯里に懇願された士郎は、彼女と共に冒険者になり、東京タワーのダンジョンを攻略することになったのだった。
投稿日2021/7/17
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 19:00:00
1121891文字
会話率:38%
西暦2022年。世界中のあらゆる塔はダンジョンへと変貌した。
アメリカのワシントン記念塔。中国の東方明珠塔、フランスのエッフェル塔、ロンドンのビックベン、日本の東京タワー。
世界各国の塔が突然に、唐突に、なんの前触れもなく、ゲームやアニメで
出てくるようなダンジョンに変貌してしまった。信じられない出来事に世界は震撼し、困惑し、恐怖する。
そんな中、高校生の神木刹那はダンジョンの出現に歓喜していた。
これは、神木刹那が日本最強の冒険者と呼ばれる前の、最初の物語である。
注 この短編は東京ダンジョンタワーに登場する神木刹那のサイドストーリーとなっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-17 19:00:00
17767文字
会話率:32%
東京在住のTikToker・ニコラス、ロンドンで美容師として働くジャッキー、大阪で派遣社員として働く飯森そよの3人は、大阪市内で落ち合った。『スピカ』の番外編として描かれた物語。
最終更新:2024-03-31 21:00:00
8943文字
会話率:25%
ロンドン留学に行くも、最低の成績を叩きだしてしまう。
最終更新:2024-03-20 13:19:01
201文字
会話率:0%
この物語は人類の終末へのプロローグである。
発端はロンドン郊外に住む老科学者夫妻のコロナ感染死。
同じ頃ロンドン市内で連続して発生していた、奇怪な手段による婦女殺害事件は、やがて日本へと派生してい行く。
東京の大学に勤務する平凡な大脳生理学
者 永瀬晟は、精神世界で<神>とコンタクトしたと主張する道教教団教主 林海峰と巡り合うことにより、やがて神の深淵を知ることになる。そしてその頃、彼の周囲で殺人事件や失踪事件が続発し、彼は否応なくその渦中へと巻き込まれて行く。
この物語は以下の4章で構成されている。
第1章 ロンドンの咬殺魔
第2章 教主林海峰
第3章 神々の黄昏
第4章 双頭魔人折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-06 08:54:45
204580文字
会話率:47%
英国で12歳のとき家族を祟り殺された主人公が、5年後に仇を討つオカルト異能バトルホラー味濃いめ。
2019年、夏、ロンドン。
レヴィンが幼馴染に依頼されたのは、リアンを護ることだった。
言霊つかいのリアンは、5年前、妹を守るため家を飛び出
して挑んだ戦いで敗け、師を喪った。
カナンは魔女狩りの折りに姉を庇って火刑に処されたが、宗派の違いにより炎で浄化されず、保身に走った一族を呪い続けている。
21世紀になっても、悪霊を退散する確実なメソッドはない。
百合要素が入ります。
序戦→本戦→決戦の3章立て予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-23 23:39:26
237171文字
会話率:26%
物語の舞台は昭和60年の神戸。主人公は藤原史暁、52歳。専門商社の専務取締役である。
戦後の混乱期、外大を出た藤原は神戸の小さな船具屋に入社。そこで辣腕を振るう。会社は
高度成長の波に乗り、創業者の娘と結ばれ専務まで昇格。義兄と共に事業を発
展させていく。
だが創始者が死去し、二代目社長の義兄と確執が生じる。己の去就を決する時が迫っていた。
そんな中、藤原はロンドンへ出張し後輩の鈴木と再会。それには私的な思いがあったのだが、
そこへ思わぬ商談が飛び込む。一転藤原は我武者羅にプロジェクトを追い掛けることになる。
これは同族経営の中で孤立する藤原と、彼の下でもの造りに奮闘する商社マンの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 06:00:00
44058文字
会話率:25%
しがないアラサーのサラリーマン女子の『北山 黒江(きたやま くろえ)』は、ある日道端で倒れていた青年『玖蘭 昴(くらん すばる)』を拾って家に連れて行くことに。
後日、二人で旅行へ行った先で昴からのプロポーズを受けた黒江は了承すると――
「――じゃあ、死んでね」
崖から突き落とされて亡くなってしまい、幽霊となった黒江。
実は既に幽霊であった昴と共に『幽霊新婚夫婦』となった二人は、肉体を捨てた事で『世界』という壁を超えて様々な並行世界へ渡ることが可能となった。
魔法のある世界、鏡の中の世界、機械生命体と戦っている未来の世界、ロンドンが木造だらけの世界――
様々な世界を巡り、思い出を『記憶』して、絵を描いて『記録』する。
幽霊だから歳も取らないし、身体は疲れないし、寝なくてもいいし、お腹も空かない。
0泊∞日! ずっと新婚のままの『終わらない新婚旅行』が始まった!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-08 20:01:08
57507文字
会話率:46%