八岐大蛇(やまたのおろち)信仰と製鉄・鍛冶の里『八畑村(やはたむら)』では八つの家が管理するたたら場で神代より鉄を鍛え続けてきた。その八家(はちけ)には神器と神通力が伝承され長きに渡りこの地を妖(あやかし)から守り続けている。
そんな
八畑村に事件が起きる。なんと八家筆頭当主が病に倒れ幼い一人娘が家督を譲り受けることとなった。その娘『八早月(やよい)』は当時わずか八歳、しかし周囲の不安と心配を意に介さず、彼女は歴代最高の巫(かんなぎ)と称された。
それから四年、十二歳の少女となった八早月は村の分校を卒業し街にある中学校へと入学した。初めて村を出た八早月は、今までと異なる生活環境に触れ様々な経験をすることになる。それは初めての出会い、友情、出来事、そして初めての――
この物語は、稀有な幼少期を過ごした少女による初めてづくしの体験談―― そんな彼女を取り巻く人々や環境、学園や社会生活における時の移ろいをそっと覗いてみてみませんか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 06:00:00
373495文字
会話率:32%
おおよそ10~12世紀頃を技術レベルを舞台背景として当時の技術を俯瞰しつつルネサンス期に向け大体一世代で為し得る技術的発展に関して製鉄を中心に小説の形にしてみるという試みです。
20万字程度書き溜めがあるので尽きるまでは毎日投稿しようと思い
ます。
各日19時更新予定です。
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志と言えば崇高に過ぎ、欲と言うには哲に欠ける。
憑かれ、捧げて、究めた境地というものでもない。
信念や誇りに則ったものでもない。
才に満つこともないが、愚直と言うには小賢しい。
時宜の波に乗ったと言えなくもないが、ただ流されただけでもない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 10:40:00
426639文字
会話率:38%
なんかおかしい北欧神話です。
実際の北欧神話のストーリーとは若干異なる部分があります。
あらかじめご了承ください。
今回は天地創造編ということで天地を創造します。
最終更新:2024-01-25 21:15:43
2034文字
会話率:27%
なんもはじまんない日本昔話です。
なんもはじまんないです。
なんもはじまんない『桃太郎』
なんもはじまんない『浦島太郎』
なんもはじまんない『さるかに合戦』
なんもはじまんない『ツルの恩返し』
の4つの短編を順番に公開していきます。
この作品はフリーゲームとして公開している同名タイトルのテキスト版です。
基本的にはフリーゲームとして遊ぶことを推奨しておりますので、
興味のある方は「ふりーむ!」ページのリンクを貼りますので、こちらからどうぞ。
ブラウザ版はスマホ、タブレットでも遊ぶことができます。
↓ふりーむ!作品ページ「なんもはじまんない日本昔話【ブラウザ版】」
https://www.freem.ne.jp/win/game/31992
↓ふりーむ!作品ページ「なんもはじまんない日本昔話【ダウンロード版】」
https://www.freem.ne.jp/win/game/31926
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-21 11:17:00
7626文字
会話率:50%
自分の考えていることをキャラクターに話させるエッセイのようなものです。
毎日更新を目指していきますが、どうなるかは神のみぞ知る……。
最終更新:2023-06-30 19:18:39
23286文字
会話率:71%
【あらすじ】
かつての名門アマチュアチーム川島製鉄サッカー部は、「ガビアータ幕張」として生まれ変わり日本プロサッカーリーグ一部(JSL-A)の初期メンバーとして日本におけるプロサッカーの黎明期から何度かの危機を乗り越えて二部に落ちることなく
二十数年間参戦してきた。
その間に獲得したタイトルは、なんとゼロ。
毎年のように、
崩壊する守備陣。
点の取れない攻撃陣。
意気込みだけで前半戦が終わると更迭されるヘッドコーチ。
親会社から送られてくるやる気も能力もないフロントたち。
サポーター達は暴れ、ホームスタジアムである「川島スチールアリーナ」では、ホームゲームにかかわらず閑古鳥が鳴くように。
親会社もチームを売却することを検討し始めたという噂が立ち始めた。
しかし、サッカー好きの球団社長、山際が進退を掛けて指名した無名のGM、日向彗(ひゅうがけい)を迎えて202x年シーズンを迎えることになり……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-28 09:57:10
85317文字
会話率:40%
たたら師のたたら製鉄の時間に関する言語化
最終更新:2023-01-23 19:20:32
1005文字
会話率:0%
某製鉄工場でKさんが先輩からもらった「喫煙室で、一人の時は気をつけろ」という忠告。そんな忠告をふと忘れてしまったKさんが見たものとは――。
*竹書房マンスリーコンテスト 2020年8月結果発表 お題「会社・職場に纏わる怖い話」*
★二次選
考通過作品です!
当時のペンネームは“黒豆大福”でした(^^
https://kyofu.takeshobo.co.jp/2020/08/29/202008/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 21:13:51
988文字
会話率:33%
溶鉱炉の話は深いです。本作は、溶鉱炉が、光が量子であって、量子力学の誕生のきっかけとなった場所、さらには、光の量子力学から導かれる光スペクトルから、温度を逆算できるお話です。
溶鉱炉の本職は、製鉄です。そちらには触れません。
最終更新:2022-12-13 15:00:00
510文字
会話率:0%
日本刀は日本に古来より伝わる武器である。しかし、2度の空白期間の発生によって忘れ去られたり、間違えたまま伝わったものも存在する。この作品はそれらの間違いを出来るだけ正解に近づけようという物である
最終更新:2022-09-06 19:39:09
3704文字
会話率:0%
「日本がもし満洲の油田を発見していたら」。
このIFは、架空戦記小説や歴史改変小説において日本の国力を史実以上にするために使われるテーマの一つであろう。
戦後、確かに中国東北部では大慶油田、遼河油田、扶余油田群が発見され、山東省では勝
利油田が見つかっている。
しかし一方で、そこに資源があることと、その資源を利用出来ることとの間には隔たりが存在するのもまた事実である。
「満蒙は日本の生命線」と言われた満洲は、本当に日本の国力を支えうるだけの資源を持っていたのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-25 12:00:00
4234文字
会話率:0%
私の人生の軸になっている、祖母の生きた証を残したい。
最終更新:2022-02-17 22:36:07
2270文字
会話率:3%
人食いで、角をもつ怖しい大男「鬼」。豆を投げて追い払うには、あまりにも暴力的で荒々しいすがたです。
じつは『鬼』という妖怪には、目に見えない霊的存在と、すがたある存在が入り混じっています。ーー後者、古代日本で大和朝廷や民衆から「鬼」と呼ばれ
たのはだれだったのか。佐渡島からはじまり、大江山のニッケル鉱山まで史実と伝承をご紹介します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-02 18:00:00
4683文字
会話率:3%
「俺は何も思い残した訳ではないのに、今世にまた生を受けてしまった。なら誕生したときに生まれ持ったこの「力」でこの世界を豊かにするまで!」こことは違う異世界で救世主が一つの木の実から誕生した。その救世主は「エルフ族」を名乗ると共にその力によ
って「バルジア(蛮族)」と高い文明を持つ文明国家から卑下される製鉄技術・魔法技術などを持たずに様々な部族が住む地域を武力によらず瞬く間に平定、後に「エルジィーダ王国」を建国。
そしてエルジィーダ王国を建国した後、世界の覇権国への道を歩もうとし、厳しい道のりを歩むことになるが……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-08 23:00:00
1182文字
会話率:0%
石マニアをこじらせて鉱業系の会社に勤めていたアラサー研究員の末野いすずはふと気が付くと、暇つぶしでやっていたアプリ乙女ゲームの悪役令嬢マヘリアになっていた。しかも目覚めたタイミングは婚約解消。最悪なタイミングでの目覚め、もはや御家の没落は回
避できない。このままでは破滅まっしぐら。何とか逃げ出したいすずがたどり着いたのは最底辺の墓場と揶揄される炭鉱。
彼女は前世の知識を元に、何より生き抜くために鉱山を掘り進め、鉄を作るのである。
これは生き残る為に山を掘る悪役令嬢の物語。
第二部、始まりました
(カクヨム、ノベルアップにも掲載)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-23 19:21:17
352143文字
会話率:39%
ホモ・サピエンス国家に囲まれた地域に成立したホモ・アンデルスの都市国家「ウーシ・カヤーニ」は、その立地上の特徴から、ホモ・サピエンス世界全体に技術上・政治上の大きな影響を与えた。
本書は、当時のホモ・サピエンスが保有していなかった火器により
「ウーシ・カヤーニ」を成立させ、蒸気船によりヴィオティア海の覇権を得て、その後滅亡するまでを記載する通史であるとともに、ホモ・サピエンス世界に与えた影響を記述するものである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-07 00:04:34
48318文字
会話率:0%
縄文時代の青森三内丸山の気候は温暖で、数年に一回寒冷となり多くの人々が餓死した。住人らは木を植え、畑を作った。罠を仕掛けたり、伐採や道を開削したが、伐採などはなかなか捗らなかった。
かつてタルという男が嵐に合いある集落に漂着した。そこでは
鉄の道具を使っていた。数年後、タルは故郷へ戻ったが、熊との格闘で左脚に傷を負っていたので、一月後には死んだ。住人は、タルの斧や鍬を祭壇に祭った。
伐採に従事した男は祭壇の斧と鍬を使い伐採したが、一本ではほとんど捗らなかった。
住人は鉄の道具を求め、タルが漂着した集落に行くことにし、六人の若者が選ばれた。三隻の丸木舟が出航、二日目に嵐に遭遇、竜巻に飲み込まれた。翌日、二隻の舟しかながった。やっと浜辺に着いた。そこは言葉が通じない人の集落で、稲を作り、鉄の道具を使っていた。
四人は状況を説明し、持参品を見せた。住人らはその物と鉄の道具を交換した。
住人は、西から来た人々が稲とともに鉄を持ってきた。鉄の道具の作り方は教えられないと言われたが、クンガらはその作り方をこっそりと観察した。
住人らはある集落に行く予定があり、四人は一緒に行くことにした。出航後七日目にその集落に到着した。
四人はそこの住人に経緯を説明したところ、あなたたちの集落は北の方にあると告げられた。
四人は舟派と陸派に分かれ、舟派は嵐に会い岸に打ち付けられた。ウサは足が動かなかった。ウサを原に残しクマは森の奥深くに入った。そこでクンガとクロに出くわした。原に戻ったがウサの姿はなく、血痕が森の奥深くまで続いていた。
浜に丸木舟を発見し、これで帰ることにし、夕方に集落に到着した。三人は皆に鉄の斧と鍬と鉄の石を披露した。
その後三人は、鉄作りに務めたが全くできなかった。
クンガとクマが老衰で死に、クロだけが残された。
クロと妻ヒカは鉄作りを行ったが、依然として鉄を作ることはできなかった。
クロも数年後に死亡した。
この間、住人らは六本の鉄の斧と鍬を使い伐採し道も開削した。
六本の鉄の斧、鍬は毎日研がれたため、小さくなり道具としては役立たなくなった。住人らは、この鉄の欠片に感謝し遠洋の海に沈めた。
数日後、クロとヒカの末の子が亡くなった。
ピカは形見の鉄斧の欠片を子の棺の甕に一緒に入れた。
その集落では、次第次第に鉄は忘れ去られてしまった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-28 11:33:21
11615文字
会話率:5%
魔法はさっぱりだが身体能力の高さと優れた製鉄技術でかつて大陸最強の国と名を轟かせたアルカナ国は、大陸の魔法技術の向上とともにすっかり北方の小国に成り下がっていた。しかし、等のアルカナ国民は、他国の蔑みや嘲りなどはどこ吹く風で何かと不便な自
給自足の田舎暮らしをのほほんとこなしながら、今日も鍛錬に精をだす。
一昔前の日本っぽい架空の世界で、幼い頃に名前を授けてくれた王子のお役に立ちたくて、色々頑張る少年とまわりの人々とのひきこもごも。剣術の鍛錬より台所での作業が多いのは気のせいかな?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-27 12:00:00
15202文字
会話率:39%
日露戦争は日本の勝利に終わった。だが戦費は国家予算の60倍にも及んだ。当時(1905)の政府歳入は4億円。戦費は20億、その5倍を費やしたのだ。もう一歩も兵士は動けなかった。砲弾も銃弾も燃料も底を突いていた。
大阪砲兵工廠の製造能力を越え
た戦闘消費が原因だった。
そのため砲弾は海外から買わねばならなかった。
海戦に必要な戦艦も全て外国製で、輸入が必要だった。
講和会議は極めて不利な条件で行われた。ロシアはその領土を1mmたりとも失っていない。ウラジオストクを攻撃すれば条件は変わったろう。だが戦闘継続はすでに不可能だったのだ。
日本が江戸時代に鎖国して、ペリー来航で開国した250年間。その250年に渡る技術停滞はあまりにも長かった。大政奉還から日露戦争に至るまでの37年間では取り返せなかった。国産技術がまだ実践に耐えるだけの水準に達していなかったのが原因だ。
明治政府の肝煎り、官営釜石製鉄所は操業から2年で廃業している。技術不足、燃料不足、粗悪なコークスが原因であった。
これを全部ひっくり返して、37年間で250年を取り戻す!
材料組織学を必死で学ぶサムライたち。
国産技術で戦艦、大砲、砲弾、奇想兵器を大量生産するのだ!
多段階熱間鍛造を必死で実践し、油冷処理に挑戦した。
日露戦争で日本はどこまで行けるのか、ニコライ二世の運命は変わるのか?物語はペリー来航の10年ほど前、アヘン戦争の頃の埼玉から始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-11 08:00:00
166974文字
会話率:22%
もしも現代日本が国ごと異世界転移したら、日本や異世界の社会はどのように変わって行くでしょうか。
異世界ファンタジー社会問題を綴る掌編です。
※重要※
本作は
「自衛隊がファンタジー世界に召喚されますた(分家)」
に投稿した短編の重複投稿と
なります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-25 00:00:00
340文字
会話率:10%
むかしむかしのとある島。他の地域より優れた製鉄の技術を持っていたというその島に住む男は、成人の折に自分の刀を用意される。
その刀に対し、ある所定の細工を施すことが、成人の義務として課されることだったとか。
最終更新:2019-12-15 22:12:02
3694文字
会話率:5%
私の通学路には、道の脇にある古ぼけた柱の前に座っている老人が居た。
これは、その老人と私の話。
最終更新:2019-05-12 09:32:39
1978文字
会話率:44%