全国的な再開発の流れに乗り遅れた地方都市を丸っと買い取って作られた学園都市。
そこでは数年前から全国で不定期に現れるようになった『異界人』を保護し、オーパーツとも呼ぶべき彼らの身体について研究が起こなわれていた。
彼らの特徴は主に二つ。
1、心臓や脳などの身体器官が現代技術を遥かに超えたオーパーツであること
2、眼のなかに機械仕掛けのような意匠が見られること
そんな異界人が都市人口の過半数を占める学園都市で働く、26歳独身男性の折戸陽介はある日、
学園都市の外、郊外の街中にある壊れたビルで異界人「ルカ」と出会った。
今まるで偶然みたいな感じで書いたが、別にそんなんじゃない。
折戸は学園都市から「新しいの居たらしいから行って」と言われて来ただけで、
学園都市の外に現れた異界人を保護することが、現在折戸がいそしむ業務なのだ。
で、なんでこんな街のど真ん中にあるビルがぶっ壊れてるんだろう。
まさかルカ、お前が壊したのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 20:00:00
26740文字
会話率:41%
小学三年生の頃、三国葵は失恋した。
八年後、突如として異世界へ飛ばされた葵は、開拓地マルトを守護するイーナ女性騎士団の砦へ保護され、初恋の相手であるフー兄こと祝文睦が滞在し、巨大騎士シャンティーノの片割れとして世界を救っていたことを知る。異
世界で暮らしていく中、世話役のイザや砦の騎士たちと友好を結び、町でも紙芝居屋のノイ、靴屋の娘サラ、傭兵団長ワズラナとも仲良くなり、皆でノイの紙芝居を楽しむようになった頃、町に突如としてUFOが襲来。
窮地を救ってくれた謎の声と契約した葵は、魔鋼ドール・バレッタとして、夕日の町に立つのだった。
「私は、夕日の騎士で、女神の使徒。フー兄たちの守った世界を、団長さんたちと守る、巨大騎士ですから!」
初恋、友情、紙芝居、カフェ、異世界、縁、古代文明、約束……願い。
少女と機械仕掛けの巨大騎士が紡ぐ新たな狂想曲が、始まる。
*拙著、『機械仕掛けのカプリッツィオ!』と同じ世界観かつ続編的な作品ですが、本作のみでもお楽しみいただけるかと存じます。
*百合要素は途中から入ってきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 18:00:00
590361文字
会話率:49%
これは、心が読める少女と、阿呆な青年と仲間たちが、進化していくゴーレムと共に異世界を駆け抜ける物語。
最終更新:2023-08-27 23:20:52
358465文字
会話率:43%
機械仕掛けのカプリッツィオ! の設定を会話形式で書いていく何かです。
あとがきに書ききれなかったものとかいろいろあります。
とりあえず、ぼくのかんがえたさいきょうのヒーローを指先一つ使わずに倒す敵どもに立ち向かっていくシャデュや祝た
ちの日常会話、その一部をご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-30 06:00:00
6743文字
会話率:37%
少女フェイヴァは、鋼鉄の化物から生まれた。桃色の髪。整った容姿。そして、金属の翼が内蔵された兵器【死天使】として。
しかしフェイヴァは、兵器には不要なはずの心を宿してしまっていた。
失敗作として処分されそうになったフェイヴァに手を差し伸べ
たのは、彼女の“母親”を自称する女だった――。
人に受け入れられたい。友達がほしい。フェイヴァのささやかな願いも虚しく、人々は彼女を殺戮兵器として忌み嫌い恐れた。
兵士見習いの青年との出会いを契機に、フェイヴァは兵器が猛威を振るう世界に翻弄されていく。
機械である己に苦悩するフェイヴァと、過去に傷を抱えた少年少女たちの戦いの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 00:22:37
868264文字
会話率:34%
拙作【機械仕掛けの天使は闇夜を翔る】(https://t.co/TuMeeX4JN0)に頂いたファンアートです。どれも素晴らしい作品です。ありがとうございます。
↓にいくほど新しく頂いた作品になります。同じ方に頂いたものは一ページにまとめ
ています。同じ方から新しく作品を頂いた場合には、サブタイに【NEW】と表示しています。
ページ下部には、絵を描いてくださった方のサイトや小説も紹介しているので、是非足を運ばれてみてくださいね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-28 15:35:21
7231文字
会話率:0%
今よりも科学が発達した世界、そんな世界にVRMMOが登場した。
Every Holiday Online 休みを謳歌できるこのゲームを、俺たち家族全員が始めることになった。
最初のチュートリアルの時、俺は一つの願いを言った――そしたらステー
タスは最弱、スキルの大半はエラー状態!?
ゲーム開始地点は誰もいない無人の星、あるのは求めて手に入れた生産特化のスキル――:DIY:。
はたして、俺はこのゲームで大車輪ができるのか!? (大切)
1話約1000文字です
01章――バトル無し・下準備回
02章――冒険の始まり・死に続ける
03章――『超越者』・騎士の国へ
04章――森の守護獣・イベント参加
05章――ダンジョン・未知との遭遇
06章──仙人の街・帝国の進撃
07章──強さを求めて・錬金の王
08章──魔族の侵略・魔王との邂逅
09章──匠天の証明・眠る機械龍
10章──東の果てへ・物ノ怪の巫女
11章──アンヤク・封じられし人形
12章──獣人の都・蔓延る闘争
13章──当千の試練・機械仕掛けの不死者
14章──天の集い・北の果て
15章──刀の王様・眠れる妖精
16章──腕輪祭り・悪鬼騒動
17章──幽源の世界・侵略者の侵蝕
18章──タコヤキ作り・幽魔と霊王
19章──剋服の試練・ギルド問題
20章──五州騒動・迷宮イベント
21章──VS戦乙女・就職活動
22章──休日開放・家族冒険
23章──千変万化・箱庭の主
24章──見習い成長・マラソンイベント
25章──アイテム配達・陰陽師の問題
26章──地下でも配達・案役街を求めて
27章──隠れ里でも配達・繰り返されるラグナロク
28章──異なる冥界へ・無いが故の目的探し
29章──大量のスライム・■たちの■い(予定)
30章──■たちの■■・■と■なる■(予定)
タイトル通りになるのは二章以降となります、予めご了承を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 00:00:00
3114595文字
会話率:36%
この話は、"事象の地平線で踊る円舞曲"と平行して進むもうひとつの物語。失踪した妹を助けようとして、自らも異世界へと飛び込んだ姉”小枝”の物語である。
異世界へと転移した小枝がやって来たのは、深い森と接する大きな町ブ
レスベルゲン。彼女はそこで、行方不明になった妹を探す一環として、冒険者になることを決意する。
そんな小枝の正体は現代世界の超兵器。機械仕掛けの化け物だった。
ゆえに彼女は、人々に自身の正体がバレないよう『普通』の人間を装いながら、『普通』の冒険者として、失踪した妹の情報を集めようとするのだが……。作られてからの18年間、人里離れた山奥に住んでいたために、人間というものをよく知らなかった小枝にとっては、そもそも『普通』の人間というものが分からず、気づくと『非常識』の権化と化していたのである。
そんな『非常識』は伝搬するのか、いつしか小枝の周りには気心の知れた『非常識』な仲間たちが集まり……。彼女たちは、毎日のように厄介ごとを引き起こしながら、世界を混沌の渦へと巻き込んでいくのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 05:04:03
2549931文字
会話率:48%
巨大企業に実質的に支配されている近未来都市・ネオイーストシティで、どこぞの名探偵の様な見た目でバイオ猫探しばかりしているくたびれた探偵の30代女性・アイーダと、自称ウルトラスーパーアルティメットなウザかわ少女型アシストAIの相棒・ナビの営
む探偵事務所に、公安局特殊部隊・通称“0課”の隊員で全身義肢の身体をもつ女性・カガミが窓から猛烈な勢いで突っこんで来た。
戦闘中であると見られる傷だらけの彼女は、アイーダとナビを連れて攻撃を受ける事務所から脱出し、襲い来る追っ手の“眼”を“盗む”ことで捲き、セーフハウスへと避難することになった。
そしてそこで明かされるナビの正体と、カガミが人生を賭して果たそうとするある目的とは……。
悲劇の物語に介入して結末をねじ曲げる探偵とアルティメットな美少女型AIのサイバーパンク百合SF。
※この小説はフィクションであり、実際の企業・捜査機関とは無関係であり、また犯罪、違法行為等を助長する意図はありません。
※R-15程度のバイオレンス・残酷・性的な描写があります。閲覧の際にはご注意下さい。
※無断転載お断り
カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 20:00:00
137290文字
会話率:67%
機道ユウは既に世界を救っていた。
20年前地球外より飛来した謎の隕石『サイバーメテオ』は、世界中のあらゆる機械を暴走させ人類の積み上げてきた文明を蹂躙した。
機道ユウは6歳の時、それをたった一人で止めたのだ。彼は天才だった。
その後ユウは奇
跡の動力機関『ディバインエンジン』を開発し、その恩恵によって人々は世界を復興させた。
余りにも偉大な功績にユウのことを神と崇める者も少なくはなかった。彼が18歳の若さでこの世を去った時は、世界が悲嘆に暮れ、それを信じられない者もたくさんいた。
だがその1年後。世界に再び危機が迫り、同時に実は機道ユウが生きていたことが判明する。
ディバインエンジンを悪用し世界を蝕む邪悪を前に、人びとはもう一度彼に救いの手を求める。
だがユウは言い放った。
「俺は人間が嫌いだ。世界を救ったのは間違いだった」と。
世界を救ったはずの少年の正体は、他人の不幸に同情も感傷も抱くことは無い最低最悪の冷血漢だった。
彼にいったい何があったのか。そもそも彼はなぜ世界を救ったのか。
世界はまた救われるのか。人類に未来はあるのか。
カギを握るのは機道ユウが自ら組み上げた一台のオートバイ。神秘の心臓を持つそのマシンに奇跡が起こり魂が宿る時、止まっていた物語が動き出す。
始まる一人と一台の旅路。この戦いはきっと神話になる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 19:10:43
156215文字
会話率:39%
これは地球を守る運命を背負った少年と
人間の知ると成長する機械仕掛けの使い魔、
そして、その少年と使い魔をさらいに来た少女の物語。
最終更新:2025-02-14 17:00:00
218559文字
会話率:58%
母星を追われた人類は、開拓惑星ウラシェへの移住を敢行した。ウラシェに生息する巨大生物”攻性獣”によって開拓は難航したが、人型戦闘機である通称”人戦機”と人戦機を駆る武装警備員の台頭によって、徐々に開拓は進んでいった。荒くれ者の多い武装警備員
において、とある事情から武装警備員にならざるを得なかった気弱な少女アオイは、冴えない日常を過ごしていた。そんなアオイの前に転機が訪れる。ソウと名乗る不愛想少年に頼まれて相棒を組むことになったが――
リアル系ロボットに乗って繰り広げられるお仕事×バディストーリーをお楽しみください!
キーワード:バディ、ミリタリー、ロボット、SF、バイオテクノロジー
備考1:本投稿は1巻(13万文字相当)のお試し投稿になります。フィードバックを元に続編物へ改定したものを投稿いたしますので、お気軽にフィードバックをお願いします。
備考2:本小説のメカニック設定はゲーム”ボーダーブレイク”のオマージュが多数含まれます。もし興味の湧いた方はそちらのゲームホームページ等もご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 18:10:00
555575文字
会話率:52%
「狩人」、人に害をなす獣を狩る者を総じてそう呼ぶ。彼らの狩る対象は農作物を食い荒らす獣でもなく、それは全身を鋼鉄が構成する機械仕掛けの獣「スティーラー」。
主人公アルベド・ノーマンはかつて故郷を滅ぼした白い獣を求めて各地を旅する「狩人
」だ。いつかこの手で完全に殺すために。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
もし気に入っていただけたら高評価とブックマークしていただけるとモチベーションがぶち上がります。
あともし何か改善すべき点が目に入ってしまったならコメントで教えていただけると大変勉強になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 23:26:08
2644文字
会話率:21%
「ミタイナデハナイ。ソノ、ロボットダ。キミラガイウ、ソウキスル、テンケイテキナロボットダ。」
ロボットのリフレインとの不思議な日々。
最終更新:2025-02-12 00:48:54
21533文字
会話率:57%
生き別れた母の面影を追い 少年が飛び込みしは壁の向こう――
幼くして母と生き別れた少年 夏秋 遥は 息子と離れて暮らす事を択んだ父を受け容れつつも平穏な日常を過ごしていた
平穏――しかしその中で時折差し込む過去の影 父の周囲で蠢く何者か
の影
やがて遥が父の真意と母の行方 ふたりの過去と自分の出生に関わる真実を知ったとき 物語は静かに そして烈しく動き出す
「僕と来れば、わかる」
日本に似て 違う異世界「神和」
少年の「帰国」 動き出す計画
機械仕掛けの依代 「機導神」
伝説の機導神 「爾麒」
蘇る母の形見 「爾麒」
「宿命」に抗い
そして生きるため
少年は「爾麒」を択ぶ
爾麒コソガ 君ガ宿命
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-10 01:00:00
331419文字
会話率:53%
舞台は23世紀の未来。進行性の遺伝子疾患で死を待つばかりだった一人の少女は、ある日突然戦闘用サイボーグの身体を与えられ、独立闘争の続くシリウス星系との戦いに身を投じることになった。
運命のいたずらが導く苛烈な日々のなかで、少女は自らの運
命を切り開くべく、もがき苦しみながらも成長していくのだった。
理解しがたい組織の理不尽さ。暗い過去を背負った仲間たち。容易く人を殺められる凶暴なまでの戦闘能力を与えられ、その力におびえる彼女は誰にも見えない涙を流す。なぜ、こんな事に……と。そして彼女は宇宙軍海兵隊将校エディ・マーキュリー少将と出会う。彼女は直感した。この出会いは運命だと。
全ての終わりと出会うその日まで、彼女は救いの無い闇の中を彷徨い続ける。自分自身を滅ぼしかねない、その凶暴な力と同居しながら。
近未来の地球と太陽系を舞台にしたスペースオペラ。その出演者となった自分を呪いながら、薄幸の少女が成長を遂げ幸せを掴んでいく物語。軍隊という特殊機関の中で特殊な青春を送っていく人々の群像劇です。
シリウス戦記シリーズ エピソード3
この物語はエピソード1の約50年後が舞台になっています。
※何度かタイトルを変更しております。
※本来ここで語られる筈だったストーリーを別立てにして公開中です(http://ncode.syosetu.com/n8949cg/)
※一身上の都合により全くの不定期で更新中です。予めご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 00:00:00
2274598文字
会話率:33%
地上人の少女アミュが天界から帰還してから八年後、彼女は自身に掛かった「呪い」を解く為の旅に出る。
※「薄明かりの神の園」の続編になります。
こちらの話単独では分からない場面や設定が出てきますので、先に前作を読了しておくことをお勧めしま
す。
また、こちらの作品は自サイト、アルファポリス等でも公開しています。
◆「楽園神典」シリーズ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 00:18:32
355941文字
会話率:50%
近未来。
愛した人を二度失う苦しみを抱える青年が、機械仕掛けの“彼女”と出会う。
命のきらめきと再生を巡る旅路に、切なくも希望の光が差し込む。
青い残響が照らす先とは――。
最終更新:2025-01-22 18:00:00
70580文字
会話率:35%
通り魔事件で命を落とした山崎慧(さとし)は、異世界「カダステラ」に転生する。目覚めた彼の体は、人間ではなく「補完兵器」として設計された機械仕掛けの生命体だった。世界は歪んだ「設計図」として存在し、歯車が大地を支配する奇妙な構造を持つ。
こ
の世界では、慧が「壊れた世界を修正する者」として選ばれたが、同時にその体は世界を滅ぼす兵器としてもプログラムされていた。覚醒するごとに力を得る一方で、人間性を失う危険を抱える彼は、自分の使命と意志の狭間で苦悩する。
「この体の本当の目的は何なのか?」
「世界の未来を救うのは再構築か、それとも破壊か?」
未知の敵や謎に満ちた機械仕掛けの神域を巡りながら、慧は自らの存在意義を探していく。世界の歪みと己の宿命を前に、彼はどのような選択をするのか――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 21:00:00
5625文字
会話率:47%
嵐をも包み込む機械仕掛けの超巨大な筒、その名もテンペスト・シリンダー。荒廃した大地に代わり建造されたその筒の中で、一人の少女が二体の機械生命体と出会う。それを機に十二体のAIが目覚め、欲望を知り、恐怖を知り、執着を知り、未知を知って己が為す
べきことを自覚しテンペスト・シリンダーの行末を大きく動かしていく。
※一話単位で掲載していきたいと思います、読んで頂けたら幸いです。
※追記2020/12/1付 第一話から第四話、まとめて改行、段落等の改稿を実施しました。内容に変更はありません。こらからもテンペスト・シリンダーをよろしくお願い致します。
※Twitterで登場人物の画像を上げていきます。こちらの更新スピードは激遅です。良ければご覧になって下さい。ユーザー名はtousinです。
https://mobile.twitter.com/tokusin3折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 20:00:00
5645809文字
会話率:53%
カクヨムでも連載させていただきます。
「この世界に起こる魔法には、愛し、愛されて幸せが集まってできた魔法と、すれ違い、憎しみが重なってできた魔法があって、どちらがいい、どちらがわるいとかでもないのよ。
でも、これだけは覚えておいてほしい
の。
魔法は幸せでも、悲しくてもいくらでも起こすことができる。」
ここは、日本にある私立嫩葉女子学園。
春からこの学園の中等部に通い、英語演劇部(English Drama Club...略してEDC)に所属する幸本未来(ゆきもとみらい)は部活の友達や先輩方と一緒に楽しい日々を送っていた。未来ははやりの音楽とかわいいものが大好きなごく普通のJCだった。
ー彼女が、デスゲーム小説をこよなく愛していることを除けば。
未来は周りの人にはその''趣味’’を言ったことがない。
ある日、EDCの同輩の花岡陽花里(はなおかひかり)がデスゲームの名作「そして人はみんないなくなった」を読んでいたことで、意気投合する未来と陽花里。
だがその日を境に、少しずつ機械仕掛けの世界が動いていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 10:18:07
5611文字
会話率:37%
【カクヨムコン/ライト文芸部門/最高13位】
400年以上の時を生き、身体の半分が機械に成り代わった天才変人美少女学者は、ペルケトゥムの方舟『アルカ』と呼ばれていた。
S.D.R.1270年。アルカは世に知られていない伝承を集め、新たに
神話を作ろうとしていた。
アルカは研究の一環として、所属する研究所の弟子を連れて蒸気機関車に乗る。その列車はソウウルプス行き。『太陽の街』と呼ばれる山に囲まれた田舎へ乗客を連れてゆく。しかしその頃、ソウウルプスは夜が明けないという異常に見舞われていた。アルカは成り行きからソウウルプスに再び太陽を見せるため尽力することになるが──。
アルカがソウウルプスへ導かれた理由。
王室が隠す禁忌。
そして、ソウウルプスの神話は誰によってつくられたのか。
どういった意図があったのか。
全てが解き明かされた時、とある女性の『わがまま』が浮かび上がる。
https://kakuyomu.jp/works/16818093080598651961折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 22:10:00
26588文字
会話率:46%
――その世界は鉄と蒸気と機械仕掛けの幻想で出来ている――
錆に覆われた世界に住まう人々は、【錆漠】から生まれ出る【錆】と呼ばれるモンスターから逃れるように、各地に点々とコロニーを形成し隠れるように暮らしていた。
【錆】に対抗する唯
一の手段である錬金術は、その使い手である錬金術師とともに大切に扱われ、錬金術師を目指すものも少なくない。
しかし、一握りの人間にしか与えられない力は歪みを生み出す。
【銀の帝国】が錬金術の力を独占し、その圧倒的な武力によって世界に台頭しようとしていたのだ。
そんな折、帝国に対抗する独立機工都市アーケンローズに住む錬金術師の少年クロムは、空から迷い降りてきた月の巫女姫イオンと出会う。
二人の出会いが、この錆びる世界に新たな物語を刻んでいくのだった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 23:30:30
116876文字
会話率:37%