現代の魔法使いの名門の子である長瀬ツカサは生まれつき魔力が高かったが、肉体を強化する魔法しか使えなかった。
そんなツカサは魔法使いになることを諦め、普通の一般人として生きようと思っていた。
しかし、あまり賢くなかったツカサは普通高校
の受験の際にランクを落とし、最初から滑り止めを受けたのだが、油断して遊び惚けてしまったため、受験に失敗し、ニートになってしまった。
そんなツカサが気まずい思いをしながら新しい4月を過ごしていると、ふとしたことから放っておけば命を奪ってしまう呪いの腕輪を装着してしまう。
その呪いは非常に強力であり、解呪を得意とする母親ですら解くことができなかった。
腕輪をどうにかするには腕を切るか、自身の高い魔力で解呪するかの2択だったため、ツカサは異世界にある現代の魔法学園に通い、呪いを解呪する魔法を学ぶことになった。
呪いの腕輪のせいで腕がピンチになったものの、晴れてニートを卒業し、魔法学園に入学することになったツカサは異世界の学園に見学に行くと、同級生女子のシャルリーヌに学園を案内してもらうことになる。
その際にシャルリーヌが母方の家であるラ・フォルジュと犬猿の仲である名門イヴェールの次期当主であることを知ったのだが、そういうことにまったく興味がないツカサはシャルリーヌと交流を深め、勉強を教えてもらうまでの仲になった。
しかし、ツカサの双子の妹であり、ラ・フォルジュの天才魔法使いであるトウコとシャルリーヌがぶつかってしまい、ツカサはラ・フォルジュとイヴェールの因縁に巻き込まれてしまうことになる。
犬猿の両家の因縁……
可愛い妹と美人の友人……
どうするべきか……
ツカサは悩むことなく即決した。
「美人だ!」
魔力と武術しか取り柄のないツカサの自由気ままな学園生活が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 12:00:00
447296文字
会話率:57%
一ノ瀬一二三(いちのせ ひふみ)はフリーのライターだ。
取材対象は怪談、都市伝説、奇妙な事件。どんなに不可解な話でも、彼にとっては「興味深いネタ」にすぎない。
彼にはひとつ、不思議な力がある。
――写真の中に入ることができるのだ。
しかし
、それがどういう理屈で起こるのか、なぜ自分だけに起こるのか、一二三自身にもわからない。
写真の中の世界は静かで、時に歪んでいる。
本来いるはずのない者たちが蠢いていることもある。
そして時折、そこに足を踏み入れたことで現実の世界に「何か」を持ち帰ってしまうことも……。
だが、一二三は考える。
「どれだけ異常な現象でも、理屈を突き詰めれば理解できるはずだ」と。
「この世に説明のつかないものなんて、きっとない」と。
そうして彼は今日も取材に向かう。
影のない女、消せない落書き、異能の子、透明な魚、8番目の曜日――。
それらの裏に隠された真実を、カメラのレンズ越しに探るために。
だが彼の知らぬところで、世界の歪みは広がっている。
写真の中で見たものは、果たして現実と無関係なのか?
彼が足を踏み入れることで、何かが目覚めてしまったのではないか?
怪異に魅入られた者の末路を、彼はまだ知らない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 11:41:55
200775文字
会話率:20%
現代社会に突如出現した魔物たちの巣窟、『ダンジョン』。ダンジョン出現と同時に世界中の人々が『異能』と呼ばれる特殊な能力に覚醒した。
当初、ダンジョンの豊富な資源や生態系に興味を示した人々は異能を活用する『探索者』としてダンジョンへと行き、
一獲千金を狙っていた。
ダンジョンが世界中の人々にとって既に慣れ親しまれたものとなったそんなある日、突然、世界中の人々の脳内に神と名乗る者が語り掛ける。
『欲にまみれた我が子らよ。其方らには試練を与えた。世界各地に日毎に変わる我が試練を最も攻略している百名の名を記す碑を立てる。その者達を支援し、我が試練を見事制覇してみせよ。でなければ未曽有の大災害が襲うであろう』
政府はこれを受け、ダンジョン攻略を促進させるため多額の費用を用いて『ダンジョン配信』と呼ばれるサービスを開始する。
人々がダンジョン配信に熱狂している一方、神が与えた『ランキング』と呼ばれるトップ百名の探索者の中で何度更新されようとも名前が文字化けしたまま常に1位に君臨する謎の人物が居た。
そんなランキング1位の張本人である押出迅(おうで じん)はそんなことになっているとは露知らず自身の異能『攻略者』から日々出題される『クエスト』と呼ばれるミッションをクリアし続けているただの男子高校生。
クエストをこなせばステータス上昇や強力な武器などの報酬が手に入るため迅は配信もせずゲーム感覚でダンジョンの最深層に籠もってはクエスト攻略を楽しんでいた。
もちろん、彼は自身が強いことなど全く知らないため、神からの試練やランキングなど気にも留めないまま無自覚にランキング1位を保ち続けていた。
そんなある日、同級生にして大人気ダンジョン配信者でありランキング常連者でもある『シロリン』改め白崎瑠衣(しらさき るい)をひょんなことで助けてしまい、注目されることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 11:18:51
215148文字
会話率:49%
劇作家であるガーベラ・ディジールは脚本製作に行き詰まり、リフレッシュをするため一人旅に出る。そして旅先で出会った小さな骨董品店で彼女はボロボロの本を見せられる。店主に言われるがままに読み進めていくガーベラ。最初は興味本位で読んでいただけの
手記であったが、やがてその内容にのめり込んでいくのであった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-26 21:13:09
7534文字
会話率:37%
その名前から興味津々で空想する私
キーワード:
最終更新:2025-05-28 09:59:19
1207文字
会話率:0%
興味をそそらされるその先にあるもの
キーワード:
最終更新:2024-11-14 10:01:27
1570文字
会話率:4%
山歩きの最中に雨宿りしていた失業中の遠見祐司は、気がつくとリファニアという極北の小大陸にいました。そこは今から五千年前に”空の割れた日”という名付けられた物理現象を境に、史実の地球とは異なった自然環境、歴史を刻んできたもう一つの地球だった
のです。
そして、”空の割れた日”に地球にもたらされた未知のエネルギーによる巫術と呼ばれ魔法もどきの術が存在します。この巫術による自然界への悪影響を排除するために、祐司が大巫術師スヴェアの代理人となり途中で出会った少女とリファニアを旅するアドベンチャーロードストーリーと思ってください。
長い話ですが第一章、できれば第二章を読めば後は独立した話が数話ずつまとまっている体裁になっていますので何処か面白そうな所だけを読んだり、興味が薄いような場所を飛ばしても読むことが出来ます。
見た目の雰囲気は北欧風ですが、中世末期のリファニアというキリスト教無き多神教世界での主人公以外の群像劇も時々展開します。
なお、作中の挿絵は、地図や図などを除いてフリーの素材・写真を加工して使用しています。気をつけているつもりですが、規約違反があればご指摘していただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 08:11:48
8872165文字
会話率:24%
ある日対戦格闘をアナログで遊ぶにはどうするかという考えから創作活動に至る。
90年代に流行した玩具バトルえんぴつから着想を得て、対戦ゲームの進行手順、用語、対戦に必要なものを覚書としてこのサイトを借りて提出する。
興味を持っていただければ幸
い。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-05-28 06:33:23
11554文字
会話率:6%
怪奇趣味がある高校三年生のオン・ダバノン。えせ科学や陰謀論にも興味あり。これは、同じ道を共にする最上の同志の友情のかたちを描く、学園SFファンタジー!
最終更新:2025-05-28 04:07:24
41332文字
会話率:58%
学年一可愛いと言われている美少女お嬢様の京 瑞葉(かなどめ みずは)は、これまで多数の男子を惹きつけ、それ故に肩身が狭かった。だが高校に入って、瑞葉は他とはちょっぴり雰囲気が違う男子生徒、天官 零(あまくらい れい)と出会う。彼は、瑞葉のど
んな言動にも靡かなかった。瑞葉は、零のその興味索然とした背中を自然と追うようになっていき…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 00:00:00
56200文字
会話率:54%
アホな高校生たちが織りなすコントみたいな日常物語
見た目は大人、頭脳は子供!
世界一くだらない学園生活が、再び幕を開ける!
頭を空にしてのんびりとお楽しみください!
※前作(これでも高校生ですが、何か?)もございます。興味のある方は是非
!
→https://ncode.syosetu.com/n5676hj/
登場人物名(メイン)
加藤→アホ学生(♂) 彼女いない歴=年齢。女性免疫0。テニス部
高木→アホ学生(♂) しかし頭がよく、イケメンで結構モテる。野球部
志村→超アホ(♂)学生 超絶アホの鳥頭。その上クソドケチ。テニス部
新垣→クラス1の美少女高校生。クラスのマドンナ兼女神。
花畑→アホ学生(♀) ウザさだけはトップクラス
古手川→風紀委員(♀) ザ・真面目系堅物女子
北野→アホ学生(♂) すぐ噓ついてすぐイキり出すため、みんなからウザがられている
杉本→アホ学生(♂) なぜかいつでも北野の味方をする
森田→作中で最もまともな男キャラ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 22:28:50
833310文字
会話率:98%
アホな高校生たちが織りなすコントみたいな日常物語
見た目は大人、頭脳は子供!
世界一くだらない学園生活が、再び幕を開ける!
頭を空にしてのんびりとお楽しみください!
※前作(これでも高校生ですが、何か?)もございます。興味のある方は是非
!
→https://ncode.syosetu.com/n5676hj/
登場人物名(メイン)
加藤→アホ学生(♂) 彼女いない歴=年齢。テニス部
高木→アホ学生(♂) しかしイケメンで結構モテる。野球部
志村→超アホ(♂) その上クソドケチ。テニス部
新垣→クラス1の美少女高校生。クラスのマドンナ兼女神。
花畑→アホ学生(♀) ウザさだけはトップクラス
古手川→風紀委員(♀) ザ・真面目系堅物女子
北野→アホ学生(♂) すぐ噓ついてすぐイキり出すため、みんなからウザがられている
杉本→アホ学生(♂) なぜかいつでも北野の味方をする
森田→作中で最もまともな男キャラ
※作者のtwitterです。新作の報告だけします。気軽にフォローしてください。
→https://twitter.com/xZovLAnISDvPLwV折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-23 01:11:20
166891文字
会話率:97%
中学校卒業式の日。面識のない女子に告白をされ、今まで感じたことのない感覚を覚えた主人公。
その熱の正体に興味を持った主人公は告白を受けることに。
――したはいいが、めんどくささが勝ってしまう。
そんな主人公と彼女のほんの一幕の物語。
最終更新:2025-05-27 22:10:00
153416文字
会話率:54%
この世界には最強が存在している、、
しかし、最強ゆえに戦いに興味がなく、また権力にも興味がない、、
だが、誰も口を出せず、誰にも指図されない、、
それはそのものが最強であるが故である、、
その強さは歴戦の冒険者を簡単に倒せるAランクモンスタ
ーですら足元にも及ばず、数多の戦に行こうとも一切の敗北もない、、、
そのことから「無敗」の二つ名を持つ最強はこの世界に飽きながらも、自身と同等かそれ以上のものを探しながら様々な依頼をこなし世界を放浪する話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 22:04:59
6111文字
会話率:81%
僕がいた国は、遙か昔に強大な妖精の力を借りて、一代で周辺の国を従えた。それからその力を持つ者を巫女と呼び、最上の地位に据えるようになった。周辺国の供物だけで生活する豊かになった国。
男の巫女は僕だけ。能力を使わないように厳命され、あるだ
けで何も無い空気とされていた。
かつての王族には、興味のままに徘徊する僕が目障りで、とうとうどこでもない場所に廃棄されることになる。
かわいそうな僕に虐げられていた人達が同調して、全員で逃亡して町作る。
目指すは、なかよく楽しいのんびりライフ! に美味しいごはん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 22:00:00
4300357文字
会話率:5%
私が最近応募したコンテストについて、エッセイとしてまとめました。
元々は「カクヨム」で始めたものですが(私としては、エッセイみたいな小説以外の作品は、あちらの方が投稿しやすいイメージ)、「こちらの方がコンテストに興味ある方々も多いのでは
ないか」と考え直して、こちらでも連載することにしました。
原則として、応募したコンテストの結果が出る度に更新する、という形式です。皆様のコンテスト応募予定の参考にしていただければ幸いです。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 21:28:50
284109文字
会話率:35%
普通ならば友人の彼氏の肉体に興味を抱くこともないが……。
(「カクヨム」でも掲載しています)
最終更新:2023-07-03 12:22:36
777文字
会話率:24%
昼間の姿は仮のもの。闇に隠れて悪を討つ。通称『投げナイフの美女』、またの名を『黒い炎の鉤爪使い』!
(異世界裏稼業シリーズのスピンオフ短編です。シリーズ本編の主要キャラクターは一人しか登場しないので、シリーズ本編は未読でも、この作品単独
で楽しんでいただけると思います。この短編を読んで興味が湧きましたら、シリーズ本編もよろしくお願いします)
(この作品は「カクヨム」「エブリスタ」「ノベリズム」でも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-04 11:00:00
9083文字
会話率:32%
典型的なラブストーリーを書いてみたくて
多分少女漫画チックな内容になってますが絵が描けないので小説にしました。
辻褄があってないところなどあるかもしれませんがよろしくお願いします。ちょくちょく直していくと思います。
*登場人物*
北条 陽
太(ほうじょう ようた)
誕生日 10月4日
部 活 野球
性 格
表情にはあまり出さないクール男子だけど言動に愛が溢れるタイプ。
無自覚にそう言うことをやるため隠れファンが多いが近寄りがたい雰囲気があるため、告白はあまりされたことはない。
八束紗良と幼馴染み。
堤 湊(つつみ みなと)
誕生日 3月7日
部 活 弓道
性 格
誰とでも仲良くできる人気者タイプ。
人の気持ちに敏感で察することに長けているがすぐにおちゃらけて相手をイラつかせることもしばしば。
実は陰の努力家。成績は上位キープで部活の弓道も期待のホープ。
松見 花(まつみ はな)
誕生日 8月7日
部 活 美術
性 格
誰にでも優しくて空気を読んで発言するがその発言が的外れなこともしばしば。天然。
こと恋愛においては本当に無頓着で好きな人すらできたことはない。
だが、持ち前の気遣いと可愛らしさで隠れファンが多く、告白を受けたりしているが全く気づいていない。
八束 紗良(やつか さら)
誕生日 8月3日
部 活 合唱
明るくて元気。誰とでも仲良くでき友達も多いが、堤湊とは犬猿の仲で口喧嘩ばかりしている。
自分の気持ちはあまり言わずに背中を押すタイプ。
歌が上手く中学の頃スカウトされたことがあったらしいが興味がないため断ったらしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 20:46:24
7963文字
会話率:55%
背がすらっと高くしなやかな体躯で目鼻立ちがくっきりとした容姿、それこそが美人の条件と言われている王国で、侯爵令嬢リリアーヌはとても華奢で小柄な愛らしい容姿だった。そのため周囲から散々馬鹿にされ、ついには幼少期から決まっていた王子との婚約も破
棄されてしまう。美しい容姿であるリリアーヌの妹と婚約をし直す形で。
王子との婚約を破棄されたなどという醜聞を背負ったリリアーヌは、もう他の縁談も見込めず、両親によって辺境へ追いやられてしまった。
しかし辺境で失意の中暮らしていたリリアーヌに、思わぬ出会いがある。大国である帝国の第二皇子で、現在は公爵位を賜り騎士団長として働くフェルナンだ。
酷い怪我をしているところを光魔法で治癒したらなぜか興味を持たれてしまい、リリアーヌはフェルナンに求婚されることになる。
しかしさすがに社交辞令だろうと信じていなかったリリアーヌだが、後に正式な書状が届いたと王都から連絡が来る。リリアーヌのことを虐げ、一方的に婚約を破棄した側はこの事態に大混乱に陥り――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 20:20:00
245933文字
会話率:54%
100年に一度、天界から神が降臨し、神直々に聖女を選び出す。
それが、この国の「聖女儀式」だった。
誰もが聖女に選ばれることを望んでいた中。
私、フリル・ローディエンスだけは違った。
昔に読んだ、聖女伝説物語という本の一文、“聖女に選
ばれた者は、愛を手にすることはできない”という内容を、強く覚えていたからだ。
私が望むのは、神に仕える聖女なんかではない。ただ、愛する人と幸せになりたいだけ!
(お願いします、聖女になんてなりたくないの!)
ーーしかし、必死な祈りも虚しく、神・サミュエルは私の額にそっとキスを落とした。
その瞬間、聖女の力が継承されてしまったのだった。
血の繋がらない妹・エリアナは「一体どんな手を使ったのよ!」と激昂。そして聖女になった途端、手のひらを返して擦り寄る父親。
聖女?興味ありません!
私はただ、愛する人と一緒になりたいだけです!
ざまぁ中心です。お願いします~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 20:12:29
12786文字
会話率:35%
"混沌"が大地を侵食し、地球が巨大な記録媒体"スフィア・ドライブ"へ変貌した未来。
身体を生体コンピュータ化した人類は、記憶の海から技術を掘り起こし、かろうじて文明を延命させていた。
あらゆる〈官能
〉を是とする序列第七位国家ルクスリア。感情に欠落感を抱く少女ソフィアと、人型兵器ギャロップ・ナイトの操縦士を夢見る少年イフルズは、奴隷学校の卒業を間近に適性試験の受験を控えていた。
やがて二人は、思いもよらぬ国家の秘密の渦中に巻きこまれていくーー
欠落を抱く少女は形相の地へ。可能性の〈種子〉が今、萌芽する。
【毎週 火曜・金曜 19:35 更新予定】
(初週のみ火・水連続投稿)
※本作は早川書房様より刊行いただいている拙著『ヒュレーの海』と同一世界観を共有しています。
前作未読でも問題なくお楽しみいただけますが、ご興味があればぜひ併せてご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 19:35:11
62521文字
会話率:29%
「よろしくお願いします」
「よろしく」
これが俺、八神亮平と藤原渚咲の初めての会話だった。
高校に入学してから初めての席替え。その隣になる人はまさかの清楚系美少女と呼ばれる藤原渚咲だった。
さらさらの綺麗な髪にバッチリとした睫毛。ス
ラリとしたスタイルは誰にも負けていないもの。
彼女は、入学してから何度か告白されているらしく、男女共に人気者。周りには常に人がいて、自分から話しかけないと話すことは絶対にできない人だ。
彼女のお人形さんのように美しい容姿に惹かれて話しかける人はたくさんいる。だが、俺は一度もない。彼女に興味がないわけではないが、教室の隅にいて教室にいるかいないかわからないぐらいの俺が話してもいい相手ではない気がした。
彼女が天なら俺は地。俺なんかが話しかけたら藤原のことが好きな男子からは殺意を向けられ、女子からは近づいても無駄だってという目を向けられるだろう。
隣同士だが、話すことのない日々が続くとある日の朝、なぜか藤原渚咲がこの家にいた。
彼女がこの家にいた理由とは───────。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 19:00:00
7873文字
会話率:53%
精霊の森と呼ばれる森に小さな魔女が住んでいました。
その魔女は師匠から一つの魔法を与えられます。
その魔法は配信魔法。師匠の故郷に声と映像を届ける不思議な魔法です。
小さな魔女は配信魔法でのんびりまったり楽しみます。
配信で魔法を見せて、
投げ菓子という不思議な仕組みでお菓子をもらったり。
視聴者さんが言う料理に興味を持って、地球に行く魔法を開発したり。
時には配信しながら異世界を巡り、みんなでテンプレを楽しんだり。
そして、旅立った師匠の足跡をたどってみたり。
これは、異世界に住む小さな魔女が、地球に住む視聴者さんと一緒にあっちこっちに遊びに行くお話です。
※最初の1週間は1日3回更新します。
※その後は不定期更新です。できるだけ毎日更新したいとは思います。
※戦闘要素はほぼなし。あったとしても軽く。
※カクヨムとハーメルンにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 17:00:00
937846文字
会話率:66%
とあるVRMMOゲームの中。
突然現れた高難易度ユニークボスの魔女が自我を持ち、自分たちを作った神様に興味を持ちました。
この世界を作った神様、その世界、とても、とっても興味があります。行ってみたいです。
だから魔女はがんばりました。いっぱ
い研究しました。
そうして、魔女は神域(日本)に行く魔法を開発し、乗り込みました。
これは、ゲーム出身の魔女が憧れの神域(日本)で、自分と会話をしてくれた神様(女子高生)とお話ししたり、自分の世界を作ったウンエイ様(ゲームの運営会社)と対談したり、神域のとっても偉い神様(政府の人たち)にびびりちらしながら面会したりするお話です。
※戦闘要素はほぼなし。あったとしても軽く。
※カクヨムとハーメルンにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-06 17:10:00
107007文字
会話率:54%
その世界にはドラゴンの住む島がありました。
その島に住むドラゴンの一体、龍王の娘のイリスは、ひょんなことから異世界の人間の魂を食べてしまいました。
その魂と接して、イリスは人間の暮らし、というよりもその食べ物に興味を持ちました。
美味しい食
べ物。とても気になります。
イリスは美味しい食べ物を求めて、人間の世界に行ってみることにしました。
これは、龍姫イリスが美味しい食べ物を求めて、あっちへ行ったりこっちへ行ったり異世界に行ったりするお話です。
※プロローグと一部をのぞき、約3000文字前後でくぎっています。
※偶数日の朝6時と、ストックができたら突発的に更新しています。
※主人公ほぼ最強、ただし戦闘は少なめです。
※のんびりまったり、山なし谷なし、美味しい食べ物求めて日常謳歌。そんなお話?
※感想などいただけるととても嬉しいです。ご意見・ご感想などあれば是非よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-01 10:33:16
304903文字
会話率:40%
次世代VRMMORPG《HEX GEAR》。
仮想世界に構築された緻密な都市群、深淵のダンジョン、PvP闘技場、無数のスキルとクラス構成。
この世界で最も名が知られているプレイヤーの一人が、「アマネ」という少女だ。
銀白の長髪とクールな瞳
。
彼女の戦いは常に圧倒的で、視線を向けた相手が沈むことから「死神」とも呼ばれている。
だがその強さの“理由”を知る者はいない。
彼女が持つ特異な力――
それは、相手の攻撃をその場で分析し、最適な“スキルを創る”という誰にも知られていない能力。
その力はログにも残らず、誰の目にも映らない。彼女の勝利が「当然」と見えるのは、仕組まれた奇跡のようなものだった。
しかし、《HEX GEAR》の世界は進化し続ける。
新たなクラス、パッチ、敵AI、そして「創られたはずのない存在」。
やがてアマネは、ゲームの“運命の枠”すら捻じ曲げていく。
そんな彼女にも、もう一つの姿があった。
配信機能を興味本位でオンにしたはいいが、切り方がわからなくなったアマネは、ログインからログアウトまで全プレイが配信され続けている。
彼女自身は配信が止まっていると思っているため、コメントを読むこともなく、視聴者とのやり取りもない。
しかしその配信には、予想外の魅力があった。
ゲーム内では冷酷な死神。
でもオフ時は、道に迷う、アイテムを間違えて使う、ログイン位置を設定し忘れる――
クールな口調で“全力でポンコツ”をかまし続ける彼女のギャップは、密かに多くのファンを生んでいた。
「死神」としての表の顔。
「知られていない少女」としての裏の顔。
そして、《HEX GEAR》そのものに隠された真実。
静かに、だけど確実に。
アマネは、この世界の“ルール”を壊し始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 15:56:21
1881文字
会話率:44%