ある日突然、職場の人間が全員死亡した。その罪を全て被された山中は、死刑になって死亡する。冤罪をかぶせて自分を殺した社会に恨みを持つ山中。その恨みが形となり、山中は弱肉強食の世界である悪魔界へ、悪魔として転生する。人間だった頃の心を捨て、山中
は悪魔、『リベン』へと姿も心も変えた。リベンは生まれたばかりと言うこともあり、他の悪魔に勝つことも難しく、かなり苦しい思いをする。心が折れそうになり、自分を守るためなのか気が狂ってしまったリベンは死んだ悪魔たちの死体を食べ始める。すると、死体を食べていくごとに強くなっていくのを感じた。リベンは強くなって、格上の悪魔にもう1度戦いを仕掛ける。だが、相手の悪魔も強くなっており、、、。どうにか生き残ったリベンは、さらに強くなることを目指して、死体へと向かう。その瞬間、まばゆい光が体を包み、次の瞬間には知らない場所にいた。そして、目の前にいた男から頼み事をされる。どうやらリベンは人間に召喚されてしまったようで、悪魔会で強くなりたいという気持ちもあったが、人間界への興味もあり、契約することにした。その内容は復讐にまみれたモノで、リベンはそこに共感し、ノリノリで契約を結ぼうとする。が、そこで、召喚された部屋にあったあるモノが気になり、それも契約の内容に入れて契約を結ぶことにした。そして、仕事を終えたレベンに付いた人間たちの呼び名が、『遊殺の悪魔』。当初、リベンの行動は人間の犯行だと勘違いされる。だが、だんだんとそれが悪魔のモノであると言うことを、リベン自身が見せつけていき、リベンは、人間界でも凶悪な悪魔として名をはせていくことに。だが、名前が有名になると言うことは、それを狙うモノも増えると言うことで、次から次へとと刺客がやってくる。リベンは数々の刺客から、自分自身を守ることができるのだろうか?そして、社会を変えることはできるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-19 20:00:00
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