日本橋通二丁目で小間物問屋を営む長門屋の番頭・為三は、ある男の帰省に遭遇する。
それは長門屋にとって、招かれざる客。勘当された先代当主の一人息子、又助だった。
ならず者となった又助を恐れた為三は、谷中天王寺裏の萩尾道場を訪れるのだが――。
用心棒斡旋仕り候 シリーズ第三弾!
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・地名とは一切関係ありません。
※この物語は、「巷説江戸演義」と題した筑前筑後オリジナル作品企画の作品群です。舞台は江戸時代ですが、オリジナル解釈の江戸時代ですので、史実とは違う部分も多数ございますので、どうぞご注意ください。また、作中には実際の地名が登場しますが、実在のものとは違いますので、併せてご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-16 18:47:39
6531文字
会話率:49%
「人を斬らねば、私は生きられぬのか……」
江戸の泰平も豊熟の極みに達し、腐敗臭を放ちだした頃。
夜須藩御手先役見習い・平山清記は、自らの役目に疑問を覚えながらも、主君を守る太刀として藩法を破る無頼漢を斬る日々を過ごしていた。
そんなあ
る日、清記は父の悌蔵に命じられ、中老・奥寺大和の剣術指南役になる。そこで出会った、運命の女。そして、友。青春の暁光を迎えようとしていた清記に、天暗の宿星が微笑む――。
寂滅の秘剣・落鳳。幾代を重ね、生き血を啜って生まれし、一族の魔剣よ。願いを訊き給へ。能うならば、我が業罪が一殺多生にならん事を。
アルファポリス第一回歴史時代小説大賞特別賞「狼の裔」に繋がる、念真流サーガのエピソード0。括目して読むべし!
――受け継がれるのは、愛か憎しみか――
<アルファポリス第三回歴史時代小説大賞最終選考作品>
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・地名とは一切関係ありません。
※この物語は、「巷説江戸演義」と題した筑前筑後オリジナル作品企画の作品群です。舞台は江戸時代ですが、オリジナル解釈の江戸時代ですので、史実とは違う部分も多数ございますので、どうぞご注意ください。また、作中には実際の地名が登場しますが、実在のものとは違いますので、併せてご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-29 22:07:09
95282文字
会話率:45%
宝暦十年、皐月の朔。須藩祭祀奉行与力・野村重太郎は妻の喜佐と墓参をした帰り、不逞浪人に出会う。夜須藩では、浪人の流入は御法度。伊武派壱刀流の剣客である重太郎は見過ごせず、浪人に挑みかかる。その後の人生を大きく左右するとも知らずに――。
※
「天暗の星~念真流寂滅抄~」特別収録、「妻の一撃」を再構成、改題し掲載。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・地名とは一切関係ありません。
※この物語は「巷説江戸演義」と題した筑前筑後オリジナル作品企画の作品群です。舞台は江戸時代ですが、オリジナル解釈の江戸時代ですので、史実とは違う部分も多数ございますので、どうぞご注意ください。また、作中には実際の地名が登場しますが、実在のものとは違いますので、併せてご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-20 23:45:18
4394文字
会話率:28%
西暦253年、東興で魏を破った呉の権力者・諸葛恪は、部下の張悌らの制止も聞かず、その勢いのままに魏に侵攻しようとするが…遠い北の地の神話を交えながら『才は確かだが傲慢な男』と称される諸葛恪が最期まで求めた『輝き』について迫る。
※この小説
は2014年に筆者のブログ『大概堂https://ameblo.jp/soccer-horizon/』にて公開したものに加筆修正したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-19 01:49:06
9033文字
会話率:24%
ある日、青年が『三国志』のゲームをしているとそのゲームの元となる世界に飛ばされる
そして…
ある程度の年月が経った今! 大きく歴史の動く『赤壁の戦い』が始まろうとしている!
だが、物語とは少し歪められたこの世界
いか
にして物語に近付けるのか
これは度胸のない青年が知識のみを屈指し歪んだ三国志の物語に修正し運命を正していく物語。
《注意》
この作品は三國志の史実・三国志演義とは物語がずれた箇所があるかと思います
また、地名等もあやふやの恐れもあります
※2/24タイトル変更しました(旧:迷い人) 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-11 22:41:13
2757文字
会話率:60%
この小説は三国志の演義や史実の逸話を分かりやすく短編で紹介していく小説です。
歴史の教科書に載っていないであろう英雄や偉人を面白おかしく書いていこうというものだったりします。
最近は日本史やコラボをちょいちょい書いてます。
歴史をザッ
クリ知りたい方は是非お読みください!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-18 08:50:14
52413文字
会話率:48%
天下に轟く武術の奥義書『太白精典』。その所持者、鬼一法眼が姿を消した。武術界の頂点に君臨し、天下人平清盛も源頼朝もその存在には一目置かざるを得なかった。齢(よわい)は疾(と)うに百を越えているという。時は承久の乱を経て、数年。幾ら鬼一法眼
といえども生きてはいられないだろう。
では、一体誰が換わってその座に就くのか。天下を跋扈(ばっこ)する猛者(もさ)たちも女子供のように噂する。
天下第一は鬼一法眼の弟子、鞍馬僧の七人の内、誰かなのか。あるいは比叡山『四身式』の鶴丸なのかもしれない。いや、他にも高野山『三武書』の遍照、愛宕三山『周天廻宝』の半眼居士、大峰山『役三行』の宗憲法印、三井寺『福聚輪』の空尊と名だたる英傑がいる。彼らは各山の奥深くで息をひそめ、天下の趨勢(すうせい)をうかがっているという。
ひょっとすると、彼らとは全く別の、武術界に名を列(つら)ねていない誰かなのもしれない。それならば、平安京を騒がす怪盗、黒覆面の男は外せないだろう。急速に名を挙げて来た若者、鍋倉澄も忘れてはならない。比叡山の『征矢(そや)』、『七歩蛇(しちふじゃ)』の異名を持つ二人の怪物を事もなげ倒してしまった。聖堂門の出であるにもかかわらず念仏門の味方をする狂人にして、竜笛(りゅうてき)の名手。
ただ、忘れてはならないことがある。………『太白精典』。鬼一法眼はその奥義を以て天下に名を轟かせた。その『太白精典』を手に持つ者、まだ見ぬ誰かこそが天下第一ではなかろうかと。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-20 09:00:00
310986文字
会話率:37%
八百年の戦乱の世が続き、十二の国家に分裂した戦国時代の玉華(ぎょっか)大陸。
大陸は統一され、『泰(たい)』の始皇帝により、漸くの事で極華大陸に平和が訪れるかに思えたが、始皇帝の独裁は苛烈を極め、民衆は疲弊し、国土は荒廃し始めていた。
そして、始皇帝の死とともに実権を握った宦官(かんがん)の蕭高(しょうこう)は、二世皇帝を傀儡にして、権力の頂点に上り、民衆への圧政をますます強めていく。
そんな中、貧しい学者の家に生まれた漢信は、いつか軍人になって軍の指揮を執りたい。と言う、漠然とした夢を持ち、泰軍に入隊するが、蕭高によって命を狙われた始皇帝の長女である烏月公主(うげつこうしゅ)を守ったことから運命が一変し、時代の渦の中心点となる。
是は、後に莞帝国を樹立し、玉華大陸と金民族の始祖と呼ばれる『太極皇帝』になる青年の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-08 16:33:32
11930文字
会話率:3%
この文章の作者の気持ちを答えなさい。
の劇中劇として作りましたが作中でこちらに読み手なしの作品を載せます。
蓬莱の島、
金や銀が溢れてる
石も切れて折れない剣がある
謎の空飛ぶ物体がある しかも速い
不老不死の妙薬がある
不老不死の 薬が
ある
なのに彼らは石を使うのだろう
「ここの人に色々教えたいのう」
そんな動機で挑んだ方「徐福」のお話
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-25 18:02:46
668文字
会話率:67%
朝、起きたら赤ん坊にどうやら三国志演義の世界で天才軍師諸葛亮孔明に殺される兀突骨らしい。死にたくないから内政チートで三国時代を乗り切ってやる!!
最終更新:2017-03-17 14:10:23
1342文字
会話率:16%
かつて三つの大国が争った時代があった。
しかしそれは、いつからか現れ始めた怪物達の跋扈によって、終焉を迎えた。
人は魔なる異形の存在と戦う為、「煉魄」と呼ばれる力を使い、魔道具を用いて奇跡を操る力を編み出し、術士や戦士となって国々を守ってい
くようになった。
巳秦の街に住む「命花(メイファ)」も、そんな街を守る「黒鯨団」の正規術士を目指す一人だった。この街で生まれ育ち、このままこの街を守っていく。
少女はそう信じていた。
ある日、夜世界最強の怪物である「僵尸(キョンシー)」が現れるまでは。
そして、自分の前に僵尸となって戦う少年が現れるまでは。
世界はこのまま平穏に続いていくと、信じていた。
※この作品はカクヨム様の方でも公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-24 20:28:31
120952文字
会話率:42%
主人公辻政信が、ガダルカナル島から1600年の日本に転生し、戦国時代の終焉期に活躍する物語。豊臣家の滅亡を食い止めるため徳川幕府と張り合い、豊臣恩顧の大名を再び寝返らせるべく奔走する。政信がワープした地は、関ヶ原の藤堂高虎の陣営。
理由
もわからず合戦に参加させられた政信は、槍働きを高虎に認められ、懐刀に登用される。政信は、歴史の流れを知っていること、そして、自らが野心家であることから徳川の天下を崩す試みを立案し、仕掛ける!
豊臣家の滅亡を食い止め、徳川を討伐し、新戦国時代を幕開けさせる!大日本帝国陸軍大佐、辻政信が己の野心を胸に歴史に抗う物語!開幕!! 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-18 16:06:33
53813文字
会話率:53%
三国志演義です。主人公が三国志の時代に行く話。
感想や意見、募集してます。いただけたら書こうという気になります。もしよければお願いします
最終更新:2016-09-01 20:21:20
34317文字
会話率:59%
時は平安時代中期、京の都では魑魅魍魎の妖怪が頻繁に出没し…人々は妖怪の出現に怯えながら逃げ惑う者もそう少なくはなかった。もちろん、時の朝廷や貴族逹も突然の魔物出現の恐怖に怯え…最悪京の都を離れる事を余儀なくされる者も少なからず、都の一部は廃
墟と化す場所も頻繁に多発していくのであった。
この危機的状況を察知した帝は、稀代の陰陽師・安倍晴明(あべのせいめい)を呼び寄せ、妖怪退治を依頼して何とか事態は終息したかに見えた。
しかし、突如現れた魔界の王・婆沙羅将軍(ばさらしょうぐん)の出現により事態は急展開を迎える事になり、次々と起こる謎の怪奇事件が晴明の前に立ちはだかる事になる。
そして更に、新たな強敵である婆沙羅将軍を護衛する冥府十神(めいふじゅっしん)も登場し…戦いは想像を遥かに超える熾烈な激闘を迎えるのであった。
そこで晴明は、幼なじみである芦屋導満(あしやどうまん)や退魔師を生業とする西園寺飛鳥(さいおんじあすか)、晴明の兄弟子である鬼龍正親(きりゅうまさちか)、そして五人目の仲間となる相馬流ノ介(そうまりゅうのすけ)と共に魔界の王である婆沙羅将軍を討伐する旅に出るのだが、果たして晴明たちの活躍や如何に…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-21 18:52:49
313591文字
会話率:77%
三国志演義 小説。吉川英治三国志をベースに七実三戯のバランスと現代風味の新解釈を加えたスペクタクル歴史小説。どうぞご賞味ください!
最終更新:2016-04-15 22:50:27
34307文字
会話率:1%
ギャグ盛りだくさん、真面目も少々。展開は行き当たりばったり。
正史も演義もごちゃ混ぜでお腹一杯です。
自重? なにそれ、おいしいの?
三国志好きもそうでない人も、寄ってらっしゃい見てらっしゃい。
悪ふざけ三国志っぽいもの。始まり始まり。
お
代は見てのお帰り。俺の嫁キャラ崩壊してても、怒っちゃヤーヨ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-28 11:51:40
19062文字
会話率:50%
「三国志」──。
今から十八世紀前、日本ではまだ卑弥呼の時代。中華では統一王朝・後漢が統治していた。前漢と合わせると約四世紀に及ぶ長い統治に民心は乱れ、官僚の心は腐っていた。
そんな世の中でも義の心を宿す男たちがいた。様々な「英雄」が織りな
す、六百年間愛され続けてきた壮大な歴史ファンタジー。
※この物語は羅貫中著・三国志演義をもとに作られたフィクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-08 17:32:20
25070文字
会話率:40%
フェイジンは屋台で朝飯に取りかかろうとしていた。
日式ラーメンの白濁した水面は、フェイジンに真珠の輝きを連想させた。立ち上る湯気から、焦がした脂の香ばしい香りの向こうに、どっしりとしたタレと、そこに僅かに混じる豚の甘い匂いとを嗅ぎ取った
。
箸の熱気を吹いて口に入れようとした時、咄嗟にフェイジンは顔を逸らした。弾力を感じさせる麺が箸からこぼれ落ち、映像の巻き戻しのように白濁の中へと消える。
食事を邪魔するように拳を打ったのは、ならず者のタンデイだった。
フェイジンが朝食にありつくには、まずタンデイから片付ける必要があった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-17 00:21:28
2745文字
会話率:32%
新しい三国志の物語。
最終更新:2015-12-18 10:32:47
1056文字
会話率:12%
後漢末期、大陸のどこかに歴史の揺れと共に生まれ落ちた命が在った。
これは生まれ来る筈のない命が巻き起こす、あったかも知れない物語。
最終更新:2015-07-21 21:34:53
17668文字
会話率:26%
東漢末期に生きた何進と劉宏、『三国志演義』でこれ程までに悪辣に描かれた人も珍しいだろう。名誉挽回と言うか、汚名返上と言うか、単なる依怙贔屓なのか、少しくらいは彼等に良い目を見て貰おう、と思って書いてみました。
歴史改変ものなので、何でも出来
る様に一応『恋姫✝無双』のタグを付けますが、彼女達は果たして何時に為ったら出るのやら……
尚、この作品には多くの史実キャラが登場します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-05 21:00:00
10994文字
会話率:16%
建安十三年、冬。かつて劉備軍を軍略によって勝利に導いた男は、曹操軍と劉・孫連合軍が対峙する赤壁から遠く、西涼の地に赴いていた。
友からも新旧の主君からも離れ、ただ流されるままにたどり着いた辺境で、男が掴むものとは。
三国志演義のマイナー登
場人物、徐庶を主役にした軍記物風の物語です。実在の人物の設定や性格の捏造・創作人物などが入り混じる内容となりますので、苦手な方はご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-24 12:53:38
88123文字
会話率:29%