中国、後漢王朝末期──政治腐敗から各地で蜂起した黄巾党が民草を脅かしていた。漢王室の血を引く涿郡涿県の劉備は、志を共にする関羽・張飛とともに桃園に義を結び、救国の大望を胸に乱世の荒波に立ち向かう。
沛国の曹操、呉郡の孫堅、綺羅星の如くに出現
した英雄たちが、擾乱を契機として覇を競い、やがて天下は魏・呉・蜀の三国に分裂。184年の黄巾の乱から、280年の孫呉滅亡まで、丸々一世紀に渡る群雄達の興亡、鎬の削り合い、忠義と我欲、愛と憎しみ、峻烈なる人間模様を描く。
明代の通俗小説、三国志演義の抄訳。たまに挿絵つき!
※当作はエブリスタ様にも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-20 00:00:00
219045文字
会話率:34%
ある日のことから始める一匹の野良猫のお話。
最終更新:2016-10-06 21:52:18
13304文字
会話率:75%
「三国志」──。
今から十八世紀前、日本ではまだ卑弥呼の時代。中華では統一王朝・後漢が統治していた。前漢と合わせると約四世紀に及ぶ長い統治に民心は乱れ、官僚の心は腐っていた。
そんな世の中でも義の心を宿す男たちがいた。様々な「英雄」が織りな
す、六百年間愛され続けてきた壮大な歴史ファンタジー。
※この物語は羅貫中著・三国志演義をもとに作られたフィクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-08 17:32:20
25070文字
会話率:40%
昭和7年。令嬢多喜子は不良少女団のボス、映画館の切符売りのハナと出会う。
境遇の違う少女二人は次第に仲良くなっていく。
そのうち、建築家になりたい多喜子、洋裁師になりたいハナ。
二人が望む未来に足を踏み出すまでのおはなし。
昭和戦前の、ご都
合主義通俗小説を狙って書いたものです。その割には男女ロマンスはほとんどないです。
女子二人の友情のほうがメイン。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-14 17:55:19
32479文字
会話率:59%