この世は魔法で出来ている。十五年前の天地の戦いにより、秩序を保ちこの世をおさめていた麒麟の国は無くなった。王家も民も強い魔力を怖れられ殲滅された。今天下の覇権争いは、地の国、水の国、風の国、火の国で争われている。
主人公は、冴えない『僕』ハ
ノン。ハノンは魔力が弱く、簡単に言えば『出来損ない』ただハノンには不思議な力があった。本人も知らない出生の秘密から、渦のようなものに巻き込まれていくファンタジー 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-11 20:49:30
156999文字
会話率:32%
とある山に一匹の化け物が住んでいた。その存在を怖れた人々は供物を運び機嫌を取ろうとした。
ある日、化け物の前に一人の少女が連れてこられる。
「あたしを食べてよ」
そう言って平然とする少女の様子にいらだち、化け物はなんとしても怖がらせることに
した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-29 01:33:20
4973文字
会話率:26%
人、亜人、魔物、魔族が時には争い、時には共存し、この世界の歴史は紡がれ。
種族の存亡をかけた人亜戦争や全ての種族が共に暮らしたと言われる統一時代。
そんな激動の時代、英雄と呼ばれる者は数多に存在し勇猛であったり冷徹であったり中には臆病な
者
、個性溢れる彼等にあるのは一つの共通点。
『能力《スキル》』の存在。
生まれ持った才能でもあり神から与えらた『奇跡の行使権』をと言うべきもの。
持たざるは『無能』と罵られ地べたを這う。
しかし、その世界において『無能』にて世界の頂点に立った歪。
無能であり最強でもある男はある一つの理由で神へと反逆し、敗北した。
神は何を思ったのか男の記憶を奪い、二千年後へと飛ばす。
そして、記憶喪失から三年。
かつての最強、自分が規格外の存在だと意識しないままDランク冒険者として日々を怠惰に過ごしていたウォルト。
スローライフの為に給料の良い裏仕事をやっていたらいつのまにか違法ギルドのリーダーをさせられていた。
拘束されるのを嫌うウォルトは辞めたいが御上の方々の不況を買うのを怖れ、なくなく働く。。
しかし、最近噂で自分を『宮廷騎士』にさせようとする動きがあるらしい。
「冗談ではない。宮廷騎士なんて自由から最も遠い存在じゃないいか!」
ウォルトはどうやって逃げ出すか考えるが国を揺るがす事態に巻き込まれ、また英雄として戦う羽目になっていくのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-17 00:17:58
28012文字
会話率:26%
仙台青葉(せんだいあおば)は成人式を機に帰省することとなる。帰省する途中でかつての同級生である山県治憲(やまがたはるのり)、安達相馬(あだちそうま)、盛岡雫(もりおかしずく)、男鹿小町(おがこまち)と再会する。他愛ない話で盛り上がる一行で
あったが、小町の行動によって、とんでもない事故が起こってしまう。
やっとの思いで帰った故郷だったが、異様な雰囲気を出している。その原因は、【ばけもの】だった。その外見は女性の体に顔がただれ腐り溶けているというものだった。ばけものがゆっくりと青葉達に迫る。そんな中、恩師京の宮(きょうのみや)に助けられ難を逃れる。しかし、安心するのも束の間だった。成人式の当日、青葉は気が付くと真っ白な部屋に閉じ込められていた。そこで、青葉は人のある感情に寄り添って擬態する特性を持つ【ばけもの】と遭遇する。その後、廃病棟に向かうこととなり、廃病棟の悲しい真実を知ることとなる。深く触れ合うことで自分が傷つくことを怖れていた彼だったが、徐々に考えを変えていく。「守りたい。ただそれだけだ。それでいいんだ」
廃病棟での戦いの後、クラスメイトのしずくから話を持ち掛けられる。戦いが物語が加速していく。これは、逃げてきた主人公の成長物語である――
pv、評価、ブックマークは作者のやる気という餌になります。お口に合いましたらこの娯楽お楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-31 02:56:16
117708文字
会話率:50%
ある日突然、私は階段を上れなくなった。
周囲の声が私の邪魔をする。
そんな時、階段の上から友人が声を掛ける。
「早く教室行こうよ」
少しキツいその言葉に、私の足は動けない。
現在、個人サイト、カクヨム、魔法のiらんど、pixi
vにも掲載中の作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-26 16:44:59
2006文字
会話率:49%
昨今、ポリコレ棒など、正義を振りかざすような事例は多いと感じる。
また逆に、『自由』を尊重するあまり、人へ干渉するのを怖れるようになってしまっている。
身の回りの例としては、『勉強も何も頑張ろうとしない子供に勉強をしろと強要するのは正し
いのだろうか?』という疑問である。
法的には子供というのは社会責任を持てる能力がないが、人権は存在する。保護者はどこまでならば強要することが許されるのか。
根気よく自己成長を促すなどの綺麗事はよく聞くが、実際のところ教育にそこまでリソースを割けるのだろうか?
また、状況は刻一刻と変わるのだ。悩んでいる間に保護できる、取り返しの効く期間は過ぎ去っていく。
この作品は、そのような問題が多くあると感じた著者が、最低限、人としてこれは正しいのではないか、そう信じられるような倫理をまとめる倫理学研究である。
願わくば、善良でありたいと思う方達のガイドラインに。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2021-04-24 09:00:50
389文字
会話率:0%
サザーランド王国、国王ナルシム三世は愚王であった。
国民を省みず酒色に耽り、忠臣を遠ざけた彼は佞臣の言われるまま圧政を敷き、国民から怨嗟の的となる。
そんな国王に二つの過ぎたる物があった。
一つは賢姫シルビア。
美しさと優れた頭脳を併せ
持つ彼女は傾きつつあった国の財政を立て直した。
しかし、彼女の父である国王は贅を諌めるシルビアが邪魔になり、遥か遠方の国へ彼女を嫁がせてしまう。
彼女に想い人が居るのを知りながら。
二つ目は戦姫マリアンヌ。
美しく勇猛果敢な彼女は、優れた戦士と言うだけでなく、戦略にも優れた軍師でもあった。
近隣の国々との戦争も彼女が参戦すれば、たちまち勝利を収める。
彼女を怖れた隣国は莫大な持参金と共に、自国の王族と政略結婚を申し込む。
父である国王は金に目が眩み、マリアンヌと隣国王族との結婚を決めてしまう。
彼女にも想い人が居るのを知りながら。
その後実権を隣国の王族に奪われた国王はそれでも幸せだった。
娘と変わらぬ歳の妾に囲まれ、やがて死んだ。
稀代の愚王として名を残し...
そうして16年の時間が過ぎた。
サザーランド王国の危機に1人の男が駆けつけた。
ある任務を果たすために。
前後編+エピローグ一話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-21 20:41:32
12025文字
会話率:43%
『この世界では、誰しもが魂に何かを宿して生まれてくる』『魔法と剣、そして心魂』
そんな世界に生まれ、剣技最強と名高い父に憧れる少年、グレンは父の大きな背中に向かって努力する。
父の剣を模倣し、父の身体強化魔法を模倣し、父と同じ『心魂』の力が
使えるようイメージトレーニングを欠かさず・・・
彼の周りも、彼が父のような立派な魔法剣士になると疑っていなかった。
だが彼の魂から生み出されたチカラは一族のモノとは似ても似つかず、それどころか国では厄災だと怖れられる『黒龍』の力だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-10 21:03:37
95857文字
会話率:23%
この世界は
魔法技術世界となっていた
古くは魔法力の発達を望んだ者達がいた
蔑まされた者達はそれでもめげずに魔法力の開発を行った
魔法力の開発は量子脳をコントロールする事だった
量子脳のコントロールは遺伝子構造に直結するものだった
なので何世代も渡って魔法力を開発していった
生活の基盤と都市を持ち
魔法都市と掲げていた
笑いに来る者や
資本主義の国などから嫌がらせを受けたりもした
それでもめげなかった
そして魔法都市として魔法力の開発に成功した
成功した時には魔法都市住人は
魔法力の高い遺伝子構造となっていた
そして当時の技術を構築して
魔法力のある無人機の開発を行った
しかしそれが仇となってしまった
争う事を是としていなかったはずが
無人機はそれとは裏腹だった
『もうすぐこの魔法都市は消滅する
襲撃される前に私はここに魔法戦争を宣言する』
そして無人機は再度停止した
嘘だと思っていたが
その後無人機の量産だけはしていた
その量産が終えた頃には
魔法都市の隙間を通って
無人機達は彼方へ飛び去った
無人機のリーダーである
警告を出していた無人機を媒介にして
最初の魔法戦争はそうして起こった
無人機による大魔法の連続
それは楽な戦争であった
何故なら魔法力の稼働元は
あくまで魔法都市住人だったからだ
魔法都市はその当時の技術力を中立国から
情報を共有してもらっていた
無人機の開発もそこからだ
そして情報を共有によって構築されていた
クラウドを魔法源として利用していた
魔法源は魔法学園都市の住人の魔法力
そこから怖れを知らない無人機達による大魔法の連発
それが魔法戦争による卑劣さであった
『卑劣とは呼べないな
何故なら私は嬉しいよ
私はこの何世代にも渡った不幸の鐘を祝福の鐘に出来たのだからね』
無人機達が凱旋から
皇族であるバラムに対して呼びかけた
『他都市の住人は魔法都市住人の魔法源を武器に大魔法を駆使して破壊した
そして生命は不殺魔法を追加していたので死んではいない
だから選択してください
魔法世界の襲来を』
それは軽量洗脳次元魔法を使って
世界の世界観を魔法世界という触れ込みにさせる事だった
そうして魔法世界は誕生した
魔法の世界はそうして次々と発展していった
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-14 02:52:02
26377文字
会話率:72%
これは、人の声に咲く花という他の人には見えない特殊なものが見える少年の、花が見えなくなるまでを描いた物語。
高校二年生の小角土一(おづのどいち)は幼い時に両親を事故で亡くして以来、人の声に咲く花が見えるようになった。
花はあいさつの言葉
に咲く他、感情に合わせて大きく開花したり、つぼんだり、下を向いたり、枯れたりし、好意を抱いた相手への声には二つ、愛情を抱いた相手への声には三つ咲いた。
大切な存在を失ったトラウマから、土一は大切な存在を作ることを怖れるようになった。よって親戚からの愛情や幼馴染の樵田蛍(こがたけい)の好意から目を背けていた。
土一は蛍とボランティア部に所属している。部長は三年の鳴子愛良(なるこあいら)で、父親の威光を笠に着て自由気ままに活動していた。変わらない日常を望んでいた土一だったが、ある日、東京から来た転校生の周理音(あまねりおん)により変化が生じ始める。
この作品は「pixiv(https://www.pixiv.net/users/60047994)」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-29 19:20:16
136706文字
会話率:38%
赤髪の貴族エレニア・リッツォは、ムルムルという目に見えない者たちに影響を受けたせいで田舎町エリーシオの屋敷で隠居生活を送っている。
その屋敷はリッツォ家でムルムルと波長が合いすぎた者を半ば幽閉するための屋敷で、地元エリーシオでは幽霊屋敷と怖
れられ忌み嫌われていた。
エレニアはある日、唯一の友人ハミット・ゴードンの頼みで「リンノ・マクレーン」という訳アリな少女を雇い入れる。
渋々、彼女との生活を始めたエレニアだったが、彼女の存在がエレニアの心に大きな変化をもたらしていった。
【人里離れた丘の屋敷に枯れない庭がある】そう語られるまでの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-01 12:00:00
142250文字
会話率:50%
「貴様を聖女と信じた俺が馬鹿だった。稀代の悪女め。婚約は白紙だ。出て行け」
貴族の娘のレフィアは、婚約者である皇家の嫡男に一方的に婚約破棄を告げられた。
なんと彼女の部屋から帝国の転覆を狙った計画書が出てきたというのだ。
目立つと
ろくなことがない――かつて救国の聖女と呼ばれた母の教えをレフィアは思い出していた。
だから、幼い頃から母譲りの高位の魔術が使えることも黙っていたし、興国の英雄譚に憧れて、軍事や内政の勉強に密かに精を出していたことも言わずにいたのに、その美貌から皇家の嫡男に求婚されたレフィアを妬んで罠にはめたのだろう。
帝都にいる限り悪意のある噂は勝手に広がっていく。
計画書を突き出されたレフィアはそれを眺めて言った。
「これを書いたのは私ではありません」
「ほう、証拠でもあるのか」
「証拠も何も、私ならこんな杜撰な計画は立てません。私が本気ならもっと確実にこのろくでもない帝国を転覆させてみせます」
「き、、貴様っ」
しまった。つい本音が。
「貴様のような小賢しい女に内助の功など期待できぬわ。去れっ」
皇家の怒りを買ったレフィアは、新たな婚約者として地方領主の元へ送られる。
しかし、皇家は知らなかった。レフィアが目立ちたくないが故に隠していた圧倒的な才能を――
新しい婚約者は暴君と怖れられる男。だけど、この人曲者だけど、意外と私好みで――
少なくともろくでなしの皇家の嫡男より面白い国にしてくれそう。
……じゃあ、ちょっと暗躍しますか。私なりの内助の功とやらを尽くしてみましょう。
辺境なら周りの目もそれほど気にならない。
思い立ったレフィアは、圧倒的な「内助の功」で、地方領主の夫を皇帝の座へと押し上げていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-05 22:32:02
31579文字
会話率:55%
かつて地上には高度な魔導機械文明が存在した。
エンシアと呼ばれた文明は世界を統べるほどに繁栄したが、その行き過ぎた繁栄は世界の理と背く道を行き、やがて世界の理そのものが文明の脅威となった。
文明の危機に直面したエンシアの科学者たち
は持てる全てを結集して機械仕掛けの神を建造した。
世界の運命を委ねられた機械仕掛けの神は行き詰まったエンシア文明を救う神になるはずだった。
しかし、機械仕掛けの神は暴走した。
“闇”と連結し、変質したそれは機械兵器を支配し、エンシアの地を蹂躙し、その全てを破壊する。
後の世に“機神”として知られる災厄の誕生であった。
光側の“神”によって“機神”が倒され、“聖域”と呼ばれる地に封じられて幾百年余り。
“神”ですら破壊できなかった“機神”はいまも滅びることなく、“聖域”の中心で覚醒の時を待ち続ける。
“聖域”の歴史は“機神”と対峙する者の歴史。
その姿に怖れを抱く者──
その力に魅入られ、運命を狂わせていく者──
そして狂わされる運命に立ち向かい、その闇に抗い続ける者──
その歴史にいま、終止符が打たれようとしている。
“聖域”は“機竜”を巡る戦いの果てに決壊が始まろうとしていた。
内包する“闇”の暴走──
いままで“聖域”によって阻まれていた外界の神族たちの出現──
その脅威の狭間で人々は運命に翻弄される。
しかし、その人々の中には運命に立ち向かう勇士たちがいた。
“闇”と“光”の狭間に立つ勇士たちは運命の迫る“聖域”で最後の決戦を迎えようとしていた。
これは全てを引き換えに“勇士”を演じようとした少年と──
最後まで勇士として立たせるために彼の“戦乙女”であろうとした少女の──
二人の悲願の果てに終焉する“聖域”の勇士の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-01 23:00:00
792435文字
会話率:38%
遺伝子操作で生まれた子供達。彼らには所謂、念動力などの力があった。実験体の多くは力を使うたび脳が損傷し、死んでいった。しかし、その力を自在に使いこなせるアルテミス、タカシ、リクトの3人の子供が生き残った。彼らは、人間達との共存など始めから諦
め、早々に人間に見切りをつけていた。そして、人間達は自分で滅ぶ道を突き進んでいた。
地球合衆国と火星連邦は一応の休戦状態だが、地球合衆国大統領は、火星殲滅を目論んでいた。そんな時テロリストが地球に核テロを実行した。火星に罪を擦り付け、火星への核攻撃に踏み切る合衆国。
人類の支配を目論むアルテミス達。太陽系の大富豪ハッデンの協力を得て、地球合衆国への攻撃を始める。ハッデンと彼が作り出した自意識を持つコンピュータ、オリオンによって合衆国、火星よりも進んだ科学技術を手に入れたアルテミス。彼らの戦艦テティスの前に合衆国軍数千隻の艦隊もガラクタのように破壊されてゆく。
合衆国を乗取ったアルテミスは、合衆国の政治形態はそのままに、大統領よりも上位の支配者として君臨した。
手を触れずに脳を破壊する事も出来る彼女は、官僚達から怖れられる必要も、尊敬される必要もない。
逆らう者を躊躇なく殺し、没収した超富裕層の財産を人類へ配分、言論の自由の保証を宣言した。彼女を認めない人々の中にも、固定してしまった格差、単なる金銭回収装置と化した政府への不満から、アルテミスを讃える者も出始める。
しかし、木星には合衆国軍艦隊が生き残っていた。
ハッデンとオリオンが作り上げたロボット、ヘレナに地球を任せ、木星に向かうアルテミス。木星の合衆国軍は、新しい強力な兵器を完成させていたがテティスの前に木星艦隊も撃破されてしまう。小惑星帯にいる地球を核攻撃したテロリストを捉え、地球の司法に委ねるアルテミス。こうして彼女の太陽系支配は完了した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-21 12:33:26
43495文字
会話率:4%
この国一番の財力を持つ名家の令嬢シャーロットは、婚約者であるエリック王子の殺害未遂で死罪となった。殺害未遂を企てた動機は、「エリック王子の心が、下級貴族の令嬢に向いた末の婚約破棄を怖れて」と言われている。処刑されたシャーロットはもう一度自ら
の生を繰り返す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-12 19:21:09
4142文字
会話率:13%
高校でありふれた日常を送る少年、進藤月夜は神童と称される程の頭脳を有していた。しかし、かつて人の悪意に触れてからは目標を持たず、惰性だけで生きてきた。悪意を向けられることを何よりも怖れ、誰とも距離を詰めようともせずに。
そんな中、月夜を
含むクラスメート計41人はある日異世界へ召喚される。異世界へ来てみると、自身のステータスには【神童】の文字が。月夜は召喚をきっかけに本気で生きていくことを決意する。
これは心に傷を負った神童が、地球で得られなかったものを追い求め、異世界で奮闘する物語。
※更新不定期です
※改稿が頻繁にあります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-29 00:00:00
211438文字
会話率:44%
世を滅亡へと導く、異世界からの侵略者『魔物』。
打倒不能と怖れられ、滅亡の淵に追い遣られた世界〈アンテ=クトゥン〉を救う為、三種の神器を得た少年ユディトは立ち上がった。
既に趨勢が決した戦況を次々と覆し、世界を解放していくユディト。
長く続
く戦いに終止符を打つべく最後の決戦に臨み、その果てに――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-22 23:04:10
377892文字
会話率:36%
これは、有志の心「聖杯」によって特殊な力を行使できる「アイドル」となった少女たちが、黒色の怪物「イドラ」との戦いや仲間たちとの葛藤を乗り越えることで、未来を臨み、成長する物語である。
いつも明るく元気な十六歳の少女、リンには夢があった。
それは、憧れのアイドルユニット「キャメロット」のメンバーとしてデビューすることだ。
四年前。リンは、イドラに襲われたところを、キャメロットのメンバーであるキリアに救われた。そのキリアとの出会いは、リンにとっての大事な転機となる。
アイドルへの憧れを叶えるため、だけでなく、リンが抱えた不治の病によって、余命八年となった命を燃やしきるため、アイドルとなることを決意した。
リンは、アイドルとしてデビューするため、母親とともに奮闘する。
しかし、それは決して楽しいだけではなかった。母親と葛藤する日々を過ごしたリンは、他者を怖れ、他者を頼ることが難しい、そんな考え方を身につけていた。
アヴァロン・プロダクションのアイドル候補生となったリンは、いよいよキャメロット・メンバーオーディションに挑戦する。
面接や討論、実技試験を重ねながら、リンはいろんな他者と交流を深めていく。現在のキャメロット・メンバーや、そのプロデューサー、オーディションの候補生たち。とりわけ、深く交わるのは、同じ候補生の中で一番の実力者であるルナだった。
リンは、オーディションの進行とともに、他者や、自分の過去と向き合って少しずつ成長していく。そして、オーディション最終審査のとき。最後の最後でリンの前に立ちはだかったのは、ルナだった。
ルナとの戦いで、リンはアイドルとして「聖杯浸食」を受け、辱められる。しかし、これまでの憧れと自分の尊厳を見失わなかったリンは、見事に立ち上がる。
リンは、ルナに勝ち、キャメロット・メンバーオーディションにも合格した。
リンは、自分が臨んだ未来を勝ち取ったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-02 11:17:56
146131文字
会話率:21%
――生まれてから死ぬまでを「手」と共に過ごす国。
人々に必要とされながら同時に怖れられる職人レナと、その出自から権力争いに巻き込まれる第二皇女エリー。
複雑な運命を背負うふたりの少女は、どこへ向かうのか。
最終更新:2020-01-14 17:27:48
3199文字
会話率:18%
破壊と殺戮を司る呪われた邪竜、ブラックドラゴン。
彼らは、そのあまりに強大な魔力から同族からも怖れられた。
幾度となく繰り返される戦いの果て――彼らは滅ぼされた。
滅びた一族。
その唯一の生き残り、黒竜。
彼は、一族の長
から力と使命を授かり、旅に出る。
その先にある運命とは……
世界の運命を握る竜が織り成す、人も精霊も神様(?)も巻き込むドタバタファンタジー!
※フォレストページにも一時掲載していた事があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-18 16:52:42
217173文字
会話率:53%