神聖国家ハイラルディン。
そこは争いが絶えなかったこの世界を平定し、人々に恒久の平和をもたらした男、神帝フォルグが住まう街。
しかし、そこが男のためだけの理想郷(ディストピア)なのだと、私は知っている。
他人を自分にとって使え
るか否かだけで判断し、使えなければ問答無用で切り捨てるという、男のエゴの集積所なのだと私は――いや、私たちは知ってしまったのだった。
だからこそ、私とその先輩は決意する。
この手であの男の支配を絶つと!
事実を知らず食い物にされている同胞たちの尊厳を守ると!
とはいえ、相手は信仰の名のもとに事実を隠し、過去の功績によって未だ多くの尊敬を集めている相手。おかげで真実を公表したところで、糾弾されるのは私たちの方だ。
だから仲間集めにも時間がかかり、ハイラルディンに居られなくなってしまった先輩と打倒すると約束してから3年も月日が経ってしまったが、私はとうとう見つけることができたのだ。
「な~んかあいつ、胡散臭いんだよな~」
それはとある少女が発した言葉。
その信仰心の無さに周囲はざわめき、なんと不遜なと憤る気持ちが溢れる中で、それを諫めた私であったが……そんな彼女こそ、私が待ち望んでいた相手。
だからと私は彼女に賭けて、私の胸の内を、『私にはお前が必要なのだ』という想いを伝えると、「いいですよ。先輩なら」と言ってくれ、私たちは運命共同体となったのだった。
そうして、まずは何をするべきかと話し合おうとした最中……
何で服を脱ぎ始めたんだ? お前は。
「だって、先輩はあたしが欲しいんでしょ?」
違う。
そうじゃない。
私が変えたいのは女同士で結婚できない制度ではない。
打ち壊したいのは同性愛への差別ではない。
頼む、聞いてくれ!
こう見えて私は真剣なんだぁぁぁ!!
そうして始まる世界を変えようという暗躍は……心配の種しかありませんでした(-_-;)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 12:10:00
110459文字
会話率:54%
人類の存亡を尊厳を守るために、各国から精鋭が集いし
最前線の街で繰り広げられる、ヒューマンドラマ
この街が陥落した時、世界は混沌と混乱の時代に突入するのだが、
それを理解しているのは、現場に居る人達だけである。
使命に燃えた一癖も二癖も
ある、人物達の人生を描いた物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 12:00:00
2574519文字
会話率:13%
幸せな未来が待っているはずだった。
大過なく務めを果たし、慎ましくも暖かな家庭を築き、子や孫に囲まれた平穏な生涯を夢見ていた。だが、その夢は「お前との婚約を破棄する」という一言によって全て消えた。
彼女が望んだからこそ、血生臭い武官の道を捨
て去り文官の道へと進んだというのに、残されたのは借金と周囲からの侮蔑に嘲笑……。
尊厳を傷つけられた少年の復讐劇、敵を倒すためには力をつけて成り上がり、世界を変えねば望みはかなわない少年の、婚約破棄から始まる騎士という名の獣道。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 06:08:38
498808文字
会話率:40%
かつてあった人間の繁栄は、魔物によって破壊された。第二次世界大戦以来の人間対魔物。その戦いは、およそ七時間で、決着がついた。勝利したのは魔物だった。人間の意志が曲げられ、人間の尊厳が踏みにじられた。そんな世界に、魔物を統べる王が現れた。そ
して、その魔物を倒そうとする者もあらわれた。
勇者でもなく。英雄でもない。はたまた英雄でもない・・・。
ただの盗人が、魔王を倒した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-30 20:16:31
1246文字
会話率:39%
桜の舞う春の日。
少女・花咲 初音が出会ったのは、祖母の家に封印されていた鬼の子・鬼煌院 さくらだった!
小学校最後の1年に祖母の家に越してきた12歳の少女・初音。
この世に迷い出た怪物を倒すべく目覚めた鬼の少女・さくら。
さくらとの出
会いに、恋に、日々をうつろに過ごしてきた初音の運命が一変する。
やがて初音は決断を迫られる。人の世に留まるか、それとも―――
これは少女の旅立ちの物語。胸に咲く花は、少女の決意の証。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-30 00:00:00
15788文字
会話率:26%
橘樹家は世間一般で言うクソゲー、『マニアクス』と真剣に向き合い、心の底から楽しみ、弔う……一種の〝葬儀屋〟とも呼ぶべき仕事を生業とする『アンダーテイカー』一家であった。
そして、そんな一家の一員である詩羽は、数多のマニアクスを尋常ならざる速
度で葬送ってしまったことによって体調に不調をきたし、惜しまれながらも若くしてアンダーテイカーを引退してしまった自らの父……『天才、葬送のギアーレン』と呼ばれた父に並ぶべく数々のマニアクスを日々、葬送っていた。
しかしマニアクスだのなんだの呼称しようがクソゲーは所詮クソゲー、まだまだ未熟な精神構造をした一般的な高校生である詩羽の身体は普通に神ゲーを求め、適当な言い訳を重ねながらも詩羽は同じく(同じく?)ゲーム好きである幼馴染に良さげなゲームを紹介してもらってしまう……。
こうして、クソゲー葬儀屋と神ゲー、交わるはずのないふたつが交わろうとしていた―――。
「クソゲー呼ばわりはやめてもらおう。マニアクスにも尊厳はある」
―――今、クソゲーより生み出されし最強の戦士による神ゲー冒険憚が始まる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-27 18:30:00
67994文字
会話率:30%
かつて小説家になろうに小説を投稿していた高校生の女の子、梅灘すすめ。
しかし彼女は過激な内容だったあまりに、猛烈な数の辛辣な評判がついたこともあり、執筆を放棄し、町田でパパ活に励んでいた。
あるとき、すすめがパパ活相手にひっかけた男性に
襲われ、異世界へと浚われてしまった。
その異世界は、すすめが描いた小説の世界だった。
それから様々な戦いを経たものの、ある時すすめたちは敵・ベノム人の画策によってグループをばらばらにされてしまった。
それでもすすめたちには目指すものがある。
それは獣人界の自由と公平、平和、独立、そして尊厳と人権を取り戻すこと。
そのためにすすめ、そして獣人の女長老であるチョロの戦いは、ついに新たな段階へと歩みを踏み出し始めた。
果たしてすすめ達レジスタンス、そして獣人の運命はいかに!
☆この作品はクロスフォリオでも並行掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-27 07:50:00
191063文字
会話率:15%
大人気アイドルのライブで知り合った彼女は、俺の目の前で『喰われた』。
たった独りでチケットを手にやってきた、人気急上昇中のアイドルグループ〖Muse!〗の結成1周年記念ライブ。そこで俺は、そのチケットを見て話しかけてきた女子高生風の女の
子と知り合った。
お互い同じライブをぼっちで見に来た同士ってことで名前も名乗り合わぬまま仲良くなり、席が違うから一旦は別れたけれど、ライブ終わりに姿を見かけて再び声をかけた。今見たライブの感動を語り合いたい彼女に促されるまま歩き出したその時、言いようのない不安感に襲われる。
「おい、君!」
「えっ?」
彼女が振り返った瞬間、さらにその向こうから現れた大きな口だけの異形の怪物が襲いかかり、彼女の脇腹を食いちぎった!
「いたい……わたし、死ぬの……?」
どう見ても致命傷だった。ひと目見てもう助からないと分かってしまう。
「死にたくない、か」
そこへ突然現れた黒づくめの謎の男。
男は言う。「“人形”として浅ましく生きるか、人として尊厳をもって死ぬか、最期に選べ」と。
そして男の背後に現れた6人の人影。それは先程までステージで躍動していた〖Muse!〗のメンバーたちだった⸺!
彼女たちは何者なのか。あの化物は何なのか。
訳も分からないまま拉致された俺は、彼女たちの“マスター”として、共に戦いつつひとつ屋根の下で彼女たちと共同生活を送ることに!?
◆スクエアエニックス様より2017〜2021年に配信されていたスマートフォン用タップアクションRPG『プロジェクト東京ドールズ』の二次創作として書いていた未発表作品を下敷きに、作者独自の世界観と設定で新たに再構成したオリジナル小説になります。
設定の一部を二次創作から流用しているため若干似通った部分がありますが、盗作等ではありません。ただしなろう運営及びスクエニ様よりご指摘を頂いた場合には削除するかも知れません。
◆作者の作品は特に断りなき場合、基本的に同一の世界観に基づいています。どの作品も独立しているのでそれぞれ単品でもお楽しみ頂けますが、合わせて読めば二倍楽しいです。多分。
◆この物語はフィクションであり、実在の人物、団体、企業、国家などとは無関係です。また法令違反や暴力行為を推奨するものではありません。
◆なろう限定公開となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 19:00:00
436593文字
会話率:50%
俺はよくわからないまま、異世界に転移する。訳も分からないまま帰る方法を探し続けたが、手掛かりが何もない状況が半年ほど続く。
だがある日、ついに俺はその手掛かりを手に入れる。「この世界の人間を皆殺しにすれば、元の世界に帰れる」という。その
手掛かりと同時に、人間を超越した能力である超法則「悪魔」を手に入れた俺は、決意する。
俺は元の世界に帰るために、この世界の人類を皆殺しにする。
子供も、老人も、カップルも、夫婦も、関係ない。
どんな人格者でも、非道な人間でも、優秀でも、無能でも、関係ない。
殺す。一人残らず、全て。どんな手段を用いてでも、殺す。
元の世界に、帰るために。
※毎日更新
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 12:23:42
142082文字
会話率:42%
「お父さんは小さくて可愛いわね。」
「……僕のこと、ペット扱いしてない?」
10年ぶりに再会した娘、シャーリアは魔族でAランク冒険者で永遠の美貌を持つ、最強の美少女。
一方で父親のピオは、外見年齢も精神年齢も大体10歳で成長が止まってい
る、無職のショタ。
娘に養われて守られて撫でられて、父親の尊厳はもうボロボロ。果たしてピオは、再び父親としての役割を果たせるのだろうか?
『純血教会』。それは人類の純血と亜人の絶滅を教義に掲げる人類の守護者である。その教会の担い手は、10歳前後の第二次性徴前の姿をした、不老不死で不滅の再生力を持った超人たち、『司祭』だ。
司祭であるピオ・コンティは、処刑を命じられた亜人の赤子を殺せずに助けてしまい、更には娘として育ててしまう。
しかし8年が過ぎたある日、ピオは娘を逃がすために教会の追手に捕まり、親子は引き裂かれる。
そして10年の歳月が経ち、幼い姿のまま拷問を受け続けるピオに、転機が訪れる。
崩れる壁、鳴り響く雷鳴……監獄を襲撃したのは、強く美しく成長した娘、シャーリアだった。
娘によって外へと連れ出されたピオは、10年間の空白を埋めるべく再びシャーリアと共に二人で生活することになるのだが…
大人になれなかった父親と、子供でいられなかった娘。そんな凸凹コンビは、平穏な生活を手に入れるために、狂信者やマフィア相手に大暴れする!
感想をいただけると励みになります。誤字脱字報告、ルビを振って欲しい漢字などございましたら、ご指摘ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 22:12:34
49433文字
会話率:43%
第三王子であり、乳児の頃に亡くなった双子の妹の身代わりとして、第一王女としても過ごしていたネロがある日、異母兄が虐げられる理由を考えていたら――――
この世界が鬼畜ヤンデレスキーな腐女子ご用達の、ほぼほぼハッピーエンドの無い、メリバ、バッ
ドエンド、デッドエンドの散りばめられているBLゲーム【愛シエ】の世界だと気付いた。
そして自分が、ゲームの攻略対象のメンヘラリバース男の娘こと第三王子のネロに生まれ変わっていることを知った前世腐女子の茜は、最推しだったゲーム主人公(総受け)のバッドエンド&死亡フラグをへし折ることを決めた。
まずは異母兄弟であることを利用し、ゲーム主人公のシエロたんに会うと――――
なんとびっくり、シエロたんの中身は前世の弟、蒼だったっ!?
BLは嫌だと『腐ったお姉様。伏してお願い奉りやがるから、是非とも助けろくださいっ!?』と、半泣きで縋られたので、蒼のお姉ちゃんである茜は、弟の生命と貞操と尊厳を守るため、運命に立ち向かうことにした。
生で「BLを見られる♪」というワクテカな誘惑を、泣く泣く断ち切って・・・
どうにかして、破滅、死亡フラグを折って生き残ってやろうじゃないのっ!!!!
掛かって来いや運命っ!
※BLゲームに転生ですが、BLを回避する目的なのでBLな展開にはなりません。
※『腐ったお姉様。伏してお願い奉りやがるから、是非とも助けろくださいっ!?』の、腐ったお姉ちゃんが主役の話。
『腐ったお姉様~』の方を読んでなくても大丈夫です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 22:07:48
412658文字
会話率:50%
腹違いだという妹の、
『あぁ・・・生シエロたん、しかも無垢なショタバージョン、マジ尊い♥』
その意味不明な筈の言葉を聞いた途端、『俺』は前世で姉貴から頼まれたBLゲームを買う道中で死んだことを思い出した。
しかも、生まれ変わった先は件
のゲーム。ヤンデレ好きご用達レーベルの、最良でメリバしかない鬼畜BLゲームに転生していたっ!?
鬼畜、ヤンデレ、執着監禁親父、ストーカー、メンヘラ、拷問好きサイコパスという攻略対象達から命と貞操と尊厳を守るため……
『腐ったお姉様。伏してお願い奉りやがるから、是非とも助けろくださいっ!?』
メリバ、バッドエンド、死亡フラグを回避して、俺は普通の恋愛がしたいんだっ!!
※BLゲームの世界に転生という設定ですが、BLを回避する目的の話なので、男性同士の絡みはありません。あしからず。
会話メインのコメディー。設定はふわっと。
アルファポリス・カクヨムに掲載。
ブックマーク、評価、いいねに感謝♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-01 08:17:24
11538文字
会話率:45%
私はステラ。スートラという言葉から考えられている。
何のためにここに生まれたのか?
それは、1億字書いてみたいという作者の思いから生まれたの。
私たちがどんな風に書かれるかは分からない。
作者は分かっていても読者には伝わらない文章を書く
かもしれない。
最近読んでいる本の内容を参考にして、作者は薄い理解しかできていないのに、分かったふうに文章を書くかもしれない。
この小説は、作者が読んだ本の内容の学習帳や、あるいは作者の哲学書みたいになるかもしれない。
でも、必ずハッピーエンドになると信じている。
最初から言っておくと、私のいる世界には、アーリマンという魔神がいたの。でも、最初に倒される。
それが始まり。
私はアーリマンという魔神が全ての元凶だと思っていた。
でも、そのあと第六天の魔王ハジュンとかいうのが出た。ワタルという異世界から来た男の子が召喚したみたい。ワタルは分かっていなかった。ハジュンもアーリマンも人の心に存在するんだってこと。作者から見て、ハジュンとかいうのは、アーリマンと同じような存在。悪の表現が違うとかそういうことなのかな。
ラスボスは第六天の魔王ハジュン。
何と戦うのか?
作者の何を考えているか分からない思考との戦いだね。
目標1億字だもの。何が起きるか分からない。
1億字で書ける限りの魔王とかこの世界の根源的な魔性と尊厳とかを表現したいみたい。
だから面白いわけではないかもしれない。
ここまで私の言葉に目を通してくれてありがとう。
作者にこれまで書かれた小説の主人公たちの代表として一言。
あなたが欲を掻いたために、どの小説でも表現できないでいた人間の中に潜む根源的な魔性が表現されることを、私たちは祈っています。
-----------------------
適当なことを考えている自分。IQ89、仕事を辞めた回数4年で12回の自分が多くの作家が探究する魔性や尊厳についてどこまで書けるか書いてみよう。
読んでいる本については、みんなのほうが詳しいと思います。時々、読書履歴も載せていきます。それらや小説家になろうの小説の文章などを参考にして、書いていると思ってほしいです。
分かっているようで分かっていない自分の哲学。
「死を原点として生は始まる」
※随時、書いた内容を編集することがあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 02:35:45
257229文字
会話率:26%
舞台となるのは、かつて能力の代償によって子孫を残せないと敬遠されてきた人々が作り上げた学園都市グラシア。そして、人類と龍の存亡を賭けた戦場。
奇しくも戦闘の才に恵まれた学生らが集結した組織『白影工房』は、今日も騒がしい。
「だからタブラ。僕
が変態なんじゃない、僕を育てた師匠が変態だったんだ。だから僕だけを変態扱いしないで」
「聞けエディ。俺はお前の魔の手から妹を守れるのなら、たとえシスコン龍と言われても構わない」
「すぅ~、はぁ~。へへ、補給完了っと。今度はエディに私の匂いをすり込ませないと」
「おにーちゃん、あたしはあたしの意思でエディのしもべでペットな都合のいい女になっているんです。龍としての尊厳なんてとうの昔に捨てました」
「この前私がエディと寝た時に――。あっ、違うの!一緒に居間でお昼寝をしたって意味だよ!本当に、違うから!違うからぁーっ!」
彼らの学園で送る日常での一面、そして緊迫した戦場での一面を描いた、人と龍が織り成す学園青春SFバトルファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 20:25:41
110995文字
会話率:44%
命の尊厳を問う
雪山で「シロ」と呼ばれる大きな熊を追うマタギたち
その変異した熊は人々を襲い、仲間たちの命も奪っていった
真っ白な雪原で、その白い熊を追う男たちの命の物語
最終更新:2024-10-29 10:21:31
7922文字
会話率:30%
ヒーローというものが職業として成立している現実とよく似た世界の、とある人の物語。
鈴木真理子、御年37歳。
幼い頃から夢見たヒーローとなり、8号:ピンキー・マリーを仰せつかって早18年の大ベテランは、この度晴れて会社をクビになりました。こ
れからは愛する娘とのんびりハートフルな第二の人生を送……
……送れるわけないじゃない!!
クビって何?ありえないんですけど?
いや、たしかにね?ヒーロースーツの下に勝手にジャージを穿いたり?ヒールじゃなくてスニーカーにしちゃったりとか?
したけど!したけど!!
出っ腹にタレ尻ってセクハラもいいところだわ!!
あんなクソ上司に「ハイ、クビでーす」なんて言われて大人しく従えるわけないでしょーーー!?
これは戦争なの!中年の夢と尊厳をかけた壮絶な戦いの記録よ!
見てなさい!BBAだって華麗に、世界を救ってみせるんだから!!
魔法もなし、巨大化もなし、腕からビームも出せません。
ヒーローはただの人間です。
老化にも、中年太りにも、食欲にも抗えない真理子は、果たして本当に世界を救えるでしょうか?
※この小説は2023年1月、演劇用脚本『ママはヒーロー』として創作した作品の完全版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 20:00:00
730429文字
会話率:45%
注意! 読むと嫌な気分になる小説です。
人類最強の勇者、チャールズは『伝説の武具の眠るダンジョン』で、とある武器を手に入れた。
戦えば戦うほど強くなる、そんな都合のいい剣を手に入れて、魔王討伐を目指して旅を続ける。
それは強さと引き換えに、
××を失う剣だというのに……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 21:04:52
6780文字
会話率:34%
内匠櫂、享年32歳。トラックに轢かれて死んだ彼は、異世界に転生して英雄の肉体を手に入れる。神より授けられたスキルと能力、そして天性のカリスマを駆使して『彼』は世界を救う――筈だった。たったひとつのミスが、彼の夢と尊厳を粉砕するまでは。
※本作は文章の一部にAIのべりすと、設定と着想にChatGPTを用いています。
※本作はノベルアップ+(https://novelup.plus/story/401830208)、カクヨム(https://kakuyomu.jp/works/16817330657633418889)でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 20:00:00
310236文字
会話率:31%
ここは人間の感情が怪物として現実に現れ人間を襲う世界。
『安息な死』が無く『永遠の生』を強制される世界。
『死にたい』という自殺願望を糧に生きる怪物『タナトス』の成れの果ての姿──『死喰いの樹』は世界樹として世界に君臨し、日本以外
の国を飲み込んだ。
そして『死喰いの樹』は中から這い出た腕を使い死に瀕した人間を捕まえ、枝に縛ることで強制的に永遠に命を与え続けているのだった。こうして、死ねない人間達は『死にたい』という自殺願望を抱くようになる。そして、この自殺願望が『死喰いの樹』にとって栄養となるため、人類にとって永久に惨劇が繰り返される世界だった。
そんな死による救いすら無い世界でそれでも抗い続ける人間達は感情から生まれる怪物達……『感情生命体《エスター》』や『死喰いの樹』を狂信する人間達……『樹教』から世界を守り、戦い、苦しみ、大切な物失っていく。
そして、とある少女『筒美紅葉』は人類の尊厳を守る為強大な武力を持つ医療組織……『護衛軍』の一員であった。
彼女の普段取り繕ったようなその笑顔の裏には暗く重い過去を抱え、自分を守って樹に縛られた姉を思い、彼女を真似るように人を守り支えて、必要であれば身体を重ねるのだった。
そして『紅葉』と同じ班であり彼女に魅入られた二人の少女『黄依』と『衿華』は人間でありながら『感情生命体《エスター》』に近く、同時に『理性的』な存在である『特異能力者《エゴイスト》』という超常現象を起こす事ができる少女だった。そんな二人も常人とは程遠い過酷な過去を経験したからこそ『特異能力者《エゴイスト》』としての資格を満たしたのであった。
特別な力を持つ『特異能力者』ともに、唯の人間の身でありながら人間離れした身体能力を振るうことを可能とする『筒美流奥義』を使用する『紅葉』は今日も世界を守る。
だがしかし、これは世界を救う英雄譚では無い。
抗い心を折られ大切な物を失いそれでも『世界を守らせてください』と祈りながら生きていく、そんな少女達の物語である。
この作品は、フィクションであり、法律・法令に反する行為の容認・推奨するものではありません。残酷・暴力・性的と作者が判断した話には*をつけています。どうぞご注意のほどお願いします。
また、等作品は『エブリスタ』様、『ノベルアップ+』様と同時掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 13:10:33
757881文字
会話率:53%
「僕らはこの『アノミー』の中で守り続ける。
命を、価値観を、人間の尊厳を。
そう、僕らこそが!
JUCG国民救助隊兼アンデッド殲滅部隊なのだ!」
ありふれた悲しい話が溢れた街に訪れた世界最大の恐怖と悲劇。
世界を破滅に陥れた謎のウイルス
。
アンデッドが蔓延る街。
待つ未来は世界の修復か人類絶滅か。
人類VSアンデッドのダークファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-01 12:32:11
108958文字
会話率:41%
蒸発した母親の借金を背負わされる娼婦のリサは、人としての尊厳すらも奪われるという最低街(ボトム)へ送られるが、そこで出会ったハッカーのトオルにけしかけられるまま、自分を虐げてきた者たちへの復讐を遂げる。やがて賞金稼ぎとなり、着実に実績をあげ
るリサとトオル。家出少女のリョウコも加わり、愉快な日々がいつまでも続くかと思われたのだが、三人に舞いこんでくるのは一筋縄ではいかない仕事ばかりで――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 20:34:38
11390文字
会話率:49%