ゲームの冒頭で魔王アズラニカに攫われる大国ファルマの姫。
そんな姫、ゼシカに転生した主人公は母国が腐りきっていることを知ってしまう。
父は贅沢好きの愚王、母は若さに固執、兄は権力に執着して人の心がない上に妹を生贄に力を得ようとしていた。
これはもう攫いに来る魔王にそのまま嫁いだほうが平和なのでは? という結論に達するゼシカ。
なぜなら魔王アズラニカが姫を攫う理由は――『ゼシカに一目惚れしてベタ惚れだから』!
つまり確信を持って言えるのは、魔王に攫われるほうが幸せだということである。
【★】→自作イラストあり
■Attention
・ゲーム世界への転生ものですが、ステータス表示などは出てきません
・恋愛を軸にしつつドタバタしながら主人公がやりたいことを突き詰めていく話です
・本編は52話まで。そこから番外編を投稿します
・カクヨムの『嫁入りからのセカンドライフ中編コンテスト』中間選考突破作(選考対象は8話まで)
ここから更に書き進めながら加筆修正しています
カクヨムにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 22:25:00
20695文字
会話率:23%
王の寝室に剣を持った者たちが向かう。寝室では王と召喚された聖女が王太子を殺す計画を立てていた……。
最終更新:2025-06-24 13:00:00
3035文字
会話率:46%
朕は猫である。
名前は――ハンス・スコット・シュミットと名乗っておこう。
『帝国』
それはこの世界が唯一無二であるが故の呼び名。
どこの、でも、誰の、でも無い。
世界とは其れ即ち『帝国』の事であり、単一。
『帝国』と言う世界を構
築した建国の王は、賢王でも愚王でもなかったが、碩学を極め多くの仲間達を集い、世界を地上世界と天上世界、そしてそれらを統治する『帝国』という三層構造の世界を構築した。
しかして、ほぼ万能に近い権能を有した彼も只人と同様、寄る歳波には抗えず、『帝国』を仲間たちへと任せて遥か大いなる円環へと旅立った。
筈だったのだが。
王は英霊達の列する黄穹で目覚め、そこで行われていた『使い魔』の契約の儀式に臨席していた。
並み居る主人候補達の中で面白そうな波動を見つけ、「やるからには不利な方が面白い」等と宣ってその主人と契約することにする。
契約の最中、まだ見ぬ主人に「何を望む」と問いかけた王に、その主人は「全て」と応えた。
その応えに、王は強い羨望を懐き、その者に全てを与えることを決意する。
これは良い玩……げふんげふん。
宜しい。朕が使い魔となったからには新しい『帝国』の1つや2つ、其方にくれてやろうぞ!
と、息巻いて見たのだが。
召喚された王は一匹の黒猫になっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 11:11:27
577743文字
会話率:21%
婚約破棄された公爵令嬢セレスティーナ。しかし、彼女を断罪した王子カイルは「女は従順であるべき」という旧態依然とした価値観の塊だった。前世の記憶を持つセレスは、当然の権利を主張しただけで悪役令嬢扱いされた現状に見切りをつけ、現れた隣国の聡明な
王子レオンハルトと手を組む。女の活躍を認めず衰退するカイルの国と、彼女と共に理想の社会を築き繁栄する隣国。これは、理不尽なレッテルを打ち破り、真の力を示す悪役令嬢の革命物語!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 19:28:44
7618文字
会話率:30%
民を奴隷扱いする愚王を討伐し、新たに国王として君臨した若き王は、各領地の令嬢を集めハーレムを作り始めた。田舎の地で育ち、農業にしか興味がないエマも例外ではなく、しぶしぶと王宮へ足を踏み入れる事となる。思惑渦巻く煌びやかな女の園で出会ったのは
麗しい女騎士。え?男でしたか?
王妃を溺愛する王がハーレムを作った理由は?王が理想とする世界で生き残るためにエマが取とるべき行動は。
美しくねちっこい騎士に翻弄されながらも必死に新しい時代に食らいつく令嬢の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 13:17:59
334672文字
会話率:32%
十五歳の侯爵令嬢リリアは国王ヨハネスから側妃として登城するよう王命を受ける。王妃との間に子供が出来ないという理由で。応接室に突然現れた王妃はいずれは国に帰ると宣言し出て行った。父親と一緒に話を聞いたその日、一夫一妻制のこの国で夫を共有するこ
とを嫌悪するリリアは家族と一緒に国外に逃げようとしたが、使者がやって来てしまう。王族を信じられないまま、家族を守る為リリアは側妃になることを決意する。やがて毎日の訪問は妊娠し易い月に一度の訪れになっていた。諜報から王妃の元へ頻繁に通っているとの情報を手にしたリリアは侍女にある薬を用意させた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 09:31:42
29755文字
会話率:56%
千年の歴史を誇る王国ヴァルネリア。その玉座に突如座ることとなったのは、前王の突然死によって「繰り上がり即位」した青年リオネル九世。学も経験もなく、趣味はSNSとドッキリ動画。彼の信念はただ一つ──「国も人生も、ノリでいける!」
即位式では
演説そっちのけでタマゴサンドを頬張り、開口一番「税金って、なくせばウケるんじゃない?」と放言。重臣たちが凍りつく中、リオネルは「くじ引き内閣」「募金制財政」「TikTok外交」など、国家の根幹を“ノリ”で破壊していく。
国防をゲーム感覚で扱い、教育を「バズるかどうか」で判定、芸術と称して予算を焼却し、広報活動として自撮りばかりする国王に、民衆は怒りと絶望を募らせる。だが、本人は「いいねがつけば政策は成功」と信じて疑わない。
やがて国は混乱と飢饉、暴動と戦争に見舞われるが、それすら「映画のようだ」と笑う王の姿に、誰もが悟る──この男、本物のバカであると。
国民の最後の望みはただひとつ。「この愚王が一刻も早く自分の国に飽きること」であった。
これは、一人の無能な王がノリで国を破壊し、笑いと悲鳴が交錯する中で民が立ち上がる、滑稽で哀しい風刺喜劇である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 19:36:44
1739文字
会話率:32%
人口3万のOGGAWA 幸俊 愚王クリストファー・J・ロドリゲス に転生する
孤立寸前
大公 ミッキー・J・マクニール が王室の盾となっている
女漁る 人口3万のOGGAWA 幸俊 愚王クリストファー・J・ロドリゲス に転生する
孤
立寸前
大公 ミッキー・J・マクニール が王室の盾となっている
女漁る
高い税率
嫌われている
ノートパソコン+ 対話型AI 桐 KILI と共に
男性アンドロイド MAKOTO
セリーヌ・ド・ダンジュー 許嫁とは最悪の状態 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 18:21:11
29550文字
会話率:36%
世界の希望として生まれた彼は、世界そのものに拒まれ、否定され、傷つき果てる。
果てなき絶望と虚無感の中、彼の中に眠っていた力が芽を出す。
これは、愚王の物語
最終更新:2025-03-30 12:00:00
176430文字
会話率:41%
愚王子と呼ばれる王子の婚約者に選ばれてしまったグリセアラ。辛い王太子妃教育がはじまるかと思っていたら──、なぜか、王太子であるレオニスが仕事をしている!?しかも有能!?
噂とは違うレオニスの姿に、グリセアラはたじたじになりながらも惹かれてい
くが、レオニスにもある思惑があって……?
サクッと読める恋のプロローグです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-20 11:53:33
11018文字
会話率:36%
神は世界を創造し、その世界を管理するためにドラゴンを作った。ドラゴンは、大いなる力を持ち、賢者のような豊富な知恵を用い、世界に安寧と繁栄をもたらした。また、神の使徒として、彼らは世界のどこかに里を作り、常に見守っている。東に、噴火の予兆あれ
ば、人々のために尽力し収め、西に自然を蔑ろにする愚王がいれば裁きを下す。それが、彼らドラゴンの役目である。そんなドラゴンの鱗は固くマグマの高熱にも耐え、牙、爪は岩をも容易く砕く。そんなドラゴンの素材で作られた武器は【竜器】と呼ばれ、伝説の武具として数々の伝承を残す。しかし、ドラゴンの素材はその硬度から加工は不可能だとされていた。できるのは、隠れ里にいると言われる、伝説の【竜の鍛冶師】のみである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 07:00:00
67315文字
会話率:62%
私はカミラ・フォン・リーバー侯爵令嬢。
我が侯爵家は祖父の時代に犯した罪により「凶状持ちの侯爵家」と言われている。
そんな私が王太子殿下の婚約者だという事で周囲からは訝しがられている。
そしてこの度周囲の望む通り婚約破棄をされた挙句、死刑判
決まで受けてしまった。
世間は皆真実を知らないのだ。王家の真実も。我が家の力の事も。
※ 拙作・「あなた達二人は絶対幸せにはなれません」の続編です。
※ 誤字脱字報告ありがとうございます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 20:47:04
16074文字
会話率:21%
今日も今日とていつもと変わらない日々を過ごしていた、主人公雨宮零。ある日突然教室が光だし、異世界へと転生してしまう。転生先は最も国力のある国の第十三王子。しかし国王や王族は皆、私服を肥やすばかりの愚王であった。国民達は不満を抱き、それを武力
で押さえつけるだけの国など機能するはずなく、やがて国の存亡にも関わるクーデターが発生する。
また時を同じくして、零以外のクラスメイト達も異世界に勇者一行として召喚されており、魔王討伐の使命が課せられる。勇者たちは魔王討伐のために、訓練やダンジョン攻略で戦いの知識と経験を積んでいく中、隣国の愚王の存在を知り、今後起こるクーデターに加勢に行くことを買って出た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 16:00:00
30377文字
会話率:20%
戦神のごとき武でもって、愚王を斃し、新王として即位した楊鳳寿。そして鳳寿の幼馴染であり、優れた智略で鳳寿を助け、戦乱の世を共に駆け抜けた胡華英。
「愛していると告げたことが、そもそもの間違いだったのだろう。……けれど、それでも俺はもう、お
前を手放せない」
二人の絆が、血と絶望と混沌の中で、固く固く結ばれるようになるまでの話。
(アルファポリス等にも公開。サイトにより年齢制限にご注意ください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-19 23:12:03
14885文字
会話率:40%
政略的な思惑で王家に嫁いだ伯爵令嬢シュテフィ・ファミッツ。
彼女の夫となる若き国王ユルゲンは聖女であり側妃のマヤを溺愛しており、結婚初夜、吐き捨てるように告げられた。
「これは白い結婚だ。お前を愛することはない。俺の愛はただ一人、マヤに向け
られている」
つまりシュテフィはお飾りの王妃に過ぎないということ。
いくら愛のない結婚とはいえ、通常子作りは必須。ユルゲンのシュテフィへの仕打ちはあり得ないものだ。
しかしシュテフィは「承知いたしました」と静かに頷いただけで、不満を言ったりはしなかった。
だって、彼女の目的は王家に嫁いだ時点で達成したも同然だったのだから――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-14 07:10:00
10000文字
会話率:26%
公衆の面前で婚約破棄された令嬢は、婚約者を奪った女から、赤子を託された。
歴史の荒波に翻弄された若き王侯貴族たちの、死と再生の物語。
稚作「婚約破棄された令嬢と、契約破棄された絵師」の改訂版です。残酷表現、ぼかした猟奇表現があります。
最終更新:2024-06-04 23:00:00
21340文字
会話率:25%
ナテン王国の王妃アリエットは、王のフレデリックより年齢が12歳も上だ。
そして王国の歴史においてフレデリックとアリエットは「愚劣な国王と悪辣な王妃」として、後世に名を残している。
※「ノベルアップ+」様にも投稿しています。
最終更新:2024-04-03 15:12:12
10000文字
会話率:1%
『拝啓、最愛の獣人ベルリ様へ。今日私はあなたとの結婚の約束を破り、獣人を迫害した国王と結ばれます』
美しい歌声で人々から愛されてきた公爵令嬢のカイナは、何十人もの女性と結婚している愚王の新たな妻として嫁ぐことになる。しかしカイナにはかつて、
結婚を約束した狼獣人のベルリがいた。十年前の幼き日に交わした約束が果たせないことを悲しく思うカイナは、ベルリを想い結婚式会場で歌を奏でる。すると天井のステンドグラスが割れ、黒い影が舞い降りて――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 12:00:00
15187文字
会話率:33%
【書籍化&コミカライズ決定】
転生者であるレインは貴族として辺境で国の外からくる魔物を倒す役目を続けていた。
そんなレインが成人の15歳になった日、役目の特権でもあった王女との婚約が発表される......はずだった。
しかし、その場
で婚約が破棄され、役目が取り上げられてしまう。
その上、身元を引き受けてくれるはずの家からはその日のうちに追放されてしまった。
特に王国に未練のなかったレインは王都から出たその足で王国から遠く離れた国へ行き、開拓村にたどり着く。
今までも辺境で開拓のようなことをしていたので、レインは開拓村に参加することにした。
その開拓民生活は今までの生活と比べて自由の多い生活だった。
レインはそこで村を強化したり、弟子をとったり、魔の森を探索したりしながら楽しく生活していく。
そしてレインの行動が国を大きく動かすことのなる。レインの気づかぬうちに……。
レインののんびりとした第二の生活が始まった?
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◇8/8 ジャンル別日間ランキング 1位!(異世界転生/転移 ファンタジー)
◇8/15 ジャンル別週間ランキング 1位!(異世界転生/転移 ファンタジー)
◇9/3 ジャンル別月間ランキング 2位!(異世界転生/転移 ファンタジー)
◇8/15 総合日間ランキング 5位!
◇8/19 総合週間ランキング 7位!
◇9/12 総合月間ランキング 9位!
たくさんの応援をいただき、本当にありがとうございます!
※この作品はノベルアップ+でも投稿しています。
※「閑話 愚王たちのその後」がざまぁ回になっています。ざまぁ好きの方はその部分だけでもどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-07 06:35:44
417794文字
会話率:33%
ある日。貴族令嬢のアニエスは、婚約者である公爵家の令息キールから謂れのない罪で婚約破棄をされ、更には格下の男爵令嬢のクレアという女にキールを奪われただけでなく、国からも追われるように追放されてしまう。
一見慌てふためいているように見せるアニ
エスだが、彼女はこの成り行きに安堵しながら国を出て行った。
それから数日後。公爵家の夜会にて、キールが新たな婚約者となるクレアとの婚約発表を行なうと、クレアは突然妙な事を言い出し、そして何を思ったか、今度はクレアの方からキールとの婚約を破棄すると言い出した。
この国のルールである婚約法によると女性側からそのような事はできないとあり、侮辱行為をしたクレアに対しキールと法を制定した国王グラハムが憤る中、衛兵たちの様子が変わる。
同時にキールの弟アランが現れ、全てを語り出す。
念入りに計画し自身の思うがままの国にしようとした愚王グラハムに対し、それを上回り緻密に計算してきた思慮深き令嬢アニィエクレールは全てを覆し、国を奪い取る。
最も秀才な令嬢は愚かな者らを罰し、そして自分の愛する者を手に入れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-15 21:27:27
12301文字
会話率:42%