某県・某市・某所にある県立の精神科、その閉鎖病棟に入院中の青年・雨宮 嵐は退屈していた。否、入院患者はみんな退屈していた。淡々と過ぎていく、彩も何もない日々。なにか大事件でも起こらないか、と誰もが変化を求めていた。そんな時。嵐の病室の隣り、
一番重たい症状の患者が入れられる個室に一人の女の子が入院してきた。その女の子・中谷 智恵里はパッと見、普通の女の子だった。が、精神科病棟で「普通に見える」とは「普通じゃない」ことの証明でしかなかった。勇敢にも中谷さんへの接触を試みる嵐。それは全て、退屈という病を治す為。──しかし、嵐は後に知る。退屈とは尊いものであったのだと……。
記憶障害の主人公、雨宮 嵐。度の過ぎた繊細さで入院している、ゲイの後藤さん。喧嘩っ早く、血の気の多さをどうにかする為に入院させられた、徹君。そして「K型」が原因で入院してきたヒロインの中谷さん。部屋番号・223の3人が隣室の中谷さんに翻弄される日々が始まる……!
◎筆者の実体験を織り交ぜた、何でもありの精神科(ラブ)コメディです。◎精神科病棟が舞台のお話ですので、読者様の中には何らかのフラッシュバックを起こしてしまう方もいるかもしれません。自傷行為のお話やシリアスな展開等も出てくるので苦手な方はそっとUターンしてください。◎控えめな描写を心掛けていますが、性的な描写があります。また、同性愛の描写もあります。◎あくまで筆者の「実体験を織り交ぜた」お話です、ほとんどがフィクションであることをご承知ください。◎設定等はゆるゆるで、執筆しながら修正する点も出てくるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 23:24:12
189947文字
会話率:58%
人生に絶望した「無敵の人」による犯罪が増加する近未来、有効な対策など見つからないまま、流血の惨事が繰り返されていく。
被害者の記憶は残酷だ。
妻と娘を通り魔に殺されたトラウマは悪夢の形でフラッシュバック、生き残った「俺」を苛み続ける。
何処へも向けようのない怒りと憎しみ。
せめて家族の無念を世間へ訴えようと試みる「俺」だが、記者の無神経な一言をきっかけに自ら暴力を振るい、心の闇へ落ち込んでいく。
そして混乱、錯綜する悪夢の果てに「俺」が見つけるのは、受け入れがたい意外な真実だった。
アルファポリス、エブリスタ、ノベルアップ+にも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 07:50:28
16311文字
会話率:17%
小中と男子に虐げられて来たゆえに、フラッシュバックする事も多いのだが、芋づる式で思い出す事もある。
それは『男性は自慢話をする傾向が強い』という事。
上位に立ちたがるのは本能か。
けれどもそれが滑稽だった。
注意事項1
起承転結はありま
せん。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
何でも許せる方向けです。特に男性はご注意下さい。
でも分かりやすい方が良いですよ。
信用されやすいって事ですから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-16 17:57:37
891文字
会話率:48%
私よりキッつい過去を送っている人だって知ってるけれど、私だってそれなりにしんどかったよ。
フラッシュバックが蘇ってきて、手先が震える。
目の前の机に包丁をぶっ刺したい。
全てを殺してでも、生きてやる。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
私は性格が悪い人間なので、された嫌な事は全て覚えてますし、生涯をかけて恨みます。
だから、次会った時に相手を潰せる程に強くならなくては。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-03 18:06:53
1118文字
会話率:50%
大事にしているもの程、離れていく。
でも、酷い別れだったのは、中学時代の□友との別れ。
生存確認さえ出来なくさせやがって。
私は何時だって痕跡探してるのに。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
最後、少し変えます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 11:11:55
1290文字
会話率:30%
「私」はある日、猫として生まれ変わった。人間の頃の記憶はおぼろげだったが、何故か異常なほどの解放感があった。「私」は中学校の飼い猫として気ままな日々を送る。生徒の中に一人だけ、注意を惹きつけられる女子生徒がいた。彼女の正気のない目が、人間
の頃の自分の目と似ていたからだった。暑さに倒れていたある日の「私」を、彼女(中元依子)は助けてくれる。それが縁となって「私」は依子の家にも出入りするようになる。そこで「私」は一匹のメス猫(ミケ)と知り合う。ミケは以前から依子の家に出入りしており、今までの依子の複雑な家庭環境による苦労を「私」に教えてくれる。そして「私」は白昼夢を見る。そこには一人の女子生徒が登場する。それは「私」が中学生の頃の記憶だった。その夢は「私」に深いトラウマを呼び起こす。体調を崩した「私」は依子の手で動物病院に運ばれる。
「私」はミケから聞いた依子とのエピソードを思い出す。そこには気を狂わされた一匹の黒猫が関わることになる。そのエピソードから「私」は依子の異常なまでの自己犠牲を知る。そして「私」は夢の中の女子生徒について、自身の記憶を手繰り寄せる。その記憶は「私」の人格形成に、深い影をもたらした過去だった。「私」が運び込まれた動物病院は、依子の友達(芦沢鈴)の父親が営んでいた。「私」に新たな記憶がフラッシュバックする。父子家庭であるこの親子には、壮絶な過去があった。その過去を人間の頃の「私」が知っていた。
依子には思いを寄せる人がいた。その少年(白川悟)は生まれた頃から病気を患っていた。「私」は二人を見守っている。少年は死について思い巡らす。依子は未来の可能性を思い悩む。そんな二人の会話から「私」は、自分の妻との記憶を思い出す。しかしその記憶は「私」が最も思い出したくない過去だった。「私」は自分の妻との記憶を辿る。そして「私」は人間の頃の憂鬱に引き戻されるのだった。その後、依子にいくつもの辛い出来事が重なる。そして「私」と出会ったもう一人の男子生徒(杉本和彦)との縁が、物語をさらに動かしていく。絶望に落ちる依子を、果たして「私」は救い出すことができるのか。自らの重い過去と向き合いながら、新しい「今」を生きる「私」の、破滅と再生の物語を描く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 00:00:00
127327文字
会話率:7%
就職活動を続ける大学生、織口柚香のもうひとつの顔は、大学はじめのフィギュアスケーターだった。いつものように氷上練習をする中、面接で浴びせられたある言葉が柚香の脳裏にフラッシュバックする。
自我を出せずにいる柚香。見かねた友人の導きで、迎えた
出会いが凍りついた車輪を溶かす――。
自分らしさを取り戻せずにいるあなたへ捧ぐ、ひとつの「旅立ち」の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-24 19:03:52
8693文字
会話率:37%
※事実をそのまま書いたノンフィクションです。文字はなるべくソフトにしてありますが、内容はドス黒く正義は無く救いはほぼありません。
小学6年生~中学1年生までの約2年間の出来事を文字にしました。昨年報道で取り上げられた某新興宗教での出来事を
記憶をもとに描きました。
神に救われることもなく今を生きる。神の存在は否定しないものの救われたことのない者には神は助けてはくれないのだと心から思います。
セクハラではありますが、セクハラを超えた行為もあるので気分を悪くした人は先を見ないでいただけますようお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-18 17:44:06
14880文字
会話率:7%
サーカス団で働く少年ルーディ。彼は水や炎を操る奇妙な超能力を持っていた。
だが同時に記憶を失っており、頭に残っているのは、自分の父親らしき男が何者かに撃たれる瞬間のフラッシュバックだけである。世話係の青年ドグやサーカス団の面々に支えられ
るルーディだったが、悪夢を見ては何度も力を暴走させてしまう。
そんな中サーカス団は、オレゴン州南部のビリージョーズ・ヒルという街を訪れる。そして数奇にもルーディは、昔父親に連れられて街を訪れたことがあると思い出した。ルーディの正体は何者なのか、そして彼の父親は誰に何故撃たれたのか、眠っていた真実を探し出すため、ルーディはドグとともに街を調べ始めるが......
(登場人物)
ルーディ...クラウンヘッド・サーカス団にて「鬼人の子」という名でパフォーマーをしている少年。水や炎といった、形のないものを操る超能力を持っているが、ほとんどの記憶を失っている。
ドグ...ルーディの世話係をしている青年。
団長ランジェナ...クラウンヘッド・サーカス団の団長。
「火を吹く男」マチャティ...クラウンヘッド・サーカス団のパフォーマー。火を吹く男。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-18 11:19:16
193415文字
会話率:37%
ごく平凡な名古屋の大学生、一志は、ある日突然、フラッシュバックに襲われる。そして一志は、そのフラッシュバックの中で、この世界の、本当の姿を知る。それは、女性をレイプすることを人生の楽しみとする、「ゼータ」なるものが支配する世界であった。この
世界の驚愕の真実に、動揺する一志。さらに、祖母の一子をはじめとした、周りの人間の中にも、「ゼータ」の使い手がいることを知り、一志はショックを受ける。何とかして、この「ゼータ」が支配する世の中を打破したい、と一志は思うようになり、同時にある事実が、祖母の一子の口から告げられる。それは、一志は実は、「ゼータ」に対抗する、フェミニストのサラブレッドとされている家の、「高浜家」の末裔である、ということであった。また、そのことが原因で、生まれてくる人間全てに与えられている、自分の人生の記録となる「ノート」を与えられず、「ゼータ」側とフェミニスト側との戦いの矢面に、一志は立たされている、という事実も、知ることとなる。その後、実はいわゆる先進国は、通称「セントラルパーク」と言い、「ゼータ」や、「女は家」と考える人間たちのために作られた、また途上国は、フェミニストのためにある、など、この世界の、本当の姿を、一志は徐々に知っていくこととなる。また、その過程で、一志の考え方は、フェミニスト側だけでなく、セントラルパーク側の人間からも「かっこいい」と言われ、賞賛されやすいものである、という、事実も知ることとなる。この世界の独自のルールで、戦争に参加していく一志。そんな中、一志の友達で、ゼータ側の人間の、豊橋がとんでもない計画を進めようとする。それは、「女を科学技術で大量生産し、妾にして、ゼータ主権の世界を作る」というものであった。その計画の実行のため、一志を罠にかけようとする豊橋。そして…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-12 17:03:55
232389文字
会話率:52%
今から20年前、まだスマートフォンもなかったころ、”シーフ”という名の泥棒による空き巣事件が多発した。彼はどんな鍵も開け、どんな人にもなることで、金だけでなく絵画や車まで盗んだ。
そして、10年前。いつものように盗みに入った場所で、彼はある
事件に巻き込まれ、最愛の妹を自分の手で殺害するに至った。
大切な人を失ったシーフはその名を返上し、泥棒から足を洗い、ホームレスになって姿をくらまし、今、また暗躍を始める。
フラッシュバックする血に塗れたシーンと震えた手を抑えながら。
新章開始!!続くことを願って、不定期で更新していきます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-29 15:23:31
8391文字
会話率:37%
田舎町。平成最後の夏。有名酒造店の後継ぎとして期待されることが嫌で仕方ない長男・朔太郎。 大学の夏休み期間の帰省中、誰よりも大切に思っていた弟・操が死んでしまう。 が、乗り過ごした電車が止まった駅で再び操に会う。
仲の良い兄弟の、お互いへの
重い感情がおりなす薄気味悪い話です。 都市伝説の「きさらぎ駅」オマージュ要素があります。
※作中後半、文字化けしている箇所がありますが、仕様によるものです。
※本作品には、ショックを受けたりフラッシュバックに繋がる可能性のある描写が含まれます(自死、心中描写)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 23:14:04
45791文字
会話率:46%
田舎の夏。幼馴染の高校生同士と、駄菓子屋の老爺と幼い孫娘の、どうしようもない死たちの話。
※本作品には、ショックを受けたりフラッシュバックに繋がる可能性のある描写が含まれます(家庭内暴力、殺人、自死描写)。
最終更新:2024-06-15 22:20:32
9157文字
会話率:45%
人類は思い出す。数十年前鼻で笑ったはずの〝ノストラダムスの大予言〟を。
彼は言った。
『1999年、七月。天空より現れし恐怖の大魔王が世界を破滅へと導くだろう』
事実として我々はこうしてほのぼのと暮らしているわけで、だからこそ我々
はその荒唐無稽な与太話を笑っているはずなのだが……。しかし、我々は何一つ知らない。〝魔王〟は現実に存在し、巧妙に機能した情報統制の裏で活躍を繰り広げていることを。自身の平穏な生活が血生臭い戦地で奮闘する少年少女の涙の上にあることを。人類は思い出す。数十年前鼻で笑ったはずの〝ノストラダムスの大予言〟を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-09 23:45:32
738文字
会話率:0%
知らない景色、不思議な力、未知なる世界、失われた記憶。
大罪によって処刑された男は新たな世界で二度目の人生を歩む。
殺すたびに意識を失いその度にフラッシュバックする前世の記憶。
愛と命の価値を天秤にかけ男は未来を選択する。
最終更新:2024-05-21 19:03:08
268666文字
会話率:53%
リエルは幼い頃から不思議な夢をみた。自分が侯爵令嬢ではない人生を歩む夢だ。あるときはわがままな貴族の坊ちゃんに仕えるメイド、あるときは国一番の魔法使いの弟子、あるときは花屋、あるときは……。経験したわけではないのに、けれど確かに夢にみるす
べてが自分の記憶だとわかる不思議な感覚。いつしか平行世界を夢にみているのだと気づいたリエルだったが、いくつもの世界で幸せな恋をする自分を見ているうちに、ひとつだけ心に決めたことがあった。
それは《一度選んだ道は選ばない》ということ。
この手を取れば、記憶の通りに行動すれば、いつかの世界と同じ幸せな恋ができるかもしれない。それでも、リエルは誰かの人生の『再現』ではなく、自分だけのたったひとつの恋がしたかった。侯爵令嬢に生まれたこの世界のリエルの、リエルだけの恋がしたい。
しかし、十七歳の誕生日を目前に次々と現れる平行世界の『恋人』たちと、フラッシュバックする『記憶』がリエルの心を惑わせて───────
これは、平行世界の夢を見てしまうリエルが、自分だけの恋を探す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 12:00:00
83817文字
会話率:44%
主人公・帖地椎奈はある日を切っ掛けに中学生時代の記憶がフラッシュバックし、そこから当時のことを回想し始める。その過去の中で、椎奈は転校先の小学校からの温和な生活を中学進学後も保とうとするが、もう一つの進学元がけんかっ早い子が多かったことに
より、やがて中学での人間関係で苦しむことになる。椎奈が自身のイジメ認識するようになった頃、家族や親しい友人達にはそれを隠したい乃兎の気持ちを汲み取り、複数の男子達が乃兎の学校生活が良くなるようにと協力してくれる。しかしその三年間は想像以上に過酷なものとなり、椎奈自身の身体や精神にも様々な影響が出始める。友人達の中でもニーニーと呼ばれる友人・真鶴は、椎奈の家族関係や転校前の小学校でのトラウマ、校区内での他の状況を知り、何故椎奈がこんな状況でも学校に通い続けているのかを知ることになる。
一方、中学時代当時から椎奈の中にはシンと呼ばれる主人格の他に、インナーチャイルドであるユギ等、様々な人格が派生している。帖地椎奈の人格たちは同じ一人の人間でありながら異なる感性を通じて、帖地椎奈の記憶や日々の生活と対峙していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 21:35:46
98827文字
会話率:41%
これは、アカデミー ショーダウンの世界を舞台にした短篇集です。 クリフハンガーで終わるストーリー(フラッシュバックを除く)は、メインストーリーのある時点で直接参照されるか、完結する可能性があります。 ただし、ここで紹介する一部のプロット ポ
イントは将来変更される可能性があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 05:06:40
6891文字
会話率:65%
職場の人間関係が原因で体調を崩して退職したシェーンは約十年ぶりに戻った地元で偶然、旧友のベンに再会する。二人は学生時代に同じクラブ活動をしていて仲が良かったが、ある日を境に疎遠になっていた。触れられない過去を抱えながらも旅行へ行くことになっ
た二人。旅先での様々な出会いによって過去の傷に向き合いながら距離を縮めていく。
アーティストのベン(29歳)と元会社員の現在無職のシェーン(28歳)のお話。
ノー・ウォリーズ(=「心配ない、大丈夫」と言う意味)
※注 トラウマ、虐待の言及があります。男性同士の恋愛表現があります。
「Pixiv」に投稿した作品に一部加筆修正が入る予定です。「アルファポリス」でも公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 13:51:11
19212文字
会話率:58%
主人公は久しぶりに、演劇部のみんなが居るステージに向かった。
だが、長い間来なかったせいで、自分には合わない「ロマン」という、ぶりっ子お嬢様を任されてしまう。
他の子たちは適任適所なところ、顧問に怒られたことによって、主人公は少しいじけ、早
くも帰宅。
その最中、過去のことがフラッシュバックし、自分の存在意義とは、人生の面白みのなさを嘆く。
そして、一時期夢見ていた自殺に手を出してしまう。
夜、覚悟を決めた少女は自分の部屋のベランダに手をかけるが、ふと鏡が割れて謎の女性が出て来て——?
謎の出会いは、少女を成長させる。
そんな無知な少女と、美しいおねえさま「浪漫奈」とのひと夏の旅が始まる。
ファンタジー青春物語ここに!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 22:01:06
3357文字
会話率:15%
幼少期からネグレクトに遭っていた私は母に虐げられる中で嫌な記憶は消すという能力を身に着ける。
しかしそれは、多重人格という精神病だった。医学的にはあまり認められないため、幻聴や妄想を伴う統合失調症として診断され、やがて精神障碍者になっていく
。フラッシュバックや幻聴に悩まされながら生きていく日常を赤裸々に描いていきます。
現在は精神障碍者2級の作者が同じ病気の人に参考にしてもらえるように書きました。
健常者の人にはストレスがかかるとこんな病気になることもあることを知ってもらえたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 10:47:37
54088文字
会話率:23%
5年間付き合った幼馴染でもある早川楓(25)に浮気をされ、深い傷を負った高木萌(25)は、誰かに恋をしてしまうことが怖くなり仕事も辞めてしまう。
深く傷ついた萌を見かねた友人が気分転換にと誘ってくれたカフェで、萌はまたも災難に合うが、たま
たまそこに居合わせた、元上司の結城和也(30)が助けてくれる。
その和也との出会いから、萌の生活は新たなものとなり、いつの間にか失恋の傷は癒え、以前と変わらぬ生活を送れるようになっていた。変わったことと言えば、なぜか、頻繁に和也と遊びに出かけるような仲になっていたということ。
チャラそうに見える和也はとても真面目で優しく、それでいて一緒にいて楽しくてかっこいい。そんな和也を萌が好きになるのは当然のことだろう。それはまた和也も同じだった。
そうして和也と萌の関係が深まっていく中、早川楓が再び現れ、過去の過ちを謝り、萌との関係をやり直したいと迫る。同時に、和也のことが好きな愛という女性も現れて、萌と和也を翻弄する。距離を置こうとする萌を見かねて、思いを告げる和也。一度は考える時間が欲しいと伝える萌だったが、一途な和也の姿に心を打たれ、勇気を振り絞って返事をしようと和也の家に行くと、そこに現れたのは愛。
嫌な記憶がフラッシュバックする萌は・・・・。
「頼む・・・俺から・・俺の思いから逃げないでくれ。」
「逃げたっていいじゃないですか・・・逃げることで自分を守ってるんですから。・・嫌なことから逃げることもできないなら、私はもう・・・・死ぬしかないじゃないですか」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-31 23:00:00
7301文字
会話率:50%
真夜中のフラッシュバック
最終更新:2023-09-24 02:40:21
448文字
会話率:0%