「スシノ=カズハ=ヤーリイーカ、第四王子イクラスとの婚約を解消し、第三王子エビダスと婚約関係を結ぶことを、ここに宣言する」
父王さまの、野太い声が大広間に響きます。
ようやく、この晴れやかなる日を迎えることができた、喜び。そっと胸を押さえて
、そしてもう一度息をつきました。
「はい、承知いたしました」
✳︎✳︎✳︎
わたくしスシノ カズハは、現在第三王子エビダスさまの婚約者。ここへくるまで紆余曲折ありましたが、とうとうこの地位まで登りつめました。けれど、わたくしには野望があります。そのためには揺るがない財力が必要なのでございます。最終的に狙うは、カッパースシ国を統治する王の妃の座!
✳︎✳︎✳︎
お読みいただければ、幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-26 12:12:04
28917文字
会話率:29%
会社をリストラされた四十歳無職・山本晴幸(やまもとはるゆき)は趣味で閲覧していた戦国系まとめサイトで怪しげな広告にアクセスするや、戦国時代にタイムスリップしてしまった。
タイムスリップした先は甲斐国・躑躅ヶ崎館の大広間、成り行きで武田信玄
に仕えることとなった晴幸は歴史知識を生かして武田家の為に働くことになる。
これは、自分が武田家の名軍師、山本『勘助』に成り代わってしまったアラフォーおっさんが新しい就職先で一所懸命に働く──そんなお話。
2年前に投稿した作品の加筆、修正したものになります。
しばらくの間は毎日夜8時頃に投稿予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-04 23:49:07
110329文字
会話率:54%
「聖女ロザリンド=イースを告発する」「私、マリアベル=レ=ジルレーンは、聖女ロザリンドの偽りを断罪します!」「平民のあなたに、聖女の椅子は大きすぎるのでは?」「さようなら、ロージー」十六歳の誕生日。第一王子との婚約発表を行うはずだった大広間
で、私は聖女を解任された。私は聖女だけど、魔獣を祓うこと以外は何にもできなくて、偽物なのだと。まぁ一人の方が魔獣祓いも効率的にできていいかもしれないわ。なんて前向きに考えていたら、「身柄は<黄昏の宮>預かりとする」だって。皆さんざわついているけれど、<黄昏の宮>ってどこ? え? 第二王子がいるって? なにそれそんなの聞いてない──!
だって、私は魔獣を殺せさえすればいいのだから。
※アルファポリスにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-07 12:41:25
60408文字
会話率:45%
憐憫、同情、興味、嘲笑。他者の真なる心うちは、目に現れるのですわね。婚約破棄を公衆の面前で、言い渡されたわたくし。
大広間には多くの人が集まっておりました。これから始まる事の為に、呼び寄せられたのですわ。誰も声を上げることを忘れておりまし
てよ。
他国から来た王女のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-19 19:35:52
2299文字
会話率:37%
私は強情だ。
ある日私は友人が暴行を受けてる現場に遭遇したが私は見て見ぬふりをした。
それが彼の為にもなると思っていたからだ。
ある日の夜、私は気付かぬ内にある屋敷の大広間に立っていた。そこには私と、友人と、暴行していた複数の男達、そして、
屋敷の主がそこにいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-16 17:07:41
1701文字
会話率:13%
「化物は生きてるの? 死んでるの?」
「お前はどうなんだ? 死にたいのか? 生きたいのか?」
———————
生命ノ鎖、命ヲ共有スル。片方ガ死ねバ、モウ一方モ死ぬ。
エルフ族陣営、聖クルツヴァイ王国。
ヒューマン族陣営、倭ノ国。
両国は
、10年間戦争状態にあった。
王国宮殿の大広間にて、独り待ち構えるエルフの少女。
王国宮殿をぶち壊し猛進する、かつて英雄だった化物。
敵同士のふたりが邂逅せし時、生命ノ鎖が繋がれる——
この世界に稀に現れる、天賦(エラー)を与えられし者。天賦とは一体なんなのか。
主人公ふたりが闘いの渦中で、付かず離れず、持ちつ持たれつ足掻いていく、道連れ旅です。
※転生の描写は物語上だいぶ遅くなります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-04 10:32:40
28954文字
会話率:38%
エージは目を覚ますと、王城の大広間だった。召還魂の秘術により、異世界へ魂を召還させられ、若い体に魂を載せ替えられたのだった。隣で目覚めたのは、エージを見てほくそ笑む美少女魔道師。強大な魔力を有して召還魂を成功させる。エージは魔力が全く無く
、スキルも全く無い状態だった。エージは思い出す。自身がアラフォーのサラリーマン。駅のホームで女子高生の身投げの巻き添えをくらい、死亡したのだった。王様に言われたのが、もの凄い田舎に行って余生を過ごすことだった。王にガレンドールという土地に行くことを進められる。馬車を乗り継ぎ、エージはガレンドールを目指す。移動の途中でエージは王国が徐々にわかってくる。加護とスキルに支配された国だと言うことに。無加護で無スキルは、「何も出来ない」、ではなくて「しちゃいけない」と言うことに。
エージは白龍の少女、ゲル、Aランク冒険者である魔法使いのフレヤとドワーフのガッコ、女エルフのロキと共に商会を設立し、商品を次々に世に送り出す! ガレンドール併合を企む王国にエージが立ち上がる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-04 15:17:24
319102文字
会話率:63%
王政が倒され、民衆が自由を獲得した時代。しかし、どのような世の中にも、不満や憎しみがなくなることはなかったのです。教会の前に建つ七つの神様の像。その前で出会った少年と少女。人々のうわさ話が真実になるとき、運命が2人を容赦なく飲み込んでいきま
す。幼い2人は、過酷な運命にどう立ち向かっていくのでしょうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-14 06:00:00
15188文字
会話率:41%
大陸の中心地にアピス国という小国があった。
其処に住む、ミ族、大女皇様を中心に暮らしている。
大女皇様(ショハム)
888段の階段を登りつめると、神殿があり、其処へいつものお勤めをしていた。
皇女たち四人は、息を切らせながら、頂上に
到着する。頂上で待っていた下女が皇女たちを案内する。
四人は、神殿の中の大広間に入っていく。しばらく、其処で待っていたら、女皇様が現れて、、
「娘たち、良く来てくれました、さぁ、付いてきて、、」
皇女たち四人は、女皇様のあとに続いて行く。
四人は、口を揃えて、「はい、女皇様、、」
皇女たちは、命令書は機密事項である事に緊張する。
その機密事項の書類に記載されていたのは、、、
第1皇女(華姫)、オデム石、、〈ヘブル語〉
第2皇女(蝶姫)、バーレケト石、、
第3皇女(風姫)、アヒヤマァ石、、
第4皇女(月姫)、サピール石、、
幻の貴石を探してくるようにと、、、
華姫は、北の大地へと、、蝶姫は、東の大地へと、、
風姫は、西の大地へと、、月姫は、南の大地へと、、
四人の皇女たちは、ロイヤルアピストレインを使って、幻の貴石探しに向かうのであった。それぞれの皇女に下女一人をナビゲーターとして付けることにした。
それぞれに、トレインを準備することになる。
一番早くに準備できたのは、蝶姫のロイヤルアピストレインである
月姫は、ナイトのイチに訪ねてみる、、
第4皇女、月姫は、機関長のイチに訪ねて、、
整列した乗組員たちに、皇女月姫は、出発の号令をかける。
皇女様を乗せたロイヤルアピストレインは、これから、サピール石を求めて長い旅が始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-15 22:28:40
3704文字
会話率:59%
「どうか、この世界をお救いください」
柏木圭《かしわぎけい》は気がついたら地球に存在しない大広間にクラスメイトと共に移動していた。そう、彼は突如として異世界に召喚されたのだ。そして世界を救うように頼まれた圭はふと、あたりの景色が見覚えのあ
るものだと気づく。
それも当たり前で、圭は50年ほど前に一度この世界に召喚されていた。二度目の異世界召喚を受けて、圭は思う。
「今度こそ、誰も死なせない」
同時期に召喚されたというかつての仲間達を探しながら、圭は一度救った世界をもう一度救う旅に出る。かつて一度救った世界をもう一度眺めて、彼らは、自分たちの正義を貫き通す。
*ノベルアッププラスにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-25 17:46:51
148496文字
会話率:79%
この地は、悪魔と人による熾烈な戦いがあった場所である。
20年前───。
激戦の末、人は『神の知恵』によって授かった錬金術で『悪魔殺しの剣』を作り、遂に悪魔の本拠地である『天地の塔』にまで迫っていた。だが人間は、巨大な悪魔の塔を攻略す
ることが出来ず、長年に渡る戦いで疲弊した人は、遂に悪魔に大敗を喫してしまう。
大広間の赤い絨毯の上に引き摺り出された人の代表者は、異形の姿を持つ悪魔たちが両脇に整列する中、その中央で鎖に繋がれた状態で両膝を屈していた。
檀上のサタンは玉座から悠然と人の代表者を見下ろすと、選択を迫った。
名誉を重んじてこのまま滅ぶか、それとも恥を忍び種を存続するために魔族に降るか───。
………人は、魔族に降ることを選択した。
その時、人の代表者は血の涙を流ながら宣誓<ゲッシュ>したと言う───これこそが今なお遵守され続けている『血の盟約』である。
『この大陸に生を受けた人は、大悪魔サタンに絶対なる忠誠を誓い、死ぬまでこれを違える事は許されない。サタンのために生き、魔族にために尽くすことを誓うものとする』
こうして人は、魔族が支配するラーゼラル大陸において必死にサタンのために働き、遂には騎士として登用されるまでになった。
魔族は圧倒的な力により大陸を支配しており、誰も逆らう者はいなかったため、平穏な日々が過ぎていた。
───そう、東よりかの者らが来るまでは───。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-16 10:00:00
263291文字
会話率:37%
【8月2日、アイリスNEO様より書籍発売しました】
王女を連れ去った吸血鬼は、吸血鬼の国の非情な王だった。
国で存在がないかのように城の隅の隅で暗く静かに過ごしている第六王女のビアンカ。王位継承云々であえて消されるほどの存在感もなく
このまま忘れられて過ごしていくのかと思われた、そんなある日、吸血鬼が国を襲いあっという間に城を制圧してしまった。城の隅の隅にいたビアンカも王女と知れて引っ立てられて大広間に。
その場所で人は持たない色の目に捉えられて、ビアンカの人生は転がりはじめる。
「これを連れて帰るぞ」――末の王女が一人連れ去られた先は吸血鬼の治める国。左右前後どこを見てもどこを歩いてもいるのは吸血鬼、な状況に王女が隅っこに収まりながら吸血鬼の王様に小動物みたいに扱われる話でもあり、無自覚な吸血鬼の王様が無意識に囲いこむ話でもある。
※後半にいくにつれ前半には希薄な一部のタグが機能していきます
※なお吸血鬼の設定は独自のものです
※第八回一迅社文庫アイリス恋愛ファンタジー大賞にて金賞をいただきました。ありがとうございます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-01 22:30:08
278011文字
会話率:34%
大奥を取り仕切る春日局さまによって大広間に集まられた女中達。
そこで告げられたのは「私をツンデレキャラにしろ」という無茶振りだった。
はたして女中達は春日局さまを立派なツンデレキャラにする事が出来るのだろうか。
最終更新:2019-02-26 10:30:14
4546文字
会話率:57%
変化の無い学生生活を送っていた三奈神湊谷(みなかみみなや)は、ある日友達の家に行く途中の路上で通魔よって刺されてしまう。そこで湊谷の人は、終わったと思われたが目を覚ませばそこは見覚えの無いだだっ広い大広間、前には中年のオジサン。そのオジサ
ンはこお言う「わが大国を救ってくれないだろうか勇者よ」勇者などまっぴらごめんな湊の、のんびりした異世界冒険の始まりだ。誤字、脱字、日本語のおかしな所が多々あります。ご指摘いただけますと嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-28 20:33:26
208文字
会話率:0%
悪魔的に華やかな宮廷で、マリーは王太子妃争いに敗れた。暗殺未遂の疑惑をかぶって。
父親にも見放されてひとりみじめに過ごす舞踏会の大広間を後にする。
行く先は人気の無い庭園の東屋。しかし、そこには王太子との政争と恋のさや当てに敗れた王弟クロー
ドがいた。
なんだ、先客がいたのね。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-20 19:00:16
13491文字
会話率:48%
「ばっびっぶっべっぼおぉぉぉぉぉ」ダンジョン大広間で、ドラゴンが呑気に鼻歌を歌いながら炎を吐く。やがて、大広間に微かな煙とともに豊かな芳香が漂い始める。ここはダンジョン喫茶『カフェドラ』。この物語は、カフェドラのマスターであるドラゴンと従業
員、そしてカフェドラを訪れる客たちとの日常を描いたものである。
*更新は不定期です。
ご意見、ご感想、お待ちしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-24 12:11:56
5374文字
会話率:57%
大広間に突然立ちすくむ。のは取り合えず置いておくとして、前と横とか人とは思えない者に囲まれて
見つめられて生きた心地がしない中、私に向かって偉そうな人が告げた。
「我を助けよ。異界の者よ」
どう助けろと・・・説明不足と理解しがたい状況で
私は考える。
(ダメだ犯られる)
もしかして戦え勇者的なやつ?
そして、・・・私は魔王と呼ばれる人の相談役に任命され黒騎士隊の一人になりました。
あの・・・1つ、我儘言って良いですか? フルプレート重すぎて歩く事はもちろん身動きできないですけど、着なきゃダメですか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-02 05:46:04
41042文字
会話率:59%
偉大な当主を失い、陰りの見える甲斐武田家の娘、菊は政略結婚を強いられ、仇敵越後上杉家へ赴く。しかしその家は、謎めいた美女に牛耳られていた。
織田勢が迫り、孤立無援の実家へ独り帰るが、傾きかけた旧家を立て直せる者はもう武田の家にいなかった
。菊は臨時の当主として残った家臣をまとめ、勝頼の忘れ形見の達丸を擁して京へ上る。
徒手空拳で始めた暮らしは悲惨を極めたが、菊はそのなかで変わっていく。彼女を支えたのは、平穏な暮らしの中では何の役にもたたないように見えた絵の腕前だった。しかしその才能が、武田の危機を招くことになる。伏見城大広間、太閤秀吉以下居並ぶ諸将の前、『天下画工の長』狩野との絵合戦に臨む菊は……。
雪の越後から春の甲斐、そして夏の京へ。
厳しく偉大な夏が去った後、残された者たちが受け取る秋の果実とは。
付帯の写真はあくまでイメージ映像で、そのものではありません。
「カクヨム」にも、同題にて掲載しております。
参考文献につきましては、シリーズ掲載終了後、別原稿にて掲載する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-13 22:17:58
319730文字
会話率:33%
帝国と魔王軍の戦争は激化の一途をたどり、防戦一方の帝国軍はついに最終防衛ラインを突破されてしまった。
大広間で魔王軍に囲まれた皇帝と、それを守る勇者。敗北必至の戦場で気勢を上げる勇者の前に、ついに魔王が現れた。
しかし、その魔王は二人の
予想とはまったく違う、知的で落ち着いた雰囲気の大男だった。
2018/3/3/1:58 本文に重大なミスを発見したので修正しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-03 00:05:56
5429文字
会話率:58%
ヴィデルムは王城の大広間で一人の少女と出会う。少女は言った。
「ヴィデルム様も光が見えるんですね」
と。
最終更新:2017-06-30 03:44:27
2152文字
会話率:58%