母子家庭の男子が、母の愛情と暮らし、そして別れを経験し、その悲しみの中で周りの人々との関係から、母の想いや人との関りを認識し成長して行く中で、生涯の伴侶を得て幸せな家庭を築こうとする。
しかし、その矢先、主人公は命を落とす。
それは、彼の妻
に想いを寄せていた男が、主人公を事故に見せかけ殺害したからであった。
だが、その男も同日、不慮の事故で危篤状態と成る。
三途の川で出会った二人だったが、主人公は知り合いと会った事で驚くのだが、男はこれ迄の悪行を懺悔し、自身の肉体を主人公へ使う様に言い残し、三途の川を渡って行く。
危篤状態を脱した男の体へ入った主人公は、その事が俄かに信じ難かったが、男に教えられた情報を元に男として生きて行く。
退院した後、妻や子供の事が気に成り様子を見に行くと、母子は主人公を偲び慎ましやかに暮らして居た。
主人公は、自身が男と入れ替わった事を隠し、母子に近付き力に成ろうとする。
主人公は結婚を考えるが、彼女の心は亡き主人公を忘れられなかった。
そうした中、次第に主人公の想いに心動かされた元妻は結婚を承諾する。
結婚生活も一年が過ぎた頃、主人公を殺した男が自身の夫と知った妻は、反面、夫が亡き夫の様に思え苦悶する。
そして遂に彼女は、夫に元夫を殺した事を問い詰めると共に、その人柄が元夫に似ている事に苦悩している事を吐露する。
それを聞いて、主人公は三途の川での遣り取りと、今に至った経緯を話す。
その現実に、妻は複雑な思いと成り悩むが、最終的に夫の心を受け入れ共に歩んで行く事を決める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 20:52:31
4732文字
会話率:11%
盲目の少女で『真実の心』を持ったユリーカ=キャロラインは、商人の父と優しい母の愛情を一身にうけ、幸せな子ども時代を過ごしていた。しかし、十六歳の時に母が病に倒れこの世を去り、父は再婚し、継母と姉たちがやってくる。継母たちからの仕打ちに耐え
続けていたが、十九歳の誕生日の日に、ユリーカは継母によって、禁断の森に捨てられる。その森で、一匹の黒猫と出会う。
その正体は、呪いによって黒猫の姿にされた第三王子エドワルド=フォンドだった。ユリーカはエドワルドの呪いを解き明かすため、彼と共に冒険に繰り出し、様々な試練をくぐり抜ける。
今、盲目少女と黒猫王子の小さな冒険が始まる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 07:20:00
25025文字
会話率:67%
ヒロイン?と悪役令嬢?の母親にクローズアップしたお話です。数話で終わります。いろんな登場人物視点のお話が入ります。カップリング複数かも?
最終更新:2024-04-02 23:30:21
52566文字
会話率:47%
それは生きた歴史。
両親が居ない主人公「あいこ」
「あーどろ、ひゅうーどろ、どん」という
デタラメな言葉を唱える女の子。
人里近くの森に生きてきたが
「鬼の子」と呼ばれ恐怖の対象になる。
村人達は「あいこ」を忌み嫌い、殺そうとする。
助けてくれる人の優しさを知り
愛を知っていく。
そして母の愛を知る。
あいこの人生を辿る物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 11:11:13
4098文字
会話率:7%
最愛の夫を殺された愛らしい新妻が愛する息子(乳児)を守るために、命がけで復讐するお話。
ジャンヌは夫に急死されて、生まれて間もない息子と二人で残されてしまった。夫の死を悲しむ間もな無く、侯爵家を巡る跡継ぎ争いに巻き込まれて、商人の後妻にされ
そうになったり、義弟の愛人にされそうになったりする。
それをなんとか切り抜けて、0歳の息子を果たして侯爵家の跡継ぎに出来るのか?
見た目はおしとやかな淑女というか未亡人妻。でも実際は……
その顔を見た途端、顔を引きつらせるものもちらほらいて……
結果は読んでのお楽しみです。ぜひともお楽しみ下さい。
カクヨム連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 17:04:07
9163文字
会話率:46%
今回は私の母の話です。うちの母にとって、「ゴ〇ィバ」と「ス〇バ」は同じ会社です。
最終更新:2023-12-14 21:09:15
1573文字
会話率:26%
私は父に愛されていない
愛されたこと等ないのだろう……………
母が生きていた頃は、母と祖父母に愛されていたと思っている
今も母の愛だけは、真実だと感じているけれど………………
メリールーには、全てが過去のことなのだ
私イザベラの家
は伯爵家。
勢いのない中流、いえそれ以下かしら。
母の喪が明けた後、新たに嫁いできたのは男爵家の令嬢。
16才の私と3つしか離れていない。
お母様が死んで、喪が明けたばかりなのに…………
そして幕を開ける不思議な物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-10 22:54:38
14047文字
会話率:26%
シェアをする親子の話。母親目線から書いてみました。
最終更新:2023-09-14 19:23:19
8037文字
会話率:23%
リデルはヴォルシュタイン王国の名門貴族ベルクォーツ公爵の血を引いている。
しかし彼女は正妻の子ではなく愛人の子だった。
父は自分に無関心で母は父の寵愛を失ったことで荒れていた。
そんな中、母が亡くなりリデルは父公爵に引き取られ本邸へと行
くことになる
そこで出会ったのが父公爵の正妻であり、義母となった公爵夫人シルフィーラだった。
彼女は愛人の子だというのにリデルを冷遇することなく、母の愛というものを教えてくれた。
リデルは虐げられているシルフィーラを守り抜き、幸せにすることを決意する。
しかし本邸にはリデルの他にも父公爵の愛人の子がいて――?
「愛するお義母様を幸せにします!」
愛する義母を守るために奮闘するリデル。そうしているうちに腹違いの兄弟たちの、公爵の愛人だった実母の、そして父公爵の知られざる秘密が次々と明らかになって――!?
ヒロインが愛する義母のために強く逞しい女となり、結果的には皆に愛されるようになる物語です!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 23:34:01
107330文字
会話率:44%
疲れ切った社畜の主人公は、ある夜交通事故に遭ったのをきっかけに異世界転生する。息子を想う母の愛とは。
最終更新:2023-05-30 23:33:19
2213文字
会話率:25%
東京から九州に出張した唐沢譲(からさわゆずる)は、ホテルに帰る途中で海に落ちた。
着水する直前に、水の中から二本の手が伸びて城崎を抱きしめた。結婚する前の恋人、水川刹那(みずかわせつな)が水の中で言った。「私は水に溶けるの」
唐沢は、刹那が
死んだものと思っていた。ずっと前にそんな噂を聞いたから。
刹那は唐沢と別れた後、別の男と結婚したが、子産が原因で離婚をしていた。刹那は唐沢に言う。「私はあなたしか愛せなかった。あなたを試すようなことをして後悔している」
唐沢の妻、結希子(ゆきこ)は、出張に同行した城崎大輔(しろさきだいすけ)から、夫が海に落ちて病院に運ばれたと連絡を受ける。
翌日、飛行機で病院にかけつけた結希子に対し、唐沢は「海に落ちたが、岸まで泳いで戻ったら気持ちが良くて寝てしまった。気がついたら病院に運ばれていた」とこともなげに話し、「自分のことは心配はいらない、子供のことがあるから帰った方がいい」と告げる。
唐沢の母は唐沢が幼い頃に突然家を出た。母の愛を知らない唐沢を結希子は一生懸命に愛してきたつもりだが、由希子は唐沢から愛されている気がしない。今まで感じてきた無力感が、今回の件で「夫は人を愛することができないのだ」という絶望に変わった。
由希子は、城崎に「あなたが夫を突き落としてくれていたらよかったのに」と涙を見せ、病室で唐沢の体から女の香りがしたと訴える。
城崎は結希子と関係を持った…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-10 23:49:10
6355文字
会話率:66%
精霊使いであるハロゲン・ハグレッツは優秀な弟、マルクスに対して大きな劣等感を抱えている。
マルクスはかつてハロゲンから母の愛、父の厳しさ、そしてハロゲン自身のプライドさえも奪っていったのだ。
しかしそんなある日、偶然、マルクスの精霊、ル
ナがハロゲンの下に現れる。
ハロゲンはこれを劣等感を拭うための最大のチャンスだと考えた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-04 01:13:48
1651文字
会話率:42%
ランドセル、で思い出したこと。
※『第4回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞』に応募しています。
※ 使用テーマは『ランドセル』。千文字以内の短編。
最終更新:2022-12-09 07:00:00
996文字
会話率:25%
田舎に残してきた母親の急死で改めて母の愛を感じる一人の青年の物語。そんな青年の力になろうと告別式の終わった次の日に一人の変な男が訪ねてきます。
最終更新:2022-07-13 01:09:59
6525文字
会話率:52%
この物語はエブリスタ(元のモバゲー)でも公開しております。
母思いの翼は母の愛を知らない。
それでも悲しい思いをさせたくなくて自分の気持ちを押さえていた。
そんな翼に恋をした陽子。その姿は太陽その物だった。
最終更新:2022-06-04 00:43:04
122280文字
会話率:17%
自分も愛されていたであろうことを思い出せない男の話。
母の日も近いのでこんなネタを。もっとも、この男の『母の愛』に対する考え方は多分にクセがありますが……
最終更新:2022-05-01 08:00:00
3184文字
会話率:25%
歌をうたい人々を癒す<歌紡ぎの巫女>アルカヌム。
悲しいことがあっても前に進んでいくのです。
知ってしまった、使命。亡き父と母の愛を知ったアルカヌム。
また新たな深い想いを知り強くなる。自分の国を守るため。
約束を守るため。
最終更新:2022-04-13 18:00:00
12864文字
会話率:37%
父と母のために書きました。
家族が「小説家になろう」を見るのは、恐らく私が亡くなった時くらいだと思います。
それでも伝えたい思いがありました。
最終更新:2022-03-12 15:17:49
244文字
会話率:0%
書き物をしていると、百合の香りが漂ってきた。
決して若くはない母が、育てた百合を花瓶にいけたのだ。
百合の母と母の愛を思う。
最終更新:2020-06-29 16:11:58
715文字
会話率:6%
桜を見ることが大好きだった母親を失った少女ユカ。
ある日、母親が言っていた「秘密の場所」へ行くことがかないます。
最終更新:2020-03-23 09:33:15
2349文字
会話率:34%
「中途半端な魔法使いは嫌いなのよ」
幼い時に母に言われたその言葉は四季島碧(しきしまあおい)の魔法使いとしての才能を奪っては、まだ幼い彼女の心すらも壊してしまった。
母を喜ばせようと魔法を勉強していたが、その言葉をきっかけに簡単な魔法す
らも上手くいかなくなってしまう。
魔法学校に通っていたが、魔法が上手く使えない為にクラスメイトから心ない陰口を言われ、次第に学校での居場所がなくなり魔法が嫌いになってしまった碧。
そんな碧を見ていた祖母は“ある提案”をした。
「あおちゃん、もし良かったら東京の学校に行くと?」
それは碧にとって新しい希望の光。
東京にいる従姉妹が通っている学校に転校して気分を変える……母の愛を感じなくなり傷付いた心を癒す為に。
「うん……私行くよ、東京に。もうここに私の居場所は無いから。ごめんね、お婆ちゃん。駄目な孫娘で……中途半端な魔法使いでさ」
祖母を心配させまいと必死に平静を装うが、瞳から涙を流して謝る碧に祖母は優しく抱き締めて魔法の言葉をかけた。
「あおちゃんは駄目なんかじゃない。この世界はあおちゃん次第で七色が輝く世界になる。晴れの日が気分が良いと思えば良く思え、雨が憂鬱と思えば憂鬱になるんだよ。だから自分を嫌いにならないで」
祖母から言われた魔法の言葉を胸にしまい込んでは、母に壊された心と言う名のキャンバスを再び色を塗る為に碧は東京に向かう。
全ては昨日の自分よりも一歩前に進む為に。
それがどんなに小さい一歩でも、他人に大したことないと言われる一歩でも昨日の自分に胸を張って向き合えるから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-08 20:55:23
160267文字
会話率:43%
高校三年生の金子光希は、祖母と二人で田舎町・津市白山町に暮らしていた。
光希が七歳の時に、母が行方不明になったからだった。祖母の愛子は神隠しだと言い聞かせ、すっきりしない思いで十年間生きてきた光希。
突然現れた風の神様だと名乗る人物に、光希
は母の居場所を探してほしいとお願いするのだった。
(この作品はアルファポリスにも掲載しています)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-14 23:34:56
49407文字
会話率:43%