俺、黒曜バンは吸血鬼に父さんを殺された。俺自身も配下の吸血鬼少女に噛まれて吸血鬼化してしまう。だけど、対吸血鬼組織「機関」に助けられ、体は吸血鬼、脳は人間の半吸血鬼となった。一度は終わった人生。二度目の人生は父さんを殺した吸血鬼・真祖への復
讐を誓う。人間じゃないと地下に閉じ込められた俺は5年間そこで鍛錬し、吸血鬼を殺す能力を得たことでやっと任務を得る。それは吸血鬼化した体を人間に戻すこと。そのために吸血鬼が人間社会に隠れ住む知恵を教える学園に潜入し、自分を噛んだ主の吸血鬼少女を見つけて殺さなきゃならない。
吸血鬼の学園に編入した俺はさっそく俺を噛んだらしき主・姫里ココを見つける。なぜ分かるか? それは胸が高鳴るから。馬鹿げているが、主を見つける方法は恋愛感情なのだ。でも、恥ずかしながら俺はこれが初恋で、それが初恋か半信半疑だった。そんな時、俺の目の前に女吸血鬼・羽鳥エルゼが現れる。俺を噛んだ相手は一人だけのはず。なのに、なぜか俺の胸はエルゼにもドキドキしていた。
二人の少女に恋をした。つまり、片方は偽の恋、片方は本物。いや、俺以外全員人外の学園での初恋は単なる魅了だと思いたい。機関への報告を保留にした俺は、ココとエルゼ、どちらが本当の主なのか知るために吸血鬼の学園生活を始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-26 07:00:00
152432文字
会話率:43%
勇者としていせ異世界に召喚された並ノ木ヶ丘学園の3年A組。
その一員である、インキャキモデブオタクこと、
「利根川晃制(とねがわこうせい)」高校三年生18歳。
異世界に召喚された彼らに課せられた義務は、
「邪教ハデス教を崇拝している魔物達の
殲滅」。
そのために、3年A組の一人一人にはチートスキルが贈られているというが、利根川晃制には、それが無かった。
非力、無力と判断され、迫害されることになってしまった利根川晃制。
だが、そんな利根川晃制の前に、冥界王ハデスと名乗る女性が現れて・・・!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-25 21:27:00
40481文字
会話率:37%
前世でプレイしていた乙女ゲームのお邪魔虫令嬢(通称セツコ)に転生したわたしは、せっかく貴族令嬢に転生したのだから皇妃になろうと決意した。
皇妃になって贅沢三昧な日々を送るぞ! そしてそのためにまずは皇子様の婚約者にならなくちゃ!
だけど、皇
妃になるためにはいくつもの壁を乗り越えないといけないのでした。
これは前世どん底だった令嬢が皇妃になるために奮闘するお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-22 20:00:00
287902文字
会話率:39%
――誰もが支持する正義で、誰もが幸せになる平和な世界を作りたい。
言葉にしてみれば御高尚なものに聞こえるが、別段そこまで高い志があるわけではない。
社会のためとか世界のためとか、正直そんなことどうだっていい。ただ単に、自分が純真無垢な世界
で生きたいだけ。要はこんな世界で生きたくないだけだ。
殺傷や略奪、罵詈雑言に陰湿な空気、ありとあらゆる暴力に塗れたこの世界。
満を持して清廉潔白とは言い難い穢れたこの世界が嫌いだ。尤もそんな世界を平和だと謳う、そのことの方が忌々しい。
だから真の意味での平和な世界を実現したい。堂々と胸を張って、生きた人生と世界を称揚したい。
そのために此の平和な世界を終わらせる。
けれど殴殺や暴虐を抑圧や暴力で納めるやり方は嫌だ。争いを争いで解決するのは嫌だ。
そんな手段では、悲しくなる諍いは消えないと知っているから。
そんな手段では、真の平和は実現できないと分かっているから。
――嗚呼、それも分かっている。
こんな理想を望むなんて愚かだろう? 叶うわけがないと一蹴するだろう? 蔑むことは疎か見もしないだろう?
分かっている。
無智で無思慮な無能の無謀だと――分かっている。
けれど。それでも。
――おれはそれしか認められないのだ。
………………――――――。
…………――――。
……――。
こいつバカじゃね? 笑折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-22 15:01:18
24574文字
会話率:35%
午前3時半を回った頃のことだった。すっと“私”は目が覚める。
気分は最悪だ。なんていっても本日は土曜日。職場が休みだから、優雅に朝寝坊する予定だったのだ。そのために家事も全部終わらせていたのに。
だけど折角、覚めたのだ。何かをしたい、時間
がもったいないから。突き動かされるように、“私”身支度を始める。顔を洗うべく洗面所の鏡を見て、心底驚いた。疲れきった表情の“私”が映っていたからだ。でも、ひたすら考えても心当たりは浮かばない。
とりあえず喉を潤してから考えよう。そう考えた“私”はキッチンに向かっていった、が……?
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閲覧ありがとうございます。pixiv様公式企画『執筆応援!ワンルームSSチャレンジ2』の一般部門で執筆した作品です。もうかなり時間が経っているし賞にかすりもしなかったし支部で閲覧100越えたし。というわけでして、舞い上がって他サイトにもバックアップ取ろうと思って。来ました。よろしくお願いします。
同じ内容でアルファポリスカクヨムにもバックアップ、あります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-11 11:00:00
6368文字
会話率:3%
公爵家の若き当主ダニエル・クラウザーは、心臓の病に冒されていた。
病を治すために王国の名だたる名医を集めたものの、わかったことは長くても半年程度しか生きられないという残酷な事実だけだった。
両親はともに早世しているため、クラウザー家の血筋
はダニエルただ一人のみ。
このままでは家が廃絶されることになってしまうわけだが……ダニエルにとってそれは、たいした問題ではなかった。
ダニエルにとってなによりも問題なのは、最愛の妻であるアルシアを一人残して逝くことだった。
家が廃絶の危機にあることからもわかるとおり、ダニエルとアルシアの間には子供はいない。
それはクラウザー家にとっては不幸だったのかもしれないが、アルシアの将来を考えたら幸運だったのかもしれないと、ダニエルは考えた。
アルシアはダニエルと同じく年若い。
今ならまだ、他の貴族に嫁ぐことができる。
死んだ人間に引きずられるよりは、その方が絶対に幸せになれる。
そう思ったから、ダニエルは決意した。
自分が死ぬまでの間に、アルシアに嫌われてみせると。
愛想を尽かせて、自分のもとから去らせてみせると。
そのために、アルシアを傷つけてでも嘘をつき続けてみせると。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-09 09:00:00
8423文字
会話率:29%
世界の富の半分を支配するというクラヴィス公国ルエーガー家。現当主には掌中の珠のように大事にしている、絶世の美姫と評判の娘がいた……いたけれど、いまはいない。なぜなら三年前、当人が十二歳の時に自分が女でないのに気が付いたから。父親の趣味で女装
させられていた末弟クリス。ある日、血のつながった三兄弟が集められ、父親から告げられたのは、「ルエーガー家の掟にしたがって、三年以内に十万ゴールドの元金を十倍に増やすこと。その結果で後継者を決める」というものだった。「ルエーガー家の力を借りずに己の才覚ひとつでなすこと。そのために秘薬によって三人とも姿かたちを変えさせる」ということで、秘薬を飲んで昏睡したクリスだが、「な、なんじゃこりゃ~~っ!?」気が付いた時には、ドサクサ紛れに性転換薬を飲まされて、ものの見事に絶世の美姫と化していた。それでもめげずにクリスの金儲けが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-06 16:54:13
26326文字
会話率:39%
主人公のユナ(9歳)は、悪魔を召喚するために11人の子供が誘拐された村で起こった大きな悲劇の犠牲者でした。彼女の母親はユナを救い、悪魔を封印するために自分自身を犠牲にしました。その結果、ユナは過去の2年間の記憶を失いました。
その事件から
5年が経ちました。ある日、マティアス男爵、彼女の婚約者が予期せず彼女に電話をかけました。彼は彼女に、来たる月のない夜に部屋を出ないように、そして巻物が入っている小さな箱を探して夜にそれを暗唱するように言った。彼女は彼が冗談言っているのと思った。
数日後、部屋を掃除していると、小さな箱を見つけましたが、彼女は開ける前に邪魔されました。その夜、大きな嵐があり、彼女は自分の部屋を取り巻く不気味な影と悲鳴を聞くことができました。 彼女は巻物を思い出した。彼女はそれを読もうとしましたが、古代言語で書かれていたので読めませんでした。 彼女は怖がっていました。彼女の涙の一滴が巻物に落ち、それは輝き始めました。それから彼女の目は金色になり、彼女はそれを読むことができました。
1か月後、彼らは皇太子の婚約パーティーに招待されました。このパーティーで彼女はブレイズ(コハク)という男に会いました。どういうわけか、彼女は彼からなじみのある雰囲気を感じました。
彼はシャーマン族の出身です。シャーマンキングは、王国全体を巻き込む大きな災害を予見していました。そこで彼は、吉松(陰陽師の最大の一人)の力を受け継いだ人物を見つけるためにブレイズを送りました。ブレイズはそれがさゆり(ユナの母親)であることを知りましたが、彼が彼女に到達する前に悲劇が起こりました。
ブレイズはユナも母親から権力を受け継いでいることを知り、シャーマンの地に連れて行った。そこで彼女はさまざまなシャーマンと彼らの契約した獣に会いました。通常、獣と契約を結んだ人だけがお互いに話すことができます。しかし、ユナは契約したすべての獣と話すことができました。彼女はまた(事件で)黒に会い、失われた記憶を取り戻した。
巫女の封印は弱くなり、悪魔を完全に滅ぼすことができるのはユナだけです。そのためには、曽祖父の遺産を見つけ、完璧な陰陽師になるためにすべてを学ぶ必要があります。したがって、ブレイズ、クロ、クラウディア王女などと一緒に、彼女は曽祖父の遺産を探す旅に出ました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-06 10:10:23
9949文字
会話率:37%
「このままでは婚約破棄だ」
オディール・ジャニーヌ侯爵令嬢は窮地に立たされていた。
彼女がアンドレイ・アングラレス王子の婚約者に相応しくないとの声が、国の上層部から上がっているからだ。
そこでアンドレイ王子は彼女に一つの提案をする。
それは、他の令嬢には真似できないような大きな功績を上げて、不満の声を黙らせること。
そのために隣国であるローラント王国の王太子レイモンドを籠絡して、機密情報を掴んで王太子の戦争計画を暴くのだ。
オディールは婚約破棄回避のため、そして戦争を阻止するために単身隣国に乗り込む。
だがそれは真っ赤な嘘で、アンドレイ王子が恋人であるシモーヌ・ナージャ子爵令嬢と結婚するために仕掛けた巧妙な罠だった。
さらに、レイモンド王太子も「令嬢嫌い」で有名で、一筋縄ではいかない人物で――……!?
★主人公が覚醒するまで少し時間がかかります!
★他サイト様にも投稿しています!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-04 19:17:15
112164文字
会話率:38%
神の導きにより人類は悪魔の軍勢を退け、境界のこちら側には平和が訪れた。常世の安穏を守るため、聖戦士の生き残りは残された生涯を人類の為に費やすと誓った。
そのためにはどのような犠牲を払ってでも悪魔を、人の子の宿敵を追い詰め滅ぼさなければな
らない。
ここにあるは聖女の遺体、天使の堕とした聖剣、東の果てより盗み出したオレスパルムの魔眼。
口を閉ざした慈悲神は少女の犠牲に涙を落とし、東方の君主は盗人を呪う。
剣を抜けない少女と未来の見えない青年の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-02 22:18:35
123274文字
会話率:35%
1928年7月、コミンテルン第6回大会で、スターリン(ソ連共産党の最高指導者)が話したのは、共産主義者が革命を成功させなければならないということだった。そのために必要なのは次のこと
(1)進んで軍隊に入隊し、その後、祖国を裏切って戦争で
負けさせる
(2)金持ちに都合良く作られている法律は守らず、秘密組織を沢山作って、ウソと騙しで祖国の偉い人たちを混乱させる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-31 13:34:48
80837文字
会話率:2%
デスマーチで論文を書いていた主人公は、完成を目前にしてその生涯を終え、生まれ変わる。転生したのは戦国時代。戦国の英雄・織田信長ーーがいる尾張国のお隣、伊勢国を治める戦国大名・北畠家。その嫡男として産まれたが、待っているのは織田家に攻め
られて滅亡する未来。せめて寿命で死にたい! そう願う主人公は、お家を存続させるために奮闘する。
目標、お家存続
そのために、信長さんと仲良くなろう。
【お断り】
歴史物ですので、基本的に史実に沿った物語進行をしていきます。ただ、北畠家を存続させたり、主人公がこの時代に詳しかったりといった理由で改変される部分もあります。
また、歴史的事件については諸説あることがあります。基本的に通説を採用しますが、異説や若干の改変を加えることがあります。伝説、伝承なども展開次第で採用することとします。なぜそのようにしたのかなどの解説は、あとがきなどで載せようと思います。
【その他】
ご意見や疑問点などありましたら、感想にお書きください。回答は基本的に個別で、件数が多いようでしたら活動報告や次話のまえがきで回答に代えさせていただきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-24 00:00:00
1152516文字
会話率:44%
最愛の人の最後を追って、目が覚めたら七歳児に戻っていた。
次こそ必ず幸せにします。君の笑顔が見られるのなら、俺は何だってするからね。
こんな重すぎる俺を受け止めてくれる彼女は天使でしょ。
ハイスペックなくせに、ちょっと残念な主人公。のお話で
す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-22 04:56:38
292792文字
会話率:33%
残業明けに事故に遭ってしまった一般人男性の寒波星輝(さむなみしょうき)は、なぜか邪神の祝福を受けて異世界に転移してしまう。最初こそ怪訝な態度だったものの、邪神には邪神なりの事情があることを知った星輝は、新たな世界ではサムとして、邪神に仕える
大司教となることを決意する。その目的は邪神の名前を”善い”意味で人々に知らしめること。そのために大司教サムは相棒の元天使アンヘルと共に、行く先々で善行を繰り返す! *アルファポリス、ノベルアップ+ にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-21 21:00:00
215553文字
会話率:51%
ある日の昼下り、レイーシアは突然、王女であるアスタリアの口車に乗せられ、男装し、従騎士としてレザリア公爵家に潜入することになる。潜入の目的はレザリア公爵家の現当主、シルヴィオ・レザリアがアスタリアの暗殺を目論でいるのでないか調査すること。
レイーシアは、そのためにまず、シルヴィオの信頼を得るために仕事に励むが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-20 21:16:55
59343文字
会話率:37%
カンナ・スバルは強くなりたいと考えている。
大貴族の令嬢である彼女は、生まれつきずば抜けた共感能力を持っている。しかしながら、嫉妬や憎悪が蔓延する貴族社会に耐えられず、自分を傷つけ続けていた。
そんな彼女を見かねた女騎士セーラは
、成り行きでカンナを弟子として迎え、心身を鍛えさせながら一緒に暮らしていた。
しばらくして勇者失踪の報が世界中に知れ渡り、王は次期勇者として国で一番武芸に秀でたセーラを推薦し、彼女は新たな勇者として旅をすることになり、カンナも旅の一行に加わることとなった。
彼女は考えた。共感の能力で師匠の役に立って見せると。
こんな自分でも世界中から認められる人間になると。
そのためにカンナは決意した。光である師匠を陰から支えようと。
これはそんな地味な思考の少女が、仲間たちとともに世界を救い、自分を認める物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-17 16:07:53
1908文字
会話率:51%
古い信仰の神秘主義者達。その傀儡たる〈神秘隊〉。
甲冑を纏い、夜な夜な街に繰り出しては異形を狩る。
そんな人間でない彼らには、ある時、ある使命が課される。
使命とは死。
死者として、レイテルの地下、下水道から祖母なる川の終端へ向かわなけれ
ばならない。
死は神ですら知らないのに。
......そうだとも、彼らはそのために作られたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-14 03:08:30
4933文字
会話率:25%
ここに乙女ゲームを好きな女性がいた。彼女はゲームをプレイするなかで新たな楽しみに目覚めてしまった!!それは『推しカプを見つけて愛でる』ことである。
今日も今日とて推しカプ活動をしている彼女は突然乙女ゲームの世界に転生してしまった!!転生
先はもちろん女主人公ではなく推しカプの邪魔をするライバルキャラである悪役令嬢である。しかも、推しカプ彼氏側であるクーデレ系王子様の婚約者という設定がある。彼女は落胆した、転生ものの傾向から推しカプ活動が出来ないではないかと。
そこで、彼女は閃いてしまった。私がくっつけてしまえばよいのだと。そのために、彼女は悪役令嬢の道を目指すが…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-13 18:00:00
8456文字
会話率:43%
子供ながらに武士というものに憧れていた。武士が格好良いというわけではなく、人のために刀を振るうその姿が格好良い。武士を見たことはないし、そのために体を鍛えているとかはないけれど、展示会や美術館などで刀を見れば興奮した。戦国時代の物語をよく
読んでいたし、歴史書を眺めるのも楽しい。何が書いているかわからないことも多いけど、分かった時には歓喜するほどである。
大人になってからはライトノベルを中心に読んでいた。その物語中に自分はいない。どこまで行っても妄想でしかない。営業の仕事をしながら頭を下げていく毎日。なんとなく寂しかった。少しでよいから輝きたいと。ただ、彼は趣味が本へ走ったせいか無口になってしまった。
その子供も大人になっていく。子供なままではいられない。わずかな夢は完膚なきまで無くなっていく。その夢が何だったかも覚えていないほど。だが、そのチャンスは急に訪れる。
気が付けば異世界に転移していた。異世界は想像していた魔法や能力などない元の世界と同じ世界である。剣や槍で戦っているような中世の世界であった。
生きる術が兵士になることと分かった時、若利の隠れた才能が開花する。
無口のライトノベル好きなワカトシが異世界で大将軍になるまでの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-04 21:00:00
152680文字
会話率:58%
子供ながらに武士というものに憧れていた。武士が格好良いというわけではなく、人のために刀を振るうその姿が格好良い。武士を見たことはないし、そのために体を鍛えているとかはないけれど、展示会や美術館などで刀を見れば興奮した。戦国時代の物語をよく
読んでいたし、歴史書を眺めるのも楽しい。何が書いているかわからないことも多いけど、分かった時には歓喜するほどである。
その子供も大人になっていく。子供なままではいられない。わずかな夢は完膚なきまで無くなっていく。その夢が何だったかも覚えていないほど。だが、そのチャンスは急に訪れる。
そのチャンスは必ずしもチャンスのように見えるわけでもない。首筋には剣が置いてある。
そんな和位若利が異世界転生されてから大将軍になるまでのお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-03 22:19:50
371491文字
会話率:3%
「このエルヴェシアを、妖精と人間が手を携え共に暮らせる国にする――そのために妖精課は設置された。だったら何故、妖精や"魔法"の存在を隠す必要がある?」
1970年代後半、妖精伝説が広く信じられ、多くの国民がそれらを信仰
をしているエルヴェシア共和国。この国を影から支える市民団体"蹄鉄会"と彼等を手助けする『スミシー探偵社』は、忍び寄る国の危機を回避するため、"かの組織"の謀略を阻止すべく日々奮闘していた。これは、信仰や差別の対象として苦しむ妖精たちを救おうと『スミシー探偵社調査部門妖精課』で働く、若き探偵と仲間たちの物語。
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※本作は、『ブラック・スミス 〜探偵と妖精泥棒と馬の蹄鉄』の続編に当たります。前作を読んでいなくとも世界観に導入できるよう、作者なりに工夫を凝らしていますが、不安が残る方は取り敢えずCASE1までの閲読をお勧めします。
※残酷描写はPG12指定程度を想定しています。LGBT+タグは、要素がある程度の認識でいていただければ良いかと思います。ミステリーですが、探偵小説だから推理ジャンルを選択した所があるので、ファンタジー色が濃い目です。ご注意を。
この作品は「ノベルアップ+」様にも掲載させて頂いております。
※《設定資料》(イラスト付き)を公開予定。
☆キャラクター原案・イラスト:がっくす3
Twitter:@gax3_original折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-02 12:00:00
40162文字
会話率:53%