※最終話まで用意済み
※更新一回ごとに一章まるごと掲載
前世を思い出した。
妻と並んで今年から学生寮に入ることになった娘を見送っていた時のことだ。こんな科学技術全盛の時代に思い出したのは、とても現代に続くとは思えない過去のこと━━剣と魔術
と、竜の物語だった。
「思い出しましたか」と妻は言った。それでようやく確信した。『ああ、この記憶は、本当にあった俺たちの前世なのだ』と。
だからまあ、もう過去の物語だけれど。今はもう、幸せな結婚生活まで送っているけれど。
俺たちがなにを経てここに立っているのかを、ちょっとすり合わせてみよう。
これは、俺が竜に呪われて、現世で『竜だった人』と結ばれるまでの話。
千回生まれ変わった俺と彼女と、呪いの話だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-27 06:00:00
248420文字
会話率:17%
生まれた村から追放された時、彼は『前世の記憶』と不死身の『チート能力』に目覚めた。
なにをしても死なない男は、同じく追放された者をまとめあげ、力をつけ、いずれ国を興すことになる。
これはモンスターがあふれ、滅び行くだけだった世界を救った男の
物語。
いずれ国を興し、初代国王として数百年先まで名を残す羽目になった男と、その仲間たちが大陸を横断し様々な集落を巡る、建国の冒険記。
※この物語は同作者の『セーブ&ロードのできる宿屋さん』のスピンオフです。本編から五百年ほど前の話になります。
※一部にネタバレをふくみます。書籍版4巻相当(十一章まで)読んでいればネタバレに先制攻撃が可能です。そこまで深刻なネタバレはないと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-07 10:00:00
484104文字
会話率:28%
悪役令嬢に転生した私は破滅エンドを避けるために、努力することにした。
「そうだ、主人公(ヒロイン)を殺そう」
決意、即、行動。さっそくヒロインを馬でひいて崖下に落とした私は「この高さだ。助かるまい」とつぶやき破滅エンド回避を確信した。
しか
し、主人公は死んではいなかった!
なにをしても絶対に死なない主人公をどうにかして殺そうとする、悪役令嬢の私。
最後に勝つのは、どっちだ!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-14 21:36:33
5346文字
会話率:17%
高校生になった朱嶺 戒(あかみね 戒)、彼は
なにをしていても退屈だった。
あるゲームをし始めたことで今までになく、楽しい時間ができた!
最終更新:2021-09-26 11:26:11
10569文字
会話率:54%
25年後の後悔~その後の王妃、グランド王子の視点。
頼りない親の元でも、周りがしっかりしていると、子供は何とか
育つものです。
両親はアレだけど、側妃様がまともで良かった!
悪気がないからと、なにをやっても良い訳ではありません!
最終更新:2021-09-21 10:00:00
4681文字
会話率:21%
さぁ、何を記そう。
ここには、書けばその書いた願いが叶う魔法の書。
あなたは、その書に何を記しますか?
書いた自分の願いが叶う、そう、一見すれば夢のような最高の書。
さぁ、ここに記そう。
あなたの願いを!そして欲望を!!
「願いはな
にをもって叶ったというのか、形さえ叶えばそれは叶ったのだ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-19 14:06:53
2945文字
会話率:3%
住宅地の小さな公園で町内会が提灯の電球を燈し、小さいなりに盛大にやっている。娘は太鼓の音や人いきれに興奮したらしく屋台を端から物色し始めた。その後ろ姿をぼんやり眺めていて。
そのうち、1人の老人に首を傾げた。
「これは、なにをやってるんで
すか?」
「金魚すくい」
「売り切れですか、大儲けでしたね」
金魚どころか水も張っていないカラのタライの奥へ静かに座っていた老人は、ジロリと睨み、眉をひそめた――
二千字ほどの掌編です、御手隙の際にでも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-17 21:48:16
1918文字
会話率:44%
ヤポン王国は、謎の流行り病に苦しんでいた。
ガス首相と行政府は、少しでも感染拡大を防ごうと奮闘する。
しかし、なにをやってもマスコミは批判するのだ。
自粛要請をだせばれば、『飲食業界や観光業界が苦しむ』と非難。
逆に景気刺激キャンペーンをす
れば『病人を増やす気か』と抗議。
報道機関の連中は【万国大運動会】にも反対するが、いざ大会が始まれば【手のひら返し】して、選手の活躍に大はしゃぎ。もう、節操のなさに呆れるばかりだ。
そんな状況でも、首相はがんばるのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-15 09:07:17
6716文字
会話率:15%
フリークス
「file:オスカーベルモンド」
彼の人生はお世辞にも満ち足りたものではなかった。
孤児。孤独。孤高。
彼のことを語るとすれば、3つの単語で事足りた。
空虚で、何もなく、彼はなにを求めて生きていたのか。
彼自身にも、それは
わからなかっただろう。
ただ彼が彼と出会ったことで彼の人生にも意味はあったのだろう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-09 21:11:46
65366文字
会話率:17%
フリークス
「file:オスカーベルモンド」
彼の人生はお世辞にも満ち足りたものではなかった。
孤児。孤独。孤高。
彼のことを語るとすれば、3つの単語で事足りた。
空虚で、何もなく、彼はなにを求めて生きていたのか。
彼自身にも、それは
わからなかっただろう。
ただ彼が彼と出会ったことで彼の人生にも意味はあったのだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-11 22:46:54
11270文字
会話率:15%
とある小さな村に、ファイアボールを撃ち続ける少年がいた。
初級魔術で、最も簡単と言われるファイアボールは、小さな子供さえも撃てると言われていた。そのため、ファイアボールしか唱えられない彼は、当然のように馬鹿にされていた。
大概の人間は、
それで、ファイアボールを撃つのをやめるだろう。
だが、彼はやめなかった。
馬鹿にされ続けても、彼は、ひたすらファイアボールを撃ち続けた。
朝食、昼食、夕食、合わせて45分に、睡眠3時間……合わせて3時間45分、最低限の肉体保持に必要な時間以外は、全て、火球《ファイアボール》に費やした。
そんな彼のファイアボールは、音速を超えて、ついには生き神様とまで呼ばれる存在になる。
しかし、彼も寿命には勝てない。生涯、ファイアボールを撃ち続けた彼は、ひとり、死に絶えようとしていたが……
「コレは……まさか……若返ってるのか……?」
山の中で見つけた謎の転生器によって、若返り、少年時代の肉体を得ることが出来た。
若返った彼は、
「とりあえず、ファイアボールでも撃つか」
また、ファイアボールを撃ち続けた。
彼は、100万回の転生を繰り返し、感謝のファイアボール1垓回を撃ち終え……いつしか、彼は、最強へと至っていた。
永き時を経て、ファイアボール以外の魔術に興味を持った彼は、山を下りて有名な魔術学院に入学する。
ファイアボールしか使えない彼は、学院の入学試験で、最低ランクのEランクをつけられてしまうが――
「なんだ、今のは、上級魔術《アドヴァンス》かっ!?」
「今のは、上級魔術《アドヴァンス》じゃない……火球《ファイアボール》だ」
彼のファイアボールは、既に、人外の域にまで至っていた。
生涯をファイアボールに捧げ続けた男が、普通レベルの魔術師が集う魔術学院でなにを為すのか。
とりあえず、彼は、今日もファイアボールを撃っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-09 18:00:00
105851文字
会話率:52%
初めての短編です。
これは、ある少年とある少女の小さな物語。
彼女はニューノーマルな世界の先になにを見るのか。
最終更新:2021-09-04 17:15:14
4194文字
会話率:52%
あめがきらいなおかあさん
ぼくはなにをおもうのだろうか
最終更新:2021-08-29 12:30:45
291文字
会話率:0%
なにをするでもない退屈に過ごす僕にはある一つの日課がある。それは夜の散歩で、それは毎日の閉塞感を一時的に開放してくれた。今日もいつものように出かけようとすると、ある少女が道に立っている。彼女は言う、「かくれんぼしよう」
最終更新:2021-08-26 23:43:43
14246文字
会話率:38%
「————なあ、リンファ。ちょいと頼まれてくれるか」
事の始まりは、女嫌いであるとして有名な王子、シグアのその一言であった。
リンドブルグ王国の第二王子にあたるシグアは、とあるご令嬢から婚約を望む熱烈なアプローチを受けていた。
しかし、当
の本人は大の女嫌い。
そんな彼は、なにを思ってか。
己の従者であるリンファ・メロジアに女装をさせ、想い人がいるからとその申し出を断ろうと試みる事に。
だが、彼は知らない。
実はリンファが男装をした令嬢であり、訳あって性別を偽ってシグアの従者を務めていた事を。
これは、本当の性別を偽って従者を務める男装令嬢のリンファと〝ど〟がつくほどの女嫌いなシグアによる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-26 11:52:31
11041文字
会話率:34%
なにを書いても途中で忍者が出てきたほうが面白いので諦めました
最終更新:2021-08-19 23:35:38
3433文字
会話率:13%
音楽と魔法が融合した演奏術が響き渡る世界で彼らはなにを感じるのだろうか。
「私はあなたの....」
キーワード:
最終更新:2021-08-09 15:14:38
407文字
会話率:34%
ひとりの生徒が遺書を残した。
『あなたをうらみます』
誰を、なにを、恨むのか書かないまま彼女は逝ってしまった、
そして、俺は出会う。
謎の少女、霧子に。
霧子に出会った瞬間から、人智を超えた戦いに巻き込まれる羽目になるのだった――。
最終更新:2021-08-03 18:25:46
1453文字
会話率:28%
2年前に母違いの妹をいじめた無実の罪で婚約破棄され、国外追放になった姉です。
隣国の魔法学園の教師として働き、さらに新魔法の発見で私は大金を手にしました。
それを聞き付けた元婚約者が私の元に訪ねてきてよりを戻そうとか言うのですがなにを考えて
いるのでしょう?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-31 20:09:33
1839文字
会話率:52%
「黒きファッションに身を包む『手品師〗の俺、まさにブラックマジシャン!!」マジックの動画をみるべくボタンを押したらパソコンに吸い込まれた真弥は、遊び人特有の運のよさでとんとん拍子に物事を進めていたが、野良の盗賊集団に襲われて殺されかけたこ
とをきっかけに、本能的に発動したスキルは、手の魔力に触れたものを消し去る「プトゥート」この技で相手の攻撃を消し去った直後に本能的に他のスキルも通用することを理解し見事撃退!!なにをやっても続かなかった 青年しんやが趣味の手品を異世界でも続けた結果、無自覚にもチートキャラとして成長してしまい、噂を聞きつけた強者とキャッキャウフフしたり、自分の実力を試してみようと興味のなかったダンジョンで冒険をしてみたり、色々な物事に挑戦しながらあらゆる方面で成功し、戦力を拡大をさせ、気づいたら国も無視できない存在に!ラストは次第に強さを増していくしんや軍勢に無茶苦茶な要求をしてくる老害クズ王との全面戦争!!自分の活躍が気に入らないクソ上司に悩むあなたにおすすめの一冊です。見事なざまぁをこうご期待!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-31 05:00:00
9491文字
会話率:34%
淡雪秀雄は、ごくありふれた大阪の中小企業の社長のおっちゃん。ある日目が覚めると、なんとアドルフ・ヒトラーと入れ替わっていた。「自殺は嫌やあ」おっちゃんの孤独な戦いが始まる。官僚主義、幹部間の確執、同盟国の利害と文化、総統権限をもってしても乗
り越えようのないカルチャーギャップが次から次へ襲ってくる。おっちゃんは無事に大戦を終わらせることが出来るか。
「なにわの総統一代記」は1998~1999年にNIFTY-Serve生まれました。当時、通信料金は非常に高く(電話代別1分10円)、投稿場所のリソースも貴重でした。自分だけの掲示板(PATIO)を持つ料金は、インターネットとの競争上どんどん下がっていきますが、当初は月額10000円を超えていた記憶があります。
当時は半角80字*25行がよくある環境。全角40字を使い切ると表示が乱れるので、37~38字で文節が切れようが切れまいが切ってしまうのがお作法。そんな時代に生まれたテキストデータでした。
SFフォーラム、特にRT(チャット)常連の皆様には本当にお世話になりました。あまり愛想のいいキャラクターでもないものですから、フォーラム運営ではあまりお役に立てず、せめて評判のいいコンテンツはFSF限定にしておこうと、1998年に「欧州戦記資料」を立ち上げたにもかかわらず、1999年末の完結まで創作系のコンテンツは有料のNIFTY-Serveに入らないと読めないようにしていました。その結果、この作品は最初から最後まで1行を惜しむNIFTYの流儀で書くことになりました。
現在では明らかになっている考証上の誤りを含め、脚注は増やしますが、「今ならこう書く」という類の書き直しは極力避けるつもりです。あのころの作者は、いまの作者とは別人ですから。
この小説はフィクションです。この小説の登場人物の多くには実在のモデルがいますが、それら人物の言動は架空の状況における架空のものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-28 20:04:55
295748文字
会話率:38%
自称コミュ症の俺、天野数多《あまのあまた》にはクラスで唯一話せる人間がいる。自称ネット小説家の大前香苗《おおまえかなえ》だ。
違う道を歩んでいれば学園のアイドルにでもなれただろう彼女はしかし、周囲の生徒から変人のレッテルを貼られている。
「放課後に! 駅前で! 私と天野君が二人揃ってなにをするか! それはズバリ――〝悪漢《あっかん》にナンパされて困っている女子を探し救う〟だッ!」
無理もない。なにせナンパの現場を探そうとか言っちゃうぐらいだから。
「――や、やめてください」
「いいじゃんいいじゃん! 俺らと楽しいことしようぜぇ」
……え、嘘でしよ? マジで見つけちゃったんだけど。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-22 16:42:28
6623文字
会話率:48%
「あの夏、貴方はなにを失い……そして我々は、なにを得たのか」
ドイツ軍のUボートの活躍により、潜水艦の有効性が立証され、各国は本格的な潜水艦隊運用に乗り出した。大日本帝國海軍において、数々の戦歴を遺し伝説とまで呼ばれた、一隻の潜水艦があ
る。
その名は、伊一四一型潜水艦。
日本軍の慣例として、成績上位の者は戦艦に勤務するのが通例だが、少将という階級でありながら自らその潜水艦長を志願した男『辻岡寛人』
時は変わって令和。量子力学の研究施設として国内最高峰と謳われるNARS。そこで秘密裏に研究を続けるNと名乗る男。海上自衛隊の教官と共に画策する壮大な計画と観測者の存在とは一体何なのか?
そして「ありがとう」から始まる、届く宛てのない手紙に綴られたメッセージとは……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-22 12:19:03
87778文字
会話率:43%