都市国家の第三王子、ユゼルは父や兄たちに嫌われて罪を着せられ、五千メートル下の大地へ流刑となる。
全人類は天空の島々「浮遊洲(ロフトランド)」に住み、大地は原野である。
流刑の後、樹海で川の生水を飲んで感染症になり、ユゼルは瀕死に。
凧で
滑空してそこに現れたのは、見知らぬ美少女メイド、チャット。
彼女の前世は現実世界の対話型AI、ChatMaiDだそうで、ユゼルには意味が分からない。
ともかく豊富なサバイバル知識により王子は命を救われる。
その後も続く過酷な自然との戦いと創意工夫。
王子とメイドのリアルな冒険。
異世界のロビンソン・クルーソー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 20:23:32
28335文字
会話率:22%
麗しく愛らしい。神に愛された美貌に恵まれた伯爵令嬢ミシェルは、口を開けばお下品でちょい死語ギャル。挙動はおっさんかと見間違う……いや、おっさんに失礼だ。信じられないほどガサツな残念美少女だった。
伯爵夫妻は必死に矯正しようとしたが叶わず
、猫を被らせることで隠し通してきた。
学園には通わせず、家庭教師をつけ、家庭教師の前では猫を被らせ、使用人は本当に信頼のおけるものだけにし、世間では、大切に育てられて滅多に姿の見せないご令嬢という評価を得させることに成功した。
夜会は基本的に各種感染症が原因で、ミシェルのみ欠席。
回避に回避を重ねてきた野生児ミシェル。
今回の夜会は、”出席させなければ、謀反を疑う”と前日に脅され、回避できずに、決められたセリフのみ話すように約束し、参加することとなった。
そんなミシェルが巻き込まれるトラブルに、決められたセリフで挑む!
のんびり更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 20:00:32
107160文字
会話率:55%
麗しく愛らしい。神に愛された美貌に恵まれた伯爵令嬢ミシェルは、口を開けばお下品でちょい死語ギャル。挙動はおっさんかと見間違う……いや、おっさんに失礼だ。信じられないほどガサツな残念美少女だった。
伯爵夫妻は必死に矯正しようとしたが叶わず、
猫を被らせることで隠し通してきた。
学園には通わせず、家庭教師をつけ、家庭教師の前では猫を被らせ、使用人は本当に信頼のおけるものだけにし、世間では、大切に育てられて滅多に姿の見せないご令嬢という評価を得させることに成功した。
夜会は基本的に各種感染症が原因で、ミシェルのみ欠席。
回避に回避を重ねてきた野生児ミシェル。
今回の夜会は、”出席させなければ、謀反を疑う”と前日に脅され、回避できずに、決めたセリフのみ話すように約束し、参加することとなった。
どうなる? 野蛮令嬢ミシェルと伯爵夫妻。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-12 18:16:44
3847文字
会話率:56%
―――鳥影射すと来客至る――
鳥インフルエンザ調査に赴いた神尾は、…
「鳥影」
―――鳥影射すと来客至る――
鳥インフルエンザ調査に赴いた先で、
感染症専門医の神尾は、ある感染症疑いの患者発生の報告に
外科医滝岡と共に対することになる。
ミステリ?というより、単に感染症が出てくるお話かもしれません。
テーマは人獣共通感染症(地味すぎる)
感染症専門医神尾と外科医滝岡のお話
連載ですが、短いです。
ミステリというほどのこともなく、
…ジャンル…どこにしたらいいんでしょうね?
※そして、大事なことですが、この二人同居してますが、
そして、こんなんですが、何もないのです。はい。
それはそれでどうかと思いますが。
※医療関係の描写がありますが、実際の治療方法などと異なる場合があります。
また、現実の団体等との関係はありません。フィクションですのでよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 19:00:00
13158文字
会話率:46%
アンデッド感染症によって旧来の秩序が破壊された日本。
衣食住や教育と引き換えに傭兵として働く奨学兵の私は感染症にかかり余命宣告を受けました。
生存の可能性を求めた私が足を踏み入れたのは、放棄された東京に出現し、その全域を支配する超広域ダンジ
ョン東京大迷宮。
アンデッド災害とは異なる第二の異変として出現したその領域は、旧時代のロールプレイングゲームを思わせる冒険者システムに基づいて運営され、モンスターが活動し、一人につき三つのクラス(職業)を与えられた冒険者達が活躍する異世界じみた場所でした。
チュートリアル担当の羊型モンスター、バロメッツたちのナビゲートを受けた私が手に入れたのは、世界初出現となる最高レアリティクラス、レジェンダリーベーカー。
Ꮚ・ω・Ꮚメー(ベーカリーのベーカー)
――パン屋さんだそうです。
荒廃世界に生まれ育った元少女兵が冒険者界隈でチートな飯テロパン屋さんとなって人心やモンスター心を惑わせたり、配信者界隈に顔を出して「てぇてぇ」と言われたり、降りかかる火の粉を鎮火したりしていくお話。
<作品仕様>
2022~2023年に掲載していた同名作品のリベイク(焼き直し)版。
最初のチュートリアル編は旧作と同内容(設定の一部変更程度)
15話からストーリー分岐(3月8日18時頃掲載予定)
登場人物女性ばかりでわちゃわちゃする話ですが、恋愛要素はなし。
カクヨムと並行掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 17:49:07
320441文字
会話率:28%
人を怪物にするアンデッド因子感染症の蔓延により政府が消滅、要塞都市と武装企業が台頭した近未来の日本。
衣食住や教育と引き換えにアンデッド掃討作戦や企業間紛争などに従事する女子奨学兵の『私』はアンデッド因子感染症にかかり余命宣告を受けまし
た。
生存の可能性を探るため『私』が足を踏み入れたのは、アンデッド災害で放棄された東京に出現し、東京全域を掌握した超広域ダンジョン東京大迷宮。
そこはロールプレイングゲームを思わせる『冒険者システム』に基づいて運営され、モンスターが活動し、一人につき三つのクラス(職業)を与えられた冒険者達が活躍する異世界めいた場所でした。
チュートリアル担当の羊型モンスター、バロメッツたちのナビゲートを受け、冒険者登録をした『私』が引き当てたのは、兵士職ソルジャーと埋葬者アンダーテイカー、そして世界初出現となる最高レアリティクラス、レジェンダリーベーカー。
Ꮚ・ω・Ꮚメー(ベーカリーのベーカー)
――つまり、パン屋さんでした。
荒廃世界に生まれ育った元少女兵が平和なダンジョン世界で魔性の飯テロパン屋さんとなって人心やモンスター心を惑わせたり、凶悪な銃やスコップを握って戦ったり、配信者界隈に迷い込んで「てぇてぇ」と言われたり、カップリングされたりしていくお話
<作品仕様>
全17万字程度・執筆済み(ひと騒動決着するまで)
基本は朝1回更新ですが1日2000字を切るような場合は2更新
登場人物女性ばかりでわちゃわちゃする話ですが、恋愛要素はなし
カクヨム・なろう同時並行掲載
<サブタイトルの顔文字について>
Ꮚ・ω・Ꮚメー (主人公の一人称視点)
Ꮚ・ω・Ꮚメメメー(主人公以外の三人称視点)
(>Д<)ゴゲー (掲示板回など)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-09 14:55:45
162041文字
会話率:28%
主人公「篠原 彩子(しのはら あやこ)」
前世:日本の50代スーパー看護師。医師とほぼ同等の医療スキルを持つが、家事能力は壊滅的。
転生後:25歳
性格:情に厚く、プロ意識が強い。「目の前の命には全力で」ということを信条にしている。
事故で
命を落とし、異世界に転生する。
---
目覚めたのは辺境の貧しい村。
そこでは病気も怪我も「祈る」か「簡単な魔法」「薬草」という状況だった。それは「病気」にはほとんど効果がなかった。
彩子は自らの医学知識を駆使し、応急処置や感染症対策を村人に教え始める。
彩子のいる村はアデルナ王国の辺境地、隣接には魔国、帝国が存在。
転生により魔法も使えることに気付いた彩子は転生前医療を取り入れながら村人や出会った人の治療にあたる。
万能ではないけれど、できる限りの知識と技術で新しい医療を確立していく。そんな彩子に対し王国、魔国、帝国が取り込もう、排除しようと画策する。
恋愛下手で家事壊滅的な彩子に、淡い恋心を抱く者も現れる?
一方で、彼女に救われた者たちの中から少しずつ「新しい医療の教え」を広めようとする仲間が現れる。
やがて「命を尊ぶ者たち」の小さなネットワークが生まれ、世界を少しずつ変え始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 05:59:53
183224文字
会話率:31%
あらすじですが…
今回は肩の力を抜き、読者の皆さんの反応をいただきながら書き進めていきたいと思います(^o^)
主人公は高校生男子です!
カテゴリは、SFファンタジー?パニックもの?(笑)
だいたい、次のような内容ではじめます!
突如
として南アフリカで発生した新型ウイルス感染症は、その致死率の高さゆえに、瞬く間に世界を恐怖のどん底に突き落とし、有効な治療法もない中、人々は次々と感染しては吐血して死んでいくのであった。
瀬神港に寄港した豪華客船、ステラ・ブリーズ号にて日本第一号の患者が発見されると、国内でも瞬く間に感染が拡大し、高校生のタケシが住む瀬神町にも瞬く間にウイルスがまん延してしまう。
政府のロックダウンの対象となった。瀬神町。
家族と生き別れたタケシは死を覚悟する。
が、やがてなぜか自分だけがウイルスに対しての免疫を持っていることに気づき、生き残った人々と共に外界との接触を試みるも、タケシらは、なぜか無表情な顔をした主婦の群れに命を付け狙われはじめる。
ときを同じくしてクラスメートのミクと再会したタケシは、その後も謎の集団から追われるはめになるのだが、そのときの二人は、まだ自分たちが世界を救う鍵を握る人物であることを知る由もなかった。
皆様からのご意見も承りながら、そのつど内容は考えてまいります!
乞うご期待(^o^)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 17:43:21
65364文字
会話率:36%
『西暦ではない2025年』。
コロナ感染症のロックダウンが明けた日本は、
度重なるテロの脅威から身を守るため、政府は『ある法律』の規制緩和を行った。
行わざるを得なかった……。
これは、東京都庁のお膝元にもかかわらず無秩序と化した歌舞伎
町で、
人々の暮らしをあるべき姿に戻そうと、孤軍奮闘する彼らの、物語である……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 15:55:41
117423文字
会話率:31%
「僕の描いた絵が本物になったらいいのに」
そんな夢を抱く絵描き好きな少年・織部緑光(おりべ ろくみつ)は、科学の発展によって可視化された人の魂の持つ「色」を重視する現代に生まれる。
情熱の赤色、ひらめきの黄色、冷静な青色etc…
それら人気
色と比べ、臆病と評される「緑色」の緑光だが、色に囚われず前向きな幼少期を過ごしていた。
時を同じくして都心では、人類を脅かした感染症のパンデミックとネット社会の相乗作用が、放置されたグラフィティから夜な夜な這い出して人を襲う落画鬼(らくがき)を満天下に知らしめる。
その悪鬼に唯一、太刀打ちできるのは、絵を具現化させる摩訶不思議な文房具で戦う、憂世の英雄・浮夜絵師(うきよえし)。
夜ごとに増える落画鬼の被害。それに決死の覚悟で挑む者への偏見や誹謗中傷がくり返されるネット社会。
月日の流れによって、夢を見なくなるほど「緑色」らしくなっていた緑光だったが、SNS上に浮上した「すべての絵師を処せ」という一文を目にし……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 06:04:00
185965文字
会話率:25%
平凡なIT企業の広報マン・佐藤ケンジが投稿した、たった一枚のエコバッグ写真。
しかし写真の女性が持っていたペットボトルが原因で、会社は「偽善企業」として大炎上。
「これくらい、すぐ鎮火するでしょ…」
そんな甘い考えは、地獄の始まりだった。
炎上対策のプロ・田村マリコが解決に乗り出すも、対策を打つたびに新たな炎上が発生。
SNSの正義の戦士たちは、次から次へと新しい「悪」を発見してはフルボッコ。
政府が規制しようとすれば「言論統制だ!」と炎上。
学者が研究すれば学会が炎上。
哲学者が分析すれば哲学界が炎上。
もはや何が正義で何が悪なのかわからない!
そして気づいたときには、炎上を止めようとする行為そのものが炎上の原因に…
「正義って、感染するんですね」
現代社会の闇を笑い飛ばす、新感覚SNS風刺コメディ。
果たして、この「正義の感染症」に終わりは来るのか!?
ランプ売りの青年(本編完結済み・外伝更新中)https://ncode.syosetu.com/s3434g/
惑星迷子(更新中)https://ncode.syosetu.com/n2072fs/
2.1チャンネルスピーカーズ(更新中)https://ncode.syosetu.com/n3192ho/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 22:00:00
6338文字
会話率:50%
以前、「なろう世界の狩猟とマダニに関する一考察」でマダニの総論的な生態を、「日本国内におけるマダニ由来感染症」で各感染症について投稿させていただきました。
今回は、マダニ種別ごとの生態と病原体保有状況について書かせていただこうと思います。
最終更新:2025-06-26 17:05:32
4773文字
会話率:0%
最近、マダニ由来感染症がマスコミ等でよく取り上げられるようになりました。毎年のことですが、レジャーシーズンになると日本各地でマダニ由来感染症の報告が相次ぎます。マダニに刺されなければマダニ由来感染症に罹らないことは当たり前ですが、では、日本
国内のマダニ由来感染症はどのようなものでしょうか。とりあえずまとめてみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 19:09:38
3239文字
会話率:0%
コロナ禍で登場したmRNAワクチン。mRNAワクチンは既存のワクチンとどう違うのでしょうか。また、なぜmRNAワクチンが作り続けられているのでしょうか。そのあたりの考察です。
最終更新:2024-11-01 16:49:40
4959文字
会話率:10%
◆ ロヒンギャ・キャンプ(バングラデシュ:コックスバザール)
•成立背景:ミャンマー軍によるロヒンギャ民族迫害。
•問題:人口過密(100万人以上)、感染症リスク、洪水・地滑りによる被害
最終更新:2025-06-08 20:25:07
3134文字
会話率:0%
平凡な中年男性・辻垣内は、ある日突然、尻の穴の異様な肥大化に見舞われる。当初は痔と疑うも、徐々に膨張していく肛門に不安を覚え病院を受診するが、原因は不明。腫瘍や感染症ではないにも関わらず、肥大は進行し、日常生活にも支障をきたす。激痛はないも
のの、異様な見た目と滲み出る悪臭を放つ液体に苦悩する辻垣内は、再入院するも原因は特定できず、症状は悪化の一途を辿る。
遂には、肛門が手のひら大にまで肥大化し、緊急手術が行われるも大量出血で失敗、辻垣内は死亡する。しかし、驚くべきことに、死後も肛門の肥大化は止まらず、病院は対応に苦慮する。遺体は異形の肉塊と化し、腐敗臭とは異なる強烈な悪臭を放ちながら増殖を続け、周囲を巻き込む事態となる。病院は焼却処分を試みるも失敗、制御不能な状況に陥り、この世のものとは思えぬ現象に翻弄される様を描く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 21:20:17
35272文字
会話率:7%
新型コロナウイルスの脅威で幕をあけた二〇二〇年。
瞬く間に世界を席巻した新感染症に、人類は治療薬の研究で対抗したが、難題が阻む。
重要な論文が暗号化され復号できないのだ。パスワードは論文の学者が墓へ持っていった。
この危機に立ち上がる、名も
なき五人のオタク仲間がいた。
「神様」からタイムマシンを与えられ、完成した論文を手に入れにバブル時代へと飛ぶ。
オタク文化も含めてレーワとショーワのギャップにとまどいながらも奮戦するが、やがて、隠された秘密と、忍び寄る魔の手に気づき始める。
果たして彼らはパスワードを持ち帰りコロナを打倒できるのか。
オタクタイムトラベルバブルの金字塔、今ここに爆誕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 15:05:10
235347文字
会話率:33%
退屈な日常は、ある日突然崩壊した。
世界中に蔓延する謎の感染症、襲い掛かる未知の生物達により、この世は地獄と化した。
感染者は死後生き返り、人を襲い次々と増えていく。
生存者は日々を生き抜くために、少ない物資を必死に集める。
そんな極限の世
界を、主人公は行き抜く。
※本作品は過去作「グレイ・オブ・ザ・デッド」のリメイクです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 12:03:20
37017文字
会話率:47%
森に住んでいた10歳の少女・ミサは、魔女を目指す魔女見習いの女の子。
ミサは街の子であるアニカと妹のエマに出会う。
ふたりはミサが「魔女になれる」と応援してくれた。
ミサはふたりを幸せにして、魔女になることを決意する。
しかし街では、人を
焼く『魔女狩り』が起こっていた。
苦しい現実を生き抜こうとする子どもたちのハートフル・ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 15:07:00
34113文字
会話率:44%
高校生の白野瞬は、都会で流行った感染症のために地方に一時的に引っ越す。
そこで出会ったのは、「首生(くびなま)」と呼ばれる特異な存在だった。
女子高生の姿をした首生の美しい見た目に心を惹かれた白野は、彼女に接近していく。
やがて交際を始める
、白野と首生。
表面的には、穏やかで微笑ましい時が過ぎていった。
ある日を迎えるまでは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 16:11:42
9810文字
会話率:47%
【忘れ去られた〝平成〟の村。謎の感染症におかされた青年は、刃を背負った少女に拾われる】
〝おやどり〟がいなければ、まともに歩くことすらままならない。それが、俺の身を蝕んだ奇病の症状だった。
見知らぬ場所、見知らぬ人たち。目覚めた俺は、自
分が誰なのかすらわからない。
パニックに陥る俺を助けてくれたのは、ひとりの女の子――はとちゃん。
日本のどこかにある山奥の秘境、蛍灯村(けいとうむら)で、かつて流行したという〝ひなどり症候群〟に、どういうわけか感染してしまった。
そんなどこの誰とも知れない俺の手を、はとちゃんは引いてくれた。
戸惑いながら、あたたかく迎えてくれた村のみんなとも打ち解けてきた頃。
〝iONウイルス研究所〟の所長を名乗る空閑清華(くがさやか)という女性が、俺たちを訪ねてくる。
〝ひなどり症候群〟の治療法研究に力を貸してほしいという彼女らに対して、村のみんなは、なぜか否定的だった。
その確執を前にして、俺はやっと知るんだ。
ここ蛍灯村が、〝ひなどり症候群〟の流行によって日本という国から隔絶され、いまだ〝平成〟の時代が続いている、忘れ去られた村であったことを。
※この物語はフィクションであり、実在する人物・地名・団体とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-26 00:31:54
30002文字
会話率:40%
**物語:花立の呪縛**
**私たちは何故気づかないのだろう。**
私は墓地に足を踏み入れるたびに、この疑問が頭をよぎる。静けさの中で手を合わせ、祈りを捧げながらも、気配を感じる。かすかな羽音。耳元を掠める蚊の存在。毎年のように虫除け
スプレーを忘れないように持参し、痒み止めもバッグに常備している。それが当然のようになっている日常に、どうして誰も疑問を持たないのだろう?
墓地には蚊が多い。それは皆が認識している。けれどその原因について語られることは少ない。ただ「蚊が多い場所だから」という表面的な認識が繰り返されるだけ。私はその理由を考え始めることにした。因果関係がそこにあるはずだ。それを解明することが、未来への鍵になるかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 19:40:23
1666文字
会話率:8%
.**墓地・霊園の花立と供え物の影響**
日本の文化に根付いた花を供える習慣が、蚊の繁殖を助長しているという主張が展開されました。墓地や霊園に設置された花立には常に水が供給されるため、ボウフラの発生源となります。具体例として、雨水
が溜まった花立や腐敗した花が放置されることで、蚊が無限繁殖し、感染症拡大のリスクが高まります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 21:07:18
1586文字
会話率:0%
「ねぇ、君、星好きなの?」
高校生の頃、宇宙飛行士を目指していた僕に、学校一の美少女が話しかけてきた。
意外な共通点を持っていた事に驚きながらも君と一緒に星を見に行く。
なんと、そこから付き合うことになった僕らは、幸せな日々を送っていた。
だが、宇宙飛行士になり、宇宙に飛び立ってからは遠距離恋愛になってしまっていた。
そんな中、スマイルクラッシュという感染症が流行し、君は一生笑えなくなってしまったのだ。
だが、まだ希望はあった。
それは、宇宙でしか調達できない「マルーンフラワー」という花があれば、その感染症が治るというのだ。そのニュースを聞き、僕は花を調達する役目に立候補する。
しかし、そこでは宇宙での色んな厳しい環境が待っていた―――
これは、宇宙✕SF✕恋愛の新感覚ラブストーリーです。
(この作品はカクヨムにも投稿しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 10:56:15
9325文字
会話率:38%
とある感染症が流行したときに、普段からマスクをつけることになった。
新しいクラスで友達を作りたいと思っていたけど、初めてのマスク生活は私の声を閉じ込めてしまった。
まったくしゃべらないわけじゃない。
でも、自分の声が、そんなに好きじゃない
って気づいた。
自分の声に自信がない。
自分の声で話すのが恥ずかしい。
そんな私は、高校三年になってもマスクを外すことができない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 18:10:00
21151文字
会話率:29%