20XX年、本当にその瞬間がやってきた。私は宇宙の管理者に1番目の魂の扉に入るよう指示され、扉を開け一歩踏み出したところで、宇宙の理の渦(深遠)の中に落ちていった。気付けば幼女に・・・これはもう立派な宇宙人として、この新しい星で使命を果たす
しかない・・・と思っていたこともありました。だけど使命を果たせるなら、自由に生きてもいいわよね? この知識や経験を役立てられるなら、ちょっとくらい傍若無人でいいってことよね? 暗殺者や陰謀なんて無関係に生きてきたのに、貴族の事情なんて知ったこっちゃないわ。早く産業革命してラブロマンスを書くのよ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 17:50:00
214357文字
会話率:13%
クトゥルフ×ブロマンスの異色ホラーサスペンス。「怪異の掃除人」シリーズ第三弾。
怪しい三十路男とお人好しの大学生男子が、時に軽口を叩き合い、時に背中を預けながら、名状しがたい怪異に立ち向かっていく。
きっちり着込んだスーツの上に不審者面が
乗っかった曽根崎は、知る人ぞ知る“ 怪異の掃除人 ”である。
警察では解決できない不気味な事件を専門とし、必要とあらばあらゆる手を尽くして“ 無かったこと ”にする。
そこにひょんなことからアルバイトとして勤めることになった大学生・景清は、今日も曽根崎に金をちらつかせられながら共に調査に向かうのであった。
【怪異の掃除人シリーズ】
「怪異の掃除人」
https://ncode.syosetu.com/n2626fi/
「怪異の掃除人は日常を満喫する」https://ncode.syosetu.com/n8793fm/
「続・怪異の掃除人」
https://ncode.syosetu.com/n0497fn/
Twitter(小話やら裏話やら短編やら)
→ https://mobile.twitter.com/koksan11
※「カクヨム」「エブリスタ」にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 12:00:00
655295文字
会話率:63%
クトゥルフ×ブロマンス(×ギャグ)の異色ホラーサスペンス「怪異の掃除人」……の日常番外編その2。
というか、Twitterなどで掲載していた短編の再掲載です。
「続・怪異の掃除人」の登場人物も出ていますので、ネタバレ注意。
怪異が消えると
ギャグだけ残る。
一話読み切り型。
「怪異の掃除人」
→ https://ncode.syosetu.com/n2626fi/
番外編「怪異の掃除人は日常を満喫する」→https://ncode.syosetu.com/n8793fm/
続編「続・怪異の掃除人」→https://ncode.syosetu.com/n0497fn/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 09:14:04
157021文字
会話率:71%
雨に紛れて、初めて君の声を知った――。
大学で出会った、不思議な透明感を持った人。なんとなく彼に興味を抱くも話しかけるきっかけが掴めなかった僕だったが、ある雨の日、偶然彼と二人きりになる。
最終更新:2023-06-13 01:00:00
2230文字
会話率:57%
アクション + ファンタジー + SF + ラブ = ストーリー
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あらすじ:
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セザールは、謎めいた過去を持つベテラン兵士。彼にとって、超自然的な存在や幽霊は日常的なものだ。彼は誰も覚え
ていない、ドラゴンとの残酷な戦争から世界を救ったが、帰還するとまた別の戦争に巻き込まれてしまう。アライアンスと帝国は、長年にわたりヨーロッパ大陸戦争を繰り広げている。セザールは、願いを叶えることができるが大きな代償を伴う宝石「コーデックス」を回収するための重要な任務で命を落とす。このコーデックスは、かつてドラゴンとの戦争を引き起こしたものである。しかし、彼は2度目のチャンスを与えられ、命を取り戻す代わりに、白い狐の少女の体で生きる選択をする。同じ顔を持つこの新たな体と、より深い謎がこれから明らかにされる。彼は妹を救い、失われた家族を見つけ、死後も彼を悩ませ続ける過去の謎を解き明かすことを目的として、この運命を受け入れる。
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出版:
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新しい章は毎週金曜日に更新予定です。
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著者のコメント:
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この小説は、過去の世界観と伝承の構築に重点を置き、長く詳細な戦闘、忘れ去られた戦争の謎、複雑な対話、そして背景を持つキャラクターの複雑な関係を描いています。また、家族の絆、喪失と受容の強いテーマもあり、いくつかのモンスター娘たちとの興味深いハーレム(プロットに重要)や、少しのスライス・オブ・ライフやロマンスも含まれています。
もともとこの物語はビジュアルノベルとして構想されていたため、多くのキャラクターが同時に話す場面が存在します。そのため、キャラクターの切り替えや誰が話しているかを簡単に識別できるように、異なる形式を採用しました。
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人工知能の利用について
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日本語は私の母国語ではないため、作品に誤りがあるかもしれませんが、あらかじめご了承ください。
翻訳には人工知能を使用していますが、プロットや展開はすべて私自身が従来の方法で作成したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 06:52:23
5522文字
会話率:63%
【TOブックスさんより書籍版第4巻発売中ですよー!】
西洋と中華の文化が入り混じる異世界。その片隅で生まれた麒凰(きおう)帝国・菊乃井伯爵家の一人息子、鳳蝶(あげは)は五歳にして終わっていた。太り切った体型に加えて、味方はゼロ。しかも、突然
現れた弟・レグルスには将来、爵位継承権を巡って殺されるらしいのだ……。武器は、突然生えた日本人としての前世の記憶「料理と裁縫」のみ。そんな中、成り行きで弟を育てることになった鳳蝶だったが――「私の弟、超可愛いんですけど?」――気づけば兄バカ全開に!? ひよこな弟のため、知育玩具を手作りしたり、茶碗蒸しを開発したり。前世の特技・家事力を総動員して、荒れた領地もコツコツ改善! 小さな一歩が神々まで巻き込み国まで変えていく、幼き兄弟の領地経営ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 06:00:00
2172258文字
会話率:37%
小説家・末那識 晴人(まなしき はると)は、生まれつきこの世ならざるモノを視る目を持っていた。けれど視える目を持っているだけで、全く何も出来ない晴人は常に怪異に命を脅かされる存在でもある。
そんな晴人を助けてくれるのは、いるだけで悪
霊も怨霊も消し飛ばすが、まったくなんにも視えない感じない、かかりつけの鍼灸師で幼馴染の瀬織津 思慧(せおりつ しえ)だ。
ある時、思慧の経営する治療院に陣中見舞いに出かけた晴人は、そこに思いがけないモノの姿を視て――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 07:00:00
140749文字
会話率:39%
「君、将来、僕のこと殺すんだ。そう決まってるんだよ」
そう言われた側の少年と、言った側の少年のお話。
*カテゴリーがちょっとよく解りません。
最終更新:2021-10-22 22:29:38
15223文字
会話率:28%
メキシコ人の青年アレックスは、母親が日本人男性と結婚した後、日本に移住します。 言葉と文化の壁に適応するのが難しい彼の人生は、彼が日本語で歌っているのを聞いた音楽クラブの教師、あかり先生に誘われて、彼の失踪を避けるためにボーカリストを必要と
しているクラブに誘われたことで人生が一変する。 アレックスは自信がありませんが、ユニークな個性を持つ 4 人の女の子を受け入れ、参加します。彼女たちはチームとして働き、違いに直面することを学ばなければなりませんが、ロマンスの可能性も生まれます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 22:07:10
32094文字
会話率:26%
日常モノ×怪異退治モノ。
陽之戸国の都、貴墨に住む三流作家の丞幻(じょうげん)はある夜、祟り神が出るという噂の荒れ寺で男を拾う。
埋められていた土の中からずるずると這い出て、力尽きたように倒れている男を見て、丞幻は思わず呟いていた。
「――あらやだ、ネタだわ」
これは、怪異を見聞きする力を活かして関わった事件を小説にしているものの、いまいち売れない三流作家が愉快な仲間達と共に(次回作のネタの為に)怪異に挑み。
美味しいものに舌鼓を打ち。
賭博ですってんてんになり。
はよ次を書けと、版元に物理で尻を叩かれる。
そんなお話である。
※キャラはコミカル、ホラーはまったりな、なんちゃって和風怪異モノです。よろしくお願いします。
※話の展開上、人の売買や殺人・強盗などの犯罪行為をする描写がある場合があります。
この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
※ノベルアップ+様で先行公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 16:48:46
783591文字
会話率:42%
2005年平成17年。ある夏祭りの日。小さなボロいお社でお参りをした時、彼女は名前を失った。■■■■。彼女の名前は己の口からも、他者の口からも自分の名前は聞こえなかった。やがて彼女の明るさに影がかかっていく。あれから五年後。夏の日、中学三年
生となった彼女■■はある怪異と遭遇。その怪異と遭遇した後、男性に助けられる。彼は直文と名乗り、持てる力を持って彼女を守ろうとする。
これは守り守ろうとする半妖と少女の物語。
簡潔なあらすじ
狙われる少女を彼ら半妖が守るお話です。
※カクヨムと重複投稿
※創作怪談があります。怖くないと思います(主観)
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません
※筆者の調査不足により、なんちゃって平成時代になっている可能性おおいにあり(捏造とも言う)
※まだ未熟な部分がありますが、楽しんで読んでくれると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 13:43:41
551170文字
会話率:38%
レストラン「海の星」。料理の腕は抜群のオーナーシェフ、ちょっと口の悪いパティシエ。そして、つまずきながらも日々経験を積んで仕事に向き合おうとしている接客係。
「海の星」を訪れる人々と四季の料理の物語。
(※連作短編形式。とにかくお仕
事しています。第10話(60部分)で一区切り。以降から恋愛編スタート)
【関連作品】
「ビューティフル・ティー・タイム」(小説家になろう)
「瞬く間に夕陽」(小説家になろう)
「落ちない男が言うには」(ムーンライトノベルズ※R18)
「恋人になる午前三時」(ムーンライトノベルズ※R18)
(カクヨム・エブリスタ・ステキブンゲイにも掲載あり)
※実在の人物・団体とは関係がありません。フィクションです。
※2020.5.20 「宇宙の花びら」より改題
※遥彼方さんの「冬のあしあと」企画参加作品
※感想欄ネタバレあり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 11:00:34
1334639文字
会話率:34%
平民出身の勇者と公爵令嬢の身分差ロマンスとか成り上がり英雄譚とか書いてみたかったのに駄目だった。
最終更新:2024-11-24 08:35:24
51052文字
会話率:57%
今時の流行りじゃございませんが、若干八歳の凄腕ハンター少女と、見た目はメガネの青年、中身は老人の伝説の聖剣が、時どき変な海賊やら何やらに絡まれながら、探し物を求めて旅をする冒険活劇。
今日は西に明日は北に、海千山千乗り越えて、時々賞金首を捕
まえて、今日も凸凹コンビの旅は続く。果たして探し物は見つかるのか?
歳の差数百歳以上のキャルとセインの冒険譚をお届けします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 22:15:45
11073文字
会話率:46%
不運な魔女は愛されたい!?
〜魔法の宝石が紡ぎ出す出会いの物語〜
★第1部★
【声を封じられた引きこもり魔女と、獣人にされたヤンデレ騎士のラブコメ逃走旅!】
①トアル獣人騎士
「お前を何者からも守ろう。誰からもお前を傷つけさせたりはしな
い」
②トアル猫獣人
「僕と恋人ごっこする?優しくするよ?」
③トアル皇太子
「愛しの婚約者よ。俺と共に帝国の未来を掴もうではないか」
引きこもり魔女アーリアは、師匠の屋敷を訪ねた先で師匠を脅迫する怪しい集団と遭遇した。咄嗟に師匠の危機だと判断したアーリアだったが、持ち前のどん臭さに加え空回りの言動の末、怪しげな魔導士に呪いをかけられて声を封じられてしまった。
頼りにしていた師匠からは見放され、しかも身代わりとして囮とされた挙句、屋敷から放り出されてしまったのだ。
声を出せぬアーリアは魔術も満足に扱えぬまま、怪しげな魔導士とその手下の獣人たちに追われるハメに……!
『うそぉ⁉︎ ヒドイよ、お師さまぁ……!」
逃走旅の最中、遭遇した獣人の騎士。更には、敵であるはずの獣人や味方となった獣人騎士からの意味深な言動の数々に、恋愛能力ゼロのアーリアもついうっかりトキメイテしまう事もあって……⁉︎
ラブコメあり、シリアスあり、逆ハーレム要素もあり⁉︎ ラブロマンス(?)ファンタジーを是非お楽しみください!
★第2部★
「魔女と北国の皇子」は81話からどうぞ!
またまたトラブルに巻き込まれたアーリアは北の帝国エステルで俺様皇太子や悪役令嬢に振り回されます。(※ラブコメ要素倍増中です!)
★第3部★
「魔女と塔の騎士団」は190話からどうぞ!
二年半もの間、放置していた『東の塔』を訪れたアーリア。しかし、そこにはアーリアを主と仰ぐ騎士たちが待ち受けていた。(※恋愛感情拗らせ中⁉︎)
★第4部★
「魔女と狂気の王子」スタートしました。
一話完結型ではなく、読み進み型の異世界ファンタジー小説です。設定はゆるゆるです。生温かい目でお楽しみください(*'▽'*)/
注意1:残酷表現が含まれる話があります
注意2:R15に引っかからない程度のイチャラブもあります(当社比)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 12:02:08
2834527文字
会話率:47%
古代インドに語り継がれる叙事詩「ラーマーヤナ」、ヴィシュヌ神の化身「ラーマ王子」の愛する「シーター妃」を奪還するために耗発した羅刹王《ラクシャーサラージャ》「ラーヴァナ」との戦の末、羅刹王が敗北者となり、王子と妃が運命の再開を果たした...
もしこの物語は運命によって定められたとしたら、それに抗えないだろうか。
時は現代日本、ある女子大学生「椎谷・蘭華《しいたに・らんか》」がラーマーヤナの物語(世界)に巻き込まれ、滅んだはずの羅刹王との出会いでなぜか日本のぶらり旅をすることに?
ロマンスありバトルありの過去と現在が交錯する新感覚ローファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 17:50:00
403879文字
会話率:16%
ある事件がきっかけで天使の遺伝子(エンジェルコドン)を組み込まれた女子高校生のアレッタは、突然転入してきた少年ロイが天使であることに気づく。その時町では、死んだ天使が発見されるという奇妙な事件が起き、さらにアレッタの親友オリビアが行方不明と
なってしまう。アレッタは行方不明になったオリビアを助けるため、人間から天使になれるという"ヘイロー研究所"へ向かうことに。そこには、歪んだ考えに囚われた天使の、とんでもない研究が行われていた! 眠っていたアレッタのエンジェルコドンが覚醒する時、親友を救うことはできるのか。美しき天使と勇敢な少女が織り成すダークロマンスファンタジー。
この作品は、カクヨム、アルファポリスにも掲載中。
「天使のコドン」の試作です。手応えがあれば、「天使のコドン」か続編を作成予定です。恋愛要素が多めの作品となっております。どうぞお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 12:30:38
5055文字
会話率:25%
月がそのピークに達するとき、狂気が地球の表面を歩くだろう。
謎と正気のはざまで揺れ動く世界で、月の深紅の輝きは悪夢の時代を告げる。日常的な物体が怪物へとねじ曲げられる。自然は野蛮になる。そして人類は?彼らの最も暗い感情は、はるかに悪いもの
を呼び覚ます......。
ジアンは平凡な作家であり、小説中毒者だった。今、彼女がかつて知っていたビクトリア様式のモダンな時代は、恐怖に悩まされている。堕落した人間や日用品から生まれた血に飢えた怪物が地上を徘徊している。
これは彼女の生き残りを賭けた戦いである。狂気そのものとの戦い。
これはPARADISE最後の生き残りの伝説である。彼らは共に暗い謎を解き明かし、ゾッとするような怪物に立ち向かい、心の奥底から湧き上がる力を呼び覚ます。しかし、一歩一歩進むたびに、正気のもろさという重い代償が明らかになる。本当の怪物は誰なのか?
期待すること
- ゴシックとヴィクトリア朝モダンをテーマにした、スローバーン・アクションのグリムダーク・ファンタジー。
- サイコスリラー、ミステリー、ホラーの融合。
- 終わりなき戦い
- 登場人物の内なる悪魔やトラウマと結びついた、感情に左右される力。
- エクイの育成とシステム
- 小さなロマンス、多くの友情と仲間意識
- ソウルライクやホラーゲームにインスパイアされた、リッチで雰囲気のある世界構築。
- 緊迫した対決、心臓が止まるようなクリフハンガー、深い欠点のあるキャラクター。
- 複数のMC、ジアンだけが主人公ではないが、物語は彼女から始まる(たぶん少し)...。
真紅の輝きの中に足を踏み入れる準備はできているか?狂気が待っている。
作者注:皆さん、こんにちは。実はこの物語を満月の時期に投稿しているんだ...。この物語を気に入ってくれて、できるだけ多くのコメントやレビュー、評価を残してくれることを願っています...。そして、ポップコーンを食べるのを忘れないでね...。
引用 「魂の最も暗い深みにおいてのみ、鎖は断ち切られる......。我々は狂気と戦う人間なのだから!」
テーマ 「贖罪」...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 09:37:05
4744文字
会話率:4%
(週一更新。よく遅れます。)
国と国とを隔てる雲海を、飛鯨船(ひげいせん)が征するようになって幾星霜。
かつて、この世は一つきりで、神々の戦争で二十に切り分けられたというけれど、神様の名前なんて、魔法使い以外はもう誰も覚えていやしない。
そ
んな神秘の魔法使いの国だって、鎖国を解いてからは留学がトレンド。
アトラス神を先祖にいただく皇子アルヴィンもまた、異母兄姉にコンプレックスを持つ『特別になりたい少年』でしかなくって、けして『選ばれしもの』ではなかったのだ。
──そう、その日までは。
多重海層世界。
世界を鳥瞰した学者たちは、列なる二十もの海と大地を、そう定義した。
魔女の予言が残った最下層、フェルヴィン皇国の末皇子アルヴィンは、優秀な異母兄姉の存在にコンプレックスを持つ14歳。
留学も失敗して鬱屈とした日々を送っていたある日、謎の一団に城が占拠され、囚われの身になってしまう。さらには、分身である魔人『ミケ』の命と、自らの頭蓋骨を盗まれてしまった。
冥界に堕ちんとしたそのとき、預言に従い『星』の宿命を負って蘇ったが、しかしその肉体は、神の炎に焼かれていて──。
自らの頭蓋骨をもって、人類根絶の使徒として甦った憧れの英雄ジーン・アトラスに対峙するアルヴィンは、肉を焼く灼銅の鎧と、獣の咆哮をもって立ち向かう。
一方そのころ。
市井では、やけに肝の据わった魔法使いの若者が途方に暮れていた。
「魔法使いの国行きの飛鯨船がサァ……そこらへんの丘で低空飛行してねえかなぁ……」
「そんな都合のいいこと、あるわけないじゃん」
やがて魔法使いサリーは、なし崩しに、皇子奪還に命をかける羽目に……。
海外の児童ファンタジーみたいな王道ヒロイックサーガを意識しています。『人間讃歌』と『その血の運命』って感じの異世界ファンタジーです。
(テーマは、愛と絆と神話と魔法。あと少しの【メメントモリ(恐れず生きよ)】の精神。)
(『昔読んだ海外児童書みたいなファンタジー読みたぁい!』から生まれた、泥臭いファンタジー活劇です。)
(この世の神話を異世界で再構成。序盤はギリシャ神話がベースです)
(テンプレも好きだけど、たまには王道もね! )折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 23:20:49
659940文字
会話率:30%
いたって普通のド直球王道ハイファンタジーです。
世界が球じゃなくて面だったり、海の底が空の上に繋がっていたり、エルフとかはもう滅んでいるような世界観です。
こちらのバージョンは、カクヨムにも投稿しています。
最終更新:2024-04-27 20:00:42
167104文字
会話率:38%
とある長編小説の「序盤で主人公を助けるために死ぬ」ヒロインに転生したと気付いた私は、生き残るために主人公を……売り飛ばす。
そして目下迫った、故郷の滅亡のために、物語で主人公と敵対する悪役の求婚を受け入れる条件を出した。
最終更新:2024-11-21 22:17:51
8100文字
会話率:18%
現世と過去生が交わる第一部。
遠い過去を呼び起こす第二部。
帰還か転落か、来世が繰り広げる第三部。
そして、その先に──信じること、裏切ること、許しあうことで迎える真の結末。
これは、堕ちた女神と、禁忌を犯した神の末路を描く長編小説。
時は、現世より始まる。
世界に君臨する城の姫と、その姫を護衛する一流剣士。
婚約者の帰城を待つ姫。
研究所の君主と、ひょんなことから宿屋の居候になった男。
おとぎの国かのような城の嫡男と、美形と名高い双子の弟──それぞれは己の正体を知らず、各々の困難と懸命に立ち向かう。昔々に背負った因果を抱えながら。
あれは、『愛と美の神』と悪魔の子が出会って起こった悲劇。
大神は神々と精霊体に命を下す。──発動されたのは、『女神』”回収プログラム”。
自ら堕ちた神は、悪魔の子により地獄の果てへ着々と向かう。
大神の命を受けた神々と精霊体は、人となり。輪廻転生の輪に組み込まれ、苦しい魂の修業が始まる。使命を遂行し、三回転生後に天界へ帰還せよ。
人となった神々と精霊体は、一度その生を終える。それらの経緯は『伝説』と『絵本童話』となり、二度目の生を送る時代に残った。
大神の命を受けた神々と精霊体、自ら堕ちた神、そして悪魔の子は人々に紛れ同じ時代に生きている。
点と点が繋がり、線となり。渦となって動き出す。
運命に逆らうのか、受け入れるのか。自ら堕ちた神は、地獄へと落ちてしまうのか。
女神が誰かと知ったとき、幸せは一度崩れ。そして、女神の『最後』の決断を知ったとき、『幸せ』とはなにかとさまようことだろう。
最後に女神は微笑む。
『永い永い願いを叶えることができた』と。
なにが幸せで、なにを祈り、なにを望むのか。真の『幸せ』を探し求めて、『その先に』。
大切な人を、大切なものを守りたい──。
あなたの、大切な『もの』は何ですか。
★=イラスト有。他小説サイトでも連載中。
友情、愛情、愛憎、家族などを通して神々の行く末を描く中世ファンタジーの皮を被ったヒューマンドラマです。
未成年の性、近親相姦を含むストーリーですが、推奨はしておりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 19:05:41
966255文字
会話率:29%
ナナは男日照り〇年のファイター見習いである。男寄せに、かわいい系のマジシャン見習い・マユを連れて今日も元気にイケメン・ウォッチング。そしたら発見しました、街角に佇むロマンスグレー。こんな機会、めったにないぞ、と思って近づいてみたら、突然、
唾をくれといってきた。変態かよ。
ふ ざ け ん な !折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 05:00:00
101797文字
会話率:52%
つい先日の大炎上から学びを得てみたい。
キーワード:
最終更新:2024-11-19 20:34:51
1774文字
会話率:9%
幽霊、妖怪、悪魔――人ならざる存在にして、人を凌駕し、人をおびやかすものたち。それら『怪異』の実在が証明されてから約八十年、人類と怪異は時に対立し時に共存しつつ、互いを日常の一部と認識していた。
公益財団法人東京都特殊文化財センター職員
の根岸秋太郎は、怪異が棲まう邸宅、都指定特殊文化財『音戸邸』の担当者となった。そこで彼は音戸家の家令兼使い魔、猫又のミケと出逢うのだが……。
異なる歴史を歩んだもう一つの“現代”東京を舞台に、怪異達の緩やかな日常と血みどろの闘争が交錯する。混沌秩序、<カオティック・オーダー>の時代を謳歌せよ!
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません
※「カクヨム」にも投稿しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 22:22:34
351875文字
会話率:37%